転生した世界は誰もいないどころか、何もなかった!? 三十代の若さで、しかも嘘みたいな死因でこの世を去った神代斗真(かみしろ とうま)。彼が転生したのは、誰もいないどころか何もない、出来立てホヤホヤの異世界だった。相棒の巻グソ精霊チロと共に、
創造主――『神』としての、斗真の第二の人生が始まる。これは世界創造と、創造したその世界を悪党どもの手から取り戻す『奪還』の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 09:30:00
307430文字
会話率:36%
ロリー厶男爵領は広いが豊かではない。北部は山で東は砂漠、西は森、川は発見されてない。南は海で僅かあまり耕作可能な場所がある。領民200人あまりが細々と生活している。水の便が兎に角悪い。生活に必要な水さえ賄うのが大変だ。男爵令嬢マリエールは
天才だ。豊かな知識、類稀な体力、豊富な魔法で人々を魅力する。マリエールの領地経営が始まる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:13:20
290945文字
会話率:35%
マリエールの国、モメット王国は豊かな穀倉地帯だが東の国に何度も攻撃され、今では属国扱いだ。モメット王国には、東の国の影響下にある貴族がいて独自政策も難しい。国王の唯一の子どもマリエールに東の国の王子が婿入りする話が来た。国王もマリエールも
贖う事も出来ない。マリエールは魔法が得意だ。豊穣の魔法と治癒魔法は国民に夢を与える。春の豊穣の祭りの時、東の国の第2王子ラキウスが婚約のためにモメット王国を訪れた。ラキウスはマリエールにモメット王国の独立を約束する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 10:21:57
27500文字
会話率:33%
公爵令嬢マリエ―ルは第1王子に婚約を破棄される。子爵令嬢に惚れたらしい。毅然と勝手しなさい。
と言って冒険者となる。魔法の得意なマリエ―ルは冒険者として成り上がる。久しぶりに公爵家に帰ると第1王子の廃嫡と皇太子になる予定の第2王子と婚約す
るように言われたが断って冒険者に戻る。3人が加わり4人チ―厶になった。いずれも強い魔法を持ち特にマイクは魔法剣士で常にマリエ―ルを守るように動く。ドラゴン討伐の時マリエ―ルをかばってマイクは大怪我をした。ドラゴン討伐は達成したが回復魔法では治らず最終魔法、愛の結晶でマイクを治療した。ドラゴン討伐を冒険者ギルドに知らせると国から報奨が出るので王城まで行くように言われる。マイクは出席を拒否する。マリエ―ル達は伯爵になる。公爵家から人呼んで自分達は冒険を続ける。マリエ―ル達は成人を迎えるがマリエ―ルとマイクは成人らしくない。数々の冒険をこなす内に王城に現れる凶悪な魔獣退治を依頼される。マリエ―ル達はこれを退治する。達成書のサインを貰いに行くとマイクが第2王子マイクリオンだと言うことが判った。国王の前で「私はマリエ―ルと共ある。」とマイクが言った。マリエ―ルは皇太子妃となり王城で暮らすことになった。愛の結晶の作用でマリエ―ルとマイクは分身体ができ冒険者になる。4人で冒険者としての生活を楽しむ。王城の2人も様子が判り楽しい。マリエ―ルとマイクは不老不死になったらしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 19:32:19
8510文字
会話率:30%
――異世界で地球の兵器が無双する。
主人公『海野大志』は、ある日不慮の事故で命を落としてしまった。
そんな彼の死に際を見た女神は、彼に異世界への転生を提案する。
転生することを決めた彼に与えられたのは【統帥】という、軍隊を編成することのでき
るスキルであった。
女神から異世界の紛争を止めてほしいとお願いされた大志は、【統帥】スキルを使って異世界に平和をもたらすことにした。
女神によって作られた体と、女神から与えられた新たなる名である『ルフレイ=フォン=チェスター』を携え、彼は異世界へと転生していくのであった。
異世界の大地を戦車が這い、海には戦艦や空母が堂々と艦隊を組み、空を戦闘機が駆け巡る。
