佐山大和は母親の意向で進学した高校のクラスの中で完全に浮いた存在となっていた。そこは政治家を育成するための新設校【帝都学園】。この学校では学業成績よりも政治力が重視されクラスメイトは誰もが派閥争いに明け暮れていた。ある日大和はクラスで一番大
きな派閥のトップである美少女、紅林美鈴から勧誘を受けるが派閥争いに全く興味のない大和はすげなく断る。
しかし母親の思惑もあってひょんなことから美鈴を支える事になってしまった大和は美鈴の本当の夢を聞いて感銘を受ける。それから大和は陰謀策謀を駆使し美鈴の力を強くするために尽力する。大和は見事美鈴をトップへと押し上げる事ができるか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:40:00
98330文字
会話率:34%
王都にそびえる白亜の講堂。七色の光が天井のステンドグラスから差し込み、生徒たちのローブをやさしく照らしていた。
王立魔法学院、卒業式。
「アンジェ=オルレアン嬢!」
壇上から響く怒鳴り声。赤髪の男、カストル=アングレーム。彼はアンジェの“婚
約者”であったはずの存在。
「俺は、おまえとの婚約を――ここで破棄する!」
講堂がざわめく。
「な、何を言って……?」
「理由は明白だ!」
カストルが腕を振り上げ、指さした先にいたのは、桃色の巻き髪に黄色い瞳の少女。アミアン=ミュルーズ。
彼女はぶりっこ調の笑顔を浮かべ、胸元を押し上げるようにして立っていた。
「アミアン嬢をいじめていたって話だ!」
「そんな……わたくし、していません!」
「アタイのこと“乳だけのぶりっこ”って呼んでたン♡ 証拠もあるン。手紙もあるし、窓に彫られた文字も♡」
「そ、そんな馬鹿な……っ!」
足元がふらつく。視線が周囲を彷徨う――けれど、誰も、誰一人として彼女を見ようとしない。
「……誰も、助けてくれないのですね」
その瞬間、校長が口を開いた。
「アンジェ=オルレアン嬢。複数の証言と証拠に基づき、重大な素行不良があったと判断する。よって、今後の爵位継承および家格に関して、王宮に報告がなされる」
「……っ!」
誰かの悪意で仕組まれた罠。なのに、その罠に誰も気づかない。いや――気づいていても、見て見ぬふりをしているのかもしれない。
足が、がくりと崩れそうになった。
「わたくしは……何もしていませんのに……」
声にならない叫び。
「……退場なさい、オルレアン嬢」
護衛の魔法騎士が近づいてくる。アンジェは、最後の力を振り絞って立ち上がった。
「わたくしは――絶対に、負けませんわ」
涙をこらえながら、真っ直ぐ前を向いた。
わたくしは、信じています。いつか、真実は明かされると。
たとえ、今この瞬間、誰一人信じてくれなくても。
講堂を去る背中に、誰も声をかけなかった。
――これは、断罪のはじまり。けれど、物語はまだ、終わっていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 05:30:00
75155文字
会話率:29%
俺は異世界に転生した。だが、転生したのは文明度の低い蛮族だった。
強大な帝国が地域一帯を支配し、俺の部族は戦争で負け、ひどい目にあった。
いつか帝国を倒し、部族が独立する為に、俺は戦うことを決意する。
その為には、富国強兵だ!
神様から授け
られたスキルを活用して、弱小部族を有力部族に押し上げるぞ!
