嘆きの絵馬に掛けられた悲痛な声を聴き、悪鬼羅刹を斬り捨てる白頭巾の義賊・葵幻之介-。深川八幡宮の寺・厳戒寺の麓にある古ぼけた屋敷に住まい、貧乏人ばかりを相手にする医師・森島玄洲。奇妙奇天烈な発明をしながら、薬品の調合や寺子屋の講師として日銭
を稼ぎつつも、一度患者を前にすれば長崎仕込みのオランダ医学を駆使する名医だ。この玄洲、蘭学書物閲覧を許される奥医師の名家・桂川家の御曹司だが、じつのところ養子。実父の名は徳川家斉…つまりは正真正銘、徳川将軍家の御落胤である。ある事件から大恩ある桂川家に火の粉が降りかからぬ様に家を飛び出し、市井において暮らし始めた。大槻玄沢や華岡青洲、そしてシーボルトに師事し蘭学を学び、名のある剣客に武芸を学んだ玄洲は悲惨な怪事件に巻き込まれる事になる。文武両道に秀でた学者が、二親を知らない捨て子と言う過去を背負いつつも医学と剣術で様々な難事件を解決する痛快娯楽時代劇登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 21:24:45
64429文字
会話率:60%
剣道の光 第二話 久留米藩御流儀・津田一伝流とは?
最終更新:2024-08-27 13:17:06
3879文字
会話率:7%
天保九年。
江戸に上った島田虎之助が出会ったのは、天下一の剣客男谷精一郎。
戦の時代は過ぎ去って、それでも剣に生きた男達の物語。
最終更新:2017-08-07 22:26:33
8397文字
会話率:54%
幕末、二百数十年続いた幕府に陰りが見えた頃、喧嘩最強、勝小吉と幕末の剣聖、男谷精一郎。二人のおじに鍛えられた現代人の魂を持つ松坂新九郎。部屋住みの身から道場師範、そして独立して講武所教授となっていき、薬売りのトシ、志道勇吉ら、のちに名
を残すことになる人々と友誼を結び生きて行く。
幕臣の新九郎から見れば維新の志士は皆テロリスト。だって幕府に給料もらってるんだもん。
そんな佐幕の男がたまに悩んだり、たまにもがいたりしながら、斬ったり殴ったり。史実通りに進む中でほんのちょっぴり歴史を変える。そんなお話です。
【Caution】あくまでフィクションにてございます。時代考証は甘めかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 01:09:35
684551文字
会話率:74%
天涯孤独の身でありながら、周囲の人々を救わずにはいられない慈悲深き13歳の美少女・東菊花。時に厳しく、時には子を想う母のように人々を幸せに導いていく。
いじめ、不登校、自殺……通学する中学校の浄化から、児童養護施設の悲しい運命をもった子供
達まで、人々を幸せに導く少女の孤軍奮闘ぶりは、誰もが驚愕するほど卓越したものだった。
彼女を慕う財閥御曹司・亞蘭丈太郎は彼女の周辺調査を開始。遂には施設内部の悲惨な状況、そして真実の彼女の姿を知り、自らの生き様を恥じ、丈太郎は自らの人生に疑問を持つようになっていく。
あるとき菊花は自分を捨てた母・男谷涼が、裏の産廃業者を仕切る暴力団の頭領であり、その母体が宗教団体を隠れ蓑にした凶悪な犯罪集団「七つの黄金燭台教団」である事を知る。
仇討ちに燃える今井家の人々と共に、菊花は教団との抗争事件に巻き込まれ、その中で少女は自らの生まれながらの素性を知ってしまう―――――
彼女には、幕末の剣聖・男谷精一郎信友の血が流れていた……。
(本物語は「タテ書き小説ネット」のPDF縦書きのみですべて文章調整しています。横書き、携帯ですと読みづらいかもしれませんがご了承ください)
★『東菊花は世界を救う 大百科事典』★ こちらも是非ご覧ください → http://ncode.syosetu.com/n8537bh/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-16 13:25:54
141947文字
会話率:16%