手違いで死んだ私は魂管理委員会のキリコという怪しい少年に出会う。 手違いの代償にそこら辺に居た猫の身体に魂を移された。 正規の私の魂の拠り所が見つかるまで私は猫の状態で暮らす事に。
ひょんな事からある男の元で飼われる事になるが彼の職業
は裏の仕事を生業としている危険人物でした。 否応なく私は彼の真相に迫る事になってしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 14:32:44
140389文字
会話率:69%
私の両親が、死んだ。
先月祖母も亡くなったところで頼れる親戚はもう一人もいない。
一人っ子だったからこれからの暮らしは一人ぼっちなんだろうな。
そんな風になったせいか、唯一の生きる意味を一気に失った。
もう、耐えられないよ。ねぇお母さん、お
父さん。
私、逃げちゃうけど・・・怒らないでいて欲しいな。そっちに行ったら笑って迎えて欲しいなぁ。
「君は悪魔の世界に来ました」
ふと目が覚めた場所は見知らぬ場所。
突如目の前に現れた美しい男性がそう言った。
此処は悪魔とニンゲンが共存する世界だと言う。私にとっては死後の世界。
私は前世で契約をし、代償として来世で死んだ時にはその魂を売ることにした、らしい。前世とか知らないし。なんで前世の私の尻拭いをしないといけないの?
そんなの嫌。死ぬのはいいけど魂を食べられる?もう両親や祖母に会えないなんて嫌だ。必ず生き延び・・・いや、魂だけでも守り抜くんだ。
これは私と悪魔たちの物語。
これを知ってる人は私と悪魔だけ。
私たちの鎮魂歌をどうかお聞きください。
※ダーク(一応恋愛もの)
※異世界?のような悪魔の世界が舞台
※奴隷とか差別等の描写あり、少々残酷
※価値観が読み手とは大分異なる場合があります。それを受け入れて読める人向け(結構コアなストーリー)
※私情により不定期投稿
※逆ハー溺愛もの(全員と結ばれる物語ではありません)
※アルファポリス同時投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 20:09:56
36652文字
会話率:36%
あらすじは完全にネタバレしますので、上の方だけ読んでくださいませ。
室町時代に呪術を行っている神社の母子と若い巫女が一族の仲間にだまし討ちされた。
母親は死ぬ瞬間に呪いをかけて、十二か所に封印された子供が若い巫女と共に、十二の魂
に分かれて一族の元に生まれ変わり、それらが互いに殺し合う様にした。
一族の子に生まれ変わる事で、恨みを確認させ、絶望的な殺し合いを永遠に続けさせるとともに、それでも残った一人が息子として自分のもとに来てほしいと言う母の呪いと歪んだ願いが混じったものだった。
生まれ変わりの一人である主人公の葉月要(はづきかなめ)は感覚や記憶を一定時間消す力を持っており、従姉の葉月向日葵(はづきひまわり)と共に、人の心を読める如月柊二(きさらぎしゅうじ)と如月薺(きさらぎなずな)と火矢の力を持つ水無月翔(みなつきしょう)と水無月百合(みなつきゆり)に襲撃される。
前回の勝者で監視者をしていた霜月忍(しもつきしのぶ)と父親に庇われて助けて貰ったが父親は大けがをしてしまった。
その父親を救うために、何とか翔の目を力で見えなくさせて切り抜けた要だが、今度は向日葵が騙されて攫われてしまう。
攫われた場所である倉庫に、要が運転手の記憶を消して自動車を飛び込ませて混乱の中から向日葵を脱出させようとするが、翔は火矢で火の壁を作って、一か所だけ開けて要がそこに飛びこんでくる様に誘い出す。
しかし、要は自分の痛覚を消して火の壁の中から命を捨てて現れて、翔をナイフで倒し向日葵を救った。
自分の命を捨てて相手を救う要と、自分が生きたいと言う翔の戦いは要の勝利で終わった。
しかし、要も全身が大やけどで、後は死ぬのを待つだけになった。
そんな要を見て、忍がすべての呪いを終わらせてくれと頼み、命を代償に自分の不死に近い回復能力を要に譲って助けた。
この戦いは、相手を殺すか、相手の能力を命とともに譲られるかして、最後の一人になり自分を待つ前世の母親の魂に会う為の戦いだったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 11:00:00
9125文字
会話率:46%
【2話中盤までのあらすじです】
