両親を失い、学校でいじめられ、バイト先でもひどい仕打ちをされている少年。この世界に絶望した少年は世界の終わりに直面し、何を思い、行動するのか。
※この作品は高校の部誌に書き下ろした物を転載した物になります。
最終更新:2023-06-12 18:10:34
3887文字
会話率:25%
世界は、終末に向かっていた。
土地は痩せ、水は涸れ、人々は減り、僅かに残る水源を中心に寄り集まって生活していた。
さらに、定期的に訪れる“瘴期”には、発生する瘴気で獣たちは凶暴化し、村を襲った。瘴気は獣ばかりか人間をも犯し、狂化させ
る。
瘴期には、人々は結界を張った村に閉じこもり、小さな結界を張れる魔術士が剣士と組んで、村を襲う獣を駆除した。
そんな生活を続ける中、人々は活力を失っていった。
村に住む少年ロイは、大人たちの覇気のなさに嫌気が差していた。瘴期が世界の終わりを示すなら、それを打ち破ればいい。
その信念の元、ロイは成年に達する前から無理を通して、瘴期の獣の駆除に参加した。しかしある日、とんでもない失態を犯す。
打ちひしがれたロイは、それまで邪険にしていたレーヌから魔術を学び、剣士として成長してゆく。そして、瘴期を打ち払うべく準備を整え、レーヌと共に村を飛び出してゆく。
瘴期とは何か。
世界は本当に終末に向かっているのか。
ロイの手は真実に届くのか。
少年と少女の旅が、今始まる。
∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞8∞
ということで、新作です。
1話から10話までは、毎週5日 日曜日~木曜日、17:00頃、投稿予定です。
11話からは、毎週1日 火曜日、17:00頃、投稿予定です。
ところで……何やら不穏(?)なキーワードが……なぜにこの内容で《異世界転生》?
舞台は異世界ですが、現実世界から誰も転生していない……なのに何故?
というわけで、《異世界転生》のガイドラインには乗っていないけれど、《異世界転生》としか言いようのない物語です。
お楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 18:00:00
208227文字
会話率:53%
「ジャンシアヌ・フォイユ。君との婚約は破棄させてもらうよ」
第一王子から【しろがねの令嬢】ことジャンシアヌに告げられた婚約破棄。
ジャンシアヌはすべてを失い、
最果ての国で【土の魔女】となった。
それから90年。
婚約破棄されたときの夢
を見たジャンシアヌは、
占いによって第一王子が転生していたことに気づく。
しかも、彼は貧しい家に生まれ、物乞いとなっていた。
ジャンシアヌは迷った末、
王子の転生した姿であるマグノリア少年へ救いの手を差し伸べる。
「10年できみがひとりで生きていけるようにしてあげる。
もし、この手を取ってくれるのなら」
――そして、10年が経ったある日。
青年へと成長したマグノリアは、ジャンシアヌに告げる。
「実は、僕、前世の記憶があるんだ」
「ぶふっ」
そこからはじまるのは、ふたりと、使い魔の烏と猫の旅。
第一王子の死ぬ前にかけられた【呪い】を解くために。
ふたりがもう一度、心を通わせるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:07:16
65646文字
会話率:39%
えー、2018年 第2回「マグネット!」小説コンテスト の銀賞受賞作です。
様々なスッタモンダのうえに書籍化されず、ゴタゴタした中で書いた後半がまったく気に入らなくて(笑)、ずっとワタクシの中で黒歴史と化しておりました。
でも、まぁ、人間
いつ死ぬかわかんないし、せっかく魂こめて書いたので、きちんと直しとこうと珍しく真摯に考え、今回改稿した次第でございます。
権利関係はすべてワタクシにあります。
タイトルはこんな感じですが、エロは皆無です。
異世界にも行かず、なかなかのストレス展開、スカッとすることもあんまありません。
しかしバックリと完結いたします。
毎日更新です。
以下、あらすじでございます。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
