毎週月曜日〜木曜日、午後17時よりSKN系列で再放送予告中。
「桃太郎の鬼退治」と題されたその番組は、誰もが知る伝説の裏側、語られざる一節を映し出していく。
日本一の旗印を背負い、仲間の助力を得て、醜悪なる存在へ立ち向かう英雄。
しかし、そ
の歩みの裏には、老いた夫妻の情愛や、仲間たちの葛藤、そして抗いがたい運命の潮流があった。
これは、語り部によって紡がれる幾多の予告が、読者の想像を刺激する物語の断片録。
忘れられない伝説の続きを、その目でお確かめください。
ひと時、お時間くださいな。
(※予告編のみで本編はありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 17:00:00
6087文字
会話率:36%
(毎週、水曜日に更新!)2010年代、フリージャーナリストとしての仕事が軌道に乗ってきた「俺」の前に小学校の同級生だったマツシタが現れる。彼の依頼は、時々メディアでも扱われる、幼少期から特別なチカラ(アレ)を持っていた人間たちは、なぜ大人に
なると失うのか。それについて調べて記事にして欲しいという物だった。旧友に頼まれて軽い気持ちで始めた取材から「俺」は大きな運命の波に飲み込まれる。時間、場所、空間、様々な既成概念を乗り越えて交差するオトナのSFエンターテイメント・ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-04-15 13:54:04
339035文字
会話率:62%
山田さん、田中さんは、群馬県高崎市の高校に通う大学2年生。同じ大学に入った1年生の高橋奈々子と共に再び廃墟を巡る旅に出ることに。女子大生が小型バイクで廃墟を巡る、ちょっと変わった探訪記録、再び。
最終更新:2026-04-14 09:00:00
39647文字
会話率:32%
10歳の誕生日に観覧車事故で両親を失った榊原アカリは、劣悪な孤児院「曙養育院」に引き取られる。
そこは、園長・沼田重蔵が子供たちを「金を生む道具」として利用し、寄付金を横領して私腹を肥やす、泥のような場所であった。
ある日、南郷財閥の御曹司
であることを隠した少年・南郷ケンシンが親友の剛太を訪ねて施設へやってくる。
彼は施設の惨状と、絶望の中でも幼い子を守ろうとするアカリの気高さに衝撃を受け、自ら施設に住み込み改革を決意する。
ケンシンは仲間たちとロックバンド「アルファンマン」を結成。
沼田の不正を暴き、施設を「風の丘学園」へと再生させた。
アカリの悲劇的な過去と献身を象徴する歌『光の翼』は、ケンシンのカリスマ的な歌声と共に世界を熱狂させ、彼らは時代の寵児となる。
物語の結末、ニューヨークの巨大ステージ。
世界的歌手となったケンシンは、傍らで支え続けるアカリと共に、かつての泥まみれの「聖域」から空高く羽ばたいた自分たちの軌跡を噛み締める。
これは、地獄を奇跡に変えた魂の旋律、不滅の「光の翼」の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-18 08:10:09
98503文字
会話率:49%
昭和の匂いが色濃く残る「ひばりヶ丘団地」。中学二年生の湊(みなと)は、自作ラジオの古い基板から奇妙な砂嵐——高天原からの行政放送『あまのさざめき』を受信する。
「四号棟、三階、踊り場の澱みを濯げ」
事務的な放送に導かれ、湊は団地に潜む怪
異を掃除する《禊(みそぎ)》の代行者となっていく。
錆びた給水塔が黄金に輝き、数十年前に失踪した住人たちが当時の姿で帰還する時、退屈な日常は静かに狂い始める。
盆栽鋏で空間を切り裂く隣人の老人と共に、湊は団地を呑み込もうとする「常世」の神々に立ち向かう。
神々しい異界よりも、埃っぽい日常を愛する少年が紡ぐ、現代のマジカル・リアリズム。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-11 06:00:00
15417文字
会話率:8%
やあ、俺の名前は物部守。
いけてない65才の老人だ。
年寄りだからって一人称が儂だったり、語尾に〜じゃ、が付いたりはしない。
今日び、そんな奴はいないだろ?
