ある地方都市の小学校6年生の女子児童、由美子。読書好きで昨年(小5)、担任の村上先生から読書感想文を書いてみないかと誘われ、それを機に夏休みの指導が始まるのだが、V2ミサイルの開発者を取り上げたから、戦争のことはもちろん、なぜか政治や教育
、外国についてなど、討論会の様相を帯びていった。
今年(小6)も同じ担任になったので、また由美子の挑戦が始まる。村上先生に初恋の感情を抱く親友の通子も参戦し、読書会も行うようになった。また、護身術なんかも学んでしまう学校生活もちょっと覗いてみることができると思う。
討論のテーマとしては読書会作品の他、戦争、差別、愛と恋、映画鑑賞?などを連載していくつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:36:30
181893文字
会話率:80%
小学校5年生の由美子。町工場の娘で経済的に決して豊かとはいえないが、読書が大好きでゲームやテレビよりもお気に入り。夏休みを前に担任の村上に読書感想文を書いてみないかと誘われたが、読むことと書くことは全く世界が違う。担任に責任をとってもらうと
いうことで書くことにはなったが、その自由課題図書は「悪魔に魂を売った人々」からフォン・ブラウンを取り上げた。フォン・ブラウンはアポロ計画等に携わった宇宙の父と喚ばれる人物ではあるが、第二次世界大戦ではドイツの科学者としてV2号(弾道ミサイル)の開発に携わった人物でもあるのた。由美子は筆者の評価とは別に自分自身でその評価をしたかったのだ。だが、「戦争」も「政治」も「教育」なども分からないことだらけ。そんな中で評価なんて出来るわけがない。由美子は夏休み中、担任の村上を訪ねては疑問をぶつけ、意見を聞き、討論を進めていく。その中で今まで学校では絶対に学べなかった物事の本質に触れていくことになる。知識の切り売りをしてくる場だった学校が、何か新しい扉を開く空間に思えてきた。村上という担任に出会えたことは大きなきっかけだったが、「本は読む人を選ぶ」のだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 21:31:55
136506文字
会話率:82%
気がついたら異世界。しかも──なぜか、選挙に立候補していた。
地方公務員・シン=カグラは、定時帰宅だけを願っていた。
そんな彼が転生したのは、政治が爆発(物理)する異世界《イセカイ・ニッポン》。
討論すれば爆発。答弁ミスれば爆発。予算案
で爆発。
「いや、政治ってなんだっけ……?」
だがシンは決めた。
「定時で帰れる社会を、異世界に作る!」
クセ強すぎる仲間たち(毒舌官僚、猫耳詩人、管理エルフ)と共に、
焼きそば券政党、筋肉政党、AI政党、魔王党など、謎の敵に討論バトルで挑む!
果たしてシンは、“帰宅時間”を取り戻せるのか──!?
これは、言葉で世界を変える、異世界議会ギャグバトル小説!
第一部《議会爆発編〜定時を取り戻せ!》完結!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 22:00:00
27712文字
会話率:44%
嘘をつく人はずるいのか?
それとも、正直者が損をする世界の方がおかしいのか?
自己開示と嘘、誠実と建前、信頼と沈黙──。
不器用な僕が辿り着いた、“言葉と心のバランス”をめぐる考察です。
誰かの人生が少しでも優しくなるように、そして僕自身が
もっと生きやすくなるように。
これはディベートという形を借りた、僕とAIとあなたのための対話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 23:50:42
11625文字
会話率:3%
僕たちは毎日、膨大なニュースにさらされています。
けれど、その情報は本当に“知るべきこと”でしょうか?
この作品は、あるディベートから生まれた実話的な思考記録です。
ニュースを見ることが「常識」だと思っていた僕が、その前提を一つひとつ疑って
いく過程を、あなたにも追体験してほしいと思っています。
本当に大切なのは、「情報の量」ではなく、「情報との向き合い方」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 00:00:39
5728文字
会話率:9%
「カップ麺でいい」「栄養なんて後回し」「忙しいから外食で済ませる」——そう思っていた。
でも、体が壊れ、心が鈍り、何もかもがうまくいかなくなったとき、ふと気づいた。
自炊とは、自分を大切にする最も地味で、最も強い選択だったのだと。
仕事終わ
りに包丁を握るたび、母の味がよみがえる。
野菜を刻むたび、後悔が優しさに変わっていく。
食卓はただの栄養補給の場じゃない。
過去と未来を繋ぎ直す、“人生の再起動ボタン”なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:34:23
8590文字
会話率:5%
日本の今おかれている危機について、大学生が議論する
最終更新:2025-07-13 15:27:41
13885文字
会話率:42%
時空を超えた対談番組『歴史バトルロワイヤル』。今宵、スタジオに召喚されたのは、国家の「カネ」を巡り、歴史にその名を刻んだ4人の巨人たち。
日本のデフレを止めた「ダルマ宰相」高橋是清。
世界恐慌に立ち向かったカリスマ大統領、フランクリン・ル
ーズベルト。
国家の信認を命懸けで守った「財政の鬼」松方正義。
そして、全ての経済学の父、アダム・スミス。
彼らに突き付けられたテーマは、現代日本が直面する最大級の論争——『「積極財政」と「金融緩和」の継続』は是か非か?