高校二年の根黒綾人は、寝ていた自分が生きたまま燃やされるという悪夢を見た。
しかし目覚めと共に忘却し、いつも通り、登校の為、親友二人と待ち合わせている駅へと向かう。
綾人が好意を抱いている真白優香。そして、
二年間の入院を経て奇跡的に重病から回復したイケメン秀才の仁嶋伸明。
そんな二人との通学中、真白優香がトラックに跳ねられて死亡する。
彼女が事故に遭う直前に声をかけてしまった綾人。
優香を殺してしまったというその罪悪感から、病院内で絶望に暮れていると、突然背後から声が聞こえる。
「君は何を支払える?」
場所は突然移り変わり、綾人は古びた神社に立っていた。
そこで目にした白い猫。綾人は自らの望みである「優香の蘇生」を自分の「全て」を代償に白猫に懇願する。
そして再び病院へと戻った綾人への吉報、それは優香の心肺が再び動き出した事だった。
奇跡にも思える出来事。しかし、綾人の悪夢はその晩に正夢となり、原因不明の火事により焼死する。
死んだ先で待っていたのは煌びやかな社に構える黒い猫。
その猫が、綾人が白猫に願った蘇生の代償が、101の人間の命、『霊魂』であると告げられる。
この世とあの世を繋ぐ、『霊魂』の流れである『霊波』を著しく乱した大罪人、根黒綾人は、黒猫の命により『死神』となる事を義務付けられる。
しかし『死神』の仕事は、綾人と同じく白猫の願いに頼った人間を殺す事。
『擬死体』と呼ばれる生きていてはいけない、死ぬはずだった人間を殺し続けるのが、『死神』綾人の罪の代償となった。
死んで尚、罪人綾人は人を殺める地獄を味わう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 20:47:32
14962文字
会話率:25%
それは退屈を嫌う悪魔に魂を売り渡せし女を表す忌号。彼女たちは代償を支払うことで超常の力を振るい人々を恐怖させる存在である。只人では太刀打ち出来ない彼女たちを、人々は畏怖と侮蔑に僅かな憐憫を込めて魔女と呼んだ……。
新市街の酒場の語り部
シュラはひどく退屈な日々を送っていた。どこかの誰かの作り話を大仰に語って聞かせ、日銭を稼ぐ毎日。
「何もかも焼き尽くしてしまえたらいいのに」
心の乾きを癒すすべもない。その日も安酒片手にいつものように家路につく……、そのはずだった。いつもは素通りする裏路地、そこは旧市街への入り口だ。幼い頃から入ってはいけないと厳しく言い聞かされてきた暗がりは、抗い難い色香を放ってシュラを誘った。血と背徳の坩堝、屍肉を啄むカラス共の楽園。脳を溶かす薄桃色の霧を超えた先、朽ち果て忘れ去られた廃教会で7人の少女の亡骸と死者蘇生の外法を書き記した書物を見つける。
「ここに契約は成った」
悪魔の指先が運命の歯車を廻す。誰も彼もが無関係ではいられない。
さあ、声高に語らせてもらおうか、乾坤一擲の大喜劇を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 16:13:20
87557文字
会話率:27%
これは、地を這ってでも過酷な運命に抗う少女の物語。
魔物の群れによって村が襲撃され、平凡な村娘のアインは死の危機に瀕していた。一度は命を落としたかと思われたが、死に行く魂を邪神に見初められて現世へと蘇る。
沸き上がる衝動。強大な力の代
償として、内に秘められた残虐な本性が姿を表す。そして、右手に刻まれた黒い魔紋。それはこの世界において禁忌とされる力だった。
常に死と隣り合わせの危険な旅。アインはその中で様々な人物と出会い、時に助けられ、時に殺し合い、やがて狂っていく。
壮絶なダークファンタジー、此処に開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 18:43:34
451470文字
会話率:20%
現実世界に馴染めないままのアラフォー独身転職貧乏男に起きた不思議なこと。
誰にでも起こりうる不思議なこと。
「そんなことあるわけないだろ!」
気づいていないだけかもしれないし。
知らないふりをしているのかもしれない。
ひと昔と比べスマホが普
及し物質が裕福になって行く。
代償として、人と人の繋がりが希薄になっていった。
スマホから顔を上げて見回してごらん、
いつもと違うもの、いいことも、悪いことも見えてくる。
もちろん不思議なことも!
