バルレート王国の公爵令嬢であるエルミラは、幼馴染であるディートリヒに恋心を抱いていた。初めての恋は擽ったくて、胸の奥に灯火があるように暖かい。
でもその恋はすぐに終わりを迎える事となった。エルミラがバルレート王国の第一王子であるレジエスの婚
約者に決まった事によって。
時が経ち、エルミラはレジエスと共に学院へと通っていた。
しかし学院内ではエルミラへの悪評が広がっていた。レジエスの妃に相応しくないと罵られる事もある中で、エルミラはレジエス達の話を聞いてしまう。
エルミラには身に覚えのない悪い振る舞いを口にする人々。それを否定する事なく、困ったように笑うだけのレジエス。
我慢の限界を迎えたエルミラの元に、ある人物が訪れて──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 08:00:00
32832文字
会話率:38%
聖女のおまけとして異世界召喚された主人公の相羽 湊。
運良く魔法の才能を買われ、魔法師団に入団することができた。
異世界の常識に戸惑いつつ、数々の任務のこなすなか、公爵家の子息の家庭教師に任命されることに。。。
最初は心を閉ざした10
歳の公爵家の長男、ジルフォードに手を焼いていたが、次第に一生懸命で世話焼きな湊にジルも絆されていき、師匠と慕ってくれるようになっていった。
しかしそんな湊の魔法の才能に嫉妬した聖女が湊に言われのない罪を被せて現実世界に送り返してしまった、!?
現実世界に戻ってきた湊はそこで10年という月日を過ごし、社畜としての社会人生活を謳歌していたところ、また異世界に再召喚されたのだ。
湊を召喚したのは立派な美丈夫に成長したかつての弟子であるジルフォードだった。
ジルフォードはもう二度と湊を失わないようにと湊を囲い込み!?
あんなに可愛かった俺の弟子が執着ヤンデレ男に豹変して求愛してくる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 06:57:22
614文字
会話率:19%
侯爵家の長子であるリネットは、女性の近衛騎士として、王族に仕えていた。後継として男に引けを取らないようにと、男性のように育てられたリネットは後継者になることもできず、女性として家庭にも入れず、宙ぶらりんなまま間もなく20歳を迎える。
近衛
騎士として、生涯お仕えしよう。そう思いだしたころ、突然王命により結婚することになった。
相手は、リネットの実家とは敵対派閥にある公爵家の後継で…。
宰相閣下の悪巧み、長男編です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 21:00:00
23195文字
会話率:46%
公明正大で優秀な王太子フィルレスは貴族が集まる夜会で、帝国の皇女から婚約破棄された。
その現場に居合わせた宮廷治癒士のラティシアは、自分の過去を思い出す。
ラティシアもかつて、義妹に婚約者と実家の伯爵家を奪われ追い出されていた。今では治
癒士として、王城で働いている。
数日後、王城の治癒室へ急患がやってきたが、実は変化の魔法をかけたフィルレスだった。
一般の治癒士が王族の身体に触れるのは処罰の対象になる。
自分の不運を呪いながらも、同じ経験をしたフィルレスを不憫に思い、婚約破棄され傷ついた心が軽くなればと懸命に慰めた。
翌日フィルレスの呼び出しに応じると、なんと腕を買われて専属治癒士へと抜擢される。
喜ぶラティシアだが、出勤初日になぜかドレスに着替えさせられ連れてこられたのは、例の夜会があった会場だ。
そこで告げられる衝撃の事実。
いつのまにかラティシアがフィルレスの婚約者になっていた。
実はフィルレスが腹黒だと知り、なんとか婚約解消してもらおうと奔走するも——?
