小説家になろう 勝手にランキング
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推理ランキング 51~100位
入学早々幼馴染の安藤怜に告白された三城勇樹。元々怜に恋心を持っていたのですぐに承諾し、入学早々新カップルができたと一時期話題になった。
だがある日、男子更衣室に盗撮カメラが仕掛けられ、安藤怜が疑われてしまう。
さらに「あいつはヤンデレの盗撮犯だから別れた方がいい」と告げられてしまう事態に。
安藤怜は本当にヤンデレな盗撮犯であるのか。無実の罪であることを解明しようと奔走するが、証言を聞けば聞くほど明らかになるのはクラスメイトの性癖のみで
、怜への盗撮犯疑惑は深まっていくばかり……
ヤンデレ幼馴染&ミステリーラブコメものです。ミステリーといっても堅苦しくないのでお気軽にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ
ごく普通に生活していた事務員の彼女は、朝起きるとツノが生えていた。
会社に向かう途中政府の職員となのる男たちにつれられた先は「謎解き部」
政府直属のこの部署で、名探偵として働くこととなった彼女の運命はいかに!
僕しか来客のない閑古鳥なく古本屋、「ウォーター・バック」。7年間通い詰めた店が僕が18になり上京するのに合わせ、閉店。「俺だって忙しくなることもある」泣き止まぬ僕に店長がかけた言葉が、僕の頭にある仮定を浮かばせて...。古本屋を舞台にした、超短編ミステリー小説。
高校の卒業式、俺は意を決して告白し――玉砕した。悲しみに暮れる中、告白した彼女から一枚の写真が送られてくる。彼女の部屋を写したらしいそれをどうして送ってきたのか判らないまま、一年が経った。未練がましくいる俺は、写真に隠されていたあることに気がついて――。
警視庁は刑事部捜査第一課に「特命捜査対策室 不可能犯罪係」を設置した。
目的は、時間的制約のある難事件、および人間が行うには不可能だと思われる事件を解決することであった。不可能犯罪係を率いるのは、科学捜査のスペシャリスト、女性警部、早乙女弥生。それを支えるのは、かつて世界で活躍したマジシャン、氷室裕天。これは彼女とその仲間と奇妙な事件の物語である。
(一話完結の短編集)
第一話 プロローグ「800万分の3の青酸カリ」
第二話 「自
動人形館の殺人」
第三話 「鬼島の三密獄門」
第四話 「伊豆の霊能者」
第五話 プロローグ2「人ヲ殺ス死体 ― Murder of the Dead ―」
第六話 「天城殺人事件」
第七話 インタールード「エリちゃんと魔法のコンペイトウ」
第八話 「殺人者は、未来から……」
第九話 「ガラスハウスの梅安」折りたたむ>>続きをよむ
施錠された教室内、ガラスの筺に閉じ込められた人形が涙を流した。
この奇妙な事件に遭遇した僕は、これまた奇妙な喫茶店で一人の人形に出会う。
謎を解く人形に。美しくも、毒舌で、理知的ながらも性悪な、そんな人形に。
川渡り問題、正直村問題、ハノイの塔、天使と悪魔の門番といった著名な論理パズルを舞台に、登場キャラクターたちが殺し殺される。
論理によって論理が破壊され、「当然の帰結」が捻じ曲げられる。
ゲーム性重視の連作短編ミステリー。
東京にある私立晴海学園高等部に通う、久遠歩。
久遠の所属するミステリー研究部の6人は、ゴールデンウィークを利用して顧問の梅澤先生と共に合宿のため孤島へと向かう。
そこで次々と死んでいく部員たち。
訳がわからないまま殺されてしまった久遠だが、その瞬間、目覚めた場所は孤島へ向かう船室だった。
久遠は犯人を見つけ出し、死のループから抜け出すことができるのか。
自然あり技術ありお花ありのこの世界の住人から" 神"と呼ばれている47歳 宮田崇次 彼はいろんな世界を前崎 園とともに作っているしかしある事件が起こる
その事件が起こったことにより日常はドミノのように崩れさってゆく―――
主人公と言う名のスポットライトはひとりが独占せずにこの事件の鍵となる3人に浴びせられます
この小説は2つのせかいをまたぎ展開してゆく物語です。神の住んでいる世界の犯人と神が作った世界の犯人両方を
推理し、全体の形を理解して頂ければと思います。
また、この作品は私のデビュー作です。
何がいいたいんだといいますと……温かい目で見て頂ければと、誤字脱字等も何卒宜しくお願いします
P.S. 私の名前は (空白)です。これはノゲノラのパクリではございませんのでそこはご理解くださいますようお願い致します折りたたむ>>続きをよむ
目が覚めると、この場所に居た。
真っ白い部屋。
突然ドアの戸を叩く訪問者・・・
瞬間移動する老人
人間の言葉を話すウサギ
喋るマネキン
なぜ僕はここへ?何のために!
