大国の要であるシューラン大公家の孫、フィロスは引きこもり気味で社交が大の苦手。祖父である大公閣下の強い勧め(実質強制?)によって、15歳で初めて学校に通うことになる。しかし、入学した王立学院は彼の常識とはまったく異なる世界だった。
入学式
でいきなり全校生徒の前で紹介されてしまい、大公家の名で注目の的になったフィロスだが、社交性ゼロゆえにすぐさまピンチに陥る。そこを救ってくれたのは、面倒見の良い貴族令嬢サーティアと、個性豊かな友人たちだった。
戸惑いながらも人生初の友達を得たフィロスは、知らなかった外の世界に少しずつ触れていくが、常識外れの魔法力ゆえに次々と騒動を巻き起こしてしまう。
王立学院での新しい日々――少しずつ友人や人脈を築いていく中、フィロスは自分がどれだけ「分かってない」のかを自覚し、成長していくのだった。
これは、大公閣下の孫がいろいろ間違いながらも、少しずつ社会を学び、友人や仲間と共に成長していく、笑いあり涙ありの青春学園ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:00:00
151080文字
会話率:39%
ウィンスレイド王国の王立学院高等科に在学中だったルナリアは、ある日突然、王宮警護隊によって王宮へ連行された。
そこで故郷ダーラウに発生した疫病で領主の父と母を失ったことを知らされるが、王命のせいで王宮の一室で軟禁生活を強いられ、身動きが取れ
ずにいた。
軟禁生活がひと月を過ぎる頃、王宮で仮面舞踏会が開かれることを知り、この絶好のチャンスにルナリアは王宮脱出を試みる。なんとしてでも王宮を出て、王都で頼れる唯一の人、婚約者のトレヴァーに助けを請うつもりだった。
仮面をつけて王宮内を歩き回るうちに、ルナリアは黒い仮面の美しい青年と出会い、彼の助言を得て王宮から出ていこうとするが、そのとき、彼女の前に妖獣と呼ばれる異形が立ちはだかる――。
それから3ヶ月後。
ルナリアは王太子妃となり、夫である王太子ジェレルと愛のない結婚生活を送っていた。
ジェレルが、疫病が原因で死の街と化したルナリアの故郷ダーラウへ旅立つことになり、ルナリアは自分も連れていってもほしいと懇願するが、ジェレルを怒らせてしまう。
王太子夫妻に対する心ない噂にうんざりしながらも、ジェレル不在の王宮をなぜか心細く感じるルナリア。
そこにルナリアの弟フォルシアンが面会に訪れ、ルナリアは意外な形で王宮を出ることになる――。
ウィンスレイド王国に伝わる【月の女神と邪神】の神話の再来が近いとされる中、【呪われた魔剣】を手にした王太子ジェレルと、月の女神の力を封じ込めた【紅の秘宝】を両の瞳に宿すルナリア、そして【国内最強の剣士】でルナリアの元婚約者トレヴァーが、それぞれの生き方・愛し方を模索しながら運命に立ち向かう物語。
※ルナリアの苛酷な過去、及び【月の女神と邪神】の神話に関する記載・戦闘シーン等に残酷な描写が含まれます。
※【同時掲載】小説家になろう、カクヨム、アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 20:20:00
57354文字
会話率:40%
転生した。孤児だった。崖っぷちギリギリライフを営んでいたら聖女に選ばれた――なんで?
