東京に住む亜梨鈴は、転んで頭をぶつけて気がついたら大好きだったRPG、ワンダーランド・ファンタジー、略してワンファンの世界で聖女として転移していた。どうやら死んだらしい。
そこでは、魔王を倒すパーティの聖女獲得が激しく、聖女アリスとして参
加することを強要されるが、アリスは聖女に必須な回復魔法が全く使えない。
仕方がないと教育してくるイケメンの騎士イヴァンはドSで恐しく、彼がS度を増すたびに、アリスのステータスのM度も増すらしい。
みんなが聖女を欲しがる理由も、魔王を倒すためじゃなく不純。
しかもちょいちょい魔王様(イケメン)に縛られる夢が出てきて、ちょっと癖になりそう、て違います!
知っているゲームとは違う変なキャラクター(でもイケメン)、選択肢によっては闇落ちエロゲルートまっしぐらとか。
闇落ちルートを回避して、でも社畜世界へも帰らず、王様(ロイヤル)と結ばれるルートを探します。
*コメディ。セルフレイティングは一応。内容はほぼ健全。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:50:40
138011文字
会話率:48%
貴族の三男『ロージス・グレンバード』は家のことは親や兄2人に任せ、普段から遊び呆けている。両親も兄達もそんな俺を見て小言は言うが大切にしてくれている。
在る時、奴隷商が引き連れていたのは一人の可憐な少女。奴隷商はその少女がアーティファ
クトと呼ばれる武器であるという。アーティファクトは感情を持った武器。
その日の夜、奴隷商を捕まえにグレンバード家が動く。不純な動機で彼女を救おうとするロージスだが死にそうな目に遭う。それを覆す一手は彼女と契約をすることだけだった。
アーティファクトと呼ばれる少女―リーナと契約をしたロージスの手には燃え盛る炎の様な刀身の一振りの剣だけが存在していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 10:00:10
163803文字
会話率:55%
覇王アンシュラオンと『災厄の魔人』である姉のパミエルキが織り成す、異世界バトルハーレムファンタジー!
ここはフロンティア。安っぽい倫理観などなく、暴力と金だけが物を言う魔獣溢れる未開の大地。嫌いなやつを殺すことも自由。奪うのも自由。誰
かを愛するのも自由。誰かを助けるのも自由。そんな中で好き勝手に生きる少年が、お姉さんとイチャついたり、女の子たちを優遇したり、おっさんと仲良くしたり、商売を始めたり、都市や国を創ったり、魔獣を飼い慣らしたりする物語。
後にシェイク・エターナル〈永遠なる混ぜこぜの大地〉と呼ばれる巨大連合国家が生まれる礎を築いた男、覇王アンシュラオン伝記である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
生まれ変わったら、「姉とイチャラブして暮らしたい。ついでに強い力で守ってあげて、頼られたい」。姉属性大好きの元日本人のアンシュラオンは、そんな願いをもって転生したものの、生まれた異世界にいた姉は、最高の資質を持つはずの自分すら超える【最強の姉】であった。
激しく溺愛され、その重い愛で貞操すら(過去に自ら喜んで)奪われ、半ば家畜同然に暮らしていたが、ようやく逃げ出すことに成功する。常に支配され続け、激しいトラウマを負った彼が次に求めるのは、「従順な女性とイチャラブしたい」という願望。そこで目をつけたのがスレイブ(奴隷)である。
「そうだ。スレイブならば、オレを支配しないはずだ。何でも言うことを聞いてくれるし」
そんな単純で不純な動機でスレイブに手を染めるのだが、それが彼の運命を大きく変えていくことになる。
後に彼はこう呼ばれた。
「多くの女性スレイブたちとともに、彼女らの国を創った欠番覇王」―――と。
※以前のものとは異なる違うバージョンの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 01:00:00
3268976文字
会話率:43%
2000年、ノストラダムスの大予言は外れた、と思われた。しかしその3年後地球に恐怖の大王がやってきた。彗星「恐怖の大王」。それを機に人々は不思議な力を手に入れた。
キーワード:
