銀河系にある侵略者の星から地球にきた彼は、侵略心を捨て正義の人として暮し人気者だった。侵略心を捨てたことで持っていた能力が次第に退化していき、その結果ちっぽけなウイルスに侵されて間もなく死を迎えた。
剣や魔法の異世界に。引き続き人類に愛され
たい彼は「死」を回避できさえすればもう人気者でなくてもいい、そう思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:40:48
65205文字
会話率:29%
西の神学校(マドラサ)で学び、東の秘術を会得した男。放浪の占星術師アキュバルは今日も依頼人の運命を読み解くため、天体図(ホロスコープ)に筆を走らせていた。
彼の旅に付きまとう二匹の古代竜、ラーフとケートゥのおしゃべりに頭を悩ませながら―。
彼が向かうのは砂漠の遺跡が眠る境界の町、カラムシャハル。
かつて偉大な貿易地として栄えたその市場には今もなお多くの商品が並べられ、往時の名残をとどめている。
しかし、町を治める領主マフムードは誰にも打ち明けられぬ秘密を抱えていた・・・。
本格的に伝統のJyotish(インド占星術)を学んだ鑑定歴10年のプロ占星術師が著す、本格的占星術ファンタジー。
※地名・人名などはフィクションですが、占星術の技法・用語はすべて実在するものです。
※個人ウェブサイトおよび『NOVEL DAYS』でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 23:23:26
20002文字
会話率:55%
大陸中央を両断するようにそびえる山脈。
その一角には、太古の時代から存在すると言われる黒き古代竜が巣食っていた。
いつからそこにいたのかを知る者はいない。
その膨大な魔力が山を覆い、魔物の巣窟と化した危険な地――。
だが、それでも人は足を踏
み入れる。
黒き竜が守る伝説の財宝の数々 “古代竜の至宝” を求めて――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 11:10:00
9996文字
会話率:25%
静岡県がある日突然光に包まれ、中世ファンタジー世界へ消失した。
住民たちは予期せぬ転移に戸惑いつつも、お茶畑や地元の食文化を頼りに新たな環境へ溶け込もうと試みる。
サッカー部の高校生・雨宮翔太、分析好きの大学生・三島梓、アウトドアに長けた石
川大吾らは、騎士団のライラや冒険者のグラナスと出会い、異世界と静岡県を結ぶ懸け橋となる。
だが、転移の影響で古代竜が目覚め、人々を脅かす危機が訪れる。
静岡の災害対策や防災ノウハウを活かし、竜に立ち向かうことを決意する三人と騎士団。
魔力を補うかもしれない静岡茶や、うなぎパイなどの特産品を駆使しながら、異世界と協力して封印に挑む。
果たして彼らは巨大な脅威から県と人々を守り抜けるのか。
そして、彼らの奮闘がもたらす新たな未来とは――ファンタジーと郷土愛が交差する異世界アドベンチャーが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 21:00:00
19952文字
会話率:17%
古代竜の呪いとも言い伝えられていた難病、竜髄症を発露した少女リテュエッタ。彼女は放浪の鉱石術士レルゼアと出会う。あまり感情の読み取れないこの男は、奇しくも同じ病に斃れた家族を追悼する旅の途中で、その疾患は直ぐに死ねず、やがて周囲に対してもそ
の痛苦を撒き散らしてしまうのだという。それを聞いた患う少女は、両親を失って2人だけで寄り添うように生きて来た姉のミレイユに知られないよう、「遠くに連れて行って」と厚かましくも願い出る。
当面だけという口約束の元、彼女の終わりへの旅が始まる。
※補足※ 他サイト(カクヨム)にも投稿しています。少し重たい文体となりますが、よろしければ最後までお読みいただけますと幸いです。それでもし気に入っていただけら嬉しい限りです。
非オムニバスのため順番にお読みください。2024内に完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 18:10:00
148205文字
会話率:37%
