五年前に亡くなったはずの兄弟が生きていることを知った、六鹿と四蛇。
目を覚ますと記憶を失っていた、軍人の句朗。
憑き物という凶悪な傀儡が蔓延る油隠という土地で、三人は自分らしさや生きる理由を模索しながら旅を続ける。
三人の物語は、だいだらぼ
っちの転んだ日に交わり、そして世界の秘密にたどり着く。
※この作品は「カクヨム」でも掲載中です
※完結済のため、基本的には毎日投稿予定です折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-09 22:16:56
240511文字
会話率:34%
やっほう!私、シズネ、高坂靜音。脳内の奴が簡単に説明しとかないと訳が分からんって言ってたから説明をちょこっとするね。
私は地球の日本って所で14歳の中学生をやってたはずなんだけど、朝目が覚めたら見知らぬ洞窟に居たの、しかも全身毛むくじ
ゃらなハムスターになってたんだよ・・・マジ凹んだよ。
凹んでばっかりは居られないから洞窟から出たら、ヘンテコな生き物が沢山居る森の中だったんだよ、そこでいきなり狩られそうになって命からがら逃延びたの。
それからは、外が怖いから生延びるために洞窟の拡張を始めたんだ。
拡張をしてる時に『スキル』なんてものが有るのが分かってね、それが生きる希望にもなったんだ。
んで、ある時に第一異世界人に出会って生活が一変したの。
そっからは虎の威を借るハムスターになって、やりたい事をやるようになったんだ。
家造りとかフィギュア造りとか庭造りとか色々ね。
それから・・・色んな人と出逢うの、自称元魔王とかファーマシストとか元魔王とか商人とか新婚のドラゴン夫婦とか伝説の鍛冶師とか魔王とか魔王とか魔王とか・・・って魔王ばっかだな!
まぁ・・・既に済んだ事だから変えようがないか、ふぅ。
そんなこんなで真面目だったり、馬鹿だったりをして楽しく暮らしてるさ♪
え?詳細?まだ秘密♡
全部知ったら面白くないでしょ?それと、乙女に秘密は憑き物・・・じゃない!付き物だしね。
脳内!?こんなんで良い?これ以上は1000字じゃ足りないよ?
で、だ。
享楽家ってどうゆう意味?
・・・私みたいな奴?
それじゃ分からん!
ちゃんと説明しろ!
・・・って、また無視か!
マジで消してやる!
必ずだっ!
注:山場谷場は用意してありますが
バトル物ではないので
期待通りではない山場谷場かも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 08:00:00
1756230文字
会話率:33%
題名の通り、そうゆうこっちゃ。
最低でも、ひとり300円。
うまくいけば千円、五千円、一万円になることもある。
月に万単位で払われ、ジュース代やそれ以上の小遣い稼ぎになる。
それを、廃止(に近い言い回し)。
多くの人が手を叩いて喜
んだだろう。
私自身も毎月の嫌な憑き物が落ちたように、心が軽くなったものだ。
強制的ともいえる決まり事、人から盗んででも(題材をもらってでも)提出しなさいと言われるおかしな紙切れのために多くの従業員が涙を飲んだ。
とにかく、無理やり、嘘でも、実施済みを出さなければならない仕組みにただ違和感だけ。
何十枚もの紙に目を通す所属長たちの負担をなくせたことは、すごく大きいと思う。
時間と労力、根気のいることで、本当に実施されたものか確認もしなくてはならない。
それが突然やらなくていいよ。になったのだから、心の中で拍手喝采した。
しかし、書くなとも言われていないわけで、確実に利益のあるものであるなら出してもよろしいという、なんとも曖昧なものになっている。
無駄に裏紙を使って印刷しまくって、図が描けないからと何度も消しゴムで消したあの日々。
なんて無駄な時間を過ごしたのだろう。
来週には出せと言われ、休み前に用紙を持って帰り何時間もかけて仕上げる社員がちらほら。
ほぼ強制なのだから、持ち帰り残業とも言えるのか?
必死こいて書いたのに……結局やっぱり300円かよ。
あのお人の改善で、私たち、作業しづらくなりましたが、それは無視ですか?
