中学3年の早瀬霞(はやせ かすみ)は毎夜同じ夢を見る。城北門校の制服である紺のブレザーを纏った少女が巨大な龍や鳥と戦っている。そして最後には必ず「あの子を間違った道に行かせないで」と告げられ目が覚める。
謎めき、豪快な夢とは裏腹に霞の現
実はイジメという過酷な日常に心が蝕まれていた。
ある日、シナトと名乗る不思議な女の子に霞はイジメられているところを助けられる。
「私の巫女になれば、あなたの願いを叶えてあげる。人があなたにひれ伏すほどの力を与えてあげる」
女の子の言葉を受け入れたとき、霞は巫女の強大な力を手に入れ新たな世界へと導かれていくことになる。
一方、実菜穂の周りでは、不気味な動画の噂が広まっていた。「呪われた村」忽然と村人が消え、廃村となった地。そこに足を踏み入れた人は帰ることがないという噂。その噂の検証として、面白半分に動画撮影に入ったグループが逃げ惑い最後は断末魔の叫び声を上げて撮影が途切れる動画がサイトに流れていたのだ。
真相を確かめるため、実菜穂たちは「呪われた村」にみなもと足を踏み入れていく。そこで実菜穂とみなもが見たものは・・・・・・
実菜穂、陽向、琴美、そして4人目の巫女、霞を迎え、「呪われた村」に伝わる物語に迫っていく。そのなかで少女たちは巫女として目覚め、神々の戦いに巻き込まれていくことに・・・・・・。
舞台は「呪われた村」そこにある秘密とはなにか、実菜穂たちは無事に帰ることができるのか。
みなものみたまシリーズ第3段。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:00
433740文字
会話率:42%
底辺人生を送っていた私は、自ら人生を終わらせようとしていた。
首を吊ろうとした瞬間、自宅のマンションに異変が生じる。
敷地内は様々な怪異が徘徊する地獄絵図となった。
絶えず響き渡る断末魔。
人間のモノとは思えない何かの叫びや笑声。
思い肉
を引きずる音、汚い咀嚼音。
よかった、私以外の人生もどん底に落ちたらしい。
死ぬにはまだ早そうだ。
このマンションがどうなるか、その末路を見届けようと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 23:58:20
10017文字
会話率:0%
ワタナベはこの世に生を受け、仙台でエロ本と出会い、東京の大学で合同結婚式に参加するため統一教会に入信しようという夢を持ち、会社に入ってからは多くの非常識な同僚と出会いつつ、記者として世界各地を回りながら、報道コメディアンという新たな分野を切
り広げるが、人からは愚かな人生と言われ、デクノボーと呼ばれ、そういうものに私はなりたい、という人生を歩み続けている。
何言ってるのかよく分からない(富沢風に)
でも死ぬ前に、愚かだったのは俺のせいではない、と一言断っておきたい、という断末魔、慟哭の記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 22:47:31
2076文字
会話率:8%
――断末魔なんて、あげてやらない。
あの人は、毎日私に愛という名の水を注ぐ。
あの人は、私に優しく触れる。
あの人は、泣きながら彼女の愚痴をいう。
あの人は、私の捧げる身体の一部を持ち去っていく。
あの人がいつか私の首に手をかける時、
私は悲鳴を――あげてやらない。
この作品はカクヨム、ノベルエデンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 09:13:54
2927文字
会話率:19%
※本作品は『断末魔の残り香』第四章の『断末魔の残り香 霧』の後の話となっております。リメイク及び続編の全てを纏めた方の『断末魔の残り香』に目を通した後で読む事を強く推奨します。
ある日の事、オカルト雑誌の記者はある地域に伝わる盂蘭盆会の不
吉なうわさを調査するべく向かった。
ある夫婦は夫の祖母の家に里帰り。
そこに根付く怪異に目を付けられてしまった夫の春斗を救うべく妻の冬子は従姉妹の退魔師である雨空天音を呼んだ。
物語を紡ぐ3つの主役の糸が絡み合う時、村の風習は真の姿を見せる。
※本作品は『退魔師「雨空 天音」』シリーズと『断末魔の残り香』と『オカルト記者』の三作品のセルフクロスオーバーとなります。
※本作品の最後のエピソードである『盂蘭盆会』は既に短編として投稿済みです。
※オカルト記者の投稿は後日となりますが本編には一切絡みません。
※『断末魔の残り香』に目を通した上で読む事を推奨します。
※本作品は『pixiv』にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 11:10:00
29233文字
会話率:34%
※本作品の内、三十一話までとその後の幾つかの話は再掲となります。
ある私立大学生の鳴見春斗(なるみはると)。
一回生も終わろうとしていたその冬に友だちの小浜秋男(おばまあきお)に連れられて秋男の友だちであり車の運転が出来る同い歳の女性