おっさんは不思議と出会った。
運命は冴えないおっさんに与えた、抗うチャンスを。
少女は答える「運命を乗り切り私を楽しませよ」と。
おっさんは退屈で理不尽な毎日に飽き飽きしていた。
そう、死んでしまいたいけど勇気がない。
そんな、毎日時間だけを浪費する日々に。
そして、おっさんは簡単に即答する。
「いいですよ!」
少し拍子の抜けた少女はニヤリと笑い、
企てを秘めたまま、ならば、と続ける。
冴えないおじさんは、気にもとめず次なる世界を夢見る。
少女は現世界での冴えないおじさんの魂を肉体から剥がし、
別世界へと送り入れる。
冴えないおじさんは最下級家庭に生まれる。
しかし、やがて冴えないおじさんはメキメキと学び、成長するにつれ頭角を表す?
とある少年との出会い少年の運命をかけたゲームが周り出す。
少年は、出会った少年を国王にするため学び、そして導く。
数々の試練を乗り越え、少年は見事国王に導くことができるのだろうか。
葛藤と冒険、人の本来のあり方を描いた冒険ヒューマンドラマ要素を盛り込んだ、
ドキドキハラハラ、そして楽しめる内容間違いなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 13:29:12
3019文字
会話率:16%
村で平和に暮らす【エラー】達の裏側には、世界中で火山噴火が起こり、食料問題に直面したアルメゾ帝国の魔の手が広がっていた。
アルメゾ帝国に村を壊滅させられ、全てを奪われた少年は、【ARCH】という悪魔に運命の出会いをはたす。
傷ついた少年に
悪魔が囁いた提案・・・
と同時にある思いが【エラー】の心に芽生えるが・・・
これは、後に語られる【王殺しの悪魔】と恐れられた少年達の悲しい物語・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
小説家になろうの機能があまり分からないので【目次】をここに書かせてもらいます。
序章「契約・そして命を集めに」
1章「惹かれ合う魂」←今ここです
2章「反逆の集い」
3章「仕組まれた誘拐劇」
4章「代償の力と重ねた力」
5章「【シークレット・スキル】」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 18:35:26
42341文字
会話率:22%
「なにこれ?なんの夢なの?」
気が付くと自分の死体を俯瞰で見下ろしていた主人公、鎌瀬まりあは、突然現れた美しい天使のような死神「コノエル」に生き返る代償として契約を持ちかけられる。
それは、天界の魂の交通量を最小化するためコノエルの指示
に従い、”咬ませ犬”役になることだった。
そうとは知らず、目先の蘇生に飛びついて契約をしてしまったのが運の尽き。
従わなければ即地獄行きという、鎌瀬まりあの傍若無人な死神に振り回される”咬ませ犬”ライフが、今始まる。
**********************
完結させる見込みがなくなってしまったため、完結済として表記させていただきました。
申し訳ございません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 23:49:51
19051文字
会話率:35%
私は死神、宜しくです。まぁ、私にあった時点でお気の毒に。なんたって貴方はこれから死ぬのですから……ん?嫌だ?んーでは私と契約しますか?死神は魂の貸し出しもしております。実にグレーな我々です。
契約の代償はあなたの【魂の格】でごさいます。
ご利用ありがとうございます。では暫しの余生を噛み締めてお過ごしください。
