第二次世界大戦終結後。来たる冷戦、テロ、そして『超常犯罪』に備えるため、日本を含めた西側諸国で作られたのが『特別認定武装私人(Armed Civilian)』制度である。彼らは通称『特武』と呼ばれ、法律上は民間人として扱われるが、武装権と
一定の捜査権・逮捕権を付与されている。
そんな特武である花村景介は、全身の神経に関わる特殊能力を持ち、思考・運動能力ともに引き上げることが出来る。しかし、彼はとある理由でその能力を失っていた。絶望し、戦いにも嫌気が差していた彼の前に現れたのは、琥珀色に輝く髪の少女、ライラ・M・榊原だった。
ライラと出会った景介は、謎の組織『D』に立ち向かう事になる。2人の出会いは、世界を救うのか。それとも……
月光眼のライラはフィクションです。登場人物・団体・名称等は実在のものとは一切の関係ありません。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:00:00
256855文字
会話率:48%
「――つまりこれは、筋書きのある舞台のようなものなのね?」
恋愛シミュレーションゲーム【月光のリーベリウム】における『悪役令嬢』、アーデルハイド・フォン・ヴァンデルヴァーツは、ある日自分を待ち受ける運命を知った。
『主人公』たる異母
妹、レティシア・フォン・ヴァンデルヴァーツをいじめ抜き、そして最後には復讐され、断罪されるのが役所。
「私の『役』は……『いじわるな腹違いの姉にして、人の優しさを解さぬ高慢ちきなお嬢様』?」
未来は、ほんの些細なことで変わってしまう。
きっと、舞台をぶち壊すこともできる。
「よろしい。与えられた役を、演じ抜いてみせましょう」
けれどこれは舞台。
誰かが作った、誰かを幸福にするためのストーリー。
「あー、うちの妹可愛い……めっちゃかわ……はっ、いけない。いじめ抜かなきゃ……」
だからこれは、気の迷い。
台本の行間に記されず、台詞にして語られぬこともあるものだから。
「演じ抜きましょうとも。したくないことをするのには慣れている。そして今度は、自分の心までは裏切らずともよいのだから」
だからこれは、演者に許された裁量の範囲内。
この舞台をぶち壊しかねない素人どもに、未来を変えさせない。
「目標その一、【最後の舞踏会】。目標その二、【断頭台】。ありとあらゆる抵抗を排し、全てをあるべき未来へと」
目標その一、【最後の舞踏会】。
目標その二、【断頭台】。
「そのためにこれまでの全てがあったと言うなら、私の人生も、この血塗られた公爵家の歴史も、少しは報われるというもの」
善良な妹に幸福を。
非道な姉に報復を。
「私の妹に、幸福を贈る。誰にも、邪魔はさせない」
異母妹――自分の地位を脅かすかもしれない、"冷徹非情のヴァンデルヴァーツ"の当主にとっての『敵』を。
血を分けた妹を、本当は大好きな姉がいただけの話。
「お姉ちゃ……お姉様!」
でも、その妹も、姉(私)のことが大好きみたいで……。
目標達成の一番の障害になってるのどうしよう。
・あらすじ圧縮版
悪役令嬢のお姉ちゃんが、妹の幸せのためにゲームシナリオ通り断頭台エンドを目指す。
……でも、妹は姉妹百合エンドを目指しているかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:03:34
512635文字
会話率:21%
普段の俺は小さなバーの雇われ店長兼小間使いだ。
しかし、月齢が満ちれば不死身となり、世界中を飛び回って荒事を解決するスーパーエージェントでもある。
本当は倹しく穏やかに暮らしたいのだが、カウンターに立っている時でさえ、あらゆる人外や怪人怪物
、果ては妖怪変化やら魑魅魍魎の類が引っ切り無しに訪れては、俺の平穏をぶち壊す。
続々月の囚人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 15:17:29
6628文字
会話率:9%
『プロローグ』
昔は要所として栄えた ”海に浮かぶ古城”は、贅ある限りを尽くし溺愛されて育った哀れな貴族の息子と同様、見栄のみが先行し、中身のない恥知らずの伽藍堂と揶揄され、ひっそりと歴史の中に埋もれていく遺物でしかなかった。
そして今
、朽ち果てた城に行き来できる唯一の大橋が人策によって意図的に崩壊し、完全に孤立している。