、波佐見冬子(はさみとうこ)と三人で心霊スポットを巡る話である。
※本作品は「アルファポリス」、「カクヨム」、「ノベルアップ+」「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 15:00:00
181924文字
会話率:33%
仕事が忙しい中、久々に祖母の家に行く事の出来た理久。
お盆という死者が帰って来る時期に死後三年の祖父の影を見る。
※本作品は後に『断末魔の残り香』の最終エピソードの一部として再録予定です。
最終更新:2024-08-15 15:20:00
3033文字
会話率:31%
蛍光灯。人はなぜ、遺物に魅了されるのか?「終焉」によって失われるもの、代替できぬもの。
キーワード:
最終更新:2024-10-30 06:19:34
12817文字
会話率:14%
古王国は断末魔をあげる。
仲間を求め、遠い国へと兵を送る。
君主制が倒れそうな東洋の国〈沙国〉。
もはや地上に残る王国は古王国とこの沙国だけだった
古王国の王党派と共和派はそれぞれ義勇軍を送り、憲兵大尉カラヴァッジョは共和派の野戦憲兵と
して沙国に送られていた。
そこで彼は思わぬ人物と出会う。
有力な〈叔父〉、ニコロ・アッリーゴの息子アンジェロだった。
遠い国にあっても、罪は贖えず、〈翡翠〉と腐敗が人心を堕落へと落とし込んでいく。
***********
本作は拙作『百科事典のコンツェッタ』『ダレッサンドリ=ピオスコ事件』『顔がふたつある天使』の続きの話になります。
前作から楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 15:21:30
22203文字
会話率:56%
悲運な女性の断末魔を描いた物語です。
はるか未来の、宇宙の彼方を舞台としていますが、独裁的領主が支配者として君臨する、封建的な世相を背景とします。
とある星団帝国の名門領主という高貴な生まれであったその女性が、裕福な暮らしと幸福な日
々の先に陥った、ブラックホールにのみ込まれるという壮絶な最期。
15個もの星系を領有し、財力も声望も文句なしといえる名家の棟梁の妻であったのに、一族は滅亡し、愛娘は凌辱の末に惨殺され、夫の身体は4つにちぎれ飛び、自身も激烈な引力から逃れられなくなり、生存は絶望的となります。何もできず、ただ死を待つのみとなってしまったのです。
その悲運の引き金になったのは、手塩にかけ愛情を注いできたはずの、領民たちがまき起こした反乱でした。
善良な知行によって信頼関係を築き、慕われ親しまれてきたはずなのに、こんなにも残酷な裏切りで報いられてしまったのです。
なぜ・・・なぜ・・・、と女性は問いかけます。不可避となった死への絶望の中で、一心不乱に考えをめぐらせます。それしかできないのです。
ブラックホールの強大な重力によって、驚異的なまでに引き伸ばされた時間の中で、女性の問いはいつまでもどこまでも続くこととなります。
そして長い長い問いかけの果ての結末として、彼女は、生涯で最大の悲劇に遭遇します。娘の惨殺より、夫の身体の四散より、自分の死が不可避なことより、もっと壮絶な悲劇に・・・
銀河戦國史シリーズの一つとして描いた作品です。
地球を飛び出し宇宙に進出した人類が、直径10万光年にも及ぶ銀河系円盤のいたるところに生息場所を広げ、離合集散や栄枯盛衰を際限もなく繰り返した果てに、全銀河全人類を含んだ統一政体のもとで恒久平和を実現するに至ります。
そんな人類の描き出した、大樹の枝の経脈を彷彿させる1万年の足跡を記したものが、銀河戦國史シリーズです。10万光年の空間と1万年の時間を舞台とした全人類史が、シリーズの全景です。
1万年後の、恒久平和実現後の銀河系に暮らすエリス少年が歴史に触れる場面から、物語は始まります。プロローグにおいて、少年が「銀河戦國史」に思いをはせる場面が描かれ、それに続いて、本編としての上記表題の物語を描き始める、という構成になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 17:00:00
33138文字
会話率:3%
突如としてテロリストの標的となってしまった学校。その学校に通っていた真也は、その騒動に巻き込まれてしまう。誰もが逃げ惑い、次々と死んでいく生徒達。断末魔が響く中、テロリストが通り過ぎた様子を伺って真也は校内を出ようと試みる。
だがしかし
、襲われている女子生徒を助ける為に決断する。自らの身を省みず、女子生徒を助けようと奮闘し逃がす事が出来た。だがそれも一瞬でしかないだろうが、それでも自分の行動に満足した真也は遠くなる女子生徒の背中を見届ける。
「……良かった」
逃げ切れるかどうかなんて分からない。それは理解しているとしても、一時的だけでも助ける事が出来た事に安堵した真也は一発の銃弾と共に息を引き取った。
意識が途絶える直前に死を覚悟した真也だったが、次に目を開けた瞬間に真也は目を疑う事になった。目が覚めたらそこは、見覚えのない場所で立っていたのである。訳も分からないと呆然としていた真也は、開口一番にボソッと呟くのであった。
