アメリカ合衆国のデンバー北西部にある先端技術開発区画にある研究施設で事故が発生し、有害物質が周囲に拡散したらしい。
事故対応に向かった消防隊や警察から次々と先端技術開発区画に向かったのだが、彼らからは、要領を得ない応援要請が届くだけだった
。
先端技術開発センターから次々と車で避難する者達が、次々と交通事故を引き起こしてさらに事故を拡大していく。
どうやら有害物質の拡散は偽りで、研究中の遺伝子改造を行った生物がBSL-4(バイオセーフティレベルの最高レベル)を誇る区画より外に出てしまったらしい。
後にヒドラウイルスと名付けられた遺伝子改造生物は、幼生を傷口から新たな宿主の血管を伝わり脳内に至ると脳の組織を自らの組織に置換していくらしい。
さらに神経組織や筋肉組織までもがヒドラウイルスに置換されていくことで元の人間以上の力を持つことになる。その結果知性が無い生存本能だけで動き回り、新たに人を襲うことになる。
いわゆるゾンビそのものだ。
そんな事故現場近くでサマーキャンプに参加していた6人のハイスクール生徒の1人の視線で物語が始まる。
ラジオで状況を確認しよとしていた時に、友人の父親からの通信が届く。一方通行の通信だが、それを信じて避難場所からの脱出が始まる。
ゾンビを倒しながら何とか友人家族と合流すると、早急に町を離れることになった。
ロッキー山脈の西にある友人の父親が所属する協会の拠点へと向かう途中で、アメリカ軍による核を使った都市攻撃が始まる。
どうにか拠点へと到着したところで、もう1つの脅威が襲い掛かる。ロッキー山脈の冬だ。
冬の間に傍受した通信内容によると、アメリカの住人の9割以上がゾンビ化してしまったらしい。残された生存者は1千万人を下回っているらしいが、政府は混乱している状況だ。
比較的近い場所で生き残っていた人達と合流し、近くの小さな町からゾンビを掃討していることが軍に知られて、軍と共同でゾンビを掃討することになる。
町のゾンビを掃討しながら、アメリカ軍を維持してきた兵站基地の制圧が当面の目標になるようだ。それが間に合わないと、ゾンビ相手の銃弾や兵器が枯渇してしまいかねない。
さらには穀倉地帯の穀物集積所を早めに奪回することも、飢えを防ぐうえで重要な課題になりそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 09:30:00
2312691文字
会話率:39%
【これは国境も次元も越える、ただ「人」の物語】
剣を手にしてモンスターと立ち向かい、魔法の法則が実在する世界がある。レベルも、スキルも、ステータスも、チートさえもなく、私たちの世界のように皆が一生懸命暮らしている異次元の世界。 そこに、足
原法次《あしはらほうじ》と双美沙也《ふたみさや》、そして瀬戸日奈《せとひな》は突然日本から転移されてしまった。
法次にあるのは野球で鍛えられた体と元プロ選手だった父親から受け継いだ運動神経、そして沙也と日奈を元の世界に絶対帰らせるという固い意志。頼りにできるのはお互いを信じる心と、ごく一部の善良な異世界の注民たちだけだった。
だが、この世界はどうしても優しくなかった。結局命の危機に迫ってこんな訳も分からない所で終わってしまうのかと思ったその瞬間、法次たちの前に現れたのは…
同じ髪と瞳の色の持ち主。
だが、違う言葉の使い手。
その者たちは日本ではない他所の国から転移されてきた兄と妹であった。果たして、彼らとは背中を預ける戦友になれるのか。
ファンタジー世界で出会った仲間が外国の人?だった、物語が…
今、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 05:26:02
24541文字
会話率:36%
会社を辞め仕事を探していた主人公は、配信者として活動する雨宮 茜から一緒にゲームをやらないかという誘いを受けた。
給料を出してくれ、住み込みで親友と一緒に配信するという好条件で仕事を受けた主人公はアカネの相棒として、初めてゲームをプレイする
。でも主人公は運動神経が悪く自分で戦うのは向いておらず……。
「テイマーはどう?」と提案を受け、テイマーとして活動することになったのだった。
そして、テイマーとなった主人公は気づかぬうちに最強への道を歩んでいく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 00:00:00
90748文字
会話率:48%
とある事件で体を失い電脳世界に生きる少女となった主人公の時雨。
友人の誘いに乗り、ゲームを始めることにした彼女。運動神経も良かったわけではないし、頭はそこそこいい方だった彼女は「とりあえず笑っとけ」の精神でゲームの世界を生き抜く!