これはそんな儂が異世界で暴れまわる話じゃ(嘘)
暴れていたのは主に日本の国会議員だ
った女だ。
小田野銀鏡。
読みはオダノシロミだが世間では「オタのシロミ」と呼ばれる生粋の二次元愛好者だ。
ハーフで美人で気が強くてナイスバディなお姉さんだ。いや眼福、眼福。
全人類から一億人の一人の割合で異世界に強制転移させられた俺たち82人はそれぞれ一億人の命運を背負わされてサバイバルをすることになったらしい。
しかもその様子を地球にライブ中継されているという。勘弁してくだちい。
うかつに屁もこけやしない。
歳をとるともろもろ緩くなって歩き屁とか出ちゃうんだよ。
そんなくたびれた俺に与えられた特殊能力はアポーツ。
物品引き寄せとか言うらしい。
何でもかんでもというわけにはいかんが工夫しだいではそこそこ使える能力だ。
そんな昭和レトロ感満載の俺とシロミのウマが合うはずもなくやたらにツノ突き合わすこととなる。
チェンジで。
チェンジ効かないの?
ああそうですか。
異世界はキャバレー以下だな。
ちなみに俺たちのころはグランドキャバレーといってだな楽団がいて踊れるスペースがあってボインボインのホステスと……(以下省略)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-01 17:59:20
138296文字
会話率:35%
とある寂れた商店街に「オートパーラー・オリーブ」という妙な店があるらしい。自動販売機でラーメン、ハンバーガー、うどんなどが提供され、その全てが昭和時代に活躍したもの。今でも大切にされ活躍中の自動販売機に、悩めるお客様も心が軽くなっていき……
?じんわり心が温まる夜食連作短編シリーズ開幕。※第一弾はこちらhttps://ncode.syosetu.com/n2829ir/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-28 17:11:32
39587文字
会話率:32%
ある田舎町に「コインレストラン・佳味」という変な店があるらしい。自動販売機で食事が提供される無人二十四時間営業レストランだった。その全てが昭和レトロな自動販売機。うどん、ラーメン、ハンバーガーなどが提供され、お客様達を不思議な感動に誘ってい
き……?孤独な心に灯りを灯す優しい夜食物語。連作短編シリーズ開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-12-13 08:12:23
37393文字
会話率:21%
ある日、理学部植物学教室の久世教授の依頼で附属植物園の地下倉庫に降りて行ったら、なんとそこは町だった。地上の町と同じように普通に人が住んでおり、市電まで走る昭和レトロなその地下の町は、日の入り後にはなぜか人がいなくなる。
日の入りまでには必
ず上の世界に戻るように言われていたが、ある日オレは、とうとう間に合わず、上に戻れないまま日暮れを迎えてしまった。すると、どかからかやってきた上の世界の人間を喰らうというアレに追われ町中を逃げ回ることに。近づくな、と言われていた船岡山の建物に逃げ込んだそこには20年前の久世教授がいた・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-27 09:42:53
36696文字
会話率:50%
≫≫30人の生存率=ゼロ%――真夜中の“湖畔の絶望パニック”、開幕!≪≪
諏訪湖の底から引き上げられた、戦国時代の巨大な石箱。
その蓋には、武田家“風林火山”の紋章が刻まれていた。
「これは……武田信玄の石櫃なのか?」
だが、石箱の引
き上げ当夜――
湖畔に、鬼のような異形《獄禍(ごっか)》が現れる。
銃もチェーンソーも炎すら効かない。
警官。作業員。研究者。報道クルー。
三十名の人間が、次々と血に沈んでいく。
そしてついに――
美人レポーター・白鳥碧がブチ切れた。
*
午前4時半から始まる、“地獄の25時間”。
誰ひとり、翌朝の空を見られる保証はない。
25時間後――この湖畔に立っている者は、何人だ?
――◇――
13日の金曜日 × 深夜の諏訪湖。
昭和レトロ × B級パニック × 異物ホラー × 不死バトル × 戦国ミステリー!