でもまあ、暖かい寝床とご飯がきっちりとあるのは有難い。
後ろ盾である公爵さまの計らいで後学の為にと、貴族の子女が多く通う王立学院へ放り込まれるこ
とになったのだけれど、聖女という役職持ちではあるものの平民の私が簡単に彼ら彼女らにに受け入れられる筈もなく。仕方ないので孤児仲間の二人とともに今日も学院の片隅で静かに読書に勤し――『おい、平民っ!』――……みたいのだけれど、どうして邪魔が入るのだろう。
※異世界学園日常モノ(なろう風味)が書きたくなったので書いて投げました。初投稿になります、お手柔らかに。
ハーメルン様にて同作品を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 16:10:00
5070790文字
会話率:44%
王立学院上級二年に上がったオリヴィア・カロリーヌはここ半年間、毎日同じ夢を繰り返し見る。
夢の内容は突如現れた転入生と自身の婚約者が仲良くしているのを見た私が転入生に危害を加えたことで婚約破棄を告げられてしまう。
家からも勘当され街に向かう
道中賊に襲われた私は悲惨な目にあいそのまま死亡。
あんなことになるくらいならもう私は何もいりませんから……
オリヴィアの夢は現実となるのか?それとも死ぬ未来を回避することは出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 00:00:00
24253文字
会話率:35%
十八歳で王立学院を首席で卒業――するはずだった少年アルト・クラヴィスは、聖剣に拒絶され、勇者の資格なしと断定された。
「聖剣を使えない者は勇者ではない」
そう言って、アルトを追放した王国、貴族、かつての仲間たち。
だが、辺境の地で魔剣に選ば
れた瞬間から、すべてが変わった。
徐々に目覚めていく俺の異質な力。
その噂が広がるや否や、俺を見捨てた連中はこう言い出した。
「君には、やはり勇者として戻ってきてほしい」
「冗談じゃない。今さら戻る気なんて、これっぽっちもないね」
そう言い放ち、聖剣に見捨てられた少年は、魔剣と共に世界を揺るがす英雄へと成り上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 19:10:00
15243文字
会話率:31%
『異世界転生者』であるエリナーは7歳の誕生日に前世から憧れていた【魔法】に出会った。
それからというものエリナーは魔法を学び、研究して遂に家庭教師の推薦を受けて13歳から18歳の王侯貴族の子女達が集まる王立学院の魔法科に入学する事が決まる。
そして、2年生になったある日学院の人目の無い場所で魔法の練習をしていると、飛行魔法に失敗してしまい空中から落下してまう。しかしそこにイケメン上級生が現れて運良く助かったエリナーは、それからイケメン上級生に興味を持たれよく会って話す事になった。
彼の話しは参考になる事が多く、話していてエリナーも楽しい。しかし、エリナーは思う。これはまずい、このイケメンに私は好意を持たれている??それは嬉しいのだが、、、貴方全然私の好みじゃないです!!
それからエリナーはなんとかイケメン上級生を他の女性とくっつけようと決めたのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 21:13:25
46222文字
会話率:59%
王立学院での月例舞踏会。婚約者の男爵令嬢をエスコートしようとしたオレの手が撥ね退けられた。なんと、知らぬ間に別の男に寝取られていたのだ。
全校生が注目する中の『婚約破棄』。プライドを粉砕されたオレは、ケジメを付けさせるために動き出す。
正
月休み中に思い付いて、一気に書き上げた話となります。
少々残酷なシーンもありますが、全体的には淡々と展開する感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 08:28:31
326235文字
会話率:26%
「我々が造った一つの世界が危ういのだ。君という異物を加えて、その世界の変化を観察したい……」
ベルギーでテロに巻き込まれ死亡した霧島隼人は、『創造主の方々』によって、ノア・アルヴェーンとして転生を果たす。
幼少期、傭兵崩れの盗賊団に二度
両親を殺されたノアは、血の繋がらない妹セシルと共に、Aランク冒険者『黄昏の梟』に迎え入れられる。
成長と共に思い出される前世の記憶。精霊の加護を受けたノアの活躍が始まる!
十二歳でサンクリッド王立学院に招かれると、彼を慕う聖女や貴族令嬢、大商人の娘、双子のハーフエルフ姉妹らと共に、『この世界を導く』ための困難な戦いが始まった。
後に『最強にして最も偉大な賢者』と称えられたノア・アルヴェーンの、エレンシア大陸を駆け巡る壮大なF・F(ファンタジー・フィクション)ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:21:10
456068文字
会話率:42%
『ええっ? 当日キャンセルなんて認められないよ。プログラム上の都合があるんだから』
王立学院の学園祭で、演劇同好会は劇を披露する予定だった。しかしソフィ・キャンベル男爵令嬢以外の同好会員は風邪で倒れてしまったのだった。切羽詰まったソフィはヒ
ゲダンスなる踊りを披露し、バカウケする。学園祭の後で、ソフィは熱烈なファンレターをもらったのだった。そのファンレターから自分に対する並々ならぬ関心と愛情を感じたソフィは、婚約者のフィル・デーンズ男爵令息に相談する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 07:32:28
3425文字
会話率:42%
王立学院の期末パーティーで、エイドリアン王太子は平民聖女ハルカを婚約破棄した。ハルカは婚約よりもパーティーの料理の方が重要だと考えていたくらいだから、淡々と婚約破棄を受けた。聖女が王妃になった時、王国に空前の繁栄がもたらされるという預言があ
った。しかしハルカが預言に謳われた少女であることを、エイドリアンもハルカも知らなかったのだ。王国の運命は狂わされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 07:35:07
8345文字
会話率:53%
公爵令嬢クラリッサが王立学院にて、婚約者である第一王子チャールズがピンクブロンドの男爵令嬢をお姫様抱っこしている場面に遭遇した。ピンクブロンド男爵令嬢は言った。クラリッサに無視されていると。それはそうかもしれない。気にしてなかったから。ん?
