海上自衛隊で医官として働く、高宮(たかみや)律(りつ)は、サマーフェスタで三雲(みくも)結衣(ゆい)に衝撃告白。結衣は疑問いっぱいの中、律のことを徐々に受け入れていく。
最終更新:2023-11-12 19:34:32
84641文字
会話率:56%
これは何度目の転生になるのだろう。あまりにも多すぎて自分でもよく覚えていない。
私、フェステリア(最初の名前)が初めて死んだあの日、自分には特殊な能力が備わっていることに気が付いた。
死ぬと勝手に発動するオートスキル「転生」
どうやら私には自我を失うことを許されない定めがあるらしく、その肉体を失っても魂は他者に移って人生を継続しなければならない運命を与えられていた。
一見うらやましく思える能力かもしれない。ただ、神様は残酷だ。
何度転生しても、すぐに死んだ。もともとは公爵令嬢だった。次に伯爵の愛人。王女もあったし、奴隷の娘になったこともある。
繰り返される地獄の日々。心はズタズタで、もう転生は勘弁してほしかった。
早く死にたい。本当の意味で。
「あ、やっちまった」
また殺される私。どうせいつもみたいに転生するんでしょ。
虫を軽々潰してしまったかのようなつぶやきを脳裏に残したまま、次に意識を取り戻した先の光景に、私は見覚えがあった。
「ここは……」
フェステリアの記憶と一致する。ただ、自分がフェステリアでないことは感覚でわかる。
「サミュエル王。謁見のお時間です」
サミュエル王って……。私がフェステリアだった時に婚約破棄された第三王子の父……。
……ん?それ、わたしに言ってるの??
私、次は王様になっちゃったの??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 21:21:56
5615文字
会話率:46%
報復が公務として認められた機関《報正庁》。
グランフェス領地報正庁報正課報仇係で勤務するダークエルフとアルラウネ(人型植物種)のハーフ、自称美魔女の41歳女性係長がいた。
彼女の勤務する報仇係の主な仕事は、犯罪被害者の要請に基づき、
裁判所の許可のもと犯人に対して報復を与えることだった。
性格癖あり難あり、特殊能力持ちの係員たちと共に、正しい報復を与えるべく美魔女は今日も公務に奮闘する……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 07:43:44
13192文字
会話率:46%
アイドルグループ、ブレイブアンヘルの中村美優はメンバーとアイドルフェスティバルに出演していた。
その日、ライブ中に世界だけが変貌しまるで日本とゲームの世界が融合した世界に変わった。
勇者が世界を救ったという事になってる日本で、勇者の敵
になったアイドル達の戦いの物語。
世界が変貌した原因、ここは本当に日本なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 19:25:54
15998文字
会話率:46%
男爵家を叔父に乗っ取られて、市井で冒険者として日銭を稼ぎながら弟を育てている令嬢のアンナは、ある日訳ありそうな冒険者ルーフェスと知り合った。
いつもアンナの事を助けてくれるルーフェスに、段々と心が惹かれていったが、彼女にはその想いを素直に
認められない理由があったのだった。
何故ならアンナの目標は、叔父に乗っ取られた男爵位を取り返して身分を回復し、弟に爵位を継がせる事だったから。そうなると冒険者の仕事は出来なくなるのだ。
貴族の身分を取り戻そうとしている気持ちと、冒険者としてルーフェスの隣に居たい気持ちの間で悩み葛藤するそんな中で、アンナはルーフェスの重大な秘密を知ってしまうのであった……
##この作品は以前書いた『訳あり令嬢の大団円〜秘密の公子に溺愛されるまでの三ヶ月間について〜』の改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 22:00:00
224403文字
会話率:45%
田舎の地サーフェス領の伯爵令嬢アイリスは、領地の過疎化に頭を悩ませながらも、大好きなサーフェスの地で穏やかに暮らしていた。
そんなある日、父である伯爵が浮かない顔である依頼をアイリスに持ちかけたのだった。
“明日、サーフェス領に訪れる賓
