静帆町という田舎では、ある噂があった。夜海に行くと人魚がいるというものだ。その人魚の正体を知る南実 心晴はその噂の人魚、幻中 海月に秘めた恋心を隠し持っていた。恋心を悟られないように隠し続けながら学校のプリントを届けに会いに行く、そんな日常
だった。だけどある日、ニュースで巨大隕石が地球にぶつかると報道される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 19:38:30
6983文字
会話率:38%
魔法のナイフで王子様を刺せば、元に戻れる。
けれど人魚姫は愛する王子様のためにそれを拒み、海の泡となって消えてしまいました。
そんなの嘘だよ。
明るく否定する彼女の手にはーー。
虚構で満ちた世界を上手く生きられない少女の、少し不思議な夏
の夜の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 19:12:44
10519文字
会話率:14%
アクアマリン王国の第一王女ティレーネは、0歳の時に魔女に人魚の呪いを掛けられてしまう。
その呪いは、腕と足からは魚の鱗が生え、顔にアザができ、おまけに恋が成就しなければ泡となって消えてしまうという呪いだった。
呪いを掛けられたティレーネは、
鱗が生えた腕や足、アザのある顔を隠しながら護衛騎士と共に学園で生活をする。
学園で生活を送っていると隣国のエメラルド王国から王子リュシオンが留学生としてやってきた。
ティレーネはリュシオンとそこそこな交流しか交わしていなかったが、交流会でリュシオンに恋人にならないかとを告げられる。
隣国との繋がりは重要なため、ティレーネは恋人にを了承する。
しかし、ティレーネには想い人がいて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 14:56:50
21046文字
会話率:38%
まだ足が二本あった頃、人魚姫の話は〝契約違反をしたら落とし前をつけなければいけない〟という教訓話だと思っていた――。
月島マリ、十五歳。
五歳の頃に骨肉腫で左足を切断して以降、義足も使わずに車椅子生活を続けている変わり者。
嫌いなもの、憐
れみの視線を向けたり、自分を使って〝いい人〟を演じようとする人。
そんなマリは、自分のことを人魚姫の生まれ変わりではないかと疑っている。
だって人魚姫は、借金をしてまで両の足を手に入れたのに、お代も支払わずに泡となって消えたから。
きっと生まれ変わった自分にそのつけが回ってきて、利息を支払うために、与えられた足うちの一本を返品しなければならなかったのだ――。
ある日、マリは古びた社交ダンス教室で大学生の夏目と出会う。
彼は大学で〝踊れる義足〟の研究をしていると言い、マリに機械仕掛けの足を差しだして言った。
「この義足をつけて、俺と踊って欲しい」
なるほど、こいつの正体は人魚をそそのかして足を与えた魔女だったのだ。
夏の初めの昼下がり。
生まれ変わった債権者からマリに持ちかけられた新規契約は、あまりにも突飛なものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 07:00:00
133619文字
会話率:25%
ー海の泡となって消えてしまう運命の主人公は王子より優秀な物件を見つけるために婚活に励むー
⚠️アンデルセンの人魚姫という作品を読むとより楽しめます。
最終更新:2023-11-19 10:10:42
490文字
会話率:0%
この世界にはどこかに“魔法”が存在する。その場所は「魔女の劇場」。そこでは魔女が魔法を使って特別な演目を行うのだ。それはとても素敵な“魔法”のような時間。極東にある魔女の劇場、「白猫座」。白猫座の新米支配人代理兼館長代理である白埜彼方は世知
辛い現代商業主義の波にもまれておんぼろ劇場の経営に毎日楽しく四苦八苦している。今日も今日とて副館長の白亜を巻き込んでチラシの内職をしていると突然少女が訪ねてくる。少女の名は本田透火。彼女が言うには今夜開演する魔女の劇場のチケットが空を飛んで消えてしまった――!? 開場する劇場。奇妙な観客たちと到着が遅れる主演の魔女。そして、次々と泡となって消えていく観客たち…。はたして彼方たちは無事終演を迎えることができるのか? 町の片隅で起こったちょっと切なくて心が温まる魔法と人間たちの物語の開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 16:00:00
83331文字
会話率:45%
「一方が鱗である限り、他方は生きられぬ。どちらかが泡となって消える時、互いの縛りは解かれ真に龍となるだろう。」
鱗の一族が行う9歳を祝う儀式にて、双子の姉弟は自身らの運命を楼主より告げられた。
※この物語は短命な運命に生まれてしまった
双子がなんやかんや紆余曲折しながら頑張るお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 01:15:56
2735文字
会話率:41%
お伽話の人魚姫は悲恋の末、海の泡となって消えて……はいなかった。
空気の精となって神様からのノルマをこなし、転生したのは落ちぶれ貧乏貴族の伯爵令嬢メルジーナ。
散々な目にあった前世だったけど、今回こそは絶対好きな人と結ばれるんだから!
