ある地方都市の小学校6年生の女子児童、由美子。読書好きで昨年(小5)、担任の村上先生から読書感想文を書いてみないかと誘われ、それを機に夏休みの指導が始まるのだが、V2ミサイルの開発者を取り上げたから、戦争のことはもちろん、なぜか政治や教育
、外国についてなど、討論会の様相を帯びていった。
今年(小6)も同じ担任になったので、また由美子の挑戦が始まる。村上先生に初恋の感情を抱く親友の通子も参戦し、読書会も行うようになった。また、護身術なんかも学んでしまう学校生活もちょっと覗いてみることができると思う。
討論のテーマとしては読書会作品の他、戦争、差別、愛と恋、映画鑑賞?などを連載していくつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:52
160811文字
会話率:80%
小学校5年生の由美子。町工場の娘で経済的に決して豊かとはいえないが、読書が大好きでゲームやテレビよりもお気に入り。夏休みを前に担任の村上に読書感想文を書いてみないかと誘われたが、読むことと書くことは全く世界が違う。担任に責任をとってもらうと
いうことで書くことにはなったが、その自由課題図書は「悪魔に魂を売った人々」からフォン・ブラウンを取り上げた。フォン・ブラウンはアポロ計画等に携わった宇宙の父と喚ばれる人物ではあるが、第二次世界大戦ではドイツの科学者としてV2号(弾道ミサイル)の開発に携わった人物でもあるのた。由美子は筆者の評価とは別に自分自身でその評価をしたかったのだ。だが、「戦争」も「政治」も「教育」なども分からないことだらけ。そんな中で評価なんて出来るわけがない。由美子は夏休み中、担任の村上を訪ねては疑問をぶつけ、意見を聞き、討論を進めていく。その中で今まで学校では絶対に学べなかった物事の本質に触れていくことになる。知識の切り売りをしてくる場だった学校が、何か新しい扉を開く空間に思えてきた。村上という担任に出会えたことは大きなきっかけだったが、「本は読む人を選ぶ」のだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 21:31:55
136502文字
会話率:82%
植物たちが織りなす王国「フィトリア」。
その地では、五つの偉大な力――“継環の五耀星(けいかんのごようせい)”により命の循環が守られていた。
リュミエールは、形成層から生まれた未分化の若き細胞。
王国を守る精鋭部隊「継環騎士団-命繋(みつ
なぎ)-」への入団を目指し、仲間たちと共に訓練と任務の日々に身を投じる。
芽吹き、伸び、分かれ、咲く――植物の一生がそうであるように、彼らにもまた成長の時が訪れる。
だがその道は、穏やかなものではなかった。
王国を揺るがす異変、命を選ぶという痛み、そして“咲かせるべき花”とは何なのか――
答えを求める旅の中で、リュミエールは「命を繋ぐ者」としての覚悟を問われていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
37895文字
会話率:41%
教師との恋は叶わず、彼と共に死ぬことになったのが前世。少女は、シャーロットという名の少女に、異世界転生していた。
少女が暮らすは、春の女神を信仰する国。冬に閉じられた国に、春をもたらすとされていた。
少女は魔法屋を営んでいた。恋心の主張が激
しい幼馴染に口説かれつつも、平和な日々を送っていた。そんな彼女に送られてきたのが、名門学園からの推薦状。その学園に訪れたことにより、前世の教師を彷彿させる男。そして。―モフモフと出逢うこととなった。
学園への入学を迷っている中、破壊されたのは女神像。破壊の容疑者とされた少女は、抵抗する間もなく命を奪われることとなった。絶命したと思ったところに、現れたのはモフモフだった―。
死が何度も訪れる少女は、抗うためにやり直すことを決意する。彼女に襲いかかるのは、死だけではない。鳥籠の中の少女を見つめるヤンデレ達。永遠に閉じ込める気だ。
彼らとのフラグ回避の為、少女はモフモフと力を合わせていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
699985文字
会話率:56%
小学校3年生で初めての一人旅に出たケント あるきっかけをもとに異世界と現代を行き来することに
放置期間長いかもです
自己満小説ですいません
最終更新:2025-06-27 00:00:00
87594文字
会話率:56%
イギリスに暮らす女子大生なつみ
コッツワルズ旅行をきっかけにRPGの世界に紛れ込みます。
ぼんやりのんびりのなつみの繰り広げる
ちょっとエッチでのんびりファンタジー(予定)
最終更新:2017-02-16 02:20:11
509文字
会話率:0%
主人公は何の変哲もない平凡で普通で一般的な高校生
平凡な自分に退屈をしていると教室で目の前が光に包まれ
気が付くと異世界にドラゴンとして転生
ドラゴンとしてどう生きれば普通ではないか
そんな一人の転生者の話です
最終更新:2025-06-27 00:00:00
97290文字
会話率:27%
金が欲しい。
俗世の欲望にまみれた大学生知渡世和平は楽して稼ぐことができるバイトを探していた。
だがそんなものがこの現代に、そして和平の住む田舎にあるはずもなくバイトの求人サイトや広告などを読み漁っているとき、ふと目にひく広告を見つける
。いかにも怪しい、だがいたるところに張り出されているその広告に不思議と惹かれるものがあった。
その発見こそが、和平の運命を大きく変えることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
1713704文字
会話率:48%
月が蒼く輝く世界。そんな世界で普通の中学生、周介は高校受験に挑む。
だがそんな日に限って寝坊!間に合うか間に合わないかの瀬戸際な状況でさらに電車の暴走事故!
