水の国・アクアンキューテの外れの貧しい村で平々凡々な生活を送っていたニコラの日常は、ある日突然崩れ去った。
およそ五千年前に、この世界を作ったとされる『始祖の乙女』。
『始祖の乙女』の後継者であり、今では国の象徴である『乙女』の候補に選ば
れ、全てを捨てて修行のために王都へと向かったニコラだったが、途中で空賊に攫われ、彼らとともに世界を旅することになる。
居場所も目的も失った幼いニコラが進む先にあるものは。
これは一人の少女が様々な事件や思惑に巻き込まれながらも成長し、その魂に刻まれた使命を果たしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 21:05:21
125392文字
会話率:19%
神の後継者を選ぶための戦争に参加して天使の女性レティシアは、敗北して負傷し、機械の身体となってしまった。
世界は天使が維持していたが、戦争の影響で荒廃してしまった。
レティシアは彼女を「姉さん」と呼ぶ天使の少年フォリオと共に、神と
なって世界を元の平和な状態に戻すことを目指す......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 18:00:00
17901文字
会話率:57%
ジャスティウイング。奇跡の存在は果たして正義か、あるいは狩人か?
星間宇宙暦1450年。ゴート宙区のもたらした革新の波も一段落を見せている時代。星間銀河圏は大きな激動もなく秩序ある歴史を歩んでいる。
人類の営みに変わりはなく善もあれば悪
もある。企む者あれば裁く者あり。そうして秩序は保たれていた。
子供たちのヒーロー『ジャスティウイング』は3DTVスターとして世代を重ねている。そして、同じ通り名を持つ者がもう一人。彼の名はジェネ・クレギノーツ。
その傍らには一人の娘。剣王の後継者たる彼女も正義を愛する者だった。星間銀河を股にかけ、アームドスキンの真の力を示すべく宇宙を駆けるリリエル・バレル。
彼らは人知れず罪を狩る。闇にうごめく異形も狩る。ゼムナの遺志の体現者たる二人の行末は?
リアルロボットSFストーリー第十章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 06:00:00
648635文字
会話率:57%
その黒き爪は滅びを紡ぐ。
進宙歴508年、ゴートを祖とした人類は変革の時を迎えている。その波は、英雄を輩出した惑星ゼムナにも及び、紛争の種は芽吹いて大きく育ちつつあった。
首都ポレオンに住むジェイルとニーチェの親子もまた波へと飲まれ、その
中心へと導かれていく。時代のあざなう縄に絡め取られるかのごとく。
終焉のラッパを鳴り響かせるのは伝説の後継者か、はたまた黒き爪持つ滅びの魔王か?
シリーズ異端のスペースピカレスクストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 06:00:00
490709文字
会話率:51%
「見えるもんを斬って何が悪い!」
のちにXFi(ゼフィ)の剣王と呼ばれる少年、リューン・バレルは平然と言い放つ。
下町の不良少年だった彼は、血に駆り立てられるように戦いに身を投じていく。それがさだめであるかのように。
彼の秘密は妹のフィー
ナも巻き込み、兄妹の戦いは大気圏の外へも広がっていく。
ただ、彼の操る人型戦闘兵器アームドスキンは特異な動きを示していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 12:00:00
383105文字
会話率:51%
統合府『ラズーン』の下、長きに渡る安寧を貪っていた世界は変容し始める。『ラズーン』の王たる『太皇(スーグ)』は人の滅亡を願う『運命(リマイン)』との全面対決を心に決め、『氷の双宮』を戦火に崩れていく世界の最後の砦として解放する。守るべき四大
公の2人までが既に倒れ、残るは『ラズーン』の成り立ちと謎を暴こうと密かに目論むセシ公と、その幼馴染で武力に優れたジーフォ公のみ。野戦部隊(シーガリオン)は平原竜(タロ)を駆り守護に走るが戦力は削られていく。辺境小国セレドから『ラズーン』の招聘に応じた男勝りの第二皇女ユーノは、付き人に身を窶していた『ラズーン』の第一正統後継者アシャを無事本国に送り届けたが、アシャが姉レアナを愛していると思い込み、2人を結ぶべく戦場を駆ける。しかしアシャは人ならぬ存在、その負い目もありユーノを求める気持ちを押し殺しつつ、ユーノのために非情な役割に向き合おうとする。2人の未来は繋がるのか。