因果なのだろうか、思わず顔に出てしまった嘲笑を制し、これから戦場となる舞台を悠然と見下ろす。
蒼白い月光に照らされた”海に浮かぶ古城”を最後の砦とし、逃れる場所がないことを悟り決意した領民たちは、農機具の鍬や鋤、身幅の大きい包丁を手に取り、つぎはぎだらけの布をまとって、海から渡ってくる外敵を退けるために身命を賭けよとしている。
青年は、ポケットに入れてあった何の変哲もないふたつの指輪を愛おしそうに見やると、果樹園から運ばれてくる花の香りを思い起こした。「故郷の匂いだ」 青年は呟くと頬を緩め微笑んだ。わずかに赤みを帯びた金色の髪を逆立せ、彼の碧眼は歓喜に色を輝かせていた。
青年は、前だけを見つめている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:00:00
60014文字
会話率:38%
昔、月光にしか現れない龍がいた。体も美しく、鳴き声もまるで辺りに癒しを与える力があった。しかし、龍は絶滅した。闇が全てを奪った。だが、絶滅したはずの龍に生き残りがいたのだ。人間の姿で…
最終更新:2024-04-26 08:07:59
114529文字
会話率:61%
2058年、2人の日本人を乗せたロケットが月を目掛けて発射した。しかし、ロケットは宇宙気流によりあらぬ方向へと流されてしまう。
果たして2人は無事に地球に帰って来れるのか!!
最終更新:2024-04-25 19:59:58
643文字
会話率:34%
*青木みふゆは23歳。両親も妹も失ってしまったみふゆは一人暮らしで、花屋の堀内花壇の支店に勤めている。花の仕事は好きで楽しいが、本店の事務を任されている二つ年上の林香苗に妬まれ嫌がらせを受けている。嫌がらせは徐々に増え、辟易しているみふゆ
は転職も思案中。
林香苗は堀内花壇社長の愛人でありながら、店のお得意様の、ヤクザ組織も持つ惣領家の当主・惣領貴之がみふゆを気に入ってかわいがっているのを妬んでいるのだ。
そして、惣領貴之の懐刀とされる若頭・仙道京司朗も海外から帰国し、みふゆが貴之に取り入ろうとしているのではないかと疑いをかけ、みふゆは自分の微妙な立場に悩み始める。
※この物語はフィクションです。実在する団体・企業・人物とはなんら関係ありません。
現在の関連作品
『邪眼の娘』
『月光に咲く花』(ショートショート)
みふゆの母親・水無瀬礼夏(青木礼夏)の物語。
『繚乱ロンド』の元になった2作品
『カサブランカ・ダディ(全五話)』『花冠はタンポポで(ショートショート)』
アルファポリスに掲載済みの作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 17:07:38
159544文字
会話率:36%
実家である寺に帰ってきた男。真夜中、男は御祓の滝で、修行に来ていた女と出逢う。
(旧題 月光の花)
※アルファポリスにて公開済み
最終更新:2022-09-18 18:02:54
951文字
会話率:5%
VRMMO初期に生み出された『剣聖物語』という作品があった。剣聖物語はVR初期作品でありながら革新的なシステムとそのグラフィック、シナリオクオリティからこれまでのVR作品とは一線を超える作品として出荷本数ミリオンを超える超ヒット作品となった
。
それから十数年。多くのVR作品が増える中で『剣聖物語』を今なおプレイし続けるプレイヤーの中で一つの伝説があった。それは剣聖物語の難易度選択において攻略不可能と呼ばれる『クリエイション』モードを現在進行形で攻略中のプレイヤーがいるという一種の都市伝説。
まるで異世界に転生したかのようなリアリティとセーブが出来ないという極限状態を強いられ、システムアシストによる攻撃防御補佐が一切ないゲームシステム。文字通り生身で異世界転生したような難易度に多くのプレイヤーが挑み、誰一人クリアはおろか一章のクリア報告すら上がらなかった。
そんな都市伝説だが、都市伝説ではなく事実だった。誰もたどり着かない領域に挑み続け、死に覚え、技を磨き、己を磨き続けた一人のプレイヤー『アール』。本名『覇堂真央』。本編をクリアし、『クリエイション』モードクリア者にのみプレイ可能となる新たなる物語を紡いでいた。
そんな彼が新たなゲーム『プラネットクロニクル』に参戦した。彼はそこで磨き上げた多くの技量と技術を魅せ、多くのプレイヤーの運命とゲーム世界の住民たちの運命を変えていく
これはそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 00:00:00
366077文字
会話率:57%
ダンジョン。それは世界に突如現れた異世界の迷宮へ続くゲート。
ダンジョンによってもたらされた様々な恩衛を受けて人類は当たらな一歩を踏み出した。
この物語は、そんな世界で生きている一人に焦点を当てた物語。
最終更新:2024-02-07 18:58:39
30129文字
会話率:51%
フルダイブ型のVRが普及し、当たり前となった世界。VRの歴史を救った不朽の名作『剣聖物語』。
時間加速システムを搭載したこの作品をゲーム内時間で約10年以上の歳月をかけて完全クリアを達成した俺こと『藤宮励久(ふじみや りく)』
次は何
をしようか考えていた俺は、幼馴染と恋人から勧められ、三ヶ月ほど前にリリースした『剣聖物語』を手掛けたエスクゼウスの新作MMORPG『プラネットクロニクル』をプレイすることにした。
オススメされた上にエクスゼウスの新作となればやらない理由は存在しない。剣聖物語で養った経験と、思い出を胸に秘めて、俺はプラネットクロニクルの世界へと飛び込んだ。
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2019年
5月15日。サブタイトル変更しました
旧『VRをより現実的に』
新『ゲームを極めた男が魅せる世界』
10月27日。掲示板ある回に(◇)をつけてみました。
2020年
7月15日。あらすじを一部変更しました。
----◇----
毎週土曜午前0時に本編を更新を再開しました。
不定期に設定を投稿しています。ぜひご覧ください。感想と評価が私のモチベーションに繋がっているので良かったらよろしくお願いします。
外伝でもあり、短編集でもある『ある日々の物語』も不定期に更新しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 17:19:22
1918463文字
会話率:50%
鍼灸師の鋼一とBARを経営しながら彫り師も兼任する針ニ。双子の兄弟にはもう一つの顔があった。
それは古えから連面と続く退魔師としての使命。
二人とは浅からぬ縁で、神社の娘、美琴には何故か幼い頃の記憶がなかった。
岐阜県の東
濃地方の実在の場所や史実をもとにし、大江山の鬼伝説やその裏に隠された悲しくも切ない伝記を綴って行きます。
自分で言うのも小恥ずかしいのですが、10年以上かけて練り込んでいる設定と脚本は読み応えがあるものであると、自負しております。
是非御一読をそして厳しい御指摘をお願いします。
実は最初この作品は「ミッドナイトノベル」という成人向けのところで連載していましたが、一旦ログアウトしたらマイページだかホームだかに戻れなくなりまして…
あまりにも「ミッドナイト~」のバナー広告が、エロばかりで辟易してたこともあり、こちらで改めて書くことにいたしました。
「この小説が成人向けならば、村上春樹も伊藤計劃もR-18ということになる」と、いう自信を持って再び書くことにしました。。
尚、この作品は少し違いますが「Fc2小説」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 10:30:18
71501文字
会話率:36%
ほどほどの人生にほどほどの余生。
そんなちょうどいいを目指し日々生きていた男、屋代 雄丞(やじろ ゆうすけ)。
だがある日、自分の住む世界が他の世界とつながってしまう。
未知の生物、未知の種族、そして未知の世界が一度に押し寄せてきたとき。
彼の平穏は破られ、波乱万丈な人生へと身を落としていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-19 14:37:55
6706文字
会話率:27%
ヨルムドは元首リザエナの勅命により、メルトワ国へと旅に出た。
マティスの森の謎の騎士、ポントワの湖の姫君…
二人との出会いが、ヨルムドの運命を変えて行く。
最終更新:2024-04-19 11:50:00
76913文字
会話率:49%
子供の頃から、喫茶店で働くことが夢だった。