愛の重い腹黒王太子と仕事に生きる治癒士のラブストーリー。
※完結まで執筆済みです。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 19:00:00
234907文字
会話率:48%
大好きだった、義理の姉になる予定だった悪役令嬢。
失って初めて気づいた初恋に囚われた少年の、甘やかな檻のお話。
最終更新:2023-05-10 23:30:59
3345文字
会話率:8%
王立貴族学園卒業パーティの最中。王国唯一の王子であるユーリウスが婚約破棄を宣言する。
その宣言を受け、ヒルデガルト公爵令嬢は嫣然と微笑んだ。
「ええ、わたくしは婚約破棄を受け入れるわ」
――だって、すべては彼女の掌の上。
※
ざまあ亜種、もしくは変則的ざまぁ。ざまぁタグをつけるのはためらいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 06:15:24
6666文字
会話率:28%
一人の姫プレイヤーをギルドに加入させてから異変は始まる。
これは現実に起こって欲しくない。
ギルドマスターの苦悩話である。
この物語はフィクションです。
精神的苦痛は自己責任でお願いします。
最終更新:2023-04-06 21:00:00
8370文字
会話率:30%
目の前に麗しい婚約者である王子を見た瞬間、前世の記憶が戻ったソフィア。
そこは前世の自分が読みふけったBL小説の世界だった。
婚約者のエドワード王子は騎士オーガスティンと結ばれる運命。
腐女子ソフィアは婚約者という立場を利用して最前列で萌を
供給したかった。エドの信頼を得るために行動をしていると、仲良くなり過ぎちゃった!?
小説のストーリーと全く違う自分が愛されストーリーに。
用意周到囲い込み王子と腐女子令嬢のポップなラブコメになります。
題名、変更いたしました。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 20:00:00
33634文字
会話率:33%
婚約者候補が自分たちの婚約の話を白紙にすることを狙っていると知ったフィーネ・ロッシュ伯爵令嬢に、ユリアン王太子殿下が自分のところに来ないかと提案した。それを女官の話だと考えたフィーネと、フィーネを自分の婚約者に据えたい王太子。ふたりのすれ違
い攻防戦がいま幕を開ける。「人格者と言われている僕だけど、さすがに誰にでも婚約者にとは言わないよ?」「わたしに婚約者にならないかって提案、いくら人格者な殿下でも、さすがにひどくないですか?」ふたりの明日はどっちだ?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 17:17:34
52631文字
会話率:43%
*短編から連載始めました!応援下さった皆様ありがとうございます!*
王妃レティシアは断頭台にて処刑された。
恋人に夢中の夫を振り向かせるために様々な悪事を働いて、結果として国民に最低の悪女だと謗られる存在になったから。
夫には疎まれて、
国民には恨まれて、みんな私のことなんて大嫌いなのね。
ああ、なんて愚かなことをしたのかしら。お父様お母様、ごめんなさい。
しかし死んだと思ったはずが何故か時を遡り、二度目の人生が始まった。
「今度の人生では恋なんてしない。ガリ勉地味眼鏡になって平穏に生きていく!」
一度目の時は遊び呆けていた学園生活も今生では勉強に費やすことに。一学年上に元夫のアグスティン王太子がいるけどもう全く気にしない。
そんなある日のこと、レティシアはとある男子生徒との出会いを果たす。
彼の名はカミロ・セルバンテス。のちに竜騎士となる予定の学園のスーパースターだ。
前世では仲が良かったけれど、今度の人生では底辺女と人気者。当然関わりなんてあるはずがない。
それなのに色々あって彼に魔法を教わることになったのだが、練習の最中に眼鏡がずれて素顔を見られてしまう。
そして何故か始まる怒涛の溺愛、そして囲い込み。
「一度目の人生の時から好きだった」って……本気なの⁉︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 12:00:00
183850文字
会話率:32%
侯爵令嬢であるシャーロットには、双子の姉がいた。
慎ましやかなシャーロットとは違い、姉のアンジェリカは気に入ったモノは手に入れないと気が済まない強欲な性格の持ち主。気に入った男は家に囲い込み、毎日のように遊び呆けていた。
「王子と婚約した
し、飼っていた男たちはもう要らないわ。だからシャーロットに譲ってあげる」
ある日シャーロットは、姉が屋敷で囲っていた四人の男たちを預かることになってしまう。
幼い頃から姉のお下がりをばかり受け取っていたシャーロットも、今回ばかりは怒りをあらわにする。
「お姉様、これはあんまりです!」
「これからわたくしは殿下の妻になるのよ? お古相手に構ってなんかいられないわよ」
ただでさえ今の侯爵家は経営難で家計は火の車。当主である父は姉を溺愛していて話を聞かず、シャーロットの味方になってくれる人間はいない。
しかも譲られた男たちの中にはシャーロットが一目惚れした人物もいて……。
「お前には従うが、心まで許すつもりはない」
しかしその人物であるリオンは家族を人質に取られ、侯爵家の一員であるシャーロットに激しい嫌悪感を示す。
だが姉とは正反対に真面目な彼女の生き方を見て、リオンの態度は次第に軟化していき……?