私があなたに鎌を振るうその日まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-09 20:00:00
4108文字
会話率:56%
どこにでもいる社会人、時田一守(ときたかずもり)は通り魔に襲われ命を落とす。
しかし、子供の頃から〈ファンタジーの世界で冒険がしたい〉という夢を捨てられずにいた彼の魂は神様に拾われ、剣と魔法の世界で不死の体で生きていくこととなった。
自
らの肉体や魂を代償とする『代償魔法』を不死の体で使い続けるカズモリは、やがて世界をも巻き込む事件に身を投じることになる。
なんてありふれた設定ですが一人でも多く楽しんでいただければ幸いです。
PS:「――」が繋がらずに表示されていると思いますがどうかお気になさらず。
※どうやらちゃんと繋がって表示されているみたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-28 21:32:55
95069文字
会話率:43%
かつてとある国を牛耳り、世間から『悪の帝王』と呼ばれたジャーナリスト、田辺恒彦はその死の間際、悪人として世を生きた代償に、人ならざる者の贄とされ、その魂を異世界に転生させられる。
目覚めたとき、彼は人狼として超人的な身体能力を得た代わりに
、自分の名前を失っていた。
直後に言語体系の異なる異世界人類の脅威<転生者>として強襲を受け、捕らわれたのち、改造手術を施されてしまう。
一方異世界では大国オグンヨチが、その覇権主義を誇示し、周辺諸国を侵略しはじめていた。オグンヨチに滅亡させられた小国カミガワの姫、アケノは祖国奪還のために奮闘するも危機に陥ってしまう。
絶体絶命の瞬間、彼女を救ったのは改造手術を受け、その力を増大させた<転生者>であった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-26 18:00:00
16627文字
会話率:30%
いつからか『呪鬼』と呼ばれる化物がこの世界には存在していた。
『呪鬼』たちは人の魂を餌としていて、そのため世界の人口は急激に減少。破滅への道を辿っていた。対策案として、『呪鬼』を駆逐するため作られたのは、同じく異形な力を持つ『罪人(つみびと
)』。
だが『罪人』は、その力を使役し続けるために人を殺し続けなければならなく、一定量の人間の魂を補給しないと自らが駄目になるという代償があった…。
人の味方か?それとも敵か?
世界はその答えを出せないまま、『呪鬼』との戦いに身を投じていく。。
◯読んでいただいた際、是非一言でも構いませんので、感想・アドバイスなどよろしくお願いします。
◯タイトルは仮です。こちらの意見もお待ちしています。
◯ジャンルを変更しました。
○12/27:タイトルを変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 18:37:48
50009文字
会話率:56%
*この作品は、『罪人は、人を狩り鬼を絶つ(仮)』本編の第○話を1つに纏めて、多少編集を加えたものです。
いつからか『呪鬼』と呼ばれる化物がこの世界には存在していた。
『呪鬼』たちは人の魂を餌としていて、そのため世界の人口は急激に減少。破滅へ
の道を辿っていた。対策案として、『呪鬼』を駆逐するため作られたのは、同じく異形な力を持つ『罪人(つみびと)』。
だが『罪人』は、その力を使役し続けるために人を殺し続けなければならなく、一定量の人間の魂を補給しないと自らが駄目になるという代償があった…。
人の味方か?それとも敵か?