わたくしがあなたの教科書に落書きしたり、足を引っかけて転ばせたりした? 何を言っているのだろう、このゴミは。障害とも言えないような事件を通して愛を深める、令嬢と王子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 07:27:37
3474文字
会話率:45%
幼いころからの婚約者であるフルストゥルとレヴィエ
魔術大国キャシャラトの田舎でのんびりと育った自他ともに認めるぼんやり令嬢であるフルストゥルは婚約を結ぶブランデンブルク侯爵家からの要望で首都にある国一番の王立学院にぎりぎりの成績で何とか入
学し婚約者であるレヴィエと数年ぶりの再会を果たすも成長したレヴィエはフルストゥルの目の前で他の令嬢を侍らせたり、暴言を吐いたり暴力を振るおうとするその傍若無人な様に
もうそこにはフルストゥルが知る優しいレヴィエは何処にもいなかった。
ここまで蔑ろにされてフルストゥルは気づいた尽くす義理も理由もないなら正規の手続きを踏んで婚約破棄すればいいのではないかと、よしまずは証拠集めから始めましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 12:00:00
835407文字
会話率:57%
乙女ゲーム
ラブ☆メモリー 〜剣と魔法とプリンス〜
通称ラブメモの世界に主人公として転生したエマは16歳になり、ゲームの舞台となる王立学院への入学を果たした。
これからゲームのストーリーが始まると思っていたら、目の前にラブメモのヒロインが現
れて・・・・・・!?
わたしがこの世界の主人公じゃなかったの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 14:00:00
324203文字
会話率:29%
「クラリス嬢、ついに武技大会で俺は優勝しました!! どうか、俺と結婚してください!」
王立学院で出会ったブリス様は、一目ぼれの結果、私に熱烈にアタックし続けました。
その果敢さはやがて学院の生徒全ての知るところとなり、いつしか王都の貴族中に
その恋物語が知られました。
私の両親すら、彼の恋が実るように応援するようになったのです。
でも、私は彼を愛していないし結婚したいと思っていませんから、勝利のトロフィーになどなってたまるものですか!
家族や友人から軽視されて味方がほとんどいないなかで、愛を貫こうとする一人の少女のお話です。
ラストまで99%執筆済み、6万6千字くらい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 17:40:00
70336文字
会話率:20%
「お前との婚約を破棄する!」
イリニヤお嬢様が王立学院の卒業パーティーで婚約破棄された。
しかし彼女は思っていたより落ち着いている。
浮気からの婚約破棄をたくらんだ相手の男は、彼の父親によって追放が決まったが、イリニヤ様はあえて結婚するとい
う。
彼女の腹心になるよう一緒に育てられたマウヌは、時々不思議な行動をとるイリニヤに振り回され迷いながらも、ともに生きていく決意を固めていった。
辺境生まれの女貴族と、彼女の腹心予定の幼馴染みが差別のなかでしたたかに生きて、恋を成就させるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 18:44:07
24864文字
会話率:23%
八歳の誕生日、アデルハイデ・ローエングリムは唐突にかつての人生を思い出した。
王国を破滅に追い込み、断頭台で処刑された王太子妃──史上稀に見る"悪女"であった事を。しかしなぜか時間が巻き戻っており、人生をやり直しているよ
うだ。
そこで、アデルは決意した。
"悪女"もギロチンも、もうこりごりだ。これからは心を入れかえ、地味で真面目に生きよう、と。
そこから始まった試行錯誤と努力の末、彼女は美しい顔を隠して王立学院に入学する。
その初日、アデルは人並み外れた美貌の少年に出会う。彼の美貌に動じないアデルに、少年は友人になってほしいと頼み込むのだが……
◆元"悪女" のビン底眼鏡令嬢と、素朴な性格の美少年の時間逆行ラブ。
◆主にラブコメ。時々シリアス。
◆全45話。途中、修正で連載が止まる可能性があります。一応最後まで書けているので、完結まで頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:00:00
130871文字
会話率:23%
魔法が得意な公爵令嬢カチェリーナは、幼い頃に王太子と婚約して、冒険者になるのを諦めていた。しかし、王太子が王立学院で男爵令嬢を寵愛するのを知って、悪役令嬢になり、夢を実現しようとする。
最終更新:2025-04-11 15:00:00
5395文字
会話率:27%
王立学院の卒業パーティーで、卒業生の王太子が『断罪』をするというタレコミがあった。
学院在校生の新聞部の部長であるジェシカは、このスクープを取るべく、卒業パーティーに参加する。
最終更新:2025-04-02 20:18:30
5344文字
会話率:36%
男爵令嬢のディアナは国王と父の命令により、騎士団で副団長をしているエイリアス・グレイと婚約して王立学院に通うことになった。
エイリアスは銀髪に黒曜石の瞳を持つ、英雄体形をした美男だった。遠い星から来た宇宙人で、全身がツルツルした銀色の小男
