公爵令嬢のルチアは悪役令嬢として北の尖塔に幽閉され、若き見習い騎士のカルロがルチアの世話係となった。
金髪碧眼で優秀な子爵令息のカルロは、どこか幼く純真無垢なルチアをとても大切にしてくれる。ルチアは王太子と男爵令嬢により無実の罪で婚約破棄
され、みんなの嫌われ者の悪役令嬢になったというのに……。
ルチアは過酷な北の尖塔での暮らしを通して、カルロからいくつものやさしさを受け取る。温かい敷物や服、便箋と封筒、綺麗な花――。
ルチアは徐々にカルロに惹かれていった。
そして、季節は巡り、両片思いの二人の距離が縮まった頃、最も過酷な季節である冬が来るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 08:07:16
26633文字
会話率:22%
公爵家に生まれたヴィルマーは、一〇歳の時に受けたスキル適性鑑定の儀式で邪悪とされる闇魔法と出たために虐待の末、生死の境を彷徨う。
だがその際に彼は、自分が前世で難病の末に死んだ日本人だった事を思い出し、今いる世界が前世でプレイしていたゲー
ムの世界だと気付く。
そして、自分が未来で主人公である勇者の敵役、人間への憎しみを抱いて闇墜ちし、世界中で破壊と殺戮を繰り広げる魔王になる事も。
苦悩の末にヴィルマーはこう考えつく。
「そうだ、魔王になる前に死ねばいいんだ!」
そしてヴィルマーは城の尖塔から自殺を図るが失敗。しかも何故か精霊の加護まで付いてしまう。
その後も挫けず自殺を図るも毎回失敗し、精霊の加護やチートスキルが増えるばかり。
果たしてヴィルマーはいつ自殺に成功できるのか?
そして世界の運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 23:50:12
91790文字
会話率:49%
閑静な住宅街には不似合いな、大理石を模した壁と尖塔は、まるでヨーロッパの城を思わせる。近所では「古城」と呼ばれる建物のオーナーは変わり者として有名だった。製薬会社を立ち上げ、一代で巨万の富を築き、この奇妙な城を建てたのだった。新薬を巡る騒動
によって、多くの人々から恨みを買い、その怨念からか毎晩うなされるようになる。
※ジャンルの性質上、残酷な表現を含みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 19:16:17
21303文字
会話率:21%
星の胃袋は歴史や時代を飲み込む。
最終更新:2024-12-02 07:00:00
356文字
会話率:0%
ブラック企業に勤めていた坂下トウマ(30)はある日トラックに突っ込まれ人生を終えてしまう。そのまま女神に導かれ転生した先はなぜか魔法使いの少女、リーゼリットの使い魔のカラスだった。訳の分からないトウマをよそに街に襲来したのは巨大なドラゴン。
そして、トウマはリーゼリットの敵討ちに協力することとなり、ドラゴンと戦っていくことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 07:09:03
4024文字
会話率:33%
悪魔は尖塔に閉じ込められている王女と出会った。
最終更新:2024-10-24 07:56:04
2417文字
会話率:41%
暦が新たに『星暦』と名を変えてから、二千年近くの時が流れた現代。
災害と公害により生物は死に絶え、世界は既に滅んでいた。
だがそれでも尚、人類は滅んでなどいなかった。
巨大な壁により外部と隔絶された尖塔都市――ヒュペルボレオス。
人類最後の砦であり国家である其処は、発達した蒸気機関技術によって常に光で満ち溢れ、人々は自由に空を飛ぶ術を手にしていた。
そこでは全てが手に入り、あらゆる幸福を感受できるという。それはまさに楽園だった。
されど楽園を運営する人工知能、『マニトゥ』は警告する。
「馬鹿だねぇ。楽園なんてものが、本当にあると思ったのかい?」
これは、復讐と断罪の物語。
然して心せよ――青空を見てはならない。
* * *
第一章 青空謳歌・完結
第二章 憧憬迷路・開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:55:11
506729文字
会話率:23%
「クロス神聖王国第一王子スパル・クロス! あなたとの婚約を、破棄いたしますわ!」
魔王討伐の旅に出た聖女スミレが、勇者パーティを追放されたと聞いた、公爵令嬢ビオラ。
彼女は激怒して王子を殴り倒し、婚約破棄を迫った。
後ほど正
規に破談にし、一息つくも……今度はスミレに横領や詐欺、果てには国家転覆未遂の罪状がついた。
(私だ! 私が自分の破滅を回避したから、あの子は……!)
