会社員の千花は、仕事中に前触れもなく異世界に召喚されてしまった。どうやら巻き込み事故らしい。
同時に召喚された後輩社員は聖女に認定され、国王の妃に。
一方、不要なおまけ扱いの千花は、この世界の災厄の元凶といわれる「人喰い邪竜」の生贄に差し出
されてしまう。
死を覚悟した千花の前に現れたのは、人間の言葉を話す竜(ドラゴン)だった――。
社畜女子と孤独な竜人が出逢って始まる、異世界のお伽話。
☆短編で描き切れなかった部分を書いてみたくなりました。
大筋は変わりませんが導入部分から加筆しています。お目にとめていただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 22:05:11
64264文字
会話率:38%
眠る赤子を優しく舐める猫。
その愛情に感謝して。
って言いながら結構な役押し付けてごめんなさい。
最終更新:2023-03-26 00:00:00
17105文字
会話率:30%
――月の女神に見護られた世界。――
この世界には魔力が存在し、動物や人は魔力を帯びすぎると変容する。動物は魔物となり、人も同様だと言い伝えられているが定かではない。
また世界に5つあると言われる神器は、かつて地上に在った女神の力が込め
られており、いまでも世界を護る力を帯びていると云う。
セレネ・バンブリアは、前世の記憶と知識を持って生まれた。この世界では商会を営む父、母、弟と商品開発に邁進する毎日を送っている。その甲斐あって父は男爵位を得ることに成功!更に商会を大きくすることに生きがいを感じる毎日を送っていた。
そんなささやかな野望を持つだけのしがない男爵令嬢が、格上の伯爵令息に請われて不承不承に参加した王立貴族学園の卒業祝賀夜会。そこで身に覚えの無い突然の婚約破棄の舞台に巻き込まれ、暗殺者に命を狙われてしまう。
そして巻き込まれた中で、存在がはっきりとしてゆく『5つの神器』『月へ去った女神』『帝』とは、セレネの遠い前世の記憶の中にあるお伽話の『かぐや姫』なのだろうか?
『月の女神に見護られた』世界で、家業を大きく発展させたいだけの男爵令嬢セレネの前に立ち塞がる『5つの神器』。セレネは無事、家業を一緒に盛り立てられる婿を取れるのか!?
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 09:00:00
813158文字
会話率:44%
むかしむかしある所に、三人の王子様達が居ました。
長男は笑顔を崩すことなく、男性、女性に人気の美しい王子様。
次男は顔だけは良いのだが性格に難がある、正真正銘のバカ王子。
三男は周りから『変人』と呼ばれている、変わった王子――である。
実
は三男の王子、カイルには秘密があり、彼は男ではなく、女だと言う事。つまり、第一王女である。
しかし彼女は隠さなければならない。女とばれてしまったらどうなるかわからない……これは生まれた時から決められた事なのだ。
母親は必死に女だと言う事を隠した。隠さなければ、父親である王に何をされるかわからなかったからである。
そして、カイルが女だと言う事を知っているは、信頼している人たちのみ――第一王子、アルフィードもその一人だ。
このお話は、そんな訳あり男装王子の周りに訪れる、ちょっと歪なお伽話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 16:00:00
62957文字
会話率:50%
呪いの果実を食べた姫は、美しい髪が怪物となってしまった。呪われた身体のまま城に帰ることを許されず、魔法使いによって、雲より高い塔に囚われた。塔の下では勇者や騎士が塔の攻略を試みるが、当のお姫様は別の計画で忙しいようで……。
全3話の恋のお
伽話です。短いのでお気軽にどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 12:12:51
6117文字
会話率:36%
夜の街には酔っ払いが蔓延り、感受性の麻痺した大人が遊びに飢えている。
この街の住人に代々伝わる有名なお伽話「ムーンフィッシュ」の存在を知った男は目の前を横切る女性に手あたり次第声をかける。
街角の魚は「ムーンフィッシュ」シリーズ
の1つです。シリーズとしていますが各話完結となっております。