個人サイト10000ごとの連載です。この作品は『エターナル・アイズ』(https://plaza.rakuten.co.jp/segakiyui/)と『アルファポリス』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197047694/563179984)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 22:00:54
21991文字
会話率:41%
統合府ラズーンの招聘を受けた小国セレドの皇女ユーノは、美貌の付き人アシャに支えられ、ラズーンに辿り着いたが、アシャはラズーンの『第一正統後継者』であり、世界は遥か昔の装置が生み出したものであり、しかも今は『運命(リマイン)』と呼ばれる異形の
者達に脅かされていると知る。故国を守るため、引いては姉の想い人と思い込んでいる愛しいアシャを守るため、ぶつかり始めたラズーンと『運命(リマイン)』の決戦に赴くユーノは、アシャが自分を愛していることを知らない。アシャもまた、ユーノを守る誓いのために想いを告げることができない。2人の想いが重なり合うことはあるのか。
この作品は「アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197047694/393179983)」「楽天ブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/segakiyui/)」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:00:00
174254文字
会話率:49%
統合府ラズーンの招聘を受けてやって来た、小国の皇女ユーノは、同行して来た美貌の付き人アシャがラズーンの第一正統後継者であることを知り、この世界が遥か昔に設置された設備が生み出したものであることを知る。また世界の動乱が『運命(リマイン)』と呼
ばれる異種族が引き起こしたものであること、その長ギヌアがかつてアシャ同様、ラズーンの正統後継者であったことも。アシャに想いを寄せながら、アシャが慕っていると思い込む姉レアナとアシャの幸福を守るため、ユーノは自ら正統後継者候補を引き受け、ラズーンを守る覚悟を決める。一方アシャは激しくなるばかりのユーノへの想いを封じることで、引き換えに彼女の命を守ること、ラズーンの守護についてもらうことを『泉の狩人(オーミノ)』に交渉。想い合う2人はすれ違うままに互いを守り続ける。この作品は「アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197047694/920179982)」「楽天ブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/segakiyui/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 00:00:00
277257文字
会話率:42%
ウォーレン王国後継者の妃選びには独特の方法が用いられてきた。それは『ほほ笑みの花』という国の後継者の妃に相応しい人間の笑顔でしか蕾が開かない不思議な花を使うという方法だった。
ある夜、国中の年頃の令嬢が集められ王子の婚約者選びの舞踏会が開か
れていた。
参加者の一人であるコーデリア・クローズ伯爵令嬢は過去のトラウマから笑顔が作れない。義母と異母妹にいじめられ周囲からは不気味がられて過ごしてきた彼女は当然『ほほ笑みの花』を咲かせることはできない。ところが偶然出会ったアルフレッド王子はなぜかコーデリアを気にかけてくれる。
しかしそれが原因で彼女は家から追い出され縁戚のいる田舎のアンカーソン村へと行くことになるのだが……。
笑顔を忘れてしまった少女が田舎でのんびり過ごすうち周囲の温かさと自分の強さで笑顔を取り戻すほのぼとスローライフです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 20:41:27
97204文字
会話率:51%
魔術、武術、剣術、医術とあらゆる技術を極めた老執事エヴァルト。
超人的な才覚と能力に恵まれた彼は、自分の後継者を作るために一人の弟子をとる。
*『カクヨム』にて同タイトルで連載しています。
最終更新:2024-01-28 22:22:09