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリスに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:00:00
229296文字
会話率:33%
ル・バニア皇国。
はるか昔、魔法がこの世界を支配していた頃。
聖女と勇者によって450年前に建国され建国から僅か数年で急速に勢力を広げた大国の名である。
豊富な魔法資源と優秀な魔法師を多数擁し、魔法を中心とした優れたインフラと政治体制を構築
したことで栄華を極めた。
しかし、その栄華の根源はある日を境に衰退を始めた。
そのことは、それまで代替手段としてしか見られていなかった『錬金科学』を揺らぐことのない地位まで押し上げることになる。
ある令嬢の多大な功績によって、魔法は錬金科学にその地位を奪われた。
以降、魔法は急激に衰退の一途を辿ってゆく。
数百年の月日が流れ、魔法の技術は人類から完全に失われることとなったのだった。
今やその栄光に満ちた残滓(残りカス)は各地に点在する故国ゆかりの朽ちかけた遺構と魔法師が残した歴史的価値以外はなんの役にも立たない古ぼけた魔法書のみとなった。
そう、とっくの昔に魔法は衰退したのよ。
今は科学全盛の時代、魔法はおとぎ話の中の話であって、本当に使える人間は誰一人として残っていないわ。
それも全ては、あの女のせいで。
栄華を誇る皇国には一人の才女が居た。
その才女の名はアルスリンデ。
アルスリンデはル・バニア皇国の貴族、セルグート公爵家の長女である。
生まれながらにして比類なき非常に高い知性と優れた身体能力。
多くの優秀な魔法師を擁した皇国内でも歴代最強と言われるほどの魔法適性と尽きることのない無尽蔵な魔力量を持ち合わせていたその才女は、建国の祖となった聖女に並ぶほどと言われていた。
そして、まるで一流の職人によって作られたビスクドールかのような気品溢れる完ぺきな容姿、上品に泡立てたクリームがたっぷり入ったミルクティーのような白く滑らかな肌。
形の良い特徴的な瞳は覗き込めば吸い込まれてしまいそうな、深い海の底のを思わせる碧眼。
つややかなサクラ色のリップから発せられる玲瓏たる声は美しい鳥のさえずりでさえ霞んでしまう。
癖のない長い黒髪は光を受け艶やかに輝き、その様は漆黒の空に散りばめられた星々のように輝いていた。
皇国の公爵令嬢、アルスリンデ=セルグートはその才覚と容姿から「碧眼の才女」と呼ばれていたのだ。
そして、私は「碧眼の才女」を壊すの。
これは、その故国の才女(チート)公爵令嬢アルスリンデの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:00:00
78653文字
会話率:20%
2025年、地下アイドル「スターダスト・ビーナス」に加入した高坂ルカ(16歳)は、天才的な歌とダンスでグループをトップに押し上げる。14歳でスカウトされソロデビューしたが、コミュ障ゆえの硬い表情が誤解を招き、「お前みたいなやつがアイドルやん
な」とSNSで叩かれ心を折られた。エゴサで傷つき、兄との買い物がスキャンダルと誤解され再び炎上、精神的に追い詰められる。星宮いちごのようなアイドルのライブ映像に憧れ再起し、グループで輝こうとするが、嫉妬といじめ、アンチの再燃に直面。頭脳明晰な親友や仲間の支えでライバルグループとのライブバトルに挑み、絆を深め、ドームライブで成功を掴む
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 17:57:16
1959文字
会話率:17%
2060年。技術が世界を支配する時代。サイバネティックな強化が日常となり、人工臓器や機械の手足、ニューロインプラントが人々の身体を別次元へと押し上げる。人々は意識からネットワークに直結し、もはや人間を超えた存在へと変貌している。
ネオンの
光に輝く都市は、未来への疾走を止めない。高層ビルが空を覆い、通りは人と機械が溶け合う無限の流れに溢れる。だが、輝きの裏で進歩は問いを投げかける――人間とは何か?その境界はどこにあるのか?
