王国の王ヴェンデルは、その暴君的な振る舞いから周りや家族からも恐れられる存在だったが、唯一例外なのは溺愛する幼い孫のレイナウトで、彼だけは王に対して正直な物言いができていた。悪いこと、間違ったことを正す正義感と人を思い遣れる優しい心を持っ
ており、それを目の当たりにした臣下や民からは将来の王への期待を抱かれるようになって行くが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 14:42:50
64705文字
会話率:68%
「それって、だせえよな。」
自信に満ちた口調でそう言い放つのは、高校1年生の凌央(りお)。185センチの長身にイケメンの顔立ち、明るい性格で誰からも好かれる人気者――そんな彼には、一つだけ絶対に許せないものがあった。それは「いじめ」。
凌
央は、自身の過酷な幼少期の経験から、「理不尽な奴らは絶対に許さない」という強い信念を持っている。「命の大切さ」を誰よりも知る彼は、どんな困難にも立ち向かい、美しく決着をつけることをポリシーとしている。
そんな凌央の隣にいるのは、冷静沈着な同級生紗菜(さな)。頭脳派で切れ者の彼女は、鋭い言葉で状況を冷静に見極め、時には凌央の無鉄砲な行動を止める役割を担う。
言葉は辛辣(しんらつ)だが、弱者を見捨てられない優しい心を持つ紗菜。凌央が唯一タジタジになる「どS」な性格の持ち主で、彼をフォローしながらも密かに惹かれていく。
二人はある日、学校で発生したいじめ問題に直面する。それは表向きには見えない、巧妙に隠された心理戦だった。
「だせえことしてんじゃねぇよ」
凌央の拳と紗菜の知恵が、隠された理不尽を暴き出す!
彼らが突きつけるのは「愚かな世界」への反撃の刃。そして二人はその過程で、愛情とは何か、信じることの意味とは何かを少しずつ学んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 12:28:54
24450文字
会話率:30%
────あの地で君と出会って、旅を始めて、良かった。
優しい心根を持つ二人“スゥエン”と“フェオン”は、自身の目標の為旅に出る事に。様々な友や師、そして相対する者達との出会いと別れを繰り返し、“司書”の元へと向かう。
最終更新:2024-12-24 00:30:00
9980文字
会話率:48%
とある山奥にて魔物のお友達と共にスローライフを始めた心優しき子猫獣人のネルル。実は彼女には誰にも言えない秘密があった。
それは彼女が元人間で、魔物の宿敵である聖女だったということ。
聖女、それは人類を産んだ至高神オーヴェルの力を授
かりし者。本来なら神の使命を全うして神々の仲間になるはずだった……のだが。
色々あって転生した結果、なぜか人類の敵である魔物に生まれ変わってしまった訳でして。
それでもネルルは諦めなかった。人間の敵になろうとも優しい心を忘れず、一生懸命生きようと努力し続けたのだ。
そうして苦難を乗り越え、分かり合える友達と出会い、その末に山奥の元聖地という自分たちの理想郷を手に入れたのである。
しかしそんな彼女たちの平穏は意図しない客人によって振り回されることに。
人間や魔物の間で噂が広まり始め、気付けば尾ひれ背びれが付いて収集が付かなくなっていって――
元聖女だとバレたくない。でもお友達は一杯欲しい!
だけど来るのは奇人変人ついでに亜人に怖い魔物たち!
その中でネルルたちは理想のスローライフを維持し続けられるのだろうか!?