31992文字
会話率:53%
日常をテーマとしたショートストーリー。
僕は恩人の夢を継ぐことができなかった。
毎年初夏の頃になると、僕は墓前で手を合わせながら近況の報告をしている…
最終更新:2024-01-28 07:10:54
1175文字
会話率:0%
群雄割拠の戦国時代。
「発電」の知識と技術をこの時代に持ち合わせた忍び衆[雷光衆]。
その次期頭領候補である迅は対立候補である閃との後継者争いを避けるため、抜け忍となる。
抜け忍に待つのは刺客となった同胞たち。
彼は神隠しが起こる
森を抜け、逃げ切ることが出来るか。
そして、逃亡の先に彼が待つものは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 00:21:41
86329文字
会話率:32%
記憶を無くして目覚めた竜皇国後継者グンティーヴァは、暗殺未遂が起こったと聞かされ、混乱する。誰の言葉を信じていいのかも分からずに逃げ出すその姿は、かつて国民の絶大な信頼を勝ち取っていた若き名君から程遠いものであった。慕っていた者は失望し、覇
権を狙っていた者は勢いづく。敵竜国の侵攻が迫り、人族国やエルフ国が軍備強化を固め戦に備える中、先帝崩御に加えた後継者暗殺未遂に混乱を極める竜皇国。国内外の危機に次期竜皇は戸惑いながら歩を進める。
Ghunthiva, the successor of the Dragon Empire, awoke with no memory and was confused when he was told that an assassination attempt had taken place.
He runs away, not knowing whom to believe.
It was a far cry from the young mastermind who used to win the immense trust of the people.
Those who adored him were disappointed, while those who had been aiming for supremacy were emboldened.
The Dragon Empire is in turmoil due to the fall of the previous emperor and an assassination attempt on his successor.
With the invasion of the enemy Dragon Kingdom looming, the Human Republic and the Elven Kingdom were strengthening their armaments and preparing for war.
The next Dragon Emperor with amnesia began to search for the way to go.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 08:25:00
12383文字
会話率:20%
主人公は、「由子の兵法」の著者である由(ヨウ)子(ヅゥ)が、大韓を建国するまでの物語です。
城主に陵辱され殺された姉の敵討ちをするも、敵わず殺される所を救われ、その者に師事する。
由子は後に「一振り十殺」と恐れられる飛燕剣と言う剣技を生み出
し、城主を討って姉の復讐を遂げるが、お尋ね者となり各地を放浪する。
越南領主の命の危機を救い、我が義弟と称されて招かれるも断る。当時、亡国韓の公主・紫水蘭(水姫)が客将として越南に身を寄せていた。彼女は諸葛亮の再来と謳われる才女であり、越南ではなく、彼女に忠誠を誓う事を認めるなら仕えると答えた。韓の公主は、亡くなった姉に瓜二つであったからだ。
由子は天下一の武勇にこだわった。理由は、自分にあの時、力があれば姉を救えたと後悔していたからだ。
「由子の兵法」は天下に広く知られ、由子を手に入れ様と、天下統一の野望を持つ斉国に攻められる。
斉国には中華最強と謳われる馬光(紫光)がおり、由子とは浅からぬ因縁があった。その馬光の正体は亡国の韓の王子で越南の宰相となった紫水蘭の兄であった。
意に反して兄妹で争う事となる。
越南は、かつての韓・魏・趙・秦を北遼から奪い返して国号を越南から晋へと改めた。
