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空想科学[SF]ランキング 8701~8750位
人間の脳が発生させる『意識場』の発見と、それを利用した『共感』技術の確立によるヒトの心の可視化。社会はまさに大きな変革の時を迎えようとしていた。そんな社会で医療行為としての共感を一手に引き受けるのが『共感医』。共感医『藍咲ユウ』は、精神疾患を抱える患者の治療に従事しながら淡々と日々を送っていた。夏の日、その出会いまでは。
※この作品はフィクションです。作中に登場する精神医療・心理学等の用語は、作品の世界観を踏まえた独自の意味で使われる
場合があることをご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ
5分程度の近未来短編です。
この作品は、パブーに掲載したものを加筆・修正しています。
支離滅裂な文章――それは銀河帝国による人類滅亡を告げていた。さまざまな状況に振り回される主人公。遂に世界が終わり、現実世界へとトリップした主人公が生まれた。
実はそれらはすべて、小説自動生成botによる呟きだった。
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第3回日経「星新一賞」の落選作です。
人工知能(っていうか人工無能)で作った作品です。解説まで込みで応募しています。
ウィリアム・バロウズのカットアップ技法をコンピュータの力を借りて使っています
。
作品は以下の手順で作りました。
(1)文章生成ツール=楠樹曖(くすのきあい)を作成
入力した文章を形態素解析エンジンMeCabを使用して形態素に分解し、マルコフ連鎖により形態素を繋げて文を作ります。
オーム社『はじめてのAIプログラミング』を参考にC#で作成しました。
実行環境はWindowsです。
2011年に楠樹曖(くすのきあい)を利用したTwitterのbot=楠樹曖botの運用を開始しています。
https://twitter.com/kusunokiai
文章生成ツールで作成した文章を呟きます。
入力文章は楠樹暖(くすのきだん)がTwitter小説として書いた掌編小説を使用しています。
http://twilog.org/kusunokidan/search?word=%23twnovel&ao=a
2014年に楠樹暖(くすのきだん)がTwitter小説として書いた掌編小説が1001編に到達し、入力文章も1001編の掌編小説となりました。
(2)楠樹暖(くすのきだん)の1001編の掌編小説を入力として、文章生成ツールで文章を出力
(3)出力させた文章を、句点までを一文とした文単位に分けて使用する文/しない文に選別
(4)選択した文を意味が似通う文の近くに移動させて作品を編集
人間の手で行っているのは、(1)(3)(4)です。すべて一人で行っています。
コンピュータで行ったのは(2)です。作品中の文章自体はすべて文章生成ツール=楠樹曖(くすのきあい)を通って出力されたものです。
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衝撃的な発明をあっけらかんとしてしまった天才と、発明品の末路。
未来。冷凍睡眠から目覚めた六人の男女。
彼らは蘇生する過程で記憶障害を起こし、自分が誰かも分からなかった。
そして六人は、文明の滅び去った荒野を四輪駆動車に乗って走る。
目指すは謎の楽園パライソ。
だが行く手には、人間と昆虫の中間のような姿をして背中に蛾のような翅を持つモスマンの群れが立ち塞がる。
モスマンは、集団で人を襲うという意味ではゾンビのような存在ですが、その習性はゾンビとは大分違います。
また便宜上ホラージャンルに投稿しま
したが、実際にはアクション主体で怖さに関してそれほど追及していません。むしろアクションとしての面白さを追求して行きたいと思っています。
