pixivやハメールンなどにも掲載する、重複作品です。
日本の神話や民話、古典文学を題材にした物語を書いてゆきます。
最終更新:2022-01-24 12:19:33
2906文字
会話率:17%
月が近い。
むせ返る草と土の匂いの中で目覚めると、知らない場所にいた。
見覚えのない場所で、着たことのない着物に身を包んだ私は、直衣姿の男と出会う。
いつか国語便覧で見た、絵巻物そのものの古典文学の世界。
それが私が目覚めた場
所だった。
男の側仕えとして雇われた一方、徐々に想いを募らせてしまう。
好きになってはいけない人なのに……。
私の仕事は、彼が他の女のところへ出掛けていく準備を整えること。
甘くも切ない、和風純愛物語。
※R15指定を入れています。物語の進行上、少々艶っぽいシーンが出てくる予定です。
※物語に登場する和歌は自作です。( )内に訳をのせていますが、なにぶん素人ですので気になる点があればご連絡ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 00:31:19
88809文字
会話率:49%
キリスト教歴二千年の切りのよい年に、古典文学の棘姫(いばらひめ)を私なりにアレンジしたものです。
前千年紀の遺物となります。
最終更新:2021-08-28 22:17:04
11323文字
会話率:18%
古典文学「竹取物語」を独自の超解釈によって解説します。
本解釈では、輝夜姫が求婚者達に出した五種の難題に焦点を当て、その出自と年代によって物語の正体に迫ろうと思います。
参考に付した達成難度は輝夜姫の心情を探る材料になるかも知れません。
竹取物語に隠された歴史の探求、最後にちょっとしたどんでん返しも用意しておりますので、軽いミステリーを読む感覚でお付き合いいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 20:00:00
3718文字
会話率:0%
川端康成の心中をベースに書きました。
個人的に好きな異世界もの(このお話は剣と魔法とかは含みません。ただ単に西洋風と言うだけです。)
最終更新:2021-05-01 00:00:00
2983文字
会話率:3%
『登場人物、貸し出します』
誰も知らない彷徨う図書館がある。
鈴の音に導かれるように迷い込んだ少女を待っていたのは、風変わりな住人たちだった。
【出典・参考文献】
現代言語研究会『日本語を使いさばく 名言名句の辞典』あすとろ出版
秋本弘
介『新版 英語のことわざ』創元社
J.M.バリ作 厨川圭子訳『ピーター・パン』岩波書店
平岩弓枝『西遊記』上・下巻 毎日新聞社
北杜夫・俵万智『21世紀版 少年少女古典文学館第2巻 竹取物語・伊勢物語』講談社
モーパッサン『女の一生』光文社
花言葉引用元サイト:『チルの工房【无域屋】花札庵』
(順不同)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 14:25:38
87682文字
会話率:53%
【古語で物語を描いてみたいというふとした思いつきです。あらすじと後書きは現代文ですが本文は全て古語です。後書きに現代語でストーリーを書いているので、古文が苦手だけど興味を持ってくださっているというかたや、文章校正をしてくださるような心優しい
かたは、先にそちらをお読みください】
時は平安時代。生まれながらにして帝の妃となることが運命づけられた少女は、寝る間も惜しんで教養を身に付けていた。美しく、和歌も琴も漢籍も全て完璧、才色兼備そのものの少女は、当然のように男たちに言い寄られるが、したたかにはねつける。全ての努力は帝に嫁入りするためなのだから。やがて大人になり、天竺葵の女御と呼ばれるようになってからも、彼女はやはり完璧な女性だった。帝の寵愛を受け、幸せに過ごしていた。東国の片田舎から天才美女――のちに野茨の更衣と呼ばれる――が都にやってくるまでは。
天才と努力家の出会い、葛藤、そしてその先には何が待っているのか。この国を照らす光は、どちらの花に微笑むのか。
【完全オリジナルです。作中に出てくる人物は多分どれも実在しませんし、古典文学にも多分いません。一話千字前後。ただし古語】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 12:05:41
17722文字
会話率:17%
さあ歴史好きの皆様、変わったものが読みたい皆様。
ここらで一つ「狂言」なんて如何でしょうか。
【第一回】の狂言は『|井杭《いぐい》』。
特に歴史好きの皆様にお勧めします。
何故なら、かつてこの狂言は日本史上最高の役者によって演じられ
ております。
かつて時の天皇陛下の前で演じられたその時の『|井杭《いぐい》』の演者は――
――豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公――
どうです? 豪華とは思いませんか?
