【一言でのご紹介】
目が覚めると、そこは見知らぬ野外。見知らぬ体。一人ぼっちで放逐されていた(元)魔族少女の奮闘記。
【あらすじ】
数ある魔王家の一つ、“闇夜月”の姫セレスティナは、ひとり、黄昏れた。
――いえ、天気はいいし風もちょうど
いいわ。ただ、なぜ、別人の体なの……?
魔王の代替わりに立てられた候補者のうち、最適者としての披露目は済んでいた。あとは即位式だけだったのに。
犯人は同じ魔王候補だった従姉妹に違いないと決めてかかるけれど、真相は闇のなか。
まずは生き延びて、簒奪者に鉄槌を下し、魔王位を取り戻すための手がかりを。
…………の、はずが、なぜか聖女に祀り上げられ、危機を助けてくれた元の体の幼なじみは勇者だという。
次から次に現れる障害(求婚者)をいなしつつ、一刻もはやく元の体に戻りたいセレスティナの悲願は、いったい、いつ叶うのか。
* *
不定期かつ、のんびり進みます。
エブリスタでは一話分だけ先行投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 06:06:19
152444文字
会話率:42%
現王は先王から玉座を奪った弟、故に簒奪王と蔑された。
最終更新:2023-10-14 23:05:18
200文字
会話率:0%
16歳の誕生日に、突然瞳が輝き出したミシュアルは、自分が宗教的な被差別人種である『ナムゥ』として覚醒したことを知る。生まれ育った街を逃げ惑う中で、彼は事故とはいえ差別民である『ヒト』を殺してしまった!
そんな彼に手を差し伸べたのは、新進気
鋭の犯罪組織『ヴァーサ・オーリ』の頭領であるバシャル。彼に導かれるまま、ミシュアルはじわじわと裏社会の暗部に引き込まれていく。
これは排斥された者達の起こす、覇権簒奪の物語。
(異世界×マフィア〜ほんのりアラビアンな雰囲気を添えて〜)
※この小説はフィクションです。実在する人物や団体組織、特に宗教や事件とは一切関係ありません。この点を踏まえた上でご覧くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 19:02:02
223447文字
会話率:47%
人間と亜人(人間の体に動物の耳や尻尾等が生えている種族)が混在するこの世界。
両者は互いに争い、支配し、支配される歴史を繰り返してきた。
数百年前、世界の大部分を統治していた亜人たちの国『魔法帝国』の末期、奴隷の扱いを受け続けてきた、
魔力を持たない人間たちが各地で蜂起。
天変地異などの混乱もあり、魔法帝国は衰退し、滅亡した。
『魔法帝国』を支配していた亜人たちからの抑圧から解放された人間たちは、彼らの文明を悉く破壊し、『魔人狩り』と称し、各地に散った亜人たちを捕らえては、老若男女を問わず次々と残酷な処刑法で、数世紀にわたり殺戮を繰り返した。
亜人たちは、人間たちによる『魔人狩り』を恐れ、その多くが、人間が立ち入る事が出来ぬ辺境の地へと逃れ、息を顰め暮らす事を余儀なくされた。
そんな中、嘗て『魔人狩り』を主導していた『イシュタル教会』は、今や希少な存在となった亜人と人間の魔術師の保護を打ち出す。
北半球にある国々に大きな影響力を持つ『イシュタル教会』の方針転換は、その地に住む人間たちの思考にも多少なりの変化を与えつつあったが・・・・・。
そんな時代背景の中、北半球の大陸の南西部に位置する、南半球の国々との海上交易で財を成してきた『ルオン王国』と言う国がある。
先の『エレンツ帝国』との大戦後、病床にある国王に代わり、一人娘である『カタリナ王女』が政を代行する様になると、予てから王位簒奪を目論んでいた宰相の『べオルフ』とそれを支持する一派の活動が激化しはじめる。
若く経験の浅い王女は、狡猾な宰相らの策謀により、厳しい立場に追い込まれていく。
この現状を打開する為、カタリナ王女の腹心である『オルゲン将軍』は、知人の『烏族』の長の下に身を寄せている青年『ロナード』を招く事を決意する。
オルゲン将軍の熱意に突き動かされ、カタリナ王女を王位に就かせる為、そして己自身の未来を切り開く為、ルオン王国へ向かうことを決意したロナードだが、彼の登場により事態は更に混迷を極めていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 07:00:00
