アマギはとある街に訪れていた。
照り付ける太陽に嫌気が差しながら、街に入ってすぐにあった酒場へと逃げ込む。そして空腹からそのまま食事を取る事に。
異様に空気の乾いた酒場では、他の客の愚痴が響いていた。
「ったく、水不足はいつまで続くんだ
よ」
水不足を解決するために行われるこの街の儀式、雨乞い。
何度も行われる雨乞いとその捧げ物が、生活の負担になっているとの愚痴が溢れていたのだ。
店主に聞いてみると、もうずっと雨が降っておらず、たまに降る雨が待ち遠しくて仕方がないらしい。
こんな街はさっさと去った方が良いと助言され、諦めムードな住民を見たアマギは、つい不服そうな顔を返す。
「じゃあ会いに行こうか。空の精霊に」
雨の降らない異常気象。その理由を、アマギは知っていた。
少しでも面白い、期待出来ると感じたら、評価☆やブックマークを押して頂けると励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 21:10:17
8736文字
会話率:55%
とくに神に愛された神子姫に贈られる称号、フランツィスカ。
歴代の神子姫(フランツィスカ)のなかでも雨乞いの儀式によって必ず雨を降らせるといわれているイルムヒルトはある日、魔力が枯渇する。
魔力がなければ、雨乞いの儀式を行うことができない。
そこで、神殿の指示によって、その国を形成する六部族のそれぞれからもっとも魔力の高い者と見合いをし、伴侶を選ぶことになった。
その中のひとりハーラルトは、実は幼いころに会ったことがあった。
イルムヒルトは魔力を取り戻し、この地にふたたび雨を、天の恩寵をもたらすことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 18:00:00
36448文字
会話率:41%
雨乞いならぬ、雪乞いのお話です。
最終更新:2023-12-16 23:00:00
7028文字
会話率:24%
天気予報も良く当たるようになりました。
偶然や奇跡を祈るのはもうしないです。
だって雨乞いしても雨降らないもん。
最終更新:2023-12-05 08:46:09
574文字
会話率:3%
その村が属する地域では、定期的に雨が全く降らなくなる。その度に先祖たちは雨乞いを行い、再び雨を降らせてきた。しかし、今回はその雨乞いが通用しなくなってしまう――。
最終更新:2023-11-07 19:23:55
4155文字
会話率:67%
集落に居場所のなくなった雨乞い師の娘は、ひとつの風景を胸に砂漠へと旅立つ。
キーワード:
最終更新:2023-10-15 09:33:45
3613文字
会話率:0%
「男爵令嬢アニーミア、ただ今をもって君との婚約を破棄する!」
王立貴族学園の卒業プロムパーティの席上でギャニミード伯爵令息に婚約破棄を言い渡された主人公アニーミア。理由は海外に遊びに行きたいからだと?失恋の痛みを癒そうと、自室のバルコニーか
らお月様を見上げていたら、そこに月の化身が現れて。
1万字以内のハッピーエンドです。
拙作「雨乞いに失敗した聖女は婚約破棄され毒死を賜る~さてどうしよう?」https://ncode.syosetu.com/n7626ig/ と同じ国、3年後のお話ですが、名前が出てくるだけでキャラはかぶってません。読んでいなくて大丈夫です。
本作に出てくる教会の別棟で聖女ユリアは暮らしていたことになります。
***武 頼庵(藤谷 K介)さまご主催の『月(と)のお話し企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 01:00:00
9465文字
会話率:47%
聖女ユリア21歳は、雨乞いを故意に失敗させただけなのに、責任を問われ夜会でまさかの婚約破棄をされ。王太子と聖女が結婚するのがしきたりの国で、王太子サルム殿下24歳は冷酷に言い放った、「聖女ユリア、君との婚約を破棄する!」。そればかりでなく王
太子はユリアに「いなくなってほしい」らしい。ユリアの前に5種類の毒を並べ、「聖女なら死なないだろう、証明してみろ、死ななければ追放で済む」とのたまわる。黒幕は『黒衣の修道司祭』とその修道会に育てられた黒聖女。ユリアはどうやって生き延びる? 毒が回って身動きの取れないユリアに訪れる甘々じれじれ、ハッピーエンド。1万5千字程度です。
