王都では若年層がとても多く、数年前の王太子夫妻の結婚を機に、結婚ラッシュに溢れていた。
愛の女神メジェトの聖女として活動するエレンシアの元にはさまざまな問題が持ち込まれる日々。
王族から平民や奴隷、はたまた異種族にいたるまでの結婚相談
から婚約破棄、離婚調停まで引き受けて忙しい。
そんな中、第二王子が侯爵令嬢を学院で婚約破棄するという珍事が発生する。
王家と貴族連盟との間に大きな亀裂が入り、現王政への批判が殺到、このままでは王太子の王位継承も難しいという事態に。
王家が信仰する女神メジェトの神殿に、この問題を調停して欲しいと依頼が入った。
女神の神託があれば、第二王子の婚約破棄も正当化できると王家は考えたのだ。
しかし、エレンシアは知っていた。
この世界にもはや信仰すべき主、女神メジェトは存在していないことを。
聖女は「神託」という最終兵器を用いずに、第二王子カップルの離縁を成立させる任務を負ってしまう。
だが、婚約破棄の裏には王太子妃と第二王子の秘密の愛が隠されていて――。
他の投稿サイトでも掲載しております。
https://34451.mitemin.net/i829231/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 18:30:44
74538文字
会話率:41%
ミオは王宮神殿を無能だと言われてゴミ箱に捨てられた。先輩聖女たちにぼろ雑巾のようにこき使われるうちに他の聖女以上に強力な魔法が使えるようになっていたミオ。だが、本人にその自覚はない。自覚がないまま、パーティーを追放された元S級冒険者の怪我の
後遺症を治したり、ゴミ扱いされているアーティファクト、失われた古代の魔法道具を直したりしている。今日もミオは、優しい人たちとゴミに囲まれて幸せに生活している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:29:35
85933文字
会話率:39%
短い粗筋:
魅了の魔女の魂を受け継いだクリスティンが、稀代の魔力持ちであるライアンとともに、生贄となる運命を打破し、厄災から世界を救う物語。
冒頭紹介:
聖騎士オーランドに、王家をかどわかす魅了の魔女の断首が言い渡される。
突きつけられ
た魔女は学院時代の同級生であり兄の婚約者のリディアであった。
鬼哭の森にある古代神殿に旅立ったオーランド一行は懇意にしている男爵が住む古城に立ち寄った。タイミング悪く、男爵夫人は分娩中であり、さらに悪いことに産まれた赤子は死産だった。
断首されるリディアは命と引き換えに赤子を蘇らせる。
リディアの魂を受けついだ赤子はクリスティンと名付けられた。
男爵やオーランドに見守られ、クリスティン・カスティルは健やかに育つ。
リディアを古代神殿で断首しその血を捧げなかったために、クリスティンが産まれて以降、森から流れる瘴気の悪影響は増すばかりであった。男爵領内は、作物や家畜へ被害により他領に移住する領民も出てきていた。人口も農作物の生産量も減るばかり。
もうすぐ十六になる何も知らないクリスティンは、領地のことが心配でならなかった。
リディアの記憶が戻らないまま、魔力だけを発現させたことで、クリスティンは師から王都の学院で学ぶように薦められ、旅立つことになる。
王都で暮らし始めたクリスティンは、朝はパン屋の売り子、平日は貴族学院の一年生、休日は剣豪オーランドの直弟子として三役をこなすことになる。
その三役すべてに絡む学院の先輩ライアンへの対応に困りながらも、彼に助けられ学院生活を過ごしていく。
順調に見えた学院生活の最中、リディアの魂を受け継ぐことが判明したクリスティンは、国により命を脅かされる。そんなクリスティンをライアンは助け、二人は世界を飲み込む厄災を鎮めるために動き始める。
・ぶった切るのは第三章後半。
・『公爵令嬢に婚約破棄を言い渡す王太子の非常識をぶった切った男爵令嬢の顛末(短編版)』なろうコン一次通過作の長編化。1万字台の短編が100万字ぐらいになりそうです。https://ncode.syosetu.com/n6459hd/
・執筆期間22年11月25日~23年月日:(C)礼
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 07:00:00
435805文字
会話率:32%
古代エジプト短期間だけ王都になった中部エジプトにあるアマルナについて書いてみました。
アクエンアテンやアマルナ時代という時代に興味があっても、アマルナというサイト自体は知らない人が多いようなので。
時々アマルナではないところにも飛びますが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 03:21:58
139593文字
会話率:1%
エフェソスのアルテミス神殿は、ギザのピラミッドに並んで、古代世界の偉大な七建造物の1つに数えられました。その神殿での1日を、神殿の巫女の語りを通して物語として伝えます。
