フルダイブVRゲーム。それはきっとそう遠くない未来の技術である。そしてその時代に住む人々は今とそう変わらずにゲームを楽しんでいることだろう。
さて、皆さんはゲームをどこで購入するだろうか。ネットショップで注文だろうか。それともゲームシ
ョップで吟味するのだろうか。きっとそうやって皆さんは名作ゲームに出会ってこられたのだろう。
……しかし、方法はそれだけではない。
名作ゲームは時にどこかへ埋もれているものである。ほら、例えばそこに売られている福袋の中にも、きっと名作が眠っているはず……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 12:00:00
314033文字
会話率:44%
―いま我々が生きている世界と近く、それでいて遠い場所
多くの被害をもたらした『大震災』
生き残った人々は、新たに発見された『オリハルコン』と名付けられた鉱物
その鉱物から得られる半永久的なエネルギー、『エーテル』によって活気を取り戻そうと
していた
しかし繁栄がもたらしたのは平和だけではない
利権を巡った戦いも爆発的に増えていったのである
さらにエーテルによって動く巨大ロボットであるメタル・トルーパー[MT]の発明も、争いに拍車をかけるのであった
エーテルによる争いは個人や企業を越え、新たに発足された国々をも巻き込んでいくのであった
数十年の時を越え、二つの大国が生まれた
一つは王国『アーストン』
もう一つは帝国『ガスア』
この二つの大国の戦いは、日を追うごとに激しくなっていった
しかし五年前の休戦により、互いの侵攻は停止
一時的とは言え両国の間に平和が訪れていた
だがその間にも、両国は周辺国を吸収し侵略に備えていた
――新西暦56年 3月
アーストンの少将スコット・オーウェンは片田舎にある町工場にて、一人の青年と再会する。
その名はユーリ・アカバ。
かつての少年兵、そして『アーストンの白い死神』と呼ばれた英雄であった。
この二人の再開が大きく時代を揺るがす事を、誰もまだ知らない。
※以前投稿した「MT―メタル・トルーパー戦記」のリテイク版となります。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 05:50:00
48241文字
会話率:47%
いま我々が生きている世界と近く、それでいて遠い世界。
多くの被害を払った『大震災』より数年。
生き残った人々は新たに発見された半永久的なエネルギー『エーテル』によって活気を取り戻そうとしていた。
しかし繁栄がもたらしたのは平和だけではない
。
利権を巡ったいざこざも爆発的に増えていったのである。
さらにエーテルによって動く人型兵器であるメタル・トルーパーの発明も、争いに拍車をかけるのであった。
エーテルによる争いは個人や企業を越え、新たに発足された国々をも巻き込んでいくのであった。
数十年の時を越え、二つの大国が生まれた。
一つは王国『アーストン』
もう一つは帝国『ガスア』
この二つの大国の戦いは、日を追うごとに激しくなっていった。
しかし五年前の休戦により、互いの侵攻は停止。
一時的とは言え両国の間に平和が訪れていた。
だがその間にも、両国は周辺国を吸収し侵略に備えていた。
――新西暦56年 10月
アーストンの少将スコット・オーウェンは片田舎にある街工房にて、一人の青年と再会する。
その名はユーリ・アカバ。
かつての少年兵、そして『エースキラー』と呼ばれた英雄であった。
この二人の再開が大きく時代を揺るがす事を、誰もまだ知らない。
※以前投稿した「MT―メタル・トルーパー戦記」のリテイク版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 18:59:49
5321文字
会話率:41%
チャールズ・ハミルトンは、どう見ても普通の男だった。イギリスで生まれ育ち、日本に転勤してきたばかり。新しい環境を楽しみながら、面白い同僚たち、美味しい食べ物、そしてついに東京の複雑な電車システムを迷わずに乗りこなせるようになってきたところだ
った。人生は順調――だった。
