どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。死霊術師ギルドの陰謀によって面倒な話を押し付けられた主人公は、浄化も弔いも埋葬も終わって半月ほども経ってから、屍体も何も無しに降霊を行なってくれとの依頼を引き受ける羽目に。駆け出しの三下に押
し付ける依頼じゃないだろうとむくれるが、よくよく話を聞いてみると、いまわの際に故人が残したダイイング・メッセージの謎さえ解ければ、死霊術に拘る理由は無いという。自分のような下っ端に対しても丁寧な口調を崩さない依頼人の態度に好感を持った事もあって、それなら努力の余地もあるかと話を聞く事に。
そこで明らかになったのは「七つの人形の濃い物語」とでもいうべき曰くありげな逸話と、その逸話にまつわる七体の「オーガの像」の存在で……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十六作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 21:00:00
5194文字
会話率:35%
古代文明の遺跡に眠る遺物を求めて冒険をしているアランはある遺跡で黒い鎧を着た人物に襲われ、幼馴染のメディを連れ去られてしまう。彼女を助けるためにアランはその人物の後を追うのだが……
最終更新:2023-05-20 05:44:20
11160文字
会話率:11%
201X年。大学生・天堂シンイチは、調査に訪れた古代遺跡で、
偶然《人造女神》=アツミの封印を解いてしまう。
《人造女神》とは、一万年前に《超古代文明》によってつくられた美少女型生体兵器。
人類のほとんどを死に至らしめた《人類の脅威》に唯
一対抗できる、
時空を超えた最後の希望である。
急に目覚めたものの、アツミが戦うべき相手は、まだいない。
一方でアツミの存在を巡り、
二つの組織による壮絶な争奪戦がはじまってしまう。
そんな騒ぎをよそに、アツミは人間の女の子らしく生きたいと願う!
はたしてシンイチは、アツミの夢をかなえられるのか!
90年代ノリのエンターテインメント小説、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 22:34:19
48042文字
会話率:59%
キャラクタ市場は、激戦区!
歴史の遺物たちは、生き残れるのか?!
最終更新:2023-05-05 07:00:00
224文字
会話率:0%
人々が宇宙に進出してから早10世紀がたった。 そんな世界で、コロニー生まれの青年、レフラスは冒険者になることを夢見て、《運び屋》として金を溜める毎日を送っていた。ある依頼を機に、その人生は大きな変革を迎えるー
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-04-14 19:58:19
29961文字
会話率:41%
高度な文明を誇った古代の遺跡が数多く眠る大陸――その大地の大半は今、古代の過剰に発展した科学に汚染された結果として、草木がほとんど生えない荒地となっていた。
大陸に存在する王国であるウルタ……そこに所属する騎士ディンは、王命を受けて調査
に訪れた遺跡の最奥で、カプセルの中で眠りに着く一人の少女を見つける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 19:50:33
21517文字
会話率:42%
空から女の子が落ちてきた――
小さな島国に住む少年サヴェロの目の前に突如銀色の球体が落下してきた。
サヴェロは落下した球体を調べる為に近付く――すると、銀色の球体が開き、中には一人の眠っている少女と一振りの剣が――
呆気にとられるサヴェロに
『そこの貴方、突然で申し訳ありませんが私達を助けていただけないでしょうか』と話しかけたのは眠っていた少女……ではなく、その隣にあった剣であった。
追われている身であると打ち明ける、喋る剣アイオスと少女メリダ。
サヴェロはメリダを追手から守る為、喋る剣メリダと共に戦う。
そして、空から落ちてきた少女メリダと関係のある古代文明カーボニアの謎を解き明かす為、サヴェロは冒険の旅に出た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 23:44:00
163534文字
会話率:53%
女子高生のエミリはある日、古代文明のような異世界に転移する。
異世界にしても、タイムスリップにしても。
なんかチートな能力や知識が発動して、いい感じに暮らせるはずでは……?
