王宮の書庫で働くイザベラは、別名「鬼のシャーリー女史」として恐れられている。そんな彼女が雨宿りをしていると、びしょ濡れの青年が駆け込んできた。タオルを貸したことから少しずつ2人の関係が変わってきて…?
梅雨をテーマに書いた作品です。
あっ
さり終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 21:08:40
4387文字
会話率:50%
「集中したら周りの音が聞こえなくなっちゃうとこも、すぐに脈略すっ飛ばすとこも、爪切るのが恐ろしく下手なとこも、俺と7歳差なことも、ちょっと気抜いたらすぐ食器溜めちゃうとこも、緊張しないくせにわりとよく失敗するとこも、その他諸々全部、一旦忘れ
てくれない?」
「――まった、待った待った。急になに??」
29歳と22歳。保護者とその子供。あるいは、ただの女と男。その日もまた、なんてことは無い、麗らかな春が続いていくはずだった――
ねぇ、景子さん。私は、あなたの宝物に、私たちと同じ寂しさを味わってほしくなくて。こんな未熟な私でも、きちんと維澄を幸せにできるように、ただ必死に毎日生きてただけなのに。こんな事態に陥るだなんて、ひとっっかけらも想像していなかった、私が悪いんでしょうか――?
これは、天の声が紡ぐ恋の物語である――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 02:32:51
10507文字
会話率:44%
「わたくしの名前はイェリーベル・シルターナ。あなたの依頼主であり、協力者であり、そして、華麗なる共犯者よ」
そんな彼女の言葉と共に始まった、公爵令嬢と冒険者の雇用関係。
だが、それは予想打にもしない依頼内容だった――
「契約にこ
んなことは書かれていなかった…!詐欺だッ!契約違反だッ!このペテン師めッ…!!!」と喚き叫ぶ哀れな子羊と、「きちんと明記されていますわよ。ほら、ここ。よく見なさって」と微笑みながら、問答無用で言うことを聞かせる策略大好き令嬢、イェリーベルの謀です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 22:44:40
11391文字
会話率:33%
「本当の愛を知ってしまった」という理由で、第一王子に婚約破棄されてしまった侯爵令嬢ガーネット。
更に命じられたのは、12歳のひきこもり第二王子――ラズリスとの罰ゲームのような婚約だった。
状況を憂うガーネットは、第二王子を懐柔し理想の王に育
てようと決意するのだが……
あら、近づいてみると意外に可愛い。氷の令嬢と呼ばれていても、ついつい頬が緩んでしまいます。
ちゃんと教育すれば物凄く優秀で…よく考えなくても、第一王子よりも優良物件なのでは?
姉のような気分で接していたけど、どんどんかっこよく成長しちゃって――こんなの反則です…。
えっ、今更復縁したいとおっしゃられても……今の私には素敵な婚約者がいるので、謹んでお断りいたします!
隠れ有能年下王子×真面目系天然令嬢の、政略結婚が本当の愛へと変わるお話。
12歳編、14歳編、16歳編の三章予定です。
現在1章まで完結、2章を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 22:41:13
158605文字
会話率:32%
時は平安。
当代の若き帝の後宮は、左大臣家と右大臣家、双方の姫が日々ドロドロの争いを繰り広げる、何とも名状しがたき空間と成り果てており。
その環境をどうにかして緩和すべく、内大臣家の長女貴子、このたびめでたく女御として入内することとなりまし
たとさ。
「わたくしの役目は後宮環境の改善であって、寵愛は期待されていないから、そちら方面は気楽だわー」
などと呑気に構えていた貴子でしたが……その思惑は、他でもない帝により、一瞬で崩されることとなるのでした。
*舞台は平安時代風味です。
*基本的に一話完結のエピソード集で、時系列順に投稿予定。ただし不定期更新のため、予約投稿時以外は完結表示とします。
*年下ヒーロー×年上ヒロイン(二歳差)がメイン。苦手な方は回れ右で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 18:00:00
15210文字
会話率:60%
使用人のエデニアは、帝国で有名な資産家の屋敷に勤めている。エデニアは己の主人の男が嫌いだ。それにもかかわらず黙って大人しくその男に仕えているのは、4年前のとある出来事の罪滅ぼしのためだった。◆卑屈で生意気な使用人の女と、偉そうで意地っ張りな
金持ちの坊ちゃんが、昔の過ちと不幸のせいでギスギスして地獄みたいな関係になった後、4年越しに歩み寄って変わるおはなし。全4話。
※作中に登場する怪我およびそれに関する描写は全てフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 11:51:05
30252文字
会話率:62%
【5部分・1万3千字の短編です。本日中に完結します】
春の日、ウィンゲート候爵家令嬢エステラは婚約者の浮気疑惑を耳にし、思案にくれていた。3つ年下で幼馴染の貴公子アンドリューはそんな彼女を深く心配する。
それから三月が過ぎ、エステラ
は卒業記念パーティーで婚約者モーガンから、「エステラが不貞を犯している」と婚約破棄を宣告されてしまう。
そのうえ彼は、「エステラの不貞により心を痛めたせいで」真実の愛に出会ってしまったらしく、その女性と結婚するのだと。
彼の仕組んだでっち上げの罠からエステラは抜け出すことができるのか──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 22:13:15
13261文字
会話率:56%
滅亡間近の別の地球から来るは『英霊』と呼ばれる存在を駆る者達。
在る者は自らが来た地球を護るために、在る者は己が欲望を果たすため、それぞれの思惑を抱き、英霊使い達の戦いがはじまる。
どの様な英霊が現れるのか、はたして…
超美人の未亡人の
英霊使い、綾に妄想力豊かな少年、哉牙が助けられる。
本来なら発現しない英霊の力を発現する哉牙。
次第に英霊達の戦いに巻き込まれていく。
綾に一目惚れの哉牙。
はたして、戦いの行方と哉牙の恋の行方は?