この世界の住人とは...
それぞれの役割とは...
新感覚ミステリー小説の始まりを此処に!
何でも屋 トライアングルに持ち込まれる事件の数々。一緒に推理してみてください。
発足したばかりの部『白繚高校旅行部』の部長、古城彼方(こしろかなた)は、頭脳明晰だが変わり者の天羽涼(あもうりょう)と共に部活として京都旅行に赴くが、そこで京都に隠された宝にまつわる五つの暗号の解読を依頼される。謎解きのため京都中を駆け巡ることになる彼方達だが、暗号には意外な真実が隠されていて……。
ある町の、ある祭壇。
ここでは儀式が執り行われていた。
その儀式では神様にある捧げ物しなければならない。それは”捧げしモノ”と呼ばれている。
だが“捧げしモノ”を盗んだ男がいた。
それは神の怒りに触れ、この町では色を失くした。
そして18年後……
とある普通の高校生。
彼は他の人よりこの事件に興味がある。
彼はこの町に色を取り戻していく……
※この作品は、「ノベルアッププラス」「カクヨム」「エブリスタ」「アルファポリス」でも公開し
ています。折りたたむ>>続きをよむ
記憶を失った猟奇的指名手配犯’スノウ’と拉致されている少女’メイ’
行動を共にしていると次第に気づいたメイの秘密とスノウの真実
綺麗な寒空の中の夜空、無情な雪がふりしきるロシアの中にひっそり建設された独立国家'WelCity'
次第に紐解かれていく完璧な国家の深い闇に、記憶喪失の男と少女は立ち向かっていく!
小高真也には、付き合って1年になる彼女がいる。名前を栗田歩美。年齢20歳。性格は大人しく、地味な容姿をしているが、優しい女の子。真也は、そんな彼女から、相談を持ち掛けられる。呼び出されたカフェに行くと、そこには青白い顔で俺を見つけると小さく笑って、手をあげた歩美がいた。(最高のアルバイト)
『時は金なり』
これが比喩では無くなり、時間を売買出来るようになった。
そんな未来に現れた、不当に時間を奪う犯罪者によって、連続殺人事件「タイムアウト事件」が発生する。
時間に関する事件に対抗する部署「特別時間管理課」の矢島悠介は、積年の思いを抱え、単身調査を開始した。
SFクライムサスペンスの完結作。
(*カクヨムにも投稿しています*)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880283
126折りたたむ>>続きをよむ
1994年、奥多摩の白神村で一人の男が全村民を殺害するという前代未聞の大事件が起こる。後に「平成の八墓村」と呼ばれるようになったこの事件であったが、やがて、事件後に廃村となった白神村に事件の『イキノコリ』が出没して村へ侵入する人間を殺す、という噂が流れるようになっていた。それから十年後、今度は八王子市内を走る路線バスが予備校生によって占拠されるという事件が発生。だが、犯人の無謀な要求によって奥多摩の山道を暴走したバスは運転を誤って崖下
に転落。助かった乗客ら十名は、偶然近くにあった旧白神村へと避難して救助を待つことになった。ところが、翌日運転手が首切死体となって発見され、さらに乗客二人がバラバラにされて殺害されてしまう。互いに疑心暗鬼になる乗客たち。だが、一人、また一人と乗客たちは殺害されていく。殺人鬼は自分たちの中にいるのか、それとも噂の『イキノコリ』なのか。今、十年のときを経て「惨劇の村」で再び殺戮の幕が開く。誰が死に、誰が生き、誰が殺して、『イキノコル』!折りたたむ>>続きをよむ
大富豪斎藤正也のコレクション、ピンクダイヤモンドのペンダント『女神の涙』が消えた。
刑事伊藤大吉と藤田建造は、現場検証を行うが手掛かりは出てこなかった。
後妻の小夜子は、心臓病により車椅子生活となった当主をよく支え、二人の仲は良い。
宝石コレクションの隠し場所は使用人たちも知らず、知っているのは当主と妻の小夜子だけ。
しかし夫の体を慮った妻は、この一年一度も外出をしていない事は確認できている。
しかも事件当日の朝、日課だったコレクシ
ョンの確認を行った正也によって、宝石はあったと証言されている。
最後の確認から盗難までの間に人の出入りは無く、使用人たちも徹底的に調べられたが何も出てこない。
消えた宝石はどこに?
