【アイリスNEO様より1~4巻発売中】
【コミックゼロサム様よりコミック1~2巻発売中】
【月刊コミックゼロサム様、ゼロサムオンライン様にてコミカライズ版連載中】
A級冒険者のアレクは長旅から帰還し、久々に古巣のギルドを訪ねた。ちょっと
挨拶するだけのつもりが、面倒な依頼とともに家政魔導士という謎の肩書を名乗る黒髪の女を押し付けられて困惑。
しかしシオリというその女は奇抜な魔法の使い方で、温かい風呂に旨い飯、寝心地の良い寝床と、野営にあるまじき快適過ぎる環境を提供し、アレクら仲間達はがっつりとその心を鷲掴みにされることになる。
すっかりシオリに惚れ込んだアレクは、日々を生き抜くことに必死な彼女を口説き落とせるのか。
下記設定に抵抗のある方はご注意くださいね。
※主人公組は三十代前半です。その他の主要キャラクターも年齢設定が高いです。
※このお話は「成長物語」ではなく、過去の出来事で傷付いた二人が「取り戻していく物語」です。
※Gやら足が八本ある奴やら、虫ネタが時々出てきます。Gはもはや登場人物。
※そして使い魔スライムは虫も食います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 00:00:00
1654896文字
会話率:40%
A級冒険者のアレクは長旅から帰還し、久々に古巣のギルドを訪ねた。ちょっと挨拶するだけのつもりが、面倒な依頼とともに家政魔導士という謎の肩書を名乗る黒髪の女を押し付けられて困惑。
しかし魔導士としては低級のその女は奇抜な魔法の使い方で、温かい
風呂に旨い飯、寝心地の良い寝床と、野営にあるまじき快適過ぎる環境を提供し、アレク達はがっつりとその心を鷲掴みにされることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 01:50:33
17561文字
会話率:45%
とある国の野営地にて――
「エイ!」「エイ!」「エイ!」「エイ!」「エイ!」「エイ!」「エイ!」「エイ!」「エイ!」「エイ!」
「そのまま聞け! 諸君らも知ってのとおり、今、我が国は侵略の危機に瀕している!」
「ヤー!」「ヤー!」「
ヤー!」「ヤー!」「ヤー!」「ヤー!」「ヤー!」「ヤー!」「ヤー!」「ヤー!」
「正直に言おう。我々と敵国との軍事力には、決して埋まらないほどの差がある……」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-25 11:00:00
826文字
会話率:90%
紀元前後のヘレニズム世界――
アルサケス朝パルティアと共和制ローマ、二大勢力の緩衝地帯に位置するペルシア系の小国アルドヴィ・スーラーの王子イラージュは、「女神の子」と呼ばれていた。
国内に聖域のある女神アナーヒターの巫女と国王とのあいだ
の聖婚儀礼によって誕生したためである。
第二王子ながら王の後継者と目されていたイラージュは、十八歳の春、女神の託宣を受けた父王に命じられて、王国南部の山岳地帯にすむ《山の民》の野営地を襲撃し、一族を全滅させる。
その帰路、祝宴中のイラージュのもとに、都に残した親衛隊長が早馬で駆けつけてくる。
隊長はイラージュの父王の急死と異母兄の即位を告げた――
*紀元前後のヘレニズム世界をイメージした架空の小王国の物語です。もうかなり昔に書いたものが、部屋の大掃除中にプリントアウト版で出てきたため、一からリライトしてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 13:48:29
96490文字
会話率:36%
秋の歴史2024。歴史でイセコイにチャレンジ。
断罪を告げられた聖女・アルマ。
覚悟を決めたその時、光に吸い込まれ、放り出された場所は、兵士達の野営地。
…彼等は、イングランド十字軍。
兵士の一人・アルフレッドとの出会いは、アルマに何を
もたらすのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 05:40:19
5481文字
会話率:38%
運動? したくない。戦? もっと嫌だ。
本を読んで、薬草畑の手入れをして、調剤して、研究して、ずっとそうやって生きていきたい。
でも、それで周りが許してくれるはずもなく――。
李《り》 霓瓏《げいろう》は仙子《せんし》族という恵まれ
