《あらすじ》
「リーファ・フォルナイゼンッ!!
お前との婚約をここで破棄する!」
アスカンテレス王国の第二王子ナッシュの婚約者であった
侯爵令嬢リーファは、夜会の席で突如婚約を破棄される。
その結果、彼女の義妹であるマリーダが第二王
子の新たな婚約者となり、
リーファは実家である侯爵家から手切れ金を渡されて、国外へ追放された。
だがそれも「全て計画通りよ!」と嘯くリーファであったが、
物事は彼女の計画通りには進まず、
結局、彼女は自身と従者を護る為に、
伝説の戦乙女(ヴァルキュリア)になる事を決意。
そして数々の試練を乗り越えて、
リーファは戦乙女(ヴァルキュリア)となり、
アスカンテレス王国とその周辺国を護る為に
不倶戴天の敵国であるガースノイド帝国と戦う事となる。
だがリーファの思いはただ一つ。
――このまま婚約破棄された追放令嬢として、
――周囲に蔑まれて生きていくなんて嫌よ。
――だからそんな周囲の偏見を私自身の手で変えてやるわ!
――私はその為に戦乙女(ヴァルキュリア)として戦うわ!
――そして戦乙女(ヴァルキュリア)としての使命を果たしたら、
――私は好き勝手に自由に生きるつもりよ!!
しかし彼女の思いとは別にガースノイド帝国とその同盟国との戦いは、
苛烈さを増し、彼女自身も最前線で戦う事になるのであった。
果たしてリーファが自由を掴める日は来るのであろうか?
最強の女性主人公が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 07:10:00
639418文字
会話率:25%
大国グングナルドには一人の王女がいた。彼女の名はフィルリーネ。美しく聡明で芸術に秀でた王女である。
十六の誕生日にラータニア国の第二王子ルヴィアーレと、天の司の役割を持つ空城マリオンネで婚約の儀式を行う。そのための準備としてルヴィアーレ王子
がグングナルド国に滞在することが決まった。
第二王子ルヴィアーレは噂以上の美青年で、文武両道、魔導に長けた完璧な男だが、フィルリーネは噂とは正反対の人物。初対面でルヴィアーレに小国の王子と嫌味を言い、会う度帰りたくなるような嫌味を言い続ける女だった。
しかし彼女には目的があり。。。
念の為R15です。
更新不定期。修正は誤字脱字等です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:34:27
1229855文字
会話率:43%
ヴィオレットはダレルノ王国第二王子ファビアンの婚約者だ。
ファビアンと学院に通うヴィオレットだが、いつの間にか従属の呪いに掛かり、幼い頃婚約したファビアンへ病的に付きまとっていた。
嫌がるファビアンには別の女が側にいる。その女にどれだけ罵っ
たのだろうか。
しかし、地方の貴族であるエディのおかげで、従属の呪いは解けた。
『どうして私がファビアンにすがるような真似をしなきゃいけないのよ!』
呪いを掛けた犯人は一体誰なのか。呪いに気付いてくれたエディは、ヴィオレットに呪いを掛けた犯人を一緒に探してくれる。
けれど、このエディもどこかおかしくて。
犯人は何者なのか? ヴィオレットの学院生活は一体どうなってしまうのか!?
アルファポリス掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 21:03:19
116659文字
会話率:42%
第二王子であるレジナルドは、夜会の場で婚約者である公爵令嬢グレースを断罪し、聖女シャーロットに愛を誓う。
多くの人に祝福され、その場の勢いで婚姻した翌日に、盤上を引っ繰り返されるように多くのことが明かされる。
──どうしてこうなったんだ?