この小説は「カクヨム」にも青葉台旭として投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ
実は最後があるのかもしれない。(東京新聞 300文字小説投稿作品)
この世には扉という概念がある。
扉は空間と空間をつなぐ唯一のどうぐ、それを使えば別な空間へ行くことが出来る。
扉をくぐればどこかへ行ける、さてその先には何があるのだろうか
いつもと同じ風景?それとも・・・
これは扉を介して起きる奇跡、そして恐怖の物語達である。
さて、あなたたちを不思議の世界にいざないます
ある晩、忘れ物を取りに学校へ戻る途中、ユージは珪素生物(シリン)と呼ばれる見たことがない化け物に命を狙われた。絶体絶命の状況に追い込まれたが、ある少女によってそれは逃れることができた。だがそれをきっかけとして、翌日以降ユージは珪素生物に執拗に狙われるようになってしまった。ひたすら珪素生物から逃げるか、それとも差し伸べてくれた人の手を取って、共に立ち向かうか――。
コミカル×シリアスで綴る、近未来を舞台にした走り抜ける少年少女たちの物
語。(完結済)折りたたむ>>続きをよむ
「何のために戦っているんだ?」
勇一は振り返った。しかしそこには誰もいない。ただ夜の闇だけがそこにある。
「誰だ、僕に喋りかけている奴は」
「誰? 君の心の声だよ。君も気付いているはずだ、もう戦いたくはないと」
不気味な声の主が嗤(わら)う。勇一の脳裏に温室の風景が。と、その緑が一瞬で赤に変わる。何か言いようのない恐怖が勇一を包み込む。
勇一が海岸で倒れているのが見つかったのは紀伊半島のとある町。病院の一室で目覚めた彼には記憶
がない。勇一はそこで坂田比呂子という看護師と出会う。記憶のない彼にとって彼女の笑顔が救いとなっていく。
勇一が比呂子の兄の食堂で働く事になったある日、彼の住む町に怪獣が現れる。逃げ遅れた勇一の手に青い炎が見る。すると勇一自身が巨大化し、まるでヒーローのような姿で怪獣と対峙。死にたくない一心で戦う勇一。しかし怪獣は強い。そこに怪獣の弱点を教える心の声が。勇一は青い光線で怪獣を撃退する。世間では巨大ヒーローをシルバーマンと呼び称賛する。
そんな中、里子と名乗る美しい女性が勇一の前に現れる。彼女は彼の妻だと言う。怪獣出現場所に必ず現れる彼女は敵か味方か。やがて怒りを持つ人たちが次々と怪獣となって勇一を襲う。戦う事が自分の特殊能力であると諦め、傷つきながらも戦い続ける勇一。
窮地の時に聞こえる声の主は誰なのか、勇一の記憶は戻るのか、そして比呂子との平穏な日々はやって来るのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ
137億年近辺で消失した時間軸を、なんとか修復するには。
大地が失われ、空に浮かぶ大陸だけが人の住める場所となって幾百年。
少年は鋼鉄の船で空を往き、少女は鉄の翼で飛ぶ。
突如現れたロボットたちによって世界が征服されてしまった地球。
元の世界を取り戻すために立ち上がった人々。
その中の一人の男の孤軍奮闘を描いた物語。
未来の砂漠での話。
ある財閥のお嬢様は身代金目的で攫われるが、我儘な態度と諸々あり、砂漠に置き捨てられてしまう。
なかなか財閥が助けが来ないことに業を煮やした彼女は、通りがかった乗り合いバスに乗車する。乗っていたのは貧しい人が多く、最初は尊大な態度をとっていた彼女だが、少しずつ変わっていく。
そして、財閥側の動向が――。
別作品、砂漠の探し屋レオナルドにとってプロトタイプの短編です。
同一名称等ありますが、パラレル世界のようなもので直
接関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ
8719位 楽園
あなたが思い描く楽園とはどんな世界でしょうか。本当に行ってみたいと思いませんか?