ジュキエーレは生まれてすぐに聖女の加護を受けた。しかし魔力量が多い竜人族に生まれながら、彼は成長しても魔力無しのままだった。
15歳になったジュキエーレは幼なじみたちとパーティ「グレイトドラゴンズ」を組み、村を旅立った。冒険者ギルドに
登録し、自らの<ギフト>を知る。そのギフトはレベル99にも関わらず、戦闘に不向きなものだった(と彼自身も、パーティメンバーも思っていた)。
「グレイトドラゴンズ」はすぐにSランクまでのぼりつめた。しかし魔力無しのジュキエーレは無能とみなされ、不要だと言い渡される。それでもパーティに残りたいと申し出たジュキエーレは翌日、ダンジョン最下層に置き去りにされた。そこには半身を氷漬けにされた古代竜がおり、罠にはまって動けないジュキエーレめがけて衝撃波を放った。ついに死ぬのかと覚悟したとき、聖女にかけられた封印が解け、彼本来の膨大な魔力が解放された。
ジュキエーレを追放したSランクパーティは、突然弱体化してしまい最低のFランクに落ちていた。
一方ジュキエーレは、聖女について調査するため訪れた隣国で、聖女になりたくない公爵令嬢と出会い恋に落ちた。最強の力を得たジュキエーレと、聖女の力を持つ公爵令嬢の幸せな旅が幕を開ける。
※「★」がついているのは他者視点のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 21:01:48
942934文字
会話率:50%
気がつくと人間の中年男性となっていた齢1万年以上を生きる人食い古代竜。
元のドラゴンの姿に戻るため、元ドラゴン今はさえないおっさんの冒険が始まる。
パーティに加わるのは何かと若い女の子たち。
女性キャラは脱がされがち。ひどい目にあい
がち。大きなおっぱいをモンスターに食べられそうになりがち。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 15:41:37
101481文字
会話率:23%
デポロジュ歴440年、バイソンという男が海を渡った地で古代竜族の一人チーズの生き血を飲んだ。彼は暗黒神ロチーズを崇拝するチーズ教団を作り、447年にはそれまでユグドラル大陸を治めていたグラン共和国を滅ぼし、翌年にはチーズ帝国が成立する。それ
からは虐殺や子供の生贄など暴虐の限りが尽くされた。
535年にチーズ帝国の皇族である聖騎士マイラが反乱を起こしたものの、失敗し追放される。611年にも各地で自由解放軍が結成されたがそれも敗退を重ね、632年には砦に僅かな生き残りが追い詰められる状況となっていった。そこへ一族の血がもたらした混乱を憂慮した竜族の王が11人の同胞と共に訪れ、生き血と力を封じ込めた武器を授ける。これにより十二聖戦士が誕生し、648年にはチーズ帝国が倒され七公国と周辺五王国が建国された。
それから数十年は平和な時代が続いたものの次第に人々は驕り高ぶっていき、チーズ帝国・チーズ教団の末裔は激しい迫害に晒されることとなる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-17 10:40:44
2557文字
会話率:0%
ある夜、偶然酒場に居合わせた三人の男たち。一人は長年自分を騙していた妻と使用人への復讐を終えた商人。一人は無能と蔑まれながら努力の果てに古代竜を討伐した戦士。一人は婚約破棄騒動により廃嫡された兄王子に代わり王太子に指名された弟王子。物語であ
れば明るい未来が待っていそうな彼らは、しかし本人たちではどうしようもない事情に頭を悩ませ、一様に暗い顔をしていた。果たして彼らが抱えるどうしようもない事情とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 15:17:12
6376文字
会話率:13%
伯爵令嬢ラファールは、公爵令息エドガーとの婚約を妹のサスキアに横取りされてしまう。家族は昔から姉のものを欲しがる妹を強く叱らない。努力を重ねて有能さを示し続けてきたラファールより、美貌のサスキアの方が必要とされるというの…?
誇りを踏み躙ら
れたラファールに、遅れてきた反抗期。
古代竜に食べてもらうため、家出を敢行!!