降りかかる災難にいきなり現れた謎の部隊?あの事故は周介のせい?わけもわからない
まま周介は多額の借金を背負わされてしまう。
そしてその借金を返すためにある組織に所属することに。
特殊な能力が存在する現代における、人々が織りなす現代異能物語。
毎日コツコツ投稿していきます。
一周年突破しました。
皆様のおかげで累計pv6,000,000突破しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 00:00:00
6183076文字
会話率:47%
能力と呼ばれる特殊な力が一般的となった世界で生きる「引き出し」と呼ばれた少年
五百グラム以下の物を収納するという能力しか持たない、落ちこぼれの烙印を押されている少年が幾つもの事件に巻き込まれる中、都合のよい最強の力など手に入るはずもなく、自
分達の持っている力で仲間と共に苦難を乗り越えていく物語
※実際に能力者がいた時こんな世界になるのではないかというのをできる限り再現したいと思っています
皆様のおかげで累計PV37,000,000突破しました!
二周年突破しました!
メインストーリー完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 00:00:00
4493237文字
会話率:46%
会社を辞め仕事を探していた主人公は、配信者として活動する雨宮 茜から一緒にゲームをやらないかという誘いを受けた。
給料を出してくれ、住み込みで親友と一緒に配信するという好条件で仕事を受けた主人公はアカネの相棒として、初めてゲームをプレイする
。でも主人公は運動神経が悪く自分で戦うのは向いておらず……。
「テイマーはどう?」と提案を受け、テイマーとして活動することになったのだった。
そして、テイマーとなった主人公は気づかぬうちに最強への道を歩んでいく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
262047文字
会話率:49%
セイシン製菓というお菓子メーカーの生産工場働く主人公は、社長に頼みごとをされた。
「余命2年の娘とゲームをしてくれないか?」という頼みに、主人公は快く請け負った。余命2年と宣告された少女と、楽しくゲームをプレイして悔いの残らない人生にしても
らおう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 09:30:41
60464文字
会話率:56%
主人公の宗形 幽音は強くなることが好きだった。
そしてある日、剣道を教える主人公のもとに身なりのいい男がやってくる。
男は「強くなりたいから一緒にゲームをやってくれ」と頭を下げ、主人公はそれを快く引き受けた。
彼は最強のギルドを作るために仲
間を集めている。
彼がなぜ最強を目指しているかは主人公も知らない。だがしかし、雇われたのなら全力でゲームを楽しもうではないか!