体
を失いながらも幸せを感じる少女の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 12:00:00
499834文字
会話率:58%
僕の名前はアルト。
前世でも恋人いない歴=年齢のまま生涯を終え、今世でもそれは継続中。
王立クラウディア魔剣士学園、入学初日。僕はここで、絶世の美少女たちと出会った。七剣姫と呼ばれ、この世界に七つある属性それぞれ最強の魔剣士。
僕も英雄
になってみたい。
もし、それが無理でも、せめて普通の青春を送りたい。
友人を作り、仲間と共に強くなり、そして――運命の恋人に出会う。
この学園で甘酸っぱい思い出を作りたい。
転生したこの世界でなら、きっとそれが叶うはずだと信じていた。
……だが、そんな甘い期待は入学したとたん粉々に砕け散った。
ここでは入学時にスキル判定で僕は「スキル無し(無能)」の烙印を押された。魔剣士学園において、これは致命的な欠点だった。
スキル判定会場では僕はまるでさらし者になった。
七剣姫はわざわざ僕のことを見に来た。
炎の王女(1年生):モモア・フレイム・アルトドルフ
「無能なんだ。信じられない。初めて見た!激レアね。ちょっと燃やしてみてもいい?」
雷の皇女(1年生):リア・ヴォルデンベルク
「……私だったら恥ずかしくてこんな所にいてられないですね。どんな神経をして学園生活を送るのでしょう。」
大地の公女(1年生):ユノア・グランツバッハ
「決して努力が報われないって不憫ね。同情するわ。まあ、素行の問題かもしれないけど。」
水の聖女(2年生):メルキア・アクアリス・アクイナス
「女神様に見放されているのね。前世の行いが悪かったのでしょう。」
光の神姫(2年生):レティシア・ルーメンシュタイン
「やっぱり無能っぽい顔してるわね。例えスキルを授かっていたとしても、きっと役に立たない程度のものだったでしょう。」
癒しの巫女(3年生):トア・フェルディナント
「まあいいじゃない。トイレ掃除要員で学園においておけば?」
闇の竜姫(3年生):ロザリア・ドラグライオス
「弱い者は戦場で最初に死ぬ役割がある。それだけでも価値はあるさ」
こんな屈辱の中で、学園生活を送らないといけないのか。
つら過ぎる。
でも、まさか……彼女たちがスキルを失い、僕に助けてもらうことになろうとは、この時誰も予想していなかったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:30:41
64787文字
会話率:36%
無神経優(ながみきょうゆう)は何処にでもいる不登校の高校2年生。学生が夏休み前の心が踊る中、彼は憂鬱な日々を続けていた。
そんな彼が学校に呼び出され、留年を目の前に人生が見えなくなっていた初夏のある晩に忽然と姿を消す―
彼に間に受け
る運命はいかに―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 17:00:00
30028文字
会話率:25%
主人公(男子高校生)はいたって普通の高校に通う男子高校生。見目が良いわけでもなく、勉強もそれなりには出来るといった感じで、運動神経が少しいいくらい。
お幼馴染も通う事になったその学校には、噂では中学生時代に有名だった子も入学してくる
らしい。
どんな子なのかはうわさに聞いているくらいで、あまり興味が無いが、幼馴染と共に何の偶然か同じクラスになってしまう。
席順も前後している事で近く、同じ班になった事で、色々な事を一緒にする事が多くなった二人。しかし彼女はいつもツンとした態度で接してくる。
それが『猫な彼女』との初対面だった。
表ではツンとした『猫』の様な彼女と、時折見せる『デレ』に次第に魅せられていく俺。
その結末やいかに――。
『猫』に翻弄される学園ラブコメスタート!!