小心者で転生者だった令嬢ビオラは、他人が自分の代わりに――――死ぬのが、耐えられなかった。
「このままではスミレは断頭台に送られる! 私がなんとかしなくちゃ!」
法務を司る王弟、政治の中枢にいる宰相……彼女は難敵を乗り越えるも、聖女スミレのフラグ建築は止まらない。
ついには捕らえられ、スミレが処刑を待つ身となったとき。
ビオラはとても、大事なことを思い出した。
「ダメだ。あの子を救うには、これしかない!」
令嬢は王城の尖塔を見据え――――自らが悪役となることを、決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 17:01:09
8666文字
会話率:24%
冒険者の街レムリア。
そこで、世界最古のダンジョン【々の尖塔】に挑戦する一人の冒険者がいた。
異邦人であること以外はパッとしない凡人、一人の仲間もいない、10年かけても一つの成果もない出せていない。
やがて唯一の剣は折れ、終わりを覚悟した時
、一匹の蛇が冒険者の前に現れる。
古き王を名乗る蛇は、何もない冒険者に力を与えるが・・・その代償は決して小さいものではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 20:01:44
325306文字
会話率:46%
魔法の国の北にある尖塔群。そこに幽閉された女の子のマリア。外にでることはできなかったが、風変わりだが優秀な家庭教師のリン先生とともに毎日を読書に勉強にと結構楽しく過ごしていた。ある日、元ヤンの家庭教師がくることによってマリアの生活が変わり始
める。
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本小説は「カクヨム」様、「小説家になろう」様で掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 17:00:00
86827文字
会話率:47%
四角四面の王城と城下町にある尖塔の中の天文台……その一つに、独りで暮らしているテレス少年のお話。
なかなか成し遂げるには困難であろう夢を抱いて仕事をしている彼を、多くの人々が支えながらも、様々に振り回すような状況が尽きない日々だが……
(小
説内容推敲中)
タイトルで、哲学(ソレも古典系)とかそーゆーの好きなの?的に興味を持たれる方も、あるのやも知れませんが、総じて言葉遊びです。何か琴線に触れたとしても、どうぞヘタにこじつけませぬよう……
なろう内での過去の催事に、童話ジャンルで「流れ星(?)」をテーマに募集があった際、面白そうだと試しに書いてみたら、どうやら筆者は童話が書けない&童話にならず、どうしても児童文学か何かでしか物語が書けないらしい?です(苦笑)
で、途中のままほったらかしてたら、某読書番組でタイトル元ネタの人をテーマにした特集やるみたいで……アレ視てから書いたように読み手や世間だとかに思われたり言われたりするのは、なんだか気持ち悪いというか、嫌だなァと思ったので(正直)
書きかけ小説の公開だぁ?舐めとンのか?!……と思われる方々も少なからずあるかとは思いますが、どうぞご容赦のほど(笑)
まだまだ真打ち全く出てこないくらい未完ですけど、何か楽しめるものがあれば幸い
他でも公開しといて数年ほったらかしてる作品、あったりしますが(笑)のんびり書き進めたり書き改めたりしながら、続きを書いていこうと思います
たまたま目に留めて下さった読み手の皆様、よろしくどうぞです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 01:31:41
14803文字
会話率:22%
