「えっ?今から入れる病院ってあるんですか!?」
「先輩を受け入れてくれる公共機関なんてありませんよ」
「刑務所?」
「……」
「敗北を知りたい」
「敗北を知ってるじゃないですか、先輩は人間として負け犬ですからね」
「明日からリード付けて学校
に登校すればいいんだろ!?」
「言ってません、分かりやすくあらすじだけ言ってください」
「文芸部の話、それ以上ある?」
「暴力的な表現が多いとかじゃないですかね」
「お前のせいじゃん」
「責任転換でご飯食べていけますよ」
「ありがとう、それしか言葉が見つからない」
「もっと探してみてください、それ以外に絶対あります」
「名前からだな」
「えぇ急に常識人振りますね、柊<ひいらぎ>貴音<たかね>です。これが遺書にならないことを祈ってます」
「西藤<さいとう>哲也<てつや>好きな食べ物は固形物」
「そういうの要ります?私は要りませんでしたけど」
「柊、自分の意見が他人の常識だと思うなってインターネットで習っただろ」
「それちゃんと習えてますかね……?」
「ネットには真実しかないからな」
「右の道と左の道、両方が正しいと書かれていたらどうなるのですか?」
「正解は沈黙」
「ウザいですね」
自己愛性作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 06:30:04
9369文字
会話率:52%
桃香。すでに年を取ったおばあちゃんである。これまで一緒に過ごしてくれていた優香、恵理子、千里はすでに他界した。
たった一人残される桃香。その手には六人の写真。
置いて行かれてしまった。一人になってしまった。わかっていたことだが、覚悟し
ていたことだが、寂しい。
この四人はずっと心にとげが刺さったまま生きてきた。
二十四歳目前に病気で亡くなった真央。真央を探すと遺書を残し、自ら命を絶ったセンセ。
真央ちゃんは満足して逝けたのだろうか。
センセは真央ちゃんに会えたのだろうか。
私達では力になれなかったのだろうか。
優香さんと恵理子さん、千里さんはあの世に行って、二人に会えたのだろうか。
二人にそのことを聞けているのだろうか。
五人は一緒にいるのだろうか。
私も行きたい、五人の下へ。
また六人で過ごしたい。たった一年にも満たなかったあの楽しかったころのように。
写真を握り締める桃香は願う。「会いたい」と。
神様の親切か意地悪か、三組に分かれて転生を果たした優香と恵理子、千里と桃香、そして貴博(センセ)と真央。
会いたい! 一緒に生きたい! だから、探しに行こう! きっとみんないるから!
六人のそれぞれの旅が今始まる。
千里は意気込む。
「センセに会ったらまず、ぶん殴ってやるんだから!」
「え?(桃香)」
わんもより
好き好き人生第三弾スタートします。
第二弾の六人が、第一弾の世界に飛び込みます。飛びこまされます、かな?
なので、第一弾、第二弾ともに読んでいただけたら、より楽しんでいただけると思います。登場人物がかぶっていますし(苦笑)。
ベースが第一弾の世界なので、ほのぼのとして、時にトラブルにあって、仲間が増えて。そんなお話です。
わんもが自分の好きなことを好きなように書いておりますので、読みづらかったらごめんなさい。
それでは、
「千里、頑張るんだよ(わんも)」
「お前がそう書けや(千里)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:40:58
650380文字
会話率:61%
うつだったときに作った小説です。これを残して⚪︎ぬつもりで書きました。遺書のようなものです。
いまはうつも治っていますが、落ち込んだときなどはこの作品を見返しています。これがぼくの原点。初めて作った作品。みなさんも気が向いたら読んでみてく
ださい。
心の調子がよくないときは読まないほうがいいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 01:25:39
88394文字
会話率:48%
最初と最後で話の本分が変わってしまいました。矛盾、それも人間らしくて、私は好きです。
キーワード:
最終更新:2025-03-29 13:54:01
1109文字
会話率:0%
かつて子供だった全ての大人たちへ、もしくはこれから大人になる全ての子供たちへ。
最終更新:2025-03-28 18:26:16
1231文字
会話率:0%
三司織葉(ミツカサ・オルハ)が、通っていた女子高校の校舎から飛び降りて自殺した――。
オルハを中学の頃から知る坂崎伊織(サカザキ・イオリ)は、オルハが遺した遺書から、オルハはクラスメイトの綾原和代(アヤバラ・カズヨ)に殺されたことを知る
。
カズヨへ復讐する為に、イオリはオルハが通っていた女子高へ転校。カズヨの殺害を誓う。
秘密を抱えた少女たちが、行きつく先は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 13:55:40