847098文字
会話率:42%
公爵家主催の舞踏会に国王一家が招かれ、簒奪を目論む王弟が手勢を率いて押し入った。
最終更新:2023-09-03 12:19:09
11646文字
会話率:54%
騎竜(きりゅう)の民ヒュンナグの王太子ボルドゥの寵姫(ちょうき)サラーナは、兵たちの忠誠心を試すためというだけの理由で矢の的にされた。
全身に矢を浴びたサラーナは、一族の守り神たる竜神に持たされていた鱗を身代わりの護符として、一命を取り留め
る。
父王を弑逆し王位を簒奪せんと目論むボルドゥに対し、サラーナと幼馴染ションホルの復讐が幕を開ける。
※本作は、拙作『ベルトラム王国物語』と、場所も時代も全く異なりますが同一の世界観です。
※主人公をはじめ、登場人物たちの倫理観はかなりぶっ飛んでいますが、この世界、この時代、この地域ではこういうものなのだと受け止めてください。まあこの世界以下略の中でも異常としか言いようのないキャラもいたりしますが(笑)。
※人によっては「寝取られ」と感じられる描写があります。ご注意ください。
※お気付きの方も多いかとは思いますが、匈奴(きょうど)の冒頓(ぼくとつ)単于(ぜんう)の鳴鏑(めいてき)の故事を元ネタに、「これってちょっとひどくね?」と思った作者によるざまぁが炸裂するお話となっております。冒頓(ぼくとつ)ファンの方ごめんなさいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 22:15:05
63827文字
会話率:34%
「長期間の怪談話、語り手の皆様!お疲れ様でした!」一晩中続いた百物語を終え、挨拶をして私は帰る。しかし百物語の様式を正しく行なわなったことが原因なのか、それとも防ぎようが無かったのか…、、、百物語は悪夢のような結末を迎える事になる。
最終更新:2023-08-25 00:00:01
2023文字
会話率:13%
オーロカルノは今、反乱軍と戦闘中の独立国家フリーチョスイ国の王配として激戦区にいる。
元々、大国の植民地とされていた自然豊かな土地。
フリーチョスイ国が独立し栄えてきた今、再び手元に戻したい大国ズーズーシー共和国は、軍隊を派遣し支配を目論ん
でいた。 勿論、表向きは反乱軍の名の下にして。
ズーズーシー共和国は悪い風評を流して、フリーチョスイ現国政府を批判した。 正しいのは反乱軍で、その手助けをする為に援助をしていると。
各国もズーズーシー共和国のことは解っているが、下手に大国なので手出しが出来ずにいた。
膠着状態の戦禍の中、王配として公爵令嬢サドナにコテンパンにされたオーロカルノが、2ヶ月前にここに来た。 薬事大国ローズウィップ国の第一王子がである。
各国の首脳陣は訝しんだ。
フリーチョスイ国の簒奪に、名乗りを挙げるのではないかと。
薬事での経済大国に参入されては、ますます戦禍は長引いてしまうだろう。 下手を打てば世界戦争である。
様子を伺う周辺国は、戦々恐々であった。
なんだかんだで前向きなオーロカルノは、逆境にもめげずなんだか頑張ってくれそうなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 23:02:49
6651文字
会話率:14%
それは、神々の世界戦争。
欺瞞と遊びに溢れた簒奪の歴史。
そんな中、ポッカリと空いた孔が一つ。
神は口々に言う。
その孔の中に、縦に裂けた目を見たのだと。
にゃあ
最終更新:2023-07-28 13:14:41
47246文字
会話率:43%
本作は、シリーズ作品となっております。
もしよろしければ、前作、[メイド・ルーシェのノルトハーフェン公国騒乱記]も合わせてご覧ください。
登場キャラクターなど、前作からそのまま引き継ぎとなっており、本作は前作の内容を前提として進展い
たします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
※以下、あらすじ
ヘルデン大陸の古き大国であるタウゼント帝国の北方に、ある国家があった。