富国強兵を進める斉は遂に北伐を開始し、晋と共に北遼を中華から駆逐して北に還す事に成功する。
天下は晋と斉に二分されるも、斉の天下一への野望は尽きず西侵して晋と覇を争う。
丞相となった紫水蘭は、韓再興の夢を由子に託して病の為、亡くなる。弔い合戦と称した由子の不敗の兵法によって斉は滅び、晋によって天下は統一される。
韓は馬光(紫光)によって再興され、由子は斉王に封じられるも放棄し、表舞台から降りて野に降る所まで1部。
第2部は晋帝が統一僅か2年で後継者もなく、死去する所から始まる。晋の五柱国によって後継者争いが起き、これの事件は後に「五柱国の乱」と呼ばれる。
馬光は陰謀によって北伐中に命を落とす。馬光の娘によって由子は迎えられ、乱収拾の為に軍を起こす。
楚王・龐越との争いに勝ち、韓が天下を統一し、由子が大韓帝国を建国する。
第3部は、建国から300年経ち、再び中華は不穏な空気に包まれていた。北方騎馬民族である遼に攻め込まれ、帝都は包囲され、皇帝や皇族が殺される。
主人公は皇族唯一の生き残りとなる。最後まで抵抗するも討ち死にし、大韓が滅ぶまでの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 15:52:34
58716文字
会話率:43%
侯爵令嬢のエリシアは錬金術師に憧れ、才能もあったが母親に反対されていた。その母は亡くなり、父親は再婚。腹違いの妹が産まれる。当初は関係がよかった継母は男子を産めなかったことで次第にエリシアの存在が邪魔に思うようになってしまう。
男子が産
まれたとしてもエリシアを後継者から外す気が無いことを知った継母はエリシアを消すことにした。
家を追われることになったエリシアだったが、名前と姿と変え、一度は諦めた錬金術師として生活を始める。
特別な力を持ち錬金術師として充実した毎日を送っていたのに、王子と騎士団長がやっかいな依頼を持ってきて……。
わたしは静かに暮らしたいのですが?
*アルファポリス様で連載中のものを転載しています。
(基本的にアルファポリス様の方が進んでいます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 12:00:00
85240文字
会話率:53%
「現世と前世の交差する百鬼夜行の夜は、阿鼻叫喚に染まる終末の始まりである。救われる術は、世に悪鬼たちを解き放つ白銀の人狼を狙い打て」
そう言い伝えられて約一千年。田舎にひっそりと佇む妖封寺では、その伝承を現在にも受け継いでいる。血縁者だ
けがほそぼそと受け継いできたこの神社の後継者である神宮寺冴歌は、スーパームーンとブルームーン、そして皆既月食が重なる珍しい月夜に立ち竦む。
スーパーブルーブラッドムーンと名付けられた珍しい満月が昇る晩、冴歌は伝承に記された百鬼夜行に遭遇する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 10:46:29
12305文字
会話率:35%
「僕」高宮光は、望みもしない不動産会社の後継者としての人生に、ほとんど絶望感を抱いていた。しかし、あるパーティーで偶然出会った彼女との日々が、少しずつ「僕」を変えて行った。嫌だった仕事すら、前向きになれるほど。そして、どうしようもなく彼女に
惹かれるけれど、「僕」には既に決められた婚約者がいてーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 01:36:48
15905文字
会話率:37%
出版社勤務の24歳・結衣は、仕事に熱心すぎて生活も性格もガサツ。
会社ではフェロモン・ゼロとまで言われているが、実は誰にも言えない恋人がいた。
彼は、不動産界屈指の大企業・高宮エステートグループ後継者の高宮光。
二人の関係は、「彼が婚約
者と結婚するまで」と決まっていた。
そんな中、結衣の所属する編集部では、新雑誌の企画が始まった。
結衣はその企画の取材で、外資系証券会社で27歳にして調査部長を務める木籐と出会う。
無口で不愛想な男だったが、何度か会ううち、鋭い洞察力で、結衣は隠していた秘密を彼に感づかれてしまう。
結衣は、光の立場を守るため、自身の恋愛の苦しみと戦いながらも、木籐に対し平常心を貫く。
光は、自身の運命を受け入れようとしながらも、結衣への気持ちが断てずに、過ちを犯してしまう。
木籐は、知らず知らず結衣に引き込まれ、ある決断をする。
持て余す感情、思い通りに行かない現実。
そして、「結婚できない恋愛」からの脱却。
