「恋文の返事はこれでよろしいでしょうか?」
ノルディア王国軍元帥の娘であり、王太子の婚約者ユフィルナ。
常に冷静であれ、感情に溺れるなとの父からの教えに従い、婚約者の冷たい態度にも目をつぶってきた。
だがある日、ユフィルナは王太子から、軍事
機密を盗んだ罪を着せられ、国外追放・婚約破棄を突きつけられる。
窮地に立たされた彼女の前に現れたのは、若き将軍で、父の腹心でもあるゼルナーク。
彼はユフィルナの無実を証明すると宣言するとともに、彼女との婚約を望んできてーー?
数日前に友人の代筆で恋文を書いたことをきっかけに運命が動き出す。
この想いは叶わないと思っていたのに――。
知略と恋が絡み合う両片思いラブストーリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 13:46:21
10988文字
会話率:34%
白妖狐の郷は長く始祖の花守狐に護られていました。
けれども、花守狐は遠い海の民の救援に行って、そのまま討死してしまいます。
郷のはじまりからずっと咲き誇る山吹の木も一斉に枯れて、郷は崩壊し始めました。
霊力を失い、結界も綻び、壊れていく郷を
、妖狐たちはなんとか立て直そうとしました。
それは、十三の妖狐の魂を使った封印術で、郷を護るという方法でした。
魂を封印されるというのは、死ぬことと同じではありませんでした。
けれども、再び、元の暮らしに戻れるという保証はありませんでした。
戻れるとしても、いつ戻ってこられるのか、分かりませんでした。
その過酷な任務に、スギナは真っ先に、自ら名乗りをあげました。
祖父の棲む森を護るため。仲間たちの郷を護るため。
けれど、その心の奥底にあったのは、誰より、ずっと思い続けた楓のため、でした。
名乗りを上げた日から、スギナは密かに、手紙を書き始めました。
それは、ずっと叶わない片思いをしている楓にあてた、渡すつもりのない手紙でした。
スギナは、その手紙を、自分と一緒に封印塚に埋めたのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:01:55
33697文字
会話率:0%
高校2年生の春を迎えたある日の放課後ー…
大好きな恋愛小説の新刊を買うために急いでいたが、下駄箱には手紙が置かれていた。
綺麗な文字で「好きだから、付き合ってほしい」真っ直ぐに綴られた想いを眩しく思うが、差出人の名前は書かれていなかった。
それを片想い相手に見られてしまいー…
友達の立ち位置が心地良すぎて前に進めない女子高生と相手を大切にしすぎているあまり素直になれない男子高校生のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 18:00:00
41405文字
会話率:39%
平凡な男子高校生、衣鳩ヒロマサは修学旅行で片思いの相手に告白をするつもりでいたが、プレゼントを探しに寄ったお土産屋で謎の喋る本に出会ってしまう。それを切っ掛けに、衣鳩は京都の裏に存在する非日常へと巻き込まれていく。
………
シェアワール
ド小説企画、コロンシリーズの参加作品です。
http://colonseries.jp/
この小説はifシリーズに区分され、その他のシリーズとの関わりはありません。
『TAKAMURA:820-The Moon of the Unrequited Night-』(https://ncode.syosetu.com/n0325df/)をお借りしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 18:37:39
51658文字
会話率:40%
渡すつもりのない恋文をつい書いてしまった。
最終更新:2019-07-20 18:40:23
656文字
会話率:0%
しがない生活を送る1人の男。
今日も昨日と似たような今日が来る。
そんな彼には毎日欠かさない習慣があった。
それはチャット。
そこにはただ羅列された文字があるだけ。
現実とはかけ離れたバーチャルの世界。
しかし、彼はその空間に存
在する、顔も名前も知らない女性に心を奪われる。
自分でもなぜかわからない。
どこにいる、どんな人なのかもわからない相手を、何故にここまで想ってしまうのか
想いは日増しに募るばかり。
画面上に映る、盲目の恋文が今日も1枚捲られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 09:03:45
2156文字
会話率:30%
ラブレター。古い言い方をしたら恋文。恋しい相手へ想いを綴るもの。知識としては知っているものの、僕はそんなものを書いたことはない。送る相手がいなかったということもあるのだけれど。ある日、ふと思い立って僕はラブレターを書いてみることにした。これ
はそんな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-06 12:49:36
7327文字
会話率:59%
ある高校の卒業式の日に、ある男の子が溜め込んでいた想いを書き綴った、切ない気持ちにさせる恋愛ラブレターコメディー。
最終更新:2014-02-19 17:24:13
1902文字
会話率:13%
アイツから伝えれられた、もういない奴の恋文。それを胸に、やっと前に進めれる。すれ違った思いが交わった、もう後ろは振り返らない。 ※【不老不死の思い出話】と【不老不死と若者の話】の番外編です。繋がりはないので、単品で
もお楽しみいただける仕様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-12 23:25:38
7695文字
会話率:13%
いっつもイライラさせられている奴は親友と呼ぶには意思の疎通は難しくて、他人と呼ぶには相手を知りすぎて、結局俺達は友達なんだろう。
最終更新:2011-10-02 00:20:15
13513文字
会話率:31%