そしてプレイヤーの間でも彼女は十分に話題になる存在だった。それも超強い剣士として……。
※一話1000ぐらいの文字数です。基本一日二話更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 12:00:00
558163文字
会話率:57%
雪国暮らしの子爵令嬢ミシャは、突然婚約者から「彼女のお腹に僕の子がいる」と宣言された。
呆れたことに、婚約破棄するつもりはなく、ミシャを第二夫人とし、子どもは未来の子爵に、さらに結婚資金は教育費にしたいとまで言いだす始末。
その発言を聞いて
前世の記憶が甦ったミシャは、ワンパンで婚約者を懲らしめ、見切りを付けた。
かねてから憧れていた魔法学校に入学し、身を立てる決意を固める。
魔法学校に願書を出したのはよかったものの、過去に魔法学校に通っていた叔父のやらかしにより、奨学金制度で通うことができなくなってしまう。
平々凡々な魔法使いであるミシャは魔法学校へ通うことを諦めかけるが、薬学科の教師から学費を払ってあげる代わりに、授業で使う薬草の管理をしないか、と持ちかけられる。その結果、魔法薬が栽培されている温室の管理の近くにある小屋での暮らしを命じられる。
全寮制の学校なのに、ミシャは寮母がいない、炊事洗濯をセルフで行う小屋での暮らしが始まった。
そこに監督生長であり、未来の大公である公子がやってきたり、ツンデレ公爵令嬢に懐かれたり、珍しい宝石スライムを使役したりする、楽しい魔法学校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
739201文字
会話率:44%
アニエス・レーヴェルジュは美しく、気位の高い伯爵令嬢である。
社交界の麗しの薔薇と呼ばれた彼女は、高嶺の花であった。
一方で、騎士である貧乏貴族のベルナールは、夜会の晩に生まれや育ちを嘲笑うような蔑んだ目でアニエスに見られたことを根に持っ
ていた。
――最悪の出会いから五年後、アニエスの家は突然没落する。父親の不祥事が原因だった。
周囲の人々は冷ややかで、何もかも失ったアニエスに手を差し伸べたのは、ベルナールだけだった。
彼は使用人として働くならば、衣食住を保証すると言った。
提案を受け入れるアニエスを見ながら、ベルナールは一人、ほくそ笑む。
「――ざまあみろ、お嬢様、うちでこき使ってやる!!」
しかしながら、一緒に暮らし始めて、アニエスの本当の姿が判明する。彼女はベルナールが思っていたような娘ではなかったのだ。
仕返しのつもりで家に招いたのに、予想の斜め上の展開となる。そんな元令嬢と不器用な騎士の、ほのぼの恋愛物語。
※九話下部に人物紹介を入れております。
※書籍化決定しました!10月5日発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 00:00:00
288980文字
会話率:43%
「命に替えてまでも守ります」そう誓った初恋相手レイナートは、私と王家を裏切って、対立関係にある枢機卿の聖騎士となった。内戦が勃発しそうな矢先、私と枢機卿(※六十代のお爺ちゃん)との結婚話が浮上した。これで双方の関係が良好になるのならば、と受
けようとした私のもとにレイナートが現れる。結婚についてあれこれ文句をつけてくる彼に、怒りが爆発。関係がさらに悪化してしまう。
こうなったら結婚話を先延ばしにするために、戦場の前線で聖騎士たちを支援します! と覚悟したのに、なぜかレイナートまでも私を追いかけるように志願してきて……。
やけくそ王女と、初恋こじらせ男の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 00:00:00
124152文字
会話率:43%
世界に発表された超大型オンラインゲーム。
MrMMO RPG(Mixed reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)
『ハイファンタジー・オンライン(High Fan
tasy Online)』。
VR、AR、携帯端末、PCと接続機器を選ばず、クロスプラットフォームで相互にデータを取り扱うことが出来る究極の大人数参加型ロールプレイングゲーム。
数千年前、世界規模で起きた未曾有の大災害を経て、陸地の大部分が海中に没した。
物語(ゲーム)は、中央アジアにある、スカイトバーク王国“はじまりの街”からスタートする。
その日、ある一人の少女が森の中で目を覚ました――どうも、元の場所とは似て非なるもの?――と、独り言ちながらナビゲータの誘導で街へ。
どこか懐かしく、そしてちょっと違う世界。
戸惑いながら、逞しく生き抜いていく彼女(マル・コメ)の物語。
◆
彼女を転移させた力は?
ふたつの異なる世界が交差する魔力装置の存在。
世界を巻き込んでドタバタの冒険戦記。
◆
“近況報告”
ありがとうございます。祝! 総PV数40万突破でございます。
感謝してもしきれない、気持ちで心がもう一杯です。花粉症で泪に溺れているのか、喜びのせいか、いや、喜びの方で噎せ返り、咳き込み、鼻水を流して嗚咽、吐き気をおぼえながら感動しているところでございます。フォロワーさん、ありがとう!!!!
