前世聖女だった記憶があるシャルロット。
前世では共に魔王を倒した勇者と結婚したものの、勇者をめぐる痴情のもつれに巻き込まれ若くして死んでしまった。
今世こそは『幸せな結婚生活』を目指すものの、尽くしてきた婚約者からは他の女性と子供ができたと
言って婚約解消されてしまう。
絶望していたシャルロットのもとに、なぜか今まで独身を貫いていた辺境伯からの縁談が申し込まれる。
今度こそ理想の幸せな夫婦となるため、全力で前世の力を使い辺境伯に気に入られようと頑張るシャルロットだったが、辺境伯の方にも何やら事情があるようで……?
少しズレた方向で一生懸命なヒロインと、愛が重い前世魔王ヒーローのお話です。
◆◆氷雨そら先生ご企画「#愛が重いヒーロー企画」に参加しております!◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 21:11:47
11175文字
会話率:49%
かつて歌姫として国中にその名を知られたオフィーリア。しかし、ある出来事をきっかけに声を失い、幽閉された日々を送っていた。
そんな彼女に突如として舞い込んだ縁談――隣国の侯爵テオバルトへの嫁入り。
絶望を抱えたまま彼のもとへ向かうオフィーリア
は、次第に彼が向ける繊細な優しさと深い愛情に触れ、自らを変える勇気を見出していく。
「あなたがどんな過去を背負っていようと、どれだけ傷付いていようと、私は今ここにいるあなたが愛しい」
テオバルトの言葉が、オフィーリアの心に灯す一筋の光。
『彼に相応しい人間になりたい』と願う一方で、彼女の心の奥底には『自分は愛されるべき存在ではない』という葛藤が消えない。
ありのままの自分を受け入れられた時、オフィーリアは初めて真の幸せを知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:00:00
299231文字
会話率:29%
銀河連邦首都、リマノの令嬢、サーニ・ナルシオン・ダ=リマーニエは、父の勧める縁談を蹴って家出する。頼った先は、リマノで最も格式の高い離宮、月の宮。
サー二は首尾よく就職に成功するが、月の宮には何やら色々と問題が?!
時空の狭間に建つ、自我あ
る邸宅で巻き起こる騒動の顛末は、どこへ向かうのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-31 19:30:00
335626文字
会話率:27%
十五歳の時、政略結婚のため、セイ・コルテクはある人物と婚約した。ゾア・コスモ。王族にも口が利く、上級貴族の中でも、特に発言権がある家だ。名前しか知らない相手と、しかも身分の差がある状態での婚約。セイは他者から後ろ指を指されても、家のため我
慢し続けた。しかし婚約者のゾアはセイに全く興味を示さない。しまいには、逆らうと婚約を破棄すると言い出した。それでもセイは一生懸命彼を支える。
一方で王族の娘、レイは心を閉ざしていた。その理由は自分の中にある、得体の知れない力だ。自分の意思と関係なく、心が強く動いたら発動してしまう。そのせいで人を傷つけてしまったことから、レイは人を避けていた。やがて縁談の話が父からくるが、自分は引きこもり。相手が権力を得るだけのダシであることは理解していた。
それぞれの物語は、やがて壮大な婚約破棄の物語へと繋がっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:20:00
51501文字
会話率:40%
南蛮人、南蛮人って。わたくしはれっきとした倭人よ!
お江戸の町で与力をしている井上正道と、部下の高山小十郎は、二人の赤子をそれぞれ引き取り、千代と太郎と名付け育てることに。
月日は流れ、二人の赤子はすくすくと成長した。見目麗しい姿と珍しい
青眼を持つため、周囲からは奇異の眼で見られる。こそこそと噂をされるたび、千代は自分は一体何者なのだろうかと、自身の出自について悩んでいた。唯一同じ青眼を持つ太郎と悩みを分かち合おうにも、何かを知っていそうな太郎はあまり多くを語らない。それがまた千代を悶々とさせていた。
そんな千代を周囲の者は遠巻きに見ながらも、その麗しさに心奪われる者は多く、やがて年頃の千代にも縁談話が持ち上がる。
しかし、当の千代はそんなことには興味がなく。寄ってくる男を、口八丁手八丁で退けてばかり。
果たして勝気な姫様の心を射止める者が、このお江戸にいるのかっ!?