血塗れの真夜中を、生き延びろ。
――◇――
※本作は『戦国の封獣』をホラーに改変したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-26 14:39:52
191789文字
会話率:21%
「飯、風呂、寝る」
夫からの扱いは家電製品以下。会社では空気のような存在。
そんな昭和60年の古株OL・佐々木洋子(29)の人生は、5歳年下のエリート上司・高橋徹(24)で世界は一変する。
彼にときめいた瞬間、脳内に謎の美女幻覚「明菜
先生」が出現!
彼女はボディコン姿でジュリ扇を振り回しながら、視界に【恋愛攻略ウィンドウ】を表示させた。
『さあ、アンタの女としての偏差値、私がV字回復させてあげるわ!』
見え始めた「好感度」と「性欲値」。
明菜のスパルタ指導で、地味な洋子は少しずつ女を取り戻していく。
孤独な人妻 × 秘密を抱えた年下上司 × 脳内バブルの妖精。
昭和レトロなオフィスで繰り広げられる、切なくも可笑しい大人の恋愛攻略譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-24 20:25:40
153241文字
会話率:19%
クリスマスイブに子供に戻って、昭和なデパート巡りの50年越しの約束を果たしたぼくこと、川越葵。
あの晩茜ちゃんと永遠のバイバイをしたはずなのに、翌朝茜ちゃんに起こされ、下ではおじいさんとおばあさんの声が聞こえた。
そして、3人から
お正月は着物を着て初詣と皇居の一般参賀、最後はデパートに行きましょうと。
しかし用意されたのは茜ちゃんと色違いの振り袖。しかもぼくも茜ちゃんも子供のまま。さらにぼく見た目だけじゃなく、体も限りなく女の子になってしまった。なによりおじいさんとおばあさんは思いっきり若返ってるし。
そしてぼくには特殊スキル「どこでも通販」がついた。これはどの場所でもどの時代でも、注文したらすぐその場に届くってやつ。
昭和なデパート巡りでメリークリスマスの続編で、葵くんと茜ちゃんに、今度はおじいさんとおばあさんも登場する暖かいファミリードラマ
昭和ではお正月は神聖な行事であり、みな楽しみにしていたもの。そんな4人のお正月の風景をお楽しみください。
この作品はカクヨムにも投稿しています https://kakuyomu.jp/works/822139842271157106折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-19 14:50:33
21971文字
会話率:55%
川越葵、60歳男性独身は長らく勤めた会社を辞去し、穏やかな日々を過ごす毎日。両親は早くに他界し、祖父母に育てられたが、家族揃ってのお出かけはデパートが多かった。スーツにコートに帽子の祖父。着物で決める祖母。そして葵はウールのケープジャケット
に半ズボンかニッカポッカに白いタイツにワンストップの革靴。
衣服や見回り品、食料を買い、おもちゃや文具売り場をまわり、大食堂でおのおの好きなものを食べ、屋上遊園地で遊んで家路に。
かつてデパートは一家揃ってしっかりと着こなし、買い物や娯楽を愉しむ神聖なるハレの場であった。
しかし時代は流れ、大不況や郊外SCの台頭からノスタルジーで有名だったとあるデパートも年明けに閉店が決定。
何気なく最後にと祖父母の墓参から、寄ってみることに・・・・・
思い出に浸ったその晩夢枕に現れたのはお向かいさんで同級生だった少女。彼女とは恋人同士でもあり、クリスマスイブの日に一緒にデパートに行こうと約束をしていたが、交通事故により10歳で帰らぬ人となり、叶わなかったが、もう一度一緒に行こうと・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-12-25 21:11:23
7337文字
会話率:44%
たまたま入った喫茶店で、うっかり高価な壺を割ってしまった普通の女子高生・真田一花(さなだ いちか)。
「壺の弁償代として働け」と言われ、強制バイトすることになったのは、昭和レトロな喫茶店《キャッスル・ブラン》。
……でもその店、夜にな
ると名前が変わるらしい。
その名も「血液探偵事務所」。
名前からしてアウトだが、舞い込む事件も人外級。
しかも探偵の東城聖(とうじょう ひじり)は顔はいいくせに無愛想で、
明らかに何かを隠している。
ワケあり探偵×ドタバタ女子高生の凸凹バディが挑む、
謎と怪異の青春事件簿!
