7年前に失踪した父親の手がかりを求めて、王都にやってきた主人公(18歳・女)は、職安で出会った王子様にリクルートされ、彼の妹姫のメイドとして働くことに……というお話。
萌えるメイドは出てきません。イケメン王子との恋バナでもありません。
いわゆる謎解きミステリーとも違います。事件は起こりますが、探偵役は出てきません。
魔女の伝承が息づく架空の王国を舞台にした、王位継承を巡る陰謀劇(を目指して)。
たまに重たい話も出てきますが、基本は気軽に読めるライトな話になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 16:02:54
1039513文字
会話率:35%
この作品は、拙著「勇者様が帰らない(https://ncode.syosetu.com/n4756ff/)」の続編です。第1部を読んでない方は、ネタバレにご注意ください!
あらすじ――――
一度は離れ離れになり、別の道を歩まざるを得
なかった勇者リーズと、かつての仲間だったアーシェラ。だがリーズは、仲間を訪問する旅にかこつけて、人々に忘れ去られた辺境の村に住んでいるアーシェラの家を訪問し、そのまま居ついてしまう。
ひそかに両思いだった二人は、一緒に過ごしていくうちに恋心が高まり、とうとうお互いに告白。勇者リーズを連れ戻そうとする王国の魔の手を払いのけ、二人はついに結ばれたのだった。
アーシェラと結婚し、勇者リーズは今や小さな村の一員になった。
冬を前に、新しい村人たちが加わり、かつての仲間たちとの連絡も復活した。
戦いが終わって復興していく世界の中で、リーズは自分を愛してくれるアーシェラの「夢」を思い出し、その実現に向けて進んでいくことを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 11:13:33
667080文字
会話率:49%
ファンタジー系乙女ゲーの世界の悪役令嬢として転生したエリザ・カルディアは、貴族の娘にも関わらず恋愛ゲームの世界というイメージからは縁遠い幼少期を送る事になる。そもそものゲームの舞台となる学園生活まで生きていられるかすら疑わしいとはどういう
事なのか。ゲーム世界では華やかな学園生活に関係ないとばかりに殆ど登場すらしなかった隣国の情勢の変化から、まだ幼女なのに武器を持たねばならない立場になっていく。
一体どうしてこうなった。
チート能力はありません。魔法も使えません。倫理観は、生まれ変わってちょっとおかしくなったかもしれない。
二稿版になります。旧版よりもゆっくり展開です。
アリアンローズ様より書籍版全三巻が発売中です。こちらもよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 15:08:12
668891文字
会話率:31%
魔法の無い世界で生きた前世の記憶を持って生まれたため、魔法を極める道をひた走る公国の公女アドルフィーネ。
より高度な魔法教育を求めて隣国に留学し、王の宮廷に滞在していたとある日の夜会で、突然その国の王子から「婚約破棄だ!」と怒鳴りつけられる
のだが……。
なんだか面倒くさくなってきたので研究開発していたTS魔法を使ってみることにしたら、便利すぎて全部なんとかなりました。
タイトル通りの軽めの読みもの。恋愛要素は無し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 03:17:44
6464文字
会話率:21%
西園寺子爵家のご令嬢、西園寺沙羅。堅苦しい肩書きとは裏腹、研究バカ奇天烈唯我独尊令嬢の沙羅は、元気に戦場で資源を集め、戦いと研究の毎日を謳歌していた!
今日も元気一杯に戦場に飛び立ったところ、あれ?なんか敵の戦車に狙われてる美少女が!?
気まぐれで助けたところ、色々な事に巻き込まれて!?(ちなみに、巻き込んだのは本人の模様)
戦争、テロ組織、研究に婚約破棄騒動!? ちょっと、私の頭がオーバーフローするんだけどッ!?
そんなこんなで、二人の少女の物語が今、始まるッ!
地球が謎の敵性機械兵器群"メビウス"に支配されてから早四半世紀。残された人類は、最後の生存域である日本列島本土に「葦原公国」を建国し、終わりの見えない、メビウスとの戦争を続けていた。
精霊術士と軍事力を頼りに続く、終わりのない消耗戦。誰しもが終わりを願い、誰もが終わらせられないこの戦争。絶望が蔓延する中、二人の少女の出会いが、世界を揺るがす。
年不相応な精霊術の使い手、如月海凪。
精霊術の紛い物に手を染める研究者、西園寺沙羅。
これは、二人の少女が、世界を変える物語。
※本作品は【連載版】を改稿したものです。【連載版】の方が更新は早いので、続きを読みたい場合は【連載版】の方を見てください。
※本作品は末期戦✕重厚な戦闘描写✕百合✕SFファンタジー✕研究✕陰謀劇etc...の詰め合わせセット、ついでに(割と)シリアスな話です。また、やや戦闘描写過多の傾向があります。苦手な方は注意してください。(あらすじ詐欺とか言うな!)