38050文字
会話率:37%
黒崎光矢の五年は無駄に終わった。
両親が心中し、記憶を失い、自殺スポットに住んで自殺死体を見ても記憶は戻らず、生きる気力もわいてこない。しかも、学生時代の『友人』遊馬朝輝は探偵を雇い、それどころか自身も探偵となって黒崎を探していた。あげくの
果てに、黒崎は探偵事務所の所長をやるはめになってしまった。
なけなしの希望は自殺スポットで最後に読んだ遺書。『棺の底に生まれつく』という言葉。これは俺を代弁してくれる言葉だと踏ん切りをつけたが、これはある連続殺人事件にまつわる言葉だった。そして、黒崎探偵事務所に奇妙な人探しの依頼が舞い込む。
喪服姿の首吊り死体、偽の遺書、謎の棺桶工場、顔のない男……謎が錯綜するミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 08:36:57
122308文字
会話率:43%
2020年6月3日、主人公は理華子の自殺を発見する。理華子は遺書の代わりに日記を残し、主人公はその内容を共有する決意をする。日記には、主人公が知らなかった理華子の日々が記されていて、日記を追うことで理華子を真に理解しようとしていく
最終更新:2025-03-26 17:57:50
4546文字
会話率:0%
自殺の名所として名高い樹海にターゲットの後処理に来た殺し屋・テノン。彼が出会ったのはこの名所で首を吊って死んでいたある女だった。
その女はマーレと言うらしい。
美しい見た目に一目惚れしてしまったテノンは彼女の遺書に残された『あなたのこの
先の一生を呪います』と言う文言に完全に心を打たれて歯止めが効かなくなり、その遺体を持ち帰ろうとした。
だがそれは叶わず報復に合い撃ち殺されてしまう。
死ぬ間際、息をしていないマーレに来世で一緒になろうと約束をし1度目の人生に幕を降ろしたテノンは無事に生まれ変わってこの令和に最強の殺し屋としてまた生を受けた。
前世の記憶は朧気だが、一緒になろうと言う約束だけは覚えていたテノン。偶然見つけたマーレに再び恋をし彼女を自分だけのモノにするため行動を開始した。
サイコ殺し屋が贈る狂愛ストーリー。
2度目の人生で彼女を落とします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 02:33:06
2056文字
会話率:28%
持たない上に奪われる
最終更新:2025-03-24 02:20:47
1362文字
会話率:5%
インチキ霊能者の笹垣は封筒を受け取る。
それは予知能力者の遺書だった。
悪霊退治を依頼された笹垣は、半ば脅される形で遺書に従って動き始める。
最終更新:2025-03-17 23:58:26
10051文字
会話率:34%
第七帝国の第五皇女・アリシアは、
静かで高潔、無口で聡明――誰もがそう“思い込んでいた”。
でも本当は、
ぐうたら大好き、モフモフ大好き、お菓子と昼寝が生きがいの少女だった。
皇位争いの渦中、理想の皇女を演じ続ける日々に限界が来たある日
、
亡き母の遺書がまさかの“爆弾告白”をしてきたことで、アリシアの中で何かがぷつんと切れる。
「もういいや。ぜんぶ、やーめた!」
そうして王都を抜け出し、立ち入り禁止の魔の森へ。
ただし、彼女は――“魔法の天才”だった。
魔物も魔力もおかまいなし。
森の奥で出会ったのは、ふわっふわの謎生物《ぴゅるん》。
その出会いが、彼女の人生を大きく変えていく。
王都の誰も知らない場所で、
モフとぐうたらと昼寝のための“理想の楽園国家”をつくる――!
でもその裏で、王城では静かに火種が燃え始めていた。
逃げた皇女と、モフモフたちと、ちょっと真面目な国づくり(?)の物語。
癒しと笑いと、ほんのちょっとの陰謀を添えて、お届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 14:08:16
23291文字
会話率:24%
これはある異常な体験をした男の回顧録。または後の世代に向けた遺書になるかもしれない。
かつてライターとして活動し、数多くの漫画、小説、映画の立案をし、あるいは創作者の指導をしていた「私」は、異常な能力を持ち、また異常な体験をした。
始めはた
だの仕事、または善行のつもりだった活動は、意図せずとも巨大に膨れ上がり、やがて歴史の裏舞台を形作るものになってゆく。
これは希望なのか罰なのか。
私が知る「事実」を、気が進む限り話し続けよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 11:50:00
45575文字
会話率:5%
「―――私、ちょっと死んでまいります」
ミッテルハム王国に属するシュヴァルツァー伯爵家の長女、クリスタ・シュヴァルツァーが遺書を残して姿を消した。
その理由は―――
え、好きな人のところへ行くから―――!?
