1888年 倫敦
大英美術館に収まっている日本美術品の中に贋作の疑い有りとの指摘があり、
ジェラルド男爵家は日本から一人の美術鑑定士を招き入れ、真偽の美術品鑑定が終わるまで預かる事となった。
男爵家次男・アルバートと前に現れたのは漆黒の髪と
黒瑪瑙の様な美しい瞳を宿した男性で……
*ボーイズラブではありません。
完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 18:47:04
49856文字
会話率:44%
この世に芸のある限り、拍手喝采盗む者、人気と笑いを頂くであります。人呼んで怪盗ネコ耳頭巾!
予告状とともに宝石や美術品を狙う泥棒と、それに立ち向かう名探偵との知恵比べ……のお話ではありません。
ストリートパフォーマンスが得意なお姉さまが活
躍する物語かも。
既出の小説『変身ヒーローの僕と握手』と同じ舞台ですが、独立したお話です。
知様主催『ビタミンカラー祭企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 05:20:21
4928文字
会話率:33%
前世の記憶を持つ伯爵令嬢エリーナは、大金と引き換えにとんでもない条件で嫁がされるが、嫁ぎ先はまさかの公爵家!
優遇されてるのか冷遇されてるのか分からない状況ながらも、「これは婚姻という名の雇用契約である」と割り切り暮らしていくことを決意。
だが、歴史と伝統のある由緒正しい家門でありながらお粗末な現状を見て思わず口から出てしまった言葉は
「公爵様は見る目がない!」
※完結させることを優先に考えて執筆していきますので描写不足や更新の遅さ等には大目に見て頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 12:39:13
94057文字
会話率:37%
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公、面倒臭い「勇者」(笑)パーティの尻拭いをどうにか済ませた後で、指名依頼をこなしに得意客の屋敷を訪れる。そこで依頼されたのは、とある古美術品を購入し
てからというもの体調が優れないので、その理由を調べてほしいというものであった。
そんなの、購入した美術品とやらが呪われていたに決まってるだろう……と、内心で突っ込んだ主人公であったが、調べていくとどうもその線は薄いようで……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前九作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 20:28:16
4928文字
会話率:57%
ある日、聖都アキバに発生した"リアルの裂け目"!
異次元人、時空海賊、科学ギャングの侵略が始まる!
秋葉原の危機に立ち上がる美アラサーのスーパーヒロイン。
彼女が率いる"ヲタッキーズ"がヲタクの平和を護り抜く。
ヲトナのジュブナイル第6
2話 怪盗"RQマスク"。さて、今回はレースクイーン姿の美術品強盗が出没!
ネオナチブームで高値のついた絵が盗まれますが、その正体は異次元人のスーパーヒロインなのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 20:10:44
16888文字
会話率:82%
みどり色の風船をひだり手薬指に結び
遺体を美術品のように 飾り付ける
殺人鬼 "ウェディング(wedding)"。
現場についた "一善 通と橋本 愛梨"は、犯罪心理学を元に事件解決へと導く。
最終更新:2021-11-19 22:25:04
15548文字
会話率:61%
表向きは喫茶店の一人息子ユージン。では裏の顔はと聞かれれば、代々続く怪盗の末裔。先祖代々奪ってきたのは大金でも美術品でも貴金属でもなく、犯罪の証拠。彼の一族だけが使える空間魔法を駆使し、今宵も怪盗が悪事の証拠を盗み出し暴き出す。ただし間違え
ないでほしい。これは正義の執行なんかではなく、世の中のために犯罪行為で悪事を暴いている必要悪なのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 18:38:34
16332文字
会話率:38%
博物館の夏期特別展で一緒に陳列された、二枚の幽霊画。
同じ絵師によって描かれた二枚の幽霊画は、互いを姉妹と認識して交流を育むのだが…
※ 本作品は、天界音楽様御主催の「今からファンアート2021」企画の参加作品で御座います。
※ 貴様 二
太郎様のイラスト(https://12855.mitemin.net/i481514/)を、イメージイラストとして使用させて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 06:44:34
2830文字
会話率:20%
「……これは、傑作だ」
ラヴェンダーの投げ込んだ煙幕はほとんどその役を果たさなくなり、その残りが薄く絨毯の上を這うだけになった頃、男がぽつりと呟いた。
「まさかこんなところで再会するとは……思ったよりずいぶん早かったものだな」
ク
ツクツと喉を鳴らす男に、ラヴェンダーは喉を震わせた。
落ち着きがあり、自信に満ちた声。暗く、影が差しているが、その分妖艶さも帯びている眼差し。
ナイフのように鋭利な空気を纏いながらどこまでも蠱惑的な男の顔が目の前にあった。
ひねり上げられた右腕と共に引き寄せられた彼女の細い腰は大きくのけぞり、それに覆い被さるように彼女の眼差しを覗き込んで来る男は、どこまでも優雅だった。端から見れば、二人はまるでダンスを踊っているようにも見えただろう。
けれどその実、男は圧倒的な力で彼女を押さえ込んでおり、泰然とした笑みを吐きながらの低い囁きは半ば恫喝だった。
「お前は、誰だ?」
「……答える義務はないわね」
震えそうになる自身を叱咤し、大きく胸を上下させてから返したその言葉。
それが、二人の”再会”だった——
アメリカのスラムの孤児院で育ったらラヴェンダーは、ヨーロッパの名家に引き取られながらも、その生活になじめずにいた。
性に合わない上品で退屈なお嬢様生活に飽き飽きしていた彼女に持ちかけられたのは、第二次世界大戦中に失われてしまったシューヴァンシュタイン家の美術品収集のための怪盗家業。
ブレインにしてリーダーのシューヴァンシュタイン家後継者のエリーゼと、その分家筋でハッキング担当のフェリスとともに、狙った獲物は決して逃さず、神出鬼没に盗み出す彼女は、予告状に描かれた黒猫のイラストに関連づけて、怪盗”黒猫(シュヴァルツ=カッツェ)”と呼ばれていた。
その怪盗黒猫が初めて対決した、”同業者”は、彼女が盗み出そうとしていた美術品だけでなく、もう一つ、大切なモノも奪っていって——
暇をもてあましたお嬢様の華麗な”怪盗黒猫”としての生活が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 16:00:00
219669文字
会話率:38%
謎の言葉を残し、瀬戸藍児は大学を去った。それから半年経ったクリスマス・イヴ。緋村奈生と若庭葉の二人は、ある人物と謁見すべく、絶海の孤島に建つ館──“流浪園”を訪れる。図らずも、亡き当主の遺言を公開する場に立ち会うこととなった彼らは、そこで
奇妙なお告げを聞かされ……。直後、その内容をなぞるかの如く、「幻獣の骸」が出現した!