全6話。完結まで1/27中に投稿いたします。
この作品はアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 20:37:59
15751文字
会話率:43%
「こんにちは、アンリ先生。ニナです。今日は私の結婚式です。いえ、結婚式だったが、正確な表現ですね。だって新郎が私の目の前で知らない女性と逃げてしまったので……」
数年ぶりにもらった教え子からの手紙は、結婚式で夫に逃げられたというものだった
。その手紙に驚いていると、なんとニナは俺の家に住むというじゃないか。突然夜中に現れたニナは、さらに驚いたことに「夫に逃げられたという噂を消すために、私と結婚しましょう!」と言い始めるしまつ。
「おまえは誰と結婚しても同じかもしれないが――」
「違いますよ? 私は先生以外と結婚するなら、誰と結婚しても同じだと言ってるんです」
「……っ!」
妖精のような美しさをもつ天才魔術師なのに、なぜ地味な薬師で10歳も年上の自分に結婚を迫ってくるのか? それでも二人の距離はどんどん近くなっていき……
これは恋に臆病な男と、囲い込み作戦で結婚しようと迫ってくる女の子が、幸せになる話。
世界観はゆるゆるです。反撃はしますが、過激なざまぁはありません。
アルファポリスにも重複投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 17:19:47
20716文字
会話率:54%
「いいかグレン、これが壁ドンだ」
ちっこいフィリアが、大男のグレンをグイグイ壁際に追い詰める。
トリーゼンシュタイン王国の第九王女フィリアは妖精姫と呼ばれている。ところが可憐な外ヅラの下には冒険好きで男前な性格が隠されている。フィリアは憧れ
の英雄、赤獅子のグレン辺境伯をついに手に入れた。フィリアは勇猛だが奥手な辺境伯を囲い込み、溺愛する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 02:24:01
4774文字
会話率:43%
「ずっとそばにいて」氷の令嬢と呼ばれるコーレリア侯爵令嬢が、さえない男爵の三男と婚約した。王都一の美貌を誇り、決して笑わないコーレリアは、さえない婚約者の前でだけ輝く笑顔を見せる。氷の令嬢に囲い込まれる男爵の三男には一体どんな秘密があるのや
ら……。今宵、夜会でその秘密が明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 06:16:36
3910文字
会話率:38%
「あのルテティアさま」可憐な少女が声をかけてきた。
「これ、フェルデン様にお渡しくださいませ」
ルテティア子爵令嬢はフェルデン伯爵令息の幼馴染だ。いつからか、フェルデン宛のラブレターを託されるようになった。なぜなのか。九十九通のラブレターを
フェルデンに届けたルテティアは言った。「幼馴染の関係を終わりにしましょう」フェルデンから離れる決意をするルテティアと、そんなルテティアを囲い込みたいフェルデン。ふたりのじれじれ両片思いは終わるのか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 18:56:23
6371文字
会話率:33%
せっかちな公爵家嫡男ラティオーに攫ってもらった虐げられていたアウラ。
「私の大切な家族4人を一緒に連れていきたいのです」
「家族?」
「執事長とメイド長とコック長と私付きメイドです」
「伯爵家の要では?」
血の繋がらい二人姉妹のアウラ。
実は正統な伯爵家の方なんだが・・・なんなら超絶優秀なのだが・・・オマケに嗅覚がすごくて絶対味覚なのだが・・・いち早くアウラの才能に気がついた変人公爵家の溺愛で幸せになりましょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 18:00:00
102625文字
会話率:36%
まだ若き皇帝のエスレスには二人の皇子がいた。亡き先帝の皇子たちは気弱とオレ様の二人。皇子たちがある日5歳のころから婚約を交わしていた二人の公爵家令嬢に婚約破棄した。さてこのバカ皇子たちに現皇帝エスレスは?
