――素敵な悪夢、いかがですか?
入社四年目、典型的なブラック企業で働く主人公の小鳥遊真人は、職場の同僚である高田馬場人と一緒に飲み屋に来ていた。仕事のモチベーションとなっていた職場の先輩への片思いが、思わぬ形で玉砕したことで落ち込んでい
た真人を、馬場人が慰めてくれていたのである。
今回は特にショックが大きかったようで、普段は飲まない真人も吐き気が襲ってくるまで飲みまくったが、馬場人に止められて帰ることに。
その道中、怪しげな不良少女と出会うことになる。彼女は自分を悪魔だと名乗るが、真人は到底、信じることができないでいた。
しかし、自分が恋愛で玉砕したこと的確に言い当てられたことで、半信半疑になりながらも彼女の話を聞くことになる。
そのとき、彼女は真人に提案してきた。
「私が提供してあげる。あなただけを愛してくれる、あなただけの女を。生涯、あなたを愛することでしか生きられない女をあげる」
これは真人と悪魔の間で交わされることになる、甘くて残酷な悪夢の契約――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 18:11:12
4169文字
会話率:29%
「あんな子供みたいな女は嫌いなんだよ!」
夫と義母の会話を聞いてしまったことを、リリアーナは後悔した。
好きだった、愛していた。けれどこの恋は無残に砕け散ってしまった。
リリアーナはかわいそうな恋の欠片たちを一片も残さず拾い集めて胸の奥
底にしまった。
…もうあなたを信じることはできない。
なのに、なぜ今更私にかまうのですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 21:00:00
14742文字
会話率:50%
【今目の前で起こっていることを信じられるだろうか?】
「この国で戦争なんぞ起こらん」
…いつからこの言葉聞いているだろうか。
「この国に戦力なんていらないでしょ」
少なくとも、物心ついてから度々耳にしている。
「戦争反対!そんな事に使う無
駄金があるならもっと他のことに回せ!」
果たして本当にそうなのか?と思いながらも、心のどこかでは、彼らと似たような考えがあったのだろう…
現に私は信じることが出来ない…目の前で起こっている、人対人の大勢の殺し合いを。
そう、今私は踏み込もうとしている、地獄の扉のその奥へ…一体誰が何を予測できるだろうか?この扉のその奥を、そして、この扉が開かれている場所が、自分の愛する祖国、日本の"中の中"であることを誰が考えただろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 01:38:40
486文字
会話率:0%
大学の研究室に配属されたときに出会ってから早数年。
僕、湯冶椿岐(とうやつばき)は3つ年上の華姫朱遠(はなひめしゅおん)さんとのお付き合いも成熟期を迎えて、博士後期課程もあと1年で卒業、今年就職活動をする予定の、忙しいながらも割と順調で幸せ
な日々を過ごしていた。
朱遠さんはたまにそっけなかったり、ちょっとしたレスが続いてるけど、彼女からの愛は確かに感じられるし、問題ないと思ってた。
過去に彼女を2回も寝取られた僕は多少、寝取られに敏感になっている。つもりだ。
朱遠さんは不義理なことが大嫌い。出会った頃からずっと行動の端々からそういう思想を感じられる。
そういう意味でも僕は彼女の全部を信じ切っていた。
僕らの間にある信頼関係は、想像しているよりも脆いことにも気づかずに。
僕らが本当に信じ合えてたなら、結末は違ってたかもしれない。
今更考えても、意味はないけど。
※胸糞悪い話ですし、最後までスッキリはしないかもしれないので、苦手な方はご注意を。
※この物語は完全なフィクションであり、実在のいかなる人物や団体などとも一切関係ありません。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 05:00:00
28646文字
会話率:22%
「あなた、転生って信じる? 私、生まれる前の記憶があるのよ。そして、私は自分自身がこの先どうなるか知っているの。私、悪役令嬢として、追放されることが決まっているの」
自嘲気味に、そう告白してくれたのは、侯爵家令嬢のシルビア様。
私はその
言葉を素直に信じることができた。
なぜなら、私も転生者だったから。
それも、前世では男だった。だから、ひそかにシルビア様に恋をしていた。
私は決めた。
私の全能力を使って、シルビア様の弾劾・追放を回避させるのだ、と。
カクヨムでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 18:00:00
13201文字
会話率:43%
信じる
言葉にすると簡単だけど
信じ続けるということは
信じられている方よりも
大変だし困難なことだと
そう思うから
信じることを伝えるよりも
信じることを続けられるか
まずは自分に問うてみたら?
