博愛教会の司教デービッドは聖女ドラフトで1/12の確率の聖女候補クラリスを引き当てた。最初はデービッドを胡散臭そうに見ていたクラリスだったが、魔物肉に釣られて博愛教会の聖女となることを承知する。元冒険者のデービッドに連れられ、魔物狩りに精を
出す内に、クラリスはデービッドに惹かれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 13:18:14
7694文字
会話率:53%
リサルチア王国アラスター王太子殿下の婚約者で聖女教会の筆頭聖女であったニーナは、聖女の資格を剥奪され婚約破棄された。しかしニーナはこれで自由になれると大喜び。王都近隣の村で聖女教会を辞めてきた大司教と偽聖女教会を設立し、貴族中心となって変容
した聖女教会から逃げてきた人員を吸収してそれなりにやっていけそうになった矢先のこと。東の隣国シアノイツがリサルチアに攻め込んできたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 07:38:48
12102文字
会話率:57%
パリ外国宣教会のピエール・ジョセフ・ジョルジュ・ピニョー・ドゥ・ベーヌは、一七六六年、コーチシナ(ベトナム南部)に宣教のためやってきた若き司祭である。しかしコーチシナ宣教の最高責任者、代牧司教の死をきっかけとして、権力の座を手に入れるための
冒険に身を投じることとなる。「龍を目撃した者が、宣教師として最高の位につくことができる」という、キリスト教徒の間の噂の真相を確かめるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 00:01:58
31721文字
会話率:51%
1830年コーチシナ代牧区にて。パリ外国宣教会のカテキスタである阮訓は、かつて阮朝大南国の運命を大きく変えた男__アドラン司教ピエール・ジョセフ・ジョルジュ・ピニョー・ドゥ・ベーヌの隠し子であった。音楽を愛し、ひっそりと平和に生きることを望
む彼は、黎文懐が起こした明命期最大規模の反乱に、意志に反して巻き込まれてしまう。彼を待ち受ける運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 23:14:41
240504文字
会話率:53%
なんかよく分らんけど、記憶もないしがむしゃらに生きていたら王国の大司教にまで上り詰めちゃってました。そしたら、王様にある日「この世界を救う異界の勇者を召喚せよ」なんて言われました。言われたらやるけど、俺はそんなことより国内の政治のほうが大事
だと思うけどなー
王道なストーリーを進む勇者たちの一方で、人並外れた力を持つ主人公は王国を自分の目指す最高の国にするために奔走します。王国における大司教の立場はわかりやすく言えば最高裁判所長官みたいな感じで考えてください。テンプレない世界で起きそうな問題を作者の個人的な価値観でバンバン裁いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 00:16:53
2514文字
会話率:45%
※完結済み投稿。
主人公(偶像視)→→→←(興味・即失速)ヒーロー
からの
主人公→→←←←(←←←←←←←←)ヒーロー
になる話。
姐様聖女と司教の関係を知ってしまった教国の聖女・シャノンは、教会を追放され命を狙われた。
その後、見
世物小屋の男に捕まり「癒しの力」を裏商売に利用されてしまう。
そんなシャノンを助けたのは、闇夜の一族ヴァレンティーノ伯爵家の次期当主・ルロウだった。
聖女であること、加えて世間を揺るがすほどの『特別な資質』を知られたシャノンは、保護する代わりにルロウの婚約者になることをヴァレンティーノ家当主から提案される。
頼るあてのないシャノンは、当主の提案を受け入れるのだが――
「女はどれも一緒だ。だが、おまえはちがう。ただの餓鬼だ。何をする気もおきない」
「なにを、震えている。おれに歯向かうドブネズミと、少し遊んだだけだろう?」
「ここはヴァレンティーノ。ドブネズミが何匹死のうとどうでもいい」
シャノンの暫定婚約者、次期当主のルロウは、
頭がイカれた男、らしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 21:34:18