時は20××年。複雑化したコンピューター・ネットワーク社会におけるトラブル解決のエキスパート。人は彼らを『ディレクトリダイバー』と呼んだ。※他サイトにても掲載
地球の周回軌道を回っていたロシアの軍事衛星に小さな隕石が衝突した。その隕石には未知の微生物が付着していのだが、人工衛星は病原体を撒き散らしながら大気圏に突入してしまった。そして拡散した微生物は戸外にいた人間全てに感染してしまった。これに感染すると無事だった人たちを襲い感染者を増やしていくという恐るべき病原体だった。
元自衛官の高橋秀人は高校の先輩である藤岡義明のマンションを訪れていた。この災害に遭遇してしまった高橋たちが生き抜く事は
決して容易ではなかった。
そして、米軍の核兵器紛失、自衛隊戦車中隊の反乱など様々な事が起こる中、高橋はある人のため必死に戦うのだが。
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人間の命令に絶対服従するという仕組みがうまく機能していないアンドロイドが生まれてしまった。しかし、彼女はあふれるばかりの愛情を持った やさしいアンドロイドだった。ある家庭に買われ、そこの気難しい女の子カレンの世話をすることになるが次第にカレンに愛情を感じるようになる。しかし、他のアンドロイドは彼女と全然違う危険なアンドロイドだった。
花子さんの起こすちょっとした事件とその結末。星新一の影響を受けた感じのショートショート。アリの穴でも読めます。
「この中に偽りの者がいる」彼の者の声に、ざわめきが起こった。
私立の名門高校に時期外れの転校生がやってきた。彼女の名前は遠野二葉(とおのふたば)。誰とも口を利かず、人形のように表情を変えない彼女には、暗い過去と重い使命が課せられていた。そんな二葉の陰の一端を見てしまったクラス委員の保科由樹(ほしなゆき)は、同情から二葉に近づく。しかしそれは、由樹の命に関わる危険な行為だった。
ここではないどこか違う世界に
一つの小さな島国がありました
ところが悪戯好きの神様が………
さて、所変わって地球
日本海の真ん中に
一つの小さな島国が現れました
別のタイトル: 「レアリティ: 世界の現実」
この話は、秘密がいっぱいの世界の現実を描いています。物語は、3歳のナディエツィア・ヴァイスが、見知らぬ記憶で頭がいっぱいの状態で目を覚ますところから始まります。その記憶はとてもリアルで、まるで前世のもののように感じられます——けれども、彼女は生まれ変わりの考えを信じることができずにいます。彼女の頑固な信念がその理由です。しかし、現在の自分の人生やこの世界についての記憶は一切ありません。
ナディエツィアの記憶は、ただ一人の人のものではなく、何百もの人々の記憶が彼女の中に混ざり合っています。彼女はさまざまな職業を経験し、いろいろな状況に直面し、男性や女性としての人生を感じ、さらには恐ろしく痛ましい死さえも経験しています。
ナディエツィアは、今の人生ではただ平和に暮らしたいと強く思っています。しかし、実際には、彼女の生活には次々と問題が発生し、何かが遠くから彼女を狙っているかのように感じられます——今までに経験した出来事の謎が、まだ解明されていないのです。両親のことや、なぜ彼女がこの記憶を持っているのかという疑問、そして他の多くの謎が彼女の中に深く秘められています。
この物語は、ナディエツィアが厳しい現実にどう立ち向かっていくのかを描いています。彼女はたくさんの経験をしてきましたが、まだ完全に大人というわけではありません。時々、子供の体に影響されて、無意識におかしな行動をとってしまうこともあります。それでも、彼女は自分の両親の正体を見つけ出し、この記憶の背後にある理由を理解し、自分の中に秘められた謎を解き明かそうとする決意を持ち続けています。折りたたむ>>続きをよむ
ある日、機械人であるそらは荒廃とした街で目を覚ます。そこには、そらと瓜二つの少女がいた。
異星人ネビュラン(星雲人)によって機動兵器クーガーにされた地球人の僕は、新宿エリアで戦略環境システム「不確定フィールド」に閉じ込められ、敵のクーガーと対峙する。
コマンダーとして僕を操縦するのは、一見美しいエルフの少女に見えるが実態は冷酷なネビュランの戦士ユラ・ノヴァ。
