トイレに九龍城の如く籠城した文化祭、一言も発さなかった合唱コン、親を説得して休んだ修学旅行、友達などできなかった中学生活。
そんな唾棄すべき冥暗の中学時代を打開すべく、適当な高校受験のぬるい激戦を乗り越えて、自分とは一切関係のない10駅ほど
遠くの高校へと通うことになった「私」は有意義な時間など、これまで一度も過ごしたことがなかった。
そんな努力も継続も苦労も嫌いで、思い付きの原動力もくだらないような幻想ですら持ち合わせない「私」は新天地で自分を変える希望の片鱗と出会い、、、?
社会的弱者の描く陰キャ列伝、ついに登場!
※私事ですが2日に一回程度の更新頻度とさせていただきます
※₂主人公の「私」はどうにか性別が分からぬように執筆させていただきます。 皆様のイメージに合わせてお読みください
※₃面倒くさいので固有名詞はほぼ出しません。 あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 11:49:57
3382文字
会話率:0%
ある頃から、戦場に現れては戦死者の死体を連れ去る魔女の噂が流れるようになった。
曰く、激しい籠城戦が行われた日の翌朝城から死体が消えた。夜明け前に畑作業に出た農夫が、道を一人歩く女を見かけ不審に思い声を掛けたが笑い声を残し女は掻き消え、その
後をいくつもの死体が呻き声を上げながら連なり歩いていた。
曰く、平原で両軍が激突し何千人もの死者を出した翌朝死体が消えた。停戦協定を結び両軍の死者を回収に向かった部隊が、打ち捨てられた武具を残し連なり歩き去る死体を見た。追いかけたが日が昇り始めると女の笑い声と共に掻き消えた。
曰く、夜中に馬車を飛ばす商人が道なき道を歩く女を見かけその後に続く死者の大軍を見た。商人が死者の大軍に驚いていると背後から女の笑い声が聞こえ振り返ると誰もおらず、再び死者の大軍を見やると女と共に掻き消えていた。
噂である、しかし見た。と言い出す者が後を絶たず、ここ数年続く戦争の地で死体が消えるようになったのも事実であった。
茨の魔女である。誰が言い出したのかは不明だが、死者を引き連れ消える女は茨の魔女と呼ばれるようになっていた。
そして茨の魔女の噂に、新たに騎士が加わる事となった。
妖馬の背に乗り、魔剣を振るう騎士である。
かの魔女に仕える騎士が現れ、魔剣によって城を、砦を、大軍を打ち砕く。死者は茨の魔女が連れ去り、騎士は次の得物を求めて妖馬を進ませる。
骸の騎士である。
これは骸の騎士と呼ばれるようになった少女と、その従僕が茨の魔女と交わした契約の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 17:58:28
40434文字
会話率:36%
ある男は奴隷の身から解放され、自由を手に入れ、着実に力を付けていく。
だがある時の戦争により仲間も主も放棄してダンジョンに籠ってしまった。戦争によりダンジョンに逃げ込んだ男による自責と責任転嫁が襲い来る籠城戦が始まったのだ。
最終更新:2024-10-27 00:10:14
3067文字
会話率:5%
ヤンデレ婚約者、サイラスから逃げるために鳥籠に閉じこもったリーシャ。
あの手この手で鳥籠の外へと誘い出そうとするサイラスだが、ヤンデレの餌食になるまいとリーシャは頑として鳥籠から出ようとしない。
婚姻式を間近に控え、だんだんとサイラスは焦り
を募らせていく。
「まさか君は、式さえも鳥籠の中にいるつもりなのか……?」
狂っていくサイラス。
鳥籠から決して出ようとしないリーシャ。
ヤンデレ回避のための籠城は、果たして幸か不幸なのか。
リーシャが転生者であるということが、すべての鍵となっているが――。
※柴野いずみさま企画「匿名狂愛短編企画」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 21:00:38