邪悪で凶悪な猫聖女の新たなる人生譚が今ここに始まるにゃーん!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 12:00:00
233190文字
会話率:39%
キースは、ガーライル辺境伯として富と名声を得ながらも、空虚な日々を過ごしていた。
親同士が決めた許嫁と結婚したものの、性格が合わず、また、子供が授からなかった事がきっかけで、夫婦としての生活は完全に破綻した状態だった。
そんな折、避暑に訪れ
た別荘に程近い森の中で狩りをしている最中、思わぬ事故に遭い、山小屋で一泊する事になる。
その一件で、森林管理人の一人であるイヴァンと、その妹のアンナに出会い、アンナの類い稀な美しさと優しい心根に惹かれていく。
☆中世ヨーロッパ的な世界観ですが、魔法などの超常的なものは出てきません。恋愛ものです。
☆pixivにも同じタイトル、同じ作者名で掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 21:34:35
418949文字
会話率:31%
チートも無え、現代知識で無双も無え、別に優しい心とかも持って無え!
人生詰み系性悪悪役令嬢と喋って動ける大嘘つきの本が、喧嘩をしたり仲直りをしたりなんとか頑張ってハピエンを目指したりする話です。
⭐︎
悪役令嬢に転生したエメ。しかし前世に読
んだ小説ではなんとかして破滅ルートを回避していたはず。
正直物語の記憶はあやふやだけれど、努力すればきっと大丈夫。これまでの意地悪な性格を改め、破滅ルート回避のためにめちゃくちゃ奮闘するのだった──
──なんて、いきなりできるはずもなくない!?
性格は転生前から悪く、あらゆる才能もなく、打たれ弱くて努力もできない。巷で噂の悪役令嬢の素質なんて持っていない。
そんな絶望しかない状況に現れたのは、どこかの国の美形な王子様や強くてカッコいい騎士……などではなく、生意気に喋ってやかましく動く変な本だった。
「俺の中身はこの物語……つまりは嬢ちゃんがどうやって破滅ルートを回避してきたか、全部俺の中に書かれてるってわけよ!」
そう喋る妙な本。怪しいけれど、もうこいつを頼るしかないわ。本を暴力で脅しつつ破滅ルート回避を目指すも、とことん『悪役令嬢』にむいていないエメは失敗続き。
「お願いは暴力と権力に訴えた方が確実なのよ」
「お前本当に悪役令嬢かよ!?」
「商才もないのに商売とか冗談でしょ!?それこそ野垂れ死ぬわよ、三日で」
「いや堂々と言うなよ」
「こっちから婚約破棄して魔王と再婚約!?……私の性格の悪さで魔王が惚れてくれると思うわけ?」
「……」
「なんとか言いなさいよ失礼ね!」
どったんばったん大騒ぎ、なんだかんだ仲良く喧嘩しながら魔法学園で日常を送る二人。
しかし当の本は、実はエメに嘘をついているようで……?
※毎日数話投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 11:53:41
47620文字
会話率:38%
両親から日常的にネグレクトを受けていた橋本小華(ハシモトコハナ)は、ある日の出来事をきっかけに家を飛び出すことを決意する。行く宛もなく東京の繁華街を彷徨い歩くものの、手持ちの金銭も底をつき、極度の空腹と寒さにさいなまれていた。耐えかねていた
矢先、天真爛漫でとても優しい心を持った少女、城田優理(シロタユリ)と出会う。この物語は、そんな彼女との出会いから、多くの仲間たちとの平和な日々と成長を描いたストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 06:10:00
48265文字
会話率:69%
春の訪れとともに、町に平穏が戻ったかに見えたが、そこには「死と乙女」と「罪の記録」という古代の魔術が絡む暗い陰謀が潜んでいた。主人公の朋美は、特殊な刺青を持つ魔術師として、その力を正しく使いながら仲間たちと共に真実を追求していた。
朋美の
仲間には、剣の達人である龍也、魔術に長けた光平、歌と人形遣いの里帆、そして圭太という優しい心を持つリズム担当がいる。彼らはそれぞれの能力を駆使し、困難な状況を乗り越えてきたが、最大の試練は「薔薇の館」で待ち受けていた。