痛快求婚譚、これよりはじまりはじまり〜♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:00:00
71000文字
会話率:51%
ジャガイモを市場で売るルミは、王宮で執事を務めるエリオに目をつけられる。「ジャガイモをすべて買おう」売ったジャガイモを運ぶため、仕方なくエリオに付いて行くルミ。着いた先は王宮。そこで腕利きのメイドに、ジュリエッタ王女そっくりに仕立てられる。
「王女の替え玉になってくれないか?」しかし、転生者であるルミは、金持ちが大嫌い。一度は断ったものの、大好きな両親のため、仕方なく受けることに。贅沢を満喫してやろうと思ったが、王女としての暮らしは思いのほか大変だった。頑張るルミのことを、エリオは次第に気にかけてくれるようになる。そんな中、ジュリエッタ王女の幼なじみ、ウルフが別人なのではと疑い始める。また、王女不在のまま、隣国の王子、リックとの縁談話も持ち上がる。本物の王女はどこへ? 早く戻ってきてー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 13:49:05
86967文字
会話率:52%
屋敷に勤めていた使用人のアリサは、ラディア家のご子息であるルシファーと恋に落ちる。アリサは庶民の家系であり貴族のルシファーとは、中々距離をを縮められなかった。やがてルシファーに令嬢の縁談が来て、それから――。
と、そこで乙女ゲーは終わって
しまう――⁉
PSPの乙女ゲーで、突然画面が真っ暗に。
その事実に驚き横断歩道にいる最中、トラックに引かれてしまう!?
目覚めたときには、使用人のアリサになっていた。そこで待っていたのは意中のルシファールートではなく、恋敵のアレックスルートだった――⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
17795文字
会話率:47%
高校時代の彼女の裏切りを引きずり、彼女もできず、独り身のまま12年が経過してしまった俺、石藤良二(29)
気付けば社会は、加速する少子化対策の為、収入要件を満たすものは一夫多妻制が認められるように変化していた。
親に勧められ、見合いをし
ようとするも、2回連続で、お見合い相手を一夫多妻制を導入したリア充イケメンに持って行かれ、
破談もしくはお見合い自体がキャンセルに…。
もはや、結婚を諦めかけていた時に、なんと10才年下の社長令嬢との縁談が持ち上がり…?!
※カクヨムサイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
49877文字
会話率:46%
迷宮。
各地にそう呼ばれる洞窟が発見されてから百年。
未だに祖国は三つに分かれているけれど、冒険者の交流は絶えてはいなかった。
? 私は冒険者ではありません。私はダイエットするために来たんです。あ、貴族です。
縁談が半年後にあるので絞ってお
かないと。
ダイエットです、ダイエット。
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最終更新:2025-03-31 09:24:13
814文字
会話率:0%
功刀康治は、会社をクビになり怠惰な日々を送る。
そんなある日、彼は異世界へと召喚され・・・。
登場人物
功刀康治(29)・・・独身、派遣会社をクビになった新米ニート、現世での穴倉生活中に異世界ウエスト・サン・ガイア大地のポラ村に転生
する。
その姿は、赤髪の巨漢のブ男、チート系英雄勇者その名もルーラン=コォジィ。
身長160㎝体重100㎏。村の少女ポランとの出会いにより物語がはじまる。
ポラン=マロン(14)・・・ポラ村の巫女。村を救うため、ゴブリンへの生贄に捧げられていたが、康治によって救い?だされる。康治曰く魔法少女グーリンことメロンに
そっくりであることから、康治にメロンたんと呼ばれ続ける。150㎝。
シャロット=ディオラ(23)・・・ディオラ王国第一王女。父ディオラ王の薦めるアーサー王との縁談を望まず、破棄する為に康治との縁談を画策する。
エリザベート=ディオラ(17)・・・ディオラ王国第二王女。シャロットとは腹違いの妹である。姉と結ばれる事を望む、なんちゃって気質お嬢様。ぽっちゃり系女子。
エスメラルダ(260)・・・エルフの女王。彼女(娘)にとって、康治はイケメンに見えるらしい。弱小エルフの国を守る為、康治を奪おうと策謀を巡らすが・・・。