客をアイリスが管理する月影の森に案内するように”
そして父からの依頼を受けて出迎えた三人の男性は、揃いも揃って全員仮面を付けて、偽名の名乗るなど身分を明かさないように徹底していたのだが、その中の一人が森の中で急に倒れた事で、アイリスの穏やかな生活は一変してしまった。
「アイリス様、試しにどうか、主君に口付けをしてみてください。」
呪いで眠ってしまった主君を起こすために、側近の一人が、偶々その場にいた女性と言うだけで、アイリスに無茶な要求をしたのだ。
見返りに支払うと約束してくれた領地の運営資金と、自分のファーストキスを天秤にかけて、悩んだ末にアイリスはお金を取ったのだが、これが全ての始まりだった。
ここから、アイリスの16年間のサーフェス領での穏やかな暮らしが終わり、王宮でのいざこざに巻き込まれる事になったのだった。
##完結まで書き上げているので、順次アップしていきます##折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 22:30:44
148955文字
会話率:41%
叔父に命を狙われて屋敷を逃げ出した男爵令嬢のアンナは、冒険者に身を置き、日々ギルドの仕事で日銭を稼ぎ、弟を養いながら反撃の時を、彼女が十八歳を迎えるその時を、サナギのようにじっと待っていた。
そんなある日、ギルドの仕事にありつけなくて困っ
ていた彼女に、銀髪の美青年ルーフェスが、何故だか手を貸してくれたのだった。
それが縁で、その後も二人で一緒に仕事をしていくうちに、アンナは次第に彼に心惹かれていくが、けれど彼にも秘密があって……
これは、
少し危なっかしくも真面目で真っ直ぐなアンナと、そんな彼女を優しく見守る眉目秀麗でそつのないルーフェスの、お互いの複雑な立場からはっきりと態度を示せないそんな二人が、慕う気持ちを打ち明け合うまでの三ヶ月間の物語である。
ーーー
完結まで書き切ってあるので、一週間以内に順次アップしていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 09:08:44
223527文字
会話率:42%
「わたしは、この規則に背き、ただ一人の男を救いました」
天使サタフェスは、展開規則第一条の違反を審判にて宣言。下界への追放の判決を受ける。
去っていったサタフェスを追い続けるのは、彼女の妹である天使ナシェリアと、堕天使の男。両者が見つけ
出したとき、サタフェスは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 19:00:00
4105文字
会話率:33%
俺は格好いいバンドを組んでボーカルとしてモテたかった。
なのに俺の声は、ひどく古めかしい高い声だった。
女子に笑われた。
「お婆ちゃんの持っているレコードみたい」って。
いでっち51号さま「歌手になろうフェス」参加作品。
最終更新:2023-08-28 23:57:11
4034文字
会話率:14%
かつて絶大な人気を誇るも、栄枯盛衰の波に呑まれ低迷を味わったアイドル、綺羅めくる。……本名、澤井ももこ。
最近ようやく復調の兆しを見せ、増えつつある仕事に身をやつす彼女であったが、そんな中でも時間を見つけては足を運ぶ特別な場所が、行きつけの
喫茶店、レインダンスであった。
※補足だヨ
本作は拙作『パーセント・エイジ 〜カフェ、レインダンスへようこそ!〜』の公式スピンオフ作品です。
より楽しみたい方は本編をご一読頂くことをオススメします。
が、時間のない方もいると思うので、読まなくても楽しめるように頑張って書いております。
どうぞお楽しみください。
イデッチ様主催『歌手になろうフェス』参加作品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 21:00:00
19438文字
会話率:46%
世界滅亡防止機構。それはこの世界と、それを取り巻く数多の世界の間に起こる『終わり』『滅亡』を阻止するために、神様が直々に設立した世界自己防衛装置である。
機構にはいくつもの分室が存在し、職員たちは日々世界の滅亡を阻止し続けている。
これはそ
の分室のひとつ.....『L』分室で起こる、ほんの小さな一例の物語。