「薔薇の館」は、古代の魔術と「罪の記録」が深く結びついた場所であり、ここで「死と乙女」の真実が解き明かされると信じられていた。しかし、黒幕と呼ばれる謎の存在が彼らの前に立ちはだかり、館の力を手に入れようと企んでいた。黒幕の配下たちは強力な魔術を操り、朋美たちに幾度となく挑戦を仕掛けてくる。
最終決戦では、朋美の刺青が覚醒し、仲間たちとの絆が最大限に発揮された。その結果、黒幕は打ち破られ、「罪の記録」と「死と乙女」の力が解放された。しかし、戦いの中で圭太が犠牲となり、仲間たちは深い悲しみに包まれる。しかし、その喪失は彼らの絆をさらに強固にし、新たな希望をもたらすこととなった。
朋美たちは圭太の犠牲に感謝しつつ、「死と乙女」の真実を解明し続ける決意を新たにする。彼らの前にはまだ多くの試練が待ち受けているが、友情と信念が彼らを支え、真昼の月が新たな未来への道を照らしていた。
「死と乙女の魔術記」は、仲間たちの絆と魔術の力を通じて、古代の謎と現代の脅威に立ち向かう壮大な物語です。愛と犠牲、希望と絶望が交錯する中で、朋美たちの成長と冒険が描かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:08:10
52114文字
会話率:9%
主人公レインは孤児院で生まれ育ち、その容姿が原因でいじめられていた。しかし誰よりも優しい心を持っていると言うことは確かだった。
ある日、レインは餓死しそうな犬を助ける。なんとその犬は伝説の生き物フェンリルであった。
フェンリルはレインを
気に入り力を分け与える。莫大な力を得たレインがすることは、金稼ぎ?いじめっ子への復讐?それとも__
……人助け?
ほのぼの冒険ファンタジー(フェンリル付き)開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 18:44:57
2094文字
会話率:35%
野生のクマとは一味違う物語。
黒い毛並みに首元に三つ葉のクローバーがある小熊のクロ三は両親と共に山奥でひっそりと暮らした。
人間と関わらないように距離を置くクマの家族ですが突然、山奥に銃声の音が響く。
クロ三に一体何が———?
この作品は
フィクションです。
こんなクマもいるかも?という前提で読んで頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 16:00:00
3158文字
会話率:31%
~プロローグ~
この世界は呪われている……。
1000年前、突如世界に降臨し配下の魔族と共に世界を滅亡に導こうとした魔王ギフティガ。
だが、彼は魔王と同じく突如世界に降臨した神ショファンによって力を与えられた勇者アークによって倒された。
世
界は平和を取り戻したかに見えたが、魔王は死に際に世界に呪いを掛けていた。
その呪いとは魔王の輪廻転生の呪いである、魔王が死んでも、魂は不滅だ。魔王はいずれ新たな肉体を得て甦る。そんな恐るべき呪いが世界に残されたのだ。
そして、その魔王の肉体となるべき対象は……人間であった。つまり、人間に魔王の魂が宿り新たな魔王の依り代となってしまうのだ。
魔王になる対象が誰かはわからない、だが確実に言えることは一つある。それは……、 魔王は必ず人類の敵となるということだけだ。
それまでどんなに善良な人物であろうと、たとえ平和を愛する優しい心の持ち主であったとしても、必ず人類にとっての脅威となりうる存在になってしまうのだ。
魔王の誕生には法則性はない。ある日突然として現れる。それがいつなのかも分からないし、誰がなるのかも分からない。
この世界はそんな呪いを抱え魔王軍との戦いを繰り返してきた、しかし、何度倒しても新たな肉体を依り代に甦る魔王とその配下の魔族たちによって人類は追い詰められ、世界の大半は滅ぼされてしまった。
残すは神の力によって守護されているというジェイポスというたった一つの島のみという有様だった。
このままでは世界が完全に滅ぼされるのも時間の問題だろう。
しかし、ここに古の大賢者デイタが残した一つの予言がある、いつか魔王の魂を完全に滅ぼし世界を呪われた運命から救う者が現れるだろうと。