ノルトハーフェン公国。
帝国の北方を固め、海の玄関口となる天然の良港を有する、小国。
そのノルトハーフェン公国を治める新たな公爵は、若干15歳の少年公爵、エドゥアルド・フォン・ノルトハーフェンだった。
公爵位を巡る簒奪(さんだつ)の陰謀を退け、ようやく公国の実権を取り戻したエドゥアルドは、自ら親政を行い、旧態依然とした体制の残る公国で改革を断行する。
改革によって力をつける公国だったが、しかし、帝国という大国が抱え込んだ戦乱の渦中へと巻きこまれ、若き公爵は新たな困難に直面する。
隣国で起こった戦乱が飛び火し、皇帝の名の下にノルトハーフェン公国軍にも出撃の命令が下されたのだ。
自らが改革し、編成した軍を率い、出陣するエドゥアルド。
そんなエドゥアルドを支えるのは……、ドジっ子メイドのルーシェ。
生まれも育ちも違う凸凹コンビは、果たして、公国を、人々を守り抜くことができるのか。
〇作者他作品紹介
:[ 魔王を倒したら「もう用済み」とばかりに捨てられた勇者ですが、黒魔術で魔王の魂と一緒に復活したので裏切った奴らに復讐しようと思います]
魔王を倒した勇者・エリック。
しかし、信じていた仲間たちに裏切られた彼は、倒したはずの魔王の魂とともに復活する。
復讐を誓った元勇者の戦いを描く、ダークファンタジー、連載中です!
:[オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました]
小説家になろう様において、文芸(アクション)で月間1位になったこともある、本格的なファンタジー作品です。
:[イリス=オリヴィエ戦記]
レシプロ戦闘機を主役に置いた戦記作品になります。架空の世界を舞台に、主人公の視点から、永世中立国でありながらも大国の戦争に巻き込まれてしまったイリス=オリヴィエ連合王国の存亡の戦いを描きます。
読み応え抜群の大長編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 11:00:00
1339741文字
会話率:13%
ヘルデンと呼ばれる大陸の中央部に、その、強大で、老いた帝国はあった。
タウゼント帝国。
その歴史はあまりにも古く、正確な年数については誰も確かなことは言えないが、少なくとも千年もの間、ヘルデン大陸の中央部に確固とした存在としてあり続
けてきた。
そのタウゼント帝国の北方、冬になれば氷に閉ざされるフリーレン海のほとりに、被選帝侯の1つであるノルトハーフェン公爵家が治める小国、[ノルトハーフェン公国]はあった。
タウゼント帝国の海からの玄関口であり、家名の由来ともなった天然の良港、ノルトハーフェンを中心として公爵家は栄え、帝国と共にその長い歴史を歩んできた。
しかし、帝国の貴族たちの間で幾度もくりかえされて来た、血で血を洗うような陰惨な謀略は、ノルトハーフェン公国でも無縁ではなかった。
先代の公爵が時の皇帝カール十一世が行った親征に従軍し、そして、戦死してしまったことをきっかけに、ノルトハーフェン公国で公爵位をめぐる策謀が動き出したのだ。
新たな公爵として地位と領地を継承したのは若干14歳の少年に過ぎず、両親を失った少年公爵は何の後ろ盾も頼れる者もない。
そして、その少年公爵から公爵位を簒奪しようとする謀略は、密かに、着実に進みつつあった。
主人公である少女、ルーシェは、そんな公国の陰謀とはまったく関係のない、ノルトハーフェンの貧民街で生まれ育った貧しい少女だった。
身寄りもなく、誰に知られることもなくひっそりと消えて行くはずだった少女は、しかし、運命のいたずらによって、少年公爵、エドゥアルド フォン ノルトハーフェンに仕えるメイドとなる。
そしてその小さな出来事が、ノルトハーフェン公国の運命を大きく変え、そして、老いた帝国に新しい風を吹き込むこととなる。
〇作者他作品紹介
:オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました
小説家になろう様において、文芸(アクション)で月間1位になったこともある、本格的なファンタジー作品です。
:妹でもヤンデレでも幽霊でも、別にいいよね? お兄ちゃん?