ミステリ、アクション、ラブコメ、オカルト、ホラー全部のせエンタメ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-10-24 19:10:00
162961文字
会話率:47%
彼の住んでいる街に不思議なキッチンがオープンした。開店した花輪をくぐって中に入ると、昭和レトロの懐かしい店内になっている。メニューも至ってシンプルで、ナポリタンとコーヒーを注文した。夫婦で店を切り盛りしているように、見えるが運ばれた料理はと
ても美味しかった。すっかり店が気に入った彼は、毎週のように通うようになった。
ある日訪れると、奥さんのお腹が大きくなっていることに気付く。翌月には、臨時休業の貼り紙が貼られ店は休みになった。暫くして、店が再開するが店の店主が変わっていた。そこで、真相を知ることになった。不思議な力を持つ神店だった。それからは、色々な出来事や物語を体験した……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-08-30 15:08:22
4924文字
会話率:35%
目覚めたら昭和30年――黒電話、白黒テレビ、そして赤いハチマキの学生たち!?
令和の社畜・武井昭夫は、気づけば1955年の東京に転生していた。しかも、未来の歴史を知るチート持ち。だが、スマホもネットもない時代で、頼れるのはWikipedia
の記憶だけ!
巻き込まれたのは、熱血ヒロイン・美咲率いる学生運動。気づけば「同志!」と呼ばれ、革命の中心人物に!?
官僚の娘・玲子との論戦、ソ連スパイ・アナとの危険な接触、新聞記者・真由のスクープラッシュ――恋も革命も、昭和は一筋縄じゃいかない!
歴史改変×転生×俺TUEEE×ハーレム×ギャグの五重奏!
昭和レトロな空気感と、未来知識による“ちょっとだけマジメ”な歴史介入が絶妙に絡み合う、笑って読める革命エンタメ!
「革命より恋が難しい件」――その言葉、きっとあなたも共感する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-08-27 18:00:00
28549文字
会話率:64%
マダム探偵による謎解きミステリー。
商店街のはずれにある老舗の喫茶店。
その店のオーナーである老婦人、幸江はその聡明さから"ホームズ"と呼ばれ慕われている。
祖母が亡くなる前孫に手渡した手紙は、遺産の在処を示す暗号だ
った。
暗号の謎を純喫茶のホームズが解き明かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-08-25 07:13:12
2652文字
会話率:30%
昭和に取り残されたコンプラ道徳心完全無視の
アングラ劇団。
最年少は11歳。最年長は60歳くらい。
さぁ、楽しんでね。狂気と笑いの渦にようこそ。
最終更新:2025-08-12 23:33:12
282文字
会話率:9%
東京下町にある駄菓子屋「かねこや」には、どこにも繋がっていないピンク色の公衆電話がある。金額にかかわらず硬貨を1枚入れると、ダイヤルした年月の音が10秒間聞こえる。聞こえた声に反応して行動すると、予期しないことが発生してしまう。
最終更新:2025-08-12 01:53:03
5090文字
会話率:41%
いい~、喫茶店じゃないかあ。昭和レトロな雰囲気に、コーヒーの香りとタバコの煙が漂う。受動喫煙がどうのこうのとうるさく言う女子供はお断り――とでも言いたげな佇まい。まさに、会社員たちの憩いの場って感じだ。ここにしよう。
おれは、人を殺した
あとは必ず外食することにしている。
いつからそう決めたのか覚えてないし、はっきりとした理由はない。ただ、殺しのあとに自炊する気にはなれないし、冷凍食品で済ませるのも味気ない。こうして、普通の人々の中に紛れて食事をすることで、自分も社会の一部であると思いたいのかもしれない。ああ、孤独な仕事なのさ。
さて、今日いただくのは……オムライスに決定。メニューを開き、最初に目についたものを頼む。それがマイルール。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-04 11:00:00