「……え?」
※この作品は不定期更新ですが、時間を作って更新したいと思います。久々の新作で異世界物ですので、応援してくださるととても嬉しいです。これから宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 23:25:37
51098文字
会話率:54%
《100000pv突破!!!》
黒澤飛村は戦争を愛し、戦術を愛し、名将を愛する一人の歴史教師だった。
だがある日、彼は転生し、ヒムラと言う少年に憑依してしまった。
異世界で楽しい冒険者ライフか!?と思ったのも束の間。
特に何事もなく、母
親や子供の友達、剣の師匠に囲まれて、異世界でも平凡な日々を過ごして一年。
だが、運命はヒムラを見限る。
ヒムラの住んでいた村に火が放たれたのだ。
悲鳴や断末魔の叫び、殺されていく知人、剣を振れない自分の弱さ。
燃える夜にヒムラは敵を睨み、復讐を決意する。
そしてヒムラは軍師になり、国王となり、果てには「天使」となる。
持ち前の人の上に立つ力と戦争の知識、『神速の加護』というチート能力で次々と強敵を打破していったヒムラはいつしかこう呼ばれるようになる。
『神速の軍師』と。
これは、黒澤飛村が過酷な異世界を現代知識で生き抜き、やがて世界の秘密に迫ったいく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 00:15:02
477211文字
会話率:27%
百合です。グレーテルは分裂した。魔女の断末魔によって、グレーテルを倒すためのグレーテルが召喚されたのだ。ところがグレーテルは素直すぎるプログラムを持っていたのでグレーテルとグレーテルは徐々に仲良くなって、暴走してしまいました。百合です。(ノ
ベルアップ+にもあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 22:14:23
1825文字
会話率:81%
カクヨム様にて先行連載中
孤独の女神を名乗る少女によって異世界に転生させられた主人公。
魔物によって滅びに瀕している世界で、魔物が這い出てくる『迷宮』に挑むことになった主人公だが、あろうことか主人公は迷宮の壁ごと魔物を爆砕し始めて……?
「更地にしてやるぜぇぇぇ! ドロップ品と経験値を寄越せぇぇぇ!」
今日も迷宮には爆撃音と魔物の断末魔と、主人公の高笑いが響く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 07:00:00
301827文字
会話率:30%
よくある小説の最後は「北の修道院に送られました。」なんて言葉で、いつも断罪された悪役の最後は綴られる。
そして自分が今はその状況であるのだと、元男爵令嬢のマリーは大陸の最北端にある修道院の前で震えていた。
北の修道院は、修道院と銘打ってい
るが外観は城のようで、「魔女の城」という異名まである。なぜ魔女なのかというと、この修道院には魔女と呼ばれるそれは恐ろしいシスターが仕切っており、ここへ送り込まれたどうしようもない貴族の令嬢はシスターやその手の者によって調教されてしまう。その調教は、もはや拷問ともいえる所業で修道院からは貴族令嬢の断末魔が毎日こだまするという。噂だ。
マリーは修道院を見上げながら、「噂に互いない」と心の底から思った。なぜ、彼女がこんなところにいるかというと、妹のサリーに婚約者を盗られ実の父親に修道院送りにされたのだ。よくある話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 23:27:44
11182文字
会話率:67%
我、ロボットに非ず。
されど体は動かず。
生みの親の身の危機。
悪漢に殺されようとすれども
ロボット三原則が確かなる枷となり人に危害は与へられず。
博士の断末魔を耳にせむとも感情動かず、目より零るるものはなし。
最終更新:2023-05-04 10:00:00
486文字
会話率:8%
ある日体操着に着替えようとしていた時。
俺の隣で着替えをしている上杉の背中に、何故かお風呂の浴槽の所にある黒いゴム栓がついていて。
そのゴム栓を引っ張ってみたら────
最終更新:2023-04-01 19:38:57
388文字
会話率:24%
全てのマナ術を体得し、人間でありながら神の領域へと踏み込んだ絶世の美女クオリア・バジアスロード。魔神と謳われる彼女は竜神と死闘を繰り広げた末に、からくも勝利する。だが竜神が断末魔と共に放った呪いによって、その身を剣へと変えられてしまう。なん
とか人間に戻ろうとする魔神であったが、一人ではどうすることもできなくて……。そんな彼女が出会ったのは、一人の天才少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 09:29:12
20720文字
会話率:55%
アニメやコミックでお馴染みの幼なじみキャラいいですよね!