※4/10 副題を「〜精霊術全盛、滅亡待ったなしの末期戦世界を、少女は精霊魔術で立て直す。これは、婚約破棄された子爵令嬢と運命に見放された天才子爵令嬢による革命の物語〜」で確定
※設定集はこちらからどうぞ
https://ncode.syosetu.com/n3496ir/
※ep.(整数)が本伝、ep.(小数)が外伝となっています。時系列が違うので、本編のみをご覧になりたい場合はep.1.00〜の整数話数を閲覧してください。
※副題は副題です。正式タイトルは「深紅星輝─精霊魔術で行く精霊道─」のつもりです。何度でもいいます、副題は(ry
※ハーメルンでも掲載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 23:40:16
225652文字
会話率:47%
吉祥学園高等部・アウトドア活動部の5人は、買い出しから帰ろうとエレベーターに乗る。眉目秀麗で文武両道の部長と、宇宙オタクで理論家の書記、歴女で戦国武将好きの会計の3人は2年生。1年生のアニメと漫画に詳しい少女とコンピューターにめっぽう強い
少年は庶務だ。
そしてエレベーターの扉が開くと、目の前には荒野が広がっていた! しばらく歩くと放置された荷車を見つける。荷車には果実や水、種々の武器が「都合良く」積まれていた。夜になって星空を見上げ、そこは地球上ではないことを確信する。買ったばかりのテントを使って荷車のそばで一晩過ごし、翌日彼らは巨大な虫(?)に襲われている子供を助けた。その子供は髪の毛の間から獣の耳を生やし、猿のような細長い尾を持っていた――
第1部『洞窟の妖術師』 洞窟の中で邂逅した魔導師の魂魄と彼にまつわる事件に巻き込まれた彼らは、途中のあちこちで遭遇する様々な魔物と戦闘しながら進み、とうとう洞窟の妖術師と対峙する。
第2部『エルメリア王国の内紛』 洞窟を抜けた先で出会った、シュナイデルら青年の男女は、王の苛政に抵抗しようとレジスタンスを結成していた。シュナイデルらに世話になった5人は、王を操っている女神官もどうやら「異界の者」らしいと知り、元の世界に戻るすべは無いか尋ねようとする。しかし彼女が洞窟の向こうの種族を支配しようとしていることを察知し、対立してしまう。時を同じくしてレジスタンスもとうとう蜂起。シュナイデルが王宮を追われた陰謀劇を発端とするエルメリア内紛が勃発する。
第3部以降は、女神官を追う5人が、転移した世界ザラスの各地を旅するロードムービー風の物語となる。時には5人が離れ離れになったり、ロマンスが生まれたりしながら各地を転々とする。
5人は元の世界に戻ることはできるのか!?
この作品は「魔法のiらんど」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 02:05:31
44344文字
会話率:57%
シュヘラ・ロプノールは砂漠の国の姫だが、冷遇を受けていた。
よって東方の帝国皇帝が砂漠の国に親征し、シュヘラの父である国王がすぐに降伏した時、彼女は貢物として、あるいは人質として帝国の後宮に送り出されることとなった。
「貴女には嬪では
なく妃となって貰います。そして帝国風への改名を、今後は朱妃と名乗られますよう」
シュヘラを迎えに来た美丈夫の官吏、癸氏はそう告げた。
「な、なぜですか! 分不相応というものです!」
元々、親征で集められた異国の姫たちは序列三位の嬪の位が与えられる筈だったが、シュヘラのみ序列二位の妃とされたのだ。
だがシュヘラの反論は勅命の一言で封殺された。
こうしてシュヘラ改め朱妃は、後宮の陰謀劇に巻き込まれることとなる。その役割も分からぬままに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 21:40:54
143618文字
会話率:36%
時代劇やWebtoonで見た陰謀劇の知識×現代医学を元に発展させた異世界医学を武器に生きる女の話。
李氏朝鮮風の異世界に転生した玲夏〈れいか/リョンハ〉の前世は、韓ドラ&医療ドラマが好きな医大生女子だった。
彼女は二度目の人生で医学の才を
発揮し、王の主治医の座にまで上り詰め――王を看取った後、処刑される。すべては計画通りのことだった。
医学知識は弟子たちに託した。前世は研修医にもなれずに死んだけれど、奇跡の二度目で医者として全力で生きられた。もう悔いはない……と思っていたのに、
(まさか三度目があるなんて……!)