イデッチ様主催『なろう恋フェス』『なろう恋ファンタジーGP』参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 08:00:00
3984文字
会話率:49%
人生に疲れ果てた「俺」は、いよいよ死に場所を求めて衝動的に逃避行をしていた。
たまたま空いていたチケットを手にして辿り着いたのは、常夏の楽園、フィリピン・セブ島。
そこで「俺」は、偶然出会った現地の少女と言葉を交わす。
「楽しければ、ハッ
ピーは連鎖する。そうでしょ?」
照りつける太陽、異国の匂い、少女の笑顔。
思わぬ出会いに「俺」の心は少しずつ浄化されていく。
★イデッチ様主催『なろう恋五輪』参加作品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 18:00:00
3766文字
会話率:36%
有名女優の娘である北村美月は、その事実を知られることなく生活していた。
現在、高校二年。
彼女について、校内で流れている噂がある。
「誰とでもヤる女」
その噂のせいで、散々嫌な思いをして。
さらに、母親の不倫のせいで、不快が募っていって。
それでも、好きなことだけは必死にやっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 21:00:00
37968文字
会話率:33%
転校生の海原(ウナバラ)みなもは、容姿や性格にやや難ありクラスから浮いていた。あの、まあそれ私のことなんですけど。
顔も隠しておきたい。出来れば口を開きたくない。
そんな私の前に突如現れた神様の最高傑作、天道陽那多(テンドウヒナタ)
。彼女は距離を置くどころかとんでもない詰め方をしてきてーー。
文化祭に始まり、振り回されに振り回される私の学園生活。それも終わりが見えてきた頃、彼女はまたまた突拍子もない発想で私の人生を振り回しにかかる。
なぜだ、やめてくれ……私は、目立ちたくないっ!
そう思うのに、彼女の笑顔を前にすると何故だか断ることが出来ない。こればかりは彼女の顔を良くしすぎた神様のせい。
果たして私、海原みなもは人目を避けて生活していくことが出来るのか?
大いに出来なさそう! たすけて!
いでっち51号さま(@IDECCHI51kid)主催の『歌手になろうフェス』にお誘いいただき執筆に至りました!
(ありがとうございます! 特大感謝)
完走しますように。
3/11から8/28、ヒューマンドラマジャンルにて開催中。お楽しみに〜。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 21:00:00
77714文字
会話率:58%
『悪魔』の異名を持ち、強烈なキャラを売りとするミュージシャン、『峻』。
そして、彼をこよなく愛する余命宣告を受けた幼い少女、『空』。
時として、神は救いを求める人を見捨てることがある。逆に、悪魔が人を救うこともあるかもしれない。悪魔が涙を流
す時、人々はそこに何を見出すのか。
ふたりの心の交流を描く、短編ヒューマンドラマ。
(※本作はいでっち51号様主催、『歌手になろうフェス』に参加させていただきたく書き上げました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 10:53:24
10948文字
会話率:27%
その街の名はリンボ・シティ─────100年前に起きた現世と異界を巻き込んだ大災害、異界交喚祭(リンバス・フェスタ)によって生まれた世界の特異点。
この街では何でも起きる。この街では非常識が常識だ。
「魔法」、「超技術」、「人外」、「怪
物」、「幻想」、「超常」、そして「夢」
その街は、人の世界から追われた者共、人が恐れ忌避する技術、その全てが混じり合った上で成り立つ奇跡の街なのだ……
「社長、一つお願いがあるんですけど……」
「辞表なら受け付けないよ?」
「まだ何も言ってませんよ!?」
これはリンボ・シティで起きる超常的トラブルの解決を目的とした超法規便利屋企業、世界の存続を理念とする大組織、それに巻き込まれる愉快な畜生共が織りなす『常識と既成概念にざまぁと宣う異界交流SFワンダフル闇鍋アクション活劇』────。
「これで契約は完了よ。悪魔だったら僕が死ぬまで契約を守ってね?」
「……俺は、人間です! それと契約するなんて一言も言ってねぇ!!」
