※この作品はフィクションです。ヒロインによる殺人・ストーキング・盗聴などの表現がございますが、現代日本における犯罪を肯定するものではありません。
ある晩、老いた神が夜空を泳いだ。
次の日、墜落して大勢の死者が出た。
主人公は生き返る。巻
き込まれた人々も生き返る。
幼く頼りない異界の神の力で、チートスキルと称される神がかりの権能を手に入れて。
再スタートを切った。
それでも、地球が恋しい。学校が恋しい。当たり前のように隣にいた、クラスのみんなが恋しい。
主人公たちは、異世界に散ったかつての仲間たちを探し始める。
戦い、働き、たまには恋に落ちながら。
※なるべく毎日投稿。1話5000字くらい。
※エタりません。過去作同様、しっかり完結させます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:16:56
365283文字
会話率:41%
風に波のように舞う青麦のように、心に夢という未来の青写真を映して。見上げた夜空には、実りの色をした麦星が、宙色のフォトフレームに瞬いて。
最終更新:2024-04-29 21:07:45
539文字
会話率:0%
春の夜空に、星が描き出すダイヤモンド。心の宙にも、その輝きを大切にしながら。未来はいつもこの今の一歩先から、始まって。
最終更新:2024-04-21 21:44:12
1566文字
会話率:0%
春の南風に舞う、桜色の手紙。そして葉の翠もまた、言の葉のように。星の花と春三日月が見守る夜空は、ネモフィラのように青く澄んで。
最終更新:2024-04-14 19:21:40
539文字
会話率:0%
ある夜のこと。ふと気になったそれは夜空に線を引いた流れ星……かと思いきや、こちらに迫りくる隕石……でもなかった。逃げようと思う間もなく、それは旋回、及び急降下し地上に、それも目の前に降りてきたのである。
「やー、どうもどうも、ワタシは宇
宙人ですってネ。正確には△□星から来ましタ、※●▽と言うんですけドー。ん? ああ、やはりこの翻訳装置でも聞き取れませんかネ。まあ、宇宙人と呼んじゃってくださイ。地球人サン」
と、フランクな口調と立ち振る舞いに、この突然の事態に直面した者たちはひとまず胸を撫で下ろした。とはいえ、心臓は早鐘を打っている。一体なぜどうしてここに突然現れたのか。何を聞けばいいのか。
黙りこくる一同の代わりとばかりに宇宙人は喋り続けた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-29 11:00:00
944文字
会話率:36%
――おお、また流れ星だ……。
吹き抜けた風が背の高い雑草と彼を撫で、過ぎ去っていく。左右、雑草が生い茂る空き地。道路の真ん中で自転車にまたがる彼は夜空をただぼんやりと見上げる。流れ星を見つけても、もう何かを願いはしなかった。朝、起きた
ばかりのようにどこか夢心地、陶酔感が彼の脳を満たしていた。
……だが、曇ったガラスを拭うように遠くに見えるその光が彼の意識を照らし、脳を覚醒させた。
「ミサ……イル……?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-14 11:00:00
2840文字
会話率:31%
自宅から二つ離れた市で久しぶりに花火大会が開催されるということで、津田は電車に乗り現地へ向かった。のだが……
「花火見せろー!」
「花火は庶民のものだろー!」
「こっちはせっかく家族と来てんだぞ!」
「こっちは彼女とだ! ふざけるなー!