気づけば、二度目の世界の二十年後へ。リョンハあらため慧玲〈ヒェリョン〉という名の女官となった彼女は、三度目の人生を送ることになる。
前世で年下王子だった現国王の寵愛(?)をうけたヒェリョンは、王や妃嬪の不調を癒やしつつ、またもや宮廷内の事件に首を突っ込んでいく。
前々世で医学に匹敵するほど夢中になっていたもの――ドロドロ愛憎ドラマや陰謀サスペンスの知識を活かして。
これは――天才と謳われた医女への幼い初恋を拗らせてヤンデレ疑心暗鬼になってしまった国王に、生まれ変わっても恋される(けど、医学研究や治療や事件解決に夢中な)ポジティブつよつよ転生女子の話。
・一章(10話まで)は二度目の世界のお話。
・各話の*マークは文字数目安(*の数×1000文字程度)
・あやかし等のいる異世界が舞台の架空歴史ファンタジーです。病や薬草、人体構造、学問、王宮の機関やしきたりについて、架空の存在や設定も登場します。
・この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
・カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 23:59:08
32850文字
会話率:21%
伯爵令嬢ナターリアは幼い頃、愛読しているロマンス小説の影響で、「婚約破棄」が幸せになる早道と思い込み、破棄を前提にした婚約を望む。
父には却下されたが、
乳兄弟の第二王子コンラートに申し込んだナターリア。
しかし、そこでも、さまざまな理由
でそれは果たせない。
そんな時、貴族の中でも屈指の女たらしと言われる公爵、アーサーが婚約破棄前提の婚約を申し込んできた。
恋愛ものですが、ちょっと宮廷陰謀劇風味になりそうです。
ざまあというより、ソフトな勧善懲悪ものにはなると思います。
なろうラジオ大賞用の短編を、基本に長編用に書き直しました。
そちらは一本の短編として完結しております。
ですので、同じ結末になるかは未定です。
二人ヒーローで、主人公と一緒にドキドキするような物語にできればよいと考えています。
R15になっていますが、ハードな描写はおそらくないと思います。
他の連載を毎日更新で書いていますので、こちらは週に2回程度の更新予定です。
二人ヒーローと思っていましたが、冬眠中にいきなり成長したキャラが出できました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 18:00:00
372671文字
会話率:30%
「クラリス嬢! きみとの婚約は破棄する!」高らかに宣言した第一王子アルヴィン。けれどもあれよあれよと転落し、気付けば自分が捨てた令嬢クラリスに、護衛騎士として雇われる羽目に。
この境遇には耐えられない! よりにもよってアルヴィンは、自分の意
識と記憶を一部放棄、代わりに務めるのは新しく生まれた人格で──。ちょっと待って、いきなり身体を押し付けられても?!
"孤高の冷酷王子"という噂と、まるで違う新・アルヴィンに、同僚の騎士たちは「王子の身代わりが来た」と勘違い。弟王子はクラリス嬢に求婚しに来るし、狩猟祭ではハプニング。
果たして最後に勝利を収めるのは誰? そしてアルヴィンが封じた記憶に潜む秘密とは?
婚約破棄を唱え、ざまぁされた王子のその後と、公爵令嬢、そして元婚約者に求婚する弟王子。
テンプレな配置で展開する正統派陰謀劇。「思ってたんと違う」というハピエンを目撃ください。
※この作品は、柴野いずみ様個人企画『ざまぁ企画』に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 11:11:20
13037文字
会話率:18%
文明の発達した現代。世界に新たな独立国家が誕生した。
その国はフィグリムニクスと名付けられ、時と共に現世の理想郷とも謳われる強国へと成長を遂げた。
そんな豊かな国で生まれ育った青年ミリィは、ありふれた日々の中でも自分なりの幸福を見出して生き
ていた。
しかし、突如現れた生き別れの兄アンリとの出会いによって、ミリィの人生は徐々に狂い始める。
己のルーツに疑問を持ったミリィは、自分の存在意義を確かめるため奔走を始めるが、その道中には思わぬ障壁が立ちはだかっていた。
知られざる父の秘密、愛する母の過去。そして、神隠しと呼ばれる不帰の現象。
全ての点が線で繋がった時、ミリィはようやく世界を揺るがす陰謀の渦に巻き込まれていたことを知る。
※※※連載作品2作目。
作中にショッキングな表現、残酷な描写が含まれますので、苦手な方はご注意ください。
週末日曜午後、不定期更新。
追記※作中に出てくる国家や人物等の名称を幾つか変更することにしました。
前半と後半とで異なる点もあると思いますが、順を追って改稿しますので、完了まで暫くお待ち下さい。
ややこしくして本当にすみません。出来る限り急ぎます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 16:51:30
1320362文字
会話率:21%
※本作は長編シリーズ作品の第五作です。未読の方はどうか是非第一作「少女マリーと父の形見の帆船」から御読み下さい! 目次の下にリンクがございます。
シリーズ第五作! 近世大航海時代。灼熱の砂漠の国から、オーロラ輝く極夜の国まで、幾多の海を乗
り越え、仲間達と共にマリー船長が冒険に挑む!