アリエル(110)・・・エスメラルダの娘。人間年齢では14歳くらい。早とちりで冒険野郎気質。
メイヤ=フレイヤ(17)・・・双子の妹、シャロットの侍女。少しずつ、康治に惹かれていく。
ライヤ=フレイヤ(17)・・・双子の姉、エリザベートの侍女。同い年のエリザには手厳しいところも。
聖剣デュランダル(デュラ子・888)・・・聖剣の精霊。精霊化するとかなりの大柄女性。康治に忠誠を誓い、その証である契りを狙っている。
ケイ=バーン(24)・・・12騎士の一人、アーサーの腹違いの姉。爆乳の持ち主。死合いの最中、康治に一目ぼれ、嫁となる。
ヒルダ=アメリア(100)・・・アメリア公国女王。東の魔王の力を得て、バーン、康治たちと対峙する。のち身体を失うが、光のヒルダとして康治の嫁となる。ですうが口癖。
エマ=プライド(16)・・・東の大地リール村出身、祖父と共に暮らしていた。康治に惹かれ、嫁となる。高飛車、小説(官能)を書いている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 09:10:32
733611文字
会話率:48%
ハートネル侯爵家の長女エリッサは、フルヴィオ王太子の婚約者。やがては王太子妃となりフルヴィオを支えるために、幼い頃から自己研鑚を重ねてきた。外交が苦手なフルヴィオをフォローするためにと、エリッサは学園を休学しながら近隣諸国を飛び回り、外交
や異文化の勉強に努め、次期王太子妃として人脈も広げていた。
そんなある日、国外にいたエリッサの元に国王陛下崩御の知らせが。慌てて帰国すると、自分の婚約者であるはずのフルヴィオ王太子の隣には、エリッサの実妹キャロルが寄り添っていた────
「君がこの国にいない間、キャロルはいつも俺のそばで、俺を支えてくれていた」「フルヴィオ様があたしを必要だと言うの。ごめんなさい、お姉様……!」
自分が国外を飛び回っていたのは全てフルヴィオのためだった。そう訴えるエリッサに、フルヴィオと妹キャロルのみならず、両親までもエリッサを咎める。
「承知いたしました。殿下、私を解放していただきます」
これからは自分のための人生を生きよう。そう思い再び国を出たエリッサの元に、両親から縁談の知らせが届き────
※いつもの全てがファンタジーな世界です。何もかもファンタジーです。現代風にアレンジしてある箇所も多々ございます。ご都合主義なお話です。
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 08:42:09
37198文字
会話率:42%
吟遊詩人のエデルは、血の繋がらない子供を伴って辺境の地を目指していた。そこで辺境伯に会うことを目的としていたのだが、もうすぐ辺境という街で路銀を稼ぐことにした。一方、辺境伯であるアリアは、中央の貴族たちから持ち込まれた縁談相手を見るために、
同じ街に滞在していた。
『夫と息子が引き取られたら猛獣使いのあだ名が付いた』のアリアとエデルが正式に出会う前の一夜の物語です。全4話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:10:00
8434文字
会話率:38%
毎週水曜日、図書館のある敷地内のベンチで楽しげに読書談議をする若い男女がいた。
男性は王城に勤める役人と思われる貴族の青年で、相手の方はどこかの貴族の家のメイド見習いらしき、まだ少女といった方が適切だと思える女性だった。
いつし
か二人は互いに思い合うになっていたが、それを口に出したり感情を表すことはなかった。
二人が身分違いで結ばれることができないことなど一目瞭然だったからだ。
それ故にお互いに本名も住まいも伝えることはなかった。
そんな中、ちょっとしたすれ違いで、彼女は水曜日に図書館に現れなくなった。
彼女を探し出して謝罪したくても、彼女の居場所がわからない。それなら王都中の貴族の屋敷を調べてやると思ったが、彼にはやるべきことがあり、それを優先しなければならなかった。
それは母親が推し進めてくる縁談の阻止だった。
しかしその過程で偶然に想い人である少女と再会する。
そして二人は身分違いだけでなく、互いの両親が因縁の仲であることを知ってショックを受ける。
しかし、そんな辛い想いを隠しつつ、とある疑惑の解明に向かって二人は協力して行くことになる。
そして待ち受ける、二人の運命は……!!