」
「そこぉ、止まらないで! 歩いて、壁に手を触れないでくださーい! 手を、手、おい、触れるな!」
湖に浮かぶ船から打ち上げられる花火。その湖面と夜空に映す職人の魂を拝もうと押し寄せた人、人、人人人……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 11:00:00
1346文字
会話率:31%
平凡で平和に暮らしていたユウマは、仕事の帰り道、夜空から光り輝く物体が公園に落ちたのを見かけます。
広い森のある公園の奥に進んでいくと、不思議な金色の液体が宙に浮かんでいます。
好奇心を抱きながらその金色の液体に近づきます。不用心に手
を触れると、意識を失ってしまいました。
真っ白な世界でユウマは、女神と会います。
女神は、ユウマに状況を伝えます。
ユウマが死んだこと
因果律に予定されていない出来事だということ。
女神にもお手上げな幸運が付与されていること。
女神が作った別の世界に転生しながら、その幸運で滅亡寸前の人類を救えるか検証することを提案されます。
ユウマは突然の死に戸惑いながら、それを受け入れて、異世界転生します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:00:44
99521文字
会話率:25%
主人公の陽炎は望まれない子供としてこの世に生を受けた。
産まれたときに親に捨てられ、人買いに拾われた。
奴隷としての生活は過酷なものだった。
主人の寵愛を得て、自分だけが境遇から抜けださんとする奴隷同士の裏切り、嫉妬、欺瞞。
陽炎は親のこ
とを恨んではいない。
――ただ、諦めていた。
あるとき、陽炎は奉公先の客人に見初められる。
客人が大枚を払うというと、元の主人は快く陽炎を譲り渡した。
客人の肉奴隷になる直前の日に、不思議な妖術の道具を拾う。
道具は、自分の受けた怪我の体験によって星座の名を持つ人間を生み出す不思議な道具で、陽炎の傷から最初に産まれたのは鴉座の男だった。
星座には、愛属性と忠実属性があり――鴉座は愛属性だった。
星座だけは裏切らない、星座だけは無条件に愛してくれる。
陽炎は、人間を信じる気などなかったが、柘榴という少年が現れ――……。
これは、夜空を愛する孤独な青年が、仲間が出来ていくまでの不器用な話。
大長編の第一部。
※某所にも「ベルベットプラネタリウム(略称)」というタイトルで載せてあります。一部残酷・暴力表現が出てきます。基本的に総受け設定です。
女性キャラも出てくる回がありますので苦手な方はお気をつけください。
※流行病っぽい描写が第二部にて出ますが、これは現実と一切関係ないストーリー上だとキャラの戦略の手法のうち後にどうしてそうなったかも判明するものです。現実の例の病とは一切関係ないことを明記しておきます。不安を煽りたいわけではなく、数年前の作品にそういう表現が偶々あっただけです。この作品は数年前の物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:54:08
238696文字
会話率:38%
夜空の向こう側になにがあると思いますか。
最終更新:2024-04-28 19:55:56
243文字
会話率:0%
夜空を仰いだら、半月でしたので。
最終更新:2023-10-22 19:46:41
215文字
会話率:0%
都会の星の数って貴重なひとつです。
最終更新:2022-12-30 20:31:44
226文字
会話率:0%
本作品は「カクヨム」でも、宙色紅葉の名前で投稿しています。
本作品は「半透明の守護者」シリーズの番外編で、清川の子供の頃の少し寂しい話を短編としてまとめました。
また、「半透明の守護者」は、キリの良いところで完結させた作品をシリーズとし
て追加していくという手法をとって更新しております。
完結済みの長編が二つほどあり、シリーズとしてまとめてあります。
なお、現在「半透明の守護者 夜空と花火」を絶賛更新中で、毎週木曜日に数エピソードずつ追加しております。
よろしければ、それらもチェックしてみてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:00:00
3497文字
会話率:9%
本作品は「カクヨム」にも宙色紅葉という名前で投稿しています。
また、概要欄では読み難いかと思い、同じ内容のあらすじと人物紹介をそれぞれエピソードとして投稿しております。
また、本作品は毎週木曜日に予約投稿されます。
全話の予約投稿が確定した
時点で活動報告に細かいスケジュールを貼りますので、よろしければご覧ください。
【あらすじ】
夏休みも後半。