世界はその答えを出せないまま、『呪鬼』との戦いに身を投じていく。。
◯読んでいただいた際、是非一言でも構いませんので、感想・アドバイスなどよろしくお願いします。
◯タイトルは仮です。こちらの意見もお待ちしています。
◯ジャンルを変更しました。
○12/27:タイトルを変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-12 17:57:59
27959文字
会話率:51%
此処は光王冠国。
魔族・神族・人族の3種族が暮らす平和な国であった。平和は当たり前に在ると誰しもが思っていた。
平和な国に忍び寄る怪しい影が……
そんな事も知らずに暮らす民。
静かに平和の均衡が崩れゆく光王冠国。
気付いた時には手遅れであっ
た。神聖なる国に暗黒の時代の幕開けがー…
民は絶望し、命は果てて行くばかり。
だがしかし、絶望する者達ばかりではなかった。
光王冠国を救う為に他種族と手を組み、暗黒の時代の聖となる者達が立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 00:32:09
27864文字
会話率:50%
※超兵装と無限魔力で魔法を弾幕のように発動できる鎧に転生した主人公が、旅の道中、国を救ったり無双したりしながら支配者である神々を討ち滅ぼしにいく話です。たまにはじっくり展開の話も読みたい方に読んで頂けると嬉しいです。
【あらすじ】
突如と
して降臨した神格に大切な妹を殺された和樹。彼は神格の唐突で理不尽なふるまいに復讐を誓いながら自身も非業の死を遂げる。
和樹の魂は神格により異世界へと持ち去られる過程で、神格と敵対するダークエルフの娘の所有する魔動鎧<ツインピークス>に召喚され、リビングメイルとして転生を果たす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 17:08:58
7532文字
会話率:27%
主人公、白鳥 信(しらとり しん)は、生前の記憶を持つ青年。生前の記憶は、異世界にある国、ゼリム大陸にあるリベールという国の王・レオンハルト・リベールの記憶である。
リベールは、ゼリム大陸西部に位置し、北のエボルニア帝国と東のハルバール
という2つの大国と国境に接している。
ある時、エボルニア帝国が領土を広げようと軍勢を率いてリベールとハルバールに進軍。
リベールとハルバールはすぐに同盟を結び帝国と激突。コレが後に語られる“大戦”である。
大戦の勝敗は両軍の痛み分けに終わったが、その代償は、小国の王と大国の王の死であった。小国の王は逝く間際に仲間達に後のことは任せて静かに眠るのだが。王の記憶・魂は、死んではいなかった。
大戦から20年。物語は、白鳥 信がリベールに戻って来たとき始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-29 21:05:42
43579文字
会話率:75%
異世界召喚―――それは実際のところ、『何』を犠牲にしているのだろう?
嘗て、賢者<オルクル>と呼ばれた少年は滅びゆく都を前にして嗤った。
それは『聖女』を失った世界の代償。
それは『彼女』を救えなかった嘆きの風。
それは『少女』を見殺し
にした、凡てに対する報復。
今はもう、失われた物語と。
<死灰の風>によって紡がれる“あの人”の為の鎮魂歌。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-19 23:37:09
3445文字
会話率:6%
『七回戦い、二度負け、五回勝利する。そして国を救う英雄になる』――そんな予言をきっかけに、俺の彼女が軍に入隊してしまう。俺たちはそろってホーク砦に赴任。帝国との戦いに巻き込まれる。軍が撤退を決める中、彼女はわずか十名だけで敵騎兵一千の足止
めを引き受ける。ひと癖もふた癖もある仲間たちと、俺たちは砦を一日守り切る。
戦いは続き、国境近くの町に帝国軍が迫る。俺は二人だけで敵陣に潜入、これを撃退する。一方、帝国軍の別働隊を謎の光の柱が襲う。その焼け跡には帝国の超大砲が残されていた。数の合わない二つの予言。この戦いの謎が深まる中、彼女は奇策を講じ、ホーク砦を取り戻す。
しかし敵が仕掛けた『見えない戦い』で俺たちは疑心暗鬼になる。そこに再来する一万の帝国軍。俺たちは超大砲を真似た新兵器で対抗、ホーク砦を守り切る。
勝利に湧く砦だが、俺は自分の身体が女性であることに気づいてしまう。いつも見る謎の夢。青白く光る薬。それと何か関係があるのだろうか?