と思うエミリだったが、いつまで経っても、そのような兆候はなかった
。
だが、奴隷のような扱いを受けるエミリの毎日は充実していた。
やがて、奴隷には読めないはずの文字を解読したり、住居の洞窟を可愛く飾ったりしてるうちに、なんとなく奴隷や兵士たちに崇め奉られるようになる。
そんなある日、宮殿の兵士たちが美しい女を探しにやってきた。
ホンモノの姫の代わりに、魔王にイケニエとして差し出すというのだが――。
チート能力のない女子高生エミリとぼんやり魔王様の日常。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 12:40:42
77951文字
会話率:28%
遥かなる時空の彼方『星の教え』のもとで、人々は暮らしていた。『星の教え』とは、自然とともに生きていく為の教え。『星の命』を護る為のモノである。ソレを忘れた時、文明は滅ぶと伝えられていた。
星の主神に、大いなる宿命をさだめられた『創まりの魂』
は、何度も輪廻を繰り返し、文明の終焉と創まりを見つめてきた。星の行末を見つめるコトをさだめられた『ラ・ムー』もまた、『創まりの魂』と伴に、人類の行末を見つめている。その記憶と記録。
断片だけを羅列した、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 19:11:03
76507文字
会話率:36%
地球最後の秘境。その広大な熱帯の密林が伐採され開拓され、先進国の企業や農業の場に置き換わっていく中、未知の古代文明が発見される。色々な南米文明と似ているが、まったく異なった発見だった。
高度な文明。独特の風習と信仰。生神なるモノを奉じる。生
神は自らの血肉を病人に与え癒したという。しかし、未知の古代文明。つけられた名称『石のシェルター』の中には、数えきれない程の死蝋体が横たわっていた。そして、調査発掘チームを襲う、謎の症状。遺跡近くにある集落に伝わる言い伝えそのものだった。その文明が生まれる遥昔、隕石が落ちた土地。雨の少ない時に疫病が流行るという。
他の地域より高めの放射線量。未知の感染症が発見される。その感染症は、この文明を滅ぼしたモノだった。遺跡より出土した死蝋体から、その感染症の薬を造る事に成功し、アウトブレイクは収束する。全ては古代人が答えを持っていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-28 11:00:00
37477文字
会話率:40%
20XX年。
突如南極奥地の大地が隆起し、現生人類よりも遥かに先進的な『南極文明』が目を覚ました。
交流を始める現生人類と南極人。次第に明かされていく、超古代文明の性。
世界が南極文明の衝撃に揺れ動く中、名前を失った南極調査団団員がオース
トラリアで目覚めた。
「彼らを……南極を、守らないと」
現生人類よりも遥かに先進的、理知的、そして美しい文明。その行く末とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 12:36:35
919文字
会話率:30%
古代に魔術国家と科学国家の戦争で一度文明が失われた世界。
人々は古代文明の遺構を冒険し、そこから得られる現代よりも発達した技術の恩恵を受けて生活していた。
これはそんな古代遺跡を冒険する若人たちの物語。
最終更新:2023-02-19 19:29:21
9661文字
会話率:43%
ひょんな事から異世界の開拓村に迷い込んだ女子大生の桜木春香は、窮地に陥っていた村長を助けたお礼として村での滞在を許可してもらう。かつて村長の曽祖父も“マレビト”であった繋がりで、村の抱える問題の解決を頼まれる。
託された謎の金属製の立方
体は、災いの予兆なのか、あるいは古代文明の遺産なのか。
いくつもの問題を乗り越え、金属製立方体の謎を解き明かした春香の名は広く知られる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 17:04:47
50223文字
会話率:31%
――栄華の極みも、今は昔。
人類の生存圏たる都市の外では、人を喰らう凶悪な魔獣が闊歩し、主亡き狂った精霊が操る意思無きゴーレムが暴れ回る。
そして、世界中に散り散りとなった都市の内の一つにて。今日もまた、一つの産声が上がった。
――
いつの日か、この底からの脱却を望み。
物心着いた時からスラム育ちで孤児のダヴィデは、どうしようもない程に救いの無い環境から抜け出すべく、ずっとずっと己を鍛え続けて来た。
そうして月日は流れ、遂に旅立ちの決意を胸に新天地を目指すのだ。
高度な技術によって栄えた、古代文明の残骸を浚うことで一攫千金を目指すトレジャーハンター――発掘者になる為に。
身体は苛め抜き、技は磨き上げ、魔術は習熟し、精神は鋼の如し。
そうしてダヴィデは、初仕事で潜った旧文明の亡骸――遺構の奥にて、一体の魔導精霊と出逢うのであった。
運命の様に、必然の如く。
眠っていた彼女の名は、イヴ。
悠久の時を経て尚、正気を以って目を醒ました人類の叡智の結晶たる――正しく、智慧の天使であったのだから。
少年から青年へと至るダヴィデが、目覚めたイヴと巡り合ったとき。
二人の物語は、新たなる世界にて幕を開けたのであった。