ヤンデレと化した妹幽霊、星凪(せな)に虎視眈々と狙われる主人公、丈士(たけし)の運命やいかに?
:イリス=オリヴィエ戦記
レシプロ戦闘機を主役に置いた戦記作品になります。読み応え抜群の大長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 19:00:00
394512文字
会話率:17%
皇帝だった父親が崩御し、その跡を継いだはいいものの、四年弱で弟にその地位を簒奪され殺されてしまった。
もう二度と皇位に関わるような家には生まれたくないと願ったのに、産まれた先はまさかの……。
それも、タイミング悪く男児の中では長子とし
て生まれてきてしまった。
このままでは将来、また皇帝にされてしまう。
親王になるまでは我慢できたものの、皇太子に冊封されるのは絶対に避けたい。
そのために、それらしい理由を考え、画策し、どうにか円満な話し合いの元、皇宮から逃げ出すことが出来た。
向かった先は江湖。
武侠が住まう領域。
その中でも最大の勢力を誇る鳳琅閣《ほうろうかく》で修業できることが決まった。
立派な薬術師になり、その実績をもとに放浪を続け、父には諦めてもらわなければならない。
そんな期待を胸に師匠と出会った初日に、どういうわけか正体が露見してしまった。
師匠はいわゆる普通の人間ではなかったのだ。
正直に話すしかない。
皇帝になりたくない理由を前世の思い出と共に師匠へ話すと、なんと協力してくれることになった。
やはり、会話は大事だ。
そして時は過ぎ十二年後。
弟が皇太子として冊封されることが決まった。
まさに順調そのもの……、の、はずだった。
師匠の元へ、皇宮に勤める太監から「お話したいことがあります」と連絡があったのだ。
「皇太子の冊封に、重大な問題がある」と。
そして太監の話を聞いた師匠は、それをすべて教えてくれた。
それでも、皇帝になるわけにはいかない。
無理だ。絶対に。
だから、別の方法で国を救うことにした。
少々荒っぽいが、もうこれしか選択肢はない。
国を、亡ぼすのだ。
※カクヨムにも併載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 23:00:00
127919文字
会話率:47%
★平安時代 × 明治大正ロマン × サイコファンタジー★
主人公は先祖代々皇帝家に仕えてきた〈影〉の存在、杏守《あんずのもり》家の娘、翼禮《よくれい》。
一族は全員仙術師という特殊な存在で、京《みやこ》には他に仙術師は存在しない。
翼
禮の血にはかつて最強と謳われた魔女にかけられた|呪《のろい》が大隔世遺伝によって受け継がれており、産まれた時から意志に反して身体に出現する〈棘薔薇《いばら》〉に苦しんできた。
暗殺をもいとわない仄暗い仕事を請け負いながらも、表向きは平穏な普通の家族として生きていたある日、皇帝家が簒奪され、新たなる王朝が誕生した。
国としての変革の時。それは翼禮も無関係ではなかった。
なんと、杏守家が新皇帝によって〈影〉の任務から解雇されてしまったのだ。
しかし、翌日、翼禮だけが再雇用されることとなり、それには理由があることを悟った。
杏守家にはある秘密があり、それが新皇帝にとって脅威とみなされたのだ。
この雇用はある意味監視。人質も同然であった。
両親が意を決して断ろうとした瞬間、翼禮は言った。
「喜んでお引き受けいたします。両親が賜ってきた恩を、わたくしがお仕えすることで少しでもお返しできましたら幸いでございます」と。
見極めてやろうと、そう、翼禮は思ったのだ。
先祖代々仕えてきたにもかかわらずばっさりと一家を切り捨てた新皇帝とやらを。
彼はまだ気づいていない。
〈影〉の中でも、一番厄介なものを懐に入れてしまったことに。
※カクヨムでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 19:00:00
172594文字
会話率:54%
あるとき、カメロニア国の〈完璧な聖女〉であるサリアは、隣国アラッサムに魔力皆無の新しい魔王が戴冠したことを知らされる。その新王は、なんと彼女の幼い頃の親友ロランであった! かれは聖女である彼女を獲得するため、甘い誘惑をしかけてくる。はたし
てロランの真意とは――?