ミリタリー好きなら一度は想像したことのあるような異世界で兵器が無双する物語が今、始まる。
※『カクヨム』にも同時投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:30:00
1180335文字
会話率:32%
三大公爵家が一つ、グレッグス家令嬢、エリアリス。彼女は過去に三度、婚約が破談となり『破談(はだん)令嬢』と陰で呼ばれている……が、本人はまるで気にせずに今日も我が道を行く。
巷では、貴族の令息令嬢の婚約破棄が大流行。だが、真実の愛やら婚約者
の非人道性を非難する以外に、『とある理由』での破棄宣告が急増していた。
「婚約破棄された令嬢って……真実がどうであろうと関係無く、ロクな縁談が回って来ないのよ……そんなの……ふざけてると思わない? 真面目にやっている人間が不幸になっていいわけがない」
己の地位、財力、もてる全てを利用し、時には子爵令嬢に扮し暗躍して不条理な婚約破棄騒動を解決していくエリアリス嬢。彼女の真の目的とは……。
全12話で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:21:14
15948文字
会話率:43%
時は戦国。貧乏な忍者の里。
できれば立派な殿にお仕えし、一族繁栄、食うに困らぬ暮らしを皆がおくれるようにしてやりたい。
若は悩んでいた…次の元服で5人衆を忍組として送り出したいが、5人全員問題あり。
忍びとしての心得を半年後までに会得
できねば、我が忍軍に認めるわけにはいかない。
蘇芳丸、鉢ノ助、鋼太郎、幹兵衛、梅丸。
果たして、5人衆は忍者になれるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 20:35:10
234250文字
会話率:35%
我が道を行く騎士団長 x 悪評聖女のお話。
聖女ラルカリースに命を救ってもらったあの日から、彼女のことだけを想い騎士団長にまで上り詰めた男、クレイエヴァー・フォールウィン卿。
だが、司教は彼に言った。「それは100%思い込みで
す。多いんですよね『命を助けて貰った……この人が運命の相手だ、よっしゃーー絶対結婚したーーい!』と勘違いする騎士様が……」
聖女ラルカリース……『ミス死霊』、『黒衣の中毒者』、『戦場の狂聖女』……彼女の通り名を知らない者はいない……と思ったら、この騎士団長は知らなかったのだ……。
そんなことは気にせずに、我が道を行く騎士団長は愛しの二日酔い聖女に会う為、東教会へと足を運ぶのだった。
作成済みなので、全七話で完結します。
順次、アップしていきますので、お読み頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 11:10:00
16533文字
会話率:51%
『オギャアと産まれて八十八年、終を迎えた我が人生。
方々迷惑かけながら、進み極めし任侠道。逝き着く先は地獄のみ。
覚悟の上での黄泉の旅。地獄を脇に追いやって、眼前広がる見知らぬ地。
小鬼豚鬼叩き伏せ、知らぬ場所で出会う者。袖すり合うは
他生の縁。
最奥牛鬼を踏みつけて、外の世界を見てみれば、どこもかしこも理不尽な。仁義を知らぬ世の中に、この鉄拳で物申す。
背中に《モン紋》張っ付けて、いざ突き進みしは修羅の道。
地獄異世界関係ねぇ! この『煉獄龍馬』が漢花、見事咲かせて御覧にいれましょう!!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:12:27
117007文字
会話率:53%
公爵令嬢グローリアは『至宝』と呼ばれるほどの美姫。そのせいもあり幼い頃から人生を少し諦めていたのだが、幸いにも三人の『美しい人』たちがグローリアの世界を、グローリアを変えてくれたことで十六の年まで踏み外すことなく歩むことができた。
そん
なグローリアには憧れの人がいる。漆黒の髪に紫光の瞳、舞うように軽やかに剣を振るうその人にほんの少しでも近づきたくて、グローリアは今日も小さな我がままを通していた。公爵令嬢として正しくない行動だと分かっていても、それでも、今だけだから…。
『ある王宮の日常とささやかな非日常について』シリーズ6作目。