美少女でお料理できてツンデレしてくれてたまにラッキース〇ベもあったりして
私もそんな子を嫁に欲しい! 超超欲しい!
さて……こちらは現実世界のポンコツ幼なじみの話です。
本編
の幼なじみは萌えなし、グータラ、not美少女の3点盛りです!
そんなの気にしないよ~という真の勇者よ、いざ参られよ! 勇者じゃなくて来てくれたら嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 17:00:00
2482文字
会話率:9%
イノシシに似た魔獣が飛びかかってくる。俺は右側に飛んでよける。着地して動きが鈍ったところに俺の後ろから飛んできた銃弾が炸裂する。怯んで大きな隙ができた横腹に俺は左からの大剣の大振りを当てる。傷から血が噴き出し、イノシシは最期の断末魔をあげ、
息絶える。
ある日、幼馴染と買い物帰りに魔法あり、スキルあり、ステータスありの異世界に転移させられた。
転移してくれた人に悪いけど、俺みたいな陰キャで二次オタでいいんですか?
せっかく異世界に転移させられたので、チート能力で無双しようと思ったけど、そんな能力ないらしい。
あれ? なんだかここ、日本文化に似ている気がする。街の見た目は中世ヨーロッパなのに。
待って、なんでこんなに襲撃とか戦闘とかの悪いことしかおきないの?
まぁ、俺は誰にも勝てないし、好き勝手暴れるか。
異世界に転移してもチート能力はないわ、悪いことしかおきないわの中、少し変わった考え方をする一成は持つ知識と閃き、そして仲間の力を頼り、どのようにして災難を乗り越え、どんなことを考えて、成し遂げるのか! ?
タイトル変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 16:17:38
390854文字
会話率:39%
エリク・ホールは底辺貴族だった。家はそこそこ裕福なのだが貴族の地位を金で買ったいわゆる成り上がりタイプの貴族で由緒ある貴族たちからは臭いもの扱いされた。しかも運が悪いことに素行が悪い領主の娘エリザベス・スノー・ダニ・アードラースヘルムに目を
つけられていじめの対象になってしまう。
ある日彼はエリザベスが昼寝している間にスライムでベットの天蓋カーテンの埃を取っているとスライムが彼女の寝ている頭に落下してしまう。
「ヤバイ!」
そう思い魔力(パ)経路(ス)を切るのも忘れて彼女の顔からスライムをどかそうとしたがそれも虚しくスライムはエリザベスの耳の中にズルズルと入っていった。
「お、おわった・・・俺の人生・・・」
エリクが小便を漏らしそうなくらい絶望しているといきなりエリザベスが
「んぎっ・・・ギギギ・・・あ゛びん!」
と下品な声を出した。
エリクにはそれが彼女が脳を食われた断末魔の悲鳴と分かった。しかし彼はそこであることを閃く。
「スライムには擬態能力があったよな?」
そうしてエリクはエリザベスを起動させることに成功する。
「ごしゅじんさま。この女の地位も名誉もすべてはあなたのものです」
「ほう・・・すべてか・・・」
それからエリクは全ての人々の頭にスライムを埋め込めば全員こうなるじゃん!俺ッ天才!となり片っ端からスライムを上流階級の人々に植え付けていったがある日前世の記憶を思い出して・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 17:14:05
134504文字
会話率:61%
マネヒコは高卒で警備員をしています。毎日の仕事はつまらなく、友達に高校生の時に教えてもらったパチンコでストレスの発散をする毎日を送っていました。
最終更新:2021-09-01 18:00:00
2300文字
会話率:62%