オレ・竹川茶太郎(通称:茶ッピー)は、ある日、某動画共有サービスにおいて謎のロリっ子動画を発見する。反社会的よこしまマインドで喜々として動画を再生したオレであったが、そこでロリっ子のラブリーな口から語られたのは『愛』という感情の正体であった……。
オレは神様に導かれ、親友のティッシュ(バカ)、眼鏡っ子で黒ストの恵野さん、一年生で一番人気の美少女・美仁子ちゃんとともに、人類の存亡をかけた聖戦へと誘われていく。
※作中、謎のウイルスが世界中に散布されるという描写がございますが、本作は2019年6月に完結しており、現在のコロナウイルスとは一切関係ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 16:02:24
639505文字
会話率:28%
俺の日記の一部分を抜粋して掲載しました。
これを見て何か感じてくれたら嬉しいです。
最終更新:2023-05-25 18:33:37
3380文字
会話率:22%
佐伯邸から唯一まともな状態で生還した真田。しかし、ルシファーと名乗る存在がクローズアップし始める。
最終更新:2023-05-18 07:17:14
163141文字
会話率:35%
非日常の中の日常。そして世界を守るとは?
小説の投稿に疲れて闇落ちした中年男のハシモトが、図書館から借りてきた中二病満載の本の片隅に掛かれていた落書きを読み上げてしまったことで、突如巻き込まれる災難と、その結果の日常を描いた作品です。
とある方のリクエストに基づき、「公爵令嬢の専属執事の日常」に続いて、作者の心の闇が生み出した作品になります。
読んで後悔しても、メンタルがとっても弱いので、どうか石は投げないでください。一応は短編で書いたつもりですが、闇がさらに深まればまた続きを書くかもしれません。
もし続きを読んでやっても良いと言う奇特な方がいらっしゃいましたら、その旨、コメントの程をよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 21:04:10
129378文字
会話率:54%
さいごのいちにち。
あたしは、こうやってすごす。
最終更新:2023-04-25 07:00:00
313文字
会話率:0%
流星群が降る。
そのなかのひとつに、あんたはなりたいかい?
最終更新:2022-12-12 07:00:00
823文字
会話率:0%
―――これは、終わりから始まる物語―――
あるところにランビリスという世界があった。
その世界では科学が発達し、魔術をまやかしだと切り捨てていた。神を祀り、その神秘の力を借り操る魔法使いを排除してきた。彼らは殺されまいと姿を消し、神殿や祠
も廃れていった。そんな人間たちに神々は見切りをつけ、世界からはあらゆる加護がなくなっていった。それでも、創造神リアスだけは世界を見守り続けていた。
「どんなことになっても、この世界を見届ける。それは我の責務だ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 15:00:00
10173文字
会話率:45%
日常が非日常に。当たり前が消えていく。そんな中彼らはどう行動するのか。
最終更新:2023-04-15 08:50:34
940文字
会話率:48%
世界の終わりが始まった
この世は神の遊び場へと変わる。それは食い止めれるのか
その運命は、一人の男性と神の子の一人死神に託される
最終更新:2023-04-11 19:56:55
64397文字
会話率:34%
電波塔を眺めては、上に登りたい気持ちを押し殺す。もし世界が終わったら、私は電波塔の上でマックを食べたい。
最終更新:2023-04-11 00:21:31
239文字
会話率:0%
夕方の町を歩いていく。今日の終わりを感じながら、世界の終わりを感じながら。
最終更新:2021-02-13 17:55:46
280文字
会話率:0%
【本作に寄せられたレビュー抜粋】
・『まるで大作映画を見ているような作品』
・『主人公は、(中略)必要悪になる強さを持った人物で、甘く優しいチートに甘えるタイプとは一線を画していると言えます』
・『もしこの作品が書籍化されたら、私は買います
。書籍化どころか、アニメ化や映画化などもして欲しいです』