た種族に生まれながらも、武術に関しての努力はまったくせず、ただただ大好きな薬術ばかりを磨いてきた。
痛い思いをしたくない。怪我なんてもっと嫌だ。
成人したある日、このままでは息子が駄目になると思った両親により、二十年間生きてきた聖域から追い出されてしまうことに。
体力も武力もない霓瓏にとっては、絶望的な状況。
歩きついた場所は戦国真っただ中の中原大陸。
「うげぇ」と思っていると、視界に映ったのは、真っ黒な靄が立ち込める慧国朱燕軍の野営地だった。
護国の英雄と謳われる将軍がいる軍に、何故暗雲が? と、気になった霓瓏は、唯一霧の立ち込めていない天幕へと入って行くことにした。
それは霓瓏の好奇心が呼んだ運命だった。
天幕の中にいたのは、奇しくも、父親がそうなってくれと願うような、英雄――朱《しゅ》 祁旌《きせい》という武人。
のんびりと生きていきたかった霓瓏の生活は一変する。
わがままで、怠惰な性格は変わらないが、好奇心に突き動かされるままに突き進む、薬術師としての成長物語の始まりだった。
※不定期更新(週三~週一)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 20:00:00
110347文字
会話率:57%
ずっと昔の、小さな国の貧しい村が物語の舞台。少年ソラは、両親と二人の弟、一人の妹の家の長男。村はかつて繁栄していた。ソラが生まれる数年前の暴風雨による川の決壊で壊滅していた。
今、村の為に男達は、遠い町まで行商に出る。
留守中の畑を耕し、家
畜の世話をする母親とソラ達兄弟。
ある日、男達が不在の村は盗賊に襲われる。その時、村に戻って来た父達も返り討ちにあう。
ソラは妹を抱いて逃げる。そして力尽き気を失った。目覚めた時妹は死んでいた。
村に帰ると若い盗賊に拉致される。盗賊の首領は、額に十文字の刀傷のある男だった。
獲物を求めて出かける盗賊達。隠れ家に残る盗賊の一人とソラは共に過ごす。
盗賊はソラに不思議な力を感じ、自分の命を賭けてソラを逃がす。戻った首領は、その経緯を透視しその盗賊を処刑する。ソラは東に向かって走り続ける。
国軍配下の少年達にソラは又しても拉致され野営地に連れて行く。
隣国軍が身近に迫る。そして国軍は壊滅した。
星空の下、屍の中でソラは気を取り戻した。今度こそ東の森に向かって走り出す。
森の奥に辿りついた。ソラは獲物を求め森を走りまわる。
ある日、森の中で恐ろしい声を聞く。盗賊の首領の声の思念だ。
暗黒勢力の首領は、ソラが光の勢力を従える存在であることを知っていた。ソラがそれを自覚する前に殺してしまおうとしていた。
逃げ戻ったソラの魂は肉体を離れた。
ソラの魂の前にいつか見た少女が現れ言う。「十年森に留まり、約束を思い出す為の生活を送れ。そして正しい力を持て」と。
ソラはやがて木々や動物と会話をし、星の声さえも聞くことも出来るようになった。
ある日、黙想するソラに、ソラ自身である光の玉が現れ語りかける。「千年王国のために戦え」と。
目覚めたソラに二頭の狼が訪れ、戦いが来たことを告げる。森を出たソラを天の使い達が舞い降り囲む。
やがて邪悪な勢力を従える盗賊の首領との戦いが始まった。首領はソラの刃に振り払われる。
ソラは戦いに打克った。しかし敗れ去った暗黒の勢力は息絶えることなく、ソラを狙い続けると告げられる。これからも戦いは終わることはないとソラは知る。
天の使いたちは帰った。そして二頭の狼は、死んだソラの二人の弟の姿に戻り別れを告げた。
微笑むソラは懐かしい村に向かって帰って行く。そこには父親が待っている。美しい娘となったソラの許嫁と共に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 00:00:00
82777文字
会話率:9%
異世界というテーマで、自分ならどんな物語をつくれるだろうと考えた作品です。
本当は長い物語なのですが、今回その一部分を切り取って短編としてみました。
また、長編として連載している「異世界家族 パパと僕、ときどき、ママ、わたし」とも
、その世界観を共有しています。
興味を持っていただければ、そちらの方も読んでみていただけると幸いです。
ご感想もいただけると嬉しいです。
あらすじ
出発間際のキャラバン。青年が次の町まで乗せてほしいと声をかけてきた。
腰には古びた剣を帯び、青年は自信なさげに自らを剣士見習いだとはにかんだ。