人々は予言を信じその者の出現を待ち続けている。
予言にある呪われた運命を打ち砕く者『デスティニーブレイカー』の出現を……。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 17:00:00
67487文字
会話率:30%
『人にはそれぞれ物語があって、その人にとってのヒーロー、あるいはヒロインが必ず登場する』
そんな感じのことを、どこかの本で読んだ気がする。
それで言うなら、”彼”が私の物語のヒーローだ。
放課後は文芸部の部室として使われている二ー四
の教室、その窓際の席で。
夕焼け空を背景に彼はよく本を読んでいる。
直接話すことはあまり無いのだけれど、友人曰く、『好きな人に恋愛対象として見られていない残念なお人好し』だそうだ。
確かにそうかもしれない。
彼に相談を持ち掛ける子は、男女問わず多い。そしてその全員が、彼以外の誰かが一番好きなんだ。きっと二番目も三番目も、別の誰か。
それでも彼に相談に来るのは、どの集団にも属さない彼の立ち位置だけが理由ではないだろう。
真面目で、物静かで。けれどとても感情豊かで、優しい心を持っている人。
もちろん、顔がいいとか、そういうところも、なくはない。
それはともかく。
私は、そんな彼が好きだ。
今まで曖昧に好きになった人なんて何人もいたし、付き合った人も何人かいたけれど、ここまで真っ直ぐに一人の人のことを好きだと思えたことは、思えば初めてだった。
……でも、彼の視線の先に、私はいない。
いたとしても、クラスメイトか同じ部活の人、程度の認識だろう。
前に一度、部室に彼と私の二人しかいなかった時があった。
その時に、私は聞いてしまった。
彼には、好きな人がいること。
そしてそれは、私ではないこと。
私の恋は、叶わないこと。
そして彼の恋もまた、叶わないこと。
できることなら、私がその子の代わりになって、彼の傍にいたい。
……でも、それはできない。
だって。
今の私だから。彼とって、そういう話も気兼ねなく話せる相手だから、私は此処にいられるんだ。
私は今の関係を壊したくない。
だから私は、ヒロインにはなれない。
小説の表紙に描かれることは無く、漫画のラストページに一枚絵として彼と並ぶのも、私じゃない。
それでも。それでもいいから私は、彼の傍にいたいのだ。
だから、そう。
これは、ヒロインになれなかった私の話だ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-08 17:59:08
845文字
会話率:4%
「好きな人ができたから別れてほしいんだけど」
俺は幼馴染でもあり彼女でもある芳野純花(よしのすみか)から、ファミレスで突然別れを切り出された。
「俺に何か悪いところがあったのか?」
「悪いところが無いのが悪いところかしらね」
俺のこと
が好きではなくなった理由を聞いても全く納得できないが、純花は言うことだけ言ってファミレスを出て行ってしまった。
純花に振られた悲しみに苛まれ、もう死んでしまいたいと考え自暴自棄になっていたその時、俺の目に映ったのは車に轢かれそうになっている美少女だった。
そして俺はその美少女を突き飛ばし、意識がなくなってしまったのだった。
◆◇
俺が目を覚ますとそこは病院のベッドの上で、俺の目には俺にもたれかかり眠っている天使と見間違えてしまうほどの美少女が写った。
その美少女、新屋敷心姫(あらやしき こひめ)は俺が助けた女の子だったようで、俺に突然こんなこと告げてきた。
「私に恩返しをさせてください!」
こうして俺は心姫から恩返しをされることとなり、純花の何十倍も、何千倍も、何億倍も可愛くて優しい心姫と最高の関係を築いていくこととなるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 20:13:16
145558文字
会話率:39%
孤児院育ちのファティアはある日『聖女の力』に目覚めた。
その力を買われ、ザヤード子爵家に引き取られたのだが──義妹のロレッタに母の形見であるペンダントを奪われたそのときから、『聖女の力』が何故か発動しなくなる。
(どうして聖女の力が……?
けれど何よりも、母の形見だけは取り返さなきゃ……!)