それが異世界にいることに気づくまで。ついさっきまでアパートにいたはずなのに、次の瞬間には見知らぬ森の中に立っていた。どうやら、昔、誰かが禁じられた実験を行い、現実に穴を開けてしまったらしい、二つの世界、地球と「タオバァタァ」はつながりがあっている、然してチャールズがその穴に落ちていた。
残念ながらチャールズにとってはタオバァタァの住人たちはチャールズの幸福に興味を持ていない、運が良ければチャールズを殺すと現実の穴かいなかったことにする。運が悪ければ「異世界の標本」として実験して解剖しいた。
だが、たとえタオバァタァで生き延びることができたとしても、それはほんの始まりに過ぎない、地球とタオバァタァは現実の穴に影響を受けるのだけではない。そして世界を生き残ればはチャールズ次第だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 05:08:23
1550文字
会話率:9%
「お前は明日、ヌリズ家から出ていけ。家のものを持つ出すのは許さん。」
「そうよ!降雪魔法を使える者なんて、この家にはいらないわ!」
「ふふっ、ホノール。いいことを教えてあげる。ここから少し遠い、年中暑い地域ではあなたの魔法は救世主扱いさ
れると思うわよ?」
「お姉様、こんな無能にそんなところまで歩く力はありませんわ!」
「それもそうね。ふふっ、せいぜいもって半年ってとこかしら?長生きしてね?ホノール。」
「...元気でな、ホノール。」
ホノール・ヌリズ。ヌリズ辺境伯家の三女として生まれた、彼女が得た魔法はたった1つ。降雪魔法だけだった。
無能と言われる魔法しか使えないことが分かり、生まれた家から追い出されたホノール。
捨てられる理由となった降雪魔法だけど、降らすことができるものは雪だけではないようで。
そんな絶望の淵から始まる、彼女が魔法を用いて仲間たちと楽しく生きていく日常の物語。
※序盤、中盤に少し過激なシーンがあります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 22:00:00
34778文字
会話率:44%
───転生者
不遇に、理不尽に、残当に、幸福に。
これらだけではない、全ての「死」に介入され、当該の介入者によって運命をねじ曲げられた存在。
やり直すことを許されず、人為的───否、神為的に構築された環境からの再開を逃れられない存在
。
そんな彼ら、彼女らは、一部の例外を覗いて「思想」に支配されている。
ある男は盲目的な正義を掲げ、ある女は己の善を善き代物だと思い込み、またある男は”自らの意思で”自由に拘った。
英雄、酒池肉林、愛。
三者三様、十人十色。
それぞれがそれぞれの神に導かれ、見捨てられ、焚き付けられ、それぞれの最期へと向かっていく。
それらの激しくも美しい流れの数々は、やがて「世界の奔流」と呼ばれ、ある場所では娯楽となり、ある場所では教訓となる。
そして今、虚無に目を向けられた転生者が、新たに目を覚まそうとしている。
彼は一体、どんな運命を歩み、何を見て、何を感じ、どんな出会いと別れを経て、どんな最後を迎えるのだろうか。
───いざ、開演は虚無の手によって。
◇ ◇ ◇
・チート能力あり
・不定期投稿
・バッドエンドではない予定
・他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 13:40:00
430013文字
会話率:37%
特別、特別な過去も素晴らしい功績や目覚ましい才能も大した学も無いアホ、『恵雨隆公(けいうたかきみ)』。弱冠中学二年の若者にしてなかなかジジ臭いと自認する名前を授かっている彼には、あまり大きな声では言えない秘密があった。
それは彼の中に、
彼自身のものだけではない、別人の人格が複数あることだ。
自身の年齢も相まってとある病の発症を疑われることを恐れ誰にも相談しないまま、別人格の存在を自覚してから半年ほどの月日が経ち、彼ら自身も他の人格達との日常に慣れ始めた頃、他の人格の内の一人がとある提案をしてきて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 12:00:00
186284文字
会話率:31%
かつて、異世界と戦争があった。
そして現実世界側が勝利して幕を閉じる……とはいかなかった!