他にも「~の魚」という表題がムーンフィッシュシリーズですので合わせてお読み頂けると嬉しいです。この街角の魚を含め、~の魚で語られる「ムーンフィッシュ」以外の物語は、酔っ払いのために作られた道化話です。
「ムーンフィッシュ」という物語だけが真実です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 11:00:00
3058文字
会話率:36%
お伽話を始める男女の愛。
最終更新:2023-02-13 23:39:12
739文字
会話率:0%
とある小さな町の便利屋の青年兎は、ある依頼を受ける。
それは、お伽話の『かぐや』を受け取りに行く依頼。
眉唾もんの話だが、ただの簡単な依頼で、そこそこ金になると依頼を受けるが・・・
『かぐや』を巡る騒動に巻き込まれてしまうはめに・
・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 09:00:00
15260文字
会話率:19%
小学六年生の羽鳥紗雪(はとりさゆき)は、ある夏休みの朝、外が雪景色になっていることに気付く。しかも自分以外の人間は目が覚めないらしい。
外へ出た紗雪は、氷で出来た城を見つけるが、そこには紗雪そっくりの、〈雪の女王〉と名乗る少女が待ってい
た。彼女は何故か紗雪を〈スノードロップ〉と呼ぶ。
他にも、〈お伽の国〉という童話の世界から〈青い鳥〉がやって来て、この世界を冬にした〈雪の女王〉を止めるように頼まれる。紗雪は元の世界を取り戻せるのか。
お伽話は、子供だけのものではない。シンプルなストーリーにも、生きていくための知恵がある。ファンタジーと現実の間のジュブナイル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 20:38:25
16562文字
会話率:48%
式上荊は悪魔と契約した悪魔使いである。
死神と呼ばれ、絶対強者として裏社会に生きていたが、とある事情から、所属する組織に制御不能と判断され、処刑対象になってしまう。
悪魔の力で死なない荊は組織の手に負えず、生きたまま異世界へと追放され、元の
世界から存在を抹殺されてしまった。
異世界に飛ばされた荊は、呪われた島で生贄として捧げられた少女アイリスと出会う。
生きる目的を失った荊は、アイリスとともに幸せになるために生きていくことを決める。
二人はギルドに所属し、一筋縄ではいかない依頼を解決すべく、悪魔たちとともに駆け回る。
*****
第1部 死神は異世界に追放される
死神と呼ばれた悪魔使いが、死神の生贄になった不運の少女と出会う。
生贄少女を助けたり、ギルドと騎士団の因縁に巻き込まれたりしながら、生きる意味を見つける。
第2部 死神は呪われたお伽話を紐解く
死神の呪いで眠り姫となった少女を巡り、死神は騎士と呪術師とともに奔走する。
明るみになった真実は、血と呪いに塗れた凄惨な物語。
第3部 死神と勇者と魔王と聖女
死神は魔王討伐の旅をする勇者一行と遭遇する。
勇者を名乗る男は元の世界で死神が半殺しにした男、お供の聖女は生贄の妹。国を上げた豊穣祭のさなか、魔王の息子も現れ、平穏は脅かされる。
*第二部完結しました。
*カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 09:00:00
816374文字
会話率:38%
『年増の変わり者令嬢』としての年貢を収め、王妃として嫁いで数年、肩書きばかりのお飾り後妻として孤独な日陰暮らしを送っていたヒルデガルトは、ある日怪我のショックで前世の記憶を思い出し、ここがお伽話の『白雪姫』に似た世界であることに気付く。
既に立派なレディーとして成長している継子は可愛らしい容姿ながら、実際は意地悪で我儘放題だし、仕事はデキるが家庭を顧みない夫である国王とは数えるほどしか会話をしたことがないという放置っぷり。
クセの強い親子とはなるべく関わらないように息を潜めて暮らしていたけれど、お伽話の知識から、鏡に話しかけてみることに。
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのはだぁれ? ……なーんてね」
「それは――このアタシに決まってるじゃなァい!!! おバカなこと聞いてんじゃないわよ!」
「ふぇっ!?」
鏡の向こうから返事をしたのは、絶世の美男子(オネェ)で……!?