評価の高いものほど改善ではなく、改『悪』になる。
それがほぼ無しになったのだから、ムリ・ムダなカイゼンも無くなってほしいものだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 16:07:35
678文字
会話率:0%
かつて「あの島は無価値に等しい」と言われていたドリフト諸島。近世になってから特殊な資源が発見され、それを基に栄華を築き上げた。しかし、「あの島は金の生る木だ!」と言われる事はもう無く、今やこう囁かれている。
「あの島は祟られている……」その
〝祟り〟を発病した者は‶憑き物〟となって夜な夜な人を殺すのだ。諸外国は本土に病原体を持ち込まないよう、島とのあらゆる繋がりを遮断。それでも、見捨てられた島民たちは協力し、いつか来る祟り根絶の日を待って居た。そうした中、憑き物を狩って暗躍する〝弔い〟という戦士たちが存在する。
弔いの一人であるローレンスは、ある夜に不思議な憑き物と遭遇し、その胎内から少女を拾う。彼は正体も分からない少女に対し、迷いを見せながらも〝シルビア〟と名付け、育てる事にした。
奇妙にも幸せな日々を送っていたが、その数年後、彼らが暮らす街は突然火の海に呑まれて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 10:07:01
153470文字
会話率:42%
時は明治二〇年代、場所は京都の嵐山。
嵐山の霊能力者集団である京洛牙城衆に所属する狐憑きの深草花之美は、神戸の悪霊騒動を解決して仲間達と共に凱旋を果たした。
そんな花之美は戦友にして恋人である飯綱使いの青年と共に、ささやかながらも祝杯をあげ
るのだった。
五穀豊穣を司る狐の憑き物筋である花之美は、小豆を用いた和菓子が大好き。
大好物である大福や汁粉に、思わず目を輝かせるのだった。
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 06:27:40
1000文字
会話率:30%
おお、おお、よう来たよう来た。さささ、じいじの隣にお座り。膝でもいいぞ? ははは、そうかそこでいいか。
さて、ん? うーん、遊び場かぁ。近くに川はあるがまあ、そう、確かに田舎だからなぁ……。
お、そうだ、怖い話なんかどうだい? 夏だし
な、それもじいじが実際に体験した話だ。ん? 聞くか? よしよし。
あれはまだ、わしが若い頃の話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 11:00:00
1157文字
会話率:0%
蓮照寺の住職である照恕は、酒好きの生臭坊主である。悪友の古物商、綺仙洞と、暇を見つけては酒盛りをする。
綺仙洞は、商売柄、奇妙な話を客から持ち込まれる。時にそれは心霊現象に見える。
照恕は、彼に呼びつけられて、あるいは、酒に釣られて、困り事
を解決するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 21:21:24
33130文字
会話率:44%
毎週水曜・土曜21時更新予定。古今と心霊現象を交えたフィクションです。エブリスタにて挿絵付きで完結(https://estar.jp/novels/26060432)しています。
許嫁姫が山神の化身とは知らず、離別際に連鈴(つなぎすず
)を渡し、生酷(いきごく)に身を置いた帝血の親王。その護役として、本寺の過渡期に遭遇した守護者とその弟子。山神の眷族の恩人でもある弟子は、大護役として禁事の道を選んだ。
弟子には秘された隠れ子がいた。隠れ子は、母の形見として渡されていた連鈴を、幼馴染の山神の巫女に、再会を約し渡した。しかし巫女は里人皆と非業の死を遂げ、暗界の者となってしまう。汚れ鈴を見て巫女の死を知った隠れ子は、一切を胸に秘め本流帝血としての役目を全うし、望んで鐘撞き堂の憑き物となった。
やがて歳月は流れ、巫女の魂が流浪の末に転生を迎える頃、隠れ子が動き弟子も動き出す。一方、親王より先に他界したはずの山神は、今だ親王に会えずにいた。鈴に憑いた隠れ子の情念が離れなければ、鈴を親王に返すことはできず、眷族の恩人を放っておくこともできなかった。