ライトノベルにありそうなファンタジー世界での一発逆転を求めていたのは、なにも小市民だけではない。
地球上にある全ての国家も同じ。
利益求めて
異世界に手を出す世界の貪欲な国家たち。
求めるは「金」「資源」「膨大な利潤」
異世界にさえたどり着ければ、無限に広がる夢が手に入る。
なろうと思えば億万長者、悠々自適なスローライフがまっているだろう。
国家に縛られない軍事組織 SOYUZはそんなことを許さない。
中国・ロシア・イスラエル。
異世界を骨と皮になるまで搾取しようとする存在を全て倒せ。
金に目がくらんだ世界そのものがSOYUZの敵、つまり「全」世界そのものだ。
守れ異世界、守れよ秩序を。
毎週土曜日10時に更新です。
前案件:No. S-22-975はこちらから。
https://ncode.syosetu.com/n4876gd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 10:00:00
201376文字
会話率:14%
カテドラル王国で旧王都と呼ばれる街、アルベイル。アルベイル大公が治めるこの街には景観に馴染まぬ不思議な食堂がある。
『名代辻そば』。通称『ツジソバ』と呼ばれるその店では、黒髪黒目という珍しい容姿をしたヒューマンの店主が、ソバというこれまた珍
しい料理を出してくれる。
驚くほど安い値段で驚くほど美味いソバの数々、酒場よりも上等で美味い酒、そしてこの店に通う皆を魅了してやまないカレーライスなどが食える最高の店だ。
ある日突然、何の前触れもなく旧王城を囲う城壁の一角に現れたこの店は、瞬く間に旧王都で一番の食堂になった。
ヒューマンだけではない、エルフも、ビーストも、ドワーフも、魔族でさえもこの店の美味に魅了されている。アルベイル大公や騎士団長が人目も憚らずこの店に通っているのがその証拠だ。噂では国王までもがこの店に来たことがあるらしい。
転生者、夏川文哉が営む『名代辻そば異世界店』。
そこでは今日も訪れた人々が美味なるそばに舌鼓を打っている。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 11:36:06
719649文字
会話率:29%
結婚生活35年の夫婦が離婚、その2年後に、元夫が認知症との診断を受けるが、子供達は、自分達の生活があるため、父親の面倒が難しい。ヘルパーを頼んでみたが、気難しい上に認知症があるため、ヘルパーが続かない。困った子供達は、母親に泣きつく。子供達
に泣きつかれ渋々ヘルパーとして、元夫の介護をする羽目になった元妻、元夫は、新しく来たヘルパーが元妻とは、分からず、元妻との思い出を語り聞かせる。35年の結婚生活が、元夫にとって何だったのか、初めて元妻は知ることになる。夫婦が離婚して他人になれば終わり…。
それだけではない、新たな関係性が始まる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-04 07:01:29
9749文字
会話率:40%
エロ文化を愛する日本人、加賀北翔は突然異世界に転移してしまう。だが北翔は何の憂いもなかった。何故ならタブレットで鑑賞していたエロ動画が異世界でもそのまま流れていたからだ。
ハーフティンバー様式風の建築が建ち並ぶ剣と魔法の世界でも北翔は少し
も恐れはなかった。何故なら北翔のスキルはFA〇〇Aだったからだ。
北翔はどんな時でも、異世界にいたって日本男児に夢と希望と勇気を与えてくれるFA〇〇Aの名を異世界中に轟かす為、性文化の進んでいない異世界で商業革命を巻き起こす。
FA〇〇Aはエロだがエロだけではない。FA〇〇Aとは宇宙の真理である。
下世話なファンタジーコメディー開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 20:10:00
24230文字
会話率:53%
隣国との戦争に勝利を収めたハイルフォード王国。
しかし、その戦勝の宴に沸く人々を尻目に、魔術師セレトの心は晴れなかった。
王国に蔓延する、身分差だけではない差別によって、自身の働きが正当に評価されず、末席に追いやられている現状への不満。
そして、自身と犬猿の仲である女性騎士団長リリアーナが、その戦功を讃えられ国を挙げて祝福されている事実への怒り。
そんなセレトに、ある大貴族が接触し、セレトに政敵であるリリアーナの排除、即ち暗殺の依頼を持ちかける。
周辺国との小競り合いが続く中、この度の戦いの勝利による束の間の平和の中で動き出した、王国内で渦巻く様々な陰謀。
その一端に巻き込まれたセレトは、その中で生き残りの道を模索しながら、同時に自身の出世のため戦い続けることを決意するのであった。
2020年10月 5日 第27章掲載
2020年10月13日 幕間27掲載
2020年10月18日 第28章掲載
2020年10月20日 幕間28掲載
2020年10月28日 第29章掲載
2020年11月10日 幕間29掲載
2020年11月18日 第30章掲載