8000文字強のあまあま短編です。お気軽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 16:07:12
8022文字
会話率:33%
遥か太古の話である。
北アルゼリア大陸を中心に世界のほぼ全てを掌握した大国、神聖サルヴェニア王国の繁栄期には一人の王妃が君臨していた。
類稀なる美貌を誇り、優れた権謀術数に拠り数々の政敵を排除し、遂には事実上王権すらも国王から簒奪したそ
の王妃。
当時の国防軍元帥の血筋であるというその女は、最底辺の側妃という身分から並々ならぬ信念を貫いて王妃に成り上がったという。
その女を、後世の人々はこう呼んだ。
復讐の妃。
『讐妃』ロウェナ・ラ=サルヴェニア、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 21:00:00
5967文字
会話率:18%
貴族学院の卒業パーティが開かれた王宮の大広間に、今、第二王子の大声が響いた。
「マリアージェ・レネ=リズボーン! 性悪なおまえとの婚約をこの場で破棄する!」
王子の傍らには小動物系の可愛らしい男爵令嬢が纏わりついていた。……なんてテンプレ。
背後に控える愚か者どもと合わせて『四馬鹿次男ズwithビッチ』が、意気揚々と筆頭公爵家令嬢たるわたしを断罪するという。
受け立ってやろうじゃない。すべては予定調和の茶番劇。断罪返しだ!
そしてこの舞台裏では、王位簒奪を企てた派閥の粛清の嵐が吹き荒れていた!
※短編目指してましたが二万字超えた所で諦めて連載にしました。全五話(たぶん)です。
※設定はゆるいです。暖かい目でお読みください。
※主人公の心の声は罵詈雑言、口が悪いです。気分を害した方は申し訳ありませんがブラウザバックで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 10:00:00
85216文字
会話率:23%
【注意】全体のあらすじですネタバレが含まれます。
ロリータを着た少女アンナとその相棒である黒服、ナナツは、ある依頼を受けて西洋の街へ訪れていた。そこで二人はひったくりにあった老婆と遭遇する。近頃この街の治安は悪化しており、強盗などの犯罪
が横行しているという。ナナツは気が乗らない風であったが、おばあちゃんを助けたいアンナが主導し、二人は盗まれたものが持ち込まれたと思わしきスラム街へ訪れる。無事持ち込まれた質屋を特定し物も回収することができたが、ひょんな質問から質屋が変貌、二人に襲い掛かる。
その後二人はひったくりの実行犯である少年のもとを訪れる。妹を助けるため、犯罪に手を染める少年。彼の言葉を聞き、アンナは「アタシたちはアタシたちにできることだけをやる」と宣言。実は仕事の依頼人は少年であり、その内容は「助けてほしい」というものだった。少年を助けるため、治安が悪化している原因であるマフィアを潰すことにした二人はその本拠地へと乗り込む。
マフィア達のすむ屋敷へナナツが単身乗り込むが、別行動をしていたアンナを人質にとられてしまう。「人質を助けてほしくば自害しろ」と言われた彼は、アンナと出会った時のことを思い出しながら、自ら頭を打ち抜くため引き金を引く。
アンナはかつてマフィアに家を焼かれ、両親を殺されていた。その復讐心に目を付けたナナツは、彼女とある契約をする。
他人から笑顔で物を奪う者たちを倒すため、自らライフルを用いて戦うアンナ。実は自害を装っていたナナツが復帰し、同時に彼がアンナと契約した悪魔であったことが判明する。協力して攻撃を仕掛ける二人は無事マフィアの本拠地を破壊することに成功し、アンナは自分の復讐が果たされていくことを実感した。
数か月後、彼女たちのもとへ少年から手紙が届く。そこにはマフィアを追い払ってくれたことへの感謝がつづられており、自らの復讐が他人の役にも立っていることにアンナは喜びを感じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 08:09:36
11314文字