でも、「普通の恋愛」もまた、孤独と隣り合わせだった。
立場を変えた、結衣、光、木籐の選択は……。
恋愛不器用な人々が、それぞれの答えを探していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 17:07:08
194757文字
会話率:35%
女公爵が亡くなったフィールディング公爵家では当主代理が愛人とその娘達を新たな家族として迎え入れる。正当な後継者である公爵令嬢ミッシェルは次第に父や継母に虐げられていき、立場を悪くする。そして運命の日、彼女は婚約者である王太子から婚約破棄を言
い渡されるのだった。そして王太子は当主代理と愛人の娘であるポーラを自分の妃にすることを宣言する。しかし、ご満悦な二人は知らない。それは自分が無能で無価値で無意味だと証明したいミッシェルの策略の内だと。そして傍から婚約破棄騒動を眺めるポーラの姉かつミッシェルの義姉であるジュリーは素直に思った。面倒くさいからコイツ等に関わりたくない、と。
※以前アルファポリス様に投稿した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 17:00:00
84508文字
会話率:57%
結婚初夜に、新妻である私に、
「君を愛することはない。私が愛する人はただ一人だ」
と、王太子のルーモアが冷たい目をして言った。
まあ、こうなるだろうとはわかっていたから驚きや怒りは全くなかった。やっぱりこの男は将来の国王には不適格だとた
め息が漏れただけだった。
私は三段論法で夫になった男に向かって、いかに彼が愚かなのかということを説明した。
怒り狂う夫は大声で護衛騎士を呼び付けて、この女を逮捕しろと叫んだが、却って自分が拘束された。
そして近衛騎士から間もなく自分が廃嫡されると聞かされたルーモアズは、ひどくショックを受けた。
なぜなら廃嫡の理由が恋人と一緒に国家転覆を図ったからという、とんでもない話だったからだ。自分はただ純愛を貫こうとしただけ、恋人を裏切りたくなかっただけなのに。
初夜に君を愛せないと夫が妻に話すというテンプレの話です。王太子である夫はこう宣言した一時間後に早々に廃嫡され、近衛騎士によって地下牢の貴族牢に連れて行かれます。しかも彼しか後継者がいないはずなのに、わずか一週間後には新しい王太子が誕生します。しかも彼よりもずっと優秀な。
しかし、それは新しい王太子の謀でもなんでもなく、元王太子が婚約者であった侯爵令嬢の忠告を聞かずに、子爵令嬢だけを熱愛した結果だった。
あくまでも異世界の話で、特定の国をモデルにはしていません。現代の倫理観とは異なることを理解して読んでいただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 22:24:09
16330文字
会話率:21%
この国の後継者は、王位継承権を持つ者同士のポイント争いによって決定される。
そして今、この一年の最終種目であるダンス競技会の結果が発表されて、二十数年ぶりの王位継承権争いが終了した。
ポイント争いに勝った第一王子は高らかに勝利宣言した
後に、未来の王太子妃をお披露目したが、周りはドン引きした。何故なら、彼には彼をずっと支えてきてくれた婚約者がいたからだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 19:47:06
13319文字
会話率:42%
設定ゆるふわですの、うすめでごらんください。 ホーリーのシリーズとして書いております。申し訳ありませんが、この『世界』の設定については、『ホーリー むかしばなし』を、さらっとひろい読みしてみてください。
横暴な
ホーリーのもとにネイブが仕えるようになって年月がながれた。そんな中、王様であるジャックに後継者がいるといううわさがたち、新聞記者であるロジーはジャックについていろいろしらべはじめ、そこで、ホーリーの存在をしるのだが・・・。 ホーリーたちの『世界』におわりがこようとしている?そうして、駒のみんなは? この先はあるのか? いや、どうでしょう。。。。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 17:35:02
44248文字
会話率:42%
侯爵家の長子であるリネットは、女性の近衛騎士として、王族に仕えていた。後継として男に引けを取らないようにと、男性のように育てられたリネットは後継者になることもできず、女性として家庭にも入れず、宙ぶらりんなまま間もなく20歳を迎える。