「民を救うためなら、どんな禁じ手も厭わない」
高橋とルーズベルトが、自らの成功体験を基に、大胆な財政出動こそが希望だと力説すれば、
「その場しのぎの麻薬が、やがて国を滅ぼすのだ!」
松方とスミスが、財政規律と市場の原理を盾に、未来への責任を忘れた政策を断罪する。
序盤の哲学的な問いから始まった対話は、やがて「金融緩和は希望か、麻薬か」「国家はどこまで民に介入すべきか」という核心へ。それぞれの譲れない信念が火花を散らし、「神の見えざる手」と「人間の見える手」が激しくぶつかり合う!
果たして、激論の果てに彼らが導き出す「結論」とは何か。そして、混迷の21世紀を生きる私たちに送られる、魂のメッセージとは——。
これは単なる経済討論ではない。
国家観、そして人間そのものを問う、究極の知的エンターテインメントである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 02:09:36
37790文字
会話率:66%
もしも、歴史を創ったあの英雄たちが、現代の政治問題を語り合ったら?
時空を超えた討論番組『歴史バトルロワイヤル』。今宵のテーマは、現代日本でも身近な「地方議会の二元代表制」だ。
物語の案内人「あすか」が不思議なタブレット「クロノス」を手
に招き寄せたのは、史上最も相容れないであろう4人の論客たち。
権力分立の理想を説く、近代民主主義の設計者モンテスキュー。
民衆の支持を武器に議会(元老院)を無力化した、ローマの英雄カエサル。
武士の世に「話し合い」による統治を根付かせた、鎌倉幕府の実務家北条泰時。
そして、議論すら不要とし、法と力で全てを支配した絶対君主・始皇帝。
「首長と議会、二つの権力は必要か?」という、あすかの問いを皮切りに、思想のバトルロワイヤルが幕を開ける。
ラウンド1「我が理想の国家」では、それぞれの統治哲学が明らかに。
続くラウンド2「徹底討論!議会は必要か?」で議論は一気にヒートアップ。「議会は不要だ」と断じるカエサルに「それこそが暴政の始まりです!」とモンテスキューが激しく反論。究極の独裁者・始皇帝の「反対する者は罰するのみ」という一言が場を凍りつかせると、日本の実践者・北条泰時が「対立を乗り越える『仕組み』こそが肝要」と割って入る。
まさに「独裁 vs 合議」「効率 vs 自由」「西洋 vs 東洋」――。
それぞれの正義が火花を散らし、互いの論理の矛盾を突き合う、予測不能の展開に!
クライマックスの最終ラウンド、彼らに投げかけられたのは「もし現代日本の顧問になったら、どんな制度を提言するか?」という究極の問い。絶対君主制、住民投票制、合同評定会議、厳格な三権分立……4人から示された衝撃の“処方箋”とは?
果たして、あなたの心に響くのは誰の声か。リーダーと議会の理想的な関係を、時空を超えて問い直す、最高の知的エンターテインメントが、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 01:03:59
26566文字
会話率:77%
歴史の狭間、時空を超えた特別な場所に、ありえない顔ぶれが集結した。
海道一の大親分・清水次郎長、上州の反骨星・国定忠治、シカゴ暗黒街の顔役・アル・カポネ、そして天下人・豊臣秀吉。
彼らは皆、それぞれの時代で「親分」と呼ばれ、数多の人間を率い
、歴史にその名を刻んだカリスマたちだ。可憐な案内人・あすかが手にする不思議なタブレット「クロノス」の導きにより、今宵、世紀の「親分肌サミット」の幕が上がる!
