死刑囚(未決)の未完の手記とそれを読んで曖昧な記憶を辿り執筆を始める、とある患者。それは果たして実際に起こった事件のミステリーとしての再現なのか? 単なる狂人の与太話か?
4作目の構想に苦しむ 尾崎諒馬=鹿野信吾は幼馴染の彼女の婚約パー
ティーに出席する。彼女の婚約者は近藤メディボーグの社長で、自社の保養施設の別荘でそのパーティは開催された。別荘は二階建ての母屋と別棟の離れから成り、間の小路にはライラックが紫の花を咲かせていた。その景色はかつて彼が習作として書こうとしたミステリー「針金の蝶々」の舞台に酷似している。
近藤社長は意味ありげな笑みを浮かべて鹿野信吾に離れの中を覗かせる。離れの中にはチープなお面が飾ってある。母屋に入ると立派な階段が現れ、そこで彼女が「いちりとせ」に誘う。旧友の水沼は「いちりとせ」は夜這いの歌だと言う。
その夜、胸騒ぎを覚えて部屋を出てみると、階段の踊り場にバケツを頭に被った「ブリキの花嫁」が……
果たして惨劇は起こるのか? 密室トリックは? 鹿野信吾は彼女を守れるのか?
AIと会話する藤沢元警部と謎の脳外科医尾崎凌駕。黒服、青服を従える近藤名誉会長。開かれる〇〇〇お茶会。
デビュー作「思案せり我が暗号」、二作目「死者の微笑」で伏線を張ったところもあるので、老脳に鞭打って実験的に公開を目指してみます。
まあ支離滅裂な変な小説かもしれませんが、そういう作風なので……
おかしなことをおかしく書く異様さ。
企みにあふれた挑戦的な作品。
2024/12/21 他所(カクヨム)であまりビューが伸びないので、こちらにもほぼ同じ作品を載せることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 08:11:03
155858文字
会話率:30%
遺体発見当時、容疑者はその現場にいなかった。その建物は万全のセキュリティで守られており、誰にも見つからずに出口から出ることはできなかった。最後の一文を読むまではミステリー小説。
最終更新:2024-10-21 07:00:00
632文字
会話率:0%
ある絵画コレクターが殺された。
捜査するのはベテラン警視と部下の警部。
孤立した屋敷。消えた凶器。
犯人は如何にして彼を銃殺したのか?
あなたにこの謎が解けるか。
読者諸君に挑む、驚愕の密室ミステリー。
最終更新:2024-08-15 07:00:24
4290文字
会話率:42%
登場人物の名前で完全にネタバレしているという、新感覚・推理小説! それでも、なぜか貴方は犯人をあてられないーー!
自称・名探偵のメイタンテーヌは、助手のフラグミール、知り合いのボンクラー警部補と共に、絶海の孤島に向かう。そこで遭遇したのは
、おそろしい首無し殺人事件だった。メイタンテーヌ達の努力もむなしく、第二、第三の事件が発生してしまう。犯人は以下の登場人物の、いずれかのようだが、、、メイタンテーヌは、そして貴方は、犯人の仕掛けた巧妙なトリックを見破ることができるだろうか。
◾️メイタンテーヌ・マヨエルホー
自称・名探偵。「迷」の方の迷探偵という説もある。
◾️ジョシュヤ・フラグミール
メイタンテーヌの助手を務める若い女性。メガネっ子。何かのフラグが立ったことを見破りがち。
◾️ボンクラー警部補
ゼッカイ島にたまたまバカンスでやって来た警部補。メイタンテーヌとは顔なじみ。
◾️スグシヌンジャナイ・コヤーツ
一年半前にゼッカイ島に移住してきた富豪。自身の邸宅でパーティを開く。
◾️イロケスゴイ・コヤーツ
スグシヌンジャナイの妻。色気がスゴイ。
◾️ミスリード・ヨウイン
美男のエリート弁護士。イロケスゴイと不倫関係にあると噂されている。
◾️ユクエ・フメイナル
コヤーツ家のパーティに似つかわしくない、みすぼらしい身なりの旅人。
◾️ツギノーギ・セイナル
島を訪れていた中年の画家。
◾️シン・ハンニン
島の神父。いつも温厚で笑顔を絶やさない。
まったく、あやしくない。
※作者注:この中に犯人がいます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 18:10:00
42534文字
会話率:48%
娘の十歳の誕生日、戸塚警部は普段より早めに警察署を出る。用意したプレゼントを渡さねばならない。いつも馬車馬のように働いているのだ。一年に一回、今日くらいはなんの問題がおきなくてもよいではないか! 警部はそう願っていた。
しかしーー
「
警部、コロシです! コロシですよ、警部。しかも場所はあの……あれ、もしもし。もしもーし! 警部?」
戸塚警部は娘の誕生会に間に合うことがてぎるのか?