馬車に揺られながら、青年はキャラバンで雑用の仕事を担う老人サルトとその孫娘ミレと知り合う。青年はマギア魔法学院の依頼で「天秤の魔女」を調査していることを告げる。
天秤の魔女――歴史に語られる数々の滅亡の裏に見え隠れする、謎の存在。
その夜、キャラバンの野営地を武装したアンデッドの集団が襲う。
普通の剣では、すぐにアンデッド達は復活してしまう。傭兵団の団長ガルマンと女戦士ヤミスらが苦戦する中、逃げ遅れたミレにアンデッドの凶刃が迫る。
ミレを救ったのは青年であった。青年がゆっくりと剣を引き抜くと、その刀身は淡い光を放っていた。尋常ならざる力を秘めた魔法の剣であった。
向かってきたアンデッドを一刀両断する青年。そして、叫んだ。
「私は剣士になれなかった――。どんなに憧れようとも――」
「それでも、こんな私にも才能があったのです。私は――魔法使いです!」
青年が呪文を唱えると、聖なる光が剣より放たれ、アンデッドの軍勢が消滅していく。
「まだ終わっていない!」ガルマンが叫んだ。
消えたアンデッド達の後方に巨大な影がうごめいた。顔の半分を一つ目が占める巨人――トロール達であった。
青年はトロール達に向かって飛び出していった。その背中にガルマンの警告が飛ぶ。
「奴らには魔法が効かない!」
青年はミレに祝福された言葉を思い出していた。
「大丈夫――。私は、魔法――剣士です!」
青年が呪文を唱えると、六振りの光の剣が彼を取り囲んだ。
はたして、青年とトロールとの戦いの行方は――。
どうぞ、お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 20:49:47
7968文字
会話率:32%
6歳の誕生日に私の魔力測定が行われた。
「おおっ」
「こんな魔力量は見たことが無い!」
「属性の多い事!流石王家の血を引く姫だ!」
そして3年後、さじを投げられて放り出された。
「適材適所である。」と父王に言われて、放り込まれた先は騎
士団の野営地。
「雑用係としては一流になれるぞ。励め。」
第八王女シェリルこと私が9歳の時だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 03:00:00
16794文字
会話率:46%
アトルは魔物を討伐するための野営地の後方部隊に属していた。そこに自分と因縁のある少女もいて、どうしても彼女には冷たくなってしまう。けれど……
最終更新:2021-06-04 12:00:00
11981文字
会話率:19%
腕を吹っ飛ばされても、足が千切れても、頭さえ無事なら体が再生する『不死兵』。化け物とも呼ばれ、人ではなく消耗品扱い。ルネ・アインスはそんな不死兵の一人だった。
長く続く戦争の中、進軍中であったルネが所属する隊は、とある谷に差し掛かった時
に敵の軍から奇襲を受ける。
上官から「囮になれ」と命じられたルネ。その役割を全うしようとしていた時、倒れた年若い敵兵の少女を発見する。
見捨てれば問題ないものだった。しかし――――。
「――――ああ、でも、うちの妹達と同じくらいの子だなぁ」
反射的にルネは彼女に飛びついて、落下してくる岩から庇っていた。
そして次に目が覚めた時には敵軍の野営地。しかも手当てまでされている。困惑するルネの前に、助けた少女と敵軍の中尉がやって来る。
これは捕虜となった一人の不死兵が、人間に戻るまでの物語。
※物語の関係上、あらすじの通り、痛い描写が良く出てきます。スプラッタとまではいきませんが、吹っ飛んだりはしますので、お読み頂く際にはご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 19:00:00
48603文字
会話率:41%
※ この作品は 【 全編 完結済み 】 転載中です。
傭兵団との移動にも慣れた頃、一人の美少女がケネルに接近。
ケネルを独占できなくなって、エレーンはどうも面白くない。
世話係の美形(だが、柄の悪さは天下一品)の副長ファレスに愚痴を
こぼす日々。
ある晩、ケネルを尾行していたエレーンは、傭兵団の野営地に紛れ込んでしまい……
── 物語の詳しい筋は【あらすじ(全編)】のほうでどうぞ! ──
■サクサク読めるエンタメ小説をめざしてます! (*^^*)
~ 男所帯に紅一点!? 傭兵隊長と恋をする 玉の輿女子26歳のお話 ~
男所帯の傭兵団に、まぎれこんだ乙女が一匹。
のほほんと物ぐさ青年隊長、美形のやさぐれ副隊長、そして食えない野郎ども。姫と野獣の珍道中!