最終更新:2025-06-06 22:58:50
215134文字
会話率:45%
【第一章完結まで執筆済み(約10万字)】
プライベートスペースのない大家族に生まれ育った僕、佐伯真白は高校入学を機に念願の一人暮らしを始めた。
喉から手が出るほど欲しかった自分だけの部屋。しかしこの生活を維持するため、【成績は学年十位以
内をキープすること】【生活費は自分で稼ぐこと】【不純異性交遊はしないこと】等の条件をクリアしなければならない。
学業とバイトに身を捧ぐ過酷な日々。しかし、お隣さんで同じ学校のギャル、天城杏奈をトラブルから救ったことで毎日が一変する。
「佐伯のこと、好きになっちゃった」
「今なら何でも言うこと聞いちゃうけど、どうする?」
「あたしも初めて、男の子にこういうことするの」
これは、全力で惚れさせようとしてくる天城に振り回されながら、少しずつ距離を縮めてゆくラブコメディ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:14:17
108612文字
会話率:45%
不純な攻め×純情鈍感受け。
大好きな幼馴染の朋春は、幹人を可愛がってくれていた――少し前までは。
〔攻め〕朋春 高2
〔受け〕幹人 高1
外部サイトでも同作品を投稿しています。
最終更新:2025-05-21 04:47:47
5802文字
会話率:63%
これは一見不純に見えて純愛な青春物語——
鷹村恭介は容姿が不良風なせいでボッチな高校3年生。
18歳の誕生日に宝くじを買ったら1等に当選してしまい急に億万長者に。
そんな彼はクラスメイトで生徒会長の柴乃宮霞が街中で見知らぬおじさんと、嫌々
ウリをしてそうな場面を目撃してしまう。
唯一高校で自分と話してくれた彼女に密かに思いを寄せている恭介は、どうにか彼女が自分を売らないで済むシンプルな方法を思いつく。
それは宝くじで得た金で彼女を買う事だった——
それをきっかけにふたりの関係は学校の人間関係や彼の人生さえも巻き込み大きく変化してゆく。
好きな人をお金で買う罪悪感に悩まされる恭介は、日々自分と葛藤しながらも懸命に彼女への本当の想いを伝えようともがく。しかし、霞も過去のとある出来事をきっかけに実は彼に惹かれていて……
思いもよらない彼女の意外な(ドスケベ)一面に日々タジタジになる恭介は、いつかこの歪な関係を抜け出し本当の幸せを掴めるのだろうか?
恭介と霞の甘くて幸せでとってもじれったい。ヤリそうでヤラない事も多い、ちょっとエッチな日々を描くほのぼのハートフルちょいエロ純愛ラブコメここに開幕!!
本作品はNTR要素は一切含まれておりません!健全純愛糖度高めのラブコメです!
ただし、表現の都合上少し不安になるような表現が初回数話にある場合があります。ほんの少しだけ我慢してね♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:50:00
114095文字
会話率:40%
高校生の小鳥遊宙比戸(たかなし そらひと)は、ある日突然、幼馴染の渡月阿弥(とげつ あみ)と同棲することになる。料理や家事を完璧にこなす阿弥の世話を受けるうちに、宙比戸は次第に気づいていく。彼女の優しさの裏にある、不純な何かに疑問を抱きはじ
めていく。
「宙比戸は、私無しでは生きられないようにしたい」
不純なようで純粋な、奇妙な同棲生活が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 11:01:39
7724文字
会話率:55%
働かずに楽して生きる――それが主人公・桐崎霧の昔からの夢。幼い頃から貧しい家庭で育った霧は、「将来はお金持ちの女性と結婚してヒモになる」という不純極まりない目標を胸に抱いていた。だが、その夢を実現するためには、まず金持ちの女性と出会わなけれ
ばならない。
そこで瞬が目をつけたのは、大金持ちしか通えない超名門校「桜華院学園」。家庭の経済状況では到底通えないはずだったが、死に物狂いで勉強を重ね、特待生として入学を勝ち取った。
ところが、いざ入学してみるとそこはセレブだらけの異世界。性格のクセが強く一筋縄ではいかない相手ばかりだ。おまけに霧を敵視する女子も出現し、霧の前途は波乱だらけ!
