「クラリス嬢、ついに武技大会で俺は優勝しました!! どうか、俺と結婚してください!」
王立学院で出会ったブリス様は、一目ぼれの結果、私に熱烈にアタックし続けました。
その果敢さはやがて学院の生徒全ての知るところとなり、いつしか王都の貴族中に
その恋物語が知られました。
私の両親すら、彼の恋が実るように応援するようになったのです。
でも、私は彼を愛していないし結婚したいと思っていませんから、勝利のトロフィーになどなってたまるものですか!
家族や友人から軽視されて味方がほとんどいないなかで、愛を貫こうとする一人の少女のお話です。
ラストまで99%執筆済み、6万6千字くらい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 17:01:46
8752文字
会話率:24%