最終更新:2024-05-04 22:44:48
9477文字
会話率:17%
聖女かつ第二王子の婚約者であったシャルロットは、政敵の罠に落ちて教会から異端認定され国外追放を申し渡される。獣人のメイド少女クレールと二人で逃亡生活に入ったというのに、次々と事件に巻き込まれるシャルロット。しかし、聖女としては平凡だった彼女
は、魔獣と意志を通じ、その力を高める希少な魔力を持っていた? 追っかけてきた王子様も、魔獣も獣人も彼女に執着中? クレールと二人、のんびり暮らしたいのに! 天然聖女に、当分安寧は訪れそうもない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:00:00
878959文字
会話率:45%
ぜんまい族のキルト(猫型)とまったりしていた俺(主人公のジェイス)は、第二王子のアルマ殿下の呼び出しにより、王宮に行く。お互い次男であり、兄がいるが、兄弟関係は雲泥の差だ。そこでとある依頼を受ける。弱みを握られているのは辛いものがある――
そんなお話です。※他のサイトにも掲載しています。(*)は主人公以外の視点です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:36:20
21956文字
会話率:56%
ダイイングメッセージ、それは死の間際、ただで死んでなるものかと、被害者が残る力をかき集めて残す、犯人へと到るメッセージ。 「犯人は、僕だそうです」――犯人はお前か!? なんで伝聞調なんだよ、から始まる殺人事件。 この物語は、悪役令嬢が死亡
により退場(おさらば)した、その後の物語です。 シリーズ三作目で、ダンスパーティーで婚約破棄を叫び(未遂)、男爵令嬢と婚約した第二王子(確定)した一作目悪役令嬢殺人事件、のネタバレが容赦なくあります。 探偵役は、一作目と同じく第二王子ら四人組です。 【あらすじ】学園で起こった悪役令嬢殺人事件から少し時が経ち。 改めて、正式に癒し手として、神殿にてお披露目することになった元・ドアマットヒロイン。 そこでまた、殺人事件が起こる。 今回の被害者はなんと、ダイイングメッセージを残していた。 そして、ダイイングメッセージが告げる犯人は、専属護衛騎士。 舞台は神殿、渦巻くは偽証、欺瞞、暗躍、陰謀。 物語は、犯人が暴き出される時を待つ! 全八話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 19:10:00
44540文字
会話率:23%
主人公ライルはブリケード王国の第一王子である。
しかし、ある日ーー。
「ライル。お前を我がブリケード王家から追放する!」
父であるバリオス・ブリケード国王から、そう宣言されてしまう。
「お、俺のスキルが真の力を発揮すれば、きっとこの国の役に
立てます」
ライルは必死にそうすがりつく。
「はっ! ライルが本当に授かったスキルは、【トカゲ化】か何かだろ? いくら隠したいからって、【竜化】だなんて嘘をつくなんてよ」
弟である第二王子のガルドから、そう突き放されてしまう。
失意のまま辺境に逃げたライルは、かつて親しくしていた少女ルーシーに匿われる。
「苦労したんだな。とりあえずは、この村でゆっくりしてくれよ」
ライルの辺境での慎ましくも幸せな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 11:21:10
230826文字
会話率:36%
キリヘナ・リキュウシスは公爵家に生まれながらに魔力がなく無能と蔑まれ、自分でも人間ではなく置物の人形だと卑下してきた。
さらに十七歳にて第二王子との婚約が一方的に破棄されてしまう。
悲嘆に暮れる彼女であったが、婚約破棄をきっかけとして、彼
女の本当の人生が光差す。
――魔力がない無能ではなく、他者の魔力を幾らでも使えるただ一人の能力者であった
彼女は自分自身の力を自覚し、
――相愛であったが諦めていた第一王と再会した
彼女に相応しい相手を見つけ、
……あなたのものは私のもの
無能と蔑められてきた女は、人形の殻を破り、自らの未来を勝ち取るために歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:50:00
184007文字
会話率:26%
ある王国には有能な王子と無能な王子の二人がいて、ある日無能な王子が婚約者に婚約破棄を突きつける。
そして、そんな令嬢に有能な王子は求婚するのだが、、、?