最終更新:2022-09-18 07:37:19
719文字
会話率:0%
※イケメンコメディです。イケメンを見て「おっふ!」と令嬢が気絶します。
超絶イケメン過ぎて、女性を昏倒させてしまう罪な男がいた。
それが水色の目と髪を持つ長身男性、その上超絶イケメン――アイスィ・ブリュナックだ。
彼は男爵家の第一子
で、王城の社交会に初めて招かれた。
「友達欲しいな……」
アイスィは彼女が欲しい、と贅沢なことは言わずただ友達を欲している。
彼は笑顔で令嬢達に笑顔を向け、なんと令嬢達が絶叫と共に気絶。
アイスィは狼狽え、令嬢の護衛がアイスィを罵倒して去って行く。
「こんなに嫌われているだなんて」
アイスィは悲しい気持ちになっていた……すると木の上から声がかかった。
「お前、アイスィ・ブリュナックだな? お前に会えて、俺は嬉しいぞ」
それは第二王子ヘーケの声だった。
アイスィは自分はモテないと語り、ヘーケは信じることができない。
ヘーケは社交会で少しだけ付き添うと約束し――令嬢達が気絶するのを目の当たりにするのだった。
最後にアイスィは事実上、イケメン過ぎて王城の社交会から追放される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 00:46:43
7705文字
会話率:42%
「お姫様を諦めなくてもいいよ」その言葉に救われた「私」は「彼」を妄信するようになるものの、「彼」がアンチの言葉に傷つき既に死んでいたことを知る。「私」は彼が生きていた証を残す為、彼のブログから次作の構想を得て、盗作をして賞に応募することに決
める。そんな折、姉が鳥を押し付けてくる。断れ切れず受け取った鳥はいきなり喋りだし、自分が敬愛する彼「金沢未来」だと言い始める。ゲイだと言う本人と読者しか知りえない情報を知っている未来の言葉をとりあえず信じることにする「私」だが、未来に原稿を見られ「お前は基礎からやり直せ」と指導されてしまう。書き終えることは出来たが結果は落選。そんな「私」に未来は「自分の事を知ってほしい」と実家に行くように促すが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 18:35:59
10003文字
会話率:60%
大学四年生のボクこと三ノ輪悟は、理系の学生ではあるが、科学なんてものには関心が薄い落ちこぼれである。研究室に所属はしているものの雑用係以上でもそれ以下でもないような男だ。彼女にも見放され、今年のクリスマス・イブはひとりぼっちですごすしかなか
った。そんな彼の前に突然光のうずまき、ワームホールが出現し、中から未来人の女性がはきだされた! 彼と同い年の彼女の名はマンサメリケス・ナイトウ。通称マサメ。恐るべき剛腕と頑丈さをほこるマサメの姿は美しいのだが、目が異常に大きく、小顔すぎる上、手足も尋常ではなく長いというまるでエイリアンのような姿であった。百年後の未来ではブラックホール襲来の影響で重力が現在の数倍もあるせいなのだという。トンデモ科学だとしか思えなかった悟であるが、人の集まるクリスマスのイルミネーションの前に突然現れた無差別通り魔から人々を救ったマサメを見て考えをあらため、彼女を信じることにした。無敵のヒーローとして話題になったマサメは「イルミネーター」と呼ばれることになり、世界中からその強靭な肉体を研究しようと狙われることとなる。三ノ輪悟は、はたしてマサメを守ることができるのだろうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 06:04:37
172258文字
会話率:66%
これはオレからオマエへの最初で最後のメッセージだ。
別に読まずに破り捨ても構わねぇ。ろくな事、書いてねぇからな。
ただの自己満足、だがオレには必要なことだった。
未来を信じずとも、過去を信じることなら出来る。
オレはそういう「幻想
」を見つけたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 16:00:00