しかし竜は人間が大好き!?猫可愛がりならぬ人可愛がりされるラファール、無事に食べてもらうことはできるのかっ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 16:00:00
34232文字
会話率:57%
最弱無敗の召喚士は世界最高の竜騎士となる――
冒険者のジェイはみんなから『トカゲの召喚士』とバカにされていた。
召喚士として呼び出せる召喚獣は、手の平に乗る小さなトカゲだけ。
誰とも組むこともないジェイは孤独だったため、このトカゲを
ペットとして可愛がっていた。
召喚獣とはいえただのトカゲ。
召喚獣が何の役にも立たなかったのが、ジェイがバカにされているバカにされている大きな理由だった。
しかしある日のこと。
いつものようにバカにされながらも一人でクエストをしていると、戦闘中、召喚獣に変化が訪れた。
小さかった体は大きくなり、白銀の竜……バハムートへと姿を変えた。
まだ子供のようだが、強力なブレスに飛行速度はまさしく古代竜そのものだった。
この召喚獣を使い、ジェイは運び屋をすることにした。
「報酬次第で何でも運ぶ」
それが信条のジェイのもとには様々な依頼が舞い込んでくる。
「悪徳領主から財宝を奪ったあと、逃がしてくれ!」
「姫を他国まで安全に運んでもらえないだろうか?」
「勇者パーティを魔王城まで送ってください」
ジェイの仕事ぶりはどれも完璧。
いつしか「運び屋の竜騎士」の噂は王都中に広まっていき、ギルドマスター、騎士団長、誰も頭が上がらない存在となる。
Fランク召喚士、トカゲの野郎……そんなふうにバカにする冒険者たちは、ジェイの正体をまだ知らない。罵ったその口で「竜騎士」への憧れと尊敬を語った。
世界最高の竜騎士は、今日も誰かに頼られ超余裕な日常生活を楽しく送る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 22:39:08
161391文字
会話率:44%
ローズ。『不可視』の二つ名を待つ冒険者。
後の世でその名を知らないものはいない。
数々の古代竜や邪神を倒し、無敵の冒険者と呼ばれた女性。
なぜ、『不可視』なのか。
その理由は忘れ去られたが、あまりにもすばやい身のこなしの為、動きが見えなかっ
たからとも、変幻自在で光速の剣さばきが見えなかったからとも言われている。
しかし、彼女のそばには常に一人の女性がいた事を知る者はいない。
その女性の名はマリー。
低レベルの魔法ならなんでも使えるが、中級以上の魔法は一切使えない、いわゆる『器用貧乏』だった。
だが、彼女なしではローズの活躍は決して始まらなかっただろう。
これはそんな彼女たちが冒険者を始めた頃の、
心温まる...わけではないが、
ワクワクする...人もいるかもしれないが、
波乱万丈...といってもどうせ高が知れているが、
と、とにかく!!
彼女たちの冒険への憧れと思春期ならではのエッチな気持ちを余すところ...はあるかもしれないが、
精一杯、記述した英雄譚...と日常譚を足して二で割ったような中途半端な物語である!
話は辺境の街、サクラノの冒険者ギルドから始まる...
〇アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 20:00:00
192789文字
会話率:41%
始まりは雪原で凍死寸前。
本来なら慈しまれて育てられる筈の『古代竜』として生まれたのにひとりぼっち、名前も無い『わたし』。
運良く炎の勇者御一行に拾われて、古代竜の郷へ連れて行ってくれるらしいので、(主に癒し要員として)頑張りつつ、冒険の旅
に出てみよう。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 19:56:18
118472文字
会話率:49%
如月ユイト 20歳 日本人。
その日も専門学校が終わると、近くのコンビニへバイトに出かける。
いつものように仕事をこなし、いつものように帰り支度を整える。
その時、突然視界が揺らぎだした。
直後、目の前に広がるのは、獰猛な魔獣が跋扈する
巨大な森。
事故ともいうべき偶然で、ユイトが転移したのは異次元世界「ハミルガルド」。
地球と理(ことわり)の異なるその世界において、ユイトはあまりに無力。
命を守るべく必死に逃げる中、ユイトは古代竜と奇跡的な出会いを果たす。
そして古代竜の元、圧倒的な力を身に着けたユイトは、その後、旅に出ることを決意する。
古代竜の元を離れ、旅に出たユイト。
その旅の最中、ユイトは1人の少女と出会った。
その少女との出会いが、そして、その少女の想いが、その後のユイトの生き方を決定づける。
これは、突然異世界へと放り出された地球人と、”いくつもの偶然”が織り成す英雄譚。
笑いあり、涙あり、驚きありの、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 20:20:36
587044文字
会話率:34%
「フランシスカ・セラ・ソシアス、罪人である貴様に名誉ある死を与える。古代竜ギータ陛下の血肉となり、その恩恵を我らに授けよ」
元婚約者に死を宣告され、私は古代竜ギータ陛下の生贄として捧げられる。純白のドレスを纏う私の口から吐き出されたのは呪
いだった。
突き落とされるなんて御免だわ。呪いを吐いた私は神殿騎士に刺された槍を引き抜き、自ら身を投げた。転生した異世界は最低だったわ。転生した二度目の人生はこうして幕を閉じた……はずが?
