その秋の夜。俺は彼女に殺された――。
生まれながらにして宿した殺人衝動に苦悩する少年、夜月琉倭。理性と本能の狭間で揺れる琉倭は愛用の凶器を片手に、夜の街を徘徊する日々を送っていた。連続猟奇殺人事件による刺殺体。自身を戒めるための自傷行為。
衝動を強制的に遮断させるオーバードーズ……。しかし、これらあらゆる手段は問題の先送りでしかなく、積りに積もった衝動の果てにどうしようもなくなった琉倭は、巷を騒がしている連続猟奇殺人鬼の殺害を決意する。
だが、その決意が彼の生活を非日常へと変えさせる。陰と陽。昼と夜。生と死。現世とあの世。何もかも曖昧な境界線に立つ少年が見た非日常の世界とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 23:43:09
77373文字
会話率:57%
ここは、神やあやかし、バケモノが共生する世界。
極度の潔癖症の男子高校生・荒矢田環は、とある夢に悩まされていた。
それは、入学してから毎日欠かさず片想い中のクラスメイト・華美薫が夢に出てくるというもの。
ただの夢なら嬉しいのだが
、それは決まって悪夢になるのだ。
荒矢田の想い人である華美さんの正体はなんと、黴の付喪神なのである。
潔癖症の荒矢田にとって、黴は死活問題。でも毎日可愛過ぎる華美さんに想いは募るばかりで……。
そんな中、華美さんにお昼を誘われ、さらに『あーん』まで!?
荒矢田の中で、理性と本能が血みどろの戦いを繰り広げ出す。
果たして、黴の付喪神の華美さんと潔癖男子の荒矢田君の恋の行方は!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 07:01:22
21368文字
会話率:51%
「一年後に、地球に惑星が衝突します」
突然の航空宇宙局NASAの発表から、世界が終わるまでの1年間を描いた恋愛群像劇。
発見された少しずつ接近する白き惑星。パンドラと名付けられたこの星によって世界は変わっていく。
心理学を学ぶ大
学生・生田颯太(20)の視点をメインに置き、学生生活や軽音楽部のバンド活動、アルバイトをする喫茶店、家族、友人、大切な人……終わりに近づいていく世界で生きていく人々や社会の在り様の変化が描かれていく。
怒り、妬み、恐怖、逃避、無気力、失望、絶望。感情が徐々に露わになり、理性と本能で揺れ動く人々。そんな醜く、未来のない現実と真剣に向き合ったとき、若者たちは動き出す。
それは意味のないことなのかもしれない。世界が終われば何も残らないのだから。では、人は死という結果に至るのだから、どう生きるかなど無意味なものなのだろうか。
世界が終わるその瞬間、あなたはどう在りたいですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 11:00:00
137664文字
会話率:33%
目を逸らしていられたら
どれほど己を保っていられるだろう
キーワード:
最終更新:2023-08-02 23:00:00
221文字
会話率:0%
こんなにも長い一生をどうして急ぐのか。
心の中にある理性と本能。それだけでは語れない矛盾を無数に孕む歪な感情。
生きる上で感じてしまう感情の渦を、絡み合う人格で表現しています。
よろしくお願いします。
最終更新:2022-09-11 12:04:24
5259文字
会話率:0%
「世界を救ってほしい!でも女ってバレないで!!」
え?どういうこと!?オカマな女神からの無茶ぶりに応え、男の子のフリをして―――異世界転移をしたミコト。頼れる愉快な仲間たちと共に世界を救う7つの至宝探しの旅へ…ってなんかお仲間の獣人騎士様が
どんどん過保護になっていくのですが!?
“運命の番い”を求めてるんでしょ?ひと目見たらすぐにわかるんでしょ?じゃあ番いじゃない私に構わないで!そんなに優しくしないでください!!
全力で逃げようとする聖女と、本能に従い追いかける騎士の攻防!運命のいたずらに負けることなく世界を救えるのか…!?
運命の番いを探し求めてる獣人騎士様を好きになっちゃった聖女と、番いじゃない&恋愛対象でもないはずの少年に手を出したくて仕方がない!!獣人騎士の、理性と本能の間で揺れ動くラブ&冒険コメディです。
第3章風の都編完結しました! 7/24から第4章海の都編開始です!!