クズ親のせいで辛い思いをして育った二人が、自己を犠牲にしても過去からずっと続いてきた犯罪を明らかにしていく、ちょっとだけサスペンス風の恋愛ものです。
ハッピーエンドで、ざまぁ有りです。作者は微ざまぁ専門なのですが、今回は過激なものはありませんが、微といはいえないかも……です!
あくまでも異世界の話で、出てくる社会制度も薬も植物も料理も虚実が混ざっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 21:12:22
106828文字
会話率:20%
ジュリアはウッドクライス伯爵家の娘である。
しかし彼女は伯爵が平民に産ませた庶子で、二年前に引き取られた令嬢であった。
彼女は容姿も頭脳も特殊能力も父親譲りで、とても賢く優秀な少女だった。
しかしそれが却って妬みを買い、
正妻や正妻の産んだ兄姉達から冷遇され、無視されることになった。
ろくに食事も与えられず、父に命じられた勉強時間以外は朝から晩まで使用人同様に働かされたので、ジュリアは酷く痩せていた。
それため彼女は、家族からは枯れ木娘、使用人達からは枯れ木令嬢と呼ばれていた。
しかし世界中を飛び回り、仕事が忙しい父親はほとんど家にいなかったので、そんな娘の状況に気付かなかった。
そんなある日、父親から娘達に縁談が舞い込んできた。父親の仕事のパートナーである男爵だという。
二人の姉達は父が持ち込んで来た縁談話を強く拒否した。
伯爵令嬢である自分達が格下の男爵家に嫁入りだなんて冗談ではないと……
そして姉達からその縁談を押し付けられたジュリアは、護衛と共に顔合わせの場所に向かった。
どうせ父親と同年代のおじさんだろう。だけど高位貴族よりも男爵様の方がいいわ。どうせ私はエセ伯爵令嬢だもの……
そう思っていたジュリアだったが、目の前に現れた男爵を見て驚いた。
何故ならその縁談の相手は大農園の経営者で『花男爵』と巷で評判の、まだ若い青年だった。
しかも鮮やかな紅いサラサラ髪に、明るく輝く緑色の瞳をした絶世の美男子だったからだ・・・
❋ ❋ ❋ ❋ ❋ ❋
ファンタジー要素強めの話で、特定の国のをモデルにしていません。王侯貴族の決まり事もゆるふわ設定です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 22:26:30
358866文字
会話率:22%
中世をイメージした世界の復讐冒険+少しラブコメ要素ありストーリ。
若い夫婦が、妻の母を殺した仇への敵討のために旅に出ます。復讐のために子供のころから自分を鍛えあげてきたジェイドと、国王軍のエリート士官を何となくやっているエイナーが、親が持っ
てきた縁談で結婚をします。結婚後にエイナーはジェイドの復讐の話をしり、二人の幸せな生活を守るためにと、不本意ながらも彼女の敵討ちを完全成功に導くべく奔走します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 14:30:00
367370文字
会話率:42%
仕事一筋のエリート女子は、社内の不思議くんに恋をした。
主人公内海絵里は、とある企業で翻訳の仕事をしている。時は1991年。親の反対を押し切って進学し、やっとの思いで掴み取った仕事。社内恋愛をして数年で寿退社なんて、以ての外だと思っていた。
絵里は参加した社員旅行でサワガニ獲りをしている男性社員を見つける。社内でも不思議くんとして有名な、経理の沢野貴行だった。彼の飾らない人柄に触れ、異性として意識するようになる。