繰り広げられるダメ出しの嵐に振り回される白雪姫の継母と、そんなヒルデガルトを振り回す鏡の向こうのオネェの物語。
※R15は念の為折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 12:00:00
131787文字
会話率:28%
本作品は「風の国のお伽話」の続編であり、同作および「風の国のお伽話(幕間)」をお読み下さった方々に向けて書かれたものです。
風の国のお伽話:https://ncode.syosetu.com/n1147go/
風の国のお伽話(幕間):htt
ps://ncode.syosetu.com/n0966gw/
未読の方はそちらを先に読んでいただいた方が楽しめると思います。
むかしむかし、あるところにあったヴィンティア王国という名の風の国の、山村での戦いの後の物語。
小さな子爵領の臨時領主を国王から命じられた王族ユーキと、ユーキに戦いの才能を見出され生まれ育った愛する村を出て仕えることになった村人ケン。
前領主の遊蕩とその悪徳代官の放埓のために乱れた領をを立て直すため、周囲の者達や不思議な森に棲まう妖魔にも支えられながら、懸命に努力する二人。
やがてケンはユーキに命じられ、王都で近衛軍の訓練を受けてさらにその才能を磨く。
しかし王都には胡乱な貴族達もおり、国の権力の座を奪い取ろうと怪しげな企みを始め、ついには王家の人の動きに乗じて大事件を引き起こす。
魔法は無い。ジョブもスキルもアビリティも無い。そんな世界にもヒーローが必要になる時はある。
力を合わせて国の危難に立ち向かう二人と、二人を支える周囲の人々を描いていきます。
魔法っぽいものは妖魔にしか使えません。人間の戦いは剣や弓矢などの武器だけで行われる世界です。
妖魔は気に入った人間以外に関わることは好みませんが、その領分を侵せば容赦はしません。その強さは、人間は到底太刀打ちできないほどのものです。
戦闘で人が死傷する描写がありますので御注意ください。
第二部ではケンの恋愛が描かれますが、第一部同様に甘っチョロいです。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
表紙絵は雪丸ぬん先生作。使用許諾を得ております。
※ノベルアッププラスと同時掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 17:00:00
754349文字
会話率:48%
風の国のお伽話の第一部と第二部の間のお話となります。
最終更新:2021-11-22 17:00:00
26129文字
会話率:60%
むかしむかし、あるところにあったヴィンティア王国という名の風の国の、王都と小さな山村で起きるありきたりかもしれない小さな事件。
だが当人たちにとっては生死にも関わる重大なその事件の前後で、王族の連枝の末の王子ユーキと村長の養子ケンが試練に立
ち向かう物語。
他領からの養子である自分を優しく受け入れてくれた村を愛して止まず、無法代官の非道から村人たちを懸命に守ろうとして戦いに臨むケン。
国民の幸せを信条として修行に励むうちに、ケンたちの訴えを取り上げた国王に命じられ、監察使の見習いとして現地へ向かうユーキ。
魔法は無い。ジョブもスキルもアビリティも無い。そんな世界にもヒーローが必要になる時はある。
それぞれに困難に向き合う二人と、二人を支える周囲の人々を描いていきます。
魔物は少し出て来ますが、人間がその領分を侵さない限りは手を出して来ません。
魔法っぽいものは魔物にしか使えませんので、人間の戦いは剣や弓矢などの武器だけで行われる世界です。
闘争や人が死ぬ描写がありますのでご注意ください。
恋愛部分は甘っチョロいです。
※ノベルアッププラスにも転載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 17:00:00
498232文字
会話率:54%
※前作から地続きですが、単体で読めるように書いていくつもりです。
お伽話を村の子供達に聴かせた時は決まって夢をみる。
泣きそうな女の子が、僕に向かって何かを話しかける夢だ。
何を言われているのかは、わからないけれど。
夢から醒める時
に、最後の一言だけは聞こえる。
いつか、どこかで折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 18:00:00
473808文字
会話率:44%
倉木おかゆ氏のエッセイ「なろう系小説はもう飽きた? 私が書きたい本格ファンタジーの世界」に触発されて。