5454文字
会話率:52%
この世は戦国時代。次々と裏切り、謀殺される中、忍び達も裏切り、謀殺。S級の忍び果心居士は日吉丸(後の秀吉)に付いていた。
桶狭間の戦いで十倍の敵の相手にする今川義元を織田信長は討ち取る。それにより信長、日吉丸を果心居士は推す。
その時
、足利義昭は明智光秀に上洛への協力する奴はいないかと提案し信長に矢が刺さった。そして足利政権復権になるが、徐々に義昭に対する信長は酷いとわかり反信長になっていく。 初めは削られていくが、和議と侵略を繰り返して遂に義昭を高野山に追放する。が影の王は殺害は光秀するように命じる。討ち取ったが信長の首をどれだけ捜したない。それは本因坊算砂が信長に言われて持ち出していたのだ。
そうこうする内に秀吉と光秀は対峙するがあっという間に敗れる。また、秀吉は三法師を推す勢力と勝家は信長の三男・信孝を推す勢力がぶつかった。激しい争いで柴田勝家、お市、織田信孝を自殺と追い込む。
そして秀吉と果心居士は京に居てる阿弥陀寺、本因坊算砂に遂に捕まるが、朝廷の勅願僧の清玉上人が居てた。清玉上人はどれだけ金銭だろうとも一度埋葬したものをまた掘り出すのかと猛烈に反対した。秀吉は去ったが本因坊算砂は清玉上人を疑う。しかし本因坊算砂は「物騒な輩とは縁を切っております」と言って去っていく。
次は徳川家康と対決するが中々苦戦をし和議となると同時に真田昌幸も配下となる。
最後な北条家は史上最大の豊臣家の籠城戦で幕を閉じる。
一旦は長い戦いは終わったかに見えたが三法師が亡くなってから人が変わり、漢、明と外国に目を向けるが秀吉は急死して、家康は果心居士を説得に成功する。
そして、豊臣秀頼と家康が激突するが大坂の陣では真田幸村は後一方まで追いつけるが惨敗。これにより徳川家の時代が幕をあけるが家康の急死。最後には徳川秀忠、母・西郷局、後陽成天皇、新らたな影の王の果心居士は影の如く消えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 16:51:45
115798文字
会話率:16%
ボスリムの城塞都市の統治者は、幼くして戦死した父から領主の座を受け継いだ少女ハルネ。しかし都市は敵国の軍団に包囲され、籠城を決めたハルネは家臣たちの統制に苦慮していた。
そんな中、同盟交渉のために都市を訪れていた使者が何者かに殺害される
という事件が起きる。しかもそれは都市防衛隊の厳重な見張りがある中での不可能殺人だった。
敵軍の包囲が続く中、戦争の方針をめぐって家臣たちが割れる。ボスリムの分裂を阻止するため、ハルネは独自に犯人探しを始めるが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 22:14:32
41318文字
会話率:48%
〈登場人物〉※名前のみの登場も含む
林田 光雄…著名な小説家。
須藤 賢二…林田光雄の担当編集。
日下部…編集長。
前原 浩…籠城犯。
天宮 統…籠城事件に巻き込まれた人質。
天宮 信吾…同。天宮の息子。
小笠原直樹…同。大学生。
めぐみ…同。小笠原の恋人。
恩田 圭介…同。カフェの店員。
三沢 俊一…同。サラリーマン。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-28 17:06:44
32888文字
会話率:43%
原城跡や資料館を見学してふと思いつきました。
天草四郎って忍者だから水の上を歩けたんじゃないのか?
忍者だからカリスマ性を兼ね備えていたんじゃないのか?
それに原城に急遽籠城する事になったのに幕府軍を撃退することなんて出来るものなのかな?
もしかして初めから籠城するつもりでいて事前準備していたんじゃないのかな?