「ヒモになるのも楽じゃない……!」
果たして桐崎はお金持ち女子と付き合い、夢のヒモライフを手に入れられるのか?
※他のサイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 17:21:11
125535文字
会話率:46%
坂上明には小学校から高校二年になった現在まで密かに片想いしていた人がいる。幼馴染の岸谷聡だ。親友の内巻晴菜とはそんな事も話せるくらい仲がよかった。そう思っていた。
ある日知った聡と晴菜の関係。
これは明が過去に募らせてしまった愚かなる純愛へ
一矢報いる為、協力者と裏切り返す復讐(イチャイチャ)の物語である。
※不定期(物凄くゆっくりめ)更新予定。数カ月以上更新ない事もあるかもしれません。
※完結できるのか現段階では未定です。
※カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。
※主人公は常識的によくない事をしようとしていますので気になる方は読まずにブラウザバックをお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 05:51:40
126403文字
会話率:43%
好きで好きでたまらないのに、何もできない。彼女から触れられても、応えることができない。ただじっと見守ることしかできないもどかしさを持て余す日々。彼女はそんな想いなどつゆ知らず、私のあずかり知らぬところで青春を謳歌していく。それでもいいと一途
に想い続けることは、果たして不純なことなのだろうか――
これは、つながることの許されない、無機質な恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 16:23:58
2449文字
会話率:18%
高校二年生、春。
百瀬友斗は、父親の再婚によって、二人の少女と義理の兄妹になる。しかし、顔合わせの場に現れたのは彼の知り合いだった!?
一人は中学時代からのセフレ。
もう一人は可愛がっている後輩。
二人こそが継母の連れ子で――!?
かくして
、気まずくて穏やかな同棲生活が始まる。
やがて、友斗の抱える問題によって、彼らの関係は移り変わっていき……。
もう一人の少女・入江大河を巻き込んで、彼らは距離を縮めていく。
※『腐れ縁のセフレと小悪魔な後輩が義妹になったんだが、どうすればいいと思う?』のリメイク&別ルートverです。「カクヨム」で投稿していたものを保険として「小説家になろう」でも投稿することにしました
※カクヨムでも重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 10:30:00
420318文字
会話率:44%
元カノとの関わり方は様々だ。
疎遠になったり、ストーカーされたり、セフレとして関係が続いたり……。
高校生の本条悠には三人の元カノがいる。
中学時代に付き合っていた後輩・安芸愛海はストーカーになった。
高校に入って付き合った友達・三船のどか
とはセフレとして続いている。
そして初恋の元カノは――夢を目指して、海外に留学していた。
白鷺岬。日本女子陸上界の希望の星だった彼女は、中学時代に日本を去った。
しかし、高校二年生の春。
彼女は完治不能の怪我をし、日本に帰国してきた。
「毎日何時に起きて、何を食べて、誰と会ってるのか。ぜーんぶ知りたいんですっ♡」
「だから負けるつもりはないよ」
「私もここに暮らすのよ。よろしくね、同居人さん」
四人は、一つ屋根の下でシェアハウスを始めることになる。
ブレーキの利かない泥沼大ラブコメ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 20:00:00
28846文字
会話率:45%
男子高校生の百瀬友斗は、ある日、父親の再婚を理由に二人の少女と義理の兄妹になる。
一人は中学生の頃から友斗とセフレ関係を続けている同級生、綾辻澪。
もう一人は小学生の頃から慕ってくれている小悪魔な後輩、綾辻雫。
セフレと後輩の二人が義妹にな
ったことで、気まずくて複雑な同居生活が始まる。
やがて、友斗の抱える問題によって、彼らの関係は移り変わっていき……。