短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 18:55:32
4342文字
会話率:37%
全長九メートルの千手観音の磨崖仏を祀る群馬県の大本寺でふたつの「足跡のない殺人」が発生した。ひとり目は、ぬかるみの中で絞殺され、六条の溝が掘られており、それはまるで「千手観音」を彷彿とさせる外見だった。ふたり目は「空洞の大銀杏」の中に体を折
りたたまれて、体育座りの状態で、収納されていた。この謎に挑むのは、名探偵羽黒祐介、鬼警部根来、天正院大学の民俗学教授胡麻博士の三人だった。名探偵羽黒祐介シリーズの短編本格ミステリ小説。(約十話一週間以内に完結予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 17:28:23
32553文字
会話率:48%
「天狗の鼻が突き出すところ…」祖父の残した暗号を解き明かして、孤島・青月島に隠された埋蔵金を発見した人間だけが、埋蔵金を全額相続できるという。
名探偵の羽黒祐介と根来警部が立ち会うも、迎えの船が来ない状況下(クローズドサークル)で、凄惨な
連続殺人が巻き起こってしまう。
根来警部の娘にして本シリーズのヒロイン、すみれが初登場する。すみれは父の安否を心配し、奔走するが……?
密室殺人、アリバイトリック、ダイイングメッセージの謎。名探偵 羽黒祐介シリーズの長編ミステリー第二弾!
※この作品から読まれても一向に問題ありません。さあ、皆さんも無事に孤島から脱出しましょう!
【こちらは名探偵 羽黒祐介シリーズの旧三部作の完全改訂版になります】2023年版
オリジナルバージョン(旧作)……2017年
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:23:14
131136文字
会話率:43%
赤沼家の令嬢琴音が、城のバルコニーの鉄柵に首をくくってから、一年あまりがたった冬のこと。赤沼家の邸宅に、Mの怪人を名乗る人物から謎の殺人予告状が届き、その内容通りに、赤沼家の人々が、一人また一人と不可解な死を遂げてゆく。雪降る夜、銀色の仮面
をつけた怪人が出現し、赤沼家の当主重五郎は喉笛を掻き切られ、殺害現場のアトリエの周囲には怪人が脱出した足跡がなかった。雪の密室殺人と毒殺トリックの謎。その時、美少女は何を想う。この謎に挑むのは、史上最高の美男子、私立探偵の羽黒祐介だった。
名探偵 羽黒祐介シリーズの長編本格ミステリー第一弾!