1656文字
会話率:0%
魔女のフレイズは、恋多き大魔女シュゼットの弟子であるにもかかわらず、恋より魔法を取るような面倒くさがりの干物魔女である。
ある日、森の奥で暮らす彼女の家へ一人の男が訪ねてきた。
見目麗しい男の名は、コンフィズリー・トゥイル・フォレノワール
。
隣国の王子と同じ名を持つ男は、甘く微笑みながら言った。
「ねぇ、魔女様。あと一年で約束の百年ですよ」
なにを隠そうこの男、フレイズが「百年早い」と告白をお断りした相手だった。
断り文句を間に受け、王子特権を駆使して99年かけて外堀を埋めてきたトゥイルは、満を持してフレイズを口説き落としにやってきたのだ。
あの手この手で溺愛してくるトゥイルのことを最初は邪険にしていたものの、悪くないと思いはじめるフレイズ。
だけど彼女には、トゥイルの気持ちを信じることができない理由があって──。
これは、魔法以外興味がない干物魔女と、魔女に執着する尽くし系王子の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 20:10:21
102549文字
会話率:31%
天那歩夢はどこにでもいる普通の高校一年生。ある日、とある可愛らしい妖怪、紗夜との出会いにより、神薙の森で暮らすことになる。その森は、妖怪や悪魔、幽霊や神などが存在する『異界』との繋がりをもつ場所だった。森にそびえる神薙神社の巫女、神薙神楽は
、巫女と言う立場でありながら一切、神を信じることはなく、森に這入ってくる妖怪や悪魔が引き起こす異変を次々に解決をしていく。そんな神楽のもとで仕えることになった歩夢が、様々な異界のものと接触することで成長していく、そんな物語です。
※この作品は、『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 21:55:11
10155文字
会話率:43%
疑い始めたらきりがないので、信じることにしている!
最終更新:2022-06-23 20:00:00
1017文字
会話率:0%
花屋を営む平民のローズは、事故により子供を産むことが出来なくなってしまった。そんな時、眉目秀麗な騎士学生が客として店に来る。彼は金貨1枚という破格の花束を買い、毎回違う女性にプレゼントをしていた。
羽振りの良さから貴族と分かるも、女性関係が
派手で印象が良くない彼。しかし、とある事がきっかけで口説かれるようになってしまう。
毎日のように口説きに店に来る彼が鬱陶しく、遂にデートを了承する。
俺様で女性関係が派手な彼の言葉を、ローズは信じることが出来なかったが、だんだん惹かれていってしまい……。
平民と貴族の切ない恋物語。
※不妊の女性が色々言われてしまうので、苦手な方は注意して下さい。
※はR15ですので注意して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 17:00:00
232182文字
会話率:60%
最も恐ろしい。
だけどそれがなくてはならない。
最終更新:2022-06-08 21:07:20
408文字
会話率:0%
好きだと言われても信じることができない少女が、それでも好きだと言う彼の言葉に心を開こうとする話。
キーワード:
最終更新:2022-05-03 23:17:28
2120文字
会話率:49%
心の穴を埋めるためにマッチングアプリで会った女の子とのワンナイトに明け暮れる主人公はいつも通り女の子に会う。その子のマッチングアプリが初めてという自己紹介を信じることなく会う主人公だったが、その子のあまりの純粋さに惹かれていく。
愛され
る幸せを持ちうる幸せ。これをかみしめる主人公だったが。
友人から評判が良かったため投稿します。感想等お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 16:12:58
4218文字
会話率:0%
この時代には、鬼がいる。
表向きは人間と共存しているとされているが、実際はそうではない。