有能な方がざまぁされる側です。
最終更新:2024-05-03 20:10:00
13001文字
会話率:54%
こちらの連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n3482ia/
魔術師の名門フェレス家に生まれた姉妹。姉のレティシアは優秀で、史上最年少で宮廷入りを果たした大天才。それに比べて妹のメイアナは、突出する才能は一つ
もなく、魔術師としての三流以下。時代遅れのルーン魔術しか使えない無能と呼ばれていた。
姉の補佐として宮廷で働くメイアナ。劣等感から姉に逆らえず、仕事のほとんどを一人熟し、成果を出しても姉の手柄にされる。婚約者も奪われ、空っぽになったメイアナに、ある日転機が訪れる。
魔術の大天才と言われる第二王子が、優秀な姉ではなくメイアナをスカウトしに来た。
君が必要だと言ってくれた王子に、メイアナは応えようと立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:04:42
110768文字
会話率:35%
宮廷魔導具師として働くフレア・ロースター。彼女は最年少で宮廷入りした期待の新人だった。物作りが大好きな彼女は宮廷という最高の環境ができることに歓喜する。しかし、四年経った現在、彼女は激務に追われていた。
通常の五倍以上の仕事を一人で任され、
毎日残業、休日出勤は当たり前。それでもなんと頑張っていたものの、ある日突然婚約者から婚約破棄を言い渡されてしまう。唯一の支えすら失った彼女はショックを受け、トボトボと深夜の宮廷を歩く。
すると道中、思わぬ人物と出会う。
これは無自覚な天才魔導具師が王子と出会い、その力で多くの奇跡を起こす物語。そして彼女自身の幸せを掴むお話である。
短編の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:03:24
150111文字
会話率:43%
世界で初めて誕生した双子の聖女。しかし、優秀な姉に対して妹は聖女でありながら奇跡も起こせない落ちこぼれだった。成長に比例して二人の力はどんどん差がついていく。やがて周囲までもが妹を見下し始めた。
無能な妹アストレアは、それでも何とか他人のた
めになろうと努力する。けれどその努力すら姉のヘスティアに横取りされていたことを知り絶望してしまった。そんな彼女にヘスティアは、行く気のない縁談に代わりに出席するよう命令する。
断れないアストレアは縁談のために辺境の地へ赴く。するとそこで待っていたのは、隣国の第二王子シルバート様だった?
不遇な妹が本当の幸せを掴むシンデレラストーリー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:02:36
97928文字
会話率:37%
死者の成れの果て、冥獣と契約したことにより、呪われた聖女と呼ばれるようになったエステリーゼ。
そしてついに、婚約者の第二王子ベルンハルトから婚約破棄を告げられる。
そんな状況にもかかわらず、当の彼女は気にしていない様子。
それに
はさまざまな理由があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 15:10:32
4368文字
会話率:32%
中世ヨーロッパ風の世界に転生した私は、この世界にない「マッサージ」をしたせいで魔女裁判にかけられた。そのあと色々あって、気がついたら女嫌いの第二王子のそばに、男装して少年従者として仕えることに。指魔法(マッサージ)にかかると女嫌いが治ると勘
違いした国王侍従の勧めみたい。色々言いたいけど、裁判から助けてもらったし、契約通り一年間は王子のお世話でもしてみましょう!
ーーー そうしたら肝心の王子が「・・・くうっ・・・こんな誘惑には・・・はぐっ・・・負けな・・・あふっ・・・」という感じであまりマッサージを歓迎してくれない。そんななか私や王子をめぐって不穏な動きを見せる王太子派の政治家や隣国の大使たち。サスペンス並みに権謀術数渦巻く王宮で、マッサージを武器に生き残りを図る私。恐怖の指魔法を恐れたり聖女の力と崇めたりする宮廷貴族の方々。雪だるま式でふくれあがっていく勘違いの数々。マッサージで気持ちよくなった従者達が仲間になったり、幼馴染が溺愛してきたり、ツンデレだった兄がシスコンになっていたりするけど、これでも弁護士の娘、動じずにちゃんと契約はまっとうしてみせる!宮殿で料理や衣装、スポーツやゲームを楽しんだりもしつつ、なぜか新大陸探検隊に招集されそうになったり、騎士に叙任されそうになっているけど何かの間違いよね?あとどうせなら素材は最高だけど色々ちょっと惜しい第二王子を本物のイケメンにしたい!
ーーー(「今日の一冊」であらすじを紹介いただきました:https://syosetu.com/issatu/index/no/106/ )
ーーー(予告なく視点が変わりますが、章題は視点人物と関係ありません。一部の外国出身の人物は時折古語で話しますが、その場合細かい意味を拾わなくとも大丈夫です。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 13:04:24
1147820文字
会話率:50%
異世界へと召喚された女子高生・紗良と葵。
同時転送された親友の葵は聖女として歓迎される一方、自分は何の力もなく影で「聖女もどき」といわれていた。
現代に戻れず悲壮の中、第二王子レオナルドに話しかけられ、今の自分にできることを模索する。
王女
にお菓子をだすと大好評。友達として聖女葵を助け、さらにレオナルド王子との距離が急接近するなか、今度は隣国王子がやってくると宮廷が大賑わい。
城下であったやたらに絡まれた男の子がまさかの隣国王子で……!?