目が覚めるとタイムリープしていた。それだけではなく、周囲の私への接し方がおかしい。疎んで蔑む私への溺愛、浮気したはずの婚約者の執着。変化した状況が恐ろしくて逃げ出す私を、古代竜が受け止めた。
――そなたは、我の花嫁ぞ。誰も傷つけることは出来ぬ。愛され幸せになるのが、そなたの新たな人生だ。
古代竜ギータの言葉通り、フランシスカは愛されながら幸せに向かって歩み出す。
ハッピーエンド確定です。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/08/26、連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 21:00:00
117057文字
会話率:42%
神具を壊してしまった天使 ─ カティエル ─ が下界(ルベルジュ)に落とされ、堕天使となる。
神具を新しく作るために異世界人を呼び寄せる必要があるのだが、呼び寄せた後の護衛任務を言い渡されてしまった。
近い未来やってくる予定の異世界人を守
護する為に、ハイエルフのアルサエルと古代竜のラスヴェートと一緒に一人前の護衛として育てられていく物語です。(予定)
──────────
基本的に不定期更新です。
初心者なので文体や三人称だったり一人称だったりころころと変わるかもしれません(/o\)
その辺は、生暖かい目で見守っていただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 07:00:00
146217文字
会話率:40%
ホワイトフェンリル、それは最強の魔獣である。
その牙は古代竜の喉笛を嚙みちぎり、その脚は一晩で数百キロを走破し、その頑強さはダイヤゴーレムにも引けを取らない。
そんな力の化身ともいえる伝説級の魔獣と契約を交わすことに成功した一族が存在した。
だが、その末裔ーービーストテイマーの少女であるアリシアには困りごとが一つあった。
「ちょっとアリシアちゃん。いい加減アレ何とかしてくれないかしら」
「すっ、すみません奥さん。しっかり言いつけますので」
「ほんと頼むわよ。毎晩アレじゃろくな睡眠もとれやしない」
「本当に、申し訳ございません。必ず、必ず何とか致しますので」
最強の魔獣に訪れた最大の敵、それは――痴呆であった。
数百年を生き延びた魔獣も、寄る年波には勝てやしない?
夜泣き、徘徊、物忘れ。
次々と襲い掛かるトラブルに、アリシアの胃は持つことが出来るのか⁉
最強の魔獣は、今日の朝食を覚えていることが出来るのか⁉
元最強の魔獣と初心者ビーストテイマーの少女が織りなす、涙あり、笑いありの冒険譚、いざここに開幕!