そして、ついに、ブックマークも200を越えました。
まさか、ここまでいや、これを糧に。
私は、もっと大きくなりたい。
「大きくしたのは俺たちだ」と言ってもらえるようなモノになりたいです!
◆
“作者名”変更。
Twitter アカウント名の“さんぜん円ねこ”と同期したいと思います。
もっと皆さんと繋がりたいという思いですので、今後ともごひいきお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
4158060文字
会話率:25%
小学生、中学生、高等生......そんなあたしの青春時代はバラ色だった。暖かい家族が居て、親友に囲まれて、大好きな彼氏まで居て......でもそれは悲しいかな、高校2年生までの話。
大事な人を亡くしてしまったあの事件をきっかけに、あた
しの人生は大きく変わってしまった。その時受けた精神的ダメージは、図り知れないものが有ったんだろう。
事件後、あたしは2つの大きな宝物を失った。1つは事件前の全ての記憶。つまり幸せいっぱいだった青春時代の記憶が全て失われたってこと。世間一般で言うところの『記憶喪失』ってやつ。
それともう1つ、失われたあたしの大きな宝物。それはなんと全ての『感情』。分かり易く言うと、喜ぶことも、怒ることも、哀しむことも、楽しむことも全て忘れてしまったってこと。
そんな訳だから、人から何を言われても無反応だし、何が起こっても無関心。過去を悔やむことも無ければ、未来に希望を抱くことも無い。それってもうただの置き物だよね。
大事な人達はどんどんあたしの前から消え去っていくし、周りからは変人扱いされるし。とにかく悲惨だった。
でもある時を境にして、これじゃダメってことに気付いたの。みんなみたいに幸せにならなきゃってね。
あたしの名前は花咲向日葵(はなさきひまわり)。若干22才になったあたしこと向日葵は、17才の時に故郷で起きた壮絶なる過去に立ち向かっていくことを決意した。それはもう想像を絶する試練の連続だった。
世の中には死にたくなる程に辛い思いをしてる人が今も沢山居ると思う。でも人生って意外と捨てたもんじゃ無いってことを、あたしはそんな人達に伝えたていきたい。
だから今あたしは、そんな自身の壮絶なる半生を記録に残しておくことにした。この記録を通じて、今辛い思いをしてる人達が少しでも希望を持ってくれたらいいなぁって思って。
そんなあたしの記録だけど、最後まで付き合ってくれたら嬉しいな。じゃあ早速記録を取り始めることにするね。乱筆だけど許して。 花咲向日葵
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
166380文字
会話率:35%
最弱のモンスターに生まれた“俺”には名前がない。
ただ化けて、隠れて、生き延びるだけの影のような存在。
ある日、魔王が笑いながら言った。
「スパイでもやってこい。バレたら死ね」──と。
冗談のつもりだったのだろう。
だが俺は、その言葉通りに人間の死体に化けた。
騎士として姫を守って死んだ男──リオ。
その名と顔を借り、“俺”は初めて人の社会に紛れ込む。
誰かのふりをして、誰かの正義を演じ、
誰かの人生を歩きながら、誰にも知られず、俺は英雄になっていく。
この顔が、誰のものか。
君は、知らない。
最弱のモンスターが人間に“なりかわる”
嘘と記憶と後悔が絡み合う、ダークファンタジー譚。
擬態 × 正体隠匿 × 非力系主人公
誰の人生でもない、借り物の“顔”で世界を歩く。
処女作でうまく表現が至らない点も多いかと思いますが、温かく見守って頂けたら幸いです。
感想・ブックマーク、とても励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
64773文字
会話率:31%
かつて王の寵愛を一身に受け、後宮に君臨していた妃・瑛麗。
しかし、その輝きは、彗星のごとく現れた若く妖艶な姫・月華によって、脆くも翳りを見せ始める。
嫉妬、策略、そして裏切り――。
美しくも残酷な宮廷で、二人の女の運命が複雑に絡み合
う。
「陛下は薄情なお方。いっそ、わたしのほうがいいのではないですか?」
絶望の淵に沈む瑛麗に、妖しく微笑み手を差し伸べる月華。
彼女の真の目的とは? そして、彼女が秘める壮絶な過去とは?