*書き溜め進行、ストックあります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 08:12:25
65504文字
会話率:12%
伝説の予言者が書き残した『リブレットの書』に、運命を記されている乙女がいた。
「赤い月の夜、鳥の嘴にて、紫眼の乙女が生を受ける。乙女が十六の年、白い馬の王子に命を救われる。ふたりは七種族の失われた絆を紡ぎ、世界に平和と安寧をもたらす」
北の街に住む少女トリルは、出自、外見ともに予言にあてはまっていた。しかし、一般庶民である彼女が、国家機密である予言の内容など知る由もなく、毎日平凡な生活を送っていた。
ある日、十六歳のトリルは父の仕事の一環で都へ同行することになった。
その道中、魔物の群れに襲われたトリルを救ってくれたのは、白いケンタウロスの戦士だった。
白馬の王子様(?)との邂逅を経て、紫眼の乙女は予言について知るところとなり、生まれて初めて人族の国を離れて旅をすることになる。
これは、様々な種族と魔法が息づく世界で、一人の少女が歩んだ、希望と愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 17:09:19
464582文字
会話率:40%
王国を襲う脅威。それに対抗するため、王は封印された"魔王の鎧"を持ち出す。
その鎧は、あらゆる攻撃を弾き、着た者の力を高め、その拳は岩を砕くも、一度装着すれば命を失うまで外せない。
だが、呪われたその鎧を着たの
は王国の姫、エルオーネ。そして。
"脅威判定。鎮圧を開始します"
魔王の鎧と伝わったそれは古代文明の遺産、マッスルパワードスーツだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 19:14:20
4310文字
会話率:43%
【この小説は「暁の歌、響け世界に 《地の巻》《空の巻》」の続編です。まずそちらから先にお読みいただいた方が、理解が深まります】
(前章のあらすじ)
《地の巻》
高校二年生の俺・山下康生は転校先の学校でひょんなことからチャコという同じクラス
の女子に誘われ「超古代文明研究会」なる部活の入部。だがその部は部員は皆それぞれ異能力を持つ……というが実は中二病の集まり。
と、思っていた。だが、俺はそこで妖魔とのバトル、降霊体験など数々の不思議な体験をすることになる。
そして部員全員が持つ謎のバッジを俺ももらった途端に、俺までもが治癒魔法と浄化魔法が使えるようになっていた。
そして文化祭で治癒魔法の体験コーナーを開催、ところがそこで異世界バトルが始まって、俺は異世界に召喚……と思ったらすぐに元の世界に戻された。
だがそこは、俺が転校することはなかった世界で、全く別の日常が待っていた。
そして大学に進学した俺は、そこであらためてチャコと知り合う。だが、この世界では初対面なのだ。
《空の巻》
新キャラとして、海外から重大使命を帯びてやってきたエーデルという女性が登場。
エーデルは二本の古文献に興味を持ち、富士山の麓の樹海の中に住む婆様のもとで研究を続ける。
一方、大学生となった俺(山下康生)はチャコとともに不思議な縦の形をしたバッジを持ついろいろな人と知り合い、その中の天使のケルブに誘導されて全員が異世界と召喚される。何とケルブは本物の天使だった。
そして俺がかつて並行世界からこちらに飛ばされたいきさつも知る。俺はケルブから聞いた儒家の婆様の元へ向かう。
この章では婆様の元に集結した仲間が、人類の一大危機に立ち向かう。それはこの世ではなく、高次元世界でのバトルが起因していたのだ。
(この作品は「カクヨム」にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 19:18:35
279580文字
会話率:35%
【この小説は「暁の歌、響け世界に 《地の巻》」の続編です。まずそちらから先にお読みいただいた方が、理解が深まります】
(前章のあらすじ)
高校二年生の俺・山下康生は転校先の学校でひょんなことからチャコという同じクラスの女子に誘われ「超古代
文明研究会」なる部活の入部。だがその部は部員は皆それぞれ異能力を持つ……というが実は中二病の集まり。
と、思っていた。だが、俺はそこで妖魔とのバトル、降霊体験など数々の不思議な体験をすることになる。
そして部員全員が持つ謎のバッジを俺ももらった途端に、俺までもが治癒魔法と浄化魔法が使えるようになっていた。
そして文化祭で治癒魔法の体験コーナーを開催、ところがそこで異世界バトルが始まって、俺は異世界に召喚……と思ったらすぐに元の世界に戻された。
だがそこは、俺が転校することはなかった世界で、全く別の日常が待っていた。
そして大学に進学した俺は、そこであらためてチャコと知り合う。だが、この世界では初対面なのだ。
そしてこの章では新キャラとして、海外から重大使命を帯びてやってきたエーデルという女性が登場する。
(この作品は「カクヨム」にも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 21:39:37
176895文字
会話率:37%
転校してきたばかりの俺が転校先の高校で、引きずり込まれそうになった宗教の勧誘から助けてくれたのが「超古代文明研究会」。