※あまりにも酷い感想・レビュー等は削除させていただきます。
※この作品はネオページ・カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 07:00:00
8743文字
会話率:55%
サッカー少年だった平井龍一は高校へ入学後二週間で試合中の事故にあってしまい、サッカー選手としての夢は、左半身不随という現実で幕を下ろすことになった。
そんな失望と絶望しか目の前になかった龍一に、医療科学を研究している講和医大からプロ
ジェクトへの参加要請が届く。そのプロジェクト名が[インフィニティ・インサイド・システム]通称[I-i-S]。
人と人との脳波を繋ぎ相手のイメージの中で動き回って神経などを活性化させる。それがプロジェクトのコンセプト。
龍一は動かぬ左半身のままでも、そのシステム上では自由にうごきまわれるというコンセプトに興味を持ち参加をきめるのだった。
体が自由動くというその思いだけで衝き動かされた龍一。そんなプロジェクトにも大人たちの見えない欲や、画策が存在した。
そのプロジェクトによる一人の少女との出会い。いや正式にまだ出会ってはいないその出会いがその後の龍一を変えていく。心も身体も一人の人間として、男性として成長していく姿を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 16:00:00
50184文字
会話率:50%
これは後に、人間たちから『世界最悪の天醒皇』と称された、とある戦姫の物語。そして彼女による、最低最悪の英雄譚。
—————『竜』。若しくはドラゴン。それは、人類史の成立以前より、世界のあらゆる地にて語られてきた伝説の爬獣。人々は超常た
る存在のそれに畏敬を抱き、また憎悪の念によって己が身を竜そのものへと転じさせた。やがて科学技術が発達した現代で発生し人類が観測した竜は、多大な被害を生み出しながらも撃退され、その存在を世界連合総会にて取り上げられた。そして調査の結果、現代に蘇った伝承の存在であるドラゴンは、中生代の絶滅種である恐竜と共通の遺伝子情報を有していることが発覚。それ故、世界連合が公式認定した識別名称は『リターナー』。……古に途絶えた生命の闇が、現代にて再び目醒めようとしていた。
近未来の日本……。偏差値日本一の城南大学に通う『柏崎真理那』は、IQ590の頭脳とスポーツ万能な運動神経を持ちながらも、普通の大学生として日々を過ごしている女の子。やや目つきが鋭いが精悍な面立ち、モデル顔負けな恵まれた長身の体躯を持ちながらも、毎週日曜の子供向け特撮番組鑑賞が趣味だと宣う、少し残念な人物—————だった。
しかし死んだはずの父親から届けられた不思議な鍵『テウルギアキー』を手にした時、彼女の天命が動き出す。『リターナー』とは何か?そして『天醒皇』の定めとは?永劫の輪廻を鎖し、天醒の扉を解き放て!
【NOW-LOAD-OK? NOW-LOAD-OK!】
「————“天醒”」
アームドリターナーソルアーク 隔週日曜夜九時更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:00:00
48687文字
会話率:42%
朝日 光(あさひ ひかる)は才色兼備、品行方正な学内一の人気を誇る光属性完璧美少女。
学外でもテニス界期待の若手選手でモデルとしても活躍中と、まさに天から二物も三物も与えられた存在。
一方、同じクラスの影山 黎也(かげやま れいや)
は平凡な学業成績に、平凡未満の運動神経。
学校では居ても居なくても誰も気にしないゲーム好きの闇属性陰キャオタク。
陽と陰、あるいは光と闇。
二人は本来なら決して交わることのない対極の存在のはずだった。
しかし高校二年の春に、同じバスに偶然乗り合わせた黎也は光が同じゲーマーだと知る。
それをきっかけに、光は週末に黎也の部屋へと入り浸るようになった。
他の何も気にせずに、ただゲームに興じるだけの不健康で不健全な……でも最高に楽しい時間を過ごす内に、二人の心の距離は近づいていく。
『サボリたくなったら、またいつでもうちに来てくれていいから』
『じゃあ、今度はゲーミングクッションの座り心地を確かめに行こうかな』
これは誰にも言えない疵を抱えていた光属性の少女が、闇属性の少年の呪いによって立ち直り……虹色に輝く初恋をする物語。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667865915671折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 18:00:00
518694文字
会話率:43%
運動神経がいい兄と容姿端麗で頭脳明晰の義妹の日常生活。仲のいい幼馴染や後輩にまさかの恋を抱かれる!?彼に訪れた最期とはどんなものなのか・・・・・・。
キーワード:
最終更新:2025-03-02 11:40:22
47688文字
会話率:25%
大正時代。旧制医学専門学校生の藤村侃爾は幼いころ弟に大怪我をさせた女と再会し、復讐を誓う。しかし女は元々の神経衰弱が原因で町の者から虐げられ、心身ともに傷だらけになっていた。ある日、偶然女の身投げ現場に立ち会ってしまった侃爾は咄嗟に彼女を止