2020年11月26日 幕間30掲載
2020年12月 9日 第31章掲載
2020年12月16日 幕間31掲載
2020年12月30日 第32章掲載
2021年 1月 5日 幕間32掲載
2021年 1月12日 第33章掲載
2021年 1月19日 幕間33掲載
2021年 1月29日 第34章掲載
2021年 2月 9日 幕間34掲載
2021年 2月18日 第35章掲載
2021年 2月22日 幕間35掲載
2021年 3月 2日 第36章掲載
2021年 3月 7日 幕間36掲載
2020年 5月31日 幕間8 の誤字指摘箇所を修正しました。ご指摘を下さった方、ありがとうございました。
2020年 5月31日 新規レビューを頂きました。感想にご返信する形でお礼の言葉を記載をさせて頂きましたが、こちらでも重ねて感謝の意を示させていただきます。ありがとうございます。
2020年 6月21日 あらすじの誤字を修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 00:33:50
752268文字
会話率:25%
これは、ある町から始まる旅の物語。
異色の冒険者がいた。その男の名はシルヴァー。虎人族という獣人の一人である。
この人の世は様々な種族が入り混じり、多くの魔法、武技の使い手がいる。
それだけではない。
背中を任せられる仲間がいる。
信頼
に応えてくれる味方がいる。
たった一人で森に住んでいた虎の時と比べて、彼の世界はどんどん広がっていく。
今の所、大体一週間に一度水曜日に投稿しています。一話一話はおよそ3000字です。
展開は実にのんびりです。
人物紹介をシリーズに追加してあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 07:00:00
1601857文字
会話率:54%
ブラック企業で過酷な日々を送っていた安心院直樹(あじむ なおき)は、過労で倒れると同時に異世界へ転生してしまった。異世界で「勇者」として選ばれ、見事魔王を討伐することに成功するが、異世界の勇者はあくまで「一時的な職業」だった――
「魔王討
伐、お疲れ様でした! では、勇者の役目はここまでですね」
異世界政府からあっさりリストラされ、無職に!家も仕事もない状態で途方に暮れる直樹。しかし、彼の転生した世界は、どこかおかしな現実が広がっていた。
職を失ったのは直樹だけではない。路上で行き倒れていたピンク髪のポンコツ少女・ルシアは、魔王討伐のせいで職を失った“元魔王の娘”だった。さらに、異世界で再会したのは、直樹の転生前の幼なじみであり元同僚の金髪赤目の美青年・興梠律(こおろぎ りつ)。彼もまた、この異世界で「賢者」になっていた。
「まさか異世界でも、お前と一緒に働くことになるとはね~。僕は賢者になったんだよ、どう?カッコいい?」
「いや、お前はどうしてここにいるんだよ……」
こうして、直樹、ルシア、律の3人は、異世界の厳しい現実に立ち向かうことを決意。だが、そこに待ち受けるのはパワハラ上司や低賃金、そして「ブラックギルド」の存在だった。
「もう雇われるのはこりごりだ! だったら、自分たちでホワイトなギルドを作ろう!」
社畜時代に鍛えた交渉力と不屈の精神を武器に、直樹たちは異世界に「働き方改革」を起こすべく立ち上がる。だが、その動きを快く思わないブラックギルドの上層部や異世界貴族たちが立ちはだかる——。
「異世界の労働環境? そんなもの、今のままで十分だろう?」
「俺が証明してやるよ。休んで稼ぐ方がどれだけ強いか!」
異世界ブラック企業 VS 転生社畜勇者——
新しい働き方を求めて、戦いが今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 21:00:00
14248文字
会話率:69%
自分が風俗嬢だっただけではない散々な過去を手紙に書き残し、愛する英の元から逃げ出した冴子は自身が勤めていた会社へ身を寄せる。
そこで自身の過去を告白したのにも関わらず、社長からプロポーズされ、冴子は社長に身を任すのだが……
最終更新:2025-04-01 13:55:45
1832文字
会話率:2%
青い惑星、地球と言ってるのは何も私達人類だけではない。
遥かな過去、たとえば恐竜が地上を闊歩していた時代より地球は宇宙人達の憩いの場として利用されてきた。
産業革命以降、人類の目覚ましい進歩に悪影響を与えかね無いとして地球への渡航は禁止され
た
が、人類の地球汚染に業を煮やした宇宙東域和平維持連盟はアステロイドベルトに地球防衛前線基地を設置し人類の監視、保護と教育を行っているのだった。
これは、無国籍少女アイリーンが多国籍宇宙人達の中で育って行くお話し…かもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 11:14:20
830385文字
会話率:47%
月曜 & 木曜 20時頃更新
直近は 21年3月1日 20時!!
