現代日本に、異変?
思春期に異世界キャラ属性を覚醒させる少年少女が各地で出現する。
魔王はたまたゴブリン等の異世界風な容姿と、
各キャラ属性に応じた特殊能力を持つ奇妙な異端児――、
まるで異世界から転生してきたみたいなティー
ンエイジャー。
人呼んで、
転生徒。
本編主人公の少年・毛治谷一は、交通事故から命がけで人を救う際「死にたくない」と心底願ったのをきっかけに、なぜか、死してなお動く雑魚アンデッド――《亡者》属性の転生徒となってしまう。
陰気すぎる外見(白骨化した髪・腐った目・痛みを感じぬ骨と皮ばかりの体)にめげず、彼は普通の青春を夢見て高校へ進学。
ところがそこで、おでこに《勇》の紋章を持つ、聖剣使いの《勇者》属性少女・維瀬飼ユーシヤと出会う。
彼女から転生徒会に誘われ、転生徒の仲間を得るも、毛治谷は勇敢無謀なユーシヤに付き合わされるうち、期せずして彼女の宿命を知り、世界の存亡をかけた騒動に巻き込まれていく。
これは、亡者になった少年と、勇者に生まれついた少女の邂逅からはじまる、
新世代《異セカイ系》ストーリー。
「君が転んでしまったことはどうだっていい。立ちあがるなら、その限りではないが」
I am not concerned that you have fallen. I am concerned that you arise.
――エイブラハム・リンカーン 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 08:01:03
76717文字
会話率:22%
NFO――〈ニュー・ファンタジー・オンライン〉
それは数多のゲーマーを仮想の沼へ引きずり込んだとされる新たなVRMMORPG――異世界ファンタジオを自由に冒険出来るフルダイブゲームだ。
そんなゲームに、若干の……割と大きめなトラブル
がありながらもログインした《リリキルス》という少女は、ゲームオーバーしたくない一心でダンジョンを攻略し、HP極振り。
スキル構成も回復特化にして、外見も中身もゾンビらしい回復役になった……のだが!
気付けば「だってタフだから」とギルドメンバーに盾にされ、挙句の果てには宙を舞ったレアドロ武器が胸に突き刺さってまさかの装備判定。
しかもレアドロのくせに呪いの剣だったおかげで抜けなくなって強制縛りプレイ、スタートです。
もはや種族すらアンデッドになってしまい、名実ともにゾンビ娘に成り果てる。
不運すぎるリリキルス。
ろくに武器も持てない無能キルス。
それでも一緒にゲームをしてくれるギルドメンバーに、ゾンビ娘は次第に友情が芽生えて仕方なくそのツギハギの体を盾に……「なわけあるか!」
何かと盾にしたがるギルメン達と、迫り来る強大なボスモンスター。
胸に刺さったレアドロ武器を狙う他のプレイヤー。
周りの全員、み~んな敵。
でも、回復しか出来ないリリキルスは一人じゃ戦えない。
だったらこの腐った脳みそをフルに使い、あの手この手でゲームオーバーから逃れつつボスモンスターを攻略するまで!
「ただのしかばねだからって舐めるなよぉ!?」
目指せノーコンティニュー!
回復しまくって、必死に足掻いて生き延びて!
そして盾役から外され、まともにヒーラーとして活躍出来る日は来るのか!
――これは一人の少女が死んで始まるリビングデッド・フルダイブ。
やがて最強のゾンビゲーマーになる――かもしれない物語である!
*カクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667806112079
(カクヨムコン9参加中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 15:02:48
45943文字
会話率:41%
ある目的の為に旅を続ける青年フィル。
彼の隣には顔を隠し、うまく言葉を話せぬ女が一人。
男は死した女を想い、女は死せども男を想う。
これはそんな青年とアンデッドの物語。
最終更新:2024-01-05 21:27:58
14035文字
会話率:49%
"赤い聖域"という通り名で知られる主人公、リリー。
修道服に身を包み、小柄な体格と燃えるような赤い髪を持った16歳の少女である。
傍から見ると敬虔なシスターのようにも見えるが、彼女は歴としたプラチナ級冒険者だ。
主にアン
デッド討伐系の依頼を中心に受けている。
ある事件の後、アンデッドに対して有利な特性を獲得したためであった。
とある屍竜を討伐した後、突如出現したアンデッドの大軍に襲われる小国へと救援に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 09:00:00
100885文字
会話率:37%
~あらすじ~
田舎から出て来た少年ベルディクト。大陸有数の先進国へと辿り着いた少年は数日後……何故か見知らぬ荒野に放り出される。突如として襲い来るゾンビ。救ってくれたのは働き口である騎士団所属の美少女達であった。彼は滅び掛けた世界を彼女達
と共に行く。自らが持つ唯一の生存に貢献出来る技能【魔導《ハイ・クラフト》】を手に。
異世界逆転移サバイバル・クラフト奇譚開幕。
夜に降り積もる死猛る時、静寂の王は熾りたり!!!
*夜の眷族と静寂の王より改題。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 14:00:00
2778274文字
会話率:44%
「異世界生活をエンジョイする日まで、なんとしても生き延びてやる――!(死んでるけど)」雑に異世界転生した俺は、どういうわけか勇者の必殺技に巻き込まれ、いきなり瀕死に陥る。そのうえ空間魔法で俺の死は完全に抹消された――はずだった。再び目覚めた
とき、ユニークスキルでアンデッドと化し勇者のアイテムボックスに閉じ込められていた。憧れのモンスターになれて一応テンションがあがる俺。一方で俺が生きていると都合が悪いらしい勇者は、今度こそ殺そうとモンスターを次々に差し向けてくる。ピンチを乗り越えるため収納されたアイテムを(勝手に)駆使するうち、俺は最強アンデッドモンスター目指してメキメキ進化していく。てんこもりのモンスターをシバき倒し、ときに仲間に加えながらアイテムボックス脱出へと突き進む。***カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 12:05:13
413975文字
会話率:25%
勇者と魔王の一騎打ち。魔王城の決戦場を中心点として、絶大なる魔力の渦が巻き起こり、世界中に〝崩壊性〟を秘めた魔力の中性子線――〝魔力線〟が解放された。全生物は被曝し、大地は汚染され、魔族も人間も、残り三〇日で滅びてしまう。
勇者一行の生き残
り、少女エルメの余命は僅か三〇日。これまで魔王討伐の冒険に駆り出て、生涯を捧げてきた。突然の死の宣告に、エルメは己の〝意味〟を求めて世界を旅する。先ず彼女が訪れた先は、〝不死〟のアンデッドの元だった。長きに渡り、生き長らえてきたアンデッドに、命の価値観を訊ねるエルメ。彼なら、命に対する特殊な回答を見出しているかもしれない。そんなエルメの見立てに反して、アンデッドの答えは「何もかもどうでもいい」だった。ならば、全てを放棄しているアンデッドに、〝意味〟を見出してもらいたいとエルメは思う。三〇日の冒険の果てに、彼が辿り着いた景色を見せてほしい。それが、必ずや自分の意味になるだろうから。
エルメが死ぬまで、残り三〇日。彼女は透明なアンデッドと共に、世界を旅していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 19:58:37
109357文字
会話率:45%
死した者全てが輪廻転生する世界(エリュシオン)
その世界(エリュシオン)は、不死王の呪いに冒されていた。
森にはアンデッドが跋扈し、町には疫病が広まっている。
人口が減少し、世界(エリュシオン)は滅亡の危機に瀕していた。
その世界に生ま
れ落ちた一人の少年ダリオ。
自分が不死王と呼ばれた霊媒師(ネクロマンサー)の転生者かもしれないと知った時、少年は探求の旅に出る。
異世界転生物ではない、”普通の”異世界ファンタジーです。
全編を書ききれば、かなり長い物語になる見込みですが、最初のチルベス編は、本にして1巻分程度で完結する予定です。
毎日書くのは無理なので、不定期更新となります。
カクヨムとなろうで同時連載。
作者からのお知らせについては、カクヨムの近況ノートに書いておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 18:00:00
280009文字
会話率:51%
『生まれ変わったら、雑草になりたいです』
病弱な少年、黒木葉(くろき よう)は病院のベッドの上で孤独に息絶え、16歳の誕生日にこの世を去った……
だが!
