これは時を超えた呪いによって紡がれる、縁を巡る物語。
第1部・黎明編
東京都内に住むふつうの高校生・禅院(ぜいん)サトルは不思議な夢から目を覚ますと、背中に大きな口が取り憑いていた。
口は自らを空妖(くうよう)という、妖怪のような
モノと言う。
サトルはそれにバクと名づけ、新たな日常を過ごすコトとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:00:00
389459文字
会話率:65%
僕は転生者アルト。9歳の頃から目の奇病を患っている。家族は兄のミュラーだけ。学校にすら通えていない。
そんな僕が16歳を迎えたその日、全てが一変する。
僕の目は病気ではなかった。特別な力がただ暴走していただけだった。力の制御が可能になった
僕は、『事実の改変すらもたらす』極めて強大な力『箱庭内政システム』を見つけた。
そしてこの世界が、かつて遊んだ戦略RPG【ラングリシュエル】の中だと気付いた。
敬愛して止まない大好きな兄は、悪の元帥ミュラーだった。さらにその正体が転生者で、生前にこのゲームを貸し借りしたダチだったことにも気付く。
僕は兄を守りたい。戦犯となる運命をダチに乗り越えてほしい。
そこで僕は最前線の町『ザラキア』の領主となった。将来起きる戦いで、兄を支えるために、なんか庭に落ちていた『たぬき』と契約した。
自販機、ガシャポン、コンビニ、大型モール。時代考証を完全無視した施設がザラキアに立ち並んだ。
僕の力は『異世界の民が自販機から当たり前のようにハンバーガーを買うようになる』強大な一方で、極めて恐ろしい力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 17:37:45
88667文字
会話率:49%
美少女ゲーム【ドラゴンズ・ティアラ】は、バグが多いのが玉に瑕の1000時間遊べる名作RPGだ。
そんな【ドラゴンズ・ティアラ】を正規プレイからバグ利用プレイまで全てを遊び尽くした俺は、憧れのゲーム世界に転生してしまう。
俺が転生したのは
子爵家の次男ヴァレリウス。ゲーム中盤で惨たらしい破滅を迎えることになる、やられ役の悪役令息だった。
冷酷な兄との対立。父の失望からの勘当。学生ランクFへの降格。破滅の未来。
前世の記憶が蘇るなり苦難のスタートとなったが、むしろ俺はハッピーだった。
家族にハズレ扱いされたヴァレリウスの【モンスター錬成】スキルは、最強キャラクター育成の鍵だったのだから。
差し当たって目指すは最強。そして本編ごとの破滅シナリオの破壊。
元よりバランス崩壊上等のプレイヤーだった俺は、自重無しのストロングスタイルで、突っかかってくる家族を返り討ちにしつつ、ストーリー本編を乗っ取ってゆく。
(他サイトでも連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 19:06:01
157398文字
会話率:47%
25歳の春、転生者クルシュは祖国を出奔する。
彼の前世はしがない書店経営者。バトル漫画を何よりも愛する、どこにでもいる最強厨おじさんだった。
幼い頃の夢はスーパーヒーロー。おじさんは転生した今でも最強になりたかった。
その夢を叶えるため
に、クルシュは大陸最大の都キョウを訪れる。
キョウではちょうど、大陸最強の戦士を決める竜将大会が開かれていた。
クルシュは剣を教わったこともないシロウトだったが、大会に出場することを決める。
常識的に考えれば、未経験者が勝ち上がれるはずがない。
だがクルシュは信じていた。今からでも最強の座を狙えると。
事実、彼の肉体は千を超える不活性スキルが眠る、最強の男となりうる器だった。
スタートに出遅れた、絶対に夢を諦めないおじさんの常勝伝説が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 20:12:59
148309文字
会話率:49%
高校1年生の府董惰太(ふつう だた)は死んでしまった。男神に導かれてチートをもらい、異世界に転生でき、冒険者になれて新たに始まる人生が安泰に…………なるわけねえだろうが!死に方はしょうもなかったし、チートは全然いいのをもらえてないしで……!