【名探偵 羽黒祐介シリーズの旧三部作の完全改訂版になります】2022年版折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 18:25:16
153462文字
会話率:50%
Q大ミステリ研究会部員の松本勇次郎と原口雲雀は,社会人サークル「ミステリ同人F」との合同での缶詰合宿に参加することに。同人F側の主催者である一ノ瀬大悟の招きで明治期に建てられた洋館を訪れた2人だったが,夕餉の直前とある合宿参加者の宿泊する部
屋に白い百合の花が張り付けられるというハプニングが起きる。当初は参加者の誰かが仕掛けた「推理ゲーム」の犯行予告と思われたが......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 20:00:00
96065文字
会話率:58%
これはどこかの大学でのお話。
とある大学校内にある一室、冬の寒い日に吸い寄せられるように若者達が集まってきた。
部屋のドアには「ミステリー研究会、略してミス研」と手書きで書かれた紙が貼ってある。
ミス研のメンバーは集まると、緩い空気の中で一
つの議題について語り合う事になる。
今回の議題は「密室トリック」について……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 16:00:00
8677文字
会話率:61%
「鍵のかかった部屋で起きた殺人事件。その謎、私が1時間で解き明かしてみせよう」
「自分この後バイトなんで30分でいいっすか」
最終更新:2024-02-03 15:00:00
2715文字
会話率:71%
自殺した男が蘇生された。
世界中がそのニュースに釘付けとなった。男の名はハイジ。ハイジの蘇生に世界が注目した理由は、その自殺が十年前だったからだ。
十年前に起きた全世界同時多発集団自殺事件。通称ハコブネ。十二万人が一夜にして亡くなり、
八万人が後を追ったこの事件は、未だ解決されていない。二十万人もの死者を出しながら、未解決事件の真相を知る可能性のある男の蘇生に、世界中が注目したのだ。
ネイビィ・ネオンもその一人だった。
ネオンは、ハイジの言葉を待った。医師によると、意識が戻るまでは、一週間は掛かるとのことだった。だが、ハイジの蘇生から三日後、新たなニュースが世界を駆け巡った。
それは眠っているはずのハイジの誘拐事件だった。
ハコブネの真相を知る為に、ハイジの行方を追うネオン。隣人のホワイト・ベルと共に、ハイジの誘拐事件の真相に迫る。
そして明らかになる密室と神隠し。ハイジは密室の中、突然、消えていた。不可能と思われる事件に挑むネオン。密室のトリックの謎と犯人の目的は?
そして、不可解な事件の真相は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 21:00:00
135946文字
会話率:32%
僕は何者かに襲われて瀕死になったが、記憶を失うこととひきかえに、現実をノベルゲームのようにやり直す能力を手に入れた。
自分への殴打事件を調査するうちに、自殺に偽装して、密室で女子生徒が殺された。
彼女を殺した犯人は誰なのか。
選択肢を次々と
クリアしていき、ヒントを得て、僕は真相に近づいていく。
※この物語はプロローグを含む全11話で完結します(執筆済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 12:03:47
22634文字
会話率:46%
推理小説ブーム最盛期が過ぎ去り、目が肥えた読者によって、推理小説は大きく2つに分けられた。1つは事件自体に大きなトリックがなく、複数ある容疑者候補の中から1人の犯人を特定するというもの。もう1つはトリックが使用される事件で、トリックを解読す
ることで犯人を特定するというものである。世間は後者を大きく評価し、推理小説からトリックのみを抽出して、『謎』と題して販売されるようになった。あの日出会った少女も謎売りであった。しかし、少女の『謎』は「叙述トリック」を主とする独特のものだった。この物語は俺が少女の少し変わった『謎』を買って一つずつ解き明かしていく短編ミステリー集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 05:00:00
24888文字
会話率:37%
ぼくの奥さんは、デビューしたてのほやほやの作家だ。
夫婦で温泉宿に籠り、しっぽり執筆活動開始――か?
「……もう、ダメ。密室殺人のトリックが、なんにも思いつかない」
いやいや、きみはほっこり系の物語作家だよね?