手掛かりを掴めないまま街を彷徨っていた伊藤刑事は、偶然立ち寄った画廊で衝撃的な事実を発見し、斬新な仮説を立てる。
他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ
世界に名を轟かせ、彼がいればこの世の謎無しと言われている名探偵――坂巻流斗《さかまき・りゅうと》。
そんな彼、実は飛び抜けた推理力や洞察力があるわけでもない、どこにでもいるようなただの一般人だった!
しかし生まれながらの巻き込まれ体質且つ、ちょっと変わった死に戻り能力を所有しており、謎を解く運命にあるのだ。
そんな彼の謎解きミステリー死に戻りライフ。
春野高校2年3組、安達成美が突然姿を消した。携帯のホーム画面には助けてとあり、黒板には大きく『犯人は佐藤』の文字。
犯人は佐藤のうちの誰なのか、クラス内で犯人探しが始まったところでまた失踪者が現れ……!?
そのまま全員が被害に遭ってしまうのか。犯人はどの佐藤なのか。本当に佐藤なのか。
学校内で起こるドキドキミステリー!
近未来を舞台にした学園で、ハードボイルドなヒロインと謎を追う日常風学園ミステリーです。
転入してまだ間もない主人公の高遠ユウジは特別校舎での授業を終えて本校舎に戻る途中、下駄箱前で立ち尽くすクラスメイトの麻峰レイに遭遇する。
レイは同じクラスでありながらも、その完璧に近い美貌と近寄りがたいクールな雰囲気によってユウジは自分とは縁がないと思っていた人物だった。
靴が紛失し立ち往生していたレイを助けたユウジは翌日、彼女から昨日の礼と靴の盗
難事件が多発していることを聞かされる。
レイは既に盗難事件について独自の調査を開始しており、自分を含めた被害者の生徒はいずれも同じ寮の女子生徒であることを突きとめていた。
そしてユウジは、レイからこの事件を一緒に解決しようと誘われる。好奇心からと、レイのような美少女と仲良くなるチャンスを拒む理由はないユウジはその申し出を受ける。
このようにしてユウジとレイはバディを組むと、事件と学園の謎に迫るのだった。折りたたむ>>続きをよむ
以学高校女子生徒絞殺事件(いがくこうこうじょしせいとこうさつじけん)とは、2015年6月13日正午に京都府衣笠市の府立以学高校の体育倉庫で発生した殺人事件。京都府警による正式な呼称は京都府衣笠市府立以学高校における女子生徒殺人事件。(Wikipediaより抜粋)
世間を騒がせた未解決事件に群青探偵が挑む……。
ぼなぁら先生企画『自主企画ミステリー部』提出作品。ノベルアップ+より転載。
25歳、人見知りの社畜であった奥野雪菜は突然交通事故にあってしまう。
誰かに起こされ起き上がるとそこには誰もいない、全く知らない高貴な部屋であった。
死んだから転生した、そう彼女は思っていたが...?
「この世界は何も理解できない」
「力こそパワーだぞ!!ほら、立ち上がれ!」
「“雪菜”なんて子知らないわ」
「今日からお前は私の娘だ」
気づいたら死んで、気づいたら生きていた。
学生食堂の二階、そのオープンテラスには心霊問題を解決してくれる優秀な霊媒師がいるという噂がある。
今日もまた、悩める人々が救いを求めてテラスへと足を運ぶのであった。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
とある有限会社の若社長が殺害される事件が起こった。容疑者に浮上したのは被害者に恨みがある3人だった。その内の一人・個二市根(こにしね)の所有物が犯行現場と死体遺棄現場から発見された。また、犯行現場からは被害者のダイイングメッセージと思われる「KO」という文字も発見された。全ては個二市根が犯人である事を指し示していた。
しかし、新米刑事の杉上はその都合の良さに違和感を覚える。だが、被害者を恨んでいる動機がある人物は容疑者3人の他には居
らず、他の2人の容疑者には完璧なアリバイがあった…!
果たして、犯人は本当に個二市根なのか…!?折りたたむ>>続きをよむ
警察官 鬼田カイラは5年前に妻と娘が殺された事件を追っていた。手掛かりは一切見つからないまま、時が過ぎる中で、彼は「桃太郎」と呼ばれる男と出会う。「桃太郎」との関わりの中で彼が見つけたものとは。
とある高校で起きた事件。それは殺人か自殺か。それとも事故か。
曖昧な情報、あやふやな証言、不確実な証拠品。
それらを元に、病欠少女と番長が推理する。
勝手気ままな物語。
ー2016.3.26 休止決定ー
『彼』はベランダから落ちていった。『私』は呆けたように、それを見送ることしかできなかった――。
冬の凍える風が吹く日、『私』が最後に見た『彼』とは。
その光景を、私はたぶん、生涯忘れることはない。
学園探求部……それは、学園の謎を調査する部活である。
部長の気まぐれから始まった今回の調査。それは学園の有名人達の”二つ名”の由来、そして功績を知ること。
そして、”不可能を可能にした男”、”時の魔術師”などという”二つ名”を持つ者達から語られる予想もしなかった真実。
あなたはこの謎を解くことが出来るのだろうか?