そしてその日を境に、何故か義妹のロレッタが『聖女の力』に目覚めた。
それからファティアは『元聖女』としてロレッタから虐げられる日々。ペンダントを返してほしければ、土下座で頼むよう強要され、絶対服従を強いられ──結局、ペンダントは返ってくることなく、挙句ファティアは家を追い出されてしまう。
絶望に打ちひしがれる中、ファティアは生きていくために独り歩き続け、レアルという街で男たちに襲われかけたところ、ライオネルという青年の魔法によって救われる。
「ファティアは聖女の力が無くなってないよ。修行すれば使えるようになると思うから俺の弟子にならない?」
──呪われた『元天才魔術師』のライオネルにそう言われ、ファティアは師弟として、同居生活をスタートさせる。
そんな中、ファティアが『聖女の力』が発動しなくなったのは有り余る魔力のせいだと指摘され──その魔力と干渉すれば、ライオネルのとある呪いも解けるかもしれないという。
しかし、魔力の干渉は、触れ合うことが絶対条件だった。
「手を握っててくれる?」「……はい! 分かりました!」
「魔力にもっと干渉するには粘膜の接触が」「粘膜の接触……!?」
修行や仮説を証明するために触れ合う二人は、お互いの優しい心にも触れ、どんどんと惹かれ合っていく一方で、ロレッタの『聖女の力』は少しずつ弱まっていき──。
これは『元聖女』と言われたファティアが聖女の力を再び自分のものとし、『元天才魔術師』のライオネルに溺愛され幸せになる、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 06:00:00
203156文字
会話率:40%
未知の世界で目覚めたアニマ。彼女に残されている記憶は、命を落とした瞬間とその直後の映像のみであった。そして時が経つにつれ、自分の正体が明らかになっていく。アニマは人々から忌み嫌われる異界人だった。誰にも打ち明けられない秘密を抱えることとなり
、頼れる者が誰一人いない中、なんとか生き抜いていこうと決心するも、次第にその気力すら失っていく。そんなある日、ナティと名乗る少女に出会うことになる。二人が仲を深めるのにそう時間はかからなかった。優しい心を持ち、底抜けに明るい彼女に惹かれていくアニマ。反面、仲を深めるにつれ自分の本当の正体を打ち明けられない葛藤に苛まれていく。約束の期限が終える間際、ナティはアニマと共に過ごしていきたいと告げる。しかし、アニマは何も伝えずに別れることを選んだ。この世界において異界人は仇敵であり、絶対に相容れない存在なのだから。アニマは自分が異界人として存在する理由を探すべく同胞探しの旅に出る。願わくば人間と異界人が手を取り合える未来を願いながら。いつか最愛の友人と心から笑って過ごせるように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 03:01:04
116691文字
会話率:39%
神の侵攻を退け、世界を救った英雄。
困っている人や苦しんでいる人、他種族の老若男女、その誰にでも手を差し伸べる慈しみの心を持った人間。
これらは同じ人物を指す。
『魔術王』
人々はそう呼んだ。
それに憧れた少年がいた。
彼は落ちこぼ
れだ。
将来を期待されていない魔術師の卵。
才ある辺境の魔女に弟子入りをしても、並の力しか得られなかった。
しかも、ある日を境に師匠は消息を絶った。
助手も姿を消した。
家も無くなっていた。
少年は全てを探しに旅に出た。
━━━━━それから×××年後。
旅をしていく中で多くの人と出会い、多くの争いに巻き込まれた。
力をつけた彼は唯我独尊な性格へと変わる。
それでも優しい心根は変わらない。
真似たわけでもなく、ただ単純に景観を損ねるという理由で、人々の悲鳴に耳を傾ける男になっていた。
しだいに彼の生き様を賞賛する者が現れる。
誰が呼んだか『天撃の魔術王』と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 00:20:07
941520文字
会話率:32%
異世界転移で15歳の女子高生、折原つぐみが大ピンチ!目の前には美しい公爵令嬢、アデルが立っていて、なんと彼女から突然のプロポーズ?!