大学二年次、夏期休暇の頃。
下宿先として世話になっていた祖父の家で読書をしていると、実家から尋ねてきた弟から一通の手紙を渡された。数年前に失踪して、現在も行方が分からない祖父からの封筒である
。
曰く――喫茶店の店舗を用意した。場所は異界である。奇跡と魔術が存在する珍妙奇天烈な世界であるが、驚くなかれ。人生の糧としてくれれば幸いである――とのこと。
手紙に従い、同封された指輪をつけて裏庭にある蔵に行けば――蔵は、確かに異世界らしき場所に繋がっていた。
驚いたのは、いつのまにか趣ある喫茶店にいたことでも、自由自在に魔法が使えることでもなくて。窓ガラス越しに見える風景――暗い空から静かに降る雪と、青白く光る巨大な満月であった。月光に誘われるように外に出て、何をするわけでもなく月を仰いでいれば、黒馬に乗ったひとりの騎士が通りかかる。
「もし、お嬢様。何をされているのですか」
「月を、見ておりました」
「月光を浴びてはなりません。月蝕病に罹ってしまいます」
「病気、ですか。あの月は悪いものなのですか? あんなにも綺麗で、懐かしいのに」
私の問いに、騎士は肯定も否定もしなかった。少々の間を置いたのち。
「月は、生ける者を惑わし、死せる者を裡に閉ざしてしまう――神の造った楽園です」
とだけ答えた。
その表情は、死別してしまった誰かを深く悼むようでもあり、あるいはその原因となった誰かを心底恨むようでもあり――私は彼の美しい顔に見惚れてしまった。
それが、私と彼の出会いであり――まだ名前すら決まらぬ喫茶店の、初めての客であった。 疲弊していた彼を奇跡で癒したことを契機に、私が聖女であるという評判が広まり、店は次第に賑わっていくが――。
巨大な満月を巡る、のちに聖女と呼ばれる少女と、熱烈な守護者となった騎士の物語。
――――
※あらすじは開発中のものです。実際の内容と異なる場合もあります。ご了承ください。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。実在する人物、地名、所属、その他名称において一致があったとしても、創作上の偶然です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 02:55:56
375176文字
会話率:34%
ほんとうはとてもシンプルに『月光』というタイトルにしたかったんだけど、そのタイトルは過去、バカみたいに使ってると記憶してるので、流石によしました。
キーワード:
最終更新:2024-04-16 19:12:27
251文字
会話率:0%
そしてそれがわかるなら、しあわせになれるかもしれない
キーワード:
最終更新:2024-02-01 23:55:55
216文字
会話率:0%
けっこうほんねを云ってる月光
キーワード:
最終更新:2023-12-27 21:06:54
832文字
会話率:0%
俺、望月光一はΩだけど売られた喧嘩は買う主義だ、親友の山宮純也と一緒にいつもどおりの学校生活を送っていた。そうしたら俺の家が家事になって、純也と一緒の部屋に住むことになった。そうしたら俺はオナニーをいつ、どこでしていいのか分からなくなった。
小説家になろう、pixiv、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、fujossyにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 13:35:24
18266文字
会話率:88%
両親を失い、友達もできずにずっとひとりぼっちで生きてきた少年「エリオット」がある日出会った大人びた魔法使いの少女「リリアナ」に出会う。
いつか自分が望む幸せを掴むため、2人でさまざまな出会いや別れを繰り返しながら旅に出る。
最終更新:2024-04-12 22:54:00
2354文字
会話率:30%
伯爵令嬢エリシアは困惑していた。
誕生日パーティーで飲みすぎて、羽目を外しすぎたと帰宅してみると、執事が悲鳴を上げたからだ。
「100日前に死んでる!?」
なんと執事によるとエリシアは100日前に死んでしまったらしい。
そして、周囲が注目す
る。
エリシアが101日前に相続した亡き伯爵の莫大な遺産に。
なぜ、エリシアは100日間死んでいたことになっていたのか?