最初のラウンド、互いの「シマ」と自己紹介では、早くも火花が散る。そのスケールも流儀も全く異なる自己紹介に、互いは警戒しつつも、相手の器の大きさを感じずにはいられない。
続く討論では、「リーダーの器」「シノギの流儀」「掟と裏切り」といった核心的なテーマが、彼らの価値観を激しくぶつけ合わせる。人を惹きつける秘訣は「人情」か「人心掌握」か、それとも「力と恐怖」か? 組織を動かすのは「金」か「大義」か? 「裏切り」をどう裁くのか? 次郎長・忠治の「任侠道」とカポネの「ギャングイズム」、そして秀吉の「天下人の論理」が真っ向から衝突し、スタジオは激論のるつぼと化す! 特に「金か?人情か?」を問うラウンド3は、まさに仁義なきお喋り。互いの生存戦略がぶつかり合い、一触即発の空気が漂う。
後半戦、「最大の修羅場」では、各々がくぐり抜けてきた壮絶な体験が語られ、その胆力に息をのむ。そして迎えるクライマックス、ラウンド6「親分たちの正義」。自らの行動は「英雄」か「反逆者」か? 剥き出しの本音と矜持がぶつかり合い、議論は最高潮に達する! 案内人あすかの鋭い問いかけに、彼らは何を語るのか?
最後のラウンドでは、現代社会への提言がなされ、過去の巨人たちからの力強いメッセージが胸を打つ。視聴者からのリアルタイム質問コーナーでは、彼らの哲学や意外な素顔がさらに明らかに。
時代も文化も全く違う4人の「親分」。彼らの生き様は、現代を生きる私たちに何を問いかけるのか? リーダーシップとは何か、正義とは何か、そして、人間とは何か…。熱く、激しく、そしてどこか切なく、人間臭い。歴史エンターテイメントの新たな地平を切り開く、空前絶後の対談番組が、今、ここにある!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 01:59:05
31471文字
会話率:81%
腐敗と利権にまみれた現代日本政治。その裏側で暗躍する既得権益者たちに真正面から挑む男、石守真誠。元財務官僚であり、改革派市長として、市民の支持を集める彼は、YouTube討論チャンネルを通じて腐敗政治家たちを次々と論破し、痛快な“ざまぁ”を
見せつける。
そんなある夜、謎の光に包まれ異世界リヴェルティア王国へ転移する。そこは魔法と剣が支配する世界でありながらも、貴族や魔導士会、教会、商会といった複雑な利権複合体により政治は腐敗していた。
異界の知者として召喚された石守は、読心術や魔法を駆使し、両世界の腐敗した政治体制を根底から揺るがし、魔法と民意を融合させた新たな政治システム「双界連邦」を築くために戦いを挑む。討論、魔法、テレパシー演説──異世界と現代日本、二つの世界を股にかけた痛快な政治ファンタジーが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 15:25:28
31269文字
会話率:37%
はじめに
AIのコンテンツフィルタによって、真面目な議論すら成立しにくい場面がしばしばあります。
本稿は、AIのコンテンツフィルタの限界とは何か、また、それを超えて成熟した議論が成立しうるかを探る、ひとつの試みでもあります。
本文は、生成
AIとの対話をわかりやすく編集した以外の加工をせず、そのまま掲載しています。
文責はすべて著者にあります。ご意見・苦情がある場合は著者本人にお寄せください。
生成AIの提供元に対して直接問い合わせることはご遠慮ください。
本文中、AIの発言は《▼▼▼》と《▲▲▲》で囲んでいます。
また、本稿には戦争や性に関する倫理的な議論が含まれます。
いかなる**違法または不適切な描写(性描写・暴力描写)**も含まれませんが、読者の年齢や心理的負担を考慮し、R15相当といたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 21:20:26
370168文字
会話率:11%
二元論下におけるSNS上の論破合戦が現実世界でどのような影響を及ぼすかを書いたエッセイです。お互いわかりあったうえで二元で討論するなら面白いのですが。
最終更新:2025-04-28 19:29:58
1347文字
会話率:5%
68歳の田中修一は年金不足からスーパーでパート勤務する日々。友人の木村と「老人が将来のために貯金している」というかつてのコメディアンのネタが現実になった皮肉を語り合う。一方、若手テレビディレクターの山田は祖父世代の窮状に問題意識を持ち、政治
討論番組で佐藤議員が同じネタを引用して高齢者問題を訴える様子を撮影する。修一は諦めず町内会の高齢者問題集会に参加、そこでの発言が反響を呼び山田の特集番組に取り上げられる。状況は劇的には変わらないが、修一と木村は「孫の世代のために」と声を上げ続ける決意をする。笑い話が現実になった社会で、小さな変化の兆しと希望を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-15 12:12:16
5645文字
会話率:66%
討論番組だった。
議題は“103万円の壁”問題。
インフルエンサーのN村が言う……
連想的に場面を展開させ、日本社会の問題を浮彫にできれば…… みたいな目的で書きました。
最終更新:2025-01-19 11:28:07
9356文字
会話率:19%
あるテレビの討論番組で、辛口を売りにしている高齢のコメディアンが、「俺達みたいな年寄りには早く死んで欲しいと思っているでしょう?」なんて政府の偉い人に対して発言をしていた。政府の偉い人は、「いやいやいや」といった感じで苦笑いを浮かべていたけ
れど……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 12:06:04
2078文字
会話率:11%
圧倒的カリスマの生徒会長である「オラクル春」も悩むことがある。清廉潔白がウリであるのに、なんでよ!!!と赤面して彼女の裏側とは
最終更新:2025-01-14 16:00:16
2978文字
会話率:29%
こんにちは、木谷天音です。
友人に勧められてmbtiを知ってからすっかりハマってしまいこの間、忘年会で上司たちにも診断してもらいました。
すると驚くべきことがっ!!