二人の距離は急速に縮まっていく。意地を張っていた絵里も、社内恋愛もして、仕事も頑張りたいという次の目標に向けて心を弾ませる。
その矢先、社長から縁談を持ちかけられる。相手は業界最大手の会社の御曹司。その上、断るとまずいことになると言われてしまう。
好かれないように振舞おうと決め、渋々縁談に出向いた絵里。相手は、ド派手な高級車に乗ったキラキライケメンの金閣寺大和。最初は鼻につく嫌なやつかと思っていた絵里だが、意外と悪い人ではないことがわかる。友達として付き合いたいと思うのだが、その翌日。縁談を進めることになったと社長から告げられる。
沢野への思いを断ち切れない絵里。事が大きくなる前に金閣寺本人に直談判しようと試みるも、同期の女性社員が、絵里が縁談をしたことを沢野にばらしてしまう。
絵里と沢野は気まずくなったまま、会社で顔を合わせることなく数日が過ぎる。そして迎えた金閣寺との二度目のデート。なんと、金閣寺はゲイであり、それを恥じている父親に無理矢理組まされた縁談であること。絵里を利用していたが、やはり結婚は出来ないことを謝罪される。彼と和解し、友人となった絵里。沢野に思いを打ち明けなかったことを後悔した絵里は、泣きながら帰路につく。そこで偶然、会社帰りの沢野と鉢合わせをする。お互い本音をぶつけ合い、誤解が解ける。そして、彼らは思いを伝え、結婚を前提に交際を開始する。
2年ほど前に書いた小説です。
読み返したらわりと好きな設定だったので公開することにしました♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 20:30:33
40005文字
会話率:53%
時は明治。湖城財閥の令嬢、湖城桜子(こじょう さくらこ)は、ある晩、五島新伍(ごしま しんご)と名乗る書生の青年と出会った。新伍の言動に反発する桜子だったが、飄々とした雰囲気を身にまとう新伍に、いとも簡単に論破されてしまう。
翌日
、桜子のもとに縁談話が持ち上がった。父から言い渡された縁談相手は、3人の候補者だった。
3人の中から婚約者を決めなくてはと、思い悩む桜子のもとに、差出人不明の手紙が届く。
恋文とも脅迫状とも受け取れる、その手紙の解決のために湖城家に呼ばれた男こそ、あの晩、桜子が出会った謎の書生、新伍だった。
桜子の婚約者選びと手紙の解決のために、候補者たちと交流を重ねる二人だったが、ついに、候補者の一人が命を落とし………
桜子に届いた怪文の差出人は誰なのか、婚約候補者を殺した犯人は誰か、そして桜子の婚約はどうなるのかーーー?
財閥令嬢、桜子さんと書生探偵が、事件に挑む。
《基本的に平日に週2回くらいのペースで投稿予定》
※R15です。あまり直接的な表現はありませんが、一般的な推理小説の範囲の描写はあります。
※時代考証甘めにて、ご容赦ください。参考文献は、完結後に掲載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 23:37:49
230478文字
会話率:47%
白い水干、緋の袴。
腰には刀、頭の上には立烏帽子。
男装の踊り子、白拍子。
名は千鶴。
孤児だったところを、師匠の菊鶴に拾われ、白拍子となった千鶴は、ある晩、野盗に襲われる黒塗りの牛車を助けた。乗っていたのは、七条家の姫、鶯の君。
聞け
ば、鶯は、意に沿わぬ結婚を押し付けられ、家出をしてきたのだと言う。おまけに、その縁談相手が、「物の怪に違いない」と主張する鶯に頼まれ、千鶴は、成り行きで、その縁談を破談にするために、協力することに。
しかし、どうやら、その婚儀の裏には陰謀めいたものがあるようでーーー?