*主人公が昏睡状態に陥るので、保険として「残酷な描写あり」です。
**毒物に言及するのでR15です。実際にある植物名が出てき、ある程度事実に基づいていますが、中毒症状及び致死量は千差万別で責任が持てないので絶対に真似しないでください。
毒草は食べてはいけません。薬草も量を間違えると毒です。
※この作品は、柴野いずみ様ご主催の『ざまぁ企画』に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 17:00:00
16540文字
会話率:34%
雨乞い。命乞い。
持たざるものの処世術。
最終更新:2023-10-05 07:00:00
314文字
会話率:0%
雨の降らない日が長く続く集落があった。住人の一人であるミヨは、ある日見知らぬ子供から古い木製の人形を渡される。
※和風ファンタジーの様な、ホラーの様な話です。
ジャンルはどれが最適なのか迷って、仮でホラーにしました。
(いずれ変更するか
もしれません。)
※こちらの小説はHPや他の投稿サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 06:00:00
15140文字
会話率:48%
ワタリミヅハに連れていかれたくなかったら、「とがはらみ」と3回唱えると良いよ。
龍神の巫女はおかみさまに雨乞いを祈祷する。かみはらの役目を全うしなければ、祟りがあるよ。
みつちさんに呼ばれて返事をすると、連れていかれるよ。
みつちさまは巫女
を捧げよと言ってるよ。
氷川叶(かなう)は、双子の姉の希(のぞむ)が遺体で見つかったことで、生家菟上(うなかみ)本家に呼び戻される。
無理難題を押しつけられて、雨の中屋敷から逃げ出すが、みつちさんに魅入られてしまいお祓いを受けることに。
因果はどこから生まれたのか。どこから祟りは始まっていたのか。祀っている神は一体何者なのか。
このまま、この屋敷にいると、きっと私は命を取られる。
叶は屋敷から逃げ出す機会を狙うが、意図しない運命に巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 20:07:27
106831文字
会話率:30%
時は江戸。その年の日照りはいつになくひどかった。雨ごいのため、夜中、神社にお参りしていた百姓のせがれ、十歳の信八(しんぱち)と、その飼い犬、鳶丸(とびまる)は、奇妙な物音に導かれて、不思議な出会いをはたす。
全五話完結済み、約15000字で
す。
霜月透子様・鈴木りん様主催『ひだまり童話館』開館八周年記念祭(2023年2月22日開催)参加作品です。使用したお題は、「たぷたぷ」(メイン)、「ぬくぬく」「八」(サブ)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 13:28:38
15435文字
会話率:23%
ジョークのようなエッセイのようななにか。
最終更新:2022-11-21 20:28:50
1100文字
会話率:0%
タリシア姫は、姫とは名ばかり。貴族の座敷牢に監禁され、日照りが続くと引き出されて雨乞いさせられる。
確実に雨を降らせるし歳をとらないので、座敷わらしか、あやかしの類いと噂されていた。
ある日、見張りに立ったのは、新しく雇われた青年ギード。優
しく思いやりのある言葉と心に、タリシアの心は揺れた。
逃亡を企てたことも遠い昔にしあった。だが、救おうとしてくれた者は皆殺された。
それに、数度の逃亡の末、タリシアには、求婚され婚約しなければ外れない首輪が嵌められてしまっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 12:04:00
11531文字
会話率:25%
異世界転移/現代っ子/女主
最終更新:2022-10-21 01:01:58
2012文字
会話率:40%
異世界転生したらそこは血と鮮血が飛び散る村育成ゲームのシステムで作られた異世界。
初っぱなに記憶喪失になった主人公サクは狂喜の異世界『雨乞いフィーバータイム2.14』で生きていけれるのかっ!
仲間は頼れるツッコミナビゲーターの骨のホネ
子ちゃん。
そしてアホの子義輝ちゃん。白髪巨乳美少女で中身は男?三秒で嫌なことは忘れて一歩も歩かずに調子にのる。雨乞い2.14の異世界で最弱の存在なのに今日も元気にアホ全開っ!