会話率:60%
この世界のヒューマンは15歳を迎えると居住地にある神殿や教会にて成人の儀を受けることとなる。
その際に神からの啓示として自身が保有するステータスとスキルが示されているステータスプレートを賜わることで自身の能力を初めて知ることになる。
この
物語の主人公の名はフロレアール。
彼女は聖女のユニークスキルを生まれ持っているものと周囲から大きな期待を寄せられていた。
そんな彼女も15歳の誕生日を迎え成人の義を受けて自身のステータスとスキルを知るに至ったのであった。
だか、彼女が保有していたスキルには聖女の文字は記されていなかったのである。
その代わりという訳ではないが、彼女のユニークスキルには傾国の美貌、従属の簒奪者との2つのスキルが記されていたのである。
この物語は、聖女どころか悪女の代名詞とも謳われる傾国スキルを生まれ持った彼女が白メイスを携えて故郷から旅立ち世界を巡る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 17:00:00
346386文字
会話率:25%
主人公、|八月朔日《ほずみ》|秋尋《あきひろ》は幼い頃に、
日本最強と呼ばれていたあるヒーローを殺した。
彼との約束で弟以外には真実を明かさず生活する日々は、
想像以上に過酷で人の醜い部分ばかり見える地獄のようだった。
世界に突如発生
する異次元、異空間を総称する『ダンジョン』。
そしてダンジョンを稼ぎ場として活動する|冒険者《ハンター》や
S級冒険者のみに名乗ることを許された称号『ヒーロー』達が現実世界を舞台に繰り広げる、
輝かしい冒険譚!
その裏で、再び大切な存在を失った主人公が選んだのは、
回帰とともに得た力で己の道を新たに切り開いていく未来だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 23:50:33
13599文字
会話率:38%
魔人族の侵攻から人類を救った六人の英雄の一人、大聖者カルディナ。その弟子であるセリ・ファイラは幼い頃に拾われ、本当の母親の様に慕っていた。
その平穏も長くは続かず、他の英雄達に嵌められ、大罪人として、処刑される。
カルディナの処刑を目
の前で見させられた後、同罪としてセリは、劣悪な環境に投獄された末に死亡した。
だが、セリは蘇った。
セリは死に際に、女神と契約を交わしたのだ。
生き返り、強力な加護を与える代わりに、残る五人の英雄達を殺してほしいと――。
自分が生き絶えた忌々しい、地下牢で目覚めたセリは、加護《捕食者》を獲得しているのに気づく。
その加護は、"対象の一部を取り込むと異能を完全コピー"できると言う破格の能力を持っていた。
己と大切な人を私欲で墜とし入れられ、全てを奪われた彼女は《捕食者》の能力で、英雄達から奪い返す事を誓った。
手始めに、師匠カルディナの異能を習得したセリは、復讐を始める。
復讐の中で出会いを経て、セリは新しい幸せを掴めるのだろうか……あるいは――
✳︎ 最初の何話か胸糞展開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 11:06:27
82498文字
会話率:32%
王莽の簒奪、赤眉の動乱──乱れた世を正したのは
高祖9世の子孫・光武帝劉秀であった。後漢王朝の黎明と落日を描く、范曄の「後漢書」を淡々と翻訳。
※当作品はエブリスタ様にも掲載しております。
最終更新:2023-02-15 12:00:00
125349文字
会話率:6%
約二千年前の中国。
前漢王朝が滅ぼされ、簒奪した新王朝も短い治世を終えようとしている頃、地方名家の娘である郭聖通は、一人の武将と結婚することになった。
武将の名は劉秀。
後漢王朝初代皇帝・光武帝となる男であり、彼の妻である聖通は皇后となる
。
だが彼女は将来、ある理由から皇后を廃されることになり……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 12:00:00
10969文字
会話率:19%