そして、そんな魔境に自ら飛び込んだスコット君の波乱に満ちた日常を綴る物語である。
※SFは『Seidie ni Fuzaketer(セイダイニフザケテル)』の略です。
※大体3000~2000文字くらいのティータイムにさくっと読める物語を目指します。
他にもMONSTERキメた勢いでこんな作品を書いてます。↓の方から飛べます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 00:05:49
1341778文字
会話率:63%
剣×魔法×銃×ロボット×異世界=ハチャメチャのコロッセウム爆誕
あらゆる異世界が繋がった世界。人々は文化や価値観の違いに戸惑いながらも、何とか交流を維持していた。
今、全世界で注目を集めている娯楽。その名も、「ディメンジョン・コロッセウム
」。異世界中に点在する闘技プロデュース社とその社員である闘技者【次元闘技者(ディメンション・ファイター)】が魅せる戦いのアートだ。
主人公 永礼 ヒューリは、幼馴染兼社長の千島 小鞠が立ち上げた闘技プロデュース社「株式会社エンチャント・ボイス」で一流の闘技者となるべく日々を過ごしている。
ある日、エンチャント・ボイスは、五年に一度しか開催されない次元決闘の祭典「オールワールドフェスティバル」の参加を勝ち取る。しかし、その大会の裏で、ライバル社である「ラーラ・キューレ社」の陰謀が蠢いていた。
ヒューリとエンチャント・ボイスの面々は、その陰謀に立ち向かうことを余儀なくされた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 02:32:58
248397文字
会話率:44%
ブルースフェスティバルとか温泉とか。
最終更新:2023-07-24 22:03:04
560文字
会話率:93%
自分が自分らしくいられる時間は、どんな時だろう。
好きな物を好きだと言えるのは、どれ程幸せだろう。
辛い時に、自分の心を支えてくれるのはなんだろう。
それは人によって様々で、人の数だけ答えがあって。
どの答えにも、良い悪いみたいな優劣なん
か無くて。
だから自分の“大好き”に、自分だけは正直にいたい。
これは、自分の“好き”を好きと言えなくなってしまった主人公が、周りに支えられながら、自分の“好き”と向き合い、一緒に自分の居場所を見つけていく物語。
こちらは、いでっち51号様主催企画、『歌手になろうフェス』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 21:00:00
18336文字
会話率:37%
海賊団を率いるゼアンは、ある街で一人の老婆に声をかけらる。
「大切なものを奪われた。 取り戻すのを手伝ってくれ」
最初は難色を示したゼアンだったが、不穏な伝承がある島が行き先と知るや興味を持ち、協力することに。
島の遺跡で待ち受ける数
々の罠。
それをくぐり抜け辿り着いた、遺跡の最奥に潜む者が奪った、老婆の大切なモノとは?
こちらは、いでっち51号さま主催の企画、なろう恋フェス参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 20:30:13
4000文字
会話率:45%
彼氏の浮気が原因で破局をむかえ、荒んでいた主人公は、ネットゲームで仲良くなった“アル”にその事を愚痴ってしまう。
自分の事のように怒った“アル”の言葉を聞いて、彼のいる国への旅行を急遽計画する。
ほぼノープランのまま降り立った国で、アルと
出会い、彼の心に触れた主人公の眼には、満天の星空と――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 23:02:46
3773文字
会話率:28%
高校時代から付き合っていた志衣と優瞳。
青い空の元、夏の音楽フェスを背景に彩られた二人の青春を描いた恋愛物語。
最終更新:2023-06-25 00:50:20
2178文字
会話率:49%
どこにでもいるような町娘、メアリ・ランフェス。けれど彼女はどこにもいない能力を持っていた。それは、未来予知。母と私だけの秘密……だったはずなのに。
ある日仕事中に視た未来では、金髪にエメラルドの瞳の美青年が私に愛を囁いて!?
