「昔、三人の女神に求婚をして殺された、愚かな男がおりました」
そんな昔話に語られる〝愚かな男〟は、百年後、公爵家の三男へと転生する。
『テオドア』と名付けられた彼には、前世と同様に、魔力がなかった。
貴族の家に生まれたからには、魔力は必須
である。
公爵家を取り仕切る第一夫人と異母兄たちは、「魔力無し」が家にいることが許せないらしい。
テオドアは幼い頃から、平民出身の第二夫人である母とともに、公爵家の敷地の隅に建つボロ小屋へ追いやられていた。
この世界には、『神』はいるが、『最高神』がいない。
遥か昔、最高神が消滅したとき、世界は大混乱に陥った。
ゆえに、神々は、自分たちが選び出した人間を〝依代〟とし、今は亡き最高神の権能を譲り渡すことによって、世界の均衡を保っていた。
〝依代〟は、選ばれれば大変な名誉だ。百年に一度、『光の女神』が選んだ五人の少年候補者が、〝依代〟の座を賭けて争う。
だが、〝依代〟候補に選ばれるには、魔力が必須。
魔力の無いテオドアには、関係の無い話だ。
――そのはずだったのに。
何故か『光の女神』に見出され、成り行きで〝依代〟候補者となったテオドアは、さまざまな人と出会い、あらゆる女性(人外含む)と恋愛フラグを立てつつ、心身ともに成長していくこととなる。
これは、「一族の恥」とまで言われて虐げられた転生公爵子息が、成り上がって世界を統べるまでの物語である。
※第一部完結までは毎日更新、その後は隔日更新か曜日固定更新に切り替わる予定です。
※構成では、全四部(+α)になる予定です。
※〝徐々に〟ハーレムです。ハーレムになることは確定しています。
フラグは比較的すぐに立ちますが、それぞれとくっつくまでの過程はじっくり描かせていただきます。お気を長くしてお待ちください。
※カクヨム様にも投稿させていただいております。カクヨム版が先行です。
題名:『最高神の〝依代〟』(副題なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:21:58
343793文字
会話率:34%
分かり合えないまま、生きていく。
最終更新:2024-04-03 16:35:20
9761文字
会話率:57%
***鳥に誘われた世界で何を想う?***
母親と暮らすごく普通の少年エンノイアは、母親との諍いから家を飛び出す。街を走り抜け、川原にたどりついた彼の耳に聞こえてきたのは、「アイオロス」と名乗る謎の声。声の主は「アイオリア国」の「プネウマの
鏡」を割れば、エンノイアの願いを叶えてくれると言う。謎の光に包まれ、ペットの鳥デュークと共に未知の国へと旅立ったエンノイアは、自らの知られざる運命に立ち向かうこととなる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 02:06:47
307904文字
会話率:38%
この世界は魔法と科学技術の両立がされている。
科学は分かるだろう、物体の性質を探究しての現象だ。
だが、魔法とはなんだろうか。
魔力が存在するが人は常識を疑うことを知らない、つまり魔力に対して何故あるのかを知らない。気にならない。
世界
には無数の人がいる。だがその一握りに『天才』と言われる部類の人がいた。
その一人であるジェスター・クロッカスは中でも捻くれていて側から見てやる気が見えない。
魔力という存在を探究する天才らは、世界に存在する神話がもし実在していたら何を考えるだろうか?
これは神々と秀でた少数の人々による世界の探究の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 08:00:00
119582文字
会話率:38%
温暖化、戦争、貧困・・・・・・。
そんな現代社会に、ギリシア神話の女神たちが現れた。
万物を創造した女神ガイア、平和と繁栄の女神エイレネ、災いと希望の女神パンドラ。
三人の女神は、古代ギリシア時代との違いにビックリ!
幼いエイレ
ネは、どうしたら自分の使命を果たせるかまったくわかりません。
エイレネを助けるのはガイアとパンドラ。
ガイアは、温暖化に対して人々がどのように考えたり行動したりするのか、人々の性格から考えてみることを提案します。
主な性格は5つで、そのプラスとマイナスで10通りの性格。まさに「十人十色」です。
さらに、人々が集まると、集団や社会、国ごとの考え方や行動の仕方が違ってきます。
これも性格から説明ができます。
温暖化への対応といっても、いろいろあることがわかりました。
エイレネも、人々が温暖化をどのように考えているのか、少しだけ理解できてきました。
でも、それだけでは、未来がどうなるのか、まだよくわかりません!