『見世物騎士の日常と一目惚れについて』でアマリリスと呼ばれた公爵令嬢のお話。
1話あたり2,500文字〜3,500文字。20話を超える予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:03:02
166717文字
会話率:54%
事故で手足を失い絶望した機械技師、相羽カケル。彼が転移したのは、魔法の才能が全ての魔法至上主義の世界だった。
与えられたスキルは【自己魔改造】。自身の体を、素材次第で自由に換装・強化できる唯一無二の能力。失った手足を鉄クズで作り直し、再び立
ち上がったカケルだったが、その機械の体は「下賤で禁忌の力」として王国から追放されてしまう。
しかし、辺境の公国で若き女公爵と出会った時、彼の運命は大きく変わる。
「その力、我が国に貸してほしい」
魔法騎士団をドリルアームで粉砕し、城壁をキャタピラで踏破する。これは、役立たずと蔑まれた技師が、やがて神をも超える魔導機兵へと成り上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:00:00
15432文字
会話率:23%
この国では、扱える魔法の色によって個人の価値が決まる。
もっとも尊ばれるのは『赤』の魔法。
国の守り手である魔法騎士の象徴である色。
貴族の令嬢リシェルは幼い頃から騎士に憧れ、魔法の才に夢を抱いていた。
けれど天が彼女に与えたのは、人々から
忌み嫌われる『黒』の魔法。
「黒なんて、死を呼ぶ色よ!」
「うちの家名に泥を塗った恥さらしが……!」
華やかだった令嬢生活から一転、人目に晒されぬよう幽閉され、時間が過ぎるのを待つだけの虚しい日々。
そんな絶望の淵にいた彼女の前に、自らを『闇の精霊』と名乗る黒いモフモフの獣が現れ、こう告げる。
「お前の魔法は黒じゃない。世界にたったひとつの “闇” だ」
その言葉を聞いてリシェルは思う。
夢を諦めるのは、まだ早い。
自らの運命を切り開くため、実家を飛び出し名前も身分も偽って、騎士団試験に挑む。
誰にも言えない闇の力を携えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:00:00
56816文字
会話率:28%
※2023/01/11 カクヨムにて先行投稿中
のんびりスローライフ+お気楽冒険者生活な作品です。
(注意)
獣に育てられた少女の物語なので、汚い描写や狩りのシーンがあります。
苦手な方はご注意ください。
――
ママ(フェンリル)に育て
られた転生者である小さい娘(サリー)は兄姉に囲まれ、幸せに暮らしていた。
厳しいがなんやかんや優しいママと、強くて優しく仲良しな兄姉、獣に育てられる少女を心配して見に来てくれるエルフのお姉さんとの生活がずっと続くと思っていた。
ところがである。
ママ(フェンリル)から突然、独り立ちの試験だと、南の森を支配するように言われてしまう。
無理だと一生懸命主張するも聞いてもらえず、強制的に飛ばされてしまった。
『ママぁぁぁ!
おにいちゃぁぁぁん!
おねえちゃぁぁぁん!』
泣き叫ぶも返事は聞こえてこない。
魔獣が住む森とはいえ、一応、結界に守られた一軒家が用意されていた。
致し方が無く、その場所を自国(自宅?)として領土を拡張しようと動き出すのだが……。
――
(初期能力)
・白いモクモク
左右の手から出すことの出来る魔力の霧。
伸ばして物を取ったり、形を変形させて剣や盾、鍋やお風呂など、道具にすることも出来る。
また、温度調節も出来るので、お湯を沸かしたり、氷結させたりすることも可能。
・植物育成魔法
種や挿し木を白いモクモクで覆い、魔力を流すと、あっという間に成長させることが出来る。
・治癒魔法
白いモクモクを傷で覆い、癒やすことが出来る。
――
(主な登場予定人物)
・サリー(小さい娘、小さい妹)
転生者の少女、赤ん坊の頃、生け贄にされていた所をママ(フェンリル)に拾われ育てられる。
前世の影響でか、かなりの甘えん坊。
頼まれると断れない所がある。
・ママ(フェンリル)
転生者の少女を我が子のように育てる狼型の獣、知的で優しいが、時に厳しく諭す。
それは、血の繋がりが無い娘に対しても同じで、人間の娘を理由に逃れようとしても、頑として譲らない所がある。