最終更新:2024-03-15 19:52:24
2717文字
会話率:53%
ある日突然空から落ちてきた少女・フェクタを家に帰そうと、傭兵アステリスと剣士ジラルダは旅に出る。それが、謎の古代神殿アラサナを探求する旅になるとは知りもせず。
最終更新:2024-03-14 00:22:06
105701文字
会話率:48%
――大陸に生まれた強国「魏」からの使者が、どうやら邪馬台国の卑弥呼のもとへ挨拶に来るらしい。
そんな噂が各地を駆け巡ると、倭の島々に点在する大小様々な国が「うちが邪馬台国だ」「いやうちこそ邪馬台国だ」「俺こそが卑弥呼だ」と次々と名乗りを上
げ、あちこちにニョキニョキと自称・邪馬台国が乱立する大騒ぎとなっていた。
大和国で日巫女の側近を務める男オモイは、奥の宮室で自らの主と話し合う。乱立する邪馬台国や量産される卑弥呼にどう対処しようかと頭を悩ませていた、ある日のことだった。
早朝にやってき伝令。なんでも日巫女の弟であるタケハヤという男が、酒に酔って神殿中に糞尿を撒き散らしたのだというのである。その知らせを受けた日巫女は、溜まりに溜まっていたストレスがついに限界を突き破り、フラフラとその場を立ち去る。そして……
天岩屋戸と呼ばれる岩窟に、閉じこもってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 18:09:27
17015文字
会話率:35%
古代より世界に存在せし【異界門】
異界門と呼ばれる門には、様々な食物、素材、武器、金属、宝がある。
そして魔物が住んでいる。
魔物は人間を嫌い、襲ってくる。
人間は挑戦者となり、自らの【器】を鍛え上げる為に魔物を殺す。
異界門で倒
された魔物は光の粒子となり、ドロップ品と呼ばれる魔物の体の一部分のアイテムを残す。
挑戦者は【異界門】を有する神殿都市へ、名誉と金と、異界門でしか手に入らない<異能>と呼ばれるモノを求めて集まる。
異界門の最下層には主と呼ばれる格別に強力な魔物が存在している。
目覚めれば記憶を失い、呪いを受けた女性挑戦者ヒイロ。
彼女が異界門へ挑戦していく所からこの物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 12:20:50
139605文字
会話率:11%
沙良は母が遺した絵を求めてエジプトにやってきた。
カルナック神殿で一服中に池に落ちてしまう。
必死で泳いで這い上がるが、なんだか周囲の様子がおかしい。
そこで出会った青年は自らの名をラムセスと名乗る。
まさか――
そのまさかは的中する。
ここは第18王朝末期の古代エジプトだった。
※本作はすでに販売終了した作品を改稿したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 22:00:00
84454文字
会話率:56%
何の接点も無かったエジプト考古学者のアンディこと安藤襄治、大学病院の脳神経外科に勤務するハルこと井川晴海、一攫千金の夢を抱くトレジャーハンター系ユーチューバーのマナティこと千葉学の3人だが、アンディのエジプト神殿遺跡調査をきっかけに埋もれて
いた古代史の扉が開いて、徐々に運命の糸がつながっていく。そして、彼らが見つけた宝とはいったい何だったのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 06:21:43
51903文字
会話率:63%
帝国の祭祀の頂点に立つ存在、巫女姫。
永遠と呼ばれた帝国の栄光も、終わりを迎えようとしていた。
帝都に迫る異民族。恐慌に陥った民衆の暴動。神殿にも破壊の暴風が吹き荒れる中、巫女姫はその短い生涯を終えた。
はず、だった。
神々の奇跡か、気紛
れか。巻き戻った時間の中で、巫女姫のやり直し人生が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 10:00:00
41699文字
会話率:33%
ミリアン村のアリアは星の祭りの守護者家系。一方、詩を愛する鍛冶屋のレオン。二人は友情を深め、伝説の宝石「星の涙」の探求を決意。古代の神殿を目指し、未知の冒険が始まる。
最終更新:2023-09-07 23:08:31
4683文字
会話率:6%
ヘリオホルスは砂漠に囲まれた、太陽神を崇拝する小国だ。
青年は隊商(キャラバン)のラクダに揺られ、ヘリオホルスの街を訪れる。
活気と熱気に溢れた街と人々。池に咲く睡蓮の花。大きな川では人々が沐浴したり洗濯をしている。
青年はふと泳ぎたくなり
川に入るが、そこで沐浴する美しい少女とばったり出会してしまう。
「随分、遠いところから来られたのですね」
少女の言葉にドキリとする青年。ヘリオホルスへやって来たのには、ある理由があったのだ。
青年は宿屋へ帰るも、少女のことが頭から離れずにいた。
(どこか懐かしい気持ちと、狂おしいほどに愛しく感じるのは何故だろう?)