非力で貧弱だが義侠心に富み度胸は満点、前作では船乗りらしさも身について来ました。母国アイビス海軍提督を叱り飛ばし、レイヴン海軍と追い掛けっこ、迷子の兄弟を故郷に送り届け、行く手に立ち塞がる伝説の怪物との死闘を制し? 海賊の大艦隊と戦い……これは少しずつ成長して行く、そんな少女の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 23:33:25
268060文字
会話率:40%
シリーズ第三作。近世大航海時代! 父の跡を継ぎ小さな帆船の船長となった少女マリーが、商売にお使い、時には冒険、海賊退治に駆け回る、海の勘違い系成り上がり物語! 前作で借金の心配も無くなり、傘下の船も抱える事になった! 変装するとその気になっ
て、時には性格も能力も変わっちゃう、そんな少女主人公の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 15:43:22
282703文字
会話率:40%
西の王都の宮殿が、滅びの炎に包まれる。それがすべての始まりだった。
赤い瞳をした巡礼者。陰謀劇に興じる新王と貴族たち。北の地の女騎士。叛逆者として追われる若き将軍。第四王子を名乗る謎の一党――西の王都を見舞った災厄を皮切りに、運命の歯車
は回り始める。
四大王国に支配された大陸アムスホルンの、滅びと再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 17:00:00
1846228文字
会話率:45%
婚約破棄なんて認めない(https://ncode.syosetu.com/n9590gl/)の外伝的短編です。
おそらく前作を読んでいないとわからない内容だと思いますので、未読の方はどうか前作をご一読の上お読みいただければと思います。
陰謀劇の裏で、行われていたもう1つの陰謀。
これは『悪役令嬢』が毒杯を賜る直前、生きた証を刻むように告白する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 09:46:26
3696文字
会話率:42%
全寮制学問所入学式直前に、実はここは前世でさんざん遊んだ乙女ゲームの世界で、自分はそこで破滅する予定の悪役令嬢であることを思い出してしまったアデリナ。
入学を取り止めてもヒロインにより世界が一変してしまうことは、既にゲームを何周もしているヘ
ビープレイヤーだったアデリナはよくわかっている以上、むしろ学園生活に乗り込むしかない。
猶予期間は一年。
頼れる武器は媚薬とシナリオ外キャラだけな状態で、なんとか実家が没落しないよう根回ししつつ、攻略対象の味方を増やしてヒロインに目を付けられないよう頑張るしかないが。学内で陰謀劇がゆっくりと動き出そうとしていた。
サイトより転載になります。
*同性愛タグは保険ですが、それっぽい描写が出るかと思います。苦手な方は回れ右してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 15:00:00
94043文字
会話率:33%
ローデンシアの王都で男の振りをして沢山の本に囲まれながら働く、言語オタクのアル。
五つの言語を使いこなす伝説の賢者《言梯師》に憧れて過ごす日々だけど、近頃どうも王宮のなかがきな臭い――と思っていたら、王位継承を巡る陰謀に巻き込まれ、大ピンチ
。
辛くも王都を逃れたアルを待っていたのは、大・大・大不評の王太子殿下。しかもアルは彼の《言梯師》になるよう命じられて!?