超邪道なミステリー。
二十歳になったら現実見ろ。今日び探偵なんてのは全部が全部浮気調査員だ。お前の抱いてる探偵像は、ガキの想像の産物、作りもん、フィクションなんだよ、わかるか? フィクションしていいのは十九までだ。二十歳からは現実。これが世の中。
※pixivにも投稿。
宮首蒼紫は、冥秀高校のミス研仲間と山奥のペンションを訪れる。楽しい合宿になるはずだったが、殺人が起きて…………
とある街にあるアンティーク店『アルビス』。其処に、小さな探偵事務所を構えている高校生が居た。此れは、少年が関わった事件の記録である****赤い雫型のルビー『赤い涙』…其れを巡った事件が巻き起こる…
「ずるい!いいな〜」と、なんでも欲しがる隣人。色々盗まれるので、死も盗ませてみた。
R15は念の為になります。
日本を代表とするエギザレム劇団。
エギザレム劇団では、主演俳優と主演女優という2つの役職が存在する。それぞれ劇団内で1人ずつしか選ばれない名誉あるポジションだ。
主演女優である河辺真凜が次回公演で卒団することになった。そこで次に主演女優に就任するのは、誰なのかについて予想されるようになっていた。大半の予想は、経験豊富な真鍋麻衣が選ばれると思っていた。
だが選ばれたのは、三浦瑠璃だった。彼女は、これまで民衆役などアンサンブルしか経験
がない無名女優だった。
劇団社員である主人公桜田賢治は、三浦瑠璃と恋人同士であり、結婚する約束をしていた。
そんな中、賢治は、稽古場で真鍋麻衣から衝撃の一言を言われるのだった。
「桜田さんに彼女の秘密教えちゃおうかな。」
「彼女が今回主演女優に選ばれた本当の理由、知りたい?」
彼は、真実を知った時、彼に訪れるのは、幸せか?それとも不幸か?折りたたむ>>続きをよむ
「しっかりしなさいこのザコ助手!」
スキされあれば僕をおもちゃにする姪っ子・ジュリーこと綾瀬樹里(あやせ・じゅり)。
ただでさえしち面倒なジュリーが子供向けの推理小説にはまったからたまらない。近所で起きたカレーブロガー殺人未遂事件の犯人を追いかけようと、叔父の僕やその悪友・舞江ことマイさんまで引っ張り出しての珍捜査線。
ホームズルックの「メスガキ」探偵と、助手の僕らの明日はどっちだ……!?
「僕は推理とか向いてないんだけど」
桜屋敷桜太の家は、代々桜守り兼探偵……なのだが推理の才能は父に似てほぼない。そのかわり桜の世話の才能は中々の物。少し抜けた彼の一族が仕える桜は樹齢は多分千年を超えるご長寿さんで人を癒すなどの不思議な力がある。決して秘密を漏らさぬよう一族はあらゆる手段で守ってきた桜……、だったのだが、ある日桜太郎は記憶を失った状態で桜の下で眠って治療されており、その姿をクラスメイトの木ノ内さんに見られてしまった。絶対
に他人が入れないよう工夫を重ねた家にいる彼女をどうするか。判断は桜太に任された。諸々の問題も共に。折りたたむ>>続きをよむ
ある日某所でとんでもない事件が発生した。それはまったく不可解で謎が深い事件であったが……
名探偵さつきさんが解決する五分で読めるミステリー。
カクヨムの「5分で読書」短編小説コンテストで書いた作品。
わたしの担当作家は少し変わっている。その興味と知識が偏っているせいで一般常識がスコンと抜けていることがある。
そんな彼女でも昔は恋愛もしたことがあった。しかし、その話はどうにも腑に落ちなかった。
(いつも殺人に遭う探偵と同じ宿なんて、まさに悪夢だ)
舞台は猛吹雪に閉ざされたコテージ。
気づけば私は、アドベンチャーゲームの中に召喚されていた。
配役は作中で一番悲惨な殺され方をするキャラ。しかも、厳しい縛り付き。
犯人が誰かを言えない。逃げられない。特殊な能力もない。
あるのは、このゲームの知識だけ。
「早く解いてくれよ……名探偵」
謎を解くのが先か、殺されるのが先か。
私の運命は、名探偵の推理に委ねられる。
殺人事件の被害者は一体何を感じて過ごしているのでしょうか。どのようなことを考えて死へ向かうのでしょうか。これは探偵でも警察でもない、ただの被害者の物語です。
pixivで同名で活動してましたが今回こちらにもあげてみることにしました!これからも色々な作品を挙げていくつもりなのでよろしくお願いします!