そこで、ガイアは、カサンドラを呼び出しました。
カサンドラは、アポロンから未来を預言する能力をもらいました。しかし、彼との約束を破ったために「だれからも信じてもらえない!」という呪いをかけられてしまいました。
もう、だれも預言を信じてくれなくないと悲しんでいたカサンドラは、喜んで2100年までの人口と平均気温の上昇について3つの預言を伝えてくれました。
この預言にエイレネはビックリ!
みんなで仲良く助け合う世界は、人口も83億人ということで良さそうだけど、温暖化は+5.2度とひどいことになる!
逆に、温暖化で食料が不足するため、各国が奪い合う未来は、人口が38億人に激減! でも温暖化は+2.6度に抑えられる!
十人十色の多様な人々が入り乱れる未来は、人口が60億人に少し減少、温暖化も+4.0度と中間くらい!
途方に暮れるエイレネは、平和と繫栄の女神としての使命を果たせる自信がなくなります。
もう一人の女神パンドラは、災いが飛び出していった箱の底に木の棒が残っているのを見つけました。
そうです! 木の棒! 木棒! つまり希望です!
パンドラは、勢いよく木の棒を振り回しながら、エイレネを元気づけました。
はたしてエイレネは自分の使命を果たせるのか。
現代の神話が、本格的にスタートします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 16:37:02
62994文字
会話率:87%
エラトステネースが星座の神話について書いた『カタステリズモイ』という作品をギリシャ語から翻訳してみました。
今でこそ「星座=ギリシャ神話」というのは当たり前になってますが、そういえば星座をギリシャ神話で説明するようになったのっていつからだろ
う?と思って調べるうちに出会った作品がこれです。
当時からすでに星座は神話で説明されるのが常となっていたようなので、これがオリジナルというわけでは決してないですが、文書の形で残る星座神話まとめとしてはほぼ最古のものらしいです。
そんな重要な作品なのに邦訳が見つからなかったので、読みたくて訳してみました。それを皆様にお裾分け。
注釈にかこつけて訳者が好き勝手書いたうるさいコメント付き。
全ギリシャ神話好きに届け。
※noteでも同内容のものを公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 20:02:16
104362文字
会話率:0%
遥か太古の昔。人々は一つの神を敬い、崇めていた。
そして、人々はこの世界の覇者となり、全てを手に入れた。
しかし、何事にも終わりは訪れる。
神代・古代文明として現代でもその名は遺るが、遺されたのは稀に出土されるアーティファクトとその名
だけであった。
終わりの理由は明白。
当時崇められていた唯一神は、この世界で出来ることをし尽くしてしまい、遠い世界へと旅立ってしまった。
そのことが滅びへと起因していた。
遺されたのは、滅びから免れた小さなコミュニティが幾許かである。
遺された人々ではあるが、神のいない世界では長く生きていけない。人は神が作りしモノだから。
そんな終焉を迎える世界に、一条…いや、十二条の光がさした。
この世界オフィーリアを管理していた神であるが、居なくなったのは神であり、その分体とも言える下級神は未だ神界に遺っていた。
『我らの父である神はこの世界から消えた』
『次の神を決めねばならぬ』
『私は嫌。面倒だから』
『誰も貴様など選ばぬわっ!我以上にこの世界の神に相応しいモノはおらぬっ!そうだなっ!?』
『テメェも選ばれねーよ』
『ここでごちゃごちゃ言っていても埒が明かないわ』
『それに放っておくと、奴ら人はすぐにでも死んでしまうぞ?』
『先ずはこの世界を、放っておいても問題ないレベルまで進化させるべきではないかのぅ?』
『僕もそう思うよ!この世界を統べる統一神は、それから決めない?もちろん抜け駆けしたりしたら、みんなで追い出すからねっ!』
『異論ない』
『好きにすれば良い』
『……』