少女との思わぬ出会いによって青年と少女、そしてヘリオホルスの運命は大きく動き始めるーー
オリエンタルな雰囲気満点の異世界恋愛ストーリーです。
*他のサイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 11:09:53
7001文字
会話率:54%
世界の神話伝説や歴史を題材にした詩、第12弾。古代エジプト最強の王、某ゲームでも「オジマンディアス」の名で登場する偉大な王、ラメセス2世を讃えます。途中まで書いたものの、完成させられずにいましたが、本日2023年6月4日(日)放送のTV番組
『世界遺産』で、この王様が建てたアブ・シンベル神殿が紹介されているのを見た勢いで、書き上げました。この詩をラメセス2世その人と、自分が尊敬するエジプト考古学者の吉村作治先生や河江肖剰先生、河合望先生や大城道則先生をはじめ、古代エジプトを愛するすべての方々に捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:39:21
939文字
会話率:0%
「απάντηση」=アパンティシ(ギリシャ語)=「こたえ」です。ガールフレンドと神殿の丘に登り、シャツもスカートもバタバタバタあおられながら、自分の人生を肯定しています。パルテノン神殿で風に吹かれているイメージなのでギリシャ語タイトルにし
てます。すみません。わかりにくかったら、すみません。まあ、ただのぽえむです。
ぽえむです。すべてのぽえむは、私の西都に載せてある者ばかりですが、どうぞよろしくお願いいたしますです。
都は、こちらです→『収穫祭あるいは文化祭ときどき体育祭』 http://souheishimizu.blog.fc2.com/
原作:2023.4.9.@http://souheishimizu.blog.fc2.com/blog-entry-3894.html『収穫祭あるいは文化祭ときどき体育祭』 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 15:00:26
315文字
会話率:9%
伯爵家の三女である『フィリス・クライメル』は結婚相手を探すのに必死になっている姉達とは対照的に、庭を走り回って遊ぶ活発な少女だ。そんな彼女が魔力診断の儀式を受けた所、両国に数人しか居ない『聖女』である事が判明した。15歳で聖女となる事が決定
し聖女見習いとして神殿で暮らし始めるが、いじめを受けているもう一人の聖女見習いの少女を守る為に因縁の伯爵令嬢に立ち向かう。
そして、古代魔導具を愛する美少年『グラトナ』との出会い、魚釣りのライバルである隣国の少年『レイアー』との奇妙な三角関係も・・・今、始まろうとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 23:00:00
44965文字
会話率:45%
遡ること2400年前の古代ギリシア、大神殿への放火によって後世に名を残すことになった“ヘロストラトス”という人物の物語。
最終更新:2022-11-23 11:24:36
9435文字
会話率:16%
「フランシスカ・セラ・ソシアス、罪人である貴様に名誉ある死を与える。古代竜ギータ陛下の血肉となり、その恩恵を我らに授けよ」
元婚約者に死を宣告され、私は古代竜ギータ陛下の生贄として捧げられる。純白のドレスを纏う私の口から吐き出されたのは呪
いだった。
突き落とされるなんて御免だわ。呪いを吐いた私は神殿騎士に刺された槍を引き抜き、自ら身を投げた。転生した異世界は最低だったわ。転生した二度目の人生はこうして幕を閉じた……はずが?