レベルとステータスが見える世界、ミッドガルズオルム。
10歳のころに神職(クラス)が与えられたものは神託教会の信徒として、そのクラスに応じてダンジョンで戦う使命を課される。
不遇職と言われる案内人(ガイド)を得てしまったトリスタンは教義に
縛られ燻っていた。
教義により、やれることはダンジョン内のガイドだけ。戦闘は禁じられ、しかもダンジョンに入れる階層は制約される。
レベルは上げることもできず、同期の他のクラスを得たものは自由にレベルを上げていき見下される日々。
その彼に、不意に現れたLV98の星騎士(ステラナイト)・クロエが告げる。
未踏のダンジョン、星見の尖塔の攻略に同行せよ、と。
そして、その日から彼の運命が変わる。
地道に積み上げてきた長い経験にレベルアップによるステータス向上が加わり、不遇職と言われた彼はその真の力を発揮する。
二人はともに尖塔の攻略を目指す。
誰もまだ来たことが無い星見の尖塔の頂上で待つものは何か。
彼の戦いと成長、そしてその顛末の物語。
★最終話まで連投します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 12:35:58
68443文字
会話率:30%
「ある夢の中に光を浴びている丘の上の尖塔を見た」
どっくろい夜の真ん中、ひたすらひとりだけ
踊っているような、その形は揺れない花を思い出させた。
https://www.pixiv.net/novel/show.php
?id=16423658
本作は2021年11月15日、ナメクジの名前でpixiv小説に
投稿された小説であることを明らかにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 02:00:41
3408文字
会話率:24%
常闇の大地の闇の城の尖塔に舞う姫、尖塔に降り立ちその目で待ち人を待ちながら思い出す過去。
とある王国に産まれた姫、彼女はお花を詰みに深夜、暗い廊下を渡り、王宮の秘密の地下室に迷い込んでしまう。
そこには心を奪われる程の綺麗な異形達の欠片。
フラフラと近寄り触れてしまう、すると欠片が齧られる様に消えてしまう。
呆然としていた姫は気が付くとベットに入り眠っていた。
翌日、焼けるような熱さ等で目を覚ますと、辛辣な両親の言葉、兄からの軽蔑の目と言葉。そして別棟に連れられ魔法陣へと捨てられる。絶叫が咆哮となり炎となり別棟をもやし、気付くと魔の森に転移させられ、洞窟に。
異形を愛する姫の過去、待ち人とは誰か、孤独な城で待つ魔神姫の物語。
〘一応、1週間(日月火水木金土)のどれか一日に更新する予定です。例えば日曜投稿したら、次の日曜から土曜までに投稿する。土曜に投稿したら、次の土曜までに投稿する。という予定です。
1回に1話ではなく、1回に複数話も有り得ます。
2日連続もありますし、一日だけもあります。〙折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 23:26:46
3912文字
会話率:28%
竜王都のヒラ女官アイヴィの実家・下町の錠前屋に、魔法で外見を変えられ窮地に陥った親友が転がり込んで来た。宮廷陰謀のとばっちりを受けた親友を救うため、アイヴィは秘密裏に行動を開始する。
一方、エリート文官セフィルは、王都雑多トラブル対応のため
下町娘アイヴィとバディを組まされたのが気に入らないようで、常に不機嫌そうな顔。上流社交界の方で忙しそうだし、身分の高い綺麗な恋人も居るし。分かってはいるけどモヤモヤする。親友のピンチの件も胸に収めておいた方が…
ところが、余計な事に気付いたセフィルが、単身『毒ムカデの尖塔』へ乗り込もうとするアイヴィを追って来て…!?