め、「一か月後にもっとよい死に場所を教えてやる。それまで俺に、お前の傷の手当てをさせろ」と自分の利益のために命じる。関わり合いのなかで目の当たりにする女の厳しい現状に、侃爾は戸惑い、決意を揺るがす。痛々しい二人の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 09:46:48
31163文字
会話率:34%
この学校には周りの生徒から一目注目を浴びていた、4人のイケメン、美女が存在した。
その4人の中でも成瀬涼というイケメンは誰とも口を利かないことで有名で、女子からはそこがクールと人気が大きかったが、男子生徒からは嫌われていた。
そして、涼と同
じクラスで常に孤立していて、友達すら一人もいない似たような地味な女子生徒がいた。
そんな何の接点もない2人だが、ある出来事をきっかけに弱みを握られる成瀬涼。ここから、2人の物語は加速していく。
主人公
成瀬涼 「なるせ りょう」
高校2年生。中学は強豪バスケ部に入部していた。
中学の終わりに母親が自殺し、父親が再婚した新しい母親とも馬が合わず、家族ともまともに口を利かないようにしていた。
家族の力を借りるのが嫌になり、本屋のバイトをしている。元々、絵が得意なこともあり、バイト代で自分の好きなアニメのフィギュアを買い、デッサンし、絵の技術を磨いている。将来の夢はイラストレーターだ。
大神 隼人 「おおがみ はやと」
高校3年生。女子生徒、男子生徒からも頼りになる存在として頼られ、常に人気が絶えない。しかし、裏の顔は最低で、女を物としか考えてなく、他校の女子高で遊びまくりの生活を送っている。
他校で彼女を作るのは裏の顔を知られるのを防ぐ為である。
バスケ部主将。中学からバスケを初め、運動神経抜群。
成瀬 麗子 「なるさ れいこ」
涼の姉貴であり、高校3年生。小学校からバスケをしており、女子バスケ部の主将をしている。
中学は涼とは別の強豪校にいた。
白鳥 美月 「しらとり みづき」
高校2年生。成瀬涼と幼なじみであり、涼の中学時代の壮絶な過去を知っている人物でもある。中学時代に成瀬涼に一度告白し、フラれているが今でも片思いをしている。
この4人が校内で一目置かれている存在である。
ヒロイン
月野 茜 「つきの あかね」
高校2年生。クラスでは悪い意味で便利屋と呼ばれている。色々な物事を押し付けられる毎日で、断りきれずにいた。貯め込んで一気に発散する性格。ゲーセンのパンチゲームやバッティングセンターで叫んで発散する性格。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-02 08:29:00
56753文字
会話率:56%
『浩之、来週家から出て行ってね?』
土曜の朝、親父から急にそう言われた俺、東九条浩之高校二年生。混乱する俺に、親父は言う。
曰く、その少女は容姿端麗である。
曰く、その少女は成績優秀である。
曰く、その少女は運動神経抜群である。
曰く、その少女はお嬢様である。
今日日、ライトノベルのヒロインでも使わない様な設定がもりもり詰まったその少女にはしかし、その全ての美点を引いてもまだマイナスが勝つ様な欠点があった。
『……桐生彩音って……『悪役令嬢』じゃねーか!』
毒舌で、性悪。着いたあだ名が『悪役令嬢』なそんな許嫁と始まる、ドキドキ同棲ライフ。今、スタート!
……と、思ったら、なぜか幼馴染の二人が不満そうだし、後輩もブチ切れてるし、親戚の女の子は乗り込んでくるし……
頼むから、俺に平穏な生活を送らしてくれっ!
※本編完結済。現在は番外編である『えくすとら!』を連載中です。『えくすとら!』はただのイチャラブです。頑張った主人公の為のボーナスステージ扱いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 06:33:39
1186247文字
会話率:75%
◆◇◆
身長百七十センチ、体重――九十キロ。
百貫デブ、と言われた僕、大町隆明は食べる事が好き過ぎて、ついにWeTubeで大食い動画まで上げる、何処にでもいる高校二年生だ。
そんな、何処にでもいる高校二年生の僕だが……実は仲の
良い友達にも言ってない『秘密』がある。
『隆明さん! 今日の動画、どうします? やっぱり、『可愛い彼女の手料理、食べてみた!』とかどうですか!!』
『いや、城ケ崎さん。それはヘイトが集まるからダメ。っていうか、そもそも付き合ってないし』
『ぶう! 隆明さんは意地悪です! こんなに隆明さんをお慕いしているのに!』
眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群で何処かのお嬢様という学校のアイドル、城ケ崎茉莉さんと同棲している、という……『秘密』が。
……この動画は、僕と城ケ崎茉莉さんの……甘く、そして切なく……それでいて、ハッピーエンドを迎えるまでの軌跡である。
◆◇◆
「……ふふふ。これを乗せれば隆明さんも諦めて……わ、私とお、お、お、おおおお付き合いを!!」
「ただいま~……って、何してるの、城ケ崎さ――って、それ、チャンネル紹介コメント!? だ、ダメだよ、勝手に変えたら! 削除!」