『ぬかせ小僧、年季の違いを教えてやるわ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 21:00:00
96394文字
会話率:43%
剣と魔法の世界。魔王も古代竜も、勇者も賢者もいる世界。空に浮かぶお城、そんな世界。異世界転生した主人公はドワーフ工房に生まれた。剣と魔道具を創る工房に目を輝かせる主人公。前世の記憶を活用して魔道具師を目指し、この世界の秘密を探るたびにでる。
作った魔道具で事件に巻き込まれたり人助けしたり、どこまで世界の秘密に迫れるのか?どんな魔道具を作れるのか?主人公の色々なシーンをオムニバスにお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 09:58:53
2366文字
会話率:0%
この異世界には人間、動物を始め様々な種族が存在している。多岐に渡る生物が棲むここは異世界「ソウルエンド」
この世界で一番権力を持っていると言われる王族の“ロックロス家”は、その千年以上続く歴史の中で過去最大のピンチにぶつかっていた。
「―
このロックロス家からこんな奴が生まれるとは…!!この歳まで本当に魔力0とは…貴様なんぞ一族の恥だ!出ていけッ!」
ソウルエンドの王でもある父親にそう言われた青年“レイ・ロックロス”。
十六歳の彼はロックロス家の歴史上……いや、人類が初めて魔力を生み出してから初の“魔力0”の人間だった―。
森羅万象、命ある全てのものに魔力が流れている。その魔力の大きさや強さに変化はあれど魔力0はあり得なかったのだ。
レイの父親は、面子も権力も失ってはならぬと極秘に“養子”を迎えた―。
成績優秀、魔力レベルも高い。見捨てた我が子よりも優秀な養子を存分に可愛がった父。
そして――。
魔力“0”と名前の“レイ”を掛けて魔法学校でも馬鹿にされ成績も一番下の“本当の息子”だったはずのレイ・ロックロスは十六歳になったこの日……遂に家から追放された―。
絶望と悲しみに打ちひしがれる………
事はなく、レイ・ロックロスは清々しい顔で家を出て行った。
「ああ~~~めちゃくちゃいい天気!やっと自由を手に入れたぜ俺は!」
十六年の人生の中で一番解放感を得たこの日。
実はレイには昔から一つ気になっていたことがあった。その真実を探る為レイはある場所へと向かっていたのだが、道中お腹が減ったレイは子供の頃から仲が良い近くの農場でご飯を貰った。
「うめぇ~~!ここの卵かけご飯は最高だぜ!」
しかし、レイが食べたその卵は何と“伝説の古代竜の卵”だった――。
レイの気になっている事とは―?
食べた卵のせいでドラゴンが棲みついた―⁉
縁を切ったはずのロックロス家に隠された秘密とは―。
全ての真相に辿り着く為、レイとドラゴンはほのぼのダンジョンを攻略するつもりがどんどん仲間が増えて力も手にし異世界を脅かす程の最強パーティになっちゃいました。
あまりに強大な力を手にしたレイ達の前に、最高権力のロックロス家が次々と刺客を送り込む。
様々な展開が繰り広げられるファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 16:18:47
217075文字
会話率:40%
エヴェリーナ・クララホルトは侯爵令嬢。そんな彼女もそろそろ年頃。王国の実力者ハウベ伯爵の子息ディロックと婚約することになった。
これを不愉快に思っていたのが妹のシルミナ。可憐な外見だけで世の中を渡ってきたシルミナは父とディロックを籠絡、エヴ
ェリーナを城から追放してしまう。
「負けるもんか。あたしはエヴェリーナだ。元だろうとなんだろうと、侯爵令嬢だ」
もっとでっかくなってやると決意するも、意気込みだけで腹はふくれない。なんとか食べもの寝るところを探そうと行き着いた山奥で、巨大な古代竜(エンシェントドラゴン)と遭遇する。
「人の子よ、なにゆえ我が安寧の地に足を踏み入れる」
「食べものー!!」
「なんだなんだ!?」
エヴェリーナが噛みついた古代竜(エンシェントドラゴン)は、王国内に数多くある地下迷宮(ダンジョン)の管理人だった。
彼女は気づく。貴族の子弟にはダンジョンを探検することで一人前だと王に認めてもらう習慣がある。ディロックの入るダンジョンに細工をすれば、失敗させて復讐することができるだろう。それだけではない。冒険者ギルドを作って、冒険者と、ダンジョンの双方を管理すれば、王国を上回る権力を手にすることができるのではないか。
「ギルド作らない?」
「なに?」
ドラゴンの助けを借りて、エヴェリーナは猛然と冒険者ギルド、そしてダンジョンを作り出す。
これはなにもかも失った少女が、冒険者ギルドと地下迷宮(ダンジョン)の創造主として、王国、さらには大陸中に君臨する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 16:06:19
142142文字
会話率:57%