そう思って創作してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 12:12:26
126760文字
会話率:30%
きっと全て、なるべくしてなったことなのでしょう
キーワード:
最終更新:2024-01-05 01:13:23
1121文字
会話率:16%
うっかり異世界召喚されたパティシエの卵の私が、就活のためにRTAを決めた聖女様が実は異世界から帰れないと知って籠城中にお供えするお菓子を作る話。あるいは、筋肉。※前回はカヌレを作ってました。
最終更新:2023-10-17 14:12:34
4049文字
会話率:32%
恒星間航行を確立した人類が、他の惑星に移民を開始して、100年後。人類は未曽有の生命体との戦争に突入する。TALという汎用人型機動兵器を中心に人類は、ファンタジー世界にでてくるドラゴンのような生命体ドレイクと戦うが、人類は敗退してしまう。
『フォース』と呼ばれる星では、都市単位で籠城作戦を取り始めてから、数世紀の時が経った。21世紀初頭まで文化レベルまで落としても、なお人類は生き残り、生活を続けていた。
『地球』からの連絡は、未だにない。
ヤマト・コスギは、孤児である。父親に捨てられ、預けられた孤児院も幼少の頃に、ドレイクに焼かれてしまう。17歳になった彼は、TALのパイロットを目指し、軍事学校に通っていた。彼にはその道にしか選べなったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 17:00:00
60276文字
会話率:40%
世界がゾンビで埋め尽くされてから三年──自宅で籠城し、何とか生き延びていた赤羽雪音は不幸な事故で、ゾンビに噛まれてしまう。残された猶予は七二時間。この三日間で自分に何ができるのか。そう考えた彼女の中で、ある欲望が湧き上がる。
それは食欲
。赤羽雪音は最後の食事に、大好物であるカレーを再び食したいと考えた。そこで、自宅から離れ、街に残された物資を収集して、理想のカレーを作ろうと放浪する。
こうして、屍が彷徨い歩く世界で、彼女の人生最後のカレーを追い求める『カレー・オブ・ザ・デッド』が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 17:04:13
73372文字
会話率:39%
「神殿にいたんだから大丈夫だろう。頑張れ」
「神殿育ちは万能調味料じゃありませんけど??」
幼い頃から、流行病が原因で顔に斑点があり、「嫁のもらい手はいないだろう」とシルヴィはそのまんま神殿に放り込まれていた。
そんな中、突然実家に呼び戻
され、訳あり伯爵の元に嫁ぐように言われる。
呪われている土地だからとおそれられているため、姉は流行病(仮病)で別荘に籠城してしまい、神殿育ちなら大丈夫だろうと、そこに送られてしまうこととなった。
しかしそこの伯爵様のジルは、農民たちに混じって元気に田畑を耕している人だった。
「神殿出身だったら、なにやら特産品はつくれないかい?」
「ええっと……待っててくださいね……」
呪われている土地と呼ばれる謎と、町おこしで、彼女のセカンドライフはせわしない。
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 07:00:00
59034文字
会話率:52%
「フランチェスカ公爵を殺せ」
フランチェスカは南部を荒らす悪役だ。
国王の命を受けた近衛騎士サミュエルは、公爵領に潜入し、標的のエミリオに近づくことに成功する。
しかし標的の正体は、早世したエミリオの双子の妹・エミリアだった。
領民たち
に慕われるエミリアは、とても悪人のようには見えない。
彼女と日々を過ごすうち、サミュエルの胸に迷いが生まれ始める。
――本当に、この人を殺していいのか。
これは、エミリアに恋をしたサミュエルが、仲間たちと力を合わせ、共に生きる未来のために奮闘する物語です。
※全42話。一話あたり4,000字〜8,000字(41話のみ9,000字です)
※42話はエピローグ的な位置付けです(3,000字)
※毎日21時ごろ更新します。
※この作品はアルファポリスにも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 21:00:00
287998文字
会話率:43%
15世紀末、播磨国 荒井の里は恐怖に包まれた。
戦慄すべき生霊の出現。
唸りを上げて襲来する紅蓮の大怨霊イソラ!