綾と哉牙、2人の目線から物語をお送りします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 20:02:17
5465文字
会話率:21%
【完結保証します】
艶のある長い髪は貴族令嬢にとって美しさの象徴。しかし子爵令嬢のレベッカの髪の毛は他の御令嬢に比べて短くて、美しいとは言えなかった。昔婚約破棄をされてから浮いた話もなく、一人で生きていこうと決めていた彼女は魔法省で真面目
な事務員として働いていた。
「俺はあなたを愛しています!」
天才魔法使いとして入団してきた新人レオンに急に告白され……それを拒否するが、彼は全く諦める気配はない。レオンの話を詳しく聞くと、実は昔命を助けた少年だった。
それからも「レベッカさん!レベッカさん!」とまとわりつくレオンを迷惑に思いながらも、ストレートに愛を伝えてくる彼に次第に心惹かれていく…….。しかし、レベッカはレオンの気持ちに答えられないある理由があった。
年上訳ありヒロイン×年下可愛い系ヒーローの年の差ラブストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 18:21:06
106886文字
会話率:52%
第一王子の婚約者だったガブリエラ(16歳)だが、別の恋人とができたという理由で大勢の前で婚約破棄を言い渡されてしまう。加えて、第一王子は何故かガブリエラを苦しめたいようだ。戦争に明け暮れる"気狂い王子"と名高い第二王子(
14歳)との結婚が決まり、あれよあれよと家を出ることになってしまった。北の大地に一人送られ、そこでは隣国との戦争が続いている。第二王子は結婚式もすっぽかし、一度も会いに来ない。
しかしガブリエラは剣の天才だった。性別を偽って兵士になり、華々しい戦果をあげてしまう。そして第二王子にも目をつけられ……。
全26話で完成済み。基本正午に毎日予約投稿です。合計11万字ちょっと。
リョナ表現はありませんが、ややグロっぽい描写が時々あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 12:00:00
120208文字
会話率:52%
髪や瞳の色が重要な意味を持つ世界で、地上を治める祝福の女神の色を持って生まれたカリスタスと、地底を司る死の男神の色を持って生まれたプラネラ。
黒い髪、黒い瞳を疎まれているプラネラは、カリスタスと出会い、ひと夏を親しく過ごす。以来ふたりはペン
フレンドの関係だった。
2年遅れで入学した学園でカリスタスと再会したプラネラは、カリスタスの内面から溢れ出るような美しさを羨みながらも、再び恋をする。一方でカリスタスは自身の脆弱さを嘆いていた。
綺麗な男の子と醜い女の子、劣等感だらけのふたりの恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 23:43:36
17206文字
会話率:30%
父に捨てられた娘は、行儀見習い先である北の辺境で、騎士をめざすひとりの少年と出会う。
ふたりは心を通わせ、やがて恋仲になるが、戦と少年の叙任をきっかけに、互いの相容れない運命を知る。
最終更新:2022-03-24 20:00:00
23051文字
会話率:18%
婚約者に浮気され罪を捏造され、あっさり婚約破棄されたシャーロット。
しかしそれだけでなく、一家で国外追放されてしまった!
隣国に移住し逞しく暮らしていたら、ひょんなことから爵位を賜ることになった。
そしてそれを記念したパーティーに幼い王子が
来たが……なんてこと!全然可愛くない!なんて生意気な子なの!
近寄らないようにしようと思ったのに、なんと王妃様直々に王子の遊び相手に抜擢された!
わかりました!ならばその根性、叩き直させていただきます!