これは、玉の輿に乗った公爵夫人(仮)が、無口で不愛想な傭兵と、戦の渦中で恋をするお話
☆異世界ファンタジー小説サイト【極楽鳥の夢】の転載です。
・サイトの方では本編完結、番外編を連載中。第2部以降は【R15】となります。
・また、物語が長いため分割して載せております。
読者さんのご感想に「逆ハー」の文字があったので、そうかこれも「逆ハー」なのか!? と「ご注意」タグをつけていますが、実はシリアスで甘くないんで、どうぞよしなに。
もっとも、戦時中で傭兵団の話なんで、主人公以外は 男ばっかり なんですが (^_^;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 12:00:00
114428文字
会話率:33%
バレット・スター・オンライン。
通称BSOと呼ばれるこのゲームは至ってスタンダードなFPSゲームとして、サービス開始以降劇的なヒットを記録した。
数百種類にも上る多種多様な火器、そしてモジュールと呼ばれる衛星回線や高性能レーダーなど、現実世
界では専用車両すら必要なさまざまな戦闘支援から、野営地、バリケードの設営までを瞬時に行える携帯ユニットアイテム。
これらすべてを的確に運用し、戦闘に組み込むことが求められるこのゲームはもはや戦略シュミレーションゲームのような側面すらちらつかせ始めると、サービス開始の翌年には世界中から五千万人ものユーザーがVRの世界で互いに銃口向け合い、社会現象にまでなって紙面を彩った不朽の名作。
そんな世界に《ホロゥハウス》というチームがあった。
様々な記録でランキングトップを欲しいままにした絶対王者。ネット上では陸自の訓練用アカウントだとか、どこかの国の特殊部隊の道楽だとか、さまざまな噂が囁かれる中、その実態は四人の日本人学生たち。
そんな彼らはある日、イベント最上位チームにのみ配布されたランキングボーナス《ゲート》を使う。
それが剣と魔法によってさまざまな国が築き上げられた異世界への扉だとは知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 12:00:00
21372文字
会話率:45%
冒険者稼業で各地を巡る傍ら、紀行を書く者の話
最終更新:2018-08-07 19:42:54
10400文字
会話率:40%
元いた世界で三十億人の犠牲者を出す宗教テロを完遂してしまったロドニー。
魔法という奇跡を認めず、科学による進歩を遂げた世界で銃殺刑に処され、死後その魂は冥界に向かい、冥界の案内人と名乗る存在とニルトリートと名乗る異世界の管理者によって、
冥界の規定により、自身に転生する権利が無いことを伝えられる。
「誰かの命を奪うようなことをしなくても安心して暮らせる国に生まれ変わりたい」その願いを聞き届けてもらうためには、元の世界で奪った命と同等以上の数の命を異世界で救うことを償いとして要求される。
ロドニーが召喚された異世界には、大きく分けて二つの陣営がある。ヒト種連合軍と魔族連合軍だ。そのうち劣勢状態にあるヒト種連合軍を支援するように申し付けられている。冥界の能力を分けてもらったロドニーは、姿を隠し、あくまでも〝勇者〟を陰ながら支援する身として徹する。
ロドニーが〝勇者〟として目を付けたのは、自分よりも幼い魔法使いの少女エメリアだった。エメリアはヒト種連合軍の訓練兵であるが、とてもこの世界で生まれたとは思えないほどの莫大な魔力量と豊富な技能を兼ね備えている天才魔法使いだった。エメリアの初陣となる野営地奇襲防衛、その一月後に起きる砦防衛、その二回の戦いにおいて、エメリアは魔王の幹部を名乗るスライムモンスターカシムとの激戦を繰り広げることになる。
ヒト種にはヒト種なりの思惑があり、魔族には魔族なりの意地がある。魔王の君臨後、この異世界のあらゆる理が変化したため、二つの軋轢がさらに目立つようになってしまった。
ロドニーが知る罪の清算方法は、命を奪うことのみ。命を救うために命を奪う。その言葉の矛盾が気のせいであることを信じて、今日もロドニーは後輩の喋る魔導書と〝勇者〟のお手伝いをして、罪を償う。いつか、自分が求めた最高の人生に生まれ変わるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 21:04:11
33299文字
会話率:50%