102906文字
会話率:38%
赤い神を信仰する殺しや傭兵などを生業とする教団『破壊者』が、彼らと敵対す教団の一つである『慈善者』のアジトを見つけ出した。
一時的に教団から離れ活動していたタイニーのもとに司教である藤が訪れた。
藤はアジトの襲撃を一緒にやろうと提案する。タ
イニーはそれを了承し、藤とタイニーを含めた四人でアジトへと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 07:00:00
5147文字
会話率:53%
『必ず……見つけ出す……だから|指輪《これ》はお前が持っていてくれ……』
そう約束をした異世界の魔王と時折芽衣李(ときおりめいり)。
しかし芽衣李が転生した先は、乙女ゲームを舞台とした悪役令嬢シルヴィア・ローレンとしての破滅の運命だった
。
シナリオ通りの破滅を迎え、魔王を探すため国外追放を甘んじて受け入れるのだが、次の舞台と言わんばかりに、高位の人外たちが用意した箱庭の国に聖女候補として選ばれてしまう。
そしてその箱庭を作り上げた創設者は魔王ラフェドだったのだが、彼はシルヴィアのことを全く覚えていなかった。
ショックを受けるも受け入れようとした矢先、オッドアイの魔術師に魔王ラフェドとシルヴィアは本の呪いに掛かっていることを告げられる。
記憶を失った魔王ラフェドこと人間に擬態しているアルベルト大司教と、距離を取ろうとするのだが、予想以上に絡んでくるのだった。
すれ違い×記憶喪失×コメディ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 19:11:27
179181文字
会話率:42%
小学校の道徳の時間に習った「銀の燭台」で恩を仇で返した男のことを許し、更生のチャンスを与えた司教の事を尊敬していた主人公。しかし、ある事件があり…
最終更新:2023-07-12 15:53:32
1209文字
会話率:34%
女伯として領地を守ってきたイゾルデ。
夫が失踪してから三年が経ち、再び彼女の夫選びが始まろうとしていた。
そんな彼女の近くに侍るのは、騎士オーウェンと、叔父の司教。
道化は踊り、夫選びの祭りが幕開く……。
R5.7.2公募終了のため再度
アップしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 10:35:06
73161文字
会話率:37%
田舎者の少女ロゼッタは、王国のパーティにて理不尽な強要を受けた。自分からぶつかって来た大司教は謝りもせず、挙句の果てには自分に感謝を述べろと怒りを露にしてきたのである。
身分の差は明確、面倒事は避けたいロゼッタだったが、彼女はそこで運命的
な出会いを果たす。春雷の如く現れた第二王女シエルが、大司教の頬を勢いよく叩いたのである。
ロゼッタはシエルの正義、芯の強い人柄に惹かれ、やがて二人は身分を超えて友情をはぐくんだ。──だが。
「シエル・ニーベルンゲン。我が神は、お前を罪の具現……つまりは魔女の生き残りだとご教示くださった。──魔女は、殺さなくてはなぁ?」
先程シエルに論破をされた大司教は、何とシエルのことを魔女だと言い放ったのである。根拠の無い罵詈荘厳、助けてくれない人間たち……絶望する彼女は、最後までロゼッタの安否を気にかけていた。
「ほんと、かっこいいなぁ」
髪の毛を抜き放ち、ロゼッタはシエルを救うべく魔法を行使した。炎は兵士を燃やし、大司教の大それた妄言が嘘だという事を明るみに引きずり出した。
そう、ロゼッタは魔女だったのである! 彼女は魔女である自らの凄惨な死を覚悟し、シエルに最後の別れを告げようとするが……!?
──これは、嫌われ者の魔女と王女が、絆の力で革命を起こすまでの物語──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 15:33:36
39915文字
会話率:57%
この世界では、誰もが15歳になると神様から授かっているジョブを診断される。
授かったジョブによって、適職が決まり───人生が決まる。
僕、ジャスティスが授かったジョブは『ヒーロー』と呼ばれる見掛け倒しのジョブだった。
「貴様ぁっ!