技術が深まるほど、その答えは曖昧になり、隠された真実が顔を覗かせる。この物語は、光と闇が交錯する世界への第一歩だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 17:44:10
6298文字
会話率:13%
西暦2047年
最先端医療技術のコモディティ化は世界の人口を108億人に押し上げる結果となり人類は新たな局面を迎えていた。
食料不足による領海戦争、化石資源の枯渇により過去の人工物や木々を燃料とせざるを得なくなると CO2は飽和し海域平均海
水温度を5.7℃押上げた。海洋生物の多くは死に追いやられるも、行き過ぎた人道配慮と支援は尚も増え過ぎた人類に公平と平等の分配を施そうとしていた。
そんな中、人類は遺伝子操作によって植物から人造人間を生み出すことに成功したのであった。
それは光と雨水だけで生命を活動させ CO2を吸収し酸素を吐き出す画期的な人造生命体。
人類は歓喜し瞬く間にこのバイオロイドは世界に普及する事となる。
一家に一体だったバイオロイドも一人が複数台持ちはじめるとすぐに飽和状態に至る。人々はバイオロイド達にすべてを任せ働く事を止め生命の営みそのものも希薄になるとやがて人類は終息へと辿り着く。
水と光だけでおよそ500年近く生きるとされるバイオロイドも完全ではなかった。
動物に備わる記憶力が薄弱であり個体差はあるもののその記憶力は概ね十数ヶ月。
自身へのメッセージとしてその使命を申し送らなければ直ぐに本来の植物へと回帰させ安住してしまうのであった。
果てしない時の中を生きるバイオロイドにとって自身を植物へとさせないためには僅かな因果律の綻びさえも許されない。
———— 過去と現在、そして未来が同刻に巡りそして紡ぐ ————
そのメッセージは過去のボクから届いた
このメッセージは未来のボクへと送ろう
追伸 ラプラスは無駄になった(P.S. Laplace in vain)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:20:00
30174文字
会話率:62%
前に書いた「天才軍師タケル」のブックマークが伸びないので、設定を変えて書き直しました。
17,降伏勧告まではキャラクターが少し違うだけで、内容はほとんど同じです。
***
戦災孤児だったタケルはトルーナン王国に拾われ、同い年のアリサ姫の従
者になっていた。
シルバニア中央国家の士官学校を卒業後、神からのギフトと呼ばれるソロモンの指輪を得て、戦争において頭角を現し、王国軍の軍師となる。
大陸の西方奥にあるトルーナン王国は、僻地に存在する弱小国だった。
王国のアリサ姫や偵察役のマリア、ホモのローレンツとともに大陸に覇権を求めていく。
最初の敵は、聖剣ビジブルによって透明化して襲ってくるベアトリス姫だった。(全裸)
いわゆる、ナーロッパ世界の物語です。
異世界の話ですが、転送や転生はありません。ギフトという特殊能力のアイテムはありますが、戦略や戦術を駆使する本格的な戦史ものと、私は思っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 10:27:39
149969文字
会話率:43%
似て非なる世界で。日本、新宿で主人公江島は虐殺の現場に遭遇し、謎の美少女佳南を助けることで巻き込まれ、襲撃を受け自宅からも追い出される。
一方、米軍の暴走を契機に極東で軍事的な緊張の高まりがあり日本自衛軍も緊迫していた。だが脅威は地球外
に存在し地球圏への圧力となっていたのだ。
演習、回収、奪取、阻止。4種4軍の宇宙種族がそれぞれの思惑で地球に集結、激突し煽りを受けた地球では大惨事が巻き起こり、一軍が威嚇で地球に向け放った”空砲”はそれだけで人類文明を崩壊させる。
混沌の中覚醒した江島と佳南は事態の元凶である地球への落着物体に向け秘密結社DFより出撃、特攻、破壊に成功するがそのまま宇宙種族の一つに収容された。
その種族は億千万の星系を領有し銀河を大別する大勢力の一つだった。今回の事態の背景を明かされた江島は愕然とし、江島の内部で変化が始まっていた。
唯一の地球人二人は結ばれ、江島は異郷で就業する。
その業務中、江島が一度は未然に防いだ筈の辺境での内乱が火を噴き、後始末に送られた江島夫妻は辛うじて事態を鎮静させるが、
その過程自ら多くの命を手に掛け凄惨な流血の現場にあった江島は完全に変容し、了後、
銀河最大勢力宇宙軍の大規模演習、その威力を目の当たりに地球への帰還を決意、
人類を恒星間文明へ押し上げるべく呵責ない覇道を押し通し「地球帝国皇帝」と呼ばれ畏怖されるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 20:38:10
95964文字
会話率:25%
初めは下らない恋バナから始まった会長選挙への挑戦。
しかし、その決断は友の苦悶、伝統という名の抑圧、様々な思惑、消せない過去。