隠れ子が先ず転生し、後から巫女が転生した。二人は近くに生まれたが、互いに他生を知らぬまま大人になった。巫女は死霊となった弟子の憑(い)る寺に生まれていた。死霊弟子は、巫女の内に眠る力を開花させ、糧にしようと機会を狙う。それを知ってか知らずか今生でも察しの良い隠れ子は、巫女が気になりそれとなく側にいた。山神は山神で、一枝の入れ処を待っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 21:00:00
155070文字
会話率:79%
とある村に伝わる、少女の憑き物の話。
最終更新:2023-06-17 23:16:20
2059文字
会話率:38%
青年は黒猫を見下ろした。
黒猫は青年を見上げた。
黒い、滑らかな眼球が、じいと青年の顔を見上げる。
ーー終わらせないと、終わらない。
青年の口が小さく動いて、そう言った。
***
魔王が勇者に相打ちで討伐された国で、ぼんやり余生を過
ごす痩せぎすの男と、彼と共に静かに暮らす、喋る黒猫の話。
前後編の全2話短編。
最終的にほんのり浮上する感じのハッピーエンドですが、人が死ぬので暗い過去話が苦手な人は注意。
***
憑き物が落ちたような顔で、男は黒猫の小さく丸い頭部を、いつもより少し強い手つきで撫でた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 23:38:52
12723文字
会話率:31%
地球とは似て非なる世界[ギアテラ]。
ここでは、この世界の神々である[アジョラ]たちから生まれ出た、神獣[ヤソガミ]と魔獣[アヤカシ]が人間と共存する。
か弱い人間たちは[ヤソガミ]の特殊な力を借りて人に害なす[アヤカシ]と戦う。
国同士の
諍いも絶えないこの世界で、人対人、人対アヤカシ、の複雑な構図の中、ごくフツーの高校生[村上駿]が[ギアテラ]に降り立つ。
言葉も文化も違うこの世界で、ひょんなことから訳もわからず人に仇なす[ヤソガミ]に取り憑かれ、不思議な力を得てしまう。
これは、人外のイキモノからそれぞれ個性的な異能力を得た少年たちの成長の物語。
少年たちは、やがて世界を揺るがす大事に巻き込まれていく。
中世から近世をイメージしたファンタジー冒険譚、ここに開幕。
処女作です。拙文・駄文ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 12:49:08
68814文字
会話率:36%
あらすじ
幾く時を超えても、憶えているーー
盈月(えいげつ)
ーー それは新月から満月になるまでの月
憑き物落としを裏の顔に持つ、町はずれの山中に建つ由緒ある古い神社の14代目に生まれた彼は、陰陽道の祖と云われる吉備真備の魂の記憶を持っ
ていた………?!
妖かしが視え、妖かしに纏わりつかれる男子高生と、彼を取り巻く、妖かしがいる一風変わった賑やかな日常は、高校入学を機に、少しずつ変化を迎えるーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 19:33:40
138960文字
会話率:54%
「4時44分44秒に家庭科準備室の姿見で合わせ鏡をすると……」
という、どこにでもあるような七不思議を友人と共に実践したマリーは、
大切な友人を鏡に吸い込まれてしまい、鏡にトラウマを抱え続けることになる。
時を経て大人になっても、マリーは
鏡の中に見える幻覚に苦しんでいた。
そんなある日、マリーは神社で不思議な少年マコトに出会う。
マコトはマリーを苦しめるものが幻覚などではなく「憑き物」だと言った……。
どこか奇妙な現実世界で、大人主人公と男子中学生が繰り広げるホラー恋愛ファンタジー。
真相を追いかけてみてください。
※本作品は創作サイト「ことばかり」(https://sleepism.web.fc2.com/)「小説家になろう」「ノベルアップ+」「エブリスタ」に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 15:51:05
34624文字
会話率:41%
知り合いのAさんから聞いた話です。
会社からの帰り、Aさんが夜道を歩いているときに、あるものを見つけました。
道路脇におかれていたのは、底30×30センチ、高さ60センチほどのガラスケース。
中には、京人形が収められていました。
長