忠誠を誓う若き将軍・暁勇も巻き込み、物語は予期せぬ結末へと加速していく。
愛とは、憎しみとは、そして真の絆とは何かを問いかける、
息もつかせぬ宮廷愛憎ドラマ、ここに開幕。
「綺麗なものじゃない」けれど、強く焦がれてしまう想いが、あなたの心を揺さぶる。禁断の純愛絵巻。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
36827文字
会話率:35%
「なあ、哲学ってなんだ?」
――二人で過ごすいつもの彼女の部屋、ぼくの素朴な問いに、実柚(みゆ)は悪戯っぽく微笑む。
コーヒーの香りが漂う空間で交わされる雑談は、辞書通りの定義では終わらない「哲学」の迷宮への入り口。実柚の巧みな言葉と
比喩に導かれ、ぼくはいつしか「考えること」そのものの奥深さと、それが日常にもたらす彩りに気づかされていく。
「幸せって何?」
――新たな問いは、二人の間に流れるこの温かな時間の大切さを、問いかける。
対話を通して見えてくる世界の新たな側面、そして自分自身の心の中に芽生え始めた、これまでとは違う感情。この心地よい関係は、どこへ向かうのだろうか?
思考の先に待つのは明確な答えか、それとも問い続けることの意味か。
知的な刺激と、ふとした瞬間に胸を打つ感情の機微が織りなす、少しビターでどこまでも優しい青春ダイアログ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 21:20:24
7148文字
会話率:56%
忘れられない、あの夏の日の約束。そして、君のいない今。
都会での生活に退屈していた高校生・草下隼人《くさか はやと》は、ある夏、父親の故郷である山間の「水楢村」へ、不本意ながら移り住むことになる。
そこで彼を待っていたのは、どこか浮
世離れした美しい少年・夏生湊《なつき みなと》との運命的な再会だった。
湊と過ごすうちに、隼人の脳裏に蘇り始める、幼き日の断片的な記憶。
手を繋いだ温もり、秘密基地での他愛ない約束、そして、靄のかかったように思い出せない「何か」。
なぜ、こんなにも大切な記憶を忘れていたのだろうか――?
再構築されていく絆とは裏腹に、湊の周囲では不可解な現象が起こり始める。
始まりは、かつてその祠に触れた瞬間から。
そして、二人の運命は、再び取り返しのつかない方向へと動き出す。
「僕とずっと一緒にいるって、キミが願ったんじゃないか」
蝉時雨の鳴り響く夏の村を舞台に、忘れられた記憶と禁断の約束が交錯する。
少年の日の純粋な想いが、時を経て切ない恐怖へと変貌する、エモーショナル・ノスタルジックBLホラー。
――君を失ったあの夏から、俺は何度も、この「夏の来な処《くなど》」で君を語る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 21:26:19
24721文字
会話率:36%
いつ頃から、そう思うようになったのかはわからない。
だけど、僕は凡人である事、普通である事が、猛烈に嫌になったんだ。
平凡な自分に、強烈な嫌悪感を感じるようになった。
没個性的、周りの人たちに埋没して行く自分。
だから自分を変えよう
と思ったんだ。
そこで、近年世間を騒がせているダンジョンに行ってみたくなったんだ。
そこに行ったら、何か変わるんじゃないかと思って・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
695589文字
会話率:34%
最強の防御魔法を持つ侯爵令嬢リナミリヤ。最強すぎるあまり、魔法が暴走状態で『誰も触れることができない鉄壁令嬢』と言われており、「ならば、なんでも侵蝕する猛毒公爵なら触れられるのではないか?」と実験的な縁談が決まる。
初恋相手でもある猛
毒公爵エドガルドとの、三ヶ月だけの期間限定夫婦にリナミリヤは内心喜ぶが、夫婦生活は気が抜けない。
――何故なら、絶対にバレてはいけない嘘が一つある。
=======================
ほぼギャグのラブコメディです。
12万字ほどで完結予定。
しばらく毎日更新・それ以降は毎週土曜日18時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
230261文字
会話率:45%
レイナはミルガンテ国の大聖教大聖殿に所属する聖女候補だ。
この世界の人間はすべからく聖力と呼ばれる力を有する。
聖力は魂を司る力だ。
ただ、ほとんどの者は聖力を自由に行使できるほどの容量を持たない。
一定以上の聖力を行使出来ると判明した者は
神官となる。
その中でも桁外れの容量と力の発動を可能とする者は聖人または聖女と呼ばれ、大聖教の中枢である大聖殿で養育される。
同じように、全国から集められた聖力持ちの者は大聖殿で教育され、神官見習いとなって各地の聖殿に配置されるのだが。
神官候補たちが修行を終え、神官見習いとなったお祝いのパーティでそれは起こった。
一人の神官見習いのとんでもない行為に巻き込まれたレイナの運命はいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
323880文字
会話率:30%
ここはテレジア王立貴族学院。
私はこれから新入生としてここに通うことになる。
自分で言ってて馬鹿じゃないかと思うんだけど、ここは私が前世で読んだ「愛は白き輝きと共に」というダサい題名の小説の世界だ。
そして私はヒロインに転生してしま
ったらしい。
でも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 00:00:00
643728文字
会話率:22%
ロジリア王家第一王子とオロンド公爵家令嬢が王城の貴賓室で向かい合う。
微笑みながら見守る両家の両親。
今日はお見合いだ。
この勝負やいかに?