学校や生徒の隠されたパンドラの箱を開けてしまう出来事でした。
優月は謎の部活「社会科研究部」の力を借り、この戦い
に勝ち残れるのか。
小山光と大岡優月は高校の同級生で幼馴染。すべては光の下らない妄想から始まった
生徒会副会長の藤枝さくらに憧れる光が、彼女と親しくなるために生徒会長選挙に立候補を画策し、優月と社会科好きの生徒が集まっている部活「社会科研究部」に助言を求めて部室を訪れる。そこにいたのは部長の高塚と部員たち。しかし、さくらは自ら会長選に立候補しようとしていることが判明。正面から挑んでも勝ち目はないと告げられる。
その後、優月は選挙に勝つために人が変わってしまったさくらの姿を見た。優月はさくらの目を覚まし、破滅から救うため、さくらの挑発に乗り自らが生徒会長に立候補する決意を固め、再び社会科研究部を訪れる。
優月からの助力の要請を受け、高塚以下部員が自分たちの持つ知識を生かして優月の当選のため様々な仕掛けを講じてゆくこととなる。
立候補予定者は、大本命のさくら、1年生の革命児 都田、吹奏楽部の伏見、そして優月。
社会科研究部は様々な策をめぐらしていくが、それに都田の参謀である比奈姫子が横槍を入れ、さらに学校側から優月が呼び出しを受けて立候補をあきらめるよう圧力を受ける。優月は自らの強い意志と社会科研究部の策で窮地を脱することができたが、さくらに付け入るスキを与えてしまう。
激しさを増す選挙戦では優月を標的にした陰謀がめぐらされ、過去の過ちを暴露された彼女は窮地に追い込まれる
全校へのアピールの場である立会演説会、優月は自らの過ちの経験をもとに、融和と和解を掲げて生徒たちに語り掛ける。
その裏で蚊帳の外に置かれた伏見の陣営は策士の折戸を参謀に据え陰謀を巡らせる。
裏で蠢く折戸の策により窮地に陥った優月を勝たせるために奔走する社会科研究部。
選挙の結果はどうなるのか、社会科研究部は自分たちが愛する社会科の持つ力を証明し、70年にわたる伝統を破り優月を会長まで押し上げることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 11:20:00
93077文字
会話率:39%
※第1作はこちら→https://ncode.syosetu.com/n0433ig/
インターハイ予選での敗戦をバネに、1月開催の春高バレーでの全国制覇を目標に再始動した、琉聖たち愛知県立実里丘高校男子バレー部。
その矢先、愛知県ナンバ
ーワンの強豪校・東堂大学附属高階高校のキャプテンを兄に持つという一年生がラグビー部から転部してくる。
怪我による琉聖の戦線離脱。そして、煌我に代わってチーム1の点取り屋となるべく名乗りを上げた元ラグビー部の新メンバー・高木快の台頭。
開くばかりの実力差。噛み合わないコンビネーション。
日を追うごとに錆びついていく、少年たちの心の歯車。
誰も予想しなかった、丘高バレー部瓦解の危機が訪れる。
全国制覇という夢は幻と消えてしまうのか。
それとも。
――人とは弱い生き物です。欠けたところを補ってくれる誰かとともに歩まなければ、まっすぐ進むことすら難しい。
とある少女にかけてもらった言葉に、琉聖は大切なことに気づかされる。
――遅くなったけど、迎えに来たぞ。泥船での航海は終わりだ。
バレーボールに背を向けてしまった仲間も。
――己の技術よりもまず、仲間を信じる強い心を持て。
自信を失ってしまった仲間も。
一人じゃないと思えた時、夢への扉は何度だって開かれる。
弱小バレー部を高みへと押し上げるのは、十一人の色とりどりの個性。
一癖も二癖もある、バレーボールが大好きな少年たちが織り成す、挫折と苦難と再生を描く青春ストーリー第2作。
目指すのは、まだ誰も見たことのない景色。
※エブリスタにて同時連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 20:17:27
142795文字
会話率:35%
ふと、曲を聞きながら夢想した。
玉座に座った王を、女王を、下々の者が手を伸ばす。
けれどもそれは玉座を押し上げるだけ。
手が届く事は無い。
王は、女王はただ穏やかに微笑むだけで、目を向ける事はない。
『だから、ハーレムって嫌い』
注意事
項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
愛される側は気分がいい。
でもその他は最悪。
それこそがハーレムだと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 17:51:06
699文字
会話率:39%
一文字迅(いちもんじ じん)はゲームソフトの会社のサラリーマンをしていたが、火事にあって死亡してしまう。
創造神に魂を拾われ、異世界仕様のタブレットと次元ストレージをもらって異世界に転生する。
唯一神様から貰った異世界仕様のタブレットを駆使