い髪をたらした、女の子の人形……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 08:00:00
2208文字
会話率:6%
他人の物を盗む憑き物が、とても人の好い猪俣さんと一緒にいるのを誰かが見たらしい。しかし、野戸は憑き物が憑いているのは自分かもしれないと語り出し……
最終更新:2022-10-15 12:05:37
2055文字
会話率:38%
損な人生を送っていると自覚している僕より、更に悲惨な人生を送っている”彼”。ところが、そんな彼がある日、憑き物が落ちたような顔をしていて……
最終更新:2020-12-05 12:17:55
2617文字
会話率:8%
祠の神様を名乗る妙な憑き物に憑かれてしまった僕。そいつは、”ご利益”だとか言って、僕に胡散臭い儲け話を進めてくるのだ…
最終更新:2017-01-08 12:24:12
38252文字
会話率:38%
今年から大学一年生となる柿ノ木修。東京で念願の一人暮らしを始めるために選んだ部屋は事故物件でした。
「幽霊?アホくさ。いるなら出てきてみろっつーの」
怖がる人が多いお陰で家賃も安いし最寄り駅まで徒歩3分の好立地マンション。
幽霊に感謝しなく
ちゃなーなんて思っていたら、本当に出てきちゃった爆乳の女幽霊。夜中にパンツとワイシャツ一枚って、そんな薄着で跨ってきてナニしてんの?
やっぱりここ謂く憑き物件でした。主に下半身が祟られています。
【書いててエロくなっちゃいましたけど、ちゃんとホラーですよ?しかも純愛ですよ?本当ですよ?】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 11:05:17
10018文字
会話率:22%
篠水耀子はただのOLなのに、見えちゃうわ付いて来るわ憑いてくるわで大迷惑。
そんなOLさんのショートストーリーです。
最終更新:2022-05-28 10:15:29
2130文字
会話率:50%
僕にとって高校一年生は、衝撃的で、刺激的な日々だった。
友情、感動、歓喜、色々な感情と都市、田舎、歴史ある高校の風景が織り成す奇跡の様な日常は、とめどなく僕に衝撃を与えてくれた。
特に、奇怪と悲劇の霊に憑かれてしまった学校一の美少女の
先輩との初恋は、僕の青春の大部分を占めて、今も僕の心を締め付ける。甘酸っぱさ、息苦しさは今もずっと続く。多分これからも……。
これは、そんな初恋と、僕と、その他いろいろな愉快な友達と、奇妙な憑き物が送った日常の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 01:27:25
189139文字
会話率:34%
「…さて、お前は人の路を外し過ぎた。悪いが、此処で〝死んで〟貰うぞ。」
現代に生きる祓い屋の一人、憑陰 逸架。
「嗚呼…、これはこれは…、完璧に祓わなきゃ、だね?」
逸架と同じく現代に生きる祓い屋の一人、陽祓 梛知。
憑陰家次期当主
である逸架と陽祓家現当主である梛知。
歳は離れているとはいえど、二人は、幼馴染兼相棒だった。
憑き物を見定め、陰の力を持ちその力をより発揮する事が出来る〝憑き物殺し〟を代々生業とする憑陰家。
陽の力を持ちその力をより発揮する禁厭や祓い詞を代々生業とする陽祓家。
その二人…いや、その二つの家業を支えるのが
陰と闇を司ると言われている稲荷神 黒銀。
陽と光を司ると言われている稲荷神 白銀。
「さあ、殺って来なさい。逸架。」
そして、憑陰家現当主であり逸架の義姉である、憑陰 燈稀。
この物語は、三人と二匹が紡ぐ怪奇譚である───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 23:09:54
17676文字
会話率:45%
異世界に転移してしまった俺は、艱難辛苦を乗り越えてやっとのことで元の世界に帰還した! 全てはお隣に住んでいた大好きな幼馴染のお姉さんに会うために!
だがそこは、間違いなく元の世界なはずなのに、ダンジョンやら魔物やら憑き物落としのシスターやら
巫女やらが跳梁跋扈するオカルト上等な状況になっていたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 12:00:00
30258文字
会話率:43%