最終更新:2022-03-17 22:00:00
7197文字
会話率:33%
激務の中、視力が悪化して眼鏡の度が合わなくなった。見えにくいし、頭も痛む。仕方ないからいつもの眼鏡屋さんに予約を入れて、調整に行こうーー担当してくれたのは長い指がセクシーな美男子。仕事に疲れた草臥れOLには、眼福なご褒美タイムだ。でも……
なんか……距離、近くない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 13:48:50
3721文字
会話率:56%
刺繍が貴族令嬢のステータスとなっている国で、貧乏男爵令嬢のティナは天才的な刺繍の腕前を持っていた。
けれど、両親が亡くなり、行くところなくしたティナに手を差し伸べた婚約者で子爵のロバートはその腕前に目をつけていた。
婚約者としてティナを囲い
込み、その刺繍を自分の恋人の物だと偽る。
その事にようやく気づいたティナは秘密を漏らさないようにと婚約者だったロバートに舌を抜かれるのだった。
そんな地獄のような日々に、変化が起きる。
ある日、獣人の国から《五ツ尾商団》がやって来たのだ。商団長は白い狐の獣人で五本の尻尾を持ったフェネラと言う男だった。
彼との出会いがティナの人生を変えていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 13:27:58
17714文字
会話率:26%
時代は平成。バブル経済が弾け、数年ほどが経過していた。
バブル崩壊直後は、多くの日本人がそれまで長期間続いていた好景気が突如として終わりを告げたことを理解できず、2~3年もすればまた元の好景気に戻るものと、根拠のない自信を持ち、危機感か
ら目を背けていた。
ところがこのバブル崩壊は、脳内お花畑たちの正常バイアスをぶち破り、終わりの見えない鍋底景気へと日本を叩き落とした。のちに言われる”失われた20年”の始まりである。
バブル崩壊の嵐は当然ながら学生たちの就職戦線も直撃した。それまでは企業は競うように青田刈りを行い、良質な学生を囲い込み、学生たちは数多くの求人情報から自分の好きな企業を選べていた。しかし、バブル崩壊後には空前の就職氷河期が到来した。
この物語はそんな時代から始まる・・・。
この作品は、ノベルアップ+様、カクヨム様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 20:50:56
103759文字
会話率:25%
呪われた王国の皇太子ユリウスには一人の従者がいた。
その従者ランドールは、素晴らしい王子だと国内外から評判の王子のある事実を知っている数少ない人物だった。
今日も王太子の執務室で仕事に励みながらも、ランドールはある事が気になって仕方がなかっ
た。
それは、王太子の決して知られてはならない唯一の欠点であった。
呪われた王国の3作目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 03:25:16
5036文字
会話率:24%
過去を持たない少女オトゥリアは溢れんばかりの愛を注いでくれる夫に絶大な信頼を寄せる。
一方で、幸福に浸る夫サフィールはある秘密を抱いていた。
※「ヤンデレ推進委員会0531」参加作品になります。
最終更新:2021-05-31 05:35:39
6531文字
会話率:38%
ある日、昂国を天変地異が襲った。
地の果てまで届くかのような轟音が、その始まりを告げた。
生き残った民は、それでも文明を蘇らせようと苦心したが、こんな時でも人心は一つにならなかった。人として生きることを望んだ大半の者たちは、祖国を
捨て、海外へと逃れて行った。
それでも昂の地で生きていこうとする人がいた。その窮状を見かねて、日本を始めとする諸外国は、幾たびか救援の手を差し伸べた。
昂国の西の洋上に位置する日本からは、最も多くの救いの手がもたらされたが、いつしか彼らは|日向《ひむか》人と名乗るようになった。これまで通り救国の為と称し、昂民を〈保護〉して、九つの邦に囲い込み支配した。
一方、他国に逃れていた者達の子孫も故国に戻ろうとして来るが、日向人は受け入れなかった。無理やり侵入した者たちは、|荒斗《こうと》と呼ばれ、人以下の扱いを受けた。
日向人、昂民、荒斗、それぞれが力を増して行くにつれ、緊張も高まっていた。昂国の歴史が大きく動く【|永和還復《えいわげんぶく》】は、もうすぐそこに迫っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 23:16:53
132261文字
会話率:37%