小さい娘(サリー)の事をやれば出来る子と思っている。
・妖精姫ちゃん
サリーが住む場所に現れた、妖精の中心的存在。
あざと可愛い仕草で、サリーにあれこれお願いをしてくる。
ただ、困った時には頼りになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:00:00
588755文字
会話率:16%
昼下がりの庭園で、優雅にお茶を飲んでいた目の前に、見慣れない美しい女性が申し訳なさそうな顔で立っていた。
唐突に告げられる不貞の事実と子供の存在。
婚約者のクロードとはその後、縁が切れた。
彼は静かに事実だと認めたのだ。
幼馴染のリアムが傷
心している中、プロポーズしてくる。
元婚約者の代わりに違う人と縁が出来てバージンロードを進む。
我が子にブランコを作ってあげるのだと張り切るのを、嬉しさで染める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:44:23
8108文字
会話率:24%
元悪役令嬢と魔法使いの娘に生まれた子の話。
五つ姉妹の末っ子であるが、魔法使いの素養に恵まれて生まれていないので、放置子にされてキレる。
上の姉は才能ありなので周りからも親からもちやほやされる。
末っ子の評価を周りが気にする度に、母親からや
ればできる子なので許してあげてなどと我が子を擁護する健気な演技で周りに言っているのがムカつく。
魔導書の精霊のガルフと末っ子のノイラの祖国や血筋を語る話。
「末の子のお嬢さん、大丈夫?」
「ええ、お気遣いありがとうございます。家族一丸となって乗り越えて行きますわ」
「……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 06:22:05
3102文字
会話率:15%
かなり高齢と思われるドラゴンのおばあちゃんと手鏡を通じて、話していた。
地球のエイコが住む家に来ることになったドラゴンおばあちゃんのキュウティ。
彼女はやはり、かなり長生きしているようだ。
ドラゴンと晩餐を囲み、スルメを食べる話し。
最終更新:2025-02-22 06:00:00
2731文字
会話率:27%
「ワシを残して先に行け!」
「ガルム、そんな……!」
「勘違いするな。後で追いつくから先に行ってろという意味だ」
ドワーフの『拳士ガルム』は、勇者パーティを魔王の元へ送り届けるため瀕死の重傷を負った。
「……さすがにこれは助からんか」
大きな穴の開いた腹部を見下ろすガルム。
武人としては理想の最期であり悔いはなかったが、そこに水を差す奴が現れた。
近接戦最強の『剣魔グリムザール』。
ガルムとの決闘に異常なまでのこだわりを持つ魔族が、こう申し入れてきたのだ。
「ガルムよ、ひとつ約束をしないか? 互いに転生し、新たな生を得た後また相まみえ、今度こそ一対一で決着をつける。そういう約束だ。我が一族に伝わる秘術を受け入れるなら貴様は、次の生を得ることができるのだ」
「次の生……次の戦い……」
生きること、それ自体にこだわりはない。
だが、『まだ戦える。まだ殺し合いができる』というのは魅力だった。
戦闘狂なところのあるガルムはこれを快諾。
次の生でグリムザールとの約束を果たそうとしたのだが、転生先はまさかの『エルフの幼女』で……?
「なんでだ!? なんでエルフ!? ワシの鍛え上げられた上腕二頭筋は!? 苦味走ったいい男ぶりは戻ってこないのか!? おぉのぉれぇ騙したなグリムザールうぅーっ!」
前世とはまったく異なる脆弱な肉体と、反則レベルの可愛さと。
相反する要素に悩まされつつも、ガルムはしぶしぶ修行を続ける。
足りない『気』を『魔力』で補い、脆い『肉体』を『技術』で補う。
努力と工夫は着実に芽を結び、やがて『最強の冒険者』とあだ名されるようになるのだが、あまりにも可愛すぎるため『最カワの冒険者』と噂されるようにもなってしまう。
「次はこれ着て! ミニスカドレス! 大丈夫、絶対似合うよ! ディアナちゃん最強に可愛いから!」
「うるさいうるさい! ワシの求める最強はそうゆーのじゃないのだあー!」
『武と可愛さ』の狭間で揺れるガルム(ディアナ)の、明日はどっちだ?