フィールドによって狂った因果律に翻弄されながら、3分以内にフィールドから脱出しなければ、僕らは完全に閉じ込められてしまう。
不確定性を武器に、不確定な戦いを切り抜ける僕
らを待っている、不確実な未来とは?折りたたむ>>続きをよむ
とある未来の話。
格闘技はGMA(ギミック マーシャルアーツ)と呼ばれる人対アンドロイドの興行試合が主流となっていた。
対戦相手のアンドロイドは、人型のみならず、ゴブリン、ミノタウロス、そしてドラゴンまで様々な空想上の生物までバリエーションがる。
対する人間も、様々なスキルが使えるギミックスーツを身に着けて戦う。
そんなGMAに一人の男がチャレンジした。
彼の名はシガキ。今では下火となった生身の人対人のプロレス復興の為、GMAで名前を
上げようとする。折りたたむ>>続きをよむ
新世紀二百年、七月二十八日。
第四次代理戦争が終結して以降、人類は自らが作り上げたAIに敗北した。
文明の発展に伴い、AIを使った技術が世界中を埋め尽くしていった。
ありとあらゆる管理システムを乗っ取られた人類は、
プライバシーを公共的に開示することを強要されながら、
AIが決めたルールに護られながら、
そのことにすら気づかないまま生きていた。
世界を裏で牛耳っていた二人の人物は、AIによる革命を起こし、
AIによって管理される社会を作
るため、新・世界政府(生命活動管理委員会)を設立した。
しかし、世界の隅に追いやられた旧政府の役員達は、
対新・世界政府(生命活動管理委員会)機械人形部隊”アトラス部隊”を構成し、
新・世界政府(生命活動管理委員会)への反撃の機会を伺っていた。
償井ツグミ博士が考案した、アルテミス計画もその一つだ。
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完結済み超長編作品「神水戦姫の妖精譚」のマンガ原作脚本版です。
バンダナコミック 縦スクロールマンガ原作大賞応募用の投稿となります。
以下は第一部「空色(スカイブルー)の想い」のあらすじ(ネタバレあり)となります。
ある日、音山克樹の元に現れた人工個性と呼ばれるAI、エイナは彼は死者復活も可能な命の水エリクサーを巡る戦いに誘う。様々なサイズと形のある遠隔操作ロボット「スフィアドール」のコアでも特別なエリキシルスフィアを集める秘密の
戦い、エリキシルバトルへの参加を表明した克樹。死んだ妹と同じ性格をし、エイナと同じ人工個性のリーリエが操る身長二十センチサイズのピクシードール「アリシア」は、エリキシルスフィアにより百二十センチに巨大化する力を得た。
同じ学校にいたバトル参加者、浜咲夏姫に参加者であることがバレ、戦いを挑まれて勝利を収めるも、バトルに消極的な克樹は彼女のスフィアを奪わない。人間的過ぎるリーリエに疑問を持つ夏姫を誤魔化しつつ、破損したブリュンヒルデの修理のために出かける。夏姫を家に送った後、克樹は最近無差別にドール所有者を襲っている通り魔の襲撃を受け、辛くも戦闘から逃れた。
空手部の近藤誠と同じように、夏姫もスフィアを手に入れるのと、知人を守るため通り魔を探すと言うが克樹は取り合わない。彼はリーリエ構築の原因であり、バトル主催者であろう魔女モルガーナを探し、夏姫の無茶防止のため独自に通り魔を探す。
歌手活動をするエイナに同行するモルガーナに会うため、ライブ会場に向かう克樹。一方夏姫は破損したパーツを明美とともに買いに行く。帰る途中、明美が襲われ怪我をし、夏姫は逃げた通り魔を追う。モルガーナと対峙していた克樹は連絡を受け、手がかりを得て夏姫の元に駆けつける。
敗戦した夏姫の元に駆けつけた克樹は病死した恋人の復活を願う近藤を看破し戦う。ドール操作中に自身も動ける近藤の接近に、妹を死なせた誘拐犯抹殺用のナイフを突き出すが、切り替えされ自分を刺してしまう克樹。彼を死から救ったのは、リーリエの代わりにアリシアに乗り移った妹だった。息を吹き返した克樹はリーリエとともに近藤を倒した。折りたたむ>>続きをよむ
兵器として生まれた少年少女、彼らは逃避行の末にヒトに触れ、その在りかたを知り、もがきながらも成長してゆく……
育児と家事をこなしながら女性は技術の進歩に思いを馳せる。
あの空の果てにあるのは一体どれほどの夢と願いなのか?
柴野いずみ@『傷モノ令嬢』収録アンソロジーコミック配信中!