剥製、標本、美術品、古武器、錬金術、託宣、迷宮──博物学的趣味の横溢する「珍奇の園」で、想像を絶する悪意が胎動する。見立て殺人の謎に挑む、シリーズ第二長編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 09:14:16
363771文字
会話率:45%
美術品コレクターの男は、ある日ペットショップで天使を目にします。その美貌に芸術としての魅力を感じた彼は天使を購入。鳥籠に入れ、毎晩観賞に耽りました。
しかしある日から、天使の調子に影が差しました。自慢の翼から羽が抜け落ち、少しやつれてい
ます。少し可哀想な天使ですが、彼は益々天使を愛おしく思うのです。
さて、これから天使はどうなってしまうのでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 18:24:35
5069文字
会話率:18%
梟禽族、獅狼族、蹄印族、力を持った三つの獣人の大部族が作り上げた国があった。
大陸の北西に位置する獣人たちの国、協商国。海と山に囲まれ、緑と文化に栄えたこの国。今日も様々な物が集まる。
金は当然ながら、食べ物、美術品、剣や鎧などの武具
はもちろん。図鑑や魔導書、あらゆる種族の知恵が収められた書物。
古の時代から商いによって栄えたこの国は、趣向や知識、仕事、金、人材、各々が求める物を提供し、各地から様々な種族が行き交っていた。
この物語は協商国の何気ない日々、そしてどこかの未来であり、誰かの過去を記した物語。それらの一端で、きっと、誰に伝わることの無い切れ端である。
――毎月26日更新予定です――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 16:00:00
5356文字
会話率:48%
美術館にはライトグリーンが厚塗りされた「殺意」と、黄色いパーカーを着た女の子がいた。
最終更新:2020-04-27 22:54:56
1515文字
会話率:33%
職場に着くと、美術品が届いていた。
その中で惹かれて手に取った鏡は。
最終更新:2020-04-23 21:25:17
1643文字
会話率:55%
男爵家の夫妻は、その館に少し変わった美術品を集めていた。
「人間は恋をする。人形は恋をしない」
花の名前を冠したその美術品たちは、恋をすることを禁止されている。
そして、その館には同じ歳くらいのメイドが一人、必ず配置されていた。
……趣味
の館への潜入捜査。
早くここを出て、恋人とデートでもしたい。
※恋人バディもの。
※カクヨム、セルバンテスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 22:14:41
19907文字
会話率:44%
国を守る要の父親、優秀な妹に、天才の友人に囲まれるも、自分の才能のなさに悩みながらも毎日を楽しく過ごしていた少年エルマ。自らの17歳の誕生日の日、幼い頃から首に下げていた家宝の美術品が光り輝き、もう1人の自分が覚醒する。その日から、エルマの
悩みながらも楽しい日々が激変していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 20:00:00
1520文字
会話率:12%
超高額だが一度つけると死ぬまで外れない呪われた美術品『ケルベロスの首輪』が首についてしまい、売り飛ばされてしまった主人公(♀)が鬼に飼われて甘やかされる話。鬼はコレクターで、美術品を集めるのが好き。鬼のコレクションの一つである人形が主人公の
お友達兼相棒ポジになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 23:34:01
10216文字
会話率:29%
サモトラケのニケ。
ギリシャのサモトラケ島で発掘された勝利の女神ニケ(ニーケーとも言う)を題材にした大理石像である。
現在はルーブル美術館に所蔵、展示がされており、世界各地に(もちろん日本にも)レプリカが数多く存在するほどには、美術
品の中でも有名なものである。
これは、それに魅せられ、人生を狂わされた男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-05 14:35:10
3873文字
会話率:40%
博物館や美術館巡りが趣味の主人公はバス停で並んでいたところで勇者召喚された。
そこは魔王なる存在と人類が争う世界で、まるでゲームのようなシステムが存在していた。
共に召喚された勇者達が強力な火力スキルを持つ中、主人公は勇者の基礎スキルしか
持っていなかった。
足手まといになるのではないかと考えた主人公は勇者パーティーから除隊し王都の一角(と言っても路地裏)を借りて美術商を始める。
持前の観察眼と演算スキルで地球の名画や名品をコピーしまくる!
ギャラリー エルサックス Gallery Ersatz ここに開店!!
※当店は現世界に存在する美術品やそれを元に作られた異世界の品々を販売しております。
贋作、盗難品も取り扱っております。
当店では武器の持ち込みを禁止しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 10:00:00
2921文字
会話率:17%
裕福な商人シビラはある日、通りかかった森にある小屋で場違いな美しい黒馬の彫像を見る。だがその彫像はただの美術品ではなかった。
最終更新:2018-10-19 16:38:30
2548文字
会話率:42%