官位の高さが最高じゃないですか。
自らを歴史好きを自認する皆さまであれば、豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公が役者をした演劇を知らないなんて、勿体ない。
教養の一環としても是非知っていてほしい。そんな御話です。
あらすじ
いつもいつも屋敷の主人に頭を叩かれる|井杭《いぐい》。
何とか頭を叩かれるのを防ごうと清水寺の観世音菩薩に祈願をしたところ、姿が消える不思議な頭巾を|賜《たまわ》った。|井杭《いぐい》はその頭巾を被って姿を隠し頭を叩かれまいとする。
最初の内は成功するが腕の良い占い師の登場で次第に追い詰められていく|井杭《いぐい》。
|井杭《いぐい》は、屋敷の主人と占い師の鼻を明かせるのだろうか。
さて「|井杭《いぐい》」の著作権ですが、これに限らず私がこれから書く狂言を基にしたシリーズの底本は国立国会図書館デジタルコレクションにて公開されている――
――『和泉流狂言大成 山脇和泉 著 (わんや江島伊兵衛, 1919) 』全4巻となっています。
著作者は4巻とも『山脇 和泉』と奥付に記載されております。
よって二次創作のガイドラインにある『童話、古典文学など著作権の保護期間が終了している作品を原作とした小説』に当たります。
しかしこのことを証明するにはこの『あらすじ』は余りにも狭すぎるので、後に設ける『作品解説』及び『第一話の後書き』の中に置いて細かい事を書くことに致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 00:34:40
13088文字
会話率:48%
伯爵令嬢のブルーナは身体が弱く、幼い頃から屋敷の中でひっそりと暮らしていた。
心を許せるのは侍女と可愛い妹だけ。
何もする事のなかった幼少時代から、彼女は書庫で本を読むのが好きだった。
そこに居れば誰も近付いては来ない。
でも、変化は突然
訪れた……
そして彼女の能力を発揮する時、時代が動く。
西ローマと東ローマの駆け引きの中で、小国ルガリアードはどう動けば良いのか。
ブルーナの人生が、動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 15:04:49
353192文字
会話率:47%
中国・古典・エロティック文学(小説)大全 中国古典文化の正当な継承者。それが日本だった。
キーワード:
最終更新:2020-09-17 10:42:34
11352文字
会話率:25%
浮気したイケメン彼氏に別れを告げた日、高校生の椿は交通事故に巻き込まれる。気がつくと平安時代に転生していた。前世で浮気をされイケメン不信の椿が美男子と名高い在原業平と出会い、"恋が嗜み"と言われる平安京で恋に落ちる話。※
古典文学 伊勢物語の二次創作のようなものとなっています。キーワードは増えたり減ったり、変わる可能性があります。
2020.5.18タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 09:00:00
7871文字
会話率:36%
とある月の夜の夢。
くさむらより聞こえてくるは、獣の咆哮かそれとも━━。
人の生きる苦しみを鮮烈に問う!
ストロングゼロ文学流、山月記!!!
最終更新:2020-01-26 08:09:27
1616文字
会話率:35%
藤原仲麻呂の乱に関与したとして連座(連帯責任のような形で刑罰を受けること)になった山継。
一人、また一人、次々と打ち首になっていくなか・・・
最終更新:2019-10-01 07:00:00
1338文字
会話率:28%
私は出雲寺に住んでいる。ひょんなことから、ナマズになって転生したら、もともと住んでた寺にいた。
あぁ、川を見てみたい。海を見てみたい。
最終更新:2019-09-25 18:00:00
2905文字
会話率:35%
鎌倉時代初期に藤原定家によって(※諸説あり)著された『松浦宮物語』には、驚くべき内容の模様がが記されている。
それは藤原京の時代、四十年ぶりの遣唐使の成員として唐に向かっていた十六歳の県犬養氏忠が着いた国は唐の国とは全然違う町の様子で、
違う顔つきと服装の人々、さらにはエルフやリザードマンが生活し、魔法が使われ、ドラゴンが普通に空を飛ぶ異世界だったのだ。そこで氏忠はそのフルメントム帝国の皇帝に寵愛されたが、皇帝が病死すると、皇帝の弟のエティルンド王が皇位を狙って反逆を企て、皇太子と母皇太后とともに帝都を脱出した氏忠は、魔王のごとき敵将ヴォルテルスと魔法大戦を繰り広げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 22:54:11
141718文字
会話率:36%