※ドワーフ→エルフのTS転生バトルコメディです。
※ディアナ(ガルム)がとことん愛されます。
※グリムザールの意外な転生先を探りつつ、お楽しみください(登場する女の子の中のひとりです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:05:04
225326文字
会話率:39%
テイスト·アイランド――。
この人工島は、貧困と犯罪が渦巻く無法地帯。
そこに生きる16歳のバニラは、自我が薄く、物乞いとして過ごしていた。
彼の唯一の希望は、謎めいた男装の麗人――ジェラート。
ジェラートは行き場のない少年少女たち
を集め、スラムを浄化し、島を管理するスパイシー・インクに立ち向かっている人物だ。
バニラはジェラートに拾われ、彼女が経営するスイーツ&バー「ホワイト·リキッド」で働くことになる。
何も考えずにジェラートの指示に従い、犯罪に手を染めるバニラ。
しかし、絶え間なく続く困難な状況や予期せぬ出来事の中で、彼の中に徐々に自我が芽生え始める。
果たして、バニラは自らの道を見つけ、島と自分の未来を変えることができるのだろうか?
これは、まともな教育を受けられなかった少年が、様々な出会いや問題を通じて人格を形成していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 04:52:19
134100文字
会話率:30%
誰も知らない無いし、知りたくもない世界での片隅で、今日も今日とて『魔王様(♀)』は『勇者さま(♀)』を観察する。
その理由は至極明快で、魔王様は同性である勇者さまに首ったけだからだ。
無論、変態的な意味で、だ。
魔王様の周囲の者たち
は、必死に魔王様をいさめようとするが、我が間違った方向へ我が道を行く魔王様には通用するわけもなく、予定調和のように破滅への布石に繋がり様々な事件事故へ発展していく。
そんな不毛な魔王さまの夢は、『人間さん』に生まれ変わり、『勇者さま』と人間となりその胸に秘めた目的を達成すること。
万能の神の力をもってしても不可能な願いを願い、『人間さん』である勇者様をストーキングし、何も知らない勇者様が暢気に旅をして、その二人を魔王様の周囲の者達が二人を監視する。
悪夢のような数珠つなぎの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 03:46:07
11585文字
会話率:49%
この世界に怪奇が跋扈するようになったのはいつ頃からなのだろう。ともかく、現在世界は怪異に襲われている。我が物顔で暴れ回る怪異たちに対抗するために、地球が人類に与えたのが「怪奇エンバー」である。
17歳の少年・水島洋太朗は岩手県宮古市にある
とある海岸でそのエンバーを偶然拾ってしまう。そこから色々な怪事件に巻き込まれるようになっていき、洋太朗は自らその怪奇な運命に足を踏み入れていくのだった。
まえ⇒https://ncode.syosetu.com/n9908kf/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 03:00:00
54868文字
会話率:54%
人々との戦いで敗北を喫した魔族の最後の足掻きは、世界中をダンジョンだらけにする事だった。
互いに親の無い二人の少女が仲睦まじく『二人の我が家』で幸せそうにお茶菓子を摘んでいる、そんな戦いとはおよそ関係のない辺境の村もまた、同様にダンジョン
化の被害にあっていた。
いつか強くなって、獣や蛮族から村を守りたいと鍛錬してきた二人の少女。彼女達は、立っていられない程の地響きに慄く。
地響きが止み、恐る恐るドアを開けた先は、丹精を込めて育てた小さな庭園では無く、真っ暗なダンジョンの中だった。
未知からの脱出を目指す為に、二人は静かに手を取る。
互いが想う、互いの為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:03:31
34938文字
会話率:37%
聞け、生徒諸君!
我らが晴天学園は今、困難な局面に立たされている!
思い返せばそう、あれは一学期最後の日。
我々が突如、異世界へと転移したところから、この難局は始まった。
生徒総数一万人の晴天学園が丸ごと、地球ではないどこかのジャングルの
ど真ん中に、だ。
しかも、生徒から職員に至るまで全員がフェアリーやらエルフやら獣人やら、異種族に変異してしまっていた。
これには流石のこの私、生徒会長“暴君”黒揚羽聖十郎も面食らってしまったとも。
……気づいたら身長が三十センチメートルになっていたのだからな!
さらには襲い来るモンスター、過酷な大自然、失言、政敵からの批判、あと失言……数多の脅威により、私の政治基盤はもはやガタガタだ。遺憾の意を表明せざるを得ん。
まあ失言は私のセルフ失態だが、それはさておき。さておきだ。
諸君。我々はこの難局を乗り切るため、異世界で生き残るために必要なものが何か、すでに知っている。
そう、青春である。
この世界では、青春してる奴が強い!