奥さんの作風変更には
、かわいい理由が隠されていて……。
仲良し夫婦の温泉執筆日記。
「密室、来い!」
◇夫婦ものが好きな方、さっくりよめる短編です。
他の投稿サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 18:06:55
1498文字
会話率:45%
時は大正、東京東部。人も少なし片田舎。
密室の怪に巻き込まれたるは平の名家の才ある令嬢。
殺されたるは名家本多家嫡男、本多太助。
百貫の死体はどのようにして密室に現れたるか。
いかにして犯人は煙のように消え失せたるか。
最後に明かされる
事実に、ようやく、あなたはすべてを理解することにございましょう。
【諸注意】
硬派なミステリ短編。
春の推理2022『桜の木』参加作品。
2万字くらい。5/2全話投稿予定。
長距離移動や、ちょっとしたお時間のある時にどうぞ。
色々調べてあるかのごとく書いてますが時代考証は適当です。
人物名も存在する名前ですが、完全にフィクションです。
ある意味派手なトリックですので、被ってたり、何かミスってたりしたらごめんなさい。
他作品『異世界転生したのでパンデミックしてみようとおもいます』絡みでいらっしゃられた方へ。
やり口は『いせパン』で何度かやった手口の亜種ですが、ファンタジーでもコミカルでもありませんのでご注意。
短いので我慢して読んでいただければ幸いです。
ミミ公折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 21:02:10
19310文字
会話率:49%
実体験をコントにしてみました!
最終更新:2022-03-09 22:46:17
1893文字
会話率:100%
久しぶりのエッセイジャンルの投稿です。
最終更新:2021-12-29 00:00:00
966文字
会話率:0%
日本で暮らしていた前世を持つルビアナは、乙女ゲームで言うところの悪役令嬢ポジション。
不本意ながら、第一王子ミハエルの婚約者の侯爵令嬢に生まれ変わった。
この世界が乙女ゲームではないと結論付けたにも関わらず、なぜか起こる卒業パーティーでの婚
約破棄と断罪劇。
ルビアナによる反撃で、ミハエル王子は失脚。ざまあ終幕するはずが、思いもよらない展開をみせる。
順当に双子の第二王子ジョシュエルが王太子になるはずが、しかし王位継承権を失ったミハエル王子に、復権する可能性が浮上した。
王宮混乱の中、さらに事態が混迷する発言がミハエルから飛び出し、王妃の浮気が発覚。
「僕が父上の子ではない以上…このまま城にいることは出来ません…」事実を知った王子の予想外の行動とは。
そして、王宮で起きた密室での殺人事件。呼び出されたルビアナは叫ぶ。「ちょっと!ジャンル違う!これ異世界【恋愛】だから!」
誰が次期国王に選ばれるのか?
そして恋愛ジャンルに戻ることができるのか?果たして結末は…。
長い短編にお付き合いください。(←矛盾)
※推理ものではありません。トリックや謎解きは期待しないでください。
基本コメディ。シリアスさんがいるかもしれませんが、人によりシリアスさんは気のせいかもしれません。
密室殺人とありますが、流血表現はないです。暴力表現はなくはないですが、ほぼ無いに等しいかと思います。
ルビアナがたまにメタ発言をしてますが、そこはスルーでお願いします。無断転載禁止です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 00:00:00
33094文字
会話率:19%
エレベータに閉じ込められ不安な私に、気を紛らわすように友人が話してくれたのは、かつて密室で友人と賭けをした話だった。
最終更新:2021-12-28 22:41:12
9641文字
会話率:49%
なろうラジオ大賞3ッ!!1000文字以内ッ!!説明不要ッ!!
最終更新:2021-12-24 18:00:00
1000文字
会話率:71%
『なろうラジオ大賞3』で指定されたキーワードで小ネタを書きました!
合計14の小ネタをお楽しみあれ!
最終更新:2021-12-20 22:35:47
698文字
会話率:8%
サーファーの家での殺人。
事件は、ギリシャで見つかったと言われているオーパーツの鏡が飾られる密室でおこった。
絞殺されていたのは、美人妻。
名探偵『雪だるま』氏が謎解く迷宮入り事件とは・・・。
最終更新:2021-12-16 00:00:00
1000文字
会話率:16%