……これだけならまだいい。問題は俺のなった職業だ!俺の職業、ニートだってよ!ふざけてんのか?ムカついてきた。どうにかまともな冒険ができないものだろうか?
果たして、府董はまともな冒険ができるのか!ヘンテコな異世界コメディーここにあり!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:46:47
14632文字
会話率:75%
魔族としての力を持たない彼女は、名前すら与えられず、物心ついたときから鎖に繋がれ、力のある魔族に虐げられて生きてきた。
そんな日々が辛くて逃げ出した彼女は、空虚な瞳をしたひとりの青年に出会う。
彼は絶対的な力を持ち、他の魔族たちからも
冷酷無比と恐れられる魔族の王、シエルだった。
シエルからメルクリーズという名前を与えられ、シエルと契約を交わすことによっていわゆる婚姻関係になったメルクリーズは、やがてシエルと共に人界で生活することになる。
けれど、厄介なことにシエルは人界では昼間は魔族としての記憶を持たず、ふつうの人間同然になってしまう。
契約上、メルクリーズ以外の相手に好意を抱いた場合、シエルは命を失うことになる。
メルクリーズとの記憶を持っていない日中のシエルは、何も知らないままメルクリーズ以外を好きになってしまうかもしれない。
最悪の事態はなんとか避けたいと思うメルクリーズだったが、そんなときにかつて自分を幽閉していた魔族に遭遇する──。
『白い月~魔王の婚姻~』の続編になりますが、こちらの作品だけでも読めるようになっています。
(『白い月~魔王の婚姻~』は、主人公がシエルになっています)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-22 16:30:00
25905文字
会話率:40%
日中は魔族としての記憶をなくし、ふつうの人間として生活している魔族の王シエル。
ある日、彼は魔族を殺す血を持つという少女を拾う。
魔族を殺すことが使命であるはずの少女が、魔族の王であるシエルに不可解な願いごとをしてきたことから、運命の歯車が
ふたたび動きだすーー。
かつて、結ばれてはならない相手と結ばれたシエル。彼とその妃が迎えたのは悲劇の結末。
それでも忘れえぬ想いの、その先へ。
人の子を想う魔族の青年。
人間と契りを交わした先に待ち受けるのは死の宣告。
それでも消せない想いの、その先へ。
彼らはただひたすらに、歩いていく。
純粋であるがゆえに、残酷で。
歪(いびつ)であるがゆえに、美しく。
どこまでも複雑にねじれていく。
愛してる。
そのひと言が、あまりに遠い……。
*以前、掲載していたものを加筆修正して連載します。できるかぎり【月・水・金】に定期更新していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 19:10:00
239110文字
会話率:34%
「君をダンジョンマスターに任命するよ!200ダンジョンポイントあげるから頑張ってくれたまえ」
酔い潰れた男は、白衣を着た変な女の提案を受け入れてしまったことで、ダンジョンマスターに任命される。
初期費用として与えられたのは200ダンジョンポ
イント。これでモンスターを召喚し、ダンジョンを拡張するしかない。
「160ポイントつかって、『オットセイ化ビーム装置』を買っておいたよ」
「変なもの、買ってんじゃないよ!」
残り40ポイント……冒険者も攻めてきたし、どうするんだよ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 00:10:00
15928文字
会話率:13%
時任大作(ときとうだいさく)は定年(ていねん)間近(まじか)のどこにでもいる普通(ふつう)の会社員(かいしゃいん)だった。
その『ダイサク』が何(なん)の因果(いんが)か異世界(いせかい)に転生(てんせい)し、
異世界(いせかい)を漫遊(ま
んゆう)する旅(たび)に出た。
明(あか)るく楽(たの)しく遊(あそ)び心(ごころ)を忘(わす)れずに、
お節介(せっかい)を焼(や)きながらも少し恋して涙して、