大正時代の伝説的詐欺師モンドが、粋な芸事の師匠藤巻茜とその腰巾着の男を巻き込んだ結婚詐欺を仕掛ける。まんまと大金はせしめた。それなのに、なぜかしっくりこない。その手筈を改めて振り返ってみれば、腰巾着男の果たした役割の大きさと手際の良さが侮れないことに気付かされる。これから更に大きなヤマを踏むにはこの男抜きには考えられないと、一緒にやることを誘いかけ、どうにか仲間に引き込んだ。メインを担うのがモンドなら、この男はあくまでもアシスタントのよ
うなもの。それ以来サブと呼ぶことにしてコンビを組んだ。騙しの仕事はとんとん拍子に進んだが、実績を挙げればそれだけ名が売れ顔が知られてやりにくくなる。やむなく闇の世界へと足を延ばして、ピストルや麻薬を売りさばくことにした。そしてついには軽はずみな嘘がバレて悪者どもに追われる身となり、サブはその場で命を落とす。一人隠れ家に逃げ込んだモンドのもとに、あの世からサブが訪れ死を誘う。モンドは先行きのなさに身をはかなみ、サブと一緒にビルの窓から飛び降りた。
やって来たのは、あの世の入り口にあたる天の移民局。管理官に、二人の絶妙なコンビネーションと詐欺の腕を買われて、死ななくてもよい命を救う救急救命士にならないかと勧められる。
地獄へ落ちるよりはよいだろうと地上に戻った二人が向かった先は、現代のオフィス街。百合という名の女性が働いている。このうら若き女性が、勤め先の上司に期待を裏切られたとの勝手な思い込みから、絶望の淵に立っている。その理由はつかめたものの、救ってやるにもまさか誰もが驚くような手は使えない。一度死んだ者として、ここはこっそり死なずに済むようにしなければならなかった。しかし、幽霊に物理的な力は発揮できない。考えあぐねているうちに、上司を道連れに飛び込もうとする電車がやって来る。残された手は、念ずる力と、どこへでも行くことができる移動の力ぐらいのもの。ふたりは力を合わせて、元の会社の同僚や上司を利用して、すんでのところで百合の無謀な行為を止めた。そこで気付かされた罪滅ぼし。百合は昔騙した藤巻茜の曾孫だった。
一件落着と天に戻るが、地獄行きが免除されて天国への道が開かれる、というわけにはいかない。管理官は救急救命チームとして働き続けることを進める。その意義に同意するモンド。しかしサブは心が定まらない。どうなるモンドとサブ。乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ
実業家であるA氏のもとに一通の手紙が届く。
そこには「来週、誰も予測できない曜日に名画「オランダの涙」をいただく 怪盗Sより 」と書かれていた。
ある探偵の物語。どうなっていくのか僕もわかりませんがお気長にお待ちください
刑事の兄は高校生の弟の様子がおかしいことに気付いていた。――東京、千葉、茨城で発生した女性ばかりを狙った連続絞殺事件の捜査のため、兄は家に帰って来ても、ほんの少し仮眠をとり、着替えを持って出て行くだけだった。それを見送ると、弟は制服を着て家を出る。今日は文化祭の代休日、高校へ行くのではなかった。都内から千葉を通り、茨城へ至る電車に乗り込む。弟の行き先は…?
作品内時間は2015年なんです。一昨年、書いた話なんです。今年の始めに投稿しよ
うと思ったら自宅の貧弱ネット回線がつながらなくてモタモタしてたら、ノロウイルスと病原性大腸菌O-8のダブルパンチにやられて10日間も入院してるうちに、新型コロナウイルスで大変なことになっちゃって、緊急事態宣言で歩きスマホの人どころか、フツーに街を歩いてる人さえ自粛警察に撲滅される世の中になっちゃって、お蔵にするしかないか…と思ったんですが、緊急事態宣言も解除されたし、こっそり投稿しようかと思ったら、これ第二波だよね?なのに、どうして誰も認めないの?!という状況の今現在…
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