『素
朴で普通の恋』を手に入れるはずだったのに、チートな能力、海から追いかけてきた最恐の従者、謎の美青年、シスコンの兄、暗殺者、王国の陰謀や何やかんやで大混乱。
かくしてメルジーナの人生(魚生?)をかけた婚活物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 17:00:56
123258文字
会話率:26%
悲恋で泡となって消える運命の人魚姫に転生した主人公。
残り寿命一週間(推定)ということでやりたいことをやるたびに出掛けたら、ひょんなことから他国の狼(王子)からキスをされてしまい?
最終更新:2023-03-31 22:04:12
84759文字
会話率:40%
_______人魚姫
あるところに美しい人魚姫がおりました。
彼女は人間の世界の王子に恋をして、魔女に願い、魔女に美しい『声』を渡した代わりに人間の『足』を手に入れました。
そして魔女は、もしも王子と結ばれなければ泡となって消えてしまう
と言いました。
けれど、王子は別の女性と結ばれてしまい、王子と結婚できなかった人魚姫は、最後、泡となって消えてしまったのです。
────────────────────────
______町で暮らす少女ラナは前世人魚姫だった。
前世で王子と結ばれず泡となって消えた彼女は、人として生まれ変わったのだった。
そして前世の記憶を持つラナは、もう二度と恋はしないと心に誓っていた。
しかし、4年前の嵐の日に、ラナは1人の少年と出会う。海で溺れていた少年を助けたラナは、忘れていたはずの想いと記憶を思い出していく。
そして4年経った今。
その少年ユリウスは、何だかんだとしょっちゅうラナに構いに来る。
そんな彼を鬱陶しく思いながらも、ラナは絆されつつ2人の時間を育んでいた。
『前世に失ってしまった心の欠片。
今ここにいるのは人魚姫の魂と記憶を持った、ラナという1人の女だけ。
人魚姫の心を失った私の心はどこにあるのだろう.......』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 13:14:16
38449文字
会話率:24%
人魚姫は、人間になりたいと思いました。
海上を突き進む豪華客船の輝きを目の当たりにして。
そこで楽しそうに過ごす人々をその瞳に映して。
私もその中に混ざれたらいいなと純粋に思いました。
そして王子様に恋をして、人間になる薬を
飲んで、
声を失って、儚い泡となって消え失せる……
――そんな可哀想な子はこの物語にはおりません。
ええ、たったの一人さえも。
事前にお伝えいたします。
この物語の人魚姫は泡となって消え失せてしまう
悲劇のヒロインではございません。
ちょっとおバカでちょっとえっちな女の子です。
といいますかぶっちゃけた話
そもそもカッコいい王子様なんて出てきませんし、
淡い恋心を抱くタイミングだって存在いたしません。
人魚姫。そして、泡。
この二つの単語を聞いて、恥ずかしながら
私は下賎なことしか思い付けませんでした。
ええそうですただの下ネタです!
本当にありがとうございましたッ!
けれどこれだけは言わせていただきたい。
だって純粋に書きたかったんだもぉおおぉおん!
この話のオチを! そして堕ちの話を!
それでも構わんよ。
むしろそういうのこそを待っていたんだよという
お優しい読者の皆様方。
なるほどな! その方向性はズルいな!
と思わせるそれだけの為にこの物語を書きました。
どうかクスリと笑っていただいて
評価ポイントでも感想でもレビューでも
お好きに書き殴っていってくださいませ。
それが何よりハッピーエンドでございます
(*´꒳`*)どちらもWIN-WINっ!