再び目を覚ました時、見知らぬ洞窟の中で転生していた!?
しかも!
最強の魔術
を操る魔王“半人半魔《デミ・アンデッド》”として!?
完全不滅のヨウは、信頼出来る仲間を集め、いつの日かこう呼ばれるようになる―――“被虐の魔王”と!
魔王と魅力的な仲間が織りなす“家族”の物語が幕を上げる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 21:58:27
406070文字
会話率:44%
ぼっちで不登校気味で、弟と男児向けアニメをこよなく愛する平凡な女子高生、神宮寺祭夏。
彼女はある日、瓦礫の中で並ではない死を迎えようとしていた。
その死の最中、異界からの存在に出会う。
『屍光天』
そう名乗る思念体は、年齢の近い祭夏に受
肉しようとする。
だがそれは失敗し、祭夏は中途半端なアンデッドロードと化してしまう。
その力を私的に利用し浮かれる祭夏、だが。
同時刻、世界各地で様々なアンデッドロードが別の次元から湧いて出て来ていた。
アンデッドロードの唯一神を決める死の覇権争いに、世界は巻き込まれていく。
現代の平凡なJKと、異界の少女の思念体がガールミーツガールする時!
奇跡のスキルは発現するーーそれは、光り輝く無限の残機。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 12:47:07
27172文字
会話率:20%
「さっさと行きなさい!」
金切り声をあげるシスターに、本当はイヤだと伝えたかった。ううん、地面にへばりついて抵抗の意を示している。もうそれぐらいしか出来ない位、わたしはフラフラだった。
ここはとあるダンジョンの入り口だ。初めて訪れたわた
しにそれはわかりようがなかったけれど、夜中に人目を忍んで連れてこられた事で、ああ、捨てられるんだな。その事だけは、腑に落ちた。
ダンジョンに捨てられてしまった少女が、ダンジョンマスターになる物語です。
その頃、大陸を襲った食糧難により、また一人ダンジョンへと足を踏み入れる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 20:58:09
14166文字
会話率:41%
天宮さんのふらふらとした日常。
最終更新:2023-11-01 00:00:00
60554文字
会話率:9%
高校三年生の夏、タケ〇コの里を喉に詰まらせ、絶望の内にその命に幕を閉じた〝井黒(いぐろ) 隼介(しゅんすけ)〟は、その死因のあまりの面白さから、神に気に入られ、異世界へ転生する事を許される。
だが、いざ目が覚めてみたら、自分の体が
何故か霊魂のようなものになっていて·····?
まさかの魔物に転生してしまった男が、〝楽しい人生〟を送る為に進化していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 08:43:19
16442文字
会話率:29%
あの、すいません死なない不老不死の存在と死んだあと生き返ろうとして地獄から抜け出してアンデッドになった存在の話ください。って言ったら出てきたもの
最終更新:2023-10-29 14:53:14
2161文字
会話率:52%
グログラーム王国の唯一の聖女、ヴィヴィアン・ラームシルドは王太子の婚約者として忙しい日々を送っていた。
元平民ということもあり、肩身の狭い思いをしていたが、大好きな婚約ジェラールと親友の公爵令嬢、ベルナデットがいたから頑張れた。
「計画通り
、ヴィヴィアンを消すことができた。これで全てが白紙に戻るはずだ」
「馬鹿女を騙せて面白かったわ」
ヴィヴィアンはアンデッドに襲われた二人を守って命を落とした……と思いきや『裏の顔』を目の当たりにする。本当はジェラールとベルナデットに騙されて殺されたことに気づいてしまう。
「僕がお前を愛しているわけがないだろうが。僕は昔からずっとベルナデットだけを愛している」
「クソ女からわたくしのものを全て取り返してやったわ!ああ長かった……この国に〝聖女〟なんていらないのよ」
「ヴィヴィアン・ラームシルドを死の森に捨てろ」
アンデッドが住む死の森と呼ばれ恐れられる場所でヴィヴィアンを救ってくれたのは『冥王』と呼ばれる怖いくらいに美しい男性、サミュエルだった。
「お前はアンデッドになったんだ」
「…………へ?」
ヴィヴィアンが死の森で暮らすうちに様々なことが明らかになっていく。
不思議な黒猫の謎、サミュエルの正体、ヴィヴィアンの事故死した両親……複雑に絡み合うそれぞれの物語の結末は!?