SF
空想科学[SF]
ヨクアル終末系SFナ話。機械人形ノワタシト、ゴ主人サマノ日常デス。
絵を描いている青年の下に一人の男が現れる。
彼は目的すら告げずに青年に暴力を振るうが……。
相棒と二人で、公園の女の子を見張る。これが私たちの仕事だ。
(「NOVEL DAYS」でも掲載しています。「念力」「ペンギン」「残業」というお題の三題噺で書いた短編です)
今回は、視点を変えて雄二視点で書いてみました。雄二と花夏の関係が今明らかになる。
「おじいちゃん、聴こえる? ねえねえ」
「ふふふっ、聴こえてるよ。きっとね……」
「疲れてるみたいだ。もう休ませてやろう」
「あたしたち、明日また来るからね!」
「そうね、また明日来ようね……」
「そうだな……じゃあね、父さん……」
ああ、また明日……。そう声に出せないおれは、届いてくれと願いながら心の中でそう念じた。孫の元気いっぱいな声と息子夫婦の優しい話し声が遠ざかっていく。
やがて、「ご臨終です」「お疲れさまでした」と、そ
う聴こえた気がした。
瞼の向こうに感じていた病室の蛍光灯の光が徐々に暗くなり、そして完全な暗闇になると、過去の自分が映像となって浮かび上がった。それは、物心ついた辺りから始まり、青年期、成人期、壮年期、老年期、そして最後、【fin】の文字が浮かび上がると、再び目の前は明るくなり……。
「お疲れさまでした」
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2024/07/21の筆者の夢を再構成したものです。
#1 桃源郷
20XX年、沖合30kmのジャバラフロートへ向かう一行。
そこで一行を待ち受けるものとは――?
千夜異世界物語の世界観です。
本作のジャンルは現代ファンタジーSFです。
実在の人物、団体、宗教、神、企業、および国家等とはなんら関係ありません。
――誰にも言っていないのだけど、実は僕には前世の記憶がある。
いや、正確に言えばそれは前世じゃない。一度死んで、生まれ変わる前の記憶があるのだ。しかも、それはかなり常軌を逸した光景だった……
時代劇の要素を加味したタイムトラベルSF、開幕!
大正の世。浅草橋のたもとで骨董店「嘉月堂」を営む澤口新之介は、勘当された元士族。彼には骨董品にまとわりつく、良縁、悪縁の紐を見る特殊能力があった。しかも、古馴染みの芸者、藤奴(実は妖狐)の力を借りれば、因縁の紐をたどって過去へと遡(さかのぼ)ることもできるのだ。もちろん、過去に干渉することは、重大な危険を伴うのだが……。いわくつきの逸品を抱えた人々が、今日も嘉月堂にやってくる!
人類を脅かす地球外生命体、『セプテントリオン』。その四度の襲撃により地球上の生命の約2/3が駆逐され、文明は崩壊し人類は各地に点在する『租界』のドームの中でひっそりと暮らすようになっていた。
石巻租界に暮らしていた少女、碓氷藤乃(うすい・ふじの)は旧式の“着る”戦闘機、シェルヴールを纏い租界の空を飛ぶうちに、広くて青い大空に憧れるようになっていた。セプテントリオン反攻作戦の旗艦、国連軍の航空母艦スパルヴィエロの特務航空隊員として採用さ
れた藤乃は、各地を転戦しながらセプテントリオンとの戦いに身を投じていく――――だけじゃない!
女の子なんだから美味しいものだって食べたいしおしゃれだってしたい! 恋だって……!
だって、空で戦うだけが私たちの人生の全てじゃないんだから!
これは、文明の崩壊した世界で少女たちがささやかな「日常」を守る物語。折りたたむ>>続きをよむ
2052年のNH国。
衰退著しい元富裕国であるこの国は、近年異様な頻度で災害や戦災、多くの事故に見舞われ、人々は貧しくなり、疲弊していた。
しかし、被害が相次ぐその裏には、パラレル世界における異能者の戦いで、全体主義陣営に対峙する共和主義陣営の劣勢が続いている影響が有ったのだ。
約30年前。
NH国の行く末を危惧した人々により、パラレル世界での優勢を取り戻すことで、国の安寧を図る極秘プロジェクトが開始された。
それは、パラレル世
界で行われる異能者の戦いで勝つ為、高いスキルを持った異能者の人為的創出を目指した計画であった。
その結果、生み出された6人の異能者のうちの一人が、18歳の戸次莉空。
何も知らない彼は、普通以下の厳しい境遇での高校生活を送っていたが、親友の高槁蒼空と共に、同級生の璃月詩音から突然、異能者の戦いへの参加を義務付けられる。
果たして、戦いを生き抜き、現実世界へ戻って来れるのか。
近未来を舞台にしたファンタジーバトルの物語が始まる......
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終末時計が示す緊迫した状況の中、マッスル社は人間の脳内反応を正確に分析し、体験した価値を商品価格、生活サービスの価格に反映させる技術"pixel"i"プライム"を発表する。
このサービスは消費者社会に新たな混乱をもたらすこととなった。