だと聞いていたのに――。
ディアナはエイリアスの力を借りて、おしゃれな美人に変身する。さらに、エイリアスと共に礼儀作法を身につけ、立派な淑女となった。
二人は仲を深めつつ卒業の日を迎えたが、卒業パーティーで愚かな第二王子が自分の婚約を破棄し、ディアナと婚約しようとするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 15:11:26
8074文字
会話率:26%
俺が人生で最もやり込んだゲームである、初代『魔獣狩り』
すべての使用可能武器のプレイヤー・スキルを磨き、すべての難易度における敵の情報をすべて頭に叩き込み、最弱装備でも高難易度の敵をノーダメージで倒しきれるまで極め尽くした。
その上最終
アップデートで実装された「無限の成長」を十年単位でやり込んだ俺のキャラは、もはや公式チートというか、最後に実装された敵でさえ一撃で屠れるほど文字通りぶっ壊れとなっていた。
そんなキャラの性能を引き継いでいる体に、プレイヤーとしての知識をすべて持ったまま生まれ変わった俺は、ゲームの舞台設定からは千年経過している同じ世界で、クナド・ローエングラムとして生きていく。
あらゆる理不尽とそれに起因する悲劇を、その剛力ですべてぶっ壊しながら。
過去作『異世界娼館の支配人』がネット小説大賞SC賞をいただき、今年コミカライズされます! 原作の方も読んでもらえたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 19:50:00
192817文字
会話率:18%
事故で両親を亡くしたサラは、平民として育てられていたが実は子爵家に血筋があり、叔父に養女として迎えられる。
子爵家で新たな家族と過ごすサラはデビュタントを経て、王立学院へ入学する。そこで彼女は攻略対象達と出会うことになる。
『攻略対象
』ーーー
つまりここは乙女ゲームの世界だ。サラの前世は更紗という日本人であり、生前の更紗が好きだった乙女ゲーム『愛の導き』の世界にヒロインとして転生したサラ。しかしサラに前世の記憶はまだない。
前世の記憶がないヒロインがゲームの舞台である王立学院に入学したとき、シナリオは始まる。その先に待ち受けるのはゲーム通りの未来なのか。
サラが前世の記憶を思い出し、乙女ゲームの世界に転生した事実に気づいた時、彼女の進む先はゲーム通りのエンディングなのか。
乙女ゲームのシナリオの裏に隠れた謀略のカケラ。更紗が見ていたゲームのシナリオは、中から見たときにその意味を変える。
第一章「長いプロローグ ーbefore the game beginsー」◀︎ writing now
アルノー子爵家の養女となり、そして子爵家でデビュタントを迎えるまで。ゲームが始まる前の物語。
第二章 「王立学院 ーthe game has startedー」
第三章 「前世の記憶 ーinside the game scenarioー」
第四章 「エンディングのその先 ーthe game is overー」
※キーワードに関するアレコレの中心が第三章になるため、その辺りについてはしばしお待ちください。
◯game characters◯
・サラ=アルノー 子爵家の養女 ヒロイン
・アルフォンス=パジェス パジェス王国王太子 攻略対象
・レオナール=クーベルタン 侯爵家次男 攻略対象
・エクトル=ソニエール 伯爵家次男 攻略対象
・ロイク=ノヴェール 王立学院音楽教師 攻略対象
・セルジュ=デシャン 義弟の友達 子爵家嫡男 攻略対象
・フォスティーヌ=アセルマン 侯爵家令嬢 悪役令嬢折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 12:22:11
382475文字
会話率:26%
勤めていた仕事先から「契約の更新はしない」と通告された。
失意の中、勤め先から帰宅する。いつもなら自宅へ真っすぐ帰るのだけど今日は自分を慰めるためフラフラと繁華街の方へ行き、適当に目についた居酒屋に入りお酒を浴びるほど飲んだのがいけなかった
。居酒屋を出ていつもの地下鉄の入り口の階段でこけて私は意識を失った。
気が付けば見知らぬ部屋の中。
近くの鏡を覗き込めばそこに映し出されているのは私ではない美少女の顔。
「もしかしてこの美少女はあの乙女ゲームのヒロイン!?」
どうやらここは少し前までプレイしていた乙女ゲーム「夢色の遥か -Alone with youー」の世界!?
混乱する私に側にいたメイドから明日、王立学院にご入学です。と告げられる。
入学式の式場の壇上に居並ぶ生徒代表の面々がその乙女ゲームで見覚えのある攻略対象達。
だが私が一目惚れしたのは攻略対象ではないゲーム内でヒロインに対立する悪役令嬢となるランセリア公爵令嬢だった!
攻略ルートも何も無い。自分で開拓していくしかないけど、私がんばる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 02:17:23
850158文字
会話率:49%
王立学院の寮は二人一部屋だ。
いくつか一人部屋があるが、そこはたっぷりと寄付をした貴族の子が入れる。我が家のように水害の影響で貧乏生活をしている家には払えない。
最終更新:2024-12-31 12:17:24
1000文字
会話率:0%