何考えてるのか知ら
ないけど一途なのはわかるよ系ヒロインと、どうしておまえは気づかないんだ鈍感!系ヒーローの、特大にすれ違う恋の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 07:30:00
150847文字
会話率:33%
会社を経営する川田家の次女の由美が、元夫の風元隆行にすべての財産を譲ると遺書を書いて自殺未遂をした。由美の財産は莫大で、彼女の機嫌を損ねては会社の経営が立ちいかなくなる。長女の由香は、隆行に会って由美の見舞いに来てほしいと頼む。以前、隆行は
暴行事件の嫌疑をかけられて川田家を追い出されていた。嫌がる隆行を無理やり由美の病室に連れていく。しかし由美は由香を嫌って口を利かない。隆行はへそを曲げる。八方塞がりの中、由香は得意の交渉術で切り抜けようとするが……。
<登場人物>
風元隆行・・・・バツイチ独身の経営コンサルタント
川田由美・・・・隆行の元妻
渡辺由香・・・・由美の姉
川田沙奈・・・・由美の連れ子
川田康夫・・・・由香と由美の父
川田洋子・・・・由香と由美の母
坂本寛子・・・・由香と由美の腹違いの妹
山口美咲・・・・沙耶の友達
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 20:11:01
9696文字
会話率:36%
三年前、坂庭和也を男手一つで育ててくれた祖父が突然失踪した。
祖父の実家から送られてきた遺品は、木の箱と遺書のみ。
遺書には『これを託す』と書かれているだけで、木の箱は継ぎ目一つなく開けることもできないように思えたが、和也が手を触れた瞬間、
箱は真っ白な光とともに砕け散り、中には錆びた一振りの刀が入っていた。
刀を手に取ろうとした瞬間、再び視界は真っ白に染まり、一瞬の浮遊感の後、和也の意識が途絶える。
そして和也は、見慣れない森の中で目を覚まし――
祖父が残したものはいったい何だったのか。和也の力とは。
異世界転移神話アクション物語、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 00:48:41
4422文字
会話率:29%
夏目漱石の「こころ」に影響を受けた純文学です
精神不安定になりながら、精神病院の閉鎖病棟に入院しながら、現在進行形で書いている作品です
テーマは愛憎 アンビバレンス
若き男性の私と男性よりも少し年上の姉さん、それに姉さんを恨む新米女性
刑事、それが主な登場人物です
私は姉さんを愛し、憎んでた
それは姉さんも同じだった
女性刑事も姉さんを恨んでいた
なぜ姉さんが自殺してしまったか、どうして姉さんは私を愛し、恨み、殺そうと思っていたか
姉さんが自殺してしまったが、最後、私は救われるのか
レッド・シティとは、なんなのか
そこを楽しみにしてもらえたらなと
ゲーム内の恩人のあの人に贈る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 14:08:30
15766文字
会話率:28%
本書は、筆者の文字通りの人生の節目に書かれた三つの章からなる。
今回、二度目の追記と改訂によって三版となって装いを新たにし、序文を加えた。おそらくこれが最終版となるはずである。
公開は筆者によるものではない。本書を公開することは筆者の
名誉にも利益にもならないと思われるが、だからと言って、本書によって何らかの負の効果が生じたとしても、それが筆者当人にまで結びつくことはないはずだろう。
従って、本書の公開が筆者の意に沿わなかったとしても、筆者にとって悪い話となるわけではないはずなのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:10:00
30776文字
会話率:3%
出会ってくれてありがとう。おめでとう。
何か繋がってくれたニネキ達の役に立つ事があればいいな。
42歳のおっさんであり、独身であり、アニファイターです。
ここに遺書を残します。
この世界は本当に小説よりも奇な世界でした。
世界です。現
在進行形。死ぬ気はないです。
これまでに6回死にかけました。
4回はここ2年での話。まぁ、ほぼ無傷ですが。
新たな年を迎える為に、体験を一度、置きます。
抱えてるものが多すぎる。
仕事は3月で辞める予定です。
その後は、少しの間、未経験な音楽に触れてみたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 20:56:23
109109文字
会話率:4%
大阪でひとり、大学生活を始める『僕』
小説家を志し夢を追う『俺』
夢も目的も無く生きる老人の『私』
彼らは堤防のある街に住んでいる。
劇的に変わることの無い日常が続く中で、何に気づき、どう変わるのか、変えるのか。
青春小説であり、ファンフ
ァーレであり、遺書。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 19:40:08
1069文字
会話率:24%
最近調子に乗っている美少女な幼馴染。そんな彼女に、昔書いた遺書(お遊び)が見つかってしまい……。
最終更新:2025-01-20 07:00:00
31568文字
会話率:47%
最近調子に乗っている美少女な幼馴染。
そんな彼女に、昔書いた遺書(お遊び)が見つかってしまい……。
最終更新:2025-01-02 07:10:00
5764文字
会話率:47%