俺の息子でありながら外れジョブを引くとは何事か!! 無能な人間はこのダンピエール家に不要だ。即刻出ていけ!!!!」
父親から期待され続けてきたが、外れジョブを引いたことで手の平返しをされて追放されることとなった。
代わりに期待外れと罵られてきた義理の妹が伝説のジョブ『剣聖』を授かり優遇されることとなる。
失意に沈みながら放浪している最中に、オークに襲われていた司教モラルを助けた際に『ヒーロー』に備わっていた固有スキル<スキル爆速強化>を発現させた。
モンスターに勝利する度に次々とスキルポイントを獲得し劇的に急成長することになる。
これはチートジョブを授かった兄妹が家族の絆を取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 22:58:55
174324文字
会話率:47%
悪魔少女が実在する異世界ダークファンタジー。
彼女たちは✕✕の悪魔に変身し、超常の魔力を発揮する。殺人を犯すことも多い。
悪魔少女を見つけ出し、処刑する任務を帯びた悪魔少女狩り小隊が100隊組織され、バルーン教皇国の各地へ派遣された。
小隊
長は裁判なしで悪魔少女容疑者を拷問、処刑する権力を与えられている。
ラシーラ教区の悪魔少女狩りを任せられた16歳の少年司教ダダ・バルーンは、美少女をいたぶることに快楽を感じるサディスティックな変態だ。
ダダ小隊とラシーラ村の悪魔少女との死闘が始まる。
なお、悪魔少女は例外なく美少女である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 19:00:00
100123文字
会話率:53%
孤児であることを蔑まれながらも健気に働いてきた聖女のアンナ。しかし、みんなから愛されるもう一人の聖女ノエミを差し置いて王子の婚約者に選ばれたことで、周りからの視線はさらに冷たくなる。
そんな中、アンナは司教様に国を守るため「神の儀」を受け
て欲しいと頼まれる。神の儀とは、生きたまま棺桶に入れられ祀られる儀式。嫌がるアンナだが、結局周りからの圧力で応じてしまう。
棺桶の中で儀式が行われた本当の理由を聞いてしまったアンナは、自分の選択を強く後悔する。するとそこに精霊が現れ、助けてあげると言ってきた。精霊の力を借りて逃げたアンナは、別人の姿で再び教会に戻る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 00:25:30
41964文字
会話率:36%
私はリーテリア。とある理由で家族から教会に売られた聖女です。私の教会での呼び名は『能無し聖女』。司教や神官から日々、暴力や暴言などをされる蔑まれた聖女なのです。そして私と同じ聖女であるクローディアさまは私に仕事を押し付けてくるだけでろくに
仕事をしません。なのにその手柄は我がもののように皆に示します。故に私は『能無し聖女』。けれど本当の私は『能無し聖女』なんかではありませんが、別にいいのです。教会から出て行けるようになるときを私は待っているだけなのだから。*****そして私が待ち望んだ日がやって来ました。なのになぜ私は皇太子殿下に求愛されているのですか!? 「悪いな、リーテリア。俺はお前を気に入ってしまった。だからお前を離すつもりはない」「!?」
***一応、前編後編で終わりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 18:00:00
15199文字
会話率:76%
・短いあらすじ
神がかったスキルを授与できる神官が、左遷先の村で魅力的なキャラに囲まれながら伝説をつくっていくお話。
・ちゃんとしたあらすじ
人間が神から「スキル」という異能の力を授かる世界。
数々の強力なスキルを授かった英雄たちが、歴
史に名を刻んできた。
――太古の戦争においてたった一人で戦況を覆した魔導士。
――大国に蔓延した流行病を根絶した治癒士。
――剣の腕で右に出る者無しと謳われ、幾千もの魔物を討伐した剣聖。
そんな英雄たちの影に隠れた、けれど決して忘れてはならない不可欠な存在。
それが、スキル授与の儀式を行う「神官」である。
ある日、少年神官として従事していた主人公リドは、教会の上司である大司教から左遷を命じられてしまう。
大司教の主張は「公爵家の令嬢に意味不明なスキルを授与したから左遷を命じる」というもの。
リドは授与したスキルの有用性を説くが、かねてからリドを疎ましく思っていた大司教は聞く耳を持たなかった。
そうして、愛猫である黒猫シルキーと共に辺境の地へと追いやられることになったリドだったが、これが伝説の始まりだった。
そう――。
この時、リドを強引に左遷した大司教は知らなかったのだ。
リドがたった一人で最強種であるドラゴンを討伐できるほどの実力を持っていたことを。
