小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 9601~9650位
う~ん、日常を生きていてあれだけども、これもそこらの私小説と変わらないや。
「存在のノート」
「沈黙Ⅰ」
四F北ロビーの老女。動かず、語らず、薄板のような背中を見せて、明滅する都心の夜景を見るともなく見ている。失われた、はるかな時間を背中にしょって、あと数百時間で永遠へと旅立とうとしている。誰もがその状況を認めている。早や、意味や関係を考えようとはしない、その老婆の頭の中の、時間、記憶を人々は理解出来ている。
高校受験を控えた僕は、勉強も、恋愛もさっぱりで、ただ淡々と日常をおくる。僕の唯一の癒しは田舎に住む、いつもまっすぐで絶対にぶれないはこばあちゃん。両親の離婚や再婚に心をゆさぶられながら、遅い初潮を迎え、僕は少しだけ大人になっていく。母の背中を追いながら。
※この作品は、アメブロ「夢を楽しむ」にも掲載しています。
はじめての友人とのドライブとそれにまつわる出来事。恋愛、それぞれの将来。
9606位 窒素
9607位 夏跡
都会の喧騒から彼女の陽子と共に伊豆の別荘へ逃げ出した僕。照りつける太陽、海、自然の中で僕は陽子の魅力に引き込まれる。「一夏の過ち」を追い求めた自信作
9608位 心
アンドロイドの「私」がゴーストについて考える物語。
博士はどうして自分のことを作ったのか、「私」はずっと疑問に思っていた。
植物が主役の読み切り短編集の第二段。
《 樹花草綴り 短編集 弐期 》
短く繋がりなく刹那の樹花草物語。
樹花草綴りは四季折々の植物の心を描いたものです。
恋心一つとっても花や木や草ごとに違うものです。
悲恋もコメディもほのぼのも色々書けたら嬉しいですが、更新は不定期です。
花言葉をモチーフにしたり色や形をイメージして書いたりと様々です。
物語は全て読み切り短編の為、章機能を使い更新していきます。
前の樹花草綴りが2周年を迎えこ
のまま短編として書いて行くととてつもない数になりそうなので、新しく書く分は《樹花草綴り 短編集 弐期》という綴りにまとめました。
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9612位 空白
とある世界の、とある国。
独りで生きる、死ねない男の話。
9614位 橙
恋愛だけとは限らない
神聖な恋愛はこの世に1つしかない
それ以外は歪んだ性欲を型に収めようとしただけのものであった
”僕は”、バーで偶然出会った男から不思議な夢の話を聞く。その夢に隠された真意とは?
9617位 毒蛾
出鱈目な生活を続ける俺に、妻が引導を渡しにやってきた。
ビートルズの曲をモチーフに青春と恋愛を綴った物語。
一人の青年”ボク”が突然現れた”君”に語りかける。
”君”はかつて”ボク”と一心同体の仲だったのに、ある日、突然、目の前から消え去ったが、再び”ボク”の前に現れる。”ボク”は不自由な身体で寝たきり状態、ボクの楽しみと言えば、ビートルズの曲を聴いて過ごすことだけ。
”ボク”は”君”に恨み言を言いつつ、数年ぶりの再会に実は喜んでおり、ビートルズの話ばかりをして聞かせる。
話す内に”ボク”は
”君”と分かれた経緯に思い当たる。
実は”ボク”は、、、。折りたたむ>>続きをよむ
実体験と、憂さ晴らしです(笑)。でも、内容から引用しますと【哲学でもあり心理学でもあり…】と、真面目に書いたので安心して下さい。
因みに登場人物は架空の人物です。
高2の春、クラス替えをきっかけに初めての恋を知る高木しほ。
でもそれは漫画やドラマとは違う、痛くて遠い、現実だった。
母親にまつわるいくつかの話を書こうと思いました。
友人、知り合いの母親にまつわる話です。
実話というよりも、創作、イメージです。
だってこれは『小説』ですから。
ですから、あえて『よそのお母さん』というタイトルにしました。
青年の翻弄される文学会なるもの。行きつ戻りつしながらもたどり着いた先は…。
悪い夢を見た。悲しくて恐ろしい夢だった。屋上で待っている。
離任式に合わせて2年ぶりに出身高校をおとずれた主人公は、学校周辺に住みついている近所ねこに再会する。懐かしさと寂しさを抱きながら高校時代を思い、ねこと戯れる主人公だが。
僕は、夕暮れどきの駅のホームでその静かな男と出会った——。
医学生の「僕」、佐々山譲(ささやまじょう)とロットフォードの「私」、レヴィン・アンドリューズ。二人の前にはいつもチェスターコートの男が佇んでいた。憂いに満ちたうつくしいアンバーの瞳を、やわらかく細めながら。
過去と現在が交錯する、静謐な幻想小説。
(2016/3/6完結しました)
カクヨムさんにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/11773
54054880429293折りたたむ>>続きをよむ
とある田舎に住む、
中学三年の地味で奥手な主人公ミツルが、
エルビスプレスリーの
Can't help falling in love を聴いて
美香への想いを伝えるべく奮闘する喜劇。
憧れの歌手が復活した。新曲もいい、ルックスも文句がない。
でも、何かが違う。これは本当に彼が望んだ形での復活なのだろうか。
嬉しさと複雑さの混じった、少女の内面を書いた掌編です。
先輩が好きな女の子、鈴本桜は先輩に一度告白してみるも、拒否される。だけど、桜にはあきらめられなかった。だから、せめて、先輩を陰で好きでいることを許して欲しいと願う毎日。
そんな中、いきなり幼馴染みに告白されて────
短編集内のショートショート「Sketch」の第10作目です。
1~9はホームページの方に掲載しています。
9638位 無音
私のセカイは人とは違う。
そのことは、私の心を重くさせる。
—セカイなんて、壊れてしまえばいいのに—
製糸工場の工女が感じた不思議な感覚。それは蛹の夢なのか。
※「のべぷろ」へも掲載予定です※
恋、愛というものが分からないから、私は綴るしかないのです。
月は未だ出ず、夜は未だ若かった。男と女は寂しい夜の道を歩く。二人だけの世界で、指輪だけが後に残った。
春の終わりごろ、路地の一角に現れる書斎は、主の“城”であった。
あなたのサンタは何色?オムニバス形式でおくる7色のサンタたちの物語。25日の夜にすべりこみ投稿!
こんにちは、高野真です。またお会いしましたね。
皆さんはどないしてお正月を過ごさはりますか?神社さんへ初詣したり、ご親戚の家へ遊びに行ったり、お友達と初売りへ、なんて方も居てはるんやないかと思います。
今日は或る作家先生が、自分の正月の過ごし方を開陳してくれはるそうです。ちょっと、覗いてみません?
こんにちは、高野真です。
溺れる者は藁をも掴む、という言葉がありますな。
せやけど、その藁がほんまに掴んでええもんかどうかは、本人にはわかりません。自分が助かるんに必死やさかいに。
今日はひとつ、そんなお話をして差し上げましょう。
どこか暗くて狭い場所にいた「カレ」の話。
夏の風物詩。(とても短い短編小説です)
昔「短編小説同盟」の企画に投稿したことがあります。
――畑上(はたかみ)くんが亡くなったらしい。
死因は他殺。犯人は、
まるで夢のようなそんな出来事が、私達を壊すきっかけになったんだと思う。