近衛
騎士として、生涯お仕えしよう。そう思いだしたころ、突然王命により結婚することになった。
相手は、リネットの実家とは敵対派閥にある公爵家の後継で…。
宰相閣下の悪巧み、長男編です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 21:00:00
23195文字
会話率:46%
「き、騎士って……私が?」
平凡なアラサー社会人の舞子はある日、異世界に召喚された。
元の世界に戻るには、どうやら役目を果たさないといけないらしい。
舞子は、魔王を倒す特別な騎士の後継者として召喚されたらしかった。
特別な力が宿ってしまっ
たらしい上に、一緒に召喚されるはずの【聖女】はなぜかいない。
聖女の再召喚が試みられる一方、舞子は敵を倒す騎士となるために訓練を積むことになる。
教育係についたのは、よりによって一番無愛想で、年下の美しい青年騎士シリウスだった。
見目こそ麗しいが自他にも厳しい年下騎士と物理的に距離が近づくも、何か起こるはずがない。
すべては元いた世界に帰るため。
そうして他の騎士たちとも交流しながら、魔王との決戦の日は着々と近づいて行くが…。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 07:00:00
19104文字
会話率:24%
「私も……オグリット様が好きです。たとえ記憶が明日まで持ち越せなくても、私はまたオグリット様を好きになります!」
この日の出来事は、数ページ掛かったとしても、思い出を残しておかなければと魂が震えた。
だって明日に記憶を持ち越せないのは、比喩
でもなく事実なのだから。
神々の子孫であり、一日に実りをもたらす《果実姫》の奇跡の代償は、一日一日の記憶の消失だった。
記憶は失うが魔導具、終わりの無い手帳(ネバーエンド・ダイアリー)の外部記のおかげで日常生活を送れていた。
そんな生き方の中でも、アリサは学院に通い恋をした。
平民出身で騎士を目指すオグリットと出会い、恋に落ちる。だが姉が深い眠りについたため、教会に戻るため、オグリットに本当のことを言い出せないまま学院を去ってしまう。
そんな国は王太子と第三皇子エリーアスの後継者争いが激化し、アリサに過酷な要求を突きつける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 19:19:04
9829文字
会話率:37%
「絶対に私は屋敷の、私にとっての家族を守ってみせる」
泣き虫で自堕落な生活をこよなく愛していた伯爵令嬢に転生したレジーナは、父の死と共に当主後継者争い、王家との婚約破棄、他国との領地問題に巻き込まれて殺されそうになる。死にそうになる中、土
地神である魔族と再契約を結んだ。
伯爵当主の証を得たレジーナは、完全無欠の悪女の仮面を被ることで困難に立ち向かう。
執事クラウスは「大切な主人のため」と面白半分で三カ国に囲まれている国に対して、「エル・ファベル王国から独立を宣言する」という書状を送り、状況を大きく動かす。
(はぁあああああああ!? 独立宣言!?)とレジーナは頭をかかえる。
最初こそレジーナは再契約を結んだ魔族であり執事のクラウスに翻弄され、頼ることが多かったが、徐々に自身の才覚を発揮して様々な問題を華麗に片付ける。彼女の手腕に守護騎士ロルフ、執事クラウスに始まり、ラインハルト第三王子や魔王の心を掴んでいき・・・・・・。
拗らせヤンデレ魔族執事クラウス×泣き虫自堕落令嬢レジーナ×わんこ系機械人形の護衛騎士ロルフのラブコメファンタジー、頭脳戦、ざまあ展開あり!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 20:14:45
81690文字
会話率:44%
ある日、世界的に有名な西園寺グループに新たな2つの命が生まれていた。
その2つの命は双子の姉妹であった。
1つの命はとても美しく優しく育ち、後の表社会を代表する命であった。
もう1つの命は美しく強く育ち、後の裏社会を掌握する命であった。
妹は1番愛する姉に嫌われても姉の幸せのために自分を犠牲にした
姉はそんな妹の本心を知らずに、妹のことを嫌い、憎み、妬んだ…
そんな2人の未来はどのように紡がれていくのか…
こちらは、「カクヨム」でも連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 00:00:00
48967文字
会話率:71%