金森響は赤崎の買い物に付き合ったり、バイトをしたり、全力でだらけたりと、暇なようで忙しい日々を過ごしていた。
そんな中、友人たちと訪れた花火大会でちょっとした心霊体験をしてしまう。
その場限りだと思っていた心霊体験が、後日、形を変えて金森を襲い、幻想世界へと引きずり込んでしまう。
「ひびきおねえさんは、もう、しんじゃってるの。わたしといっしょにてんごくにいくのよ?」
金森を成仏に巻き込もうとする子供の誤解を解き、無事に現実世界へと変えることはできるのか。
そして、幻想世界で出会ったJK好きのスケベな女性はいったい何者なのか。
夏休みは終わっても災難は終わらない。
半透明の守護者、夏休み後編&新学期編、スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 21:00:00
50921文字
会話率:22%
世界初のフルダイブ型VRMMOゲームが登場してから900年がたったある日、とあるゲームのPVが発表された。
そのゲームの名は『Parallel World Online』と言う。
─────────────────────────────
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どこにでもいる高校生『貝洲 瑞保《かいずみずほ》』は友人に勧められたフルダイブ型VRMMO『Parallel World Online』というゲームをプレイすることにした。
早速、学校から帰ってすぐにゲームにログインした。
するとそこに広がっていたのは、様々な種族のヒトが行き交う大都市であった。
その光景に呆然としていた瑞保──イズホに声がかけられた。声をかけたのは、青髪で右目は夜空が詰め込まれたかのような色、左目は黒色のオッドアイの青年だった。
この出会いがイズホの人生を明確に変革させた出来事だったのだろう。
カクヨムにも投稿しております。
不定期投稿です。
残酷とR15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 07:00:00
20307文字
会話率:27%
たまには、お星さまの願いをこっちが叶えてあげよう。
最終更新:2024-04-28 07:00:00
820文字
会話率:0%
願えば、すべてが叶うわけではなくとも。
願いもしなければ、なにも叶わない。
最終更新:2024-01-08 07:00:00
319文字
会話率:0%
中秋の名月に、腕のなかの麺をすする。
最終更新:2023-08-02 07:00:00
540文字
会話率:0%
2人の女子高生が生きた道。
「また君に会えたらいいね」
そう言い残して2人は消えていく。
最終更新:2024-04-27 21:27:20
7706文字
会話率:25%
この世で最も美しい池を見た事がある。
その池は何時も透き通る様な翠の色をしていて、鮮やかな錦鯉が幾度となく揺らめいていた。
でも今は、闇のような暗緑色。
『僕はこれも好きだけどね。夜空みたいで』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
視点を変えないと、見えるものも見えないよ。
と言われてそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 10:51:16
735文字
会話率:42%
物事に慣れて来た頃、私の中で失言に当たる言葉を吐いた。
躊躇いながら夜を歩くと、完成された丸が夜空に浮かんでいた。
そうして出会う司祭の道者。
今宵の悩みを聞くために、ただ彷徨う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
今日は十七夜だそうですよ。
タイトルは 『かのう』 と読みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 18:24:09
1189文字
会話率:38%
夜空に浮かぶ、ぽっかり空いた月を見た。
その時に、本能の歯車がガチりと外れる音がした。
そして本能のままに、私はしたい事をするの。金槌を振りかざすの。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事
項2
完全無欠を嫌う、気狂いの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 22:07:17
833文字
会話率:19%