カクヨム、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 23:18:52
359039文字
会話率:42%
これからの存在達の有り様です。
最終更新:2021-06-03 16:59:39
765文字
会話率:0%
中学生になったばかりの主人公・魅藤凛は、物心がついた頃から自身の性に対する認識が曖昧で男性とも女性とも分からない『エックスジェンダー』という特性を持っており、故に他者に対して恋愛感情を覚えたこともなければ衣服に関しても成否に悩まされ、周囲
とは違うことに生きづらさを覚えていた。そんな中でも、幼なじみでもありクラスメイトでもある親友・片霧陽鞠は唯一の理解者であり、全てを受け入れてくれることで葛藤を抱えながらも日常を過ごすことができていた。
しかし、ある日の下校時、魅藤凛は交通事故に遭い、生死の境を彷徨う重傷を負う。
一命を取り入れた魅藤凛だったが、その日を境に人生が一変してしまった。
他人を見るとその人間の身体から溢れ出す『血の気』を視覚的に捉える力を手に入れた。それと同時に、その代償として『本物の血』を見ることで恋情のような胸の高鳴りを覚え、興奮してしまう猟奇的な性質も授けられてしまうのだった。
その猟奇的な一面は日を増すごとに高まっていき、本物の血の匂いを嗅がないと平静を保っていられない、いわば殺人欲求にまで膨張してしまっていた。
エックスジェンダーという悩みに重ねてサイコパスという精神病まで抱えていくこととなった魅藤凛は、他者に危害を与える前に自ら命を絶つことを選択する。
そんな矢先、親友が事件に巻き込まれてしまい、心に大きな傷を負ってしまう。
親友のために自死を辞め、魅藤凛は犯人捜しを始める。
捜索は難航すると思いきや、犯罪者からは一般人とは違った『血の気』が見えることに気付き、犯人を追い込むことに成功する。
しかし、相手は凶悪犯であり大人。交渉で解決も出来なければ、中学生である上に華奢な体躯では太刀打ちすら出来ない。
倫理と理性ではまかり通らない世界を目の当たりにした瞬間、自身の中である感情が開花する。
犯罪者ならば容赦などしなくて良い―――。親友の無念を晴らしたい正義感と、押さえ込むことの出来ない血を欲するが故の殺人欲求。理性と本能、純粋と貪汚が表裏する剥き出しの殺意が世に解き放たれる。
悪をもって悪を屠る。はたして、それは必要悪といえる正義なのか。それとも本能を満たすための完全悪なのか。
本能と正義に葛藤しながら犯罪者に天誅を下す、ダークヒーローがここに誕生する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 21:07:38
12032文字
会話率:16%
平凡な高校生、白石悠衣(しらいし ゆい)は最近、クラスメイトが妙に明るくなったことに気付く。
理由を問い質すと、彼女はあるネット配信動画のことを告げる。
悠衣は偶然そのネット配信を見てしまい……。
別サイトでのホラーイベントに投稿した作品
をリニューアルしたものです。
いろいろ問題のある主題(テーマ)なので、ご不快になられる可能性がありますので、お読みになる方はご注意願います。
あくまでフィクションですので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 00:21:13
12691文字
会話率:43%
18歳のリル・アーノルドは、美貌と剣の腕をを見込まれて、ティザーナ王国の城で暗殺者として働いていた。自分の感情を殺し、淡々と任務をこなしていた彼女に、主君のレイズ・メナード国王はある男を殺すよう依頼する。その男とは、20年前から行方がわから
なくなっていたレイズ国王の甥にあたるガーウィン・メナード王子だった。
一方、ガーウィン王子は、隣国のフローアン王国でガイ・オーウェンと名乗り、ティザーナ王国の玉座を取り戻す日を夢見ていた。
殺す者と殺される者であった2人だが、ともに旅をするうちに禁断の恋に落ちていく。自分を殺して生きるのか。それとも、自分らしく生きて死んでいくのか。いや。それとも……?理性と本能のはざまで思い悩む2人がつかむ未来の行方は……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 22:55:12
104879文字
会話率:51%
高校1年の『私』。 高校生の『彼』学年不明。
二人の接点は、通学の電車のみ。
つまり赤の他人。
電車の走る音だけが聞こえる車内。
多くの人が経験したことのある日常。
しかし、みんなそれぞれ何かを考えながら電車に乗っているはず。
『私』も
そのひとり。
そんな『私』が『彼』を見ながら様々なことを考え
成長?迷走?暴走?するお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 16:11:51
9691文字
会話率:0%
龍族、他の生物の常識を打ち破り、理性と本能を持ち合わせる人間に近しい種族だった。しかし、龍族と人間は嫉妬深く強欲な人間が増えるに従い、意思の疎通が滞ることで袂を別けた。超文明であり、魔法や化学、生活の知恵をより濃密に保持、継承してきた龍族
は……滅びの危機に貧している。龍族と人間の血を引く少女、ミーナは自らの境遇を悲観し逃げるように旅をする龍族の青年、ヴァージと出会い……龍族として生きていく道を選び見聞を深め、自らを育ててゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 00:00:00
136098文字
会話率:78%
心が壊れてしまった少女が目覚めた場所は、彼女がいつか描いた世界だった。
ここは何なのか。理性と本能の間で揺らぐ彼女の心が導き出す答えとは…。
心が紡ぐ、ファンタジー小説。
「幸せとは、なんなのだろう」
最終更新:2017-07-24 19:43:32
48105文字
会話率:29%
高校一年生の僕には悩みがある。
それは僕が好きな女の子が実は男の娘であるということだ。
頭では理解できているのにどうしても気持ちが抑えられない。
学年が違うため学校では会わなくてもすむのが不幸中の幸いだけど、その子の姉は同じクラス。
しかも
、どうやら僕のことが好きならしい……
家は隣同士で離れようはないし、というかそもそもで仲がいい。
理性と本能のせめぎ合いが、今日も僕の神経をがりがりと削っている……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 23:07:57
22117文字
会話率:38%
「理性と本能の狭間で、少年は裏切り者の烙印をその身に受ける」
”高次元体”と呼ばれる存在による侵略を受けた世界。
人類はその活動範囲を著しく制限され、自らの築き上げた箱庭の中へと身を隠した。
物理的な干渉を受け付けない天敵に対して、
人類は同質の力を持ってこれを排除すべく研究を重ねていく。
それはほんの偶然から生まれた存在。
それは人でありながら異形でもある、狭間に生きる定めを背負わされた悲しき戦士。
人は彼を”デュアル”と呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 07:26:43
62384文字
会話率:22%
アリアとマリア。
二重人格。
セックスと未成年喫煙飲酒、暴力が普通に出てきます。
絵を描く人間達の理性と本能。
最終更新:2013-06-07 03:53:23
1055文字
会話率:34%
いっつもイライラさせられている奴は親友と呼ぶには意思の疎通は難しくて、他人と呼ぶには相手を知りすぎて、結局俺達は友達なんだろう。
最終更新:2011-10-02 00:20:15
13513文字
会話率:31%