そんな未来が本
当にあるの──?
騎士団美青年×未来予知町娘のトキメキラブストーリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 12:01:13
11804文字
会話率:48%
『魔法使い探偵アデュレイ』は連作小説の構成です。
1. ジェーン・ドウの証言
2. 月都の門
*
辺境伯として名を馳せるレディ・シファールから国際倶楽部のサロンに招待されたアデュレイは、タローカードで未来を予見する不思議な少女・エラと出会
う。彼女の残した一枚のカードには、ある人物の名前が書き込まれていた――。
*
『魔法使い探偵アデュレイ』の第2作目。従者とのコンビネーションと魔力感知の実力を遺憾なく発揮して、エルフェスの貴公子アデュレイが事件を解決に導いていきます。
*
本作は、本サイトのほか、「カクヨム」にも掲載しています。
本作の無断転載、無断複製、無断翻訳および無断朗読を禁止します。あしからずご了承願います。
请注意,禁止未经许可的复制、转载或翻译。
Unauthorized reproduction or translation is prohibited.
Please note that this is a legal obligation.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 18:00:00
101380文字
会話率:47%
《一行あらすじ》
最低な親に虐げられていた主人公だったが、手に入れた特級スキル『装備成長』で人々を助けて最高の仲間を得ながらダンジョンを攻略していく。
《普通のあらすじ》
寂れた鉱山の村で生まれた少年ミース・ミースリー。
彼は寝るとき以外
は強制労働をさせられ、父親はその金をすべて奪い取って酒代にしていた。
それでいて目障りという理由だけで焼きごてを当てられるという地獄の日々。
逃げ出すという思考すら洗脳のように奪われていてどうしようもなかった。
そんな最低な父親が、偶然村にやって来ていた10歳の領主令嬢を襲おうとしていたのを、ミースは初めて勇気を奮い立たせ身を挺し助けた。
彼女からお礼としてスキルガチャチケットをもらい、始まりの町へ向かって運命の女神からスキルを授けられる。
そのスキルは『装備成長』という聞いたことのないFランクのスキルだった。
周囲の貴族たちがSSRなどを引く中でミースは平民だとバカにされ、スキルもFランクということでハズレかとガッカリしていたのだが――実は限定フェススキルという意味のFだったのだ。
同じアイテムを合成して成長させることにより、ゴミアイテムの『ひのきの棒』でさえSSRスキルを複数付与できるという驚異的なスキルだった!
それにより初めてできた親友を助け、強引に婚約させられていた領主令嬢を救い、赤龍の古代兵器を入手し、悪魔を倒し、高難度ダンジョンでレアドロップを得てさらに強くなっていき――いつの間にか人々だけでなく世界を救っている話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 13:41:48
319897文字
会話率:43%
両親の仲が悪く冷え切った家庭で暮らす八幡トオル。
ある日愛人宅から帰ってこない夫に愛想を尽かした母がトオルの家庭教師として恋人を連れて帰ってきた。
名門男子校トラストの高校三年になったある日、時期外れの転校生がやってくる。
名前はサーフェ
ス・オオクニ。
両親とも亡くなり、日本に住む母親の姉を頼って移住してきた金色の髪が美しい男の子だった。
サーフェスは異世界から「神刀オオクニヌシ」を探しに転移して来たのだった。
「オオクニヌシ」を盗んだのは現代日本からサーフェスの世界に転移してきた「ヤマトタケル」という男で、サーフェスの国を侵食している魔族は「新神刀オオクニヌシ」でないと倒せない。
一日でも早く「新神刀オオクニヌシ」を作り、魔族を殲滅しなくてはいけないから邪魔をしないでほしいというサーフェス。
トオルは夏休みを使って「妖刀オオクニヌシ」と「ヤマトタケル」を探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 18:00:00
99159文字
会話率:51%