「ああああ!! 折角書いたのに! 既成事実! 既成事実が!! それに、本当の『秘密』は書いてないじゃないですか! こ、これぐらいは!!」
「……ねえ、城ケ崎さん? そろそろ家、帰ったら?」
「……隆明さんはいつもイケずです」
……これは百貫デブと言われた大町隆明と、実は霊長類最強残念系お嬢様の城ケ崎茉莉のイチャイチャラブコメだったり……すると、いいな~。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 11:53:44
68659文字
会話率:74%
『ツンデレ娘を丸裸にしようと思うんだが……どう思う?』
巷ではファンクラブまである容姿と鋭利な頭脳、ずば抜けた運動神経まで持つ、天が出血大サービスで才能を三つも四つも与えた様なスーパー高校生。文芸部部長、伊野カオル。そんな、完璧超人
―だけど、性格に多大な難あり― である部長が、いつもの様に部員数二名(今も絶賛募集中)の文芸部部室に入った『ボク』にそうのたまった。
頭を抱えながらも詳しく話を聞くと、どうやら部長は『高遠書房ライトノベル大賞』という賞に応募しようと考えているとのこと。その為に『キャラ属性』について考え、一番書き易そうなキャラがツンデレだから、まずツンデレを分析しようと、どうやらそう言う事らしい。そうならそうと、初めからそう言って下さいよ……と思うボクだが、部長は素知らぬ顔でツンデレについての自己解釈を喋って行く。だが、これが、もう本当に、びっくりするぐらい、浅い! 根本的に、何にも分かっちゃいない部長にオリジナリティについて説明するも、『オリジナリティなどいらん。某有名週刊漫画雑誌だって、困ったらバトルになるじゃないか』とか『取りあえず、義妹を出しておけば鉄板何だろ?』とか、あらゆる方面に喧嘩を売ってるんじゃないかと言わんばかりの発言ばかり。全く……疲れるんですけど……
そんな部長ですけど、実はいい所もちょこちょこあって……実はボクの好きな人だったりして……ひ、秘密ですけどね!
と、まあこんな感じで文芸部の部活動をゆるーく描いた『ウチの部長は、ちょっと、変』、山もオチも、そもそも意味も無い、台詞八割の短編です。『こんな話で、あらすじなんて書きようが無いじゃん!』って思ったのが一番の『秘密』のこの作品、是非ご一読を!
……こんな感じでいいですか、部長? え? あらすじ見せろって? だ、ダメですよ! 絶対見ないって約束だったからあらすじ書いたんですよ! わ、部長! 勝手に読まないで下さい! ちょ、部長ってば!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 23:06:11
20228文字
会話率:80%
1992年、バブル崩壊直後の日本で26歳になった高藤由美は、4浪後に入った私立大学で就職活動に悪戦苦戦していた。そんな中、行方不明になっていた兄・哲治の消息を耳にして…。
「神経症は世代を超えて引き継がれる」というテーマの小説もついに最
終部。親に満たしてもらえなかった苦しみを我が子で晴らそうとする両親。そんな彼らに苦しめられた二人の子供たちは最後にどんな決断をするのか。
毎週水・土曜日更新予定です。時々やむを得ない理由で更新がずれそうですが、精一杯書き続けます!
#第一部は夫婦の日常生活だったためR18で「ミッドナイトノベルズ」へ。作品タイトルは『Egg〈神経症一族の物語〉』第1部 1964。
#第二部は思春期の日常生活で多少の性描写あり。また関東大震災のシーンでは多少残酷かつ差別的描写があるため「小説家になろう」でR15。作品タイトルは『Egg〈神経症一族の物語〉』第2部 1978。
#「あまやどり出版note」(https://note.com/amayadori_syupan/m/m5762a1057cfc)にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 12:00:00
98431文字
会話率:43%
1978年、中学2年生になった高藤哲治は勉強が大の苦手。受験戦争についていけない哲治は新しくオープンしたゲームセンターでインベーダーゲームと出合う…。
神経症の両親が作る「心をがんじがらめに縛り付ける家庭」で、条件付きの愛情しか与えられずに
育った哲治が、外の世界で友情を培う中でどう変わっていくのかを、家族の視点を交えながら丁寧に描いていきます。
#作者自身と家族が神経症に苦しんでいた経験から誕生した小説です。テーマは「神経症は世代を超えて引き継がれる」です。
家族という小さなグループの中で、子供たちがどんな風に神経症を患っていくか、親たちが神経症でどんな苦しみを抱えて生き続けているのかを3世代にわたって描きたいと思っています。
今回お届けするのは、3部構成のうちの第2部です。
この物語で子世代にあたる高藤哲治が、「自分を本当には大切にすることができない」神経症という病を発症した両親とどのように関わっているか、自分を傷つける存在からどう逃れようとあがいていくのかを描きます。
毎週水曜日に更新する予定ですので、共感いただける方に読んでもらえたら幸せです。
長丁場ですが、引き続き精一杯書いてきます!