〇本作はカクヨムとNolaで同時公開しています※著者名は同一です〇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 09:00:00
32997文字
会話率:37%
「この俺が婚約者になってやるのだから、光栄に思え」
初顔合わせで侯爵子息ハーネルドに言われた言葉に、伯爵令嬢のフォルティアナは齢十歳にして『結婚に必要なものは忍耐』と悟り、結婚に理想を抱かなくなった。
そんなフォルティアナが十五歳を
迎えた頃、大人の仲間入りを祝う華々しいデビュタントの日、婚約者のハーネルドを巻き込み盛大にダンスホールで転倒してしまった。
この失態をきっかけに、怒鳴り込んできた侯爵により婚約は破棄され、『どんがめ姫』という不名誉な汚名を授かることに。
その汚名を返上しようとひたすら二年努力するも、誰もフォルティアナとダンスを踊ってはくれない。
パーティ会場で元婚約者のハーネルドに暴言を吐かれ、その場にいるとみっともなく涙をこぼしてしまいそうになったフォルティアナはそっと会場を抜け出した。
人気のない庭園で、フォルティアナは普通の人には見えない『光る人』に声をかけられる。いつもなら両親の言いつけを守り、気付かないフリをして相手にしないのだが、その日はそれが出来なかった。誰でもいいから、話を聞いて欲しかったのだ。
フォルティアナの話を静かに聞いていた『光る人』である青年は、跪いて手を差し出す。
「僕と一曲、踊ってくれませんか?」
青年にリードされ、フォルティアナは失敗する事なくダンスを立派に踊りきり、苦手だったダンスの楽しさを知った。
自分が何者かも分からないという青年に、フォルティアナはリヒトと名前をつけてあげた。
それから王城でリヒトに秘密のダンスレッスンをつけてもらうようになり、いつしか彼に淡い恋心を抱くようになっていた。
そこへ元婚約者のハーネルドが現れて、あの時のリベンジをしたいと言う。
見事汚名を返上することに成功したものの、その日以降、リヒトは庭園から姿を消してしまった。
実はその青年、療養中の第二王子で――
※これは、婚約者に皮肉を言われ続け結婚に理想を抱かなくなった伯爵令嬢と、初恋を拗らせてやらかした過去を挽回しようとする侯爵子息と、その二人を面白おかしく眺めながら隙あれば横からかっ攫おうとする王子様の三角関係なお話です。
アルファポリスでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 07:30:00
112238文字
会話率:45%
公爵令嬢ヴァイオレット・グローリアは、金持ちの美しい娘で第二王子の婚約者だ。煌びやかな夜会の最中、王子から婚約破棄を告げられてしまった彼女は妖艶に微笑んだ。「まーぁ。よろしいの?」
最終更新:2024-05-03 06:42:35
7429文字
会話率:34%
婚約破棄された令嬢に近づく弟王子は、ヒーローと言えるのだろうか。
寝取り願望持ちのクズであれ、彼はどこまでも紳士であった。
救済イケメンのメンタルを本気出して考えたらこうなったというお話。
※人弱みに付け込むクズでも、令嬢は全力で幸せにし
ます。
※性的な描写、不快感を招く恐れのある描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 23:00:14
4691文字
会話率:10%
人生を支配されていた先輩にとうとう襲われ、逃げたところで階段から転落、、と思ったら異世界に転生していた。ベーススキル:転送を使って郵便配達員として仕事を始める。宰相は同居して面倒見てくれるし、第二王子は毎日職場に顔を出してくれる。第一王子は
転移者を召喚していて、先輩が異世界まで追ってきた!先輩に対してだけ発動されるユニークスキル:拒絶。1メートル以内に近づけない先輩。先輩に連行された戦場でスキルを使いこなして、目指せ国の繁栄!先輩は無敵スキルで無双してるけど、どうやら一緒に元の世界に帰るのが目的だという。こっちの生活も楽しいけど、元の世界には好きな人がいる、、。
隣国に責めることに前向きなツンデレ第二王子、戦場にやけに手紙を送る銀髪優男宰相、先輩と怪しい約束をしているセクシーミステリアス第一王子、異世界まで追いかける執着美形先輩。
(主人公、先輩以外はbl予定です、、。主人公は愛されてますが、他の彼らとフラグは立ちません。全員片想いです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:56:08
9390文字
会話率:42%
リリア王国の公爵令嬢であるシエナは、隣国オルセド王国の第二王子カイルと婚約していた。しかし結婚式当日、なんとカイルに裏切られ、シエナは反逆者として処刑されてしまう。