井沢正太郎は、御札を貼り巡らした住居に籠城を試みるも……
そして隣人 彦六が目撃した惨劇。
上田秋成の傑作「吉
備津の釜」に記された真実とは?
そして怨霊イソラの正体は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 05:14:15
32915文字
会話率:54%
その者の名は、細川 与一郎 藤孝。
幽斎玄旨を雅号とし、もっぱら細川幽斎と呼ばれる。
慶長5年9月。
天下分け目の関ケ原前夜のこと。
わずか兵500人で、丹後田辺城に籠城する細川幽斎は、小野木重次・前田茂勝・織田信包ら率いる兵1万5
000の包囲を受け落城寸前の危機にあった。
━━ 歴史に名を残すひとかどの人物を気取るのであれば、常に人の目を気にせねばならぬ。
そうして彼が出した手紙は、人の目を気にし続けた幽斎の籠城戦の価値をさらに高めるものとなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 23:59:09
9174文字
会話率:2%
*この作品は習作のために書いたものです。深い意味はないので軽い気持ちでお読みください。
籠城戦に供え私とラザルスは歩廊の上で歩哨をしていた。
最終更新:2022-09-29 23:19:02
2500文字
会話率:22%
これは、欠陥品と見なされた少女が希望を灯す物語。
これは、何もかも失った男が過去をかき集める物語。
異形に籠城を強いられる要塞で、連日に殺人事件が繰り返される。
勇者の妹であるクリシスは、記憶が欠如したまま要塞に戻り、その渦中に飛び込むこ
とになる。
毒舌のメイド。
単細胞の守備軍。
正体不明の冒険者。
慈悲深い見習い神官。
書斎に籠もりきる領主。
西大陸の第一次防衛戦の要である場所に、人類の未来を顧みない殺戮を繰り返す者がいる。
真実が全て明らかになる時、己の正義を掲げる者は、少女に『灰』への第一歩を踏み出させる。
SF色のダークファンタジー。ミステリもどきの第一巻・開幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 19:00:00
330338文字
会話率:27%
――とある町娘の証言。
私は、運良く前の方で見ることができたのですが、女王陛下は、その、必死に我慢をなされていました。
あんな大勢の前で、脚を擦り合わせて、お尻まで振られて……私などでは、間違いなく途中で逃げ出してしまっていたでしょ
う。
でも、陛下は最後の最後まで私達の前に立ち続けて、それで……あぁ、なんてお気の毒な。
女王陛下のお心が、一刻も早く癒されることを、心からお祈り申し上げます。
――以下、激励式における女王の言葉より、一部抜粋
『どんな軍勢に、攻め込まれたとしても……くふぅっ! 決して、城門を開いては、あぁっ! 開いては、なりません……! 堪えるのですっ……堪えてっ……閉じてっ……んはぁっ!?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 00:43:37
5528文字
会話率:2%
ある平凡な日々、これからも続くであろうと誰もが思っていたが災厄は突然とやってくるので予想は不可能だが人の手による悪意は防ぐ手段があるがそれも手段がきちんと動いていなければならない。
いつものロシア機による侵入事案としてスクランブルした自衛隊
機だったが本日は異様な状況で実に300機もの輸送機が侵入してくるが専守防衛を掲げている日本にとって攻撃を受けなければ何も出来ないと言うシステムの裏を突かれて札幌市は陥落する。
自衛隊出動に反対する親中露議員により国会も紛糾するありさまで時の首相も人の話を聞くのは得意だが自分の意思を示すことが出来ない人物であった為、正に小田原評定の有様である。
巧妙な事に北海道を制圧したロシア軍は自衛隊には一切、攻撃しないので反撃もできず、基地内に籠城しか出来なかったのである。
果たして、これからどうなるのか? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 22:00:00
20487文字
会話率:34%