青春ラブコメ風。ハラハラ&ドキドキ、高速アクション。
【ゴキブリ・ムカデ苦手な方はブラウザバック推奨!壮絶な大群に襲われる描写あり】
秋月忍様主催『男女バディ祭』参加作品/文字数:3万字まで/内容:男女がバディで活躍、焦れ必須、両片思い、ハッピーエンド、恋愛エンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 12:00:00
29180文字
会話率:37%
【第18回 ミステリーズ!新人賞 一次選考通過作品】
大学都市・オックスフォードの片隅で薬草店を営むオリヴィアの元には、准教授であり文筆家でもあるコナー氏をはじめ、今日も難有りの客がやってくる。
猫の酒場のずんぐり店主、斜向かいのパン
屋のいとけない幼女、あるいは町一番の仕立て屋のちぐはぐなおしどり夫婦。
ままならない人々の謎を紐解いた先で、オリヴィアはやがて己の問題と向き合うことになる。
果たして、彼女が下す決断とは――。
これは夢に臆した彼女と、夢を失った彼の、ささやかな日常の謎から紡がれる盛大な茶番劇である。
【1話完結型/全4話】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 10:00:00
30476文字
会話率:44%
大陸西北のロストール王国。その北の端に位置する地方領の町、ウラヌール。
この町は領府を中心に、碁盤目状に区画整理されていた。中央の高い尖塔が朝晩、時を告げる鐘を鳴らす。清潔で、のどかで、あたたかい心根の住人が集う町。
近年ロストー
ル王国内では『色なし』と呼ばれる、土地自体が色を失い、人はおろか動植物までもが生きる力を失う現象が起きていた。
ウラヌールもその影響で町は賑わいをなくし、人々からは笑顔が失われていた。
そんな異世界事情を知るはずもない、埼玉県に住む平凡……とは少々言えない家族がいた。
仕事運のない元占い師の父、お料理好きで細かいことを気にしないおおらかな母。本好きで、詩を書いたり歌ったリするのが大好きな、黒髪の少女。
新しい仕事先を探していた父が職安で示されたのは、羊皮紙に書かれた住み込み仕事の募集だった。
『町で、宿屋さんを営みませんか?』
家族の大切さ、友情の絆、繋がることで起きる奇跡の『力』。
主人公の少女と両親の三人が、移住先の異世界ロストール王国やウラヌールの町で出会う人々との触れ合いを通じて、様々な困難を乗り越えながら幸せを掴んでいく物語。
※ お知らせ
この作品には、過激でひどい暴力や性的表現・描写は出てきません。
しかしストーリー上必要であれば、許される範囲内で戦いや暴力表現も描きますし、性的表現を用いることもあります。
この作品は、登場人物それぞれの視点や考え方、思いなどがテーマを表現する上で重要になっており、各話ごと視点(語り手)が切り替わることがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-15 12:15:52
289424文字
会話率:27%
「言葉狩り」を生業とする少女がいた。
舞台は「言論都市アヴァロン」。世界でも珍しい、あらゆる言論活動が認められている自由都市だ。
だがしかし。この街には、言葉が力を「持ちすぎた」がゆえの苦悩がある。
放棄された「旧市街」から去
来すると言われている「言葉の化け物」の存在だ。
高層の尖塔やビルディングが林立する街に突然現れる、受け入れがたい異形。
少女はそれと戦う道を選んだ。
彼女いわく。
「確かに選んだけど!ここまでの災難に巻き込まれるなんて、聞いてない!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 14:06:51
25811文字
会話率:37%
夢見の物語。
2017年の初夢なのです、実は。
最終更新:2017-01-03 23:58:40
561文字
会話率:11%
灼熱の砂漠に囲まれた太陽の国と呼ばれる魔法使いたちの王国。そこでは天に二つの太陽が浮かび、王国全土が巨大な結界で覆われていた。無数の尖塔の下には貧民街と呼ばれる影の世界がはびこり、黒い魔女と死の騎士と呼ばれる不死身の化け物たちが秩序
を守っている。
しかし、その国で複雑に絡み合う無数の思惑に二人の少年少女が巻き込まれ、やがてそれは世界の命運を分かつ争いに発展する......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 21:00:00
863000文字
会話率:43%