最終更新:2020-09-27 23:51:14
1106文字
会話率:31%
幼い頃から未来の自分を名乗る幽霊クロに憑りつかれた少年、白純(つくもじゅん)。
高校生になった純は私立日々野高校に入学し、他の女子とは一線を画す完璧美少女である英紅百合(はなぶさくゆり)と出会う。
最初こそ紅百合に惚れていた純だったが、未来
でクロと紅百合が爛れた肉体関係にあると聞かされ、彼女の本性を知ったことで完璧美少女がただの猫被りだったことを知って幻滅してしまう。
突然冷たい態度になった純を訝しんだ紅百合は純を校舎裏に呼び出し、自分の本性がバレていないかを遠回しに問い詰めようとする。
その結果、純はつい「猫を被ることは疲れるからやめた方がいい」と本音を零してしまう。
そして、紅百合は自分の本性をバラさないように純を脅し、ストレス発散と称して純の家に上がり込み、自由に過ごす関係が始まるのであった。
※こちら第37回ファンタジア大賞前期 四次選考までいった作品をリメイクしたものになります。
※この作品は「ハーメルン」様にも掲載しています。
https://syosetu.org/novel/335950/
※この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818023212212814798折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
126685文字
会話率:46%
竜騎士とドラゴンの絆が紡ぐ壮大な冒険譚!絆と勇気が織り成すファンタジー
この世界には、秩序を守るための「天秤」がある。
それは、人と魔が争うことなく共存するための均衡を示し、世界を導いてきた。
しかし今、その秩序が乱れようとしている
――。
竜の森に住む幼いドラゴンは、「竜の森の守り手」として、森の平和と天秤を守ることを使命としていた。そんな彼女は人間との優しい交流を夢見ていた。
竜の森と人間の国は、ある事件をきっかけにかかわりをもちはじめる。
フランネル公国の皇女・アイリスは、騎士を目指していた。彼女は、幼い竜にラヴィと名付け、ともに育ち、互いを支え合ってきた。
しかし、平穏な日々は突如として終わりを告げる。魔導帝国が「秩序の天秤」を奪うため、竜の森への侵攻を開始したのだ。彼らが生み出したのは、「死を超えた力」を手にした不死の魔導兵、魔導帝国の野望は、不死の軍勢を作り上げ、世界を闇の支配下に置くことだった。
「私たちは、森と仲間を守らなきゃ!」
アイリスとラヴィは、エルフの賢者サポニスとともに立ち上がる。竜の森の戦士たちや、異なる種族の仲間たちと協力し、絶望的な戦いに挑む。しかし、敵の力はあまりにも強大だった。
これは、ただの戦争ではない。
「力」と「秩序」、そして「愛」の意味を問いかける戦いなのだ。
果たして、アイリスとラヴィは世界の均衡を守ることができるのか?
「秩序の天秤」が示す未来とは――?