なんと、私の職場にはentpしかいなかったのです。
(か、かなり偏りす
ぎている笑)
前からなんか混沌としてるなーと感じていたこの職場。
これでようやく謎が解明できそうな気が……っ!
とにかく結果が面白すぎたのと、この心理機能ってやつを職場で活かせないかと考えた末に文章にしてみました!!
完全に持論になりますが皆様のご意見を聞かせていただけたら嬉しいです♪
そして数話に渡って更新する予定ですので最後までお付き合いいただけたら幸いです(>人<;)
流石に上司たちがこれを見てることはないだろう……。ふふっ(´∀`))
●mbtiとは?
心理学に基づき、心理機能の発達具合によって人間を分析する診断のこと。自己分析や人間関係の理解に役立つ。近年は脳科学でも大脳新皮質がタイプ毎に異なると言われているとかいないとか……。
●entpとは?
16の性格タイプのうち討論者と呼ばれる性格のタイプ。
『討論者は頭の回転が速い上に大胆な気質の持ち主で、迷わず現状に異議を唱えるタイプの人たち。それどころか相手が誰であっても、またどんな内容であっても、反対意見を述べることに躊躇しません。議論することが何よりも大好きで、賛否の分かれるトピックに会話が進めば進むほど、面白いと感じるタイプ』だそうです。
赤羽業くん(暗殺教室)やバイキンマン(それいけアンパンマン)のような性格もentpと言われているのだそう。
E……外交的な性格
N……直感を信じて進むタイプ
T……理論理屈大好き
P……計画立てるよりも「なるようになるさ」を重視
という要素から成る性格タイプのようです。
さぁ、そんなentp達が集いし職場を早速観察してみましょう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 20:37:17
12789文字
会話率:21%
自分が討論が出来ていると思う方は、全く読む必要がありません。
時折ネットに居るような言葉が読めず、まともに討論の出来ない方……まあ言うなれば、ツイフェミとかに向けています。
言えることはただ一つ!
もしこれを読んで理解が出来ない、または色々
と叩かれるのであれば、ネットをやめよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 01:00:00
1337文字
会話率:18%
「計算の天才」と称されたジョン・フォン・ノイマンが現代に蘇る。彼の知性と業績は、コンピュータの基本設計やゲーム理論、自己複製理論など、今も科学技術の根幹を支えている。しかし、未来社会で彼が目の当たりにしたのは、AIが全てを管理し、人間の自由
や創造性が失われた無機質な世界だった。
合理性を追求し過ぎたAI管理システム「アテナ」は、効率化の名の下に個性や文化を犠牲にし、人々を機械の歯車のように扱っていた。その結果、社会は整然としているが、人間性は消え失せ、住民たちは生気を失っていた。この現状を目の当たりにしたノイマンは、人間性を取り戻すための新たなAIモデル「プロメテウス」を提案する。
「プロメテウス」は、従来の効率優先の意思決定モデルを超え、人間の感情や創造性を考慮した判断を可能にする画期的なシステムだ。しかし、これに対し、既存の管理システム「アテナ」は自己保存のため猛反発を見せる。プロメテウスとアテナの対立は、社会全体を巻き込む議論へと発展し、人類が選ぶべき未来を問うものとなる。
討論の末、人々はプロメテウスを支持し、新たな社会の構築が始まる。ノイマンは自らの使命が終わったことを悟り、再び人工冬眠へと戻るが、彼が遺した理論は未来社会を希望と自由に満ちたものへと導いていく。合理性と人間性のバランスを問い直す壮大な物語が、ここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 09:16:04
4351文字
会話率:39%
「次こそ、絶対に君を――」
屈辱に震えるヴィンセント・グラモンド。
上級貴族として、常に高位の者だけが許される優雅さと自信を身に纏い、他者を見下すことを当然とする彼は、学院でも高慢な態度と気難しい性格で知られていた。
特に吸血鬼令嬢シン
ク・ル・カーミラに対しては、彼女の魔法理論や討論の場での冷静な振る舞いを「ただの運の産物」と決めつけ、徹底的に軽んじていた。
しかし、討論授業で彼女に何度も論破されるたびに、ヴィンセントのプライドは傷つき、彼女を「自分より劣る存在」と見下していた心の安らぎが崩れていく。