処刑された瞬間、シエナの魂は7年前に飛ばされる。前世の記憶を持ったまま目覚
めたシエナは、カイルへの復讐を誓う。
魔法の才能に恵まれていたシエナは、その力を磨くことに専念。名だたる魔導師から教えを請い、強大な力を手に入れていく。
そして運命の日が訪れる。成長したシエナの美しさと才気に惹かれ、カイルから再び婚約を申し込まれる。シエナはこれを受諾するが、その裏で周到に復讐の準備を進めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 12:27:27
5051文字
会話率:37%
公爵令嬢のリディアは、政略結婚のために王太子と婚約させられていたが、ある日突然婚約を破棄されてしまう。しかし、それはリディアにとって喜ばしいことだった。実は、リディアには森の奥深くに秘密の別荘があり、そこで自由な生活を送ることが夢だったのだ
。
リディアが別荘で悠々自適な日々を過ごしていたある日、彼女は庭で負傷した男性を発見する。その男性は、隣国の第二王子、ジェラルドであった。兄である第一王子の陰謀から逃れてきたジェラルドを匿うことにしたリディアは、次第に彼に惹かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 18:44:13
5929文字
会話率:16%
第二王子の元婚約者セイディは、彼の殺害未遂の罪で処刑台に上っていた。
今から自分が死ぬだなんて恐ろしくてたまらなくて、暴れてももがいて逃げ出そうとするが、そんなこともできるはずはなく、抵抗虚しく首が落とされた。
しかし、ふと目
が覚めると昔の自分の部屋の風景が広がっていて、ベットの上にいた。
けれども処刑された時の記憶が頭の中を駆け巡って、心臓発作でまたすぐに死んだのだった。
それから幾度も死とやり直しを繰り返していると、何の前触れもなくある男がセイディの両肩を掴んで「お前っ、何回死んでんだよっ!!」と文句をつけてくるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:22:00
6161文字
会話率:37%
第二王子アレクシスの婚約者であるエレノアは、結婚を間近に控えて同棲生活を送っていた。
しかしある日、アレクシスに呼び出され、彼の元へと向かい話を聞くと、エレノアはアレクシスに”本当の意味での愛情”を向けていないと言われてしまう。
その言葉の意味はまったく分からなかったが、一生懸命考えてある結末に思い至った。つまり、本当の意味での愛情とは肉体関係から生まれる性愛の事ではないか。
そうとなればやることは一つ。エレノアは、もっときちんと言ってくれればいいのにと思いながらアレクシスに迫ったが、まったく違うと言われてしまって、エレノアの”本当の意味での愛情”を探す生活が始まるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 20:02:30
50148文字
会話率:39%
第二王子であるフィランダーの婚約者クローディアは、王宮の廊下をカツカツと歩いていた。
探しているのはもちろんフィランダーだ。彼はパーティーの途中でふらりといなくなり、これは今回に限ったことではなかった。
いつもいつも一人にされ
、いい加減、居場所を突き止めてやると意気込んで歩いていると声が聞こえてくる。それは酒に酔ったらしいフィランダーの声で、何やらクローディアの悪口を言っている様子だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 20:08:53
8098文字
会話率:38%
「クレア嬢、お初にお目にかかります。ジュリアン・シェラ・ディクスと申します。このたびは急な縁談となってしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします」
「——はじ、めまして……?」
貧乏男爵令嬢から一転、聖女になってしまったクレア。国中の
瘴気を払う仕事が一段落した後、待っていたのは第一王子との婚姻だった。けれど、予想外の事態が起きて、聖女の婚約者は第二王子に変わる。当初、クレアも周囲も相手が変わっただけと思っていたが——。
聖女の仮面を被ることを強いられた男爵令嬢と、クレアに会うためにお忍びで下町に通っていた年下王子が想いを打ち明けるまでの話。
※「君を裏切りたくない」は第一王子視点、こちらは聖女視点の後日談になります。前回の話を読んでいなくても支障なく読めますが、全三話と短いお話ですので、お時間があればそちらもぜひどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 07:50:00
42472文字
会話率:30%