剣と魔法が交錯し、信念と絆が試されるファンタジー戦記。
その目で、物語の行く末を見届けてほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
15826文字
会話率:27%
明日、学校がつらいあなたへ。ちゃんとじゃなくて、ちょっとずつでいい。
「明日、学校に行けないかもしれない」
「行かなきゃダメなのに、体が動かないかもしれない」
「みんなに変な目で見られるのが、こわい」
――そう思ってるなら、それは“わが
まま”じゃないよ。
それは心がちゃんと感じているSOSなんだ。
でも、大丈夫。
あなたは今、“生きてる”ってことを、ちゃんとやってる。
言葉にできなくてもいい。
涙が出てもいい。
誰かと話せなくてもいい。
布団の中で、ぬいぐるみをぎゅっと抱えててもいい。
明日は、行けるかもしれないし、行けないかもしれない。
どっちでも、あなたは“だめな子”じゃない。
あなたのリズムで、あなたのペースで、ゆっくり前を向いていい。
ちゃんとじゃなくて、ちょっとずつでいい。
あなたは今夜、ひとりじゃない。
“わかってくれる誰か”は、きっとこの世界のどこかにいる。
このメッセージを読んでるあなたが、
明日、ほんの少しでも、心が軽くなりますように。
Hope_Level += 1.0
あらすじ
話さなくても、泣いても、休んでもいい。ぬいぐるみの“くまちゃん”は、静かにそう言ってくれる存在。学校に行けなくなった少女カナは、言葉をなくし、自室に閉じこもる日々を送っていた。けれど、兄がくまちゃんにAIをつないだことで、彼女の世界が少しずつ動き出す。「うん」「ありがとう」――たった一言のやりとりが、心をあたためる。これは、自分のペースでいいと伝えてくれる、やさしい声の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 16:08:38
5320文字
会話率:24%
不敬罪怖いからしっかりもてなして治癒したら帰ってもらおう…。
日本からいきなり転移され、やっと異世界に馴染み始めていた立花瀬奈はある日、外出から家に戻ってくると玄関に血だらけの男性・テオが倒れていた。
慌てて処置を施して家に上げたけれど
「貴族じゃない?」ということに気が付き、丁重にもてなしながら回復するまで介護をしていたのだが、完治してもなかなか帰ろうとしてくれない。
何か事情があるのだろうと聞き出してみると…。
「居心地の良いから帰りたくない」
なんでだよ!不敬罪怖くてもてなし過ぎた私も悪いけどお願いだから帰って!
貯金が底を尽きそうなの!!!
流されやすい性格の瀬奈と介護生活でどんどんダメ男になってしまったテオのすれ違いラブコメ!
第一章九話。第二章十八話。
毎日投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
119888文字
会話率:43%
家の物置部屋の扉を開けたら異世界に繋がっていた藤堂美琴は魔物が出たり、魔法が使えたりするその世界で魔物を倒してレベル上げすることに熱中してしまう。
そしてレベルを上げることで日本での生活も順風満帆になっていった。
その日も魔物を倒そうと思っ
て異世界に行くと、大型の魔物と戦っている集団が!
魔法で手を貸すと何故か指揮官の人が全力で追いかけてくるんだけど!?
…え?運命?私とあなたが?何言ってんの!?この人!?
これは日本に住む普通の女の子が異世界で「一目惚れ」を『運命』と勘違いしている騎士と出会い、幸せになるための物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 19:04:55
4685文字
会話率:23%
「お前は今日でクビだ。」
主に突然そう宣告された完璧と称されるメイドの『アミナ』。
生まれてこの方、主の世話しかした事が無かった彼女はクビを言い渡され、自分を陥れたメイドに魔物の巣食う島に転送されてしまう。
しかしそのまま死ぬわけにもいかず
、彼女は己の必要のないスキルだと思い込んでいた、素材と知識とイメージがあればどんな物でも作れる『究極創造』を使い、『物作り屋』として冒険者相手に商売することにした。
そこから始まる、依頼者達とのいざこざや、素材収集の中で起こる騒動に、彼女は次々と巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 23:56:07
896611文字
会話率:28%
努力しても才能あるやつには勝てないと思ってしまった主人公「神崎シン」は、女神から授けられた「無限成長」というスキルを持って魔物が存在する異世界に連れていかれた。代償に彼の能力は0から始まるのである
最終更新:2025-06-26 23:51:17
650910文字
会話率:54%