割り切れない想いを抱えたまま、俺たちは帝国との決戦に臨む。戦いは優勢に進むが、そんな中彼女は一人、ホークの民との秘密交渉のために軍を離れる。深夜、帝国は死者の軍勢を従えて俺たちに襲いかかる。軍は壊滅し、俺は帝国の捕虜となる。
翌朝、彼女が帝国の陣に現れる。彼女は交渉でこの戦いを終わらせる。俺の解放を拒む帝国だったが、彼女は最後の切り札を使って俺を奪い返す。
彼女が俺の身体の秘密を明かす。実は俺はすでに死んでいた。この身体は双子の妹のもので、そこに俺の魂を移植していたのだ。彼女は戦いに勝利し、俺の魂をつなぎとめるのに十分なものを手に入れた。だが彼女はその代償として魂を失い過ぎていた。
「ずっと、一緒にいたかっただけなの。トールと、ずっと……」
その言葉を残し、彼女はこの世から消えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-02 00:24:26
187907文字
会話率:50%
借金の形がわりの代償として売られてしまった薩摩ふぶきは人身売買の輸送列車の中で頭のネジが一本外れているような美少女閻魔小鳥とであう。
列車内で小鳥の優しさや人間らしさに心をうたれた薩摩ふぶきは列車が武装集団に襲われて列車が横転したさいに気を
失っていた閻魔小鳥を背負い
逃げ出す。列車を襲った武装集団は閻魔家の私設軍隊だった。閻魔家の私設軍隊に捕まった薩摩ふぶきは捕虜として捕まるが気がついた小鳥に救われる、その際に
結婚相手になってくれと頼まれてる。空に浮かぶ孤島にある閻魔家に到着する。
閻魔家とは閻魔大王を代々輩出している名門の家だった。
閻魔三姉妹、長女はぐれメタルの異名をもつ元冥界神・閻魔ひより・次女稀代の人形使い閻魔凛・そして三女の閻魔小鳥、小鳥が薩摩ふぶきを婿として連れて帰った
事に小鳥の婚約者であるミカエルは大激怒して薩摩ふぶきに決闘を申し込む。しかし、薩摩ふぶきが閻魔家に来た事には全て裏があった。
薩摩ふぶきは死んだ三人の兄の魂の生まれ変わりだった、そして本来の閻魔小鳥を救う為に再び呼び戻された。
死んだ兄の嫁であったひよりと小鳥が薩摩ふぶきをめぐってお互いに自らの所有物と明言していざこざが起こる。
その仲裁に入った閻魔大王は閻魔家に伝わる伝統行事・地獄の鬼ごっこにて決着をつけよと二人を説得する。
地獄の鬼ごっことは地獄に住む極彩色豊かなゲイおにぃ達から逃げて、閻魔三姉妹が持つ三種の神器をゲットすると言うゲームだ。
ミカエルや閻魔大王から直接任命されたふぶき専用メイド小鈴の活躍によりひよりや凜から三種の神器をゲットする、そして、小鳥が待つ地獄の36丁目にていったい何が待ち構えているのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-11 21:35:35
101346文字
会話率:18%
椎名めぐみは最愛の恋人、成宮将吾に殺され、死後の世界へ行く。 そこで彼女は成宮への復讐を誓った。しかし復讐には代償があり、復讐をした者の魂は、 永遠に過去に囚われ、先へ進むことができなくなるという。
復讐をし終えて死後の世界へ戻ってきても、
また復讐の為に生き返り続けなければならない。
※この小説は、青空文庫にも投稿をしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-07 01:31:28
108221文字
会話率:31%