して、平凡なジンが、最強の魔法師、最強の剣士、最強の賢者に成り上がって行く
最強のサクセスストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 22:00:00
448792文字
会話率:30%
非常にショッキングな事件が起きた。
2022年7月8日、安倍元首相が奈良県において銃撃され亡くなった。
私は安倍氏自民党とは政治的立場を異にするものだが、毎年首相が変わっていたこの国において約7年間ものあいだ、長期政権を築いた彼のリーダー
シップは非常に強いものだった。
特に、安定した政権だったため、外交上の信頼を勝ち取ることができ、日本の立場を大きく押し上げることに成功した実績は計り知れないものがある。
最期まで回復を願っていたが、凶弾に倒れてしまったことは非常に残念でならない。
安倍晋三元首相のご冥福をお祈りいたします。
1885年に内閣制度が創設されて、これまでに64人の総理大臣が誕生した。
殺害された総理大臣は安倍氏が初めてではなく、意外にも結構な数いる。
今回は、殺害された歴代の首相と、その原因について触れていきたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 10:59:09
5024文字
会話率:0%
ギリシア神話に登場する「シーシュポス」の話です。
神々の恨みを買い、冥府の底「タルタロス」にお落とされたシーシュポス。
岩を山上に押し上げるが、決して頂上にはつかず、手を離れて転げ落ちるという永遠の刑罰を科される。そこで、シーシュポスは一計
を案じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 01:00:00
1534文字
会話率:24%
アリスを王座に押し上げるため、攻め入ろうとしていた前夜、クラウドはそれを阻止した。
最終更新:2022-01-11 22:31:14
762文字
会話率:61%
世界最強の龍帝が頭のおかしい一族のせいで人間に転成しちゃった⁉︎
龍としての感覚が残っていて、魔法理論なんて知るわけない!
そうして入った学園では他の頭のおかしい一族の幼女に目を付けられて⁉︎
領地運営しようと思ったらいつの間にか国を守る
立場になっていた⁉︎
龍が織り成す人間なりきり物語、はっじまるよー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 22:00:00
6647文字
会話率:32%
勇者パーティで頑張っていた盗賊《シーフ》クリュエルグエルは、ある日勇者パーティからの追放を受ける。シーフとしての実力は高いも、スキルがレベルダウナーというデバフだったのだ。
もちろんモンスターのレベルを下げればデバフになるが、意外と効き目
が弱く、しかもレベルダウンするとモンスターから得られる経験値やアイテムもレベルダウンしてしまう。もっと純粋にデバフをかけてくれる方が経験値やドロップアイテムもそのままで効率が良いとのこと。
なので「端的に邪魔」と勇者から追放される。
「さてこれからどうしよう?」
そう思った折り、一人の幼女と巡り会う。
バトルマスターを名乗る幼女アルデバランはクリュエルグエルのレベルダウナーとは正反対のレベルアッパーを持っていた。そしてレベルダウナーの真の使い道を教授する。それはある種の発想の転換で、最強を更なる最強に押し上げるための重要でチートなスキルでもあった。
そうして新しい出会いとともに次なるパーティでは今度こそ楽しく。
「お兄さん」
「お師匠様」
そんな風に慕ってくれる幼女二人の面倒を見つつ心機一転冒険者をやっていくシーフの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 12:00:00
37630文字
会話率:69%
そう、ヘラルクは悪魔だ。なんでも筋肉の権能とやらを司るらしい。
黒い短髪に小麦色の肌、それを押し上げる分厚い筋肉、薄い脂肪をまとったそれは神殿の彫像よりも遥かに美しかった。
最終更新:2021-08-31 00:11:17
3310文字
会話率:14%
『修羅の国』というVRMMOで≪老鬼≫と畏れられた源重郎、本名東藤景勝はそのゲームのサービス終了の翌日、弟昌幸から『Free World Online』という新作VRMMOをプレイして欲しいと依頼される。何でも可愛がっている大姪の桜がその
ゲームをやるにあたり、心配事が有るらしく・・・。
そこから始まる≪老鬼≫源重郎の新たなる戦いの日々!
「老いたが儂は『修羅の國』にて≪天下無双≫と号された者!我が身をさらなる高みへと押し上げるため、そして、我が大姪桜のため、いかなる困難も打ち砕いて見せようぞ!≪老鬼≫源重郎、押して参る!」
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 23:45:22
39481文字
会話率:39%