15世紀末、播磨国 荒井の里は恐怖に包まれた。
戦慄すべき生霊の出現。
唸りを上げて襲来する紅蓮の大怨霊イソラ!
井沢正太郎は、御札を貼り巡らした住居に籠城を試みるも……
そして隣人 彦六が目撃した惨劇。
上田秋成の傑作「吉
備津の釜」に記された真実とは?
そして怨霊イソラの正体は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 05:14:15
32915文字
会話率:54%
真っ青にきらめく海から吹き込む潮風香る田舎町、磯良町。
大学2年生の夏休み、勇魚清美は友人である牛島まれと一緒に、磯良町へ帰省する。
昨年の台風災害の被害が、いまだ癒えぬ田舎の漁村。
友人と休暇を楽しむ勇魚だったが、久々に帰った故郷の様
子は自分が知るものとは違っていて……。
遥か遠海から吹き込む潮風が運んでくるものは————
※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 06:00:00
21935文字
会話率:36%
【選んだテーマ②】白峯大学の情報学科に通う女子大生、遠坂茉白。彼女の卒論のテーマは、AIで小説の贋作をつくり、評論家たちを騙すこと。そのための資料をさがしていた彼女は、道ばたで不思議な中国人青年と出会った。书店仙人(日本語名:本屋の仙人)と
呼ばれている青年は、文学部の図書室で資料集めをするようにアドバイスする。ところが、その図書室で見つかった古い卒業論文「雨月物語にひそむ志怪ミステリ」と、現実の事件がリンクし始める。鍵のかかった密室から聞こえる痴話喧嘩、書庫から忽然と姿を消した書物、空を飛ぶ封筒、そして、絵の中から抜け出した魚。そのひとつひとつを、遠坂と书店仙人のコンビは科学的に解明していく。当初、犯人は卒業論文の執筆者・大神磯良本人かと思われていたが、彼女はすでに他界しており、捜査は振り出しにもどってしまう。江戸時代の白話小説『雨月物語』の謎を解明したふたりは、事件が論文盗用事件の復讐劇であることを明らかにし、その犯人が大神磯良の娘であることを突き止める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-20 17:00:00
152494文字
会話率:43%
かつて「延喜大社」と呼ばれる儀式が行われたこの街で暮らしている高校二年生の乙社磯良は、ある事件に巻き込まれ不思議な能力に目覚めてしまう。
その能力を手に入れた彼の「運命」は!この町に眠る、恐怖の正体とは!
最終更新:2018-11-24 20:58:38
1332文字
会話率:18%
少年占い師、小磯良はオリンピック記念の高級寝台列車に乗り込み、古都京都を目指す。その道中に事件に巻き込まれる小磯。さまざまな登場人物が現れる中、小磯良はリドルと戦いになる。小磯は人の心の暗闇を照らせるのか。
最終更新:2015-08-02 11:16:15
79676文字
会話率:54%