だがその実態はアニメオタクの中二病の集まりだと噂されていた。
研究会のメンバーは皆それぞれ異能を持っているというが、それ
も最初は中二病的妄想だと思っていた。
でもなぜか違和感を覚えなかった俺は、彼らと行動を共にするうちに数々の不思議な現象に巻き込まれていく。
なんと俺までもが魔法を使えるように……。
しかしそれはやがて迎える現界・幽界・神界にわたる大バトルの幕開けにすぎなかった。
(この作品は「カクヨム」にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 19:25:06
156415文字
会話率:37%
アキラは、ほぼ日雇いの雑用で生活する少女だった。
彼女はその日も、手先が器用なだけでは、と解雇を言い渡される。途方に暮れつつ帰宅したアキラは、しばし凹むものの、日課である祖父からの課題を解くこととした。
この世界には『機巧』という『
古代の文明』があり、祖父はそれを弄るのが好きだった。
幼い頃から彼の背中を見て育ったアキラも、同じく機巧弄りが好きになり、弟子入りを志願したのである。そして最後の最後に残されたのが、小箱を開ける、という課題だった。
そしてついに、アキラはその小箱を開くことに成功する。
すると、そんな彼女に宿ったのは物の『構造理解』という能力だった。
唯一無二の能力を使って、少女は『最高の機巧技術師』となる。
そして人々を助けるうちに、精霊王や神々から愛されるようになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 14:28:58
9933文字
会話率:38%
魔法という文明が、十分に発達した星「クシナ」。そこで暮らすヨキとマリアは、将来を誓いあった仲だった。
しかし、魔法の濫用は、瘴気の乱造を招き、ついに、地上は人の住めない環境へと、変わってしまう。
生きるため、地下へと移り住む人類。
だが、やがて、魔法の源である魔力にも、異変が起こる。星に貯蔵されている量が、残りわずかしか、なくなってしまったのだ。
ここに来て、人類は、魔力の研究を決意する。魔力という超常のエネルギーが、何に由来するものなのか、その解明に乗りだしたのだ。
ために、古代文明の遺産「宇宙船」を用い、魔力の潤沢な天体を目指して、航行を開始する。その重要なメンバーの1人に選ばれたのは、主人公であるヨキだった。
必ず魔力の秘密を解き明かし、マリアのもとに戻ると約束したヨキは、宇宙船へと乗りこむ。目的地となった場所は、太陽系に位置する、地球にほかならなかった。
※
1、「カクヨム」にも、投稿しています。
2、カクヨムでは、作品ごとに、ペンネームを変更できなかったため、名前が異なりますが、西芭企画が正しい名義です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 05:00:00
49489文字
会話率:34%
ロンバルド王国の第三王子アスルは、自身の研究結果をもとに超古代文明の遺物が『死の大地』にあると主張する……。
しかし、父王たちはそれを「気が触れている」と一蹴し、そんなに欲しいならばと手切れ金代わりにかの大地を領地として与え、彼を追放
してしまう。
だが……アスルは諦めなかった!
それから五年……執念で遺物を発見し、そのマスターとなったのである!
かつて銀河系を支配していた文明のテクノロジーを駆使し、彼は『死の大地』を緑豊かな土地として蘇らせ、さらには隣国の被差別種族たる獣人たちも受け入れていく……。
後に大陸最大の版図を持つことになる国家が、ここに産声を上げた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 06:22:02
1100560文字
会話率:22%
ロンバルド王国の第三王子は、自身の研究結果をもとに超古代文明の遺物が死の砂漠地帯にあると主張する……。
しかし、父王たちはそれを「気が触れている」と一蹴し、そんなに欲しいならばと手切れ金代わりにかの砂漠を領地として与え、彼を放逐してし
まう。
だが……王子は諦めなかった!
それから五年……執念で遺物を発見し、そのマスターとなったのである!
かつて銀河系を支配していた文明のテクノロジーを駆使し、彼は砂漠を緑の大地として蘇らせ、さらには隣国の被差別種族たる獣人たちも受け入れていく……。
後に大陸最大の版図を持つことになる国家が、ここに産声を上げた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 08:19:07
2629文字
会話率:15%
遥か千年の昔、黒竜に打ち跨り、カルガの弓と竜槍で、
虹のパロミラル湖の守護者として勇名を轟かせた小さな民、アードラ族。黒竜を失い
いまやそれも伝説と化してしまった。古の文化を伝えながら樹海に没しようとする山城でほそぼそと
暮らす日々。森の
少年ピウィが出会った謎の老人が語る迫りくる異変に、仲間とともに挑む。パロミラル湖をとりかこむ樹海地方をピウィが駆け抜け、弓がうなる。最後の黒竜が咆哮を上げるとき・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 15:50:13
134918文字
会話率:34%