ダイサクは新(あたら)しい世界(せかい)でも逞(たくま)しく生(い)きて行(い)く!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:41:03
309403文字
会話率:47%
宇佐美美玖。ちょっと変わった女の子。
耳が、兎耳なのだ。
でも、変化はそれだけ。普通の人と変わらず生活している。
そんな美玖の何の変哲もないルーティン紹介エッセイ。
縺昴Ξ繧呈悍縺セ繝翫°縺」繧ソ
最終更新:2024-11-02 20:17:04
2113文字
会話率:27%
理を自由に改変できる技術が発展して数百年が経ち、世界は理想郷となった。
人々はあらゆる欲求を満たし、不安や争いから解放され、豊かさと調和が常に保証されている。
過去の凄惨な歴史も曖昧となり、現代では理を管理する厳密なルールとガイドラインに従
う平和な社会が築かれている。
しかし、その絶対的な安定の裏で人々の活力は失われ、無気力に満ちた日々が続く。
理を超え未知を求める「旅人」たちだけが、変化をもたらす存在として旅を続けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 14:00:13
610文字
会話率:33%
侯爵令嬢のリリアーナは、紫薔薇の聖女である姉に比べて、ないない尽くしの令嬢だ。
両親からは外に出すことすら恥ずかしいと言われ、引きこもりの生活を送っていた。
16歳の誕生日に黒薔薇の聖女となったことで、彼女の世界は一変する。
歴代の黒薔薇
の聖女たちがとんでもない悪女だったために、リリアーナは強制的に辺境にある茨の城へ送られることに。
そんな彼女の同行者は、近衛騎士団第二小隊副隊長であるハリー・エドランド。
彼は毛虫の騎士と呼ばれる、醜い男だった。
仮面の下にある素顔を見ても、ふつうに接してくれるリリアーナに、ハリーは心奪われる。
「たとえ恋人になれなくても、彼女に仕えることができればそれで良い」
好意を自覚した瞬間から諦めていたハリーだが、リリアーナの隠された力が奇跡を起こして……。
これは、勘違いされて追放された聖女の、青薔薇の奇跡が起こす恋物語。
※この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 19:10:00
115453文字
会話率:25%
学生の何気ない日常。
最終更新:2024-10-10 22:34:02
877文字
会話率:0%
ちょっと、ムカついたので、タイトルを変えたいです(ムカッと来たので)。
『女の子よりふつうに可愛い(ムカッ!)女装男子の秋さんよりも、あたし「よりぬき秋さん」が好き』
とかテキトーなことを言っていると。
そのふざけた態度に、ボコボコに
される私。
這いつくばった床から立ち上がり、服についた汚れをパンパンと手ではらいながら、そこで一言。
《よし、それなら今日はこんなところで勘弁しておいてあげる。》
か、関西弁と、ちゃうんかいッ!
(オリジナルは、吉本新喜劇の池乃めだか先生のを、ご覧におなりくださいませ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 15:15:51
359988文字
会話率:2%
なぜかふつうに、堕天使ご、好き。
キーワード:
最終更新:2023-02-22 03:53:01
805文字
会話率:0%
まだ、午前1時過ぎは、ギリ、ふつうの時間でしょ?
もう、寝ますから。
ちょっとだけ夜更かししたかなぁ、くらいの、社会人合格の時間でしょ?
ま、失格でも、いいんだけど。
さらにいうなら、人間失格でも。
うそ。
ちょっとだけカッコいいかと想
って書いただけ。
尖ってたあのころ、想い出して。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-10-18 01:20:59
399文字
会話率:0%
16にもなって変身ヒロインになる夢を諦め切れない女子高生・西ノ宮ちはる。他から笑われ、爪弾きにされ続けた彼女の前に、描いたものを何でも実体化させるまほうのペンが現れて――?