それは彼女が相続した遺産に関係がある。
さっそうと現れた謎好きの王子が持論を展開して――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 19:31:11
19214文字
会話率:43%
大資産家であるバーミリオン公爵家の令嬢、ルージア・バーミリオンは突然、王国の皇太子マークスに婚約破棄される。
「前から思ってたんだけど、君って贅沢だよね?」
贅沢に溺れる者は国を滅ぼすと何かの本で読んだマークスは高級品で身を固めているルー
ジアを王室に害をもたらすとして、実家ごと追放しようと目論む。
しかし、マークスは知らない。
バーミリオン公爵家が既に王室を遥かに上回る財を築いて、国家予算の八割を貸しつけていることを。
「平民の娘は素朴でいい。どの娘も純な感じがして良かったなぁ」
王子という立場が絶対だと思い込んでいるマークスは浮気を堂々と告白し、ルージアの父親であるバーミリオン公爵は激怒した。
「爵位を捨てて別の国に出ていきますから、借金だけは返してもらいますぞ」
マークスは大好きな節約を強いられることになる――折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-22 12:00:00
55877文字
会話率:39%
エイプリールフールってことで、無責任な言動を吐いてみました。
キーワード:
最終更新:2023-04-01 11:26:57
1173文字
会話率:9%
ーねぇ、知ってる?
実は隊はもう一つあるんだって!
見習い隊員の「灰澤敦奈」は幼い頃より追い求めている人物がいた。
その人物のと出会い、その生き様を見届ける長編創作
最終更新:2024-04-12 01:39:31
643文字
会話率:0%
遠い遠い昔の話。遥か彼方の月明かりが美しく降り注ぐ丘の向こうで、ある青年と出会う。竜は恋をうたい、愛をあみ、そして死を知り──死を願った。
から始まる前世が絡んだお話読みたいな〜。とある子供がその竜の鱗持って生まれてから、物語が始まる。
最終更新:2024-04-08 12:14:06
7728文字
会話率:78%
不慮の事故で命を落とした少年は、異世界にて恐竜の赤ん坊として転生する。
本能のままに捕食すればするだけレベルアップして強くなるという、ゲームみたいな世界観の中で少年は捕食を重ねていく。
ある時無謀な戦いで深傷を負った彼に手を差し伸べたの
は、冒険者として活動する二人のエルフ少女だった。
ダイナと名付けられた彼は、彼女たちの元で強くなることを決意。二人と共に彼は戦い、そしてさらに強くなっていくのだ。
※カクヨムにて重複連載しております。
※こちらは同タイトルの旧作を元に改稿して再掲載したものです。序盤は変化が小さいかもしれませんがご容赦を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 06:10:00
301370文字
会話率:49%
僕のヤモリ愛を聞いてくれ!
最終更新:2023-11-06 17:34:43
827文字
会話率:0%
東雲悠希は母親が仕事で家を空けることの多い鍵っ子だった。
それでも彼は寂しくなんてなかった、それは大事にしていたゾウのぬいぐるみ【はなちゃん】がいたからだ。
ある時地震による火災で命を落とした悠希は、目覚めた先で巨大なゾウと出会う。
それは
なんと、異世界転移で本物のゾウになったはなちゃんだった。
すぐにはなちゃんだと気づいた悠希は、彼女(ぬいぐるみの頃から雌という設定だった)の背中に乗って見知らぬ森を進むことに。
そこで新しく出会った少女ルナの家に招かれて、悠希は今まで忘れていた家族の温もりを思い出すのであった。
※カクヨムとノベプラでも重複連載させていただいてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 20:06:34
165289文字
会話率:56%
かつて「あの島は無価値に等しい」と言われていたドリフト諸島。近世になってから特殊な資源が発見され、それを基に栄華を築き上げた。しかし、「あの島は金の生る木だ!」と言われる事はもう無く、今やこう囁かれている。
「あの島は祟られている……」その
〝祟り〟を発病した者は‶憑き物〟となって夜な夜な人を殺すのだ。諸外国は本土に病原体を持ち込まないよう、島とのあらゆる繋がりを遮断。それでも、見捨てられた島民たちは協力し、いつか来る祟り根絶の日を待って居た。そうした中、憑き物を狩って暗躍する〝弔い〟という戦士たちが存在する。
弔いの一人であるローレンスは、ある夜に不思議な憑き物と遭遇し、その胎内から少女を拾う。彼は正体も分からない少女に対し、迷いを見せながらも〝シルビア〟と名付け、育てる事にした。
奇妙にも幸せな日々を送っていたが、その数年後、彼らが暮らす街は突然火の海に呑まれて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 10:07:01
163234文字
会話率:41%