『うん。じゃあそれで決まりだね!統一神を決めるルールは、またみんなで決めよう。それまではこの世界が壊れないように、みんなで協力しようねっ!』
人知れず、神達が世界のルールを決めた。
〜〜〜あらすじはここまで〜〜〜
〜〜〜お知らせ〜〜〜
最初は三人称視点ですが、すぐに主人公の視点へと切り替わります。
十二神の一人、デュオニュソス(バックス又はバッカス)は物語の都合上出てきません。
ギリシア神話に興味のない方は普通に読めますので、お気になさらず。
後、名前はそこから取りましたが物語は全くの別物ですので悪しからず。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 20:14:14
448790文字
会話率:35%
信号が青に変わって横断歩道を渡っていた俺はトラックにはねられて死んだ。
つぎの瞬間に真っ白な世界に飛ばされて現れたのはギリシア神話に出てくるゼウスによく似た老人。
なんでも日本の戦国時代と日本のWeb小説がとても大好きな異世界の神さまだとい
うこと。
で、神さま。毛色の変わった戦国モノのWeb小説みたいな大河ドラマが視たくなったらしい。
小説でもなく漫画でもなく大河ドラマ。しかも台本なし。
そして白羽の矢を立てたのが、Web小説ではイマイチ人気の低い毛利元就(神さま調べ)。
毛利元就に転生でないのは、勢力が拡大したとき元就では自由度がなくなるからだそうだ。
よく意味が解らない・・・
※本作品はウィキペディア、城の位置などは城郭放浪記(http://www.hb.pei.jp/shiro/)さまを参考にしております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 12:00:00
542647文字
会話率:41%
BFC5に応募した「オルフェウスⅠ」を投稿します。ギリシア神話の詩人オルフェウスをテーマにした短歌10首連作です。
最終更新:2023-11-01 22:51:56
486文字
会話率:0%
クレタ島の迷宮に棲むミノタウロスとテセウスとの戦い。かも知れない偽ギリシア神話。
この作品はPixiv、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスでも掲載しています。
最終更新:2023-05-29 22:38:08
7264文字
会話率:42%
ギリシア神話の神々、オリュンポス十二神を主な題材にしたバカギャグです。ちょいエロいです。史実が元になるようには努めます。
少しでも楽しんでいただけたら、光栄です。
最終更新:2023-05-22 20:39:44
32015文字
会話率:51%
昔々、ギリシアの国には神様がおりました。
彼らは、天界と地上を行き来して愉快な日々を送っていましたが、ある時を境に地上に来なくなりました。
それから数千年後。
神様たちは、また地上へ行くことにしました。
目的地に選んだのは、日本の
高校でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 16:10:10
59492文字
会話率:46%
ギリシア神話をモチーフにした戦記物作品です
最終更新:2022-12-15 21:12:56
1485文字
会話率:25%
異世界転生したと思ったら、処分予定の神殺しの剣?! 苦悩する鍛冶の神(創造主)とはた迷惑な愛の神(愉快犯)が出て来ます。
最終更新:2022-10-30 22:12:38
2796文字
会話率:49%
俺、シアノ・ラルは太陽神(ヘリオス)が統べる国・サンカ王国の第3王子。しかし、裏では情報屋を営んでいる。
俺の18歳の誕生日、その日に大きな依頼が舞い込んでくる。
それは…………5億年前に起きたギリシア神界最大にして最悪の戦争『神々の悪逆』
の再来を阻止する情報を手に入れること。
ギリシア神界全ての国を回って情報を手に入れるべく旅に出た俺たちはその情報集め中に、神々の悪逆に関係する事件に遭遇して!?
ヘタレとドSの2面性従者と生意気ツンデレな許嫁と3人で旅しながら『神々の悪逆』の謎に迫る冒険譚ここに開幕!!