そして、伝説級のスキルを自由に授与できるという規格外の能力を持っていたことを――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 20:24:05
139050文字
会話率:51%
「えぇ!?私が聖女!?」
辺境ど田舎生まれのハリナは幸薄めの超絶フツー(自称)の女の子。ある日村にやって来た胡散臭い神父に聖女と持ち上げられた彼女は泣く泣く王都に連行される。
そこで彼女を待ち受けるのは超絶癖強司教たち!聖女を敬う気ゼロ
の聖騎士!それから聖女を狙うやべーヤツら!彼女の明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 12:22:56
87502文字
会話率:51%
メイスン侯爵家のカロリーヌはある日、国王陛下主催の夜会で、婚約者のエドモンド王子から婚約破棄されてしまう。
そのエドモンド王子が新しい婚約者に選んだのが、クラリッサ・ギスボン子爵令嬢。
二人はお揃いの装いで出席しており、それを見たカロリーヌ
は自分の存在価値わ否定されたような気持ちになってしまいパーティーを抜け出して、修道院に向かう。
そこで新たにコニーという名前をもらい、修道女として新たな生活を送る事になるが、その修道院が閉鎖される事になり、辺境伯領に向かう。
そこで、捕らえられていた男性グラッドと出会い、グラッドが故郷に帰る手伝いをするために結婚を決意することになる。
◇◇◇
『君への提案は、ここにいる修道女のコニーと結婚して、コニーに妊婦のフリをしてもらいながら帰国を目指すんだ』
司教様の提案に私はびっくりした。
『司教様!何を言うんですか!私は神にこの身を捧げたんですよ?結婚なんてできません』
私は大きな声で反論した。
『私も修道女を妻に娶るのは勘弁したい』
グラッドさんは怒鳴るように言った。
『まず、このバーリエル国で、バクストン国語を話せる人間は一握りだ。ましてや女性で一般人となると皆無に等しい。ここにいるコニーが特別なんだ』
グラッドさんは無言になった。
『そしてコニー。私は先読みの力があると言ったよね?その力が、君をこの国から逃すように言っているんだ。君が修道女になったのはいい選択だった。でも、君に今まで色々な選択肢を与えた。君を破滅に導かないように。君は、ことごとく不幸に近づく選択をしてきた。これが最後のチャンスなんだ』
私は反論できない。色々と思い当たる事がある。
いつも、司教様は私に選ばせてくれた。
それに、今日ここにいるのは私のせいだ。
『わかりました』
私にはそう言うしかできない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 20:26:08
115855文字
会話率:31%
商業都市『ファンブル』の孤児院に住む修道女見習の孤児「クリス」は、少し魔力を持つごく普通の少女。魔力を使い、また『火』の精霊に協力してもらい、孤児院の運営費を稼ぐためマッチを売っている。大きな炎で長く燃え尽きない「加護」のついたマッチを売
るクリスは、街では『マッチ売りの聖女』などとよばれていた。
ある日、大聖堂の司教からとある口のきけない少女の面倒を見るよう頼まれる。口のきけない少女は「クラーラ」といい、元は人魚であるということが「心の声」でクリスには伝わってきた。
クラーラは海で見かけた「王子様」に一目惚れをし、家族の反対を押し切り、その舌を対価に魔女から薬を貰い受けたという。人魚から人間に変わることができるものの、歩けば激痛が走り、王子と結婚できず、他の女性と王子が結婚した場合、その翌朝の朝日と共に泡となるというのである。
王子ハンスは、以前海岸に倒れているところをクリスが見つけ、『火』の精霊の力を借り蘇生措置を施したのであるが、その前に、海で遭難してクラーラが海岸まで運んだため助かった事を知る。ハンス王子は、海で溺れていた時の記憶があいまいであり、クラーラとクリスが同一人物だと信じクリスに求婚する。
クラーラを助けるためにクリスがとった行動とは。
このお話は、『妖精騎士の物語』の三百年後の世界であり、魔術や精霊の存在が廃れ、忘れ去られつつ科学が生活に広がってきた時代となります。
香具師のような聖女クリス、元人魚のクラーラ、そして王子ハンスとの三角関係とプラトニックな腐れ縁、遥か西の国に続く巡礼街道を旅する中で、クラーラの呪いを解くためにクリスとクラーラが頑張るお話になります。
恋愛要素は薄めですが、女性同士の友情と恋愛を描ければと考えています。女の子が二人旅するお話になるでしょうか。
アンデルセン童話などの登場人物をモチーフに二人と取り巻く人物を描いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 12:00:00
403146文字
会話率:50%
幼馴染の勇者に婚約破棄され、村を追い出された私は自分探しの旅に出る~『灰色乙女の流離譚』から改題