中国の隋の時代の杜子春、その名前を聞いたことがある人も多いでしょう。でも、中国の古典文学『杜子春伝』をよーく読みとると、驚くべきことが分かるのです。杜子春が謎の老人(実は仙人なんかじゃないのですが)に一切の発話を禁じられて飛ばされた世界、そ
こはエルフやドワーフ、リザードマンなどがいて、モンスターと戦う冒険者が活躍する異世界。そこでギルドの冒険者として戦う杜子春に「七枚のカードを集めよ」との指令が…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 23:27:00
154111文字
会話率:22%
今回は少し長くなってしまいました。というのも、古典文学ちっくなものが書きたくて、特有の長たらしい描写と独特な会話の要素を少し入れてみました。読みにくいかもしれませんが、きっと好きな人はいるはず!ちなみに私は好きです。そしてみんな好きになりま
しょう。それだけの作品なので、中身は特にありません。雰囲気と文体、テイストを楽しんでいただければと思います。今回は5分はかかるかもしれませんが、是非ご覧ください。よろしくおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 18:53:22
4728文字
会話率:47%
過去から未来までの歴史が綴られた天界の巻物、王太子暗殺の箇所が加筆修正をされてしまい、このままでは百年後に勇者が生まれない!
神々は王太子暗殺を成功させるべく、転生予定者と交渉を重ねること58人。ついに全員に断られて日本で死んだ青年に交渉を
持ちかけることに。
こうして生まれた辺境伯子息ガゼットも15歳、学園に入学した彼は、これから先に予定されている暗殺のためせっせと下準備を始めるのだが…。
※『ロミオとジュリエット』他、いくつかの古典文学、童話のパロディ要素を含みます。
※注意: まだ次期領主です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 08:00:00
28227文字
会話率:75%
平安時代の説話集・『今昔物語』を、独自にアレンジして「ラノベ化」した、「ラノベ古文」第二弾。
最終更新:2019-01-21 00:35:15
4460文字
会話率:34%
江戸後期の読本作家・曲亭馬琴の名著『椿説弓張月』をラノベ化しました。
参考文献として、岩波書店『日本古典文学大系 椿説弓張月 上・下巻』、Wikipediaを使用させて頂いております。
平安末期・保元の世に活躍した源氏の武士・源為朝
。
彼が九州平定、保元の乱を経て、八丈島から琉球に渡って活躍する様を、筆者が原作者・曲亭馬琴の視点を借り、解説・解釈を交えながら描写していく。
「福は来しがたくして、禍は招き易し」
幼い頃から幾多の苦難を乗り越え、時にはがゆさを覚えながらも、紆余曲折の末琉球に渡り、武徳を以てその地に一家繁栄を築きあげた、ある益荒男の一代記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 23:03:32
15940文字
会話率:16%
童話、古典文学など著作権の保護期間が終了している作品を原作とした編集著作物。
最終更新:2018-10-31 09:25:52
512文字
会話率:0%
主人公アカコは鎌倉時代の普通の女の子。趣味は小説を書くこと。憧れの後深草院と×××したり△△△されちゃったりする妄想して小説書いちゃった!こっそり親友の小泉殿にだけ読ませている。
そんなある日、暴走牛車に轢かれそうになり気絶。目が覚める
と昭和十年代の東京だった!
しかも、何百年も前に書いた自分の作品が全世界に公表されそうになっていた。やめて!恥ずかしすぎる!
アカコはなんとか阻止しようと国文学者桐生の写本を奪うが――
時代考証はいいかげんです。参考文献は常用国語便覧、ウィキペディア、小学館『新編日本古典文学全集47』です。
この作品は実在の人物、団体とは無関係です。「とはずがたり」をヒントに作者が考えたフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 02:18:47
51066文字
会話率:34%
藤原の定家が撰んだとされる「百人一首」を組み込んだ、長編ラブストーリー。百人一首が大好きな主人公、百田和美。その幼馴染の藤原歌衣は、彼女の好意を引くために、百人一首の暗記に挑戦する。百首のうち、とくに有名な歌を集め、その歌を中心に、二人のラ
ブストーリーは展開されていく。今までにない、古典文学を嗜みながら恋愛小説を読める、一石二鳥の長編小説にご注目!
この物語では、百人一首の第1首から第25首までを中心に紹介します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-09 23:00:00
12201文字
会話率:76%