つぐみはこの世界で「大聖女」と呼ばれる存在で、その力が国を救うために必要なんだって。
つぐみは自分が女性で
あることを理由に断ったけど、アデルは全然気にしない。
なんとこの世界は、女性同士で結婚できて、しかも子供まで作れてしまうとんでもない世界だった!
「女子同士で結婚とか、お断りだ!」
少女騎士クレアと出会い、彼女の助けで逃げ出したつぐみ。
「でもアデルも悪い人じゃないし、この国は救ってあげたいんだよね」
つぐみはどんな選択をするのか?
「夢幻の剣璽」がもたらす運命とは?
「それでウズメ、夢幻の剣璽ってなに?」
『と~っても強い力で敵をやっつけて、と~っても優しい心で国を治める力なのです!
一言でいえば、大陸征服なのです!』
「いや、意味がわからないから……」
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1話3000文字~目安。長いと5000文字弱。
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全24話、10万文字足らずの短いお話です。いつも爽やかハッピーエンド。
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ハイファンタジーか異世界恋愛かヒューマンドラマか、よくわからないカテゴリー迷子です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 19:00:00
89247文字
会話率:30%
紬ちゃん(主人公)
明るくて一途な性格の中学2年生。クラスメイトの明君にずっと片思いしている。紬ちゃんは、その純粋な気持ちとは裏腹に、自分の感情を上手く表現できないことに悩んでいる。友達想いで、その真っ直ぐな性格が周りから愛される理由。
明君
紬ちゃんのクラスメイトで、彼女の長年の片思いの相手。外見はクールで、少し無口なタイプだけど、実は周りのことをよく見ていて気配りができる優しい心の持ち主。そのギャップが、紬ちゃんをはじめ、クラスの女子たちを魅了している。
泉ちゃん
紬ちゃんの親友で、いつも明るく元気いっぱい。何事にも一生懸命で、天然なところがあるけど、それが逆に周りを和ませる魅力。紬ちゃ
ゃん、彼女に対しては特別な感情を抱いている
紬ちゃんの弟
紬ちゃんの弟で、小学生。姉思いで、家ではよく紬ちゃんとじゃれ合っている。彼の無邪気さと、時には姉の悩みに意外と的確なアドバイスをくれるところが魅力的。家族の中で、紬ちゃんの心の支えにもなっている。
カクヨム、アルファポリスでも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 22:22:11
46497文字
会話率:38%
ミーラ・M(マリア)・エトワール。
「M(聖女)」の魔法名を持つ彼女は絶世の美少女でありながらも、今は肥えてその美貌を失っていた。
太った見た目のせいで周囲からは「白豚」と嘲笑され、ついには化け物王子の婚約者としてミストリア王国から
隣国アクリウスへ追放されてしまう。
しかし、ミーラがそこで出会ったのは、骸骨頭でありながらも、魔法オタクで、不器用で、誰よりも優しい心を持った呪われた王子──ゼシル・H(ハデス)・ヴァンガードだった。
似たような過去、境遇をもち、似たような夢を秘める二人が惹かれ合うにはそう時間はかからない。
そんな時、二人が共に過ごす古城へミーラの元婚約者一行が来訪するとの報せが届いたのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 12:00:00
17473文字
会話率:47%
これは私が初めて書いたゲームのシナリオになります。
TRPGといわれるようなものになるかもしれない、アドベンチャーゲームに近い自作システム・シナリオです。
これから私が作っていく物語の形を示したようなものです。
投稿のテストも兼ねています。
願いが交差する物語。
優しい心を持てば、いい終わり方になる。
相手の心に気づいて。
悲しいかもしれない、寂しいかもしれない、ハッピーエンドとは言えないかもしれない。
それでも、時間は進んでいく。
だから、
どうか願いごとが叶いますように。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-02-25 00:25:15
19280文字
会話率:27%