生意気年下王子と運がないけど強い少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 17:23:50
102470文字
会話率:46%
小夜(さよ)はサバイバルすることになった。
目覚めると珍獣はびこるヤバい森だったから。道中出会った記憶喪失の少年と共に、小夜は少年の記憶と家に帰る方法を求めて歩き出す。熊とか蛇とか食べながら。
その頃王国では、召喚したはずの不在の聖女を探し
ていた。
*2017年投稿作・作者は同一です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 21:00:00
114382文字
会話率:39%
子爵令嬢エルダの恋は、唐突に終わりを告げた。
父の借金によって家は没落し、大好きだった婚約者に見放されてしまったのだ。
いまや、生きていくのも大変なほどの貧乏生活。
借金返済のために、豪商として有名なバローナ商会で働きはじめたエルダだった
が、ある朝目を覚ますと見知った男と同じベッドで寝ていた。
「え……なんで私、副会長と……?」
己の身に何が起きたのか思い出せず、悶々とした日々を過ごしていたが、ついに借金のかたに売られることになってしまう。
これは記憶のない一夜から始まる、二度目の恋の物語。
※こちらは前作『幽霊殿下とわたしの秘密のおしゃべり』のスピンオフ作品です。
前作を読んでいなくても楽しんで頂ける内容になっております。
※アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 18:19:39
40011文字
会話率:42%
ハウゼン伯爵家の次男クリストフには当然、兄がいる。次期ハウゼン伯爵を次ぐリヒャルトだ。
兄には幼い頃から心に決めた人がいる。
いるにも関わらず、家の利益を優先する縁談が舞い込んできて...?
「婚姻を解消したいのはこちらの方ですが。」の蛇
足です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 18:00:00
5663文字
会話率:31%
2年前突然聖女の力を失ったクロエは、今は自分に代わって国一番の聖女となったアイシャの付き人として「聖女のだしがら」と呼ばれていた。
力を取り戻す気配が無い事を理由に王子から婚約破棄されて酷く傷付く。しかし英雄、勇者ルカにかつて孤児だった
自分を救ってもらった恩返しをさせて欲しいと請われて屋敷に迎え入れられた。
教会から離れて自分の幸せを少しずつ見つけ始めていた中、婚約破棄を言い渡したはずの王子が現れる。さらにクロエの実家の没落の背景に聖女アイシャの父親が関わっていた事が判明し、不審な事が起き始めていた……
【注意】
最初の方少し胸糞展開
ヒーローがヤバい奴
タグ通りの「残酷な描写」
※この話は作者が主催している「ヤンデレ推進委員会0531」企画用に書いた小説です。タグを辿ると幸せになれます。企画についての詳細は活動報告にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 19:00:00
62349文字
会話率:41%
兄は結婚式の三日前に女と一緒に姿を消した。
兄が残したメモには『勘当してくれて構わない』と記されていたそうだ。
──女と駆け落ちした兄の代わりに『兄の妻になるはずだった女』と結婚することになった青年と、結婚式間近で新郎に逃げられた女性が『逃
げた新郎の弟』と結婚するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 19:20:12
6445文字
会話率:34%
子爵令嬢ミアは、父親の左遷が原因で婚期を逃した身の上だった。
ミアはある秋の日に傷ついた銀狼フェンリルを介抱し、「未来の番」と呼ばれる。
その日からミアの運命は一変した。
王宮では第一王子と第二王子の王位継承争いが勃発。
なぜか第一王子に
命を狙われたミアをフェンリルが救出した――と思ったら……?
「え? あの狼は殿下だったのですか?」
「いまさら気づいてももう遅い」
「待ってください、殿下は六つも年下じゃないですか!」
有無を言わさず連れていかれ、火種の残る王宮で年下狼王子との生活が始まった――!
※冒頭は流血や暴力表現のあるややシリアス展開ですが、基本的にギャグとラブの予定です。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 11:22:27
81479文字
会話率:27%
ハーブティーのお店で働く貧乏令嬢リーニャは、花嫁探しをしている美少年魔術師フェリクスになぜか気に入られてしまった。
会ったばかりで求婚! 恋人繋ぎで初デート! さらに、魔法のキス?
恋を知らない二人は失敗ばかり。でも――。
「僕は君を口
説くことにする」「僕と結婚して?」
年下美少年の甘い囁きに、ドキドキが止まらない!
これは人見知りな令嬢とツンツンな美少年が恋をして、幸せを掴むまでのお話。
38話くらいの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 08:14:35
107576文字
会話率:35%
季節は秋から冬。寒いからと理由で同級生の従兄の学ランを無断で借りる、恋愛に興味ないオタクで風変わりな高校生三年生女子の私ー燈子と、“そんな先輩”を一途に思う高校一年生男子ー尾上と青春小話。
はじめて投稿します。ふと浮かんだ小話なのでゆるゆ
るな中身です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 14:02:18
2747文字
会話率:42%