はるか昔の話である。鬼と人間は確かに共存していた。支え合い、助け合い、持ちつ持たれつの関係を築いていた。
しかし、ある時突然鬼達が村を襲った
。村は一夜にして変わり果てた姿となり、犠牲になった人間も少なくなかった。理由はわからずとも、人間達が鬼を憎むことになるのに時間はかからなかったという。
『鬼は悪者』『人間に牙を向く鬼は始末して良い』そんな言葉が人間たちの間で囁かれるようになった。
そして、いつしか『鬼を見たら始末して良い』との考えを持つものが増えた。
その後判明したことだが、鬼が村を襲う数日前、鬼を良しとしない一部の人間が鬼の住む山に火を放ったとのことだった。鬼は真っ直ぐで優しい生き物とされており、人間の裏切りに怒りと悲しみが隠せずに村を襲ったということだった。
その事実が判明しても、鬼と人間は互いを信じることができなくなり、昔あった絆には今も亀裂が入っているという。
そのため、鬼の居場所はないとされ、村に降りることもなく、彼らは山奥でひっそりと暮らしている。
ただ、村で身寄りのない娘は除け者とされ、鬼に嫁入りさせられるとまことしやかに噂されている。
※この作品は「ノベルアップ+」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 22:28:38
31855文字
会話率:48%
わたくしセリア・フォン・ローゼンシュタインは花も恥じらう17歳。現在は聖女の職についております。
聖女は公職。
元来皇女や公女、聖なる血筋に連なる息女が婚姻までの期間勤める名誉職なのですが、皇太子妃の選定となると少し事情が変わっていて。
昔から皇太子妃に選ばれるためには聖女の職にあったものでないと、という不文律があったのです。
まあ今は、そういう事情もあってアルベルト皇太子の婚約者であるわたくしが現在の聖女を努めているわけなのですが……。
「今日を限りに貴女との婚約を破棄させて頂きたい!」
はい?
今、なんと?
「ローゼンシュタイン大公には先ほど早馬を送った。貴女に落ち度は無い。全てはこの帝国の行く末を勘案し、思慮思案した結果の事。セリア、君には本当に申し訳なく思っている」
真剣な眼差しで、そう語る彼。
元々は政治的な思惑が深く関わった婚約ではありました。
未来の帝国を担う皇太子と、帝国を構成する国家の中でも今一番力があると言われているローゼンシュタイン大公国公女の結びつきは、世界の安定にも寄与するはずでした。
ですから、他にもっと利点がある妃候補が見つかったのであれば。
こういう選択肢を彼や彼の周辺が選ぶということはあり得たこと。
もちろんわたくしの父上は激怒するでしょう、しかしその見返りをもどうやら用意をしているご様子。
それでも。
幼い頃より貴方に恋をしていたわたくしのこの気持ちはどうすればいいというのです!?
ああ。もう何も信じることができません。
わたくし、もう恋なんかしません! こんな悲しい思いをするのはもう嫌です!
ええ、わかりました上等です婚約破棄でもなんでも受け入れましょう。
わたくしは国にこもって猫を愛でて暮らしますから!!
はい?
真の聖女?
なんですかそれ?
はうう。ちょっと様子が違ってきたのですが……。
※一昨日アップした「お飾り聖女は恋したい」とタイトルは対になっていますが、中身は全く別のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 20:18:51
5630文字
会話率:15%
(これ、もしかしてあの世なのかな)
帰省途中に事故に会い、気が付いたら知らない場所に居た東條祐里(トウジョウ ユウリ)。
魔法と騎士団と貴族からなる異世界へと来てしまっていた。しかし、彼女は自分のことを知らない世界の中で生きていくことを決め
るのだが、それは元の世界に帰りたくない理由があって――。
人を信じることができない彼女と、そんな彼女を放っておけない人たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 21:00:00
14479文字
会話率:38%