⚠注意
・ギリシア神の名前や話を元にしておりますが、ストーリー、登場人物等は全てフィクションです
・恋愛、グロ、シリアス要素有ります
・超まったり更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 09:54:15
47150文字
会話率:51%
ギリシャ神話では欠かせない英雄譚ながらも、日本ではややマイナーな英雄イアソンの冒険をユーモアと皮肉たっぷりに描いた物語。
「アルゴ探検隊」とか「黄金の羊の毛皮」と言えばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
意外と知られていない冒険
譚をお楽しみください。
参考文献
ギリシア神話 呉 茂一
ギリシア神話 アポロドーロス
ギリシア神話物語 楠見千鶴子
爆笑ギリシア神話 シブサワ・コウ
ギリシア神話の本 松村一男
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 12:22:37
27055文字
会話率:10%
ギリシャ神話に現代人の感覚でツッコミを入れて(インチキ)関西弁で喋らせた「本当は笑えるギリシャ神話」シリーズの新作です。
今回は神々に逆らった罰当たりな人々をピックアップしました。
どこかで聞いたような気がするエピソードもあるかもしれませ
ん。
参考文献 ギリシャ神話―改訂版― 呉茂一
爆笑ギリシア神話 シブサワ・コウ編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 10:20:52
7012文字
会話率:4%
時は古代ギリシャ。数奇な(回りくどい)運命によりゼウスの血を引く英雄ペルセウスが誕生した。彼は英雄としての運命を約束され、波乱の人生を送る事になる……のはいいが、やはりギリシャ神話はツッコミ所満載。現代人の感覚でツッコミを入れながら、セリフ
は「インチキ」関西弁にして笑って楽しむギリシャ神話です。
よろしければお楽しみください。
参考文献
ギリシア神話――改訂版―― 呉一茂
いちばんやさしいギリシア神話の本 松村一男
爆笑ギリシア神話 シブサワ・コウ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 19:44:39
10887文字
会話率:10%
居場所が無く、進むべき道も判らず、何も成し遂げられないまま、不様に生きてきた40代のオッサン。
迷い込んだ泉で出会った全裸の美少女は、女神のように美しく、アマゾネスのようにたくましい、腹筋が割れている系女子だった…。
『オトギ生活 〜オッサ
ンだけど異世界《トンデモナイトコロ》に来てしまった。どうしよう〜』の主人公、大黒雄斗次郎の、最初の物語です。
第二章始まりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 08:24:35
451842文字
会話率:37%
※更新をお休みして申し訳ございません。話が長くなりすぎてしまったため、構成方法を検討しているところです。
一方で、情報の整理を兼ねて、前日譚『はじめてのオトギ生活 〜異世界はオッサンに何をさせようとしているのか〜』をスタートさせました。楽し
んでいただけましたら幸いです。
https://ncode.syosetu.com/n7477er/
私は雄斗次郎と申します。四十代のオッサンなのですが、何の因果かメルヘンでファンタジックな異世界『オトギワルド』に迷い込んでしまいました。野薔薇ノ王国に保護された私は一ヶ月の生活を経て、この国に留まる決意を固めます。それがまさか、あんな事になるなんてねぇ。いやはやまったく、運命ってヤツは本当にイタズラ好きですわ。トンデモナイコトになってしまった私の長い長い1日のお話。よかったら読んでってください。
※前作『死神腕のシロガネ』がエリート側の視点の物語だったのに対し、こちらは底辺側の視点の物語となっております。Twitter:@furo_no_oka 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-24 15:50:12
291217文字
会話率:51%
(カクヨム/小説家になろう/アルファポリスで連載中作品)
きるけえ様と呼ばれ漁師たちに恐れられる妖女キルケは『出会った男全てを愛してしまうが相手からは決して愛されない呪い』を明星の大神ことイシュタルから掛けられている。
愛した男を獣化させて
しまう力を持っているキルケが住む小島に漂着して一目惚れされた織物商人の「私」はかつて人だったオオヤマネコや獣面人身に変えられた男たちの協力を得て島を脱出しようと目論むが……。
※パラレル世界の日本某所を舞台にした異世界転移要素のある作品ですが、文体はいわゆる異世界系ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 21:29:16
125201文字
会話率:43%
牡牛座の都市伝説をギリシア神話ベースに書いてみました。
家紋武範様主催『牛の首企画』参加作品です。
最終更新:2022-07-18 10:43:39
522文字
会話率:0%
アリアドネの糸が途切れたら……
最終更新:2022-04-15 10:26:03
221文字
会話率:0%