なっちゃいました変身ヒロイン。敵は不気味な魔獣ども。理解のない幼馴
染と、服飾に明るい同級生を抱き込んで、ふつうじゃないスクールライフのはじまりはじまり。
笑いありバトルあり百合あり、そんな感じのおはなしをめざします。
【03.02.08 追記】
塚本ケンスケさま(@Kensuke_illust)に本作の表紙を描き下ろしていただきました。『プロローグ』からご覧になれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 00:00:00
476242文字
会話率:50%
教室でも学年でも浮いた彼女――――白藤水は平穏な学校生活を望むいたってふつうの中学生。そんな彼女のささやかな趣味は世間を騒がすオカルトじみた事件を捜査すること。今回はそのうちの一つ。彼女の人生の転機ともいえる一件を、とくとご覧あれ。
この作品はCOINシリーズとリンクしています。ご興味のある方はぜひ。
(COINシリーズ本編の間章としてのちに掲載します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 20:57:42
33249文字
会話率:48%
高校三年生に進級した森川浩一は、吉野友理奈
と同じクラスになる。
一学期の期末試験が終わり、夏休みを目前とするある日、友理奈に思いがけない不幸が訪れた。
終業式を迎えたが友理奈は姿を見せず、浩一は彼女のことが気にかかる。
その日、帰ると
きは雨が降り、公園にいる友理奈を見て愕然となった浩一は、彼女から話を聞く。
浩一は、不幸が起きたのは自分のせいだと己を責める友理奈に抱きつかれたとき、浩一のなかで邪悪ななにかが目覚めた。
その邪悪な存在は、浩一に「獣になれ」とたぶらかし、浩一はその声にとらわれ、いつもの日常が狂いはじめる。
その後、友理奈は立ち直ったが、逆に浩一の様子がふつうとはちがってくる。
心配した友理奈はクラスメートで頼れる同級生、外山に相談すると、外山は浩一から話を聞き出そうとする。
外山に励まされた浩一だったが、根本的な解決にはならないことを自分で悟っていた。
大学受験が迫るなか、ひたすら悩むしかできない浩一に、友理奈は行動を起こすのだった。
※簡単にいうと、大学受験をひかえた高校三年生の男女が予期せぬ事態に直面し、悲しみ、悩みぬき、友情を育むという物語。
空想的な部分はありますが、SFやファンタジーではありません。
この物語は、元号が令和に変わるまえにはすでに完結させていた作品です。現状とは合わない部分があるかもしれませんが、なにとぞご容赦を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 05:05:02
30044文字
会話率:27%
ふつうのOLだったあたしはトラックに轢かれて転生し、アイスクリームのバニラになった。アイスクリームショップ『フォーティーワン』で毎日お客さんに熱いまなざしで見つめられ、お口の中でとろけて死ぬのは最高だ。人間だった時は死ぬのは怖いことだったの
に。
死んでも何度でも産まれ変わる。ずっとアイスクリームで、ずっとバニラだ。でもなんでいつもバニラなんだろう? たまには変わったアイスにもなりたいよ。
そんなことを思ってたけど、ある時明治時代のアイスクリームソーダに転生して、バニラは尊いのだということを知る。あのメロンソーダの上に乗るのは、あたししか似合わないのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 15:36:15
2182文字
会話率:20%
アーミティアスは人間とユニコーンのあいだに産まれた。人間でもユニコーンでもない彼は、暮らしていた島の退屈な生活に耐えられず、人間の街にやってきた。彼は物語を求めていた。彼は一人の少女と出会う。彼女はふつうの人間ではなかった。
(『ユニコーン
のたまご』のスピンオフ作品ですが、単体でも読めるように書きました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 21:55:59
6904文字
会話率:41%
レベルというものが存在せず、生まれたときの能力値で強さが決まってしまう世界。スキルは各人に一つずつ。それも戦闘に使える技かどうかはわからない。
そんな世界で国境を守る辺境伯の末子として生まれたレルシャは、誕生時の能力値がわずか1しかなかっ
た。成長しても戦闘生命力(HP)が15にしかならない。最弱の出来そこないとして、強い兄をうらやましく思うレルシャ。