1408文字
会話率:15%
時は大正と昭和の境目。
帝都一の歓楽街 浅草に、一人の少年が住んでいた。
彼の名は銀次(ぎんじ)。
口八丁だけで芸を売る根っからの香具師(しょうにん)だ。
この頃の浅草には関東大震災で家を失った
多くの少年・少女が住んでいた。
彼らは人
さらいや悪徳警官など汚い大人たちから身を守るために、
浅草黒団(こくだん)、浅草紅団(くれないだん)などの徒党を組んで、力を合わせて日銭を稼ぎ、暮らしていた。
そんな中、銀二は一人、誰とも組まずに
元浅草十二階下のさびれた地区で暮らしている。
彼は二つの商いをしていた。昼間は古臭い覗きカラクリ屋。
そして夜は——誰にも言うことのできない仕事——探しモノ屋だ。
探しモノ屋。それは、人々が失ったモノを取り戻し返す仕事。
当時の日本は大震災の影響で、誰もが何かを失って生きていた。
家族、恋人、仕事、家、命……。
銀次はそんな人々の依頼を受け、なくしたモノを探しに
十二階跡地の奥にある浅草裏町へと日々、通っていた。
浅草裏町——幻橙町(げんとうちょう)。
普通の人には見えない、奇怪なモノたちが集まるこの町では、
代償さえ払いさえすれば手に入らないものはないという。
「ここには自分の取り戻したいものも、きっとあるはず」。
そう思いながら、銀次は探しモノ屋の商いを続けていた。
そんなある日、銀二のもとに、
失踪した浅草紅団団長の紅子(べにこ)を
探して欲しいという依頼が入る。
ひょんなことから黒団団長で幼なじみでもある
辰政(たつまさ)と幻橙町で一緒に紅子を探すことになった銀次。
果たして紅子は見つかるのか、
そして、銀次の探しているモノはどこにあるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 22:30:00
37361文字
会話率:32%
登場人物
小日向 甘夏(こひなた あまなつ): 中学2年生の少女。明るく行動力がある。幼稚園の頃に母親を亡くしており、幼なじみのハッサクのことを意識している。
今井 八朔(いまい はっさく): 中学2年生の少年。甘夏の幼なじみ。アニメやラノ
ベ好きだが、ネット関係は苦手。口数が少なく、時折哲学的な問いを口にする。
あらすじ
2017年9月、団地で遊ぶハッサクは見知らぬ女性からエリマキコアラのキーホルダーを渡される。「君に返しに来たんだ」という言葉を残して女性は去り、ハッサクはそれを大切に持ち続ける。
2025年5月、中学生になった甘夏は、隣に住むハッサクと登校する。ハッサクのキーホルダーに甘夏は二人の関係への疑問を抱く。テーマパーク「ノスタワールド」に誘われた甘夏はハッサクと向かうが、ハッサクの態度は曖昧だ。昭和レトロな空間で、二人はウォークマンとシンディ・ローパーの音楽をきっかけに1984年へタイムリープする。
1984年、甘夏は亡き母と再会する一方、ハッサクの妹・蜜柑は存在しない。パラレルワールドに戸惑いながらも二人は生活する。甘夏は元の世界に戻ることを迷い始めるが、ハッサクは蜜柑を想い帰還を強く望む。多摩動物公園でエリマキコアラのキーホルダーを見つけ、ハッサクは元の世界で蜜柑に渡したいと告げる。クリスマスイブ、ハッサクは甘夏と秋葉原へ行き、帰還の決意を伝える。団地の階段でグリコじゃんけんをし、二人で戻ることを決めるが、甘夏はハッサクだけを元の世界へ送る行動に出る。
2026年4月、ハッサクは2025年の世界に戻り、蜜柑も存在するが、甘夏の記憶は消えている。再びノスタワールドを訪れ、ハッサクは「タイム・アフター・タイム」を聴く。
ノスタルジックな世界で愛を育む二人が、現代に戻ることに逡巡・葛藤し意外な結末を迎える、切なくも愛おしい恋物語。
※シンディ・ローパーの楽曲が出てきますが、直訳ではなく、ノスタワールドのガイドスタッフの言葉としてアレンジされています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 05:00:00
40954文字
会話率:45%