西暦2035年、人類は地球外生命体との初接触を果たした。しかしその相手は友好的では無かった。大気圏外から突然来襲するおびただしい数の異星の戦闘機械群。幾ら呼びかけようとも彼等からの一切の返答は無く、異星人の勢力圏に侵食されていく世界地図。ネ
ットワークは一瞬で壊滅し、機動艦隊は瞬く間に海の藻屑と消え、焼き払われ熔け落ちる軍事施設。抵抗虚しく一つまたひとつと消滅していく都市。空一面を覆い尽くす美しくも凶悪な白銀色の戦闘機械に絶望する人々。それでも人類は諦めず抵抗を続ける。敵を墜とし、破壊し、敵の技術を奪い、そしていつか必ず地球を自分達の手に取り戻す日が来る事を信じて。
■本作品は「夜空に瞬く星に向かって」の約300年前の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:00:00
2376210文字
会話率:21%
地球人が星間航行を手に入れて数百年。地球は否も応も無く、汎銀河戦争に巻き込まれていた。しかしそれは地球政府とその軍隊の話だ。銀河を股にかけて活躍する民間の船乗り達にはそんなことは関係ない。金を払ってくれるなら、非同盟国にだって荷物を運ぶ。
しかし時にはヤバイ仕事が転がり込むこともある。
船を失くした地球人パイロット、マサシに怪しげな依頼が舞い込む。「私たちの星を救って欲しい。」
従軍経験も無ければ、ウデに覚えも無い、誰かから頼られるような英雄的行動をした覚えも無い。そもそも今、自分の船さえ無い。あまりに胡散臭い話だったが、報酬額に釣られてついついその話に乗ってしまった・・・
■本作は、「A CRISIS(接触戦争)」(N2709FW)の約300年後の物語になります。その為、A CRISIS(接触戦争)のネタバレを多分に含みます。
第一章 危険に見合った報酬
第二章 インターミッション(ダンシング・ウィズ・ムーンライト)
第三章 キュメルニア・ローレライ
第四章 ベイシティ・ブルース
第五章 インターミッション(ミスラのだいぼうけん)
第六章 泥沼のプリンセス
第七章 カルナヴァレ
第八章 地球市民 (Citizens of TERRA)
第九章 インターミッション(ロングウェイ・トゥ・ホーム)
第十章 ワイルドカーゴ
第十一章 STAR GAZER (星を仰ぐ者)
※本作品は「アルファポリス」にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 18:00:00
1624336文字
会話率:21%
どこにでもいるような男子高校生しかし彼は人とは話したがらない。そんな彼の瞳には一体この世界はどう映っているのか。
最終更新:2024-04-26 09:48:31
1192文字
会話率:47%
一人で寂しいという人間は、不幸なのだろうか幸福なのだろうか…
例えば物心ついてからずっと、他人から攻撃され続けてきた人間は、周りに誰かがいたほうが苦痛で、誰もいない方が平穏を感じるのではないだろうか。
僕は、一人がいい。
今日も僕は一人、夜
空を見上げる。
あいつらはどうせ知らない。知ろうともしない。この星々に、名前があるという事を…
近未来のとある夏の夜、地球周辺に突如、異星人の宇宙船が大量に出現し、大規模な艦隊戦を開始、その流れ弾と墜落した宇宙船の残骸によって一晩で地球は壊滅的な被害を被った。後に、『スペースウォーズ・デイ』と呼ばれる事件である。
荒れ果てた地上では墜落した宇宙船から異星人の人型ロボット兵器、『アレッツ』がサルベージされ、野盗と化した者たちによって略奪の道具として使われていた。
それから1年後、星を見るのが好きな少年、渡会アユムは、北海道の荒野を、仙台を目指してスクーターで旅をしていた。
少年は行く。南天に輝く、一等星の指す下へ。
少年は征く。あの日、真っ逆さまに落ちてきた、星の欠片・ALLETSを携えて…
※ ※ ※
ほぼ量産機しか出ない、カスタマイズ自由なリアル系ロボットもの。ただし何せ異星人由来のためオーバーテクノロジー気味です。いじめられていた最弱主人公は人を好きになれるのか?その旅路の果てに何を得るのか!?主人公の趣味もあり、星や星座の話も混ぜて行きます。
本作はフィクションです。実在の人物、事件、団体、地名、法律等とは一切関係ございません。
また本作は、いじめを推奨したり、いじめの手口を喧伝する意図はございません。決して真似をしないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 12:00:00
536211文字
会話率:49%
中学の時のとある事がきっかけでコミュ障になってしまった主人公“光城ソラ„がリハビリのため両親に勧められたVRMMOを始めて、間違ったアサシンを目指して頑張るお話です。