「オリヴィ、君をこの村から追放する!!」
と言われたわけではありませんが、育ててもらった村から私は出ていかねばならなくなりました。どうや
ら、王女様が私の婚約者に一目ぼれしたようで、命の危険を感じるので村を出なさいと義両親にいわれたから。
でも、問題ないわ。そんな予感してたから。バーン兄さんが『勇者』の加護を持ち騎士の道へと進み、私に加護が無かった時から【こんなこともあろうかと】準備は整えていたのよね。私はとても力持ちだし、怪我だってすぐに治ってしまう。それに、どれだけ野良仕事しても日焼けしないし、魔術だって使えるし、弓や罠だって使いこなすんだから村を出ても問題ない……たぶん。
それに、私は村にとっても外人だから……冒険者って生き方もわりと合っていると思う。
――― このお話は孤児の女の子『オリヴィ』が村を追い出され冒険者になり自分探しをするだけのお話です。彼女は人外なので……問題はありますが心配はありません。
□『旅立ちからのトラスブル』
@201215「この作品はカクヨムでも掲載しています」
□『大司教座都市メインツ』
□『鉱業都市エッセ』
□『商人同盟都市ルベック』
□『オリヴィ故郷に帰る』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 00:00:00
357010文字
会話率:51%
呪われた|死霊の姫《レイスプリンセス》と呼ばれるコルテッサ=マルグリッドは父王から突然、他国への嫁入りを命じられた。え? お父様本気? 頭大丈夫? 私――こんなだよ?
死霊と呼ばれるまんまる半透明ふよふよの霊たちがまわりに寄ってきてしま
う特異体質の姫は、困惑する。それでも良いと言ってくれた婚姻先の国はありがたいのだけれど、本当は好きな人がいる。
司教のシリウス様。彼はとっても優しい人。好きだと伝えたこともあったけれど、神にささげた身で身分違いなのでと困った顔で笑われた。
本当は嫌だけど、これも王族としての務めね。ふとしたところで、幸せってあるかもしれないし。
え? シリウス様も輿入れについてきてくれるの? 遠方の国クランベルグへレッツゴー。
クランベルグで待ち受けるのは、どんな旦那様なんだろう。なんだか嫌な予感しかしないわね。
ふよふよまんまると行く、輿入れ物語、開幕です。
短期集中連載。完結保障。全4話を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 10:37:39
44209文字
会話率:34%
ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの娘、マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランス。
捕虜五人と引き換えにタンプル塔から釈放された、元王女。閉じ込められていた三年と二カ月の間に、彼女の家族は全員命を奪われていた。
彼女の身柄はウィーン
に移され、従姉妹のクレメンティーナ以外からは腫れ物扱いを受けている。テレーズの心は何も感じなくなっていた。
そんなある日、アントワネットの弟・ケルン大司教マクシミリアンが現れる。彼はオーストリア側で唯一テレーズの両親と叔母と面識がある人物だった。テレーズは叔父とクレメンティーナとともに、プラーターへと出かける。
――生き残った王女が、前を向くためのプロムナードを歩く物語。
★この作品は【カクヨム】にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 20:00:00
10401文字
会話率:42%
自動車メーカーの開発部で働く主人公、香月アリサ。
女性というだけで職場の人間からハラスメントを受ける毎日に辟易していたある日の事。
ルストフェルトと名乗る帝国司教に、アリサは「聖女になって欲しい」と勧誘を受ける。
聖女自体には興味無
かったが、ルストフェルトの愚直で誠実な性格が気に入り誘いを受けて彼の手を取った瞬間、なんと中世ヨーロッパ風の異世界に転移してしまう。
自分以外にも続々と聖女になる為、候補の女性達が様々な世界へやってくる。
その内の一人に同じ日本からやってきた女性で、しかも同じ中学に通っていた同級生で、ひとまずの安心を得た束の間、アリサはその同級生に騙されて、魔女になる為の試験を受けてしまう。
結果、アリサは聖女の道を辞め、魔女の道を突き進むことを選ぶものの、この世界は宗教が支配していて、魔法使いの立場は低かった。
それにもめげず、彼女は異世界での理系知識をフル活用して、魔女生活を邁進する――!
(※注:作者は文系です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 07:00:00
116687文字
会話率:53%