次回は 21年3月15日 20時!!
最新話「 183:【DeSCIGLIO】これからどうする? 」掲載へ
滅亡と再興を繰り返した果て、文明レベルが中世まで退化していた
この世界。
名を知る者、覚えている者はもはや誰もいない「この地」が物語の舞台。
ある日、寂れた農村が黒ずくめの男たちに放火された。おまけに人喰い狼の襲撃も重なり、村は平穏な日常から一転、地獄絵図と化した。村に住む少年「タヌ」は逃げ遅れたことで、人喰い狼に追い詰められてしまう。
そのとき、偶然通り掛かった美女「DYRA」に助けられ、タヌは九死に一生を得る。
DYRAは「RAAZ」なる人物を捜して歩いていた。それは、この文明の世界に存在する、「錬金協会」なる互助団体の頂点に君臨する男。不死身の錬金術師と畏怖される存在だ。
それにしても、DYRAは一体何者なのか。
帰る場所を失ったタヌだが、兼ねてから両親が行方不明だった。
今回の件をきっかけに、DYRAと共に旅に出る。
タヌは両親を、DYRAは自分自身を捜すため。
それにしても、ふたりが旅する先で出会う人間は、自分勝手で、一癖も二癖もある人ばかり。錬金協会の会員、宿屋で出会った洋服屋……皆ただならぬ存在感を放っている。
それだけではない。
道中で立ち寄る場所、出会う人々、謎と疑惑と隠しごとだらけの旅路。
ふたりを取り巻く世界は、彼らに何を見せるのか。
DYRAとRAAZの正体は。
そして、「この地」はなぜ、かくのごとく退化したままなのか。
DYRAと、少年タヌの旅からそんな世界を描く、ファンタジー風味なゴシックSF作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:59:12
1360575文字
会話率:49%
その少年は日本一と讃えられる小説家だ。
事故で相棒ともいえるイラストレーターを失い、代わりに同級生のとある少女へと話を持ちかける。
「僕の専属イラストレーターになる気はない?」
その一言から同じ時間をともにする2人。だが、彼らにはあ
った。誰にも言えない秘密が。内に秘めた想いが。
もちろん彼らだけではない。2人を取り巻く人々にも、ここに描かれていない全ての人々にも、人の数だけ、それはある。
出会い、関わり、愛を知り、分たれ、哀を知り、絶望に打ちのめされ、それでも彼らは紡ぐ。
これは、他でもない彼らが紡ぐ物語。
この物語があなたに届くことを願って
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 16:53:25
10440文字
会話率:34%
貴方が今日の依頼人ですか。手付金は用意されましたか?
ふむ……結構。いや、身なりに見合わぬ大金、どうやって用意されたのか気になりましてね……
おっと気分を害されたなら申し訳ない。思ったことをつい口にしてしまうのが、私の悪い癖でして。どうかお
気になさらず。
……ほう、自分のほぼ全財産を成功の暁には支払うと。それほどまでのお覚悟ですか、なるほど、なるほど。
お嬢様は今、身支度中でございます。それまでどうぞこちらへ。パルフォール産のお茶をご用意しますので、少々お待ちを。
どうぞ、こちらがお茶とお茶菓子になります。……本当に「祓って」くれるのか、ですと?
ご安心下さい、私たちの成功率は、これまで10割でございます。ええ、失敗などございません。「討伐」はもちろん、難度の高い「浄化」であっても、です。
教会ではなく、わざわざ私たちにご依頼されたということは……何が何でも転生者を消してほしいか、あるいは「受肉」させられた方を何としてでもお救いになられたいかどちらかでしょう?