上記、読み物としても楽しいので、まだ読んでいないという方は是非是非ご一読を。
私も私の書きたいものを声高らかに表明しま~す。
最終更新:2022-09-18 08:23:43
2815文字
会話率:0%
精霊の血を引くザーフィヤは、美しいが小柄で非力だった為、村ではお荷物として扱われていた。
ある日、ザーフィヤは一人でいるところを攫われ、更には途中で捨てられてしまう。縛られたまま地面に転がる彼女の前に現れたのは、奴隷出身の若き将軍、マジュヌ
ーンだった。
マジュヌーンに助けられ、ザーフィヤは彼の館で暮らし始める。彼女はマジュヌーンへの思いを募らせてゆくが、残虐な暴君、バフダルが美しい彼女に目を付けた。
こんな方におすすめ:
夢のあるお伽話が読みたい
細かいことはいい
※人が攫われたり、奴隷市場があったり、遊びで人を殺す暴君が出てきたりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 21:42:29
15581文字
会話率:30%
冥府の「神」である葬頭河婆の転変と人生。昔ながらの因果応報、自業自得、勧善懲悪のお伽話。
最終更新:2022-09-04 04:09:51
3496文字
会話率:59%
「鏡宮のご祭神は2枚の神鏡(みかがみ)で、これが虎石(コセキ)にという珍しい名の石に措かれている。参拝者は誰でもいつでも見られる」という情報に興味をそそられ、ある神社に調査に参じたが、あったのは、川に突き出た洲に設えられた小さなヤシロのみで
、神鏡も虎石も、何もなかった。
2年来5回目に、辛うじて、ヤシロの脇を流れる川の底に、巨岩と思われる虎石の一部を発見した。相手は、小さいながらも磐座(いわくら)なので、発見の難儀には文句のつけようもないのだが、鏡宮の来歴、現況を調べても、案内本の情報以上のことは分からなかった。なので、このご神鏡と虎石について、お伽話を仕立ててみた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 10:27:57
2463文字
会話率:0%
【概要】熊野街道伊勢路の瀧原宮(三重県大紀町)付近で出会った「足神」と名付けられた大きな”溜まり石”の物語。不気味なお顔に加え、その名について、いつ、だれが、どこから持ってきてそこに置いたのかを町の観光課、観光ガイド、瀧原宮神職に訊ねたが、
何の手掛かりも来歴も分からなかった。のちも、ずっと気にかかっていたので、短編にまとめた。
古典的な因果応報、自業自得、勧善懲悪系のお伽話。文末に【教訓】をつけておいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 10:36:07
3115文字
会話率:5%
少し丈夫な高校生「三上祐(たすく)」は幼馴染とともに、過去に友人が行方不明になる原因となった異世界への入り口「虚空(ホール)」を探していた。その最中で、精霊を操る不思議な少女「一之瀬沙月(さつき)」に出会う。
後に一之瀬と学校で再開した三上
は、姿を隠してしまった精霊を協力して探す約束をする。その際、一之瀬は学校で文武両道・才色兼備の有名人であると知る。
三上は全部で4匹いた精霊の内、シルフは三上のそばで、ニンフは一之瀬のそばで、ノームは学校の敷地内で順調に見つかるが、火の精霊であるヴルカンは見つけにくいと一之瀬に伝えられる。一之瀬はヴルカンを呼び寄せるためと、魔法の使えない三上のために、別の日に学校で練習しようと提案した。
三上が魔法を使えない理由が、多すぎる魔力を制御しきれていないことであると知った一之瀬は、魔力を使用しない精霊魔法を三上に教え、三上は初めて魔法の使用に成功する。さらに、潜んでいたヴルカンを見つける。
一之瀬は過去に親友を事故で失って以降、自分を押し殺し皆の求める理想の人物であろうとしていたが、三上に対しその事故以来初めて自分の本心を伝えてみようと考える。 その矢先、一之瀬のミスで三上は車に撥ねられてしまう。
それを見てしまった一之瀬は過去の記憶が蘇り、突如として開いた虚空にのみ込まれる。
頑丈さ故に一命を取り留めた三上は、一之瀬が虚空に落ちたことを知り、救出に向かう。
一之瀬が落ちた先はいくつものお伽話が混ざったような世界だった。お菓子の家でもてなされた一之瀬は、親友にそっくりな魔女から元の世界に帰らない選択肢もあると告げられる。