そんなとき、兄がクーデル砦の奥にある解放遺跡を見つけ、能力が二倍になった。自分も強くなりたいと砦をめざすレルシャだったが、その途中、狩小屋で出会った少年ダヴィドを助ける。すると、ダヴィドを追ってダークエルフたちが襲ってきて、ソフィアラに大けがさせてしまう。
レルシャが二度と危険を犯さないよう、領地のなかでもとくに僻地のラグナランカシャ村に住まわせることを、父は決定する。
その村は古代の聖地と呼ばれており、遺跡がとてもたくさんあった。じつはそれらのほとんどが解放遺跡なのだが、ふつうの人には入口が見えない。しかし、レルシャにはなぜか扉が見えるのだ。戦闘には役立たないカススキルだと思われていた『発見』が、解放遺跡の入口を発見する能力だったのだ。
そこからレルシャの快進撃が始まる。次々と能力を解放し、強くなっていくレルシャ。そんなある日、クーデル砦が魔物に襲われたと連絡が来て……。
大人も子どもも安心して読める王道ストーリー。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。こちらと同時公開。
©︎ 2024 suzumori mio折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 09:40:00
134881文字
会話率:53%
僕の目の前に立っているのは、「宇宙服を着ている小柄ななにか」だった。
ふつうの宇宙服なら、顔の部分が透明なはずだが、それはちがうのだ……。
SFショートショートです。
最終更新:2024-07-18 18:00:00
2295文字
会話率:42%
わたしはただの雨女ではない。大雨女だ。子どもの頃はふつうの雨女だった……。
最終更新:2022-07-08 18:00:00
1616文字
会話率:39%
一瞬、目の前が暗くなった。気がつくと、僕は海岸に立っていた。白波が浜に打ち寄せるごくふつうの海に見えた。しかし、浜にはたくさんの黒い石が転がっていた。
最終更新:2022-06-22 18:00:00
985文字
会話率:27%
ここは、幽霊がたくさん住んでる、古代の都市。 街の中には、幽霊がふつうに生活してて、道を歩いてる。 10年前に死んだ人がいて、数百年前に死んだ人がいて……。 色んな時代のできごとが、ぐちゃぐちゃに入り乱れているんだ! そんな中を、都市伝説が
好きな女の子が、面白いことを求めて、走り回る!
……あ! 私は、生きてて、生身の体を持っててね。 でも、友達は幽霊ばっかりなんだ! みんな明るくて、とっても楽しい人たちだよ! みんなもおいでよ! 一緒に古代の街の中を、歩き回ろうっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 11:11:15
428574文字
会話率:31%
波瀾万丈な半生を過ごしてきたせいで、ありきたりな普通の暮らしに強い執着をもつ男。
いつものように玄関から一歩踏み出した先は、決して普通とは呼べない異界の森であった。
日々薄れゆく過去世の記憶と、変貌してゆく己の存在。
魔族の蔓延る危
険な異世界で、彼は普通の暮らしを営む事ができるのか?
これは人々に『魔王』と畏怖さられながらも、ささやかな幸せを必死で追い求め続けた、凡庸ならざる男の冒険奇譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 16:05:40
22755文字
会話率:30%
ある日の深夜、ごくふつうの中学二年生・閑麗香(ひま れいか)の元に兎の耳と尻尾の生えた可愛らしい少女が現れた。少女は問う。
――もしも、目の前で困っている人がいたとしたら、君はどうする?
――助ける? それとも、見て見ぬふりをする?
その時は答えられなかった麗香だったが、いざ自分が窮地に陥った時に少女にもう一度問われ、「助ける」と選択する。答えに満足した少女は麗香を助け、にゅにゅにゅと一夜(かずや)を探しているのでその手助けをして欲しいと頼んだ。一夜の説明によれば、にゅにゅにゅとは、現代の呪術師で、霊感体質の人間に呪いをかける超人だという。
少女はにゅにゅにゅに呪われた一夜の肉体を探している。が、少女の正体が実は青年であったことを彼の何気ない一言から判明した。少女だと思っていた兎の子は、麗香より一回り以上も上の男性・一夜の霊体。その愛らしい姿は呪いによるものだった。
にゅにゅにゅ打倒のため、一夜の肉体捜しのため、一夜との特訓の日々が始まる。
元教師と女子中学生による、ファンタジックラブロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 16:39:49
69938文字
会話率:38%