青春すれば生活も充実するし、メンタルも上向くし、なんでか知らんがスキルも覚醒する!
だから青春しろ! 弾けんばかりの青い春で異世界を塗り替えろ!
我が晴天学園生徒会は、生徒諸君の青春を粉骨砕身の思いでサポートする所存である!
……つまり、要するにだな。
これは――青春に命を懸ける我々の、長い長い一夏の物語なのである。
※当作品はキマイラ文庫、カクヨムでも更新しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
56511文字
会話率:43%
目覚めた世界は苦心惨憺。へっぽこ語彙から逃れられない少女はチートな才能(意訳)と頼りになるおっさ……相棒を片手に胃薬飲みながら最低ランク冒険者としてちょっと依頼として処理できない案件を片付けつつこの世界を生きる。
『フラグは折って捨てるもの
』『信じるな疑い続けろ』『信じれるのは胃痛と弱味』『敵に毒入りの塩を送れ』を胸に掲げ、味方から「敵に同情する」と言われながらも最凶の冒険者コンビは我が道を進む。
「誰かあの凶悪鬼畜Fランクの脅威度を上げてくれ!」
──世界は胃痛に溢れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:28:47
955694文字
会話率:48%
貧民街のサナは、名前も血筋もない“ただの少女”から、一夜にして「聖女候補」に選ばれる。しかし、待っていたのは祝福ではなく、蔑みだった。
「神の代弁者が、貧民出身なんてありえない」
数十人の候補生たちは、貴族や上流の娘たち。孤立無援のリナ
を、誰も受け入れようとはしなかった。
「神聖なる聖女が、そんな身分であるはずがない」
中でも、王太子・レオンは彼女に強い敵意を向ける。けれど、リナは諦めなかった。
そして彼女が15歳のとき――
神殿に光が降り、女神の“信託”が下される。
「彼女こそ、我が代理人。真なる聖女である」
愛と信仰のはざまで、サナの運命が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:22:21
32624文字
会話率:53%
勇者パーティーに所属する少年テイマー、ティム。彼は勇者達に難癖をつけられ、必死の弁明も虚しくパーティーを追放されてしまう。一緒にいるのはテイムした仲間である魔物だけ。そんな時、友達から「配信者」なる仕事があることを知ったティムは、自分だけの
冒険を目指して、配信者になる事を決意する……!自分の力に自信と誇りを持って!無自覚ならぬ「自覚系」ファンタジー、お楽しみ下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:20:00
625279文字
会話率:75%
古代魔法文明の遺跡で目覚めた、不定形の魔導生物。
「彼」に与えられていたのは「捕食」した生き物の姿と能力、そして記憶を自身のものとして使えるという能力と、本能の如く刷り込まれた「生き延びろ」という「情報」。
「彼」は森の中を彷徨い、様々な生
き物を「捕食」し学習していくが、やがて一人の人間の亡骸に遭遇する。
初めて「捕食」した人間から流れ込む記憶により、「知性」を得る「彼」。
気付けば、傍らには空腹に泣く一人の赤ん坊が。
「知性」と共に「感情」をも得てしまった「彼」は、赤ん坊を放置しておけず、自分の子として面倒を見ることを選択する。
借り物と思っていた記憶や感情を我がものとして、「自分」になっていく「彼」の行く末は……?
※セルフレイティングは保険です※
※この物語の舞台になっている惑星は、重力や大気の組成、気候条件、太陽にあたる恒星の周囲を公転しているとか月にあたる衛星があるなど、諸々が地球とほぼ同じと考えていただいて問題ありません。また、人間以外に生息している動植物なども、特に記載がない限り、地球上にいるものと同じだと思ってください※
※舞台は西洋ファンタジー風の異世界ではありますが「中世ヨーロッパ」ではありません。また文明レベルも「中世ヨーロッパ準拠」ではありません。魔法を使った「ご都合便利テクノロジー」が存在し、都会であれば毎日風呂に入ったり水洗トイレを使うのも普通の世界です※
※固有名詞や人名、度量衡などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※
※この作品は、「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様、「アルファポリス」様にも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
3149文字
会話率:0%