もう一人の少女・入江大河を巻き込んで、彼らは距離を縮めていく。
思い出と、今と、未来。
セフレと、後輩と、部下。
独占欲と、憧れと、慈愛。
たとえ間違いだらけでも。
たとえ背徳で、不純でも。
──この青春を、不純愛だとは言わせない。
紛うことなき、四人の純愛青春ラブコメ。
開幕。
⚠楽しんでいただけましたら、レビューなどで推してもらえると嬉しいです。
⚠性描写は本当に極わずかです。基本的には健全なラブコメなので、未成年の方もウェルカムです。
⚠この作品は過剰な性描写が理由で公開停止になってしまった作品の改稿版です。作中での性行為描写をカットし、未成年の方でも問題ないようになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 21:03:23
1803723文字
会話率:44%
モシュネ は、人間と妖精の血を引く「半妖精」として学級王国で暮らしている。成績優秀で冷静な彼女だが、「不純の血」と蔑まれ、周囲とは距離を置いていた。そんなある日、彼女は サニータ という不思議な妖精と出会う。
最終更新:2025-03-23 23:59:44
10638文字
会話率:23%
人は|他人《ひと》の愛で感動できる生き物だ。
宝石のように綺麗で形良く美しいものは無価値な石に紛れてとても希少な価値になる。
そのような感動はいまや獣の欲望によって無価値され破壊されている。
許されざる蛮行
だからこそ感動を取り戻すために俺
は全ての宝石から不純を取り除く。
純愛狂信者の一面と無気力な一面、両方持った闇ギルドマスター。
彼がこの国の闇ギルドの統一を果たした1年後、その姿は国家公認の探索ギルドにて現れた。
そんな彼が現代日本から転生してきた元女子高生と共にこの国いや、この世界の不純を取り戻しNTRがない綺麗な世界を目指していく!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 20:05:11
4407文字
会話率:2%
佐倉 真一郎が長州派にいた頃、新選組は壬生浪士組という名で存在していた。
壬生浪士組という名の頃は、派閥は芹沢 鴨を頭目とする水戸派と近藤 勇を頭目とする試衛館派に割れており、更に文久3年5月の頃に我こそは尽忠報国の士と名乗る者が大量に加入
してきた。第一次隊士募集である。
勿論、それなりに篩(ふるい)にかけて入隊を許したが、多少いい加減なものも混じっていて、採用後も仮同志(ふるい)にかけた結果、近藤達が京で活動を開始して初めて現地で同志(なかま)に加えた隊士達は、好くいえば個性的、悪くいえば不純物が入っていた。其は正に玉石混淆(こう)―――・・・玉はいい加減なものを取り除いた事で更なる輝きを放ち、不純なものどもはその黒さが浮き彫りとなった。中には、両方の性質を具えたものも窺えるものの。
前者は5人しか在らず。否、5人も在れば充分であろう。
美男五人衆と。
後者は、長州からの間者である。
※登場人物は『新選組・真の参謀』を基礎としています。一部のキャラクターや設定は友人の作品を下敷としています(掲載・応募の許諾あり)。
※ 時代系列はおおむね史実通りですが、事件の経緯や解釈などは創作の要素が強いです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 16:00:00
48316文字
会話率:46%
元A級の治癒師、エルフさん、シリワ・セナフコさんはFランクの治癒師、ふふさんの奴隷になりました。毎日不純な視線で見られて、セナフコさんはとても嫌い。そして彼の身体に検査した、この人が本当に彼女に悪意満々。一番きらいのはその性虐待の悪意だ。せ
ナフコさんは毎日こっそり彼に治癒を行っていますので、ふふさんの性欲が抑えた...そして以下連接は同シリーズのR18作品、苦手な方は要注意。https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/2598901/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:10:00
21680文字
会話率:41%