記憶喪失のサクに骨のホネ子ちゃんはペット枠の義輝ちゃんをいじりながら獣、ヒャッハー、赤フンの脅威から生き延びる。
油断したら即死、即ち死の世界の異世界『雨乞いフィーバータイム2.14』。
たまに出会えば生存を諦めないといけない三大死に義輝ちゃんの天敵折れ鍬赤フン野郎にほかにも隣の正宗さんにヒャッハー元祖の島津一家と危険が盛りだくさん。
「義輝ちゃんガードッ!」
「ふぎゃーっ!」
『義輝を犠牲にいまの内に逃げましょうっ』
『釣り合う二人はバカップル』から派生した作品です。あっちは少しまともでこちらは常におかしい物語です。
『釣り合う二人はバカップル』https://ncode.syosetu.com/n2608hs/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 18:34:43
54798文字
会話率:62%
童子カンナは、悪魔憑きであることを伏せて雨乞いなどを行う神代になるべく幼馴染の右京サクラとともに国立神子養成学校に入学する。
神様が暮らしているこの世界で、悪魔は天敵である。悪魔憑きであるために幼い頃から神様に嫌われてきたカンナは、神代に
なるためには必須の神様の力を借りるための仮契約が未だにできていなかった。
悪魔に取り憑かれていると知られれば、即処刑されること間違いなし。秘密を守り通すために平凡で勉強ができない風を装い入学するが、努力の方向性を根本的に間違っているせいでその仮面は入試の段階で学園長である十六夜チハヤに見抜かれていた。
そんなことは露知らず演技を続けるカンナは知らない。茶飲み友達だと思っているテンが、神様の中でも高位の鬼の神の長・雷電であり、幼い頃にとうに彼との契約が済んでいることを。
個性豊かなクラスメイトたちとの学園生活は平穏に過ぎていくように思われたが、新入生歓迎会と称した毎年恒例の禊で事件は起こる。
禊を避けるために、カンナに取り憑いた悪魔・マルファスが悪鬼を呼び寄せたのだ。それなりに強い鬼を呼んでくれたせいで禊どころではなくなり、その場は大混乱。
悪鬼を退治するためにマルファスの力を借りたせいで無能ではないことが露呈し、入学早々希望していた神代ではなく戦闘特化の神薙を目指すことが決まる。
マルファスが憑いているせいか、学園生活は平穏からどんどん遠ざかって行く。
そしてある日、悪魔の王であるサタンがマルファスの気配を察知して接触してきて……!?
悪魔のナンバーツーに取り憑かれ、鬼の神の長に見初められたカンナは無事に秘密を守り通して学校を卒業できるのか……?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 18:36:51
29225文字
会話率:64%
高校生の日向晴生は自他共に認める晴れ男。修学旅行に山頂にある地図に無い神社へ訪れ、境内にある祠に吸い込まれると、異世界へ召喚をされてしまう。異世界からやってきた勇者だと崇められ、山奥に潜む雨乞いの悪い魔女を討伐して欲しいと命じられ、晴生は一
人彼女へ会いに行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 16:04:07
14626文字
会話率:45%
女は、とあるバザーで牛の頭部を売っている店を見つけた。
何故かそれに惹きつけられた彼女は、店主の男からそれ――牛の首の逸話を聞くのだが……。
※この作品は家紋 武範様主催、『牛の首企画』参加作品です。
最終更新:2022-07-21 13:13:42
2259文字
会話率:17%
少年はある日、クラスの人同士のしていた会話からとある噂を耳にする。
「雨の降っている時に砂浜に行くと人魚に会えるらしい」
そんな何の根拠もない噂話。しかしその噂話は、少年の心を強く惹きつけた。
それからしばらく経ったある晴れた日のこと。
電車に乗って砂浜近くの駅で降りると、途端に雨が降り出した。
降り出した雨を見て、クラスの人がしていた噂を思い出した少年は急いで砂浜に向かうと、そこには世にも美しい人魚がいて……。
メインで進めてるブロット作りの息抜きに書いたものです。細かいディティールは一応頭の中にありますが、そこまで書いちゃうとかなり長々としたものになってしまうと考えて、詳細はぼかして書きました。(話の真相は書いてあることをしっかり読めば予想のつくようにはなってる筈です)
そんなに長くもないので、皆さんも息抜き程度に軽く読んでもらえたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 08:00:00
5880文字
会話率:24%
ちょっと懐かしい、ファンタジー童話です。
日照りが続く、山の奥にある村で。
お殿様の使者の命令で雨乞いのために必要な御神木の松を切ることになった、木こりの重松さんのお話です。
最終更新:2022-05-25 19:00:00
2937文字
会話率:7%