一之瀬に追いついた三上は、帰りたくないと言う一之瀬に元の世界で一之瀬が必要とされていることを伝える。それに対し一之瀬は過去に起きた事故と親友に似た魔女の話をする。その話を聞き、一之瀬の見ている魔女は幻覚であると指摘したことで、魔女の姿は消えてしまい、現実を受け入れられない一之瀬は逃げ出してしまう。
取り乱した一之瀬は逃げる過程で現実に引き戻そうとする三上を拒絶するあまり、誤って炎の魔法を放ってしまう。火の中を無理矢理進み、一之瀬に追いついた三上は自身の過去となぜ助けに来たのかを話す。ありのままの自分でいていいと言われた一之瀬は元の世界に帰ることを決意する。
虚空が閉じるギリギリで脱出した後、安心した三上は意識を失う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 01:46:43
57428文字
会話率:39%
魔法が廃れた世界でも、十六歳の誕生日だけは特別な力が宿ると信じられていた。シャルロッテ王女は、その特別な力を母親の治癒に使おうと、誕生日の朝、薔薇の花びらの朝露を集めて祈りを込めた。
だがそこへ霧の魔女が現れ、王女の力を奪って肉体を取り戻す
と、王女に呪いをかけ、姿も声も人に届かなくしてしまう。
月日が流れ、王女の話はお伽話となる。
隣国のアレクサンドル王子は、ある夜、クーデターに巻き込まれ深手をおうも、シャルロッテの癒しの力で命を救われる。それ以後、彼女の姿が見えるようになるが、声は聞こえないため会話ができない。シャルロッテが幽霊でないと分かったアレクサンドルは、なんとか彼女を元に戻そうと奮闘するが――。
ファンタジー要素有りの、お伽話風(?)異世界恋愛ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 16:15:58
69556文字
会話率:48%
ある日、一人の旅人が一軒の宿に泊まった。そして、その宿の主人から、ある話を聞いた。それは、残酷な話だった。
最終更新:2022-06-23 10:25:55
88971文字
会話率:75%
そこに居るのは誰なのか。
目を凝らしても顔が分からない、手を伸ばそうとすると掻き消える。逢魔が時とはそういう時間のことを言う。
現代、ひっそりと、だが確かに〈黄昏〉という組織は存在する。そこに存在するのは、今を駆ける死に損ない達。
ある者
は死に場所を求めて、ある者はただ生を謳歌するべく、ただそこに生きている。
とある三人の少年少女達はそんな組織に所属していた。
逢魔が時に蝶が舞えば、そこはもう彼らの世界。
月を見上げて、空に乞い、星を恨んでも逃げられない。地平線に消えゆく太陽を追いかけたって、何も変わらない。
暁闇の訪れを待つ時間なんてない。
これはひとつのお伽話。
黄昏時に生きる死に損ないの物語だ。
※『セシャトのWeb小説文庫』(https://ncode.syosetu.com/n0469em/)の8月紹介作品でした。そちらも合わせて見て頂けるとより楽しんで貰えます。
※沢山レビューや感想を頂いております。ぜひご覧下さい。
■改稿状況◆
全部分改稿完了(2020.9.25)
※閑話は改稿していません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 21:21:04
362940文字
会話率:40%
風変わりな王と妃候補と妹の千夜目と一夜目とプロローグとエピローグ。
最終更新:2022-05-31 22:06:48
1876文字
会話率:48%
舞踏会に颯爽と現れた彼と視線が交差した刹那、私は恋に落ちてしまいました。まるでお伽話のような運命の出会いに胸が高鳴り、頬は夕陽に照らされたように熱を帯びました。勘違いでなければ、あの方も薄紅色に染まった視線でこちらを見つめて下さっていたと
思います。
「イザベラ姫、一緒に踊って下さいませんか? ……」
差し伸べられた彼の手を取って、私は「はい、喜んで」と微笑もうとしたのです。しかし、私の口から飛び出た言葉は……。
「……それより私と房事しませんか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 20:06:04
2337文字
会話率:64%
もふり。
自分が唾を飲み込む音が、そう聞こえてしまう程に、そのモフモフは凄まじいモフみを周囲に発していた。こんなに大きく立派なモフモフが、この世に存在していたなんて……。まるでお伽話に登場する伝説の生き物のようなその雄姿に、私は興奮を
隠せなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 20:03:21
2351文字
会話率:0%