不純恋愛物。ときどきコメディときどきシリアス。高校二年生の高持冬也《たかもちとうや》には幼馴染が二人いる。久遠夏月《くおんなつき》と、山名春葉《やまなはるは》だ。春葉のことが好きな冬也は、恋のキューピッドと有名な夏月に仲介を頼み、無事に春葉
とのお試しのお付き合いをスタートする。しかし、夏月は仲介の見かえりにとんでもないことを要求してきたのだった。「私と浮気して」……と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 18:20:00
78854文字
会話率:50%
広く浅く、深い関係の友人がいない小原結衣は、クラスカースト最上位の二人に挟まれている。
一年でサッカー部レギュラー入りしたイケメンの倉橋康太と、読モ経験もある美少女ギャルの御蔵陽菜乃。
そんな二人が両隣の席にいる結衣は、たまに彼等と会
話するくらいで休日に遊んだり、少人数で放課後遊びに行くほどの仲ではない。
しかしある日、なぜだか陽菜乃とゲームをすることになり、急に仲が深まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 22:54:09
7280文字
会話率:70%
家庭の経済事情から、時給に釣られて怪しげなメイドのバイトに応募してしまった女子高生・有紗。
『ご主人様』を自称する若いイケメン眼鏡男子の正体は、どんなメイド好きの変態かと思いきや、有紗が愛読するファンタジー小説の作者・六堂鏡哉その人で……!
?
「理想のメイドを得るためには、まず自らが理想のご主人様とならねばなるまい。私はその理想を満たすために作家になったのだ」
「わたしがメイドとして先生の身の回りの世話をすれば、新作小説を書いてくれるのでは?」
利害が一致したふたりのメイド契約から始まったり始まらなかったりするラブコメのような何か。
(しばらく更新が不定期になるかも……少々お待ちください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:51:31
84654文字
会話率:34%
刹那蓮(P.N.)はSNSを中心に活動するマイナー漫画家。描くのは甘酸っぱい学園恋愛ものだが、本人は冴えない成人男性。
ある日、広告代理店からの依頼で映画のステマ漫画をアップした彼は、日頃SNSで煽りあっている下品な漫画家“ちくわぶ太郎”が
ほぼ同時に同じ映画のステマ漫画をアップしていたことを知る。
さらにその漫画の内容から、“ちくわぶ太郎”の正体が試写会で隣の席にいた美女だと気付いてしまい……。
こじらせ系女子と鈍感男のちょっと変わった大人のラブコメ。全4話完結。どこからもお金はもらってません。
(カクヨム、ノベルアップ等にも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 19:00:00
33142文字
会話率:48%
「君は純文学って知ってる?」
「文字列だけなら。意味は、そうですね、純粋な文学とかじゃないですか?」
「文学に純粋と不純の区別はないよ。官能小説だって美学になる。純文学とは、芸術性を持った文学ジャンルのこと」
「じゃあ、自分らの会話は
純文学ではないですね。芸術性とか、信念とか、欠片もないですから。行き当たりばったりで、その時々で主義主張も違う。まして、言葉の意味すら分からないまま使うこともあるんですから」
「そもそもの話、会話は文学ではないしねぇ。適当も適当。……ところで、こういう風に会話だけで進む小説をなんて言うか知ってる?」
「対話体小説ですよね。国語の教科書のコラムに書いてありました」
「なんだ、純文学を知らずに対話体小説を知ってることがあるのかぁ」
「他人の人生は不思議なものですよ。てか、さっきから純文学だの対話体小説だの、分類ばっかして、差別ですか?」
「“区別だよ”。
そういう風に言葉を変えて納得感を持たせてるのさ。区別も差別も分類もジャンル分けも言語化も、等しく同じことだよ」
「思想つえぇ……」
「分ける必要なんかなく、あやふやでいたほうが平和的で本質的だというのは、世の真理の一つなんだワン」
「なぜとつぜん犬に?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:28:33
9177文字
会話率:97%