#第一部は夫婦の日常生活だったこともあり、念のためにR18にして「ミッドナイトノベルズ」に入れました。作品タイトルは
『Egg〈神経症一族の物語〉』第1部 1964です。
#第二部は思春期の日常生活を描いているため多少の性描写があります。また関東大震災についての描写があるシーンでは多少残酷な描写と差別的な描写があります。念のためR15をつけています。
#この作品は「あまやどり出版note(https://note.com/amayadori_syupan/m/m67001378c666)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 15:25:46
70162文字
会話率:41%
35歳、独身サラリーマンの俺がある日、寝て起きたら15歳に戻っていた。
運動神経は良かったし、歌が好きだったからファンしてたアイドルのオーディションに応募したら人生1回目にいなかった大人気グループの6人目になれちゃった!?
「メンバーカラ
ー何がいい?」
「無色透明で!!」
俺はメンバーだけど透明ぐらいでちょうど良いんだ!
そんな前例にないメンバーカラーを持ったアイドル生活が始まったー…!
【登場人物紹介】
上田陽太(うえだようた)メンバーカラー:透明
35歳の社畜サラリーマンだったが、ある日寝て起きたら15歳に戻っていた。好きだったアイドルグループのオーディションに応募し、人生1回目にいなかったclear sky(クリアスカイ)の6人目に決まった。実は歌、ダンス、演技、トークがオールマイティーにできる。メンバーからの呼び名は「パピー」
西田夏(にしだなつ)メンバーカラー:青
陽太の1個下でリーダー兼まとめ役。冷静沈着で感情をあまり面に出さないが、陽太・優希には甘える。演技が得意。メンバーからの呼び名は「ナツ」か「なっちゃん」。たまに「マミー」
三浦優希(みうらゆうき)メンバーカラー:ピンク
夏と同い年。ほんわかして周りを見守るタイプ。歌が得意でメインボーカル担当。メンバーからの呼び名は「ゆうちゃん」
坂田翠(さかたすい)メンバーカラー:緑
陽太の3個下。やんちゃ担当。服が好きでモデルもしている。こだりが強めなのでコンサートも主担当で進める。メンバーからの呼び名は「スー(くん)」
山之内寅之助(やまのうちとらのすけ)メンバーカラー:黄
陽太の5個下。見た目イカつめなのに怖がり。ダンスはグループで一番。反応、トークも上手いのでバライティー担当。メンバーからの呼び名は「トラ(くん)」
手塚楓(てづかかえで)メンバーカラー:赤
陽太の6個下。夏と同じく演技、特に舞台が好き。一番下なので甘えたな部分も出るが、メンバーが弱ってるのを一番に気づく。陽太と夏にベタベタしがち。年上メンバーをまとめて「にぃに達」と言ってる。メンバーからの呼び名は「楓」。
岡本大和(おかもとやまと)
マネージャー。28歳。のちにチーフマネージャーになる。メンバーの相談役。逆にメンバーの方向性などの相談は陽太と夏にする。メンバーからの呼び名は「ボス」。
※本作の芸能界は作者の妄想です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 08:00:15
85528文字
会話率:51%
乙女ゲームの主人公の引き立て役である出来の悪い妹に転生してしまったミモザ。
天然無神経な姉、いじめてくる幼馴染、殺意の高すぎる相棒の精霊ー……
奪われ続ける人生に嫌気がさし、せめて一つだけても奪い返してやろうとゲーム内で唯一ミモザのことを褒
めてくれていた最強の精霊騎士レオンハルトへ弟子入りをして反撃へと打って出る。
狙うのはーー最強の精霊騎士の座。
※ファンタジーものです。恋愛要素あります。悪役令嬢ではないですが、ゲームの悪役に転生します。
※この作品はアルファポリス様、カクヨム様でも同じタイトルで書かせていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 07:08:03
466014文字
会話率:43%
「魔法ってのは……要はエネルギーの制御だろ?」
高校生にして超人的な科学知識を持つ天才・九条迅は、ある日、異世界アルセイア王国に**「勇者」として召喚された。**
だが、魔王軍との戦争に駆り出されると思いきや——
「お前、本当に勇者か?
剣も魔法も、まともに使えないのか……?」
「科学的に考えれば、魔法ってのはもっと進化できるはずだ!」
剣も魔法も素人の迅だったが、「魔法を科学的に解析し、進化させる」という異端の方法で異世界の常識を根底から覆し始める!
魔法の密度を最適化した「魔力収束砲」
魔法と人体の関係を解明し、魔力を増大させる「魔力循環トレーニング」
神経伝達を強化し、攻撃を見切る「神経加速《ニューロ・ブースト》」
次々と編み出される新技術に、世界は驚愕!