・『緊張感のあるお話ですが、主人公の友達が時々ほっこりさせれくれます。緩急が上手いのでどんどん作品にのめり込んでしまいました』
あらすじ
人類のほとんどがマイクロチップを装着した世界。
ある日、そのマイクロチップに成人を対象としたアップデートが実施された。
そのアップデートに含まれていたのは、人間の理性を奪い、人をゾンビのような化け物に変えるプログラムであった。アップデートによって大人たちは理性のない、人を襲う化け物へと成り果て、残された子供たちは大人のいない絶望のネバーランドを生き抜いていくことになる。
そんな中、一人の高校生が学園を導き、新たなる秩序を創造していく。
風紀委員会は警察組織となり、校外委員会という武装組織が生まれ、校内で独自通貨が発行され、校則は校法へと名を変え、支配者と被支配者が生まれ、学校間で宗主校と植民校という外交関係が発生し、生徒会は政府組織《政徒会》となった。
それを指導したのは、生徒会長である主人公・アキであった。
彼はこう宣言した。「僕たちこそが、学園こそが、この世界の終わりという洪水に抗う方舟である」と。
仲間たちの死、裏切り、依存、暴力、正解と間違い、結果の見えない決断と、指導者としての責任……。大人の消えた絶望のネバーランドの中で、優しかった主人公は徐々に変わっていく。環境が、時代が、世界が、普通の高校生を国家の偉大なる指導者へと変える。
コンピュータウイルスによって発生したゾンビたち。
大人の消えた世界。
世界を崩壊させた大企業の創始者。
そんな終末に抗う高校生たち。
彼らが築いた学園国家・校国。
国父と呼ばれた高校生。
……そしてやがて、学園は国家となる。
※かつて投稿していた同作品名の作品を改稿し、設定を改変したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 00:46:32
334550文字
会話率:43%
ミステリー短編。
奇妙な孤島で起こった集団服毒事件の真相とその歴史的な背景、及び小さな世界の終わりについて。
最終更新:2023-03-20 17:00:00
10430文字
会話率:2%
隻眼の傭兵が出会ったのは、その身に余る恩恵を手に入れてしまった少女。その瞳が禍々しい紅に染まる時、世界の終わりの訪れは近い。
舞台は、空が紅く染まってしまった世界。
「この世界に、終焉を」
それは、終わりの呪文。
彼らは、何のために戦うの
かーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 16:44:36
104907文字
会話率:36%
全宇宙規模での破壊現象、世界は避けられない破滅へと進んでいく。
『虚無を目指していた宇宙船』の前日譚のような話。
最終更新:2023-03-19 00:00:00
4557文字
会話率:55%
猫と傘シリーズ番外編。世界の終わりに立ち会う自作主人公ってネタで勢いで書いたので本編との整合性とかあまり考えてません。一応「蜃に会う」とつながってるかもしれない。
キーワード:
最終更新:2023-03-13 22:04:22
1481文字
会話率:66%
飛ばされた異世界はどこかの勇者によって救われていた。
帰ってきた現実世界で異世界のスキルを使用する異端者達。
そして世界の終わりが生ける屍によって侵食されていく、、。
最終更新:2023-02-26 10:00:00
455664文字
会話率:34%
ほうかごのひとまく。
キーワード:
最終更新:2023-02-26 01:18:56
1389文字
会話率:44%
この小説は、世界が滅びる直前の7日間を二人の恋愛を中心に描いた物語です。物語は、主人公である女性が、月の衝突が地球に迫っていることを知り、彼女と彼女の恋人である男性の心情が描かれます。二人は、7日後に月が地球に衝突し、人類は滅亡することを知
っていながらも、互いに支え合いながら、7日間を過ごしていきます。その中で、二人の愛が深まっていきますが、同時に、別れを覚悟しなければならない苦悩も描かれています。この物語は、世界の終わりが迫った状況下でも、愛を育むことができることを描き出しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 22:57:17
2677文字
会話率:19%