王位継承を巡る、嘘つきだらけの陰謀劇、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 18:00:00
180339文字
会話率:32%
【全104話 完結】
精霊紋章、略して霊紋。
霊紋を持つ者は、超人と呼ぶに相応しい身体能力と異能を併せ持つ。
中原の覇者であるロザン皇国は東都イタミに、ある日ふらりと一人の少年が姿を現す。
カイエンと名乗るその野生児は、常識がなく、金の
持ち合わせもなく、しかし霊紋を持っていた。
イタミに到着するなり巻き込まれた陰謀劇をはじめとして、カイエンの行く手には一騎当千の強者が次から次へと立ちふさがる。
果たしてカイエンは強敵との戦いに打ち勝ち、ひと癖もふた癖もある仲間と共に『世界を見て回る』旅を貫くことができるのだろうか。
「目と耳と鼻と口しかない奴は、どうにも見分けがつき難くてなぁ」
「大抵の人間はそれだけあれば十分よ」
「いや、でも、牙も爪も角も尻尾も無いんだぜ」
「その要素に期待するのは金輪際諦めた方がいいわね」
これは、精霊を宿した野生児が巻き起こす、壮大(になるかもしれない)拳法ファンタジーである。
※注意
この小説は「転移・転生」「チート」「ハーレム」等の成分は含まれておらず、「剣と魔法」の世界でもないため中毒性は非常に低いと考えられますが、万一の場合に備えて、用法・用量を守って正しくお読みください。
(「ノベルアップ+」にも投稿中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 10:10:29
625079文字
会話率:35%
―政府と反政府組織が、限定された超高層都市の内部で、果てのない闘争を繰り広げる時代―
環境汚染による国土の封鎖と極端な超高層都市化を果たした近未来を舞台に、政府と反政府組織の内戦に巻き込まれた少年少女の軌跡を描く。
サイバーパンク・ディ
ストピア的な世界観の下で繰り広げられるハードな犯罪劇・陰謀劇。
【注記】
第3部84話掲載。
引き続き協力することに合意したゴトーたちは、敵対するAGWを騙す計画を組み立てる。一方、AGWのエマは仲間たちが死んでいった戦場を訪れ、内通者の手がかりを探ろうとする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 17:23:20
379045文字
会話率:44%
商人の息子ディルクは、父の店を手伝いながら、ゆくゆくは店を継ぐつもりでいた。
ところが、何者かに父を殺されてから、生活は一変する。
父の知人である騎士オスヴァルトと魔術士レオナ、そして彼らの主人であるローザリンデ姫とともに犯人探しを始
める過程で、魔術士の才能が発覚。やがて激動の陰謀劇に巻き込まれていく。
はたして父は誰に殺されたのか――?
舞台は覇王フェリクスが武力で治める王国ルードヴィング。その娘で将軍でもあるローザリンデ姫と駆け出し魔術士ディルクの、戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 19:00:00
98169文字
会話率:46%
主君の無茶ぶりに、半ギレしながら応えていく少女は、諜報部の隊長だった。
襲撃された輸送隊の調査から始まった陰謀劇は、王子の謀反、そして帝国を二分する内乱へと続いていく。
悪巧みをするのがシュミなのかというような、腹黒紳士達のはびこる時代
に翻弄されながら、エリスは職務をこなしていく。見た目はお嬢様でも貴族が嫌いで口は悪く、主君にもタメ口を利いて報告書はへったくそな絵日記。ぶつくさ文句は言いながらも、最前線できっちり仕事をこなす姿で、無法者上がりの部下達を率いていく。
ご都合主義にならないように、登場人物にはそれぞれの立場を持たせてあります。生きた人間として、目的や信念、作戦計画に従って行動します。主人公を持ち上げるために、突然湧いて出てきて消えていく、そういうキャラクター達ではありません。
主人公はエリスですが、エリスを中心に世界が回っているのではない。むしろ、途切れることなく続く陰謀によってかき回される世界の中で、自分の立ち位置を守るためにもがく物語です。
重めの話かも知れません。素人の、そんな凝った話を読みたくないという向きもあると思います。でも、たまにはこういうのもいいじゃないですか? だめ?
この系統の小説としては、だいぶ明るめなはずです。シリアスを演出するために、虐殺や略奪など、凄惨な出来事でダークさを醸し出すのはテクニックの一つです。が、そういうのはありません。それなりに死人は出ますが、殺さなくていい人間まで殺したがる猟奇殺人者は出てきません。
私にとっては、これも王道ファンタジー。三つ昔くらい前に読んだファンタジー小説の雰囲気を、踏襲したつもりの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 18:03:56
187137文字
会話率:46%
赤穂浪士による吉良邸襲撃は、幕閣の陰謀劇であった!!
吉良上野介に落ち度は無かった!?
浅野内匠頭が殿中で刃傷におよんだ真の理由とは……
元禄赤穂事件の真相を幕閣目線で描く「新説!忠臣蔵」 今ここに開幕。
(*本作品は史実をベースにリアリ
ティを追求していますが、小説のギミックとして若干の創作と設定並びに解釈変更を含んでおります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 00:00:00
137308文字
会話率:56%