魔女カーリンは加齢による能力低下を理由に勇者パーティから追放された。
これまで陰になり日向になりパーティを支えてきた貢献も顧みない暴挙に彼女の怒りが爆発する。
自分をパーティから追い出した短慮を勇者たちに思い知らせねばならない。
カーリンは教育的指導のために野営地へ舞い戻るのであった。
やけ酒を飲んで泥酔した状態のままで……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 18:08:24
6573文字
会話率:35%
傭兵達が野営地で噂話をしていると、突然夜襲を仕掛ける者が現れた。
昔持っていたサイトに掲載していたものですが、サイトが閉鎖された為、「夢影の鏡(http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/6968/story/u
rugl99.html)」に移転したのですが、こちらにも投稿してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 23:25:50
7752文字
会話率:40%
舞台は2017年の夏、島根県の奥出雲町。
あらゆるものが数字に見える共感覚を持つ高校生、倖大(こうだい)は、幼なじみの珠陽(たまひ)と観光地として有名な、鬼の舌震(おにのしたぶるい)を散策していた。
散策中、緊急地震速報の警報が二人の携帯か
ら鳴り響いた直後、大きめの横揺れが生じ、気が付くと二人はまったく見覚えのない土地に立っていた。
困惑していた二人の前に中世騎士の身なりをした数人の集団が現れたかと思うと、突如二人は拘束され、その集団の野営地らしき場所に連行されてしまう―――。
ツイッターでイラストなど出していく予定です。よろしかったらのぞいてみてください!
@Abacus_game
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-02 15:00:00
14147文字
会話率:52%
部族間の縄張り争いに負けたとある一族。
物の見事に焼き払われ、動くものは何も無くなったかに見えた野営地跡地にて
ゆらりと立ち上がった影が一つ。
なぜか一人生き残ってしまった長の娘が、再び自分の一族を持つべく奮闘…
するかどうかを葛藤する物語
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 17:30:51
9367文字
会話率:44%
――世界は確かに、救われたはずだった――
魔獣との長い闘争の末、人の領域から魔獣を追い出した人類。しかし平和の水は未だ遠く、人類は戦火と屍の上に文明を築いてきた。
人と魔獣の世界を別つ境界線、〝人界線〟抱える境界都市ランダルマで、
異端として追われる立場である〝アルケミスト〟である事を隠して薬屋を営む青年〈アベル〉の元に、ある日一人の少女が訪れる。
少女は外界に突如現れた正体不明の〝禁足地の魔獣〟の討伐に、渋るアベルを強引に連れだした。
外界に出るやいなや亜人王から襲撃され、息をつく間もなく別の魔獣に襲われ、野営地を焼け出されるアベルと少女。その道中で、アベルは少女がリンスティール王国の第八王女である事を知る。
アベルたちはレナエルの私設騎兵隊〝サンクション〟の部隊長であるリズ、ギリアム、アーリィ、トニスと合流する。そしてリズ達から、レナエル敵対する勢力の策略により、帰る場所を失ったことを知らされた。アベルもその策略に巻き込まれ、魔獣の跋扈する外界から人界線を越えて人の領域へ帰る術を失ってしまう。
一時的に、外界に構えられたアルケミストの隠れ里に身を寄せる六人。そこへ火竜、サラマンダーが襲来する。禁足地の魔獣の正体とは、その竜の事であった。
戻ることは叶わず、進む先には伝説の中の伝説たる竜が咢を開いている。しかし、ただ座していても状況は好転してくれない。
アベルたちはこの窮地を脱するべく、たった六人での竜討伐を決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 13:03:11
177989文字
会話率:43%
夕暮れ時。魔物を倒し野営地に帰り着いた戦士は、魔法使いの用意した食事に思わず固まってしまう。
最終更新:2015-11-28 21:21:49
6835文字
会話率:17%