やがて、魔王軍の知将《黒の賢者》アーク・ゲオルグも迅の存在に興味を持ち始め——
「科学 vs 魔法」「知能 vs 知能」
最強の頭脳戦が今、幕を開ける——!
これは、「魔法を科学で進化させる勇者」が、異世界を変革していく物語!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-28 21:11:48
51689文字
会話率:42%
新井薬師前に居を構える私立探偵、真加部阿礼がこの物語の主人公です。
彼女は23歳、小柄な茶色の短髪で、抜群の運動神経を持ち、なおかつ、頭脳明晰というスーパー探偵です。ただ、人付き合いが苦手だったり、敬語が使えないなど、人間的な問題は満載
です。
そして彼女の相棒がパクミンヘという天才ハッカーです。彼女も人付き合いが苦手です。
その二人が様々な難事件を解決していきます。
さらに二人の過去が謎です。真加部の過去、彼女はどうして探偵になったのか、はたまた、パクはどうして真加部の相棒になったのか。
真加部には父親がいました。真加部文伍という人間です。彼は去年、亡くなっています。はたして文伍はどんな人間だったのでしょうか、謎だらけの人間模様が徐々にあきらかになっていきます。
そんな連載小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 14:10:14
34226文字
会話率:57%
27歳のユーマは、オンライン読書コミュニティの管理人。普段は他人との衝突を避け、淡々と本と向き合う彼だが、今回は違った。メンバーの一人、チャオ。知識豊富で自信満々、しかし空回りしがちな彼の言動が、ユーマの神経を逆撫でしていた。
「井の中の蛙
」のチャオが外の世界に飛び出し、痛い目を見たのは自業自得。しかし、怒りの裏に芽生えるのは。
ユーマも彼を見て、かつて自分も同じだったという記憶と、ほんの僅かな後悔。人は何度失敗してもやり直せるのか。
ユーマの皮肉と反省が交錯する中で浮かび上がるのは、「変わることの難しさ」と「人を許すことの意味」。愚か者を罵りながらも、どこかで自分自身と向き合うユーマの視線は、果たしてチャオに届くのか。
他人を嘲笑いながらも、その奥底に潜む自己嫌悪と成長への渇望を描く、痛快で苦い人間ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 10:55:47
68135文字
会話率:5%
超能力者が人口の0.1%を占め、超能力者が世界を動かしている世界。主人公は目と目があった瞬間にだけ、人の心が読めるチョイ能力者だった。チョイ能力者は人口の約0.5%。しかし、実生活ではあまり役に立たないのがほとんど。そんな中、主人公は、少し
心を読めることで人間不信になってしまう。そこから、人と関わっていくハートフルコメディ。
ぼっちで根暗なチョイ能力者高校生佐倉迅、明るくて人懐っこい無能力者ひかり、お淑やかで天才肌の学級委員長の無能力者白石美咲、ブリギュアが大好きなクールなイケメン風間、アイドル大好きロリコン教師白崎、無口で神経質な適応者特別監視班の神崎、アイドルの妹楓、元悪役令嬢の九条院セリカ、自称暗黒大魔王の田中翔が織りなすハートフルコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 17:04:13
33254文字
会話率:45%
なんにせよ、
青い空に、稲妻は、よく似合う。
稲妻が、走る。
稲妻が、落ちる。
青天から、落ちる。
青天に、走る。
空から地へ。
いや、正確には、宙から地へ。
気象衛星は、観測する。
大気の動き等を観測し、地上に、伝える。
地
上では、それを元にして、気象予測を、する。
気象衛星は、落とす。
人工的な稲妻を、地上に、落とす。
地上に、気象予測した結果を元に、気象制御の為の稲妻を、落とす。
未だ、人工的には、微々たる稲妻しか、起こせない。
そんな稲妻では、気象制御に、使えない。
稲妻の威力を、増幅する必要が、ある。
気象制御に使える稲妻にする必要が、ある。
それには、増幅装置が、必要。
増幅装置と云うか、そう云うものが、必需。
色々、試した。
無機物から、有機物まで。
鉱石・薬品から、昆虫・動物まで。
結果、一つのものに、落ち着く。
人間に、落ち着く。
それも、濃い記憶を所有している人間、に。
濃い記憶を持っている人間ほど、役に立つ。
気象制御の為の、稲妻増幅に、役に立つ。
記憶が濃い程、稲妻は、増幅される。
が、身体に、電気(稲妻)が走る訳なので、無事には、済まない。
人間の神経や脳には、電気信号が走っている訳なので、無事には、済まない。
代償として、増幅装置になった人間からは、失われる。