目が覚めるとタイムリープしていた。それだけではなく、周囲の私への接し方がおかしい。疎んで蔑む私への溺愛、浮気したはずの婚約者の執着。変化した状況が恐ろしくて逃げ出す私を、古代竜が受け止めた。
――そなたは、我の花嫁ぞ。誰も傷つけることは出来ぬ。愛され幸せになるのが、そなたの新たな人生だ。
古代竜ギータの言葉通り、フランシスカは愛されながら幸せに向かって歩み出す。
ハッピーエンド確定です。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/08/26、連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 21:00:00
117060文字
会話率:42%
古代エジプト唯一の女性ファラオ、ハトシェプストの葬祭神殿の遺跡で、偶然、それまで未発見だった隠し部屋が見つかった。その部屋で、神聖文字が書かれた石板数枚が見つかり、解読してみると、ハトシェプストがはるか未来の人々にあてた手紙だとわかった……
。
ずっと昔、ハトシェプスト女王が夢で未来を垣間見る予知能力者だったという設定の歴史ファンタジーを自費印刷してコミケなどで頒布したことがあり、今回、テーマ「手紙」で歴史小説を募集しているのを見て、同じ設定で書いてみたくなりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 20:03:22
2385文字
会話率:40%
【古の惑星と遭遇した人類が出会う、太古の意識体との時を越えた物語】
太陽系外の宙域を移動する探査船。その行く先に未知の惑星と遭遇し、人型の分身体に意識を転送しているデイヴィット・ウォールトンは、創造された人工の意識体ガーディアンに見解を求
める。
ガーディアンは未知の惑星探査を承認し、ウォールトンは生命科学を専門とするBIR-Fを招集、未知の惑星探査を開始する。
太古の昔、誕生間もない太陽系では、巨大なガス惑星達が、大きさを徐々に小さくしてゆきながら、整然と並ぶ美しい惑星系が存在していた。
灼熱に滾る主星の傍には、グラファイトの地殻と、濃硫酸の大気に覆われた第一惑星が存在し、酸を吸収するアメーバが発生すると、長い歳月を掛け、クリスタルの周囲で集団生活をする真菌へと進化をしていった。
ある時、整然と公転していたすべての惑星達が、一列に並び始める。
惑星達は、互いの重力に引かれ、混沌としたガスの重力場へ、進化した真菌達を抱えた第一惑星が進入、一瞬の閃光と共に、第一惑星は、二つの塊に分かれ、外宇宙へと弾き出されてしまった。
その第一惑星の中では、真菌達が進化した知的生命体の物語が紡ぎ出されていた。
キの民、キナガのムゥは、戦士になる事を拒み、敵対するアヌの民、アヌナガの血を引くナンと共に、古から伝わる楽園へと旅立つ。
それを発見したムゥの父であるエキは、それを止める為に、クリスタルを纏った戦士たちをムゥのいる洞窟で発生させると、洞窟が振動し周囲の岩壁が崩壊し始め、
足元の割れ目から、
青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な何かが姿を現し、
天井が崩れた頭上の空間からは、
激しく光り輝き、ガスの帯で繋がった、惑星達が並んでいた。
惑星内部へと入るBIR-F隊、岩壁に溶け込んだクリスタルから、静電気を感じたウォールトンの意識の中に、何かの映像が浮かび上がると、最終目的地であるA333へ向かう事を決める。
途中、地底湖の奥底に、神殿のような空間へと辿り着く。すると洞窟が振動し岩壁が崩壊し、大量のクリスタルが水中へと落ちてゆき、未知の脅威からの攻撃を受けると、湖底が割れ地底奥底へと落ちてゆく。
ウォールトンは、地下空間に存在した生命溢れる世界で目覚めると、A333に誘われるように、巨大な何かの下へと向かって行き、その運命を錯綜させてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:37:58
41034文字
会話率:33%