さぁ頑張れ人魚姫。
健気に可憐にストイックに。
とにかく身銭を稼ぐのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 14:56:03
7066文字
会話率:22%
最愛の人に裏切られ、その人を殺そうとしたが結局は出来ず海に入り泡となって消えた人魚姫。そんな彼女は何故か幼くなって現代に倒れていた。
言葉も出ず言葉も分からない彼女はある男性に拾われる。
何も知らない彼女は学校に通い少しずつ現代に馴染
み初めとうとう高校生になる。
そして物語は高校生になって物語は始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 17:57:02
4392文字
会話率:19%
沙織は長い片思いか叶って幸せの絶頂にいた。
嬉しすぎてもう死んでもいいなんて思っていたら、なんと事故にあって本当に死んでしまった。
初めての彼氏とラブラブな日々を過ごすはずが、全て泡となって消えてしまった。
ところがなんの運命なのか、沙織
は西洋風の異世界で、シャーロットという女性に生まれ変わる。
しかし、その事に気がついたのはシャーロットが28歳になってから。
しかも、すでに結婚していて、旦那様からはいきなり離婚を言い渡されてしまう。
新しい人生の波乱なスタートに、ただ運命を嘆くしかなかった。
そんな時参加したパーティーでのある出会いによって、シャーロットの運命は変化していく…。
歳の差も、世界もこえて幸せになる運命の恋人達のお話です。
キスシーン程度ですが、R15にしています。
※ムーンライトで、別視点と18禁シーンを加筆したものを同時に投稿します。
あなたに会うために、どこまでも(ムーンライト版)
★以降が違う内容になっていますので、閲覧可能な方で良かったらそちらもぜひ。よろしくお願いいたします。
どちらもハッピーエンドですが。ムーン版の方が、トゥルーエンドという位置付けになると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 07:26:52
21407文字
会話率:29%
ポチャ……ポチャ……と何かが水底に落ちる音が夢の中で聴こえる。
それはまるで何かの願いが掌から零れ落ちるよう。
いつも通りの朝。けれど、今日はお嬢様の婿殿をお迎えする日。
けれど、何かがひたりひたりと忍び寄るように唄う声がする。
逢いに来た
のは二人の王子。一人は人間。もう一人は獣人。
「僕達には君が必要なんだ」と彼女を連れ出した。
連れ出した彼らはお嬢様を名前で呼ぶ事は一度もなく。
ある日、男が現れた。人の成りをしているが、その実、人でも獣人でもない者。彼は彼女に問うた。逃げ出したいか? と。
彼に逢い、夢を視なくなった。水底の夢を。
けれど代償に「名前を呼んで」「私を愛して」というその言葉が届かない。まるで本物の人魚姫のように。
そんな時、再び男が現れて「脚をあげる。自由に飛んでみなよ。此処から出る為に」と脚を貰ったお嬢様は、外へ逃げた。けれど、二人の王子は彼女を逃がさなかった。彼らは彼女を捕まえた。
男は嘆いた。彼女を救えなかったのを。だから……。
もう二度と、そう呟いた声が泡となって、消えてーーーー……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 22:48:41
1467文字
会話率:43%
人魚姫がモチーフの作品です。
アルテナちゃんが幸せになるハッピーエンドと、これぞバッドエンドというバッドエンドをご用意いたしました。
人魚姫、皆さんも久方ぶりに読み返してみてはどうでしょうか。
最終更新:2019-08-23 23:23:39
22290文字
会話率:50%
人間の王子に恋をした人魚姫。でも、恋に敗れた彼女はおとぎ話のように泡となって消えることはできなかった。もしもそんな人魚姫を王子が追いかけたらならの、童話のその後の話。
最終更新:2019-03-21 07:19:15
5383文字
会話率:48%
人魚姫は、朝日を浴びて、海の泡となって消えてしまった。
勇者が幼いころの″守人″アリミアに読んだ悲しいお伽噺。
王太子は、″守人″アリミアに助けられた。アリミアは、王太子のために声を失い、王太子に尽くした。だが、王太子が妻に選んだのは、ア
リミアによく似た従姉妹姫だった。そして、アリミアの身体は、人魚姫のように泡となって消えてしまった。
何故、王太子は、アリミアを選ばなかったのか?
王太子の従兄弟ハイルドは、アリミアの死によって引き起こった禍から、国を救うため奔走する。
そして、その禍は、己の無知が招いたことだと知る。その無知が何人も不幸にしていたことも。
知ることができたのに、知らなければならなかったのに、知ることをしなかった。
その罪を償うためにハイルドは、知ることを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 09:20:58
75306文字
会話率:35%
手にした一枚の用紙に書かれたお名前。
遠い異国の地で死亡したと通知されたあなたのお名前。
そこから始まる私のお話。
前作「泡となってきえてしまうのです」のIFになります。
前作をお読みいただけると幸いです。
三十二話から分岐後となり、やや
悲恋風味ですのでご注意を。
ようやく11/25に完結いたしました。ありがとうございました。
完結に伴い、あらすじを見直しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 17:30:42
134447文字
会話率:33%
「婚約が決まりました」とのお言葉に「え、大丈夫ですか」と返してしまい、伯母様に睨まれる羽目になりました。えええ、だって。逆らえない意気地なしの私ですが、いつか頑張りたいです。
目新しさのない、ゆるゆる設定のお話です。微糖仕立て。
1/2
7 おかげで完結できました。本当にありがとうございました。結果、日常、ほのぼのとは程遠い悲恋風味となりました。ご注意ください。活動報告におまけ二つあります。
3/5 IFのお話を連載することにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-27 00:10:55
226789文字
会話率:33%
人物が泡となっていく作品となります。
※過去作で、他サイトさまで書いていたものです。
最終更新:2017-11-06 17:24:09
805文字
会話率:4%
友達と絶対に同じ高校へ行くと約束した佐久間トオル。しかし努力は水の泡となってしまった。
落ち込んでいたトオルは進学先の私立高校で、坂下アヤミと出会う。トオルとアヤミの一生を描いていく物語です。
最終更新:2016-12-20 22:15:20
404文字
会話率:53%