千鶴は、鼠の妖怪・旧鼠のナンテンや、安倍晴明の血を引く陰陽師・安倍公賢、謎の男・曽我惟任とともに、次第に、その渦中に巻き込まれていく。
鎌倉時代初頭の京を舞台に、歴史ファンタジーの幕開けです。
※歴史考証の甘さは、ストーリーの都合と作者の勉強不足によるものです。ファンタジーとして、暖かい目でご覧いただけると幸いです。
※R15は念のため。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 17:00:00
434804文字
会話率:35%
魔術と呪法が存在する世界。どちらの才能もあまりないものの、ある特殊な才能を持つが故に法術を専門に学ぶ大学に飛び級で通う許可を得たルドヴィカは、庶民でありながら貴族が中心に通う大学で使えもしない法術について日々学んでいた。
大学で出会った
公爵家子息であるエスキルに仄かな好意を抱くも、思いが叶う筈はない。
幼い頃からある『呪い』に苦しめられていた為に疑い深いルドヴィカは、しかし公爵家からエスキルとの縁談を持ちかけられる。エスキルの人柄に触れ、他者への信頼が芽生え始めていたルドヴィカは彼が望んでくれるならと、玉の輿に目がくらみ乗り気の両親を軽蔑しながら公爵家との顔合わせに向かった。
しかしその場にエスキルの姿はなく、公爵夫人から予想外の提案をされてルドヴィカは驚愕する。エスキルではなく、弟のカレルとの結婚にしてはどうかと言うのだった。
信頼していたエスキルに裏切られたと、愕然とするルドヴィカだったがその後に衝撃的な出会いをする事となる。
ルドヴィカの能力は呪いを解く力だった。そして、現れた話をする奇怪な存在は自身を公爵家次男のカレルと名乗り、呪いを解いて欲しいと言うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 22:53:47
134457文字
会話率:39%
最強の防御魔法を持つ侯爵令嬢リナミリヤ。最強すぎるあまり、魔法が暴走状態で『誰も触れることができない鉄壁令嬢』と言われており、「ならば、なんでも侵蝕する猛毒公爵なら触れられるのではないか?」と実験的な縁談が決まる。
初恋相手でもある猛
毒公爵エドガルドとの、三ヶ月だけの期間限定夫婦にリナミリヤは内心喜ぶが、夫婦生活は気が抜けない。
――何故なら、絶対にバレてはいけない嘘が一つある。
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ほぼギャグのラブコメディです。
12万字ほどで完結予定。
しばらく毎日更新・それ以降は毎週土曜日18時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 21:55:17
222753文字
会話率:45%
※Ꭱ15は念の為です。
婚約者である第三王子を、美しい外見の親友に盗られたエリン。まぁ王子のことは好きでも何でもなかったし、政略結婚でしかなかったのでそれは良いとして。なんと彼らはエリンに「新しい縁談」を持ってきたという。その嫁ぎ先は“獣
人”の住まう国、ジュード帝国だった。
人間からは野蛮で恐ろしいと蔑まれる獣人の国であるため、王子と親友の二人はほくそ笑みながらこの縁談を彼女に持ってきたのだが────。
「憧れの国に行けることになったわ!! なんて素晴らしい縁談なのかしら……!!」
動物を心底愛するが故、獣人であろうが何だろうがこよなく愛の対象になるちょっとポンコツ入ってる令嬢と、その令嬢の新しい婚約者になった狼の獣人である皇弟殿下のお話。
短編『婚約者を親友に盗られた上、獣人の国へ嫁がされることになったが、私は大の動物好きなのでその結婚先はご褒美でしかなかった』の連載版です。
ゆるく更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:04:37
115422文字
会話率:42%
婚約者である第三王子を、美しい外見の親友に盗られたエリン。まぁ王子のことは好きでも何でもなかったし、政略結婚でしかなかったのでそれは良いとして。なんと彼らはエリンに「新しい縁談」を持ってきたという。その嫁ぎ先は“獣人”の住まう国、ジュード帝
国だった。
人間からは野蛮で恐ろしいと蔑まれる獣人の国であるため、王子と親友の二人はほくそ笑みながらこの縁談を彼女に持ってきたのだが────。
「憧れの国に行けることになったわ!! なんて素晴らしい縁談なのかしら……!!」
動物を心底愛するが故、獣人であろうが何だろうがこよなく愛の対象になるちょっとポンコツ入ってる令嬢と、その令嬢の新しい婚約者になった狼の獣人である皇弟殿下のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 00:43:54
13291文字
会話率:43%
空中都市・ネモフィラ。それは科学の力で空に浮かんでおり、地上とは文明が大きく異なっている。
ネモフィラの住民、中森亜実は都市の生活に慣れることができず、仕事もうまくいっていない。そんな時、両親から縁談を持ちかけられ、来栖颯真と結婚することに
なる。亜実は、最初は人間味が薄く、典型的なネモフィラの科学者である颯真に戸惑うも、持ち前の明るさ(強引さ?)で距離を詰めることを試みる。
果たして亜実は颯真を振り向かせることができるのか。
ネモフィラという世界で、2人がたどり着く夫婦のかたちとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 19:22:03
50807文字
会話率:34%