⚠️先の展開とか一切考えてないので、突然辞めるかも知れません。その時は
ごめんなさい。後、頭悪いので、色々おかしいかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 02:45:39
2665文字
会話率:71%
日常とは常日頃過ごす空間です。
そんな空間を私たちは不意に怖いと思ってしまうことがあります。
美しい星空、蔦の這う壁、部屋の扉の隙間。
そんな日常の怖さに少しだけ物語を付けた短編集です。
しばらくは書き溜めた物をゆったりと投稿していきます。
最終更新:2024-04-22 18:50:00
364文字
会話率:6%
崖から落ちで死に、白骨化していた悪役令嬢のソランジュは、『悪役霊嬢』>となりて、ふわりふわり夜空を飛ぶ。
向かうは政敵なのに婚約関係にあったディオンの下。
どうしても彼に伝えたいことがあるソランジュは、幽霊が出来ることを探っていく。
そう
して、小夜時雨に二人の想いは重なり――――。
******
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価などしていただけますと、励みになりますですます。あと、笛路が小躍りしますですヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:10:00
6057文字
会話率:19%
こちらは雨が降っています
春の夜空はほんのり霞んであいいろ
きみの微笑みをみたくて
キーワード:
最終更新:2024-04-21 21:48:16
202文字
会話率:0%
今日は月の暦の上満月
まあるくまあるく本当にまあるくふくらんで
寒さなんて刺さりはしないよ
あの夜空へ
ふたりでひとつの満月となる
キーワード:
最終更新:2024-01-26 22:55:58
245文字
会話率:0%
本当に欲しいものは売ってはいなかった
見えなくてもあった
手を繋いで見上げた夜空
キーワード:
最終更新:2023-05-07 18:45:05
572文字
会話率:0%
この作品はpixivにも掲載しています。
人類が生まれる遥か昔、華という名の神が終わらない夜という名の世界を呑み込み、無に変える闇と戦った。
華はその力で終わらない夜を打ち砕くも、力を使い切って消滅してしまった。
華が消滅したことにより神
と妖の楽園は崩れ、神刀華ノ夢によって二つに分断され、何とか完全消滅だけは避けた。
伝説の戦いから数百億年の間、華の力は華の子孫たちに宿ってきたが、途轍もなく長い時と共に変化した伝承によって華の力は恐怖と絶望をもたらす力として忌み嫌われるようになった。
そんな状態が続いていた七万一千年前のとある日にアヴァンヘスクという島で終わらない夜が蘇った。
だが、終わらない夜は忌み嫌われ、始祖神グローニアの末裔と言われる一族から追放された立華 香澄という華の力を覚醒させた者によって復活後すぐに打ち砕かれ、再度消え去った。
終わらない夜を打ち砕いた立華 香澄は伝説の剣士と呼ばれ、一族への帰還が許されるも、一族に戻らず、黄金の月煌月との戦いで共闘した者に感謝を伝えるため、南の海を越えた先にある大陸へ渡った。
伝説の剣士立華 香澄は黄金の月煌月との戦いで共闘した者に感謝を伝えると、その者から忠告や約束と共に土地を譲り受け、大陸に王国を築いた。
その忠告とは、この土地にはとある呪いがあり、一つ約束を守らなければいけないというもの。
その約束とは、この地で生まれた白髪の子を七歳まで覚醒した華の力を持つ者に預けなければいけないというもの。
預けることを怠れば、全て闇に消える。という忠告だった。
その約束が守られ続けたアーヴァン王国は、七万年という長い間、神に服従する人々が人を敵視する妖から守られ、共存を望む人と妖が膨大な富を得て幸せに暮らす妖と人の楽園として繁栄し続けた。
しかし、その楽園は一人の人間が約束を破ったことで、昼空に広がった夜空の中で消え去った。
「・・・」
白い剣を支えにする大人っぽい白髪ツインテール少女と黒鞘に納まった刀を持つ大人っぽい黒髪ツインテール少女は錆びた金属柱の頂上から灰色に染まる地平線を見ていた。
これは華という名の神の力を受け継いだ少女とグローニアという名の神の力を受け継いだ少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 15:20:48
125299文字
会話率:44%
夜空の星と神について
キーワード:
最終更新:2024-04-16 12:08:08
567文字
会話率:84%
星を見上げて想う事など
最終更新:2023-11-06 13:25:42
308文字
会話率:0%