「ウフフ、わたしはあの人達に復讐したいのです」
「ほう……奇遇だな。俺もあの国の王族に恨みがある。協力しよう」
最期にベルナデットとジェラールを追い詰めるのは恐怖か絶望か……。
「わたしはあなたを許さないわ。絶対に」
(アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェ掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 18:11:30
110374文字
会話率:31%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
生まれつき女性的な容姿がコンプレックスだった健全男子の稲神奈生は、碌に男らしい日常を送れないままある日命を落としてしまう。
お察しの通りスピーディに異世界転生を言い渡された奈生は、妙にハイテンションな女神に対して『次は漢らしい人生を』とい
う要望を残し転生を受け入れる。
───しかし目を覚ますと、彼は”サキュバス”と名乗る母親の胸に抱かれていた。
欲望に呑まれた異形の者”クレイブ”が蔓延る異世界で、色欲を司るサキュバスにTS転生してしまった奈生は日常と戦いの中、迫りくるサキュバス的風習を回避し、望み通りの漢らしい異世界生活を送ることが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 15:16:59
156233文字
会話率:49%
魔導院・黒学科の三年生"黒頭巾"の『シラ』は、学年最下位の無能な魔術師だった。進級をかけた実技試験で、シラは何とかスケルトンを作り出す——だが、そのスケルトンはとんでもない奴だった。
「私の従僕よ——跪け」
「断る」
「
えっ」
「むしろお前が跪け」
あまりにも濃過ぎる自我。普通なら理性のないはずのスケルトンにはっきりと理性が宿ってしまった。彼の名は『ルドルフ』。その名は高貴なる狼を意味する。これは、史上最強を目指す剣士の骸骨兵ルドルフと、ある秘密を抱えた"黒頭巾"シラの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 21:37:09
3090文字
会話率:41%
王国の大神殿に仕える聖騎士。その精鋭中の精鋭6人を人は「6聖剣」と呼んだ。
しかし、とある朝、大聖堂の祭壇にその6聖剣の内の2人の首が置かれるという、衝撃的な事件が起きる。
犯人とされる死霊術師は「3年前の大罪者は、死霊によって闇に
葬られる」という謎のメッセージを残していた。
大神殿は50名の聖騎士によって警護され、外部者はそう簡単に侵入出来ない。
それは「英雄6聖剣を殺し、その首を祭壇に置いた死霊術師は、大神殿の中にいる」という事を意味していたのだった。
次々と祭壇に置かれる首。 …死霊術師とは一体誰なのか!?
聖騎士候補生のアレス、ルリア、そして司祭見習いのクリフ。幼馴染み3人組が死霊術師と3年前の陰謀の謎に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 08:18:05
10895文字
会話率:47%
物語の舞台は江戸時代の初めころ。
たぐいまれな鉱山技術で徳川幕府に莫大な富をもたらした怪人――大久保長安。
彼の遺した隠し金山の地図が、不吉な事件の幕開けを告げる。
甲州にあるという長安の隠し金山。しかし地図に従い、調査に向かった
ものたちは凶悪な化け物となってもどってきた。
不吉な屍『凶屍』と呼ばれる怪物となった彼らにかみつかれると、かみつかれたものも凶屍と化してしまう。
この事態を脅威に感じた徳川幕府は幕臣大久保正重と忍びの血を引く三人の娘――高坂野菊、風魔小夜、胡蝶を現地に派遣し、調査に当たらせることにした。
戦国の世も終わり、忍びの価値も薄れかけた時代――一族の命運をせおった少女たちの死闘が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 21:00:00
143081文字
会話率:32%