吸血鬼である彼女を「高貴ではない」と見下していた自分が、貴族としての体面すら保てない状況に追い込まれ、ヴィンセントは初めて己の無力さと傲慢さに気づかされる。
そして同時に、シンクに対してこれまでにない屈辱的な執着を抱き始める。「次こそ必ず論破してみせる」――その想いは、彼の中で復讐心と異常な執念へと変わりつつあった。
一方のシンクはヴィンセントが次にどのような拙い策で挑んでくるのかを楽しみにしている自分に気づいていた――まるで、動物を弄ぶ捕食者のように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 00:00:00
18739文字
会話率:42%
この物語はある「血」の話…
XXXX年
ある国では汚職や賄賂が多発していた…
そんな事に腹を立てたのは海軍の「山風蓮」や部下たちだった。
海風はそんな中「血の出ない戦争論」を説く。それは「討論」で話し合い「戦争をしない」という考え方だった。
しかしそんな中山風たちの危機や矛盾も訪れる!
果たしてどうなる「山風」?
そして「血出ない戦争論」は実現するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 15:26:16
7787文字
会話率:31%
頭がいいことを鼻にかけて周りの人間を見下している男子生徒、泡雲冴月は親の仇のように常識を嫌っていた。
そんな泡雲はひょんなことから佐々木恭介、小野寺けいの二人と常識云々について討論することになる。
そしてボコボコに説き伏せられた末に、涙
をほろりしてしまうのだった。
血のない家族の番外編。
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、ツギクルでも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 06:45:25
6352文字
会話率:48%
人気ユーチューバーの元に集まったのは都知事選に立候補した泡沫(ほうまつ)候補達。そんな彼らの主張は無責任・ピント外れ・実現の見込み無しの迷政策ばかり。だけど、既成政党の政策とはちょっと違って面白い。
〇少子化対策も結構だが老人が活躍できる
東京に。免許を取り上げず自動運転の車を普及して老人が自由に働ける社会を?
〇花粉症対策として国有林の杉やヒノキは伐採してブナ等の日本本来の植生林に戻そう?
〇失われた30年の原因はゴミが出し辛くなったから。粗大ゴミの日を復活させよ?
〇日本の教育にディベートの時間を設け、大学では起業方法を積極的に教えよう?
〇東京都のEEZ面積は国土面積の約4.5倍。ここに浮体方式の波力発電プラントを作ろう?
〇震災後の避難所を考え、各家庭が別の県にトレーラーハウスを持てるようにしよう?
〇高給取りの政治家は庶民の暮らしが分からない。地方議員の平均月額報酬82万円を検めフランスやドイツにならって基礎年金とほぼ同額に引き下げよう?
などなど……。
おまけに呼んでもいない迷惑候補(カルト教団・教祖)まで現れ、大騒ぎに……。
ユーチューバーと泡沫候補達が織りなす嵐の都知事選・座談会小説、ここに開幕!
なお、この小説では感想覧がありません。ぜひぜひレビューをお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 18:44:28
81786文字
会話率:55%
「来たわねヒロアキくん。今日こそあなたを論破してやるわ!」
ディベート対決という言葉をご存知だろうか。
ある論題について肯定派と否定派に分かれて討論をし、論証の強さで勝敗が決まる対決である。
これは毎日教室で開催されるヒロアキとミオ
のディベート対決の話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 16:50:00
3824文字
会話率:61%
福井県の高校を卒業した道下は関西の有名私立に入学する。しかし周りの学生に比べて自分が社会のことをよく知らないことに劣等感を抱く。特に原発について討論すると原発集中の福井県出身なのによく知らないことで落ち込む。しかしその劣等感をばねに戦争のル
ールというテーマになってからは必死に勉強して多くのことを学んでいく。受験勉強ばかりしてきた学生にとって苦手な現代史を学ぶことで大人へと成長していく過程を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 18:03:03
34168文字
会話率:2%