増幅装置として使われる度、記憶は、失われる。
新しい記憶から、最近の記憶から。
法律が、制定される。
その法律の為、気象制御を名目に、人が、強制的に招集される。
体のいい、祭の際の人身御供、戦時の赤紙招集。
招集する人間は、その資格から、高齢者が、多くなる。
が、『濃い記憶を持っている』資格さえあれば、若年者も、招集される。
表立っては、苦情を、言えない。
災害を防ぐこと、多くの人の利便に関わること。
そうやって、善意の犠牲者を出し、日々は、続いてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 10:02:14
7598文字
会話率:17%
なんにせよ、
青い空に、稲妻は、よく似合う。
稲妻が、走る。
稲妻が、落ちる。
青天から、落ちる。
青天に、走る。
空から地へ。
いや、正確には、宙から地へ。
気象衛星は、観測する。
大気の動き等を観測し、地上に、伝える。
地
上では、それを元にして、気象予測を、する。
気象衛星は、落とす。
人工的な稲妻を、地上に、落とす。
地上に、気象予測した結果を元に、気象制御の為の稲妻を、落とす。
未だ、人工的には、微々たる稲妻しか、起こせない。
そんな稲妻では、気象制御に、使えない。
稲妻の威力を、増幅する必要が、ある。
気象制御に使える稲妻にする必要が、ある。
それには、増幅装置が、必要。
増幅装置と云うか、そう云うものが、必要。
色々、試した。
無機物から、有機物まで。
鉱石・薬品から、昆虫・動物まで。
結果、一つのものに、落ち着く。
人間に、落ち着く。
それも、濃い記憶を有している人間、に。
濃い記憶を持っている人間ほど、役に立つ。
気象制御の為の、稲妻増幅に、役に立つ。
記憶が濃い程、稲妻は、増幅される。
が、身体に、電気(稲妻)が走る訳なので、無事には、済まない。
人間の神経や脳には、電気信号が走っている訳なので、無事には、済まない。
代償として、増幅装置になった人間からは、失われる。
増幅装置として使われる程、記憶は、失われる。
新しい記憶から、最近の記憶から。
法律が、制定される。
その法律の為、気象制御を名目に、人が、強制的に招集される。
体のいい、祭の際の人身御供、戦時の赤紙招集。
招集する人間は、その資格から、高齢者が、多くなる。
が、『濃い記憶を持っている』資格さえあれば、若年者も、招集される。
表立っては、苦情を、言えない。
災害を防ぐことは、多くの人の利便に関わること。
そうやって、善意の犠牲者を出し、日々は、続いてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 10:52:45
7896文字
会話率:2%
なんにせよ、
青い空に、稲妻は、よく似合う。
稲妻が、走る。
稲妻が、落ちる。
青天から、落ちる。
青天に、走る。
空から地へ。
いや、正確には、宙から地へ。
気象衛星は、観測する。
大気の動き等を観測し、地上に、伝える。
地
上では、それを元にして、気象予測を、する。
気象衛星は、落とす。
人工的な稲妻を、地上に、落とす。
地上では、気象予測した結果を元に、気象制御の為の稲妻を、落とす。
未だ、人工的には、微々たる稲妻しか、起こせない。
そんな稲妻では、気象制御に、使えない。
稲妻の威力を、増幅する必要が、ある。
気象制御に使える稲妻にする必要が、ある。
それには、増幅装置が、必要。
増幅装置と云うか、そう云うものが、必需。
色々、試した。
無機物から、有機物まで。
鉱石・薬品から、昆虫・動物まで。
結果、一つのものに、落ち着く。
人間に、落ち着く。
それも、濃い記憶を所有している人間、に。
濃い記憶を持っている人間ほど、役に立つ。
気象制御の為の、稲妻増幅に、役に立つ。
記憶が濃い程、稲妻は、増幅される。
が、身体に、電気(稲妻)が走る訳なので、無事には、済まない。
人間の神経や脳には、電気信号が走っている訳なので、無事には、済まない。
代償として、増幅装置になった人間からは、失われる。
増幅装置として、使われる度、記憶は、失われる。
新しい記憶から、最近の記憶から。
法律が、制定される。
その法律の為、気象制御を名目に、人が、強制的に招集される。
体のいい、祭の人身御供、戦時の赤紙招集。
招集する人間は、その資格から、高齢者が、多くなる。
が、『濃い記憶を持っている』資格さえあれば、若年者も、招集される。
表立っては、苦情を、言えない。
災害を防ぐこと、多くの人の利便に関わること。
そうやって、善意の犠牲者を出し、日々は、続いてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 10:52:50
7237文字
会話率:10%