貴方の場合は……恐らく後者。どうです?ああ、やはり。
「討伐」ですと受肉させられた方ごと滅せねばなりませんからね。「浄化」ならば、「取り憑いた」異世界人の魂だけを滅し、貴方が愛する人は助かります。
私たちが法外とも思える値段で依頼をお受けするのも、それが命の価値に見合ったものだからです。
転生者とは真に厄介なものです……受肉した対象の魂を食らい、乗っ取るだけではない。転生者は皆、超常の力……「恩寵」を持っております。異世界の智慧、そして恩寵。世界に混沌をもたらす者ゆえ、狩らねばならぬのです。……何としてでも。
力が入り過ぎてしまいました。そろそろお嬢様が戻られます。ええ、「祓い手」は我が主、ジャニス・ワイズマンにございます。私はただの執事にございます。
本当に大丈夫なのかと?信用ならぬならお断りしても構いませんが。私たち以上の「祓い手」など、この国にはいないでしょうから。
お嬢様は少々性格に難がございますがね。我が儘で美食家で大食漢。おまけに守銭奴ときている。しかも……
おっと、不安に思われたなら申し訳ございません。ただ腕は確かでございますよ。フリード皇太子の「祓い」を行ったのも私たちでございます。
……よろしい。金額に見合う仕事は、必ず遂行致します。
では、ご依頼を詳しくうかがいましょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 11:40:44
1191784文字
会話率:46%
リョウジ・シラオは、疲れ果てたゲームセッションの末に命を落とした後、見知らぬ世界で目を覚ます。彼が転生したのは、「イースタリア帝国」の皇太子、カイルズ・ザ・ファーストの身体だった。そこは魔法が存在し、幾つもの巨大帝国が覇権を争う、危うい均衡
の上に成り立つ世界だった。
しかし…問題は帝国の統治だけではない。
目前には、帝国同士の全面戦争が迫っていた——最強の将軍と魔術師たちがぶつかり合い、さらには“世界の運命を弄ぶ謎の神々”までもが動き出す。
そんな混乱の中、カイルズは衝撃的な事実に気付く。
この世界は…単なる空想の産物ではなく、かつて彼が没頭していた戦略シミュレーションゲームそのものだった!
そして最も恐ろしいことに——
この世界では、敗者は自らの帝国と共に完全に滅びるのだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 05:07:46
42913文字
会話率:30%
生前、俺はAI技術者だった。
ある日、女子中学生を助けて命を落としたが、管理者から告げられた事実は衝撃的だった――
「彼女は助けなくても救われていた。そして、生前、俺の構想していたAI技術で人類に革新をもたらす存在になった」
この功績によ
り、俺は転生の選択権を得る。
AI技術者として再び人生を歩むことを望んだが、転生先は――
過去の転生者が歴史を改変した世界。華族制度が存続し、俺の曾祖父は転生者として時代を築いた一人だった。
そして俺にも、「未来を変える使命」が課されていた。
日本の命運を握る 軍事とAI技術。
士官学校での挑戦、仲間との交流、そして戦場での決断。
俺は曾祖父の遺産を引き継ぎ、この異なる世界の未来を切り拓く――。
しかし、プロローグ1とプロローグ2の記憶の相違点。
俺の記憶は2024年のはずだった。だが、目を覚ますと2023年……。
そして「知っているはずの未来」と「目の前に広がる現実」が食い違っていた。
UCAV(無人戦闘機)の戦場投入は、本来の歴史よりも早すぎる。
それだけではない。
俺が過ごしてきた過去と、美樹との出会いも「微妙に違っている」。
彼女は一体……? 俺の知る彼女と、何が違うのか?
俺が生きていた未来とは異なる、もう一つの歴史。
この世界の真実を解き明かすことが、俺の使命なのか?
未来を知る者として、世界を導くべきなのか。それとも、既に変わり始めた歴史に身を委ねるべきなのか?
俺の葛藤は、やがて世界の選択へと繋がっていく。
華族×軍事×AI技術×転生×歴史改変! 前代未聞のスリリングな戦記がここに開幕!
(SNSでの拡散力も実証済み!Xプロモーションで1,000いいね・62万インプレッション達成!)
※本作品はフィクションであり、登場する人物、団体、事件